JP2016080925A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016080925A
JP2016080925A JP2014213319A JP2014213319A JP2016080925A JP 2016080925 A JP2016080925 A JP 2016080925A JP 2014213319 A JP2014213319 A JP 2014213319A JP 2014213319 A JP2014213319 A JP 2014213319A JP 2016080925 A JP2016080925 A JP 2016080925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
sheet
discharge
processing apparatus
sheet processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014213319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016080925A5 (ja
JP6415237B2 (ja
Inventor
吉野 大樹
Daiki Yoshino
大樹 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014213319A priority Critical patent/JP6415237B2/ja
Publication of JP2016080925A publication Critical patent/JP2016080925A/ja
Publication of JP2016080925A5 publication Critical patent/JP2016080925A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6415237B2 publication Critical patent/JP6415237B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】シート処理装置を装着する際に取り外した排出ガイドやサブカバー等の離脱部材を収容可能でありながら、大型化を抑制できる画像形成装置を提供する。【解決手段】排出トレイ62に着脱可能であり、排出トレイ62に装着した状態で排出トレイ62の上面から突出して排出口10aから排出されたシートを案内する排出ガイド63と、排出口10aから排出されるシートを処理するシート処理装置を排出トレイ62の上に装着可能な穴部10b及び取付穴と、を備え、排出トレイ62は、排出口10aから排出されたシートが積載される位置に傾斜部72を有し、排出ガイド63は、シート処理装置が装着される場合に取り外され、シート処理装置と傾斜部72の間に形成される収容部74に収容可能である【選択図】図3

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式等の画像形成装置に関し、特に、シート処理装置を後付け可能な画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、複写機、プリンタ、プロッタ、ファクシミリ、及びこれらの複数の機能を有する複合機等として広く応用されている。これらの画像形成装置では、排出されたシートを積載するための標準の排出トレイを有している。また、標準の排出トレイとは別に、機能を拡張する装置として、排出されたシートに対して、仕分け処理、綴じ処理、穿孔処理、折り処理等の後処理を実行可能なシート処理装置が後付けで設置される場合がある。このようなシート処理装置を画像形成装置に装着するために、画像形成装置にはシート処理装置に連結するための連結部位が設けられている。この連結部位は、シート処理装置を装着する前は、見栄えの向上やユーザによる誤操作の防止のため、板状のサブカバー等で覆い隠されている。
従来は、画像形成装置にシート処理装置を装着する場合に、取り外したサブカバー等を廃棄することが多かった。しかしながら、取り外したサブカバー等を廃棄してしまうと、例えば、一旦装着したシート処理装置をメンテナンス等のために取り外した場合に、シート処理装置への連結部位が露出したままになってしまう。このため、画像形成装置の見栄えが低下したり、ユーザによる誤操作の虞が生じてしまう。また、一般的に環境保護の観点から、廃棄部品を減らすことが望まれている。
また、排出トレイに着脱可能であり、排出トレイに装着した状態で排出トレイの上面から突出して排出口から排出されたシートを案内する排出ガイドについても、上述したサブカバーと同様である。即ち、画像形成装置にシート処理装置を装着する場合に、このような排出ガイドを取り外して廃棄してしまうと、例えば、一旦装着したシート処理装置を取り外した場合に、排出されたシートが上手く案内されなくなる虞がある。
