JP6932317B2 - 媒体積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

媒体積載装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6932317B2
JP6932317B2 JP2017226927A JP2017226927A JP6932317B2 JP 6932317 B2 JP6932317 B2 JP 6932317B2 JP 2017226927 A JP2017226927 A JP 2017226927A JP 2017226927 A JP2017226927 A JP 2017226927A JP 6932317 B2 JP6932317 B2 JP 6932317B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
medium
guide
height
loading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017226927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019094198A (ja
Inventor
仁司 長井
仁司 長井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2017226927A priority Critical patent/JP6932317B2/ja
Publication of JP2019094198A publication Critical patent/JP2019094198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6932317B2 publication Critical patent/JP6932317B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

本発明は、媒体積載装置及び画像形成装置に関するものであり、例えば、媒体積載装置としての給紙カセット、及びこのような給紙カセットを備えたプリンタなどの画像形成装置に適用して好適なものである。
一般的に、プリンタなどの画像形成装置は、印刷に使用する用紙を積載する給紙カセットを備えている。この給紙カセットには、用紙の位置を規定する用紙ガイドが設けられている。用紙ガイドは、例えば用紙のサイズに合わせて移動可能であり、給紙カセット内に用紙をセットする際に用紙の端に突き当てられることで、種々のサイズの用紙の位置を規定するようになっている(例えば特許文献1参照)。
従来、この用紙ガイドには、用紙と当接する一面に、給紙カセット内に積層可能な用紙の最大積載量を示す目盛りが設けられていて、給紙カセット内に用紙をセットする際に最大積載量を超える分の用紙を取り除くようユーザに促すようになっていた。
特開平9−71327号公報
しかしながら、従来の給紙カセットでは、給紙カセット内に最大積載量を超える量の用紙がセットされると、この用紙によって用紙ガイドの一面に設けられた目盛りが隠れてしまい、ユーザが最大積載量を確認し難くなってしまう。また、従来の給紙カセットでは、用紙ガイドを用紙の端に突き当てて用紙の位置を規定すると、用紙ガイドと用紙の端との間に指を入れるスペースが無くなり、最大積載量を超える分の用紙を取り除き難くなってしまう。
このように、従来の給紙カセットでは、用紙をセットする際に、最大積載量を超える分の用紙を容易に取り除くことができないという問題を有していた。
本発明は以上の点を考慮したものであり、最大積載量を超える分の媒体を容易に取り除くことができる媒体積載装置及び画像形成装置を提案しようとするものである。
本発明は、媒体積載装置が、媒体を積載する媒体積載部と、前記媒体積載部の媒体積載面上に積載された媒体の位置を規定する媒体ガイドとを備え、前記媒体ガイドが、前記媒体積載面上に積載された媒体の端に当接する当接部を有し、前記当接部に、前記媒体積載面からの高さが、前記媒体積載部における媒体の最大積載量に対応する高さ以下の第1の部分と、前記媒体積載面からの高さが、前記第1の部分よりも高くなっている第2の部分とを設け、前記第1の部分の上端部分に、前記媒体と当接する側から、前記媒体と当接する側とは反対側に向かって高さが単調減少する傾斜面が形成されているとした。
これにより本発明は、媒体ガイドにより媒体積載部に積載された媒体の位置を規定した後でも、最大積載量を超える分の媒体については、第1の部分の上方に露出するため、ユーザに最大積載量を超える分の媒体を容易に取り除かせることができる。
かくして、本発明は、最大積載量を超える分の媒体を容易に取り除くことができる媒体積載装置及び画像形成装置を実現できる。
第1の実施の形態による画像形成装置の構成を示す側面図である。 第1の実施の形態による給紙カセットの構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態による左側の用紙幅ガイドの構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態による用紙幅ガイド及びカセット筐体の断面図である。 第1の実施の形態によるガイドロック部の断面図である。 第1の実施の形態による右側の用紙幅ガイドの構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態による左側の用紙幅ガイドと積載された用紙を示す斜視図である。 第2の実施の形態による用紙幅ガイドの構成を示す斜視図である。 第2の実施の形態による用紙幅ガイド及びカセット筐体の断面図である。 他の実施の形態による用紙幅ガイドの構成を示す斜視図である。 他の実施の形態による用紙幅ガイド及びカセット筐体の断面図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、これを実施の形態と呼ぶ)について、図面を用いて詳細に説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.画像形成装置の全体構成]
