JP2016081751A - 角形二次電池 - Google Patents

角形二次電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2016081751A
JP2016081751A JP2014212707A JP2014212707A JP2016081751A JP 2016081751 A JP2016081751 A JP 2016081751A JP 2014212707 A JP2014212707 A JP 2014212707A JP 2014212707 A JP2014212707 A JP 2014212707A JP 2016081751 A JP2016081751 A JP 2016081751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
insulating film
secondary battery
prismatic secondary
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2014212707A
Other languages
English (en)
Inventor
博昭 江川
Hiroaki Egawa
博昭 江川
昭 海野
Akira Unno
昭 海野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Systems Ltd filed Critical Hitachi Automotive Systems Ltd
Priority to JP2014212707A priority Critical patent/JP2016081751A/ja
Publication of JP2016081751A publication Critical patent/JP2016081751A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】本発明では絶縁性を確保しつつもガス排出を阻害しない角形二次電池を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の角形二次電池は、正極電極と負極電極とをセパレータを介して扁平に捲回した捲回群と、捲回群を収納し、開口を有する電池缶と、電池缶を塞ぎ、ガス排出弁が配置された電池蓋とを有し、電池缶の外周には伸縮性の絶縁フィルムが密着しており、絶縁フィルムは、電池蓋を覆い、かつ電池蓋側に絶縁フィルム同士を接合した接合部を有し、接合部はガス排出弁よりも電池蓋の端部側に配置されることを特徴とする。【選択図】 図5

Description

本発明は、車載用途等に使用される角形二次電池に関する。
近年、ハイブリッド電気自動車や純粋な電気自動車等の動力源として大容量(Wh)の二次電池が開発されており、その中でもエネルギー密度(Wh/kg)の高い角形のリチウムイオン二次電池が注目されている。
角形のリチウムイオン二次電池においては、安全性の観点から、絶縁性を有し、且つ、角形のリチウムイオン二次電池に設けられている安全弁からのガス排出を阻害しないことが要求される。特許文献1では、軟化させたフィルムをバキュームすることで被覆物品に密着させる技術が開示されている。
特開2013−252894号公報
特許文献1に記載の電池では、端子が配置される電池の上面に伸縮性の絶縁フィルムの接合部を配置する構造としている。しかし、端子が配置される電池の上面にはガス排出弁が配置されるため、ガス排出弁の上部に他の部分よりも硬くなっている絶縁フィルムの接合部が配置されるとリチウムイオン二次電池のガス排出が阻害される恐れがある。
一方で、特許文献1には端子が配置される電池の上面の一部に伸縮性の絶縁フィルムを配置しない例が開示されているが、このような構造をとった場合、電池上面の絶縁性が十分に確保できないという問題がある。
そこで、本発明では角形二次電池の絶縁性を十分に確保しつつも、角形二次電池のガス排出を阻害しない角形二次電池の提供を課題とする。
上記課題を解決するために本発明の角形二次電池は、正極電極と負極電極とをセパレータを介して扁平に捲回した捲回群と、捲回群を収納し、開口を有する電池缶と、電池缶を塞ぎ、ガス排出弁が配置された電池蓋とを有し、電池缶の外周には伸縮性の絶縁フィルムが密着しており、絶縁フィルムは、電池蓋を覆い、かつ電池蓋側に絶縁フィルム同士を接合した接合部を有し、接合部はガス排出弁よりも電池蓋の端部側に配置されることを特徴とする。
上記手段により、絶縁性を十分に確保しつつもガス排出を阻害しない角形二次電池を提供することができる。
角形二次電池の外観斜視図 角形二次電池の分解斜視図 捲回群の分解斜視図 絶縁フィルムを電池缶に密着させる前の図 (a)は第一の実施例の角形二次電池の外観斜視図、(b)は(a)のA−A断面図 (a)は第二の実施例の角形二次電池の外観斜視図、(b)は(a)のA−A断面図 (a)は第三の実施例の角形二次電池の外観斜視図、(b)は第三の実施例の角形二次電池の上面図 (a)は第四の実施例の角形二次電池の外観斜視図、(b)は第四の実施例の角形二次電池の上面図
以下、実施例を図面を用いて説明する。
《第一の実施例》
図1は、角形二次電池の外観斜視図である。
