JP2016086878A - バルーンカテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】バルーンの反りを抑制することができるバルーンカテーテルを提供する。【解決手段】バルーンカテーテル10は、バルーン14と、バルーン14の基端部に接合された外側シャフト11と、その外側シャフト11の内部とバルーン14の内部とに跨がって挿通されているとともにバルーン14の先端側に接合された内側シャフト12とを備える。内側シャフト12は、コアワイヤ18を有している。コアワイヤ18は、その軸線方向の一部が、同方向に螺旋状に巻回されることにより形成されたコイル部35となっている。このコイル部35は軸線方向への伸縮が可能とされている。【選択図】 図2

Description

本発明は、バルーンカテーテルに関する。
従来から、PTA(経皮的血管形成術)やPTCA(経皮的冠動脈形成術)といった治療等においては、バルーンカテーテルが用いられている(例えば特許文献1参照)。バルーンカテーテルは、カテーテルシャフトと、そのカテーテルシャフトの遠位端側に設けられたバルーンとを備える。バルーンカテーテルでは、血管内に生じた狭窄箇所又は閉塞箇所にバルーンを導入し、そのバルーンを径方向に拡張(膨張)させることで当該箇所の拡張を行うものとなっている。
バルーンカテーテルでは、カテーテルシャフトが、外側シャフトと、外側シャフトの内部に挿通される内側シャフトとを備えて構成されている。外側シャフトの先端部にはバルーンの基端部が接合されている。この場合、外側シャフトの内腔を通じて圧縮流体を流通させることでバルーンが膨張又は収縮するようになっている。
内側シャフトは、外側シャフトよりも先端側に延出させて設けられており、その延出部分がバルーンにより外側から覆われた状態となっている。内側シャフトは、その先端側がバルーンの先端部に接合されており、その基端部が外側シャフトの途中位置等に接合されている。
特開2008−237844号公報
ところで、バルーンはその膨張時において、径方向だけでなく軸線方向にも伸長(拡張)することが考えられる。ここで、上述したように、バルーンはその基端部が外側シャフトに接合されているため、軸線方向に伸長する際には外側シャフトに対して先端側に向けて伸長しようとする。その一方で、バルーンの先端部には内側シャフトが接合され、その内側シャフトは基端部において外側シャフト等に接合されているため、バルーンが先端側へ向けて伸長しようとしても、バルーンの先端部が先端側へ変位することが内側シャフトによって規制されている。そのため、この場合、バルーンがバナナ状に反ってしまうことが想定され、バルーンの反りに伴う血管の損傷といった不都合の発生が懸念される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、バルーンの反りを抑制することができるバルーンカテーテルを提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、第1の発明のバルーンカテーテルは、流体を利用して膨張又は収縮されるバルーンと、前記バルーンの基端部に接合され、内部に前記流体が流通する外側シャフトと、前記外側シャフトの内部と前記バルーンの内部とに跨がって挿通され、前記バルーンの先端部に接合された内側シャフトとを備え、前記内側シャフトは、前記バルーンとの接合部よりも基端側に、軸線方向へ伸長可能な伸長部を有することを特徴とする。
本発明によれば、内側シャフトが、バルーンとの接合部よりも基端側に軸線方向へ伸長可能な伸長部を有している。この場合、バルーンの膨張に際し、バルーンが軸線方向に伸長すると、すなわちバルーンが外側シャフトに対して先端側へ向けて伸長すると、バルーンの先端部に接合された内側シャフトがバルーンにより先端側へと引っ張られ、それにより内側シャフトの伸長部が軸線方向に伸長する。つまり、この場合、伸長部が伸長することで、内側シャフトにおけるバルーンとの接合部が先端側へと変位するため、バルーンに反りが発生するのを抑制することができる。
第2の発明のバルーンカテーテルは、第1の発明において、前記伸長部は、弾性変形により前記軸線方向に伸縮可能な伸縮部であることを特徴とする。
本発明によれば、伸長部が弾性変形により軸線方向へ伸縮可能な伸縮部となっているため、バルーンの膨張に伴い伸縮部が軸線方向に伸長した後、バルーンを収縮させると伸縮部が自己の弾性力(復帰弾性力)により軸線方向に収縮し元(膨張前)の長さに戻る。この場合、伸縮部の長さが元の長さに戻ることで、バルーンの軸線方向の長さも元の長さへと戻り、ひいてはバルーンが元(膨張前)の収縮状態へと戻る。これにより、バルーンを膨張させた後にバルーンを収縮(再収縮)させて体内から引き抜く際には、バルーンを元(膨張前)の収縮状態に戻して引き抜くことができるため、バルーンを体内から引き抜く際の操作性が低下するのを抑制することができる。
第3の発明のバルーンカテーテルは、第2の発明において、前記伸縮部は、前記内側シャフトを構成する線材が前記軸線方向に螺旋状に巻回されることで形成されたコイル部であることを特徴とする。
