JP2016084025A - 車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】センターコンソールに内装された高圧バッテリの効果的な冷却が可能な車両を提供する。
【解決手段】空調装置に接続される空調用ダクト71は、センターコンソール30内で高圧バッテリ32の上方に配置される。センターコンソール30の後面には、空調用ダクト71の開口部71aに対向した空調用吐出グリル58と、高圧バッテリ32に車室87内の空気を供給する吸気ダクト37の開口部63に対向した吸気グリル56とが形成される。空調用吐出グリル58は、吸気グリル56の上方に隣接して配置される。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両に関し、特に、車室内の空気を取り込んでセンターコンソールに内装される高圧バッテリを冷却する車両に関する。
ハイブリッド車両や電気自動車には、電動機の駆動源として高圧バッテリが搭載される。近年、高圧バッテリを車室内に配置することが検討されており、高圧バッテリが収容されたセンターコンソールを車両の左右方向に並ぶ一対の前部座席間に配置し、車室内の空気を取り込んで冷却するようにした電源装置が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1では、車両に搭載されるバッテリモジュールを車室内の空気によって冷却する以外に、バッテリモジュールとフロアパネルとの間にエアコンダクトを配置し、エアコンがオフの場合には、エアコンダクトの内部の空気層によりフロアパネルからバッテリモジュールへの熱伝達を抑制し、エアコンがオンの場合には、エアコンダクトの内部を冷媒が流れるため、フロアパネルからの熱伝達によるバッテリモジュールの温度上昇を抑制している。
また、特許文献2では、運転席と助手席との間に配置されたコンソールボックス内に電池パック及び冷風ダクトを収容し、車室内の空気を取り込んで電池パックを冷却する以外に、コンソールボックス内に開口する冷風ダクトの開口部から冷気の一部をコンソールボックスの内部に放出し、コンソールボックス内部の温度上昇を抑制して電池パックの冷却性能を高めている。
特開2009−255774号公報 特開2008−254607号公報
特許文献1に開示の構造では、バッテリモジュールを冷却するためのセンターコンソールボックス周辺の空気の吸気口が、エアコンダクトより上方にあり、当該吸気口から取り込まれる空気は、エアコンダクトから排出された温度の低い空気ではない。また、特許文献2に開示の構造では、コンソールボックスの背面に設けられた冷風ダクトの放出口からは、後部座席に着座する乗員の膝元から斜め上方に向けて冷気が放出される一方、電池パックを冷却する車室内の空気の吸気口は、後部座席に着座する乗員の足元に開口している。このため、当該吸気口から取り込まれる空気は、冷風ダクトの放出口から放出される冷気が車室内を循環した後の温められた空気である。
本発明の目的は、センターコンソールに内装された高圧バッテリの効果的な冷却が可能な車両を提供することである。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
空調装置(例えば、後述の実施形態での空調装置)に接続される空調用ダクト(例えば、後述の実施形態での空調用ダクト71)と、
高圧バッテリ(例えば、後述の実施形態での高圧バッテリ32)と、
該高圧バッテリに車室(例えば、後述の実施形態での車室87)内の空気を供給する吸気ダクト(例えば、後述の実施形態での吸気ダクト37)と、
左右一対の前部座席(例えば、後述の実施形態での左前部座席14L及び右前部座席14R)と、
該前部座席間に配置され、前記空調用ダクト、前記高圧バッテリ及び前記吸気ダクトを内装するセンターコンソール(例えば、後述の実施形態でのセンターコンソール30)と、を備えた車両(例えば、後述の実施形態での車両10)であって、
前記空調用ダクトが前記高圧バッテリの上方に配設され、
前記センターコンソールの後面には、前記空調用ダクトの開口部(例えば、後述の実施形態での開口部71a)に対向した吐出口(例えば、後述の実施形態での空調用吐出グリル58)と、前記吸気ダクトの開口部(例えば、後述の実施形態での開口部63)に対向した吸気口(例えば、後述の実施形態での吸気グリル56)と、が形成され、