角形二次電池100は、電池缶1および電池蓋6を備える。電池缶1は、相対的に面積の大きい一対の対向する幅広側面1bと相対的に面積の小さい一対の対向する幅狭側面1cとを有する側面と底面1dを有し、その上方に開口部1aを有する。
電池缶1内には、捲回群3が収納され、電池缶1の開口部1aが電池蓋6によって封止されている。電池蓋6は略矩形平板状であって、電池缶1の上方の開口部1aを塞ぐように溶接されて電池缶1が封止されている。電池蓋6には、正極外部端子14と、負極外部端子12が設けられている。正極外部端子14と負極外部端子12を介して捲回群3に充電され、また外部負荷に電力が供給される。電池蓋6には、ガス排出弁10が一体的に設けられ、電池容器内の圧力が上昇すると、ガス排出弁10が開いて内部からガスが排出され、電池容器内の圧力が低減される。これによって、角形二次電池100の安全性が確保される。また、電池蓋6には注液栓11が配置されている。
図2は、角形二次電池の分解斜視図である。
角形二次電池100の電池缶1は、矩形の底面1dと、底面1dから繋がる幅広側面1b及び幅狭側面1cと、幅広側面1b及び幅狭側面1cの上端で上方に向かって開放された開口部1aとを有している。電池缶1内には、絶縁保護フィルム2を介して捲回群3が収容されている。
捲回群3は、扁平形状に捲回されているため、断面半円形状の互いに対向する一対の湾曲部と、これら一対の湾曲部の間に連続して形成される平面部とを有している。捲回群3は、捲回軸方向が電池缶1の横幅方向に沿うように、一方の湾曲部側から電池缶1内に挿入され、他方の湾曲部側が上部開口側に配置される。
捲回群3の正極電極箔露出部34cは、正極集電板(集電端子)44を介して電池蓋6に設けられた正極外部端子14と電気的に接続されている。また、捲回群3の負極電極箔露出部32cは、負極集電板(集電端子)24を介して電池蓋6に設けられた負極外部端子12と電気的に接続されている。これにより、正極集電板44および負極集電板24を介して捲回群3から外部負荷へ電力が供給され、正極集電板44および負極集電板24を介して捲回群3へ外部発電電力が供給され充電される。
正極集電板44と負極集電板24、及び、正極外部端子14と負極外部端子12を、それぞれ電池蓋6から電気的に絶縁するために、ガスケット5および絶縁板7が電池蓋6に設けられている。また、注液口9から電池缶1内に電解液を注入した後、電池蓋6に注液栓11をレーザ溶接により接合して注液口9を封止し、角形二次電池100を密閉する。
ここで、正極外部端子14および正極集電板44の形成素材としては、例えばアルミニ
ウム合金が挙げられ、負極外部端子12および負極集電板24の形成素材としては、例え
ば銅合金が挙げられる。また、絶縁板7およびガスケット5の形成素材としては、例えばポリブチレンテレフタレートやポリフェニレンサルファイド、ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂等の絶縁性を有する樹脂材が挙げられる。
また、電池蓋6には、電池容器内に電解液を注入するための注液孔9が穿設されており、この注液孔9は、電解液を電池容器内に注入した後に注液栓11によって封止される。ここで、電池容器内に注入される電解液としては、例えばエチレンカーボネート等の炭酸エステル系の有機溶媒に6フッ化リン酸リチウム(LiPF6)等のリチウム塩が溶解された非水電解液を適用することができる。
正極外部端子14、負極外部端子12は、バスバー等に溶接接合される溶接接合部を有している。溶接接合部は、電池蓋6から上方に突出する直方体のブロック形状を有しており、下面が電池蓋6の表面に対向し、上面が所定高さ位置で電池蓋6と平行になる構成を有している。
正極接続部14a、負極接続部12aは、正極外部端子14、負極外部端子12の下面からそれぞれ突出して先端が電池蓋6の正極側貫通孔46、負極側貫通孔26に挿入可能な円柱形状を有している。正極接続部14a、負極接続部12aは、電池蓋6を貫通して正極集電板44、負極集電板24の正極集電板基部41、負極集電板基部21よりも電池缶1の内部側に突出しており、先端がかしめられて、正極外部端子14、負極外部端子12と、正極集電板44、負極集電板24を電池蓋6に一体に固定している。正極外部端子14、負極外部端子12と電池蓋6との間には、ガスケット5が介在されており、正極集電板44、負極集電板24と電池蓋6との間には、絶縁板7が介在されている。
正極集電板44、負極集電板24は、電池蓋6の下面に対向して配置される矩形板状の正極集電板基部41、負極集電板基部21と、正極集電板基部41、負極集電板基部21の側端で折曲されて、電池缶1の幅広面に沿って底面側に向かって延出し、捲回群3の正極箔露出部34c、負極箔露出部32cに対向して重ね合わされた状態で接続される正極側接続端部42、負極側接続端部22を有している。正極集電板基部41、負極集電板基部21には、正極接続部14a、負極接続部12aが挿通される正極側開口穴43、負極側開口穴23がそれぞれ形成されている。
捲回群3の扁平面に沿う方向でかつ捲回群3の捲回軸方向に直交する方向を中心軸方向として前記捲回群3の周囲には絶縁保護フィルム2が巻き付けられている。絶縁保護フィルム2は、例えばPP(ポリプロピレン)などの合成樹脂製の一枚のシートまたは複数のフィルム部材からなり、捲回群3の扁平面と平行な方向でかつ捲回軸方向に直交する方向を巻き付け中心として巻き付けることができる長さを有している。