そこで、画像形成装置にシート処理装置を装着する場合に、例えば、取り外したコネクタカバーを収容する専用の収容部を有する画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。この画像形成装置によれば、画像形成装置にシート処理装置を装着する場合に、取り外したコネクタカバーを廃棄しなくてよいので、シート処理装置を取り外した場合でも再度コネクタカバーを利用することができる。また、この画像形成装置によれば、廃棄部品を削減することができる。
特開平11−301053号公報
しかしながら、上述した特許文献1の画像形成装置では、収容部はコネクタカバーを収容するための専用に設けられているので、シート処理装置が取り付けられていない時には収容部は無駄な空間になってしまう。このため、この収容部を設けたことで、画像処理装置が大型化してしまうという問題があった。
本発明は、シート処理装置を装着する際に取り外した排出ガイドやサブカバー等の離脱部材を収容可能でありながら、大型化を抑制できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を収容する筐体と、前記筐体に設けられた排出口から排出されたシートを積載する排出トレイと、前記排出トレイに着脱可能であり、前記排出トレイに装着した状態で前記排出トレイの上面から突出して前記排出口から排出されたシートを案内する排出ガイドと、前記排出口から排出されるシートを処理するシート処理装置を前記排出トレイの上に装着可能な装着部と、を備え、前記排出トレイは、前記排出口から排出されたシートが積載される位置に傾斜部を有し、前記排出ガイドは、前記シート処理装置が装着される場合に取り外され、前記シート処理装置と前記傾斜部の間に形成される空間に収容可能であることを特徴とする。
本発明によれば、シート処理装置を装着する場合に排出ガイドを収容可能な空間を形成する傾斜部が、シート処理装置を装着しない場合には排出されたシートが積載されるようになっている。即ち、シート処理装置を装着しない場合にシートを積載する機能を有する傾斜部を、シート処理装置を装着する場合には排出ガイドを収容可能な収容部を形成するものとして利用することができる。このため、シート処理装置を装着する際に取り外した排出ガイドやサブカバー等の離脱部材を収容可能でありながら、専用の収容部を設ける場合に比べて、画像形成装置の大型化を抑制することができる。
実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。 実施形態に係る画像形成装置の概略の断面図である。 実施形態に係る画像形成装置の排出トレイの傾斜部を示す斜視図である。 実施形態に係る画像形成装置の排出ガイドにサブカバーを収容した状態を示す斜視図である。 実施形態に係る画像形成装置の胴内空間部にシート処理装置を装着した状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を、図1〜図5を参照しながら詳細に説明する。尚、本実施形態では、画像形成装置の一例としてタンデム型のフルカラープリンタについて説明している。但し、本発明はタンデム型の画像形成装置に限られず、他の方式の画像形成装置であってもよく、また、フルカラーであることにも限られず、モノクロやモノカラーであってもよい。
図1及び図2に示すように、画像形成装置1は、筐体としての画像形成装置本体(以下、装置本体という)10を備えている。また、装置本体10は、画像読取部20と、シート給送部30と、画像形成部40と、シート搬送部50と、シート排出部60と、不図示の制御部と、を備えている。尚、記録材であるシートSは、トナー像が形成されるものであり、具体例として、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製のシート、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等がある。
画像読取部20は、装置本体10の上部に設けられている。画像読取部20は、原稿載置台としての不図示のプラテンガラスと、プラテンガラスに載置された原稿に光を照射する不図示の光源と、反射光をデジタル信号に変換する不図示のイメージセンサ等を備えている。
シート給送部30は、装置本体10の下部に配置されており、記録紙等のシートSを積載して収容するシートカセット31a,31bと、給送ローラ32a,32bとを備え、シートSを画像形成部40に給送するようになっている。
画像形成部40は、画像形成ユニット41と、トナーボトル42と、レーザスキャナ43と、中間転写ユニット44と、2次転写部45と、定着装置46とを備え、画像形成を行うようになっている。
画像形成ユニット41は、イエロー(y)、マゼンタ(m)、シアン(c)、ブラック(k)の4色のトナー画像を形成するための4個の作像ユニット41y,41m,41c,41kを備えている。これらは、それぞれ装置本体10に対してユーザにより着脱可能になっている。例えば、作像ユニット41yは、トナー画像を形成する像担持体である感光体ドラム47yと、不図示の帯電ローラと、現像ローラと、ドラムクリーニングブレードと、トナー等を備えている。また、作像ユニット41yには、トナーが充填されたトナーボトル42yからトナーが供給される。尚、他の作像ユニット41m,41c,41kも同様の構造となっているので、詳細な説明は省略する。