本発明によれば、内側シャフトを構成する線材(例えば金属製の線材)が軸線方向に螺旋状に巻回されることでコイル部が形成されており、そのコイル部により伸縮部が構成されている。この場合、伸縮部を柔軟性の高い材料(例えばゴム材料等)により形成する場合と比べて、剛性が著しく低下するのを回避しながら伸縮部を形成することができる。
第4の発明のバルーンカテーテルは、第1乃至第3のいずれかの発明において、前記伸長部は、前記バルーンよりも基端側に配置されていることを特徴とする。
内側シャフトにおいて伸長部は、上述したコイル部のように径方向の寸法が大きくなることが考えられる。そのため、かかる伸長部がバルーン内に配置されると、バルーンの収縮時におけるバルーン径が増大し、体内におけるバルーンの通過性が低下するおそれがある。その点本発明では、伸長部がバルーンよりも基端側に配置されているため、バルーンの通過性の低下を回避しながらバルーンの反りを抑制することができる。
第5の発明のバルーンカテーテルは、第4の発明において、前記外側シャフトは、その基端側の部分がそれよりも先端側の部分と比べて拡径された拡径部となっており、その拡径部の内部に前記伸長部が配設されていることを特徴とする。
本発明によれば、外側シャフトにおける基端側の部分に拡径部が設けられており、その拡径部の内部に伸長部が配設されている。この場合、伸長部の径方向への寸法が上述したコイル部のように大きくなっている場合でも、伸長部を外側シャフトの内部(換言するとバルーンよりも基端側)に配設することが可能となる。また、拡径部は外側シャフトにおいて基端側に設けられているため、外側シャフトの体内への導入時には拡径部を体内に導入しないようにすることができる。これにより、外側シャフトの挿通性の低下を回避しながら、伸長部を外側シャフトの内部に配設することが可能となる。
第6の発明のバルーンカテーテルは、第5の発明において、前記伸長部は、前記拡径部において先端側に配置されていることを特徴とする。
ところで、バルーンの軸線方向への伸長に伴い、伸長部が伸長する際には、内側シャフトにおいて伸長部よりも先端側の部分が先端側へ変位することになるため、内側シャフトの上記先端側部分が外側シャフトの内周面と摺動する場合が考えられる。その場合、その摺動の際の抵抗によって上記先端側部分の変位が円滑になされない場合が想定される。特に、伸長部が内側シャフトにおける基端側の拡径部に配設されている上記第5の発明の構成では、上記先端側部分の長さが長くなるため、その変位が円滑になされない事態が生じ易いと考えられる。この場合、伸長部の伸長機能が好適に発揮されないおそれがある。
そこで本発明では、この点に鑑みて、伸長部を拡径部において先端側に配置している。この場合、拡径部に伸長部を配設する構成にあって、上記先端側部分の長さを極力短くすることができるため、かかる先端側部分が外側シャフトの内周面と摺動する際の摺動抵抗を低減させることが可能となる。このため、かかる構成にあっても、伸長部の伸長機能を好適に発揮させることが可能となる。
第7の発明のバルーンカテーテルは、第1乃至第6のいずれかの発明において、前記バルーンの外周側にて前記バルーンを前記軸線方向に跨いで設けられ、かつ前記バルーンの周方向に所定の間隔で複数配置された線状部材を備え、前記各線状部材はそれぞれ、その基端部が前記外側シャフトに装着され、その先端部が前記内側シャフトにおいて前記バルーンよりも先端側に延出した延出部に装着されていることを特徴とする。
本発明によれば、バルーンの外周側に複数の線状部材が設けられているため、バルーンの膨張に際し、それらの線状部材をバルーンにより体内の管壁に押し付けて管壁に食い込ませることができる。そのため、それらの線状部材をバルーンの膨張時における滑り止めとして機能させることができる。ここで、このような構成にあって、バルーンに反りが発生すると、各線状部材がバルーンの外周側において当該バルーンが反っている側とは反対側に集約する等して、バルーン周りに所定の間隔で配置されなくなるおそれがある。その場合、線状部材による滑り止めの機能を好適に発揮させることができなくなるおそれがある。その点本発明では、かかる構成に上記第1の発明を適用しているため、バルーンに反りが発生することが抑制され、その結果線状部材による滑り止めの機能を好適に発揮させることが可能となる。
第8の発明のバルーンカテーテルは、第7の発明において、前記延出部には、その先端から基端側へと延びるガイドワイヤ用のルーメンが形成されており、前記ルーメンは、その基端側の開口部が前記延出部の外周面にて開口されており、前記バルーンの外周面上において前記周方向の位置が前記開口部と同位置となる部位を開口側部位とした場合に、その開口側部位を挟んで前記周方向に隣り合う前記線状部材同士の間隔が、前記開口側部位を挟まずに前記周方向に隣り合う前記線状部材同士の間隔よりも大きくなっていることを特徴とする。