図3は、捲回電極群の一部を展開した状態を示す分解斜視図である。
捲回群3は、負極電極32と正極電極34を間にセパレータ33、35を介して扁平状に捲回することによって構成されている。捲回群3は、最外周の電極が負極電極32であり、さらにその外側にセパレータ33、35が捲回される。セパレータ33、35は、正極電極34と負極電極32との間を絶縁する役割を有している。
負極電極32の負極合剤層32bが塗布された部分は、正極電極34の正極合剤層34bが塗布された部分よりも幅方向に大きく、これにより正極合剤層34bが塗布された部分は、必ず負極合剤層32bが塗布された部分に挟まれるように構成されている。正極箔露出部34c、負極箔露出部32cは、平面部分で束ねられて溶接等により接続される。尚、セパレータ33、35は幅方向で負極合剤層32bが塗布された部分よりも広いが、正極箔露出部34c、負極箔露出部32cで端部の金属箔面が露出する位置に捲回されるため、束ねて溶接する場合の支障にはならない。
正極電極34は、正極集電体である正極電極箔の両面に正極活物質合剤を有し、正極電極箔の幅方向一方側の端部には、正極活物質合剤を塗布しない正極箔露出部34cが設けられている。
負極電極32は、負極集電体である負極電極箔の両面に負極活物質合剤を有し、正極電極箔の幅方向他方側の端部には、負極活物質合剤を塗布しない負極箔露出部32cが設けられている。正極箔露出部34cと負極箔露出部32cは、電極箔の金属面が露出した領域であり、捲回軸方向の一方側と他方側の位置に配置されるように捲回される。
負極電極32に関しては、負極活物質として非晶質炭素粉末100重量部に対して、結着剤として10重量部のポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFという。)を添加し、これに分散溶媒としてN−メチルピロリドン(以下、NMPという。)を添加、混練した負極合剤を作製した。この負極合剤を厚さ10μmの銅箔(負極電極箔)の両面に溶接部(負極未塗工部)を残して塗布した。その後、乾燥、プレス、裁断工程を経て、銅箔を含まない負極活物質塗布部厚さ70μmの負極電極32を得た。
尚、本実施形態では、負極活物質に非晶質炭素を用いる場合について例示したが、これに限定されるものではなく、リチウムイオンを挿入、脱離可能な天然黒鉛や、人造の各種黒鉛材、コークスなどの炭素質材料やSiやSnなどの化合物(例えば、SiO、TiSi2等)、またはそれの複合材料でもよく、その粒子形状においても、鱗片状、球状、繊維状、塊状等、特に制限されるものではない。
正極電極34に関しては、正極活物質としてマンガン酸リチウム(化学式LiMn2O4)100重量部に対し、導電材として10重量部の鱗片状黒鉛と結着剤として10重量部のPVDFとを添加し、これに分散溶媒としてNMPを添加、混練した正極合剤を作製した。この正極合剤を厚さ20μmのアルミニウム箔(正極電極箔)の両面に溶接部(正極未塗工部)を残して塗布した。その後、乾燥、プレス、裁断工程を経て、アルミニウム箔を含まない正極活物質塗布部厚さ90μmの正極電極31を得た。
また、本実施形態では、正極活物質にマンガン酸リチウムを用いる場合について例示したが、スピネル結晶構造を有する他のマンガン酸リチウムや一部を金属元素で置換又はドープしたリチウムマンガン複合酸化物や層状結晶構造を有すコバルト酸リチウムやチタン酸リチウムやこれらの一部を金属元素で置換またはドープしたリチウム-金属複合酸化物を用いるようにしてもよい。
また、本実施形態では、正極電極34、負極電極32における塗工部の結着材としてPVDFを用いる場合について例示したが、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ブチルゴム、ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、多硫化ゴム、ニトロセルロース、シアノエチルセルロース、各種ラテックス、アクリロニトリル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、フッ化プロピレン、フッ化クロロプレン、アクリル系樹脂などの重合体およびこれらの混合体などを用いることができる
また、軸芯としては例えば、正極箔34a、負極箔32a、セパレータ33のいずれよりも曲げ剛性の高い樹脂シートを捲回して構成したものを用いることができる。
図4は伸縮性を有する絶縁フィルム50(シュリンクフィルム)で角形二次電池100覆う前の図である。絶縁フィルム50は、例えばPP(ポリプロピレン)などの無色透明又は有色の合成樹脂製の一枚の単層や複層のシートまたはフィルム部材からなる。
絶縁フィルム50を角形二次電池100に密着させる手法の一例としては、例えば加熱することにより軟化させた絶縁フィルム50の中心部に角形二次電池100の底面1dを密着させ、絶縁フィルム50を電池蓋6側に引き上げた後にバキュームすることで角形二次電池100に密着させる方法がある。本実施例では絶縁フィルム50を図4中の上矢印方向に引き上げてからバキュームすることによって、電池缶1に絶縁フィルム50を密着させる。この方法では、絶縁フィルム50と、角形二次電池100の底面1d、2つの幅広側面1b、及び2つの幅狭側面1cとがまず密着する。そして、その後に電池蓋6と絶縁フィルム50とを密着させることになる。なお、絶縁フィルム50を電池蓋6に密着させ、接合部50aを作成する方法については後述する。