レーザスキャナ43は、感光体ドラム47y,47m,47c,47kの表面を露光して感光体ドラム47y,47m,47c,47kの表面上に静電潜像を形成する露光手段である。
中間転写ユニット44は、作像ユニット41y,41m,41c,41kの上方に配置されている。中間転写ユニット44は、駆動ローラ44aや1次転写ローラ44y,44m,44c,44k等の複数のローラと、これらのローラに巻き掛けられた中間転写ベルト44bとを備えている。1次転写ローラ44y,44m,44c,44kは、感光体ドラム47y,47m,47c,47kにそれぞれ対向して配置され、中間転写ベルト44bに当接するようになっている。中間転写ベルト44bに1次転写ローラ44y,44m,44c,44kによって正極性の転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム47y,47m,47c,47k上のそれぞれの負極性を持つトナー像が順次中間転写ベルト44bに多重転写される。これにより、中間転写ベルト44bに、フルカラー画像が形成されるようになっている。
2次転写部45は、2次転写内ローラ45aと、2次転写外ローラ45bとを備えている。2次転写外ローラ45bに正極性の2次転写バイアスを印加することによって、中間転写ベルト44bに形成されたフルカラー画像をシートSに転写するようになっている。尚、2次転写内ローラ45aは中間転写ベルト44bの内側で該中間転写ベルト44bを張架しており、2次転写外ローラ45bは中間転写ベルト44bを挟んで2次転写内ローラ45aと対向する位置に設けられている。
定着装置46は、定着ローラ46a及び加圧ローラ46bを備えている。定着ローラ46aと加圧ローラ46bとの間をシートSが挟持搬送されることにより、シートSに転写されたトナー像は加圧加熱されてシートSに定着されるようになっている。定着装置46は、1つのユニットを構成しており、装置本体10に対して挿入及び離脱可能になっている。
シート搬送部50は、シート給送部30から給送されたシートSを画像形成部40からシート排出部60に搬送するようになっており、2次転写前搬送経路51と、定着前搬送経路52と、排出経路53と、再搬送経路54とを備えている。
シート排出部60は、排出経路53の下流側に配置された排出ローラ対61と、排出ローラ対61の下流側に配置された排出トレイ62とを備えている。排出ローラ対61は、排出経路53から搬送されるシートSをニップ部から給送し、装置本体10に形成された排出口10aを通して排出トレイ62に排出するようになっている。排出トレイ62は、フェイスダウントレイになっており、排出口10aから排出されたシートSを積載するようになっている。また、画像読取部20と排出トレイ62との間の空間は、胴内空間部を構成している。
制御部はコンピュータにより構成され、例えばCPUと、各部を制御するプログラムを記憶するROMと、データを一時的に記憶するRAMと、外部と信号を入出力する入出力回路とを備えている。制御部は、入出力回路を介して、画像読取部20、シート給送部30、画像形成部40、シート搬送部50、シート排出部60に接続され、各部と信号をやり取りすると共に動作を制御するようになっている。また、制御部は、装置本体10に接続された不図示のコンピュータからの指令や、操作パネル11の操作等により、作業者が操作や設定を可能になっている。
次に、このように構成された画像形成装置1における画像形成動作について説明する。
図2に示すように、画像形成動作が開始されると、まず感光体ドラム47y,47m,47c,47kが回転して表面が帯電ローラにより帯電される。そして、レーザスキャナ43により画像情報に基づいてレーザ光が感光体ドラム47y,47m,47c,47kに対して発光され、感光体ドラム47y,47m,47c,47kの表面上に静電潜像が形成される。この静電潜像にトナーが付着することにより、現像されてトナー画像として可視化され、中間転写ベルト44bに転写される。
一方、このようなトナー像の形成動作に並行して給送ローラ32a,32bが回転し、シートカセット31a,31bの最上位のシートSを分離しながら給送する。そして、中間転写ベルト44bのトナー画像にタイミングを合わせて、2次転写前搬送経路51を介してシートSが2次転写部45に搬送される。更に、中間転写ベルト44bからシートSに画像が転写され、シートSは、定着装置46に搬送され、ここで未定着トナー像が加熱加圧されてシートSの表面に定着され、排出ローラ対61により排出口10aから排出されて排出トレイ62に積載される。