ガイドワイヤ用のルーメンがバルーンよりも先端側の延出部に形成されている場合、ルーメンの基端側の開口部は延出部の外周面にて開口される。この場合、ガイドワイヤは、その開口部を通じてルーメンから基端側に導出され、バルーンの外周面上にてバルーンを軸線方向に跨いで配設されることになる。詳しくはこの際、ガイドワイヤは、バルーンの外周面上にて周方向の位置が上記開口部と同位置となる部位(開口側部位)に配設されると考えられる。
その一方で、バルーンの外周側には複数の線状部材が設けられている。これらの線状部材はバルーンの外周面上においてガイドワイヤと干渉しないように配設される必要がある。そのため、各線状部材のうち、上記開口側部位を挟んで周方向に隣り合う2つの線状部材については大きな間隔をあけて配置されることが考えられる。しかしながら、そうすると、線状部材全体が周方向に偏って配置されることになるため、上述したバルーンの反りの問題が生じ易くなるおそれがある。その点本発明では、このような構成に第1の発明を適用しているため、各線状部材とガイドワイヤとの干渉を回避しながら、バルーンの反りを好適に抑制することができる。
バルーンカテーテルの構成を示す全体側面図。 (a)がバルーンカテーテルの構成を示す縦断面図であり、(b)が図1のA−A線断面図である。 コイル部の作用を説明するための縦断面図であり、(a)がバルーンの収縮状態を示し、(b)がバルーンの膨張状態を示している。 伸縮部の別形態を示す正面図。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1はバルーンカテーテルの構成を示す全体側面図である。図2は(a)がバルーンカテーテルの構成を示す縦断面図であり、(b)が図1のA−A線断面図である。なお、図2(a)及び(b)では、バルーンの膨張状態を示している。
図1及び図2(a)に示すように、バルーンカテーテル10は、外側シャフト11と、外側シャフト11の内部に挿通された内側シャフト12と、それら各シャフト11,12の基端部(近位端部)に取り付けられたハブ13と、各シャフト11,12の先端側(遠位端側)に取り付けられたバルーン14とを備えている。
外側シャフト11は、樹脂材料により形成されており、例えばポリアミドエラストマにより形成されている。外側シャフト11は、その内部に軸線方向全域に亘って延びる内腔11aを有している。この内腔11aはバルーン14内に通じているとともに、ハブ13の内部に通じている。
外側シャフト11は、その基端側の部分がそれよりも先端側の部分と比べて内径及び外径ともに拡径された拡径部16となっている。拡径部16は、外側シャフト11においてその基端部を含む所定範囲に亘って形成されている。すなわち、拡径部16は、外側シャフト11においてその基端部から当該基端部よりも所定寸法Lだけ先端側の位置までの範囲に亘って形成されている。本実施形態では、上記所定寸法Lが5mm〜300mmに設定されている。
なお、外側シャフト11は、必ずしも軸線方向全域に亘って同じ材料で形成する必要はなく、例えば異なる材料からなる複数のチューブを軸線方向に連結することにより形成してもよい。この場合、外側シャフト11を構成する各チューブのうち、基端側のチューブを剛性の比較的高い金属材料により形成し、先端側のチューブを剛性の比較的低い樹脂材料(ポリアミドエラストマ)により形成することが考えられる。
内側シャフト12は、コアワイヤ18と、そのコアワイヤ18の先端側に接合された先端チップ19とを有する。コアワイヤ18は、金属製の線材により形成されており、具体的にはステンレス製の線材により形成されている。コアワイヤ18を構成する線材18aは、その横断面が円形状をなしており、軸線方向全域に亘って外径が一定とされている(より詳しくは先端部のみ先細りしている)。コアワイヤ18(線材18a)の外径は、外側シャフト11(詳しくは外側シャフト11における拡径部16よりも先端側の部分)の内径よりも小さくなっている。したがって、コアワイヤ18の外周面と外側シャフト11の内周面との間には所定の隙間が形成されている。また、コアワイヤ18は、その基端部においてハブ13に対して固定されている。
なお、コアワイヤ18は、ステンレス以外の材料により形成してもよく、例えばニッケルチタン合金等の超弾性合金により形成してもよい。また、コアワイヤ18を、基端側から先端側に向けて外径が段階的に又は連続的に小さくなるように形成してもよい。
先端チップ19は、柔軟性を有する樹脂材料により形成されている。先端チップ19は、その内部に基端側に向けて開口された孔部25を有している。この孔部25にはコアワイヤ18の先端部が挿入されており、その挿入状態で先端チップ19とコアワイヤ18とが互いに接合されて一体化されている。
内側シャフト12は、その一部が外側シャフト11よりも先端側に延出しており、その延出された領域を外側から覆うようにしてバルーン14が設けられている。バルーン14は、熱可塑性のポリアミドエラストマにより形成されている。但し、バルーン14は、ポリエチレンやポリプロピレン等その他の熱可塑性樹脂により形成されていてもよい。