図5(a)に絶縁フィルム50で覆った角形二次電池100の外観斜視図を示す。まず、絶縁フィルム50は、上述した手法を用いて電池缶1に密着され、上端が切断される。絶縁フィルム50の上端が切断されると、電池蓋6の長辺方向に沿った一対の絶縁フィルム突出部50a1及び50a2が形成される。このとき絶縁フィルム突出部50a1及び50a2は電池蓋6よりも上方に突出することになるが、絶縁フィルム突出部50a1又は50a2のいずれか一方側の突出量は電池蓋6の短辺方向の長さ(幅狭側面1cの幅)よりも十分に長いことが好ましい。
図5(b)は図5(a)のA−A断面である。絶縁フィルム突出部50a2の突出量を電池蓋6の短辺方向の長さ(幅狭側面1cの幅)よりも長くすることによって、図5(b)に示すように接合部50aをガス排出弁10よりも電池蓋6の端部側(電池蓋6の幅広側面1b側)に配置することが可能となる。本実施例では一方側の電池蓋6の端部に、他方側の電池蓋6の端部に配置された絶縁フィルム突出部50a2を寄せる。そして絶縁フィルム突出部50a1の内面(電池缶1側の面と対向する面)と絶縁フィルム突出部50a2の内面(電池缶1側の面と対向する面)同士を互いに突き合わせて溶着することにより接合部50aが形成される。この接合部50aはガス排出弁10よりも電池蓋6の端部側に配置されることになる。
なお、本実施形態では接合部50aはガス排出弁10と電池蓋6の端部との間に配置される構造となっているが、電池蓋6の端部に接合部50aが設けられる構造としても良い。
接合部50aがガス排出弁10と電池蓋6の端部との間に配置される構成とした場合、絶縁フィルム突出部50a1及び50a2が共に電池蓋6の中心方向に引っ張られ、絶縁フィルム突出部50a1及び50a2に張力がかかる。この状態で絶縁フィルム突出部50a1及び絶縁フィルム突出部50a2同士が熱溶着されると、絶縁フィルム50に電池蓋6側に戻ろうとする力が働く。従って、電池蓋6の端部に接合部50aが設けられる構造よりも絶縁フィルム50が電池蓋6に密着する構造となり、絶縁フィルム50の密着性が上がるため、絶縁性や水密性が向上する。
一方で、接合部50aを電池蓋6の端部に設ける構造とした場合には、接合部50を作成する際の位置合わせが容易になるという利点がある。
なお、接合部50aを作成する際には、絶縁フィルム50に予め穴を開けておき、負極外部端子上面12bと正極外部端子上面14bが絶縁フィルム50から露出するようにする必要がある。
また、本実施例では接合部50aの形成時には熱溶着を使用しているが、接着剤を用いて絶縁フィルム突出部50a1及び絶縁フィルム突出部50a2同士を接着させ、接合部50aを形成させてもよい。熱溶着を用いる場合には接着剤を塗布する工程が少なくなるため、生産性が向上する。一方で熱溶着を用いると熱溶着部近傍の絶縁フィルム50の厚みが薄くなってしまう。接着剤を用いる利点は、熱溶着によって絶縁フィルム50の厚みが薄くなる部分が形成されないため、熱溶着を用いた場合よりも接合部50a近傍の強度が強くなる点である。つまり、接着剤を用いて接合部50aを形成した場合には外力によって接合部50a近傍が破れる恐れが少なくなるため、電池缶1の絶縁信頼性が向上する。
簡単に本実施例をまとめる。本実施例では、電池缶1及び電池蓋6を絶縁フィルム50で覆った上で、接合部50aをガス排出弁10を除く領域上に配置した。このような構造にすることによって、電池蓋6側の絶縁性を確保しつつも、絶縁フィルム50よりも硬くなった接合部50aがガス排出弁10上に設けられるのを避けることが出来る。そのため、電池容器内の圧力が上昇した場合に、ガス排出弁10が開いて内部からガスが排出されたとしても、ガス排出の妨げとなることなくなり、電池缶1及び電池蓋6に対する絶縁性を確保しつつも角形二次電池100の安全性を確保することが出来る。なお、上述した絶縁フィルム50の接合部50aは角形二次電池100の長辺側端部に配置することで、絶縁フィルム50の重なり部を十分に確保できるため、絶縁フィルム接合部50aは二次電池100の長辺側端部に配置することが望ましいが、電池蓋6の短辺方向端部に配置することも可能である。
《第二の実施例》
続いて第二の実施例について説明する。第一の実施例では絶縁フィルム突出部50a1の内面及び絶縁フィルム突出部50a2の内面同士を互いに突き合わせて接合していたが、本実施例では絶縁フィルム突出部50a1を電池蓋6側に折り曲げ、絶縁フィルム突出部50a2の外面と絶縁フィルム突出部50a1の内面とを突き合わせて接合部50bを形成している点が本実施例が第一の実施例と異なる点である。なお、本実施例の説明では、第一の実施例の構成と同様の構成については第一の実施例で用いた図面番号と同様の図面番号を使用して説明している。
図6(a)は、第二の実施例の絶縁フィルム50で覆った角形二次電池110の外観斜視図である。第一の実施例では接合部50aが電池蓋6の上面から突出していたが、本実施例では図6(a)に示す通り接合部50bが電池蓋6から大きく突出していない構造となっている。