次に、排出トレイ62及びその周辺構造について、図1乃至図5を用いて詳細に説明する。尚、本実施形態では、図1及び図3等に示すように、胴内空間部12において、シートSの排出方向Xに関する上流あるいは下流を、単に「上流」あるいは「下流」とする。また、排出方向Xに直交する水平方向を「幅方向」とする。
図1及び図3に示すように、排出トレイ62は、略水平に形成された積載部71と、積載部71の排出方向Xの上流端から上流側に向けて形成された傾斜部72と、傾斜部72の上流端から上方に延設された突き当て部73とを備えている。この排出トレイ62は、例えばプラスチック製で一体形成されている。積載部71及び傾斜部72は、排出口10aから排出されたシートSが積載されるようになっている。即ち、傾斜部72は、排出口10aから排出されたシートが積載される位置に配置されている。
傾斜部72は、積載部71から突き当て部73に向けて下方に傾斜している。突き当て部73は、傾斜部72の上流端から排出口10aまで、略鉛直に設けられている。このため、排出口10aから排出されたシートSは、積載部71に積載されるが、シートSの上流側部は傾斜部72に積載されるので、シートSは傾斜部72に案内されて上流側に滑り落ちるように移動して、突き当て部73に突き当たる。シートSが突き当て部73に突き当たることにより、シートSの位置が揃えられ、真っ直ぐ積載されるようになる。
即ち、傾斜部72は、排出されたシートSを突き当て部73に案内して端部を揃える機能を有している。また、突き当て部73は、排出トレイ62のシート排出方向Xの上流側端部に配置され、シートSの上流端を突き当てるようになっている。尚、胴内空間部12にシート処理装置100を設置した際に、シート処理装置の底面と、傾斜部72と、突き当て部73とにより囲まれる空間を、収容部(空間)74としている(図5参照)。
図1に示すように、積載部71の上流側部には、幅方向の略中央部に、排出ガイド63が着脱可能に設けられている。排出ガイド63は、排出トレイ62に装着した状態で排出トレイ62の上面から突出している。排出ガイド63は、排出口10aから排出されたシートSを突き当て部73に向けて案内するようになっている。具体的には、排出ガイド63は、シートSの幅方向の中央部を押し上げることで、傾斜部72によるシートSの突き当て部73への案内を補助するようになっている。
排出ガイド63は、積載部71から上方に突出しており、図4に示すように、傾部63aと、水平部63bと、下流端部63cとを備えている。傾部63aは、水平部63bの上流端部から上流側に向けて下方に傾斜している。この傾斜角度は、傾斜部72と同等としている。また、排出ガイド63は、一方の側部から側方に突出した2つの係止爪63dと、他方の側部から下方に突出した弾性変形可能な弾性爪63eとを備えている。尚、弾性爪63eは、先端に爪を有する細長い板状であり、その両側部には溝が設けられている。
図3に示すように、積載部71の排出ガイド63を装着する部位には、排出ガイド63を収容して位置決めする収容穴71aが形成されている。収容穴71aには、胴内空間部12の手前側の側面に2つの係止穴71bと、底面の胴内空間部12の奥側に係止穴71cとが形成されている。そして、排出ガイド63の係止爪63dを収容穴71aの係止穴71bに側方から挿入し、排出ガイド63の弾性爪63eを収容穴71aの係止穴71cに上方から挿入することで、排出ガイド63を収容穴71aに装着することができる(図1参照)。
傾斜部72の幅方向の略中央部には、排出ガイド63に連続して傾斜部72の他の部位より高く突出した凸部72aが形成されている。凸部72aも、排出ガイド63と同様に、シートSの幅方向の中央部を押し上げることで、傾斜部72によるシートSの突き当て部73への案内を補助するようになっている。また、傾斜部72は、凸部72aの奥側に隣接して形成された係止穴72bを備えている。
ここで、図3及び図5に示すように、排出ガイド63は、収容穴71aから取り外した状態で収容部74に収容することができる。即ち、排出ガイド63は、シート処理装置100が装着される場合に取り外され、シート処理装置100と傾斜部72の間に形成される収容部74に収容可能になっている。この時、排出ガイド63は、上流側と下流側とを反転させ、排出ガイド63の弾性爪63eを傾斜部72の係止穴72bに係合して固定するようにする。これにより、図5に示すように、排出ガイド63の下流端部63cが突き当て部73に当接し、傾部63aが水平になって積載部71と同じ高さに位置するようになる。即ち、排出ガイド63は、収容部74に収容されて、シート処理装置100が装着された場合に、シート処理装置100を下方から支持するようになっている。
また、図4に示すように、排出ガイド63は、底部が開口した筐体状であり、内部に一対の保持爪63fを有している。各保持爪63fは、後述するサブカバー13を複数枚積層して挟持して保持できるようになっており、保持したサブカバー13は排出ガイド63の下面よりも上側に収まるようになっている。これにより、排出ガイド63は、シート処理装置100を装着した場合に、サブカバー13を収容した状態で収容部74に収容可能になっている。