前記吐出口は、前記吸気口の上方に隣接して配置される。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記センターコンソールの後面は、前方から後方にかけて斜め下向きに傾斜した傾斜面(例えば、後述の実施形態での傾斜面57a)を有し、
前記吐出口及び前記吸気口は、前記傾斜面に形成される。
また、請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明において、
前記吸気口は、前記車両のフロア(例えば、後述の実施形態でのフロアパネル11)から上方に離間した位置に配設される。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、
前記吸気口は、前記センターコンソール内で前記車両のフロアに近接して配設された前記高圧バッテリの保守点検用スイッチ(例えば、後述の実施形態での保守点検用スイッチ61)の上方に位置する。
また、請求項5に記載の発明では、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、
前記センターコンソールは、フロアパネル(例えば、後述の実施形態でのフロアパネル11)に前後方向に延びるように形成されたセンタートンネル(例えば、後述の実施形態でのセンタートンネル12)上に配置される。
請求項1に記載の発明によれば、空調装置に接続される空調用ダクトが高圧バッテリの上方に配設され、センターコンソールの後面には、空調用ダクトの開口部に対向した吐出口が、高圧バッテリに車室内の空気を供給する吸気ダクトの開口部に対向した吸気口の上方に隣接して配置されている。このため、高圧バッテリと空調用ダクトとの間の熱交換による高圧バッテリの冷却に加えて、空調用ダクトから吐出された冷気の一部を吸気口から吸気することで、高圧バッテリの効果的な冷却を行うことができる。また、空調用ダクトから吐出される冷気の温度は安定しているため、高圧バッテリを効率的に冷却することができる。
請求項2に記載の発明によれば、センターコンソールの後面は、前方から後方にかけて斜め下向きに傾斜した傾斜面を有し、吐出口及び吸気口は当該傾斜面に形成されるので、傾斜面の上部に配置された吐出口から出て傾斜面に沿って下方へ流れる冷気は、吐出口の下方に配置された吸気口から吸気される。このように、吐出口から吐出された温度が上がる前の冷気が吸気口から吸気されるため、高圧バッテリをより効果的に冷却することができる。
請求項3に記載の発明によれば、吸気口は、車両のフロアから上方に離間した位置に配設されるので、フロア近傍の塵埃が吸気口から侵入することを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、吸気口は、センターコンソール内で車両のフロアに近接して配設された高圧バッテリの保守点検用スイッチの上方に位置するので、フロア近傍の塵埃が吸気口から侵入することを防止することかでき、かつ、吸気口の下方の空間を有効に利用することができる。
請求項5に記載の発明によれば、センターコンソールは、フロアパネルに前後方向に延びるように形成されたセンタートンネル上に配置される。車両のフロアよりも一段高くなっているセンタートンネル上にセンターコンソールを配置することで、フロアからの吸気口の高さを増すことができるため、フロア近傍の塵埃が吸気口から侵入することをより一層防止することができる。
本発明の一実施形態に係る車両の前部座席と前部座席間に配置されたセンターコンソールを示す斜視図である。 センターコンソールの平面図である。 図2のA−A線部分断面図である。 センターコンソール内に収容される電気デバイスの分解斜視図である。 図3のB−B線断面図である。
以下、本発明の一実施形態の車両について、図面を参照して説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