図6(b)は図6(a)のA−A断面である。なお、電池缶1の幅広側面1b、幅狭側面1c、及び底面1dを絶縁フィルム50で覆う方法については、第一の実施例と同様の方法で行っているため、説明を省略する。
本実施例では、絶縁フィルム50の上端を切断する際、電池蓋6からの突出量は他方側の絶縁フィルム突出部50b2の突出量の方が、一方側の絶縁フィルム突出部50b1の突出量よりも大きくなっている。より具体的には、絶縁フィルム突出部50b2の突出量は電池蓋6の短辺の長さ(幅狭側面1cの幅)と同程度の長さとし、絶縁フィルム突出部50b1の突出量は電池蓋6側に折り曲げた際に電池蓋6の一方側の端部とガス排出弁の一方側の端部の間の領域Lに配置される長さとする。
絶縁フィルム50の上端を切断し、絶縁フィルム突出部50b1及び50b2を作成した後、絶縁フィルム50b2を電池蓋6側に折り曲げる。その後に絶縁フィルム突出部50b1を折り曲げ、絶縁フィルム突出部50b2の外面(電池蓋6と対向していない側の面)と絶縁フィルム突出部50b1の内面(電池蓋6と対向する側の面)を対向させ、接合し、接合部50bを作成する。なお、接合部50bは、第一の実施例と同様に熱溶着又は接着によって作成される。
また、本実施例では電池蓋6からの突出量が大きい絶縁フィルム突出部50b2が、電池蓋6からの突出量が小さい絶縁フィルム突出部50b1と電池蓋6との間に配置される構造となっているが、電池蓋6からの突出量が小さい絶縁フィルム突出部50b1が、電池蓋6からの突出量が大きい絶縁フィルム突出部50b1と電池蓋6との間に配置される構造としても良い。但し、電池蓋6との密着性や作りやすさを考慮すると、電池蓋6からの突出量が大きい絶縁フィルム突出部50b2が、電池蓋6からの突出量が小さい絶縁フィルム突出部50b1と電池蓋6との間に配置される構造の方が好ましい。
簡単に本実施例をまとめる。本実施例では、電池蓋6に密着した絶縁フィルム突出部50b2の外面上に絶縁フィルム突出部50b1が折りたたまれて互いに接合される構造をとっている。このような構造にすることによって、接合部50bが電池蓋6の上面よりも大きく突出することが無いので、接合部50bが他の部材と干渉することが無くなる。従って、接合部50bに繰り返し力がかかることによる絶縁フィルム50の破断を防止することができ、第一の実施例よりも絶縁信頼性が向上する。なお、電池蓋6側の絶縁性を確保しつつも、ガス排出弁10上に絶縁フィルム50よりも硬くなった接合部50が設けられるのを避けることが出来るという点については、第一の実施例と同様である。
《第三の実施例》
続いて第三の実施例について説明する。第一の実施例では絶縁フィルム50がガス排出弁10上を含め電池蓋6上を覆う構造としていたが、本実施例では絶縁フィルム50のガス排出弁10と対向する部分に穴52を設けている点が第一の実施例と異なる。なお、本実施例の説明では、第一の実施例の構成と同様の構成については第一の実施例で用いた図面番号と同様の図面番号を使用して説明している。
図7(a)は第三の実施例における角形二次電池120の外観斜視図、図7(b)は第三の実施例における角形二次電池120の上面図である。なお、電池缶1の幅広側面1b、幅狭側面1c、及び底面1dを絶縁フィルム50で覆う方法については、第一の実施例と同様の方法で行っているため、説明を省略する。
図7(a)に示すように、本実施例の絶縁フィルム50にはガス排出弁10と対向する位置に穴52が設けられている。本実施例では接合部50aを作成する前に、事前に絶縁フィルム突出部50a2に穴52を設ける方法をとる。具体的にはまず、絶縁フィルム50の上端を切断し、絶縁フィルム突出部50a1、及び50a2を作成する。その後、他端側の絶縁フィルム突出部50a2を電池蓋6に密着させる前に、絶縁フィルム突出部50a2を電池蓋6に密着させた際にガス排出弁10と対向する位置に穴52が配置されるように、絶縁フィルム突出部50a2に穴52を設ける。その後は第一の実施例と同様の方法によって接合部50aを設ける。このようにして、ガス排出弁10上の絶縁フィルム50が無い構造とすることができる。
なお、電池蓋6の絶縁性を考えると穴52の大きさはガス排出弁10と同じ大きさであることが望ましいが、作成のしやすさを考慮すると穴52はガス排出弁10よりも大きい方が良い。本実施例では図7(b)に示すように、穴52の方がガス排出弁10よりも大きい構造となっている。一方で、穴52を大きくしすぎて正極外部端子14と負極外部端子14との間に絶縁フィルム50が存在しない状態になると電池蓋6が絶縁されなくなるため、正極外部端子14と穴52との間には絶縁フィルム50(絶縁フィルム突出部50a2)を有しており、負極外部端子12と穴52との間には絶縁フィルム50(絶縁フィルム突出部50a2)を有している必要がある。
簡単に本実施例をまとめる。本実施例では、電池蓋6の上面を覆っていた絶縁フィルム50(絶縁フィルム突出部50a2)に穴を設け、穴52をガス排出弁10と対向する位置に配置することとした。このような構造にすることによって、第一の実施例よりも、よりガス排出を阻害しなくなるため、電池蓋6の絶縁性を確保しつつも安全性が向上する。なお、電池蓋6側の絶縁性を確保しつつも、ガス排出弁10上に絶縁フィルム50よりも硬くなった接合部50が設けられるのを避けることが出来るという点については、第一の実施例と同様である。
《第四の実施例》