また、図1に示すように、排出口10aには排出爪(離脱部材)64が着脱自在に取り付けられている。排出爪64は、シート処理装置100を装着しない場合に排出口10aに装着自在で、装着により排出口10aから排出されるシートSを排出トレイ62に案内するようになっている。
更に、排出口10aの側方と、胴内空間部12の奥面と、装置本体10のシート排出方向X側の側面とには、シート処理装置100を装着する場合にシート処理装置100の一部が貫通する穴部(装着部)10bが形成されている。即ち、シート処理装置100の一部として、例えば爪部が穴部10bを貫通して装置本体10に内蔵されたフレームに係合したり、あるいは、シート処理装置100の一部として、例えばコネクタが穴部10bを貫通して装置本体10に接続される。また、各穴部10bには、シート処理装置100を装着しない場合に閉塞するサブカバー(離脱部材)13が取り付けられている。
また、図1及び図5に示すように、排出口10aの上方には、シート処理装置100の取付ピン101を貫通させる取付穴(装着部)10cが形成されている。シート処理装置100の取付ピン101は、例えば、取付穴10cを貫通して装置本体10に内蔵されたフレーム14に嵌合して固定されるようになっている。これらのように、穴部10bや取付穴10cは、シート処理装置100を排出トレイ62の上に装着可能なように設けられている。
次に、上述した画像形成装置1の排出トレイ62及びその周辺構造の動作について、図1乃至図5を用いて詳細に説明する。
図1に示すように、シート処理装置100を装着しない状態では、排出ガイド63を収容穴71aに取り付ける。これにより、排出ガイド63及び凸部72aが排出トレイ62の上面から上方に突出した状態になり、排出されたシートSの幅方向の中央部を押し上げることで、傾斜部72によるシートSの突き当て部73への案内を補助することができる。この時、排出ガイド63は、弾性爪63eを奥側にして装着されているので、弾性爪63eはユーザから見えないようになっている。これにより、見栄えを向上できると共に、ユーザが弾性爪63eに気付いて弾性爪63eを押圧して排出ガイド63を誤って取り外してしまうことを防止できる。また、傾斜部72の係止穴72bは、凸部72aの奥側に隠れているので、ユーザは直接見ることができず、見栄えの低下を防止することができる。
図1に示すように、シート処理装置100を装着しない状態では、装置本体10の各穴部10bに、サブカバー13が取り付けられている。これにより、見栄えを向上できると共に、ユーザが穴部10bに指や道具等を挿入して画像形成装置1を損傷してしまうことを防止できる。
図1に示すように、シート処理装置100を装着しない状態では、排出口10aに排出爪64が取り付けられており、排出口10aから排出されるシートSを排出トレイ62に案内するようになっている。これにより、排出口10aから排出されるシートSは、真っ直ぐに積載されるようになる。
この画像形成装置1では、図5に示すように、胴内空間部12にシート処理装置100を後付け可能になっている。ここでのシート処理装置100としては、例えば、シートSの仕分け処理、綴じ処理、穿孔処理、折り処理等の後処理を行うものを適用することができる。あるいは、装置本体10の隣に大型のシート処理装置を載置して、排出口10aからシート処理装置まで、排出されたシートSを搬送するよう胴内空間部12に設けられる中継搬送装置をシート処理装置100として適用してもよい。即ち、シート処理装置100は、排出口10aに装着自在で装着状態で少なくとも一部が排出トレイ62の上に設置されて排出口10aから排出されるシートSを処理するようになっている。
胴内空間部12にシート処理装置100を装着する場合は、排出ガイド63と、サブカバー13と、排出爪64が邪魔になるので、いずれも取り外す。排出ガイド63は、奥側に手指等を回り込ませて、弾性爪63eを押し込むことで係止穴71cとの係合を外し、取り外すようにする。また、シート処理装置100の連結のために使用する穴部10bを閉塞しているサブカバー13を、取り外す。取り外したサブカバー13は、図4に示すように、排出ガイド63の内部の保持爪63fの間に、積層して挟持させる。更に、排出爪64を取り外す。
そして、図3及び図5に示すように、排出ガイド63の下流端部63cを突き当て部73に当接させるように、排出ガイド63を凸部72aの奥側に沿わせて配置し、弾性爪63eを係止穴72bに挿入して、排出ガイド63を収容部74に収容する。また、排出爪64は、収容部74の空き空間に適宜収容する。
また、排出ガイド63の傾部63aは、積載部71と同じ高さに水平に設けられているので、その同じ高さの面にシート処理装置100を載置することができる。これにより、排出ガイド63を収容部74に収容しない場合に比べて、設置したシート処理装置100の安定性を向上することができる。しかも、シート処理装置100は、一般的に奥側に基板等が内蔵されているため、重心が奥側に位置することが多い。このため、排出ガイド63は凸部72aの奥側に配置されていることから、シート処理装置100の重心が位置する奥側を支持することができるので、安定した支持を実現することができる。