図1は、本発明の一実施形態に係る車両の前部座席と前部座席間に配置されたセンターコンソールを示す斜視図であり、図2はセンターコンソールの平面図であり、図3はセンターコンソールの部分断面図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態の車両10では、フロアパネル11に形成されたセンタートンネル12上にセンターコンソール30が配置され、センターコンソール30に電気デバイスDが内装されている。センタートンネル12は、左前部座席14L及び右前部座席14R間のフロアパネル11に、断面が略台形の空間が前後方向に延びるように形成されている。また、センタートンネル12内(センタートンネル12の下方)には、一端が不図示の内燃機関に接続された排気管20が前後方向に延設されている。また、図3中、符号16Mは、センタートンネル12を補強する中央クロスメンバである。
<センターコンソール>
センターコンソール30は、左前部座席14L及び右前部座席14R間に配置され、前方から順にカップホルダ52、シフトノブ51、小物を収容可能なトレー53、及び乗員の肘掛54などが上面に設けられた外装カバー55で内部空間が覆われている。外装カバー55の後端には、吸気グリル56及び空調用吐出グリル58が設けられたカバー部材57が取り付けられている。カバー部材57は、前方から後方にかけて斜め下向きに傾斜した傾斜面57aを有し、この傾斜面57aの上部に空調用吐出グリル58が形成され、空調用吐出グリル58の下方の傾斜面57aに吸気グリル56が形成されている。吸気グリル56は、後述する冷却ファン36が作動したとき、車室87内の空気を電気デバイスDの冷却風として取り入れる。また、空調用吐出グリル58は、車両前方に設けられた空調装置(不図示)から供給される冷気を車室87内に吐出する。
<電気デバイス>
次に、センターコンソール30に内装される電気デバイスDについて図3及び図4を参照しながら詳述する。図4は電気デバイスDの分解斜視図である。
電気デバイスDは、高圧バッテリ32と、ECU41と、高圧系機器35と、を備え、これら高圧バッテリ32と、ECU41と、高圧系機器35とがフレーム部材31で支持されることでユニット化されている。フレーム部材31は、上部フレーム部材31Uと、下部フレーム部材31Dと、上部フレーム部材31Uと下部フレーム部材31Dとを繋ぐ中間フレーム部材31Mとが、前部カバー部材31F、左カバー部材31L、右カバー部材31R及び後部カバー部材31Bで囲われることで構成されている。
高圧バッテリ32と、ECU41と、高圧系機器35とは、車両後方からこの順に配置されている。高圧系機器35は、中間フレーム部材31Mの前面に取り付けられたジャンクションボックス33と、ジャンクションボックス33の前方に配置され、高圧バッテリ32の電圧を変換する変換器(PCU)34とを含んで構成される。中間フレーム部材31Mの後面には、上記したECU41が取り付けられている。変換器(PCU)34は、DC−DCコンバータ42及びインバータ44を含み、前部カバー部材31Fとジャンクションボックス33との間に形成された空間に、これらDC−DCコンバータ42及びインバータ44が左右に配置されている。
高圧バッテリ32の左側面には、左カバー部材31Lとの間に吸気ダクト37が取り付けられ、右側面には、右カバー部材31Rとの間に排気ダクト38が取り付けられている。また、下部フレーム部材31Dの下面には、セル電圧センサ(CVS)46がCVSカバー45で覆われて固定されている。電気デバイスDは、下部フレーム部材31Dがセンタートンネル12にボルト締結されることで、センタートンネル12に固定されている。前部カバー部材31Fにはその前面に冷却ファン36が取り付けられており、冷却ファン36によってセンターコンソール30の吸気グリル56から取り込まれた空気は、吸気ダクト37→高圧バッテリ32→排気ダクト38を通り、排気ダクト38からDC−DCコンバータ42とインバータ44との間に形成された冷却通路39を通って冷却ファン36に吸い込まれ、冷却ファン36から排気流路80Fに排気される。なお、排気流路80Fは、冷却ファン36から吐出される冷却風を、サイドトリムを介して車室87内に排気する流路であるが、本発明に直接関係するものではないため、詳細な説明を省略する。
<センターコンソールの内部構造>
次に、センターコンソール30の内部構造について図3〜図5を参照しながら説明する。図5は、図3のB−B線断面図である。センターコンソール30には、上記した電気デバイスD以外にも、保守点検用スイッチ61及び空調用ダクト71などが内装されている。