続いて第四の実施例について説明する。第四の実施例が第一の実施例と異なる点は、電池情報を刻印した電池情報記載部60を有し、かつ電池情報記載部60と対向する絶縁フィルム50に穴を設けた点である。なお、本実施例の説明では、第一の実施例の構成と同様の構成については第一の実施例で用いた図面番号と同様の図面番号を使用して説明している。
図8(a)は第四の実施例における角形二次電池130の外観斜視図、図8(b)は第四の実施例における角形二次電池130の上面図である。なお、電池缶1の幅広側面1b、幅狭側面1c、及び底面1dを絶縁フィルム50で覆う方法については、第一の実施例と同様の方法で行っているため、説明を省略する。
図8(a)に示すように、本実施例の角形二次電池130では、電池蓋6に刻印された電池情報記載部60を有し、絶縁フィルム50の電池情報記載部60と対向する部分には穴53が設けられている。この電池情報記載部60は、例えば角形二次電池130を個別に識別するQRコード((登録商標第4075066号)、2次元コード)や、角形二次電池130の識別番号等である。
本実施例でも、第三の実施例と同様、接合部50aを作成する前に、事前に絶縁フィルム突出部50a2に穴53を設ける方法をとる。具体的にはまず、絶縁フィルム50の上端を切断し、絶縁フィルム突出部50a1、及び50a2を作成する。その後、他端側の絶縁フィルム突出部50a2を電池蓋6に密着させる前に、絶縁フィルム突出部50a2を電池蓋6に密着させた際に電池情報記載部60と対向する位置に穴53が配置されるように、絶縁フィルム突出部50a2に穴53を設ける。その後は第一の実施例と同様の方法によって接合部50aを設ける。以上の方法により電池情報記載部60上の絶縁フィルム50が無い構造とすることができる。このような構造にすることによって、絶縁フィルム50により電池情報の読み取りが阻害されなくなるため、電池情報(電池の個別識別情報)の取得が容易になる。
電池蓋6の絶縁性を考えると穴53の大きさは電池情報記載部60と同じ大きさであることが望ましいが、作成のしやすさを考慮すると穴53は電池情報記載部60よりも大きい方が良い。本実施例では図8(b)に示すように、穴53の方が電池情報記載部60よりも大きい構造としている。一方で、穴53を大きくしすぎて正極外部端子14と負極外部端子14との間に絶縁フィルム50が存在しない状態になると電池蓋6が絶縁されなくなるため、正極外部端子14と穴53との間には絶縁フィルム50(絶縁フィルム突出部50a2)を有しており、負極外部端子12と穴53との間には絶縁フィルム50(絶縁フィルム突出部50a2)を有している必要がある。
簡単に本実施例をまとめる。本実施例では、電池蓋6の上面を覆っていた絶縁フィルム50(絶縁フィルム突出部50a2)に穴を設け、穴53を電池情報記載部60と対向する位置に配置することとした。このような構造にすることによって、電池情報の読み取りを阻害しない角形二次電池130とすることができる。そのため、電池蓋6の絶縁性を確保しつつも電池情報の取得が容易となる。なお、電池蓋6側の絶縁性を確保しつつも、ガス排出弁10上に絶縁フィルム50よりも硬くなった接合部50が設けられるのを避けることが出来るという点については、第一の実施例と同様である。
以上、本発明についてまとめる。
本発明に記載の角形二次電池100は、正極電極34と負極電極32とをセパレータ33、35を介して扁平に捲回した捲回群3と、捲回群3を収納し、開口1aを有する電池缶1と、電池缶1を塞ぎ、ガス排出弁10が配置された電池蓋6とを有し、電池缶1の外周には伸縮性の絶縁フィルム50が密着しており、絶縁フィルム50は、電池蓋6を覆い、かつ電池蓋6側に絶縁フィルム50同士を接合した接合部50aを有し、接合部50aはガス排出弁10よりも電池蓋6の端部側に配置される。このような構造にすることによって、電池蓋6側の絶縁性を確保しつつも、ガス排出弁10上に絶縁フィルム50よりも硬くなった接合部50が設けられるのを避けることが出来る。そのため、電池容器内の圧力が上昇した場合に、ガス排出弁10が開いて内部からガスが排出されたとしても、ガス排出の妨げとなることなくなり、電池缶1及び電池蓋6に対する絶縁性を確保しつつも角形二次電池100の安全性を確保することが出来る。
また、本発明に記載の角形二次電池100は、接合部50aがガス排出弁と電池蓋の端部との間に設けられる。このような構造にすることによって、接合部50aを形成する際に絶縁フィルム突出部50a1及び50a2が共に電池蓋の中心方向に引っ張られ、絶縁フィルム突出部50a1及び50a2に張力がかかる。そのため、接合部50aを形成した後には、残留した張力によって絶縁フィルム50が電池蓋6に密着性があがるため、絶縁性や水密性が向上する。
また、本発明に記載の角形二次電池100は、接合部50aが電池蓋6の端部上に設けられる。このような構造にすることによって、接合部50aを作成する際の位置合わせが容易になるため、生産性が向上する。
また、本発明に記載の角形二次電池100は、接合部50aが絶縁フィルムの内面同士が対向して接合されている。このような構造にすることによって、複雑な工程を要することなく、二つの絶縁フィルム突出部50a1及び50a2を単純に摘まんで接合すれば、容易に接合部50aを作成することが出来るため生産性が向上する。