図5に示すように、シート処理装置100は、例えば取付ピン101を有しており、この取付ピン101を取付穴10cを通過させてフレーム14に嵌合させる。これにより、シート処理装置100を固定して設置することができる。この時、シート処理装置100は、取付ピン101が取り付けられたフレーム14と、下方から支持する傾部63aと、奥側を下方から支持する積載部71との3点において支持されるので、安定した3点支持を実現することができる。
また、例えば、メンテナンス等のためにシート処理装置100を取り外す場合は、シート処理装置100を取り外してから、排出ガイド63と、サブカバー13と、排出爪64とを取り出す。取り出した排出ガイド63と、サブカバー13と、排出爪64とは、シート処理装置100の取付前(図1参照)のように再度取り付ける。これにより、新しい排出ガイド63と、サブカバー13と、排出爪64とを入手する必要がないので、画像形成装置1をすぐに使用できるようになる。
上述したように本実施形態の画像形成装置1によれば、シート処理装置100を装着する場合に排出ガイド63を収容可能な収容部74を形成する傾斜部72が、シート処理装置100を装着しない場合には排出されたシートSが積載される。即ち、シート処理装置100を装着しない場合にシートSを積載する機能を有する傾斜部72を、シート処理装置100を装着する場合には排出ガイド63を収容可能な収容部74を形成するものとして利用することができる。このため、シート処理装置100を装着する際に取り外した排出ガイド63やサブカバー13等の離脱部材を収容可能でありながら、専用の収容部を設ける場合に比べて、画像形成装置1の大型化を抑制することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、収容部74は、排出トレイ62のシート排出方向Xの上流側部分を突き当て部73に向けて下方に傾斜する傾斜部72と、突き当て部73とにより構成されている。このため、シート処理装置100を装着しない場合に、排出されたシートSの端部を揃えることができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、排出ガイド63は、収容部74に収容されて、シート処理装置100が装着された場合に、シート処理装置100を下方から支持するようになっている。このため、シート処理装置100の安定した設置を実現することができる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、装置本体10に着脱可能であり、シート処理装置100を装着する場合に取り外される離脱部材を備えるようにしている。離脱部材は、例えば、シート処理装置100を装着する場合にシート処理装置100の一部が貫通する装置本体10の穴部10bを、シート処理装置100を装着しない場合に閉塞するサブカバー13とすることができる。
この場合、排出ガイド63は、シート処理装置100を装着した場合に、サブカバー13を収容した状態で収容部74に収容可能にすることができる。これにより、複数のサブカバー13を整然と配置することができ、かつ省スペースで収納することができる。また、画像形成装置1を稼働した際に発生する振動により、サブカバー13に伝播し発生する騒音を抑制することができる。更に、サブカバー13を積層することにより空気層を確保できるため、画像形成装置1からシート処理装置100へ、またはシート処理装置100から画像形成装置1へ放射される熱を低減することができるようになる。
また、離脱部材は、例えば、シート処理装置100を装着しない場合に排出口10aに装着自在で、装着により排出口10aから排出されるシートSを排出トレイ62に案内する排出爪64とすることができる。
上述した本実施形態の画像形成装置1では、排出トレイ62は、積載部71と、傾斜部72と、突き当て部73とを有する場合について説明したが、これには限られない。例えば、傾斜部72と突き当て部73とは別部材で、当接して組み立てられることにより収容部74が形成されるようにしてもよい。
また、本実施形態の画像形成装置1では、傾斜部72は積載部71から突き当て部73に向けて下方に傾斜するように設けた場合について説明しているが、これには限られない。例えば、積載部71の略中央部に、積載部71に積載されたシートSの下流側の端部を把持する際に手指を入れるための凹んだ空間を形成した場合に、その空間を形成する側壁の一部を傾斜部としてもよい。
また、本実施形態の画像形成装置1では、収容部74に排出ガイド63と、サブカバー13と、排出爪64とを収容した場合について説明したが、これには限られない。例えば、排出ガイド63のみ収容するようにしてもよく、あるいは、サブカバー13や排出爪64等、シート処理装置100の装着により離脱する離脱部材のうちの適宜なものを収容するようにしてもよい。