保守点検用スイッチ61は、センターコンソール30の後部に設けられたカバー部材57と電気デバイスDとの間の空間の、吸気グリル56の下方に、車両10のフロアパネル11に近接して配設されている。保守点検用スイッチ61は、高圧バッテリ32を含む電気デバイスD等のメンテナンスを行う際に、高圧バッテリ32との間の回路を遮断して安全に作業を行うための装置である。
空調用ダクト71は、上部フレーム部材31Uとセンターコンソール30の天面(外装カバー55の上面)との間の空間Sに配置され、空間S内において前後方向に延設されている。すなわち、空調用ダクト71は高圧バッテリ32の上方に配設され、前方に位置する空調用ダクト71の一端は、センターコンソール30から空調装置(不図示)に接続されている。また、空調用ダクト71の他端を構成する開口部71aは、カバー部材57の傾斜面57aの上部に設けられた空調用吐出グリル58に向けて開口している。空調装置から供給される冷気は、空調用ダクト71によって前方から後方に導かれ、空調用吐出グリル58から車室87内に吐出される。
センターコンソール30内の高圧バッテリ32の左側面には、左カバー部材31Lとの間に吸気ダクト37(図4参照)が取り付けられている。吸気ダクト37は、カバー部材57に対向して配置される吸気部66と、高圧バッテリ32の左側面に配置される導風部67と、が一体とされて上面視略L字形に形成されている。吸気部66及び導風部67には、対向する2枚の薄板によって内部に流路66f,67fが形成されている。吸気部66の上半部には、カバー部材57の傾斜面57aに設けられた吸気グリル56に向けて開口する開口部63が設けられ、導風部67の高圧バッテリ32と対向する面には複数の連通孔67aが設けられている。このため、図5に点線で示すように、吸気グリル56から取り込まれた空気は、吸気ダクト37の開口部63から吸気部66に形成された流路66fを介して、導風部67に形成された流路67fへと誘導される。流路67fに誘導された冷却風は、連通孔67aから高圧バッテリ32に供給され、高圧バッテリ32を冷却した後、排気ダクト38へと流れる。
このような構成を有するセンターコンソール30では、冷却ファン36が作動すると車室87内の空気が吸気グリル56を介して吸気ダクト37に取り込まれるが、吸気グリル56の上方に隣接して配置された空調用吐出グリル58からは、空調装置から供給される冷気が吐出される。空調用吐出グリル58から車室87内に吐出された冷気は、車室87との温度差による対流で下降し、その一部は、吸気グリル56から取り込まれる。すなわち、吸気ダクト37には、温度が上がる前の冷気の一部が取り込まれる。その結果、高圧バッテリ32が効果的に冷却される。また、冷気が流れる空調用ダクト71は高圧バッテリ32の上方に配設されているため、高圧バッテリ32と空調用ダクト71との間の熱交換によっても高圧バッテリ32が冷却される。
以上説明したように、本実施形態に係る車両10によれば、空調装置に接続される空調用ダクト71が高圧バッテリ32の上方に配設され、センターコンソール30の後面には、空調用ダクト71の開口部71aに対向した空調用吐出グリル58が、高圧バッテリ32に車室87内の空気を供給する吸気ダクト37の開口部63に対向した吸気グリル56の上方に隣接して配置されている。このため、高圧バッテリ32と空調用ダクト71との間の熱交換による高圧バッテリ32の冷却に加えて、空調用ダクト71から車室87に吐出された冷気の一部を吸気グリル56から吸気することで、高圧バッテリ32の効果的な冷却を行うことができる。また、空調用ダクト71から吐出される冷気の温度は安定しているため、高圧バッテリ32を効率的に冷却することができる。
また、センターコンソール30の後面は、前方から後方にかけて斜め下向きに傾斜した傾斜面57aを有し、空調用吐出グリル58及び吸気グリル56は当該傾斜面57aに形成されるので、傾斜面57aの上部に配置された空調用吐出グリル58から出て傾斜面57aに沿って下方へ流れる冷気は、空調用吐出グリル58の下方に配置された吸気グリル56から吸気される。このように、空調用吐出グリル58から吐出された温度が上がる前の冷気が吸気グリル56から吸気されるため、高圧バッテリ32をより効果的に冷却することができる。