バルーン14は、その基端部に外側シャフト11の先端部が接合された基端側接合部21を有しており、その先端部に内側シャフト12の先端側が接合された先端側接合部22を有している。基端側接合部21の内側には外側シャフト11の先端部が挿入されており、その挿入状態で基端側接合部21と外側シャフト11とが互いに接合されている。また、先端側接合部22の内側には内側シャフト12が挿通されている。具体的には、先端側接合部22の内側には、内側シャフト12におけるコアワイヤ18と先端チップ19との接合部分が配置されている。この場合、先端側接合部22と先端チップ19とコアワイヤ18との3者が径方向に互いに重なり合っており、その重なり状態でこれら3者18,19,22が熱溶着により接合されている。また、この接合状態で先端チップ19の基端部は先端側接合部22の基端部とほぼ同位置にある。
バルーン14は、上記各接合部21,22の間に膨張及び収縮が可能な膨張部23を有している。膨張部23は、円筒部23aと、その円筒部23aの軸線方向両側に設けられた一対のテーパ部23b,23cとを有している。円筒部23aでは膨張部23(バルーン14)の外径が最大となっており、各テーパ部23b,23cではそれぞれ円筒部23aから離れるにしたがって外径が徐々に小さくなっている。
バルーン14の内部は外側シャフト11の内腔11aを介してハブ13と連通している。この場合、ハブ13を介して供給される圧縮流体が外側シャフト11の内腔11aを通じてバルーン14内に供給されるようになっている。したがって、この内腔11aは圧縮流体を流通させる流体ルーメンとして機能するものとなっている。外側シャフト11の内腔11aを通じてバルーン14内に圧縮流体が供給されるとバルーン14は膨張状態となる。一方、内腔11aに対して陰圧が付与されて圧縮流体がバルーン14内から排出されるとバルーン14は収縮状態となる。
なお、バルーン14は周方向に複数の羽を有する複数羽式(具体的には3枚羽式)に形成されている。バルーン14の収縮状態においてはそれら複数の羽が形成されるようにバルーン14の膨張部23が折り畳まれ、さらにそれら複数の羽が内側シャフト12に対して軸周りに巻きついた状態となる。
内側シャフト12はバルーン14よりも先端側に延出しており、その延出した部分にはガイドワイヤGを挿通可能なガイドワイヤルーメン27が形成されている。ガイドワイヤルーメン27は、先端チップ19に形成されており、詳しくは先端チップ19においてコアワイヤ18よりも先端側に形成されている。ガイドワイヤルーメン27は、軸線方向に延びるように形成されており、その先端開口27aが先端チップ19の先端面にて開口され、基端開口27b(基端側の開口部に相当)が先端チップ19の外周面19aにて開口されている。この場合、基端開口27bは、先端チップ19の径方向(軸線方向と直交する方向)外側に向けて開口されている。
ガイドワイヤGは、先端開口27aを介してガイドワイヤルーメン27に導入され、基端開口27bを介してガイドワイヤルーメン27から基端側へ導出されるようになっている。ガイドワイヤルーメン27から導出されたガイドワイヤGは、バルーン14の外周面上にて周方向における基端開口27bの開口側と同じ側で軸線方向に沿って配設される(図2(b)参照)。
内側シャフト12(詳しくはコアワイヤ18)におけるバルーン14の内側部分には、一対の造影環29が取り付けられている。造影環29は、X線投影下においてバルーン14の視認性を向上させ、目的とする治療箇所へのバルーン14の位置決めを容易とするためのものである。
バルーン14の外周側には複数(具体的には3つ)のエレメント31(線状部材に相当)が設けられている。これら各エレメント31は、弾性を有する樹脂材料により線状に形成されており、具体的にはポリアミド樹脂により形成されている。エレメント31は、その横断面が三角形状をなしている。エレメント31は、三角形状の一辺がバルーン14の外周面上に位置し、三角形状の一の角がバルーン14の外周面から外方に突出した状態で配置されている。なお、各エレメント31は、必ずしも横断面で三角形状をなしている必要はなく、横断面で円形状や四角形状等その他の形状をなしていてもよい。
各エレメント31は、バルーン14を軸線方向に跨いで設けられている。各エレメント31は、その基端部が基端側の装着部材32を介して外側シャフト11に装着されており、その先端部が先端側の装着部材33を介して内側シャフト12に装着されている。基端側の装着部材32は、樹脂材料により形成されており、外側シャフト11を囲む円筒状をなしている。装着部材32は、外側シャフト11におけるバルーン14よりも基端側に設けられており、バルーン14に対して近接させて配置されている。装着部材32は、その配置状態で外側シャフト11の外周面に熱溶着により接合されている。また、装着部材32の外周面には、各エレメント31の基端部が熱溶着により接合されている。
なお、装着部材32を、外側シャフト11に対して接合(固定)せずに、外側シャフト11に対して移動可能に配置してもよい。