1…画像形成装置、10…装置本体(筐体)、10a…排出口、10b…穴部(装着部)、10c…取付穴(装着部)、13…サブカバー(離脱部材)、40…画像形成部、62…排出トレイ、63…排出ガイド、64…排出爪(離脱部材)、72…傾斜部、73…突き当て部、74…収容部(空間)、100…シート処理装置、S…シート

Claims (7)

  1. シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を収容する筐体と、
    前記筐体に設けられた排出口から排出されたシートを積載する排出トレイと、
    前記排出トレイに着脱可能であり、前記排出トレイに装着した状態で前記排出トレイの上面から突出して前記排出口から排出されたシートを案内する排出ガイドと、
    前記排出口から排出されるシートを処理するシート処理装置を前記排出トレイの上に装着可能な装着部と、を備え、
    前記排出トレイは、前記排出口から排出されたシートが積載される位置に傾斜部を有し、
    前記排出ガイドは、前記シート処理装置が装着される場合に取り外され、前記シート処理装置と前記傾斜部の間に形成される空間に収容可能である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記排出トレイのシート排出方向の上流側端部に配置され、シートの上流端を突き当てる突き当て部を備え、
    前記傾斜部は、前記排出トレイのシート排出方向の上流側部分を前記突き当て部に向けて下方に傾斜して、排出されたシートを前記突き当て部に案内し、
    前記空間は、前記傾斜部と前記突き当て部とにより構成される、
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記排出ガイドは、前記空間に収容されて、前記シート処理装置が装着された場合に、前記シート処理装置を下方から支持する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記筐体に着脱可能であり、前記シート処理装置を装着する場合に取り外される離脱部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記離脱部材は、前記シート処理装置を装着する場合に前記シート処理装置の一部が貫通する前記筐体の穴部を、前記シート処理装置を装着しない場合に閉塞するサブカバーである、
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記排出ガイドは、前記シート処理装置を装着した場合に、前記サブカバーを収容した状態で前記空間に収容可能である、
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記離脱部材は、前記シート処理装置を装着しない場合に前記排出口に装着自在で、装着により前記排出口から排出されるシートを前記排出トレイに案内する排出爪である、
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
JP2014213319A 2014-10-20 2014-10-20 画像形成装置 Active JP6415237B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014213319A JP6415237B2 (ja) 2014-10-20 2014-10-20 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014213319A JP6415237B2 (ja) 2014-10-20 2014-10-20 画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016080925A true JP2016080925A (ja) 2016-05-16
JP2016080925A5 JP2016080925A5 (ja) 2017-11-24
JP6415237B2 JP6415237B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=55958482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014213319A Active JP6415237B2 (ja) 2014-10-20 2014-10-20 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6415237B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4898374A (en) * 1988-06-27 1990-02-06 Imagitek, Inc. Intermittent drive mechanism for copy stacking