また、吸気グリル56は、車両10のフロアパネル11から上方に離間した位置に配設されるので、フロアパネル11近傍の塵埃が吸気グリル56から侵入することを防止することができる。
また、吸気グリル56は、センターコンソール30内で車両10のフロアパネル11に近接して配設された保守点検用スイッチ61の上方に位置するので、フロアパネル11近傍の塵埃が吸気グリル56から侵入することを防止し、かつ、吸気グリル56の下方の空間を有効に利用することができる。
また、センターコンソール30は、フロアパネル11に前後方向に延びるように形成されたセンタートンネル12上に配置される。車両10のフロアパネル11よりも一段高くなっているセンタートンネル12上にセンターコンソール30を配置することで、フロアパネル11からの吸気口の高さを増すことができるため、フロアパネル11近傍の塵埃が吸気グリル56から侵入することをより一層防止することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。例えば、上記実施形態では、フロアパネル11に形成されたセンタートンネル12に直接、電気デバイスDをボルト固定したが、これに限定されず、センタートンネル12を覆うセンタートンネルカバーをフロアパネル11に溶接し、このセンタートンネルカバーに電気デバイスDを固定するようにしてもよい。即ち、センタートンネル12は、フロアパネル11のみで形成されていてもよく、フロアパネル11がセンタートンネルカバーで覆われた一体成形品であってもよい。センタートンネル12がセンタートンネルカバーで覆われた一体成形品の場合、センタートンネルカバーは、補強メンバーとしても機能する。
また、上記実施形態では、高圧バッテリ32と、ECU41と、高圧系機器35とがフレーム部材31で保持されることで電気デバイスDとしてユニット化されているが、これに限らず、少なくとも高圧バッテリ32を含む電気デバイスDがフレーム部材31で保持された構成であっても良い。
10 車両
11 フロアパネル(フロア)
12 センタートンネル
14L 左前部座席(前部座席)
14R 右前部座席(前部座席)
30 センターコンソール
32 高圧バッテリ
37 吸気ダクト
56 吸気グリル(吸気口)
57 カバー部材
57a 傾斜面
58 空調用吐出グリル(吐出口)
61 保守点検用スイッチ
63 吸気ダクトの開口部
71 空調用ダクト
71a 空調用ダクトの開口部
87 車室

Claims (5)

  1. 空調装置に接続される空調用ダクトと、
    高圧バッテリと、
    該高圧バッテリに車室内の空気を供給する吸気ダクトと、
    左右一対の前部座席と、
    該前部座席間に配置され、前記空調用ダクト、前記高圧バッテリ及び前記吸気ダクトを内装するセンターコンソールと、を備えた車両であって、
    前記空調用ダクトが前記高圧バッテリの上方に配設され、
    前記センターコンソールの後面には、前記空調用ダクトの開口部に対向した吐出口と、前記吸気ダクトの開口部に対向した吸気口と、が形成され、
    前記吐出口は、前記吸気口の上方に隣接して配置された、車両。
  2. 請求項1に記載の車両であって、
    前記センターコンソールの後面は、前方から後方にかけて斜め下向きに傾斜した傾斜面を有し、
    前記吐出口及び前記吸気口は、前記傾斜面に形成された、車両。
  3. 請求項1又は2に記載の車両であって、
    前記吸気口は、前記車両のフロアから上方に離間した位置に配設された、車両。
  4. 請求項3に記載の車両であって、
    前記吸気口は、前記センターコンソール内で前記車両のフロアに近接して配設された前記高圧バッテリの保守点検用スイッチの上方に位置する、車両。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の車両であって、
    前記センターコンソールは、フロアパネルに前後方向に延びるように形成されたセンタートンネル上に配置された、車両。
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