先端側の装着部材33は、樹脂材料により形成されており、内側シャフト12を囲む円筒状をなしている。装着部材33は、内側シャフト12におけるバルーン14よりも先端側に設けられており、バルーン14に対して近接させて配置されている。装着部材33は、その先端側のみが内側シャフト12(詳しくは先端チップ19)の外周面に接合されており、その基端側については内側シャフト12の外周面に対して離間して配置されている。そして、装着部材33における基端側の内側面には各エレメント31の先端部が熱溶着により接合されている。
各エレメント31は、図2(b)に示すように、バルーン14の周方向に所定の間隔で配置されている。詳しくは、各エレメント31は、バルーン14の周方向に90°間隔で配置されている。この場合、各エレメント31のうちいずれか2つのエレメント31a,31bについては周方向に180°の間隔をおいて隣り合って配置されている。それら2つのエレメント31a,31bは、バルーン14上において周方向の位置が基端開口27bと同位置となる部位(以下、開口側部位39という)を挟んで周方向に隣り合っており、それら周方向に隣り合う2つのエレメント31a,31bの間の中央部に開口側部位39が位置している。したがって、バルーン14上に配置された各エレメント31a,31b,31cのうち、開口側部位39を挟んで周方向に隣り合う2つのエレメント31a,31bの間の間隔が、開口側部位39を挟まずに周方向に隣り合う2つのエレメント31a,31c(31b,31c)の間の間隔よりも大きくなっている。
バルーン14上において開口側部位39には、バルーン14を軸線方向に跨ぐようにしてガイドワイヤGが配設されるようになっている。この場合、ガイドワイヤGは、大きな間隔をおいて隣り合う2つのエレメント31a,31bの間に配設され、詳しくはそれら2つのエレメント31a,31bの間の中央部に配設されるようになっている。したがって、各エレメント31a〜31cとガイドワイヤGとはバルーン14の外周面上にて周方向に90°間隔(等間隔)で配置されるようになっている。
上記のように、バルーン14上に各エレメント31a〜31cが配設されることで、これらエレメント31a〜31cとガイドワイヤGとがバルーン14上で干渉することが回避されている。なお、バルーン14上における各エレメント31の配置間隔や個数は必ずしも上述したものに限定されることなく、任意であってよい。
ところで、本バルーンカテーテル10では、内側シャフト12の一部に軸線方向に伸縮可能な伸縮部が設けられている。本バルーンカテーテル10は、この伸縮部が設けられている点に特徴を有しており、以下においてはその伸縮部の構成について説明する。
図2(a)に示すように、内側シャフト12のコアワイヤ18は、当該ワイヤ18を構成する線材18aの一部が、内側シャフト12の軸線方向に沿って螺旋状(コイル状)に巻回されており、その巻回された部分がコイル部35となっている。このコイル部35は、弾性変形により軸線方向に伸縮可能とされており、伸縮部に相当するものである。図2(a)では、かかるコイル部35の伸長状態が示されており、後述する図3(a)にはコイル部35の収縮状態が示されている。
コイル部35は、コアワイヤ18を構成する線材18aが密着巻き(密巻き)されることにより形成されている。具体的には、コイル部35は、軸線方向への引張力が付与されていない自然状態において密巻き状態とされている(図3(a)参照)。この密巻き状態では、コイル部35において軸線方向に隣接する線材18a同士が互いに接触(密着)した状態にある。
なお、コイル部35は必ずしも自然状態において密巻き状態とされる必要はなく、粗巻き状態とされていてもよい。つまり、コイル部35において軸線方向に隣接する線材18a同士の間に隙間が存在していてもよい。
コイル部35は、外側シャフト11の拡径部16の内部(内腔11a)に配置されている。詳しくは、コイル部35は、拡径部16において先端側に配置されており、より詳しくは拡径部16の先端部付近に配置されている。コイル部35は、その外径D1(図3(a)参照)が外側シャフト11における拡径部16よりも先端側の領域の内径D2よりも大きくなっている(D1>D2)。また、コイル部35の外径D1(コイル径)は拡径部16の内径D3よりも小さくなっている(D1<D3)。したがって、コイル部35が拡径部16の内部に配設された状態では、コイル部35の外周面と拡径部16の内周面との間に所定の隙間37が存在している。ちなみに、拡径部16内におけるコイル部35の配設部位では、この隙間37とコイル部35の内側とを通じて流体が流通するようになっている。
続いて、コイル部35の作用について図3を用いながら説明する。図3はコイル部35の作用を説明するための縦断面図であり、(a)がバルーン14の収縮状態を示しており、(b)がバルーン14の膨張状態を示している。
図3(a)に示すように、バルーン14の収縮状態においては、コイル部35が自然状態すなわち収縮状態(縮んだ状態)とされている。この場合、バルーン14の軸線方向の長さがL1となっており、コイル部35の軸線方向の長さがL2となっている。