JPH11301053A (ja) * 1998-04-15 1999-11-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2001134033A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006178011A (ja) * 2004-12-20 2006-07-06 Sharp Corp 画像形成装置
JP2006301527A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2008110834A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2010237524A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2014048462A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4898374A (en) * 1988-06-27 1990-02-06 Imagitek, Inc. Intermittent drive mechanism for copy stacking
JPH11301053A (ja) * 1998-04-15 1999-11-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2001134033A (ja) * 1999-11-08 2001-05-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006178011A (ja) * 2004-12-20 2006-07-06 Sharp Corp 画像形成装置
JP2006301527A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Canon Inc 画像形成装置
JP2008110834A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2010237524A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2014048462A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6415237B2 (ja) 2018-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6082102B2 (ja) 画像形成装置及びスキャナー装置
EP2674816B1 (en) Sheet conveying device and image forming apparatus
JP6007158B2 (ja) 画像形成装置
US9760038B2 (en) Toner case, and image forming apparatus including the same
JP6380619B2 (ja) 画像形成装置
JP5795996B2 (ja) 画像形成装置
JP2017007269A (ja) 画像形成装置
JP5914378B2 (ja) 画像形成装置
JP6245157B2 (ja) 給紙カセット及びそれを備えた画像形成装置
JP6415237B2 (ja) 画像形成装置
WO2015037666A1 (ja) 画像形成装置
JP6429543B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP6332455B2 (ja) 給紙カセットおよびこれを備えた画像形成装置
US9342023B1 (en) Image forming apparatus
JP6932317B2 (ja) 媒体積載装置及び画像形成装置
JP2014126584A (ja) 外装カバーおよび画像形成装置
JP7262982B2 (ja) 画像形成装置
JP5630302B2 (ja) 画像形成装置
JP6943304B2 (ja) 複合装置
JP5498845B2 (ja) 取り付け機構、シート供給ユニット及び画像形成装置
JP6299686B2 (ja) 給紙カセットおよびこれを備える画像形成装置
JP6524960B2 (ja) 画像形成装置
JP2015064517A (ja) 画像形成装置
JP2018047975A (ja) 画像形成装置
JP2006089246A (ja) 給紙カセット

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171016

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180619

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181002

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6415237

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151