また、本発明に記載の角形二次電池110は、接合部50bが電池蓋6に密着した一方の絶縁フィルム50の外面上に他方の絶縁フィルム50が折りたたまれて接合されている。このような構造とすることによって、接合部50bが電池蓋6の上面よりも大きく突出することが無いので、接合部50bが他の部材と干渉することが無くなる。従って、接合部50bに繰り返し力がかかることによる絶縁フィルム50の破断を防止することができ、第一の実施例よりも絶縁信頼性が向上する。
また、本発明に記載の角形二次電池100は、接合部50aが熱溶着により形成されている。このような構造にすることによって、複雑な工程を要することなく接合部50aを作成できるため、生産性が向上する。
また、本発明に記載の角形二次電池100は、接合部50aが接着剤を用いて形成されている。このような構造にすることによって、絶縁フィルム50が熱溶着によって薄肉化しないため、接合部50a近傍が破れる恐れが少なくなる。そのため、電池缶1に対する絶縁性が向上する。
また、本発明に記載の角形二次電池120は、絶縁フィルム50がガス排出弁10と対向する部分に穴52を有する。このような構造にすることによって、よりガス排出が阻害されなくなるため、絶縁性を確保しつつも安全性が向上する。
また、本発明に記載の角形二次電池130は、電池蓋6上に電池情報を刻印した電池情報記載部60を有し、絶縁フィルム50は、電池情報記載部60と対向する部分に穴53を有する。このような構造にすることによって、電池情報記載部60の読み取りを阻害しないため、絶縁性を確保しつつも電池情報の取得が容易になる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は、前記の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、前記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。さらに、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 電池缶
1a 開口部
1b 幅広側面
1c 幅狭側面
1d 底面
2 絶縁保護フィルム
3 捲回群
5 ガスケット
6 電池蓋
7 絶縁板
9 注液口
10 ガス排出弁
11 注液栓
12 負極外部端子
12a 負極接続部
12b 負極外部端子上面
14 正極外部端子
14a 正極接続部
14b 正極外部端子上面
21 負極集電板基部
22 負極側接続端部
23 負極側開口穴
24 負極集電板
26 負極側貫通孔
32 負極電極
32a 負極箔
32b 負極合剤層
32c 負極箔露出部
33 セパレータ
34 正極電極
34a 正極箔
34b 正極合剤層
34c 正極箔露出部
35 セパレータ
41 正極集電板基部
42 正極側接続端部
43 正極側開口穴
44 正極集電板
46 正極側貫通孔
50 絶縁フィルム
50a 接合部
50a1 絶縁フィルム突出部
50a2 絶縁フィルム突出部
50b 接合部
50b1 絶縁フィルム突出部
50b2 絶縁フィルム突出部
52 穴
53 穴
60 電池情報記載部
100 角形二次電池
101a 上面
101b 幅広側面
101c 幅狭側面
101d 底面
110 角形二次電池
120 角形二次電池
130 角形二次電池

Claims (9)

  1. 正極電極と負極電極とをセパレータを介して扁平に捲回した捲回群と、
    前記捲回群を収納し、開口を有する電池缶と、
    前記電池缶を塞ぎ、ガス排出弁が配置された電池蓋と、を有する角形二次電池において、
    電池缶の外周には伸縮性の絶縁フィルムが密着しており、
    前記絶縁フィルムは、前記電池蓋を覆い、かつ前記電池蓋側に当該絶縁フィルム同士を接合した接合部を有し、
    前記接合部は前記ガス排出弁よりも前記電池蓋の端部側に配置されることを特徴とする角形二次電池。
  2. 請求項1に記載の角形二次電池において、
    前記接合部は前記ガス排出弁と前記電池蓋の端部との間に設けられることを特徴とする角形二次電池。
  3. 請求項1に記載の角形二次電池において、
    前記接合部は前記電池蓋の端部上に設けられることを特徴とする角形二次電池。
  4. 請求項2又は3に記載の角形二次電池において、
    前記接合部は、前記絶縁フィルムの内面同士が対向して接合されていることを特徴とする角形二次電池。
  5. 請求項2又は3に記載の角形二次電池において、
    前記接合部は、前記電池蓋に密着した一方の前記絶縁フィルムの外面上に他方の前記絶縁フィルムが折りたたまれて接合されることを特徴とする角形二次電池。
  6. 請求項4または5に記載の角形二次電池において、
    前記接合部は熱溶着により形成されていることを特徴とする角形二次電池。
  7. 請求項4または5に記載の角形二次電池において、
    前記接合部は接着剤を用いて形成されていることを特徴とする角形二次電池。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の角形二次電池において、
    前記絶縁フィルムは、前記ガス排出弁と対向する部分に穴を有することを特徴とする角形二次電池。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の角形二次電池において、