バルーン14内に圧縮流体が導入されると、図3(b)に示すように、バルーン14が膨張状態となる。このバルーン14の膨張に際して、バルーン14は径方向に拡張することに加え、軸線方向にも拡張(伸長)する。この場合、バルーン14は、軸線方向にΔLだけ伸長し、軸線方向の長さがL3となる(L3−L1=ΔL)。
具体的には、バルーン14は軸線方向への伸長に際し、外側シャフト11に対して先端側へ向けてΔLだけ伸長する。そして、かかるバルーン14の伸長に伴いバルーン14の先端部に接合された内側シャフト12(コアワイヤ18)がバルーン14により先端側へと引っ張られ、それによりコアワイヤ18のコイル部35が軸線方向に伸長する。詳しくは、コイル部35がバルーン14の軸線方向への伸び量ΔLと同じ長さだけ伸長し、コイル部35の軸線方向の長さがL4となる(L4−L2=ΔL)。つまり、この場合、コイル部35が軸線方向に伸長することで、内側シャフト12におけるバルーン14との接合部分が先端側に向けてΔL(バルーン14の伸び量分)だけ変位するため、バルーン14に反りが発生するのを抑制することができる。
その後、バルーン14内から圧縮流体が排出されると、バルーン14は再び収縮状態となる。バルーン14が収縮状態になると、コイル部35に作用していたバルーン14による軸線方向への引張力がなくなるため、コイル部35は自己の弾性力(復帰弾性力)に基づいて軸線方向に収縮する。これにより、コイル部35は自然状態へと復帰し、軸線方向の長さが元(バルーン膨張前)の長さL2に戻る。また、コイル部35の長さが元の長さL2に戻ることで、バルーン14の軸線方向の長さも元の長さL1へと戻る。したがって、この場合、バルーン14は、元(膨張前)の収縮状態(図3(a)の状態)へと戻る。
次に、バルーンカテーテル10の使用方法について簡単に説明する。
先ず血管内に挿入されたシースイントロディーサにガイディングカテーテルを挿通し、ガイディングカテーテルの先端開口部を冠動脈入口部まで導入する。次いで、ガイドワイヤGをガイディングカテーテルに挿通し、その挿通したガイドワイヤGを冠動脈入口部から狭窄箇所などの治療部位を経て抹消部位まで導入する。
続いて、ガイドワイヤGに沿わせてバルーンカテーテル10をガイディングカテーテルに導入する。バルーンカテーテル10の導入の際、外側シャフト11については拡径部16よりも先端側の部分のみをガイディングカテーテル内に導入し、拡径部16についてはガイディングカテーテル内(ひいては体内)に導入しないようにする。バルーンカテーテル10をガイディングカテーテルに導入した後、押引操作を加えながらバルーン14を治療部位に配置させる。
続いて、加圧器を用いてハブ13側から外側シャフト11の内腔11aを介してバルーン14に圧縮流体を供給する。これにより、バルーン14が膨張し、その膨張したバルーン14により狭窄箇所が拡張される。また、バルーン14の膨張の際、バルーン14の外周側に配置された各エレメント31がバルーン14により血管壁に押し付けられて血管壁に食い込むため、バルーン14が狭窄箇所から滑ってしまうのを抑制することができる。
ここで、バルーン14の膨張に際しては、上述したようにコイル部35の作用によりバルーン14に反りが発生することが抑制されている。そのため、バルーン14に反りが生じることで各エレメント31がバルーン14の外周側にてバルーン14が沿っている側とは反対側に集約される等、バルーン14周りに所定の間隔で配置されなくなる事態が生じることが回避されている。これにより、各エレメント31によるバルーン14の滑り止め機能を好適に発揮させることが可能となる。
バルーン14による狭窄箇所の拡張が終了した後、バルーン14から圧縮流体を排出してバルーン14を収縮状態とする。そして、その収縮状態でバルーン14ひいてはバルーンカテーテル10を体内から引き抜く。バルーン14は、上述したように再収縮させると元(膨張前)の収縮状態に戻るため、この場合、バルーン14を引き抜く際の操作性が低下するのを抑制することができる。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
コアワイヤ18を構成する線材18aを軸線方向に螺旋状に巻回することでコイル部35を形成し、そのコイル部35により軸線方向へ伸縮可能な伸縮部を構成した。この場合、伸縮部を柔軟性の高い材料(例えばゴム材料等)により形成する場合と比べて、剛性が著しく低下するのを回避しながら伸縮部を形成することができる。
コイル部35は、コアワイヤ18におけるその他の部位と比べて径方向の寸法が大きくなっている。そのため、コイル部35がバルーン14内に配置されると、バルーン14の収縮時におけるバルーン径が増大し、体内におけるバルーン14の通過性が低下するおそれがある。その点、コイル部35をバルーン14よりも基端側に配置するようにしたため、バルーン14の通過性の低下を回避しながらバルーン14の反りを抑制することができる。
外側シャフト11における基端側の部分にそれよりも先端側と比べて拡径された拡径部16を設け、その拡径部16の内部にコイル部35を配設した。この場合、径方向の寸法が大きくなっているコイル部35であっても外側シャフト11の内部に配設することができる。また、拡径部16は外側シャフト11の基端側に設けられているため、外側シャフト11の体内への導入時には拡径部16を体内に導入しないようにすることができる。これにより、外側シャフト11の挿通性の低下を回避しながら、コイル部35を外側シャフト11の内部に配設することが可能となる。
コイル部35を拡径部16において先端側に配置したため、コイル部35を拡径部16に配設する構成にあって、コアワイヤ18におけるコイル部35よりも先端側の部分の長さを極力短くすることができる。これにより、コイル部35の伸縮に伴って上記先端側部分が軸線方向に変位する際、当該先端側部分が外側シャフト11の内周面と摺動する際の抵抗を低減させることが可能となる。このため、かかる構成であっても、コイル部35の伸縮機能を好適に発揮させることが可能となる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)上記実施形態では、コアワイヤ18の一部を用いてコイル部を形成したが、コイル部をコアワイヤとは別体で形成してもよい。例えば図4(a)では、コアワイヤ41が軸線方向の途中で分割された複数(具体的には2つ)のワイヤ部42,43を有している。これら各ワイヤ部42,43の間にはコアワイヤ41(ワイヤ部42,43)とは別体で形成されたコイルばね44(コイル部に相当)が設けられており、そのコイルばね44が各ワイヤ部42,43に対してそれぞれ取り付けられている。
コイルばね44は、金属製(例えばステンレス製)の線材が(カテーテルの)軸線方向に螺旋状に巻回されることにより形成されている。コイルばね44は、その両端部にそれぞれフック部44a,44bを有している。一方、各ワイヤ部42,43にはそれぞれコイルばね44側の端部にフック部42a,43aが設けられている。ワイヤ部42のフック部42aはコイルばね44のフック部44aに引っ掛けられており、ワイヤ部43のフック部43aはコイルばね44のフック部44bに引っ掛けられている。これにより、コイルばね44が各ワイヤ部42,43に対してそれぞれ取り付けられている。
かかる構成によれば、コイルばね44がコアワイヤ41とは別体で形成されているため、コイル部を設計する上で自由度を高めることができる。そのため、バルーン14の仕様(大きさや形状、膨張圧力等)に応じてコイル部を設計する上で好都合となる。なお、この場合には、コイルばね44とコアワイヤ41とを含めて内側シャフトが構成される。
(2)上記実施形態では、弾性変形により軸線方向に伸縮可能な伸縮部としてコイル部35を設けたが、かかる伸縮部は必ずしもコイル部35である必要はない。例えば図4(b)に示すように、かかる伸縮部として、弾性を有する樹脂材料(例えばゴム材料)により形成された樹脂チューブ46を用いることが考えられる。この樹脂チューブ46は、弾性変形することで軸線方向に伸縮可能とされている。図4(b)の例では、上述した図4(a)の例の場合と同様に、コアワイヤ41が軸線方向に分割された複数のワイヤ部42,43を有しており、それら各ワイヤ部42,43の間に樹脂チューブ46が設けられている。樹脂チューブ46の先端側にはワイヤ部42の基端部が挿入されており、その挿入状態で樹脂チューブ46とワイヤ部42とが接着により互いに接合されている。また、樹脂チューブ46の基端側にはワイヤ部43の先端部が挿入されており、その挿入状態で樹脂チューブ46とワイヤ部43とが接着により互いに接合されている。つまり、この場合、各ワイヤ部42,43が樹脂チューブ46を介して互いに接続されている。
かかる構成においても、樹脂チューブ46が弾性変形により軸線方向に伸縮可能とされているため、樹脂チューブ46を伸縮部として用いることができる。また、樹脂チューブ46は、コイル部35やコイルばね44とは異なり、径方向の寸法がそれ程大きくならないため、この場合、外側シャフト11に拡径部16を設けなくてもコイル部(樹脂チューブ46)を外側シャフト11内に配設することが可能となる。なお、この場合には、コアワイヤ41と樹脂チューブ46とを含めて内側シャフトが構成される。
(3)上記実施形態では、伸縮部として弾性変形により伸縮可能なコイル部35を設けたが、伸縮部は必ずしも弾性変形により伸縮可能なものでなくてもよい。例えば、かかる伸縮部として、コアワイヤ(線材)の一部を軸線方向に沿って波線状(ジグザグ状)に形成した波線部を用いることが考えられる。波線部は、軸線方向への外力が付与されることで同方向に折り畳み及び展開可能に構成され、折り畳まれることで軸線方向に短くなり、展開されることで軸線方向に長くなる。つまり、波線部は軸線方向に伸縮可能とされているため、この場合、かかる波線部を伸縮部として用いることが可能である。