    前記電池蓋上には電池情報を刻印した電池情報記載部を有し、
    前記絶縁フィルムは、前記電池情報記載部と対向する部分に穴を有することを特徴とする角形二次電池。
JP2014212707A 2014-10-17 2014-10-17 角形二次電池 Ceased JP2016081751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014212707A JP2016081751A (ja) 2014-10-17 2014-10-17 角形二次電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014212707A JP2016081751A (ja) 2014-10-17 2014-10-17 角形二次電池

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016081751A true JP2016081751A (ja) 2016-05-16

Family

ID=55958956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014212707A Ceased JP2016081751A (ja) 2014-10-17 2014-10-17 角形二次電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016081751A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7431089B2 (ja) 2020-03-31 2024-02-14 三洋電機株式会社 電源装置及びこれを備える車両並びに蓄電装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011222198A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Sanyo Electric Co Ltd 表面を熱収縮フィルムで被覆している電池の製造方法
JP2013252894A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Fuji Seal International Inc フィルム被覆物品

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011222198A (ja) * 2010-04-06 2011-11-04 Sanyo Electric Co Ltd 表面を熱収縮フィルムで被覆している電池の製造方法
JP2013252894A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Fuji Seal International Inc フィルム被覆物品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7431089B2 (ja) 2020-03-31 2024-02-14 三洋電機株式会社 電源装置及びこれを備える車両並びに蓄電装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6316440B2 (ja) 角形二次電池
US20170125778A1 (en) Rectangular Secondary Battery
JP6446239B2 (ja) 二次電池
WO2018020906A1 (ja) 角形二次電池
WO2016103943A1 (ja) 角形二次電池
WO2013027296A1 (ja) リチウムイオン二次電池およびその製造方法
JP7118242B2 (ja) 二次電池
JP6261441B2 (ja) 二次電池
JP6608596B2 (ja) 角形二次電池及びその製造方法
WO2015093288A1 (ja) 角形二次電池
JP2016139532A (ja) 角形二次電池
JP6715936B2 (ja) 角形二次電池
JP6809860B2 (ja) 二次電池
JP2016110787A (ja) 角形二次電池
JP6562726B2 (ja) 角形二次電池及びその製造方法
JP2016081751A (ja) 角形二次電池
WO2016076108A1 (ja) 角形二次電池
JP6360305B2 (ja) 角形二次電池
WO2015125223A1 (ja) 二次電池
JP2015204236A (ja) 二次電池および電池モジュール
JP6504994B2 (ja) 角形蓄電素子
JP2018056086A (ja) 二次電池及び二次電池の製造方法
JP6892338B2 (ja) 蓄電装置および蓄電装置の製造方法
JP6978500B2 (ja) 二次電池
JP2018056023A (ja) 二次電池

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170117

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170124

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20190226