(4)コアワイヤ18に軸線方向へ伸縮可能なコイル部35(伸縮部)に代えて、軸線方向への伸長のみ可能な伸長部を設けてもよい。かかる伸長部は、例えば塑性変形可能な材料により形成され、軸線方向への引張力が付与されると、塑性変形により軸線方向に伸長するものとなっている。また、伸長部は、一旦伸長状態になると、その伸長状態を維持し続けるものとなっている。かかる構成においても、バルーン14が軸線方向に伸長すると、内側シャフト12がバルーン14により先端側へと引っ張られ、伸長部が軸線方向へ伸長する。つまり、この場合にも、伸長部が伸長することで、内側シャフト12におけるバルーン14との接合部分が先端側に変位するため、バルーン14に反りが発生するのを抑制することができる。
(5)上記実施形態では、コイル部35を外側シャフト11の拡径部16において先端側に配置したが、これを変更して、コイル部35を拡径部16において基端側に配置してもよい。また、コイル部35を外側シャフト11において拡径部16よりも先端側に配置してもよい。但し、この場合、コイル部35の外径を外側シャフト11(同シャフト11において拡径部16よりも先端側部分)の内径よりも小さくする必要がある。
さらに、コイル部35をバルーン14内に設けてもよい。但し、コイル部35をバルーン14内に設けると、バルーン14の収縮時におけるバルーン14の外径が大きくなってバルーン14の通過性が低下することが懸念される。そのため、この点を鑑みると、コイル部35はバルーン14よりも基端側に設けるのが望ましい。
(6)上記実施形態では、コアワイヤ18にコイル部35を1つだけ設けたが、コアワイヤ18にコイル部35を軸線方向に所定の間隔で複数設けてもよい。
(7)上記実施形態では、内側シャフト12の一部として中実状のコアワイヤ18を用いたが、コアワイヤ18に代えて中空状のチューブを用いてもよい。そして、その中空状のチューブ(線材に相当)を用いてコイル部を形成してもよい。
(8)上記実施形態では、バルーン14の外周側にエレメント31が設けられたバルーンカテーテル10に本発明を適用したが、エレメント31を有しないバルーンカテーテルに本発明を適用してもよい。
(9)上記実施形態では、冠動脈の治療に用いるバルーンカテーテル10に本発明を適用したが、大腿動脈や肺動脈などのその他の血管、或いは、尿管や消化管などのその他の生体内の「管」や「体腔」に用いるバルーンカテーテルに本発明を適用してもよい。
10…バルーンカテーテル、11…外側シャフト、12…内側シャフト、14…バルーン、16…拡径部、18…コアワイヤ、18a…線材、27…ガイドワイヤルーメン、27b…基端開口、31…線状部材としてのエレメント、35…伸長部及び伸縮部としてのコイル部、39…開口側部位。

Claims (8)

  1. 流体を利用して膨張又は収縮されるバルーンと、
    前記バルーンの基端部に接合され、内部に前記流体が流通する外側シャフトと、
    前記外側シャフトの内部と前記バルーンの内部とに跨がって挿通され、前記バルーンの先端部に接合された内側シャフトとを備え、
    前記内側シャフトは、前記バルーンとの接合部よりも基端側に、軸線方向へ伸長可能な伸長部を有することを特徴とするバルーンカテーテル。
  2. 前記伸長部は、弾性変形により前記軸線方向に伸縮可能な伸縮部であることを特徴とする請求項1に記載のバルーンカテーテル。
  3. 前記伸縮部は、前記内側シャフトを構成する線材が前記軸線方向に螺旋状に巻回されることで形成されたコイル部であることを特徴とする請求項2に記載のバルーンカテーテル。
  4. 前記伸長部は、前記バルーンよりも基端側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル。
  5. 前記外側シャフトは、その基端側の部分がそれよりも先端側の部分と比べて拡径された拡径部となっており、
    その拡径部の内部に前記伸長部が配設されていることを特徴とする請求項4に記載のバルーンカテーテル。
  6. 前記伸長部は、前記拡径部において先端側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のバルーンカテーテル。
  7. 前記バルーンの外周側にて前記バルーンを前記軸線方向に跨いで設けられ、かつ前記バルーンの周方向に所定の間隔で複数配置された線状部材を備え、
    前記各線状部材はそれぞれ、その基端部が前記外側シャフトに装着され、その先端部が前記内側シャフトにおいて前記バルーンよりも先端側に延出した延出部に装着されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のバルーンカテーテル。
  8. 前記延出部には、その先端から基端側へと延びるガイドワイヤ用のルーメンが形成されており、
    前記ルーメンは、その基端側の開口部が前記延出部の外周面にて開口されており、
    前記バルーンの外周面上において前記周方向の位置が前記開口部と同位置となる部位を開口側部位とした場合に、その開口側部位を挟んで前記周方向に隣り合う前記線状部材同士の間隔が、前記開口側部位を挟まずに前記周方向に隣り合う前記線状部材同士の間隔よりも大きくなっていることを特徴とする請求項7に記載のバルーンカテーテル。
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