図1に、第1の実施の形態による画像形成装置1の全体構成を示す。画像形成装置1は、図示しないPC(パーソナルコンピュータ)などの上位装置から受け取った印刷指示に応じて、用紙Pに画像を印刷する電子写真方式のカラープリンタである。この画像形成装置1は、略箱型の装置筐体2を有している。尚、装置筐体2の図中左側を前面、図中右側を後面として、装置筐体2の前面から後面への方向を後方向、後面から前面への方向を前方向、装置筐体2の下側から上側への方向を上方向、装置筐体2の上側から下側への方向を下方向、装置筐体2の図中手前側から奥側への方向を左方向、装置筐体2の図中奥側から手前側への方向を右方向とする。
装置筐体2の内部には、用紙Pの搬送路R(R1、R2、R3)に沿って各部が配置されている。すなわち、装置筐体2の内部には、その下部に、用紙Pを積載する給紙カセット10が装置筐体2に対して着脱自在に設けられている。さらに、装置筐体2の内部には、給紙カセット10の前端部に設けられた分離ローラ11の上方に、分離ローラ11と対向する給紙ローラ12が設けられている。さらに、装置筐体2の内部には、給紙ローラ12の後方近傍に、給紙搬送ローラ13が設けられている。
給紙カセット10に積層されている用紙Pは、給紙搬送ローラ13へと押し当てられ、一番上の用紙Pから給紙搬送ローラ13により給紙ローラ12へと搬送され、給紙ローラ12と分離ローラ11により一枚ずつ分離されて、給紙カセット10から繰り出されるようになっている。
さらに、装置筐体2の内部には、その上部に、画像形成装置1で扱う複数色の現像剤(例えばブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の4色のトナー)の各色に対応する4個の画像形成ユニット14(14K、14Y、14M、14C)が、搬送路R1に沿って前後方向に並べて設けられている。
各画像形成ユニット14(14K、14Y、14M、14C)は、それぞれ像担持体としての感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)などを有している。また、各画像形成ユニット14(14K、14Y、14M、14C)の感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)の上方には、露光装置としての印字ヘッド16(16K、16Y、16M、16C)が対向配置されている。
印字ヘッド16(16K、16Y、16M、16C)は、上位装置から受け取った各色の画像データをもとに感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)の表面に光を照射して露光することで、感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)の表面に静電潜像を形成するようになっている。
各画像形成ユニット14(14K、14Y、14M、14C)は、各感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)の表面に形成された静電潜像を各色のトナーにより現像することで、各感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)の表面に各色のトナー像を形成するようになっている。
さらに、装置筐体2の内部には、画像形成ユニット14(14K、14Y、14M、14C)の直下に転写ユニット17が設けられている。転写ユニット17は、搬送路R1に沿って走行自在に配設された環状の搬送ベルト18と、搬送ベルト18を間に挟んで感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)の下方に対向配置された転写ローラ19(19K、19Y、19M、19C)とを有している。
転写ローラ19(19K、19Y、19M、19C)は、用紙Pが、感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)と搬送ベルト18との間を通過する際に、用紙Pをトナーとは逆極性に帯電させることで、感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)上に形成された各色のトナー像を用紙Pに転写するようになっている。
さらに、装置筐体2の内部には、給紙カセット10と転写ユニット17との間の搬送路R1上に、搬送路R1を挟んで対向配置されたレジストローラ20とプレッシャローラ21が設けられている。レジストローラ20とプレッシャローラ21は、搬送路R1上の複数個所(例えば給紙カセット10近傍と転写ユニット17近傍との2箇所)に設けられている。レジストローラ20とプレッシャローラ21は、給紙カセット10から繰り出された用紙Pを、スキュー(斜行)を矯正しながら転写ユニット17へと搬送するようになっている。
さらに、装置筐体2の内部には、転写ユニット17より用紙搬送方向下流側(つまり後方)に定着装置22が設けられている。定着装置22は、搬送路R1を挟んで対向配置された加熱ローラ及びバックアップローラを有していて、転写ユニット17によって用紙Pに転写されたトナー像を加圧及び加熱することによって用紙P上に定着させるようになっている。
さらに、装置筐体2の内部には、転写ユニット17及び定着装置22と、給紙カセット10との間に、両面印刷用の搬送部(これを両面印刷用搬送部と呼ぶ)23が設けられている。さらに、装置筐体2の上面外側は、用紙Pが排出されるトップカバー24となっている。搬送路R1は、定着装置22より用紙搬送方向下流側(つまり後方)で、トップカバー24へと続く搬送路(これを排出用搬送路と呼ぶ)R2と、両面印刷用搬送部23内を通る搬送路(これを両面印刷用搬送路と呼ぶ)R3とに分岐していて、この分岐箇所に、用紙Pの搬送方向を排出用搬送路R2側又は両面印刷用搬送路R3側へと切り替えるためのセパレータ25が設けられている。
排出用搬送路R2上には、排出用搬送路R2を挟んで対向配置された排出ローラ26と従属ローラ27が設けられている。排出ローラ26と従属ローラ27は、それぞれ搬送路R1上の複数個所(例えばセパレータ25近傍とトップカバー24近傍との2箇所)に設けられている。排出ローラ26と従属ローラ27は、排出用搬送路R2側へと搬送されてきた用紙Pをトップカバー24へと搬送してトップカバー24上に排出するようになっている。
一方、両面印刷用搬送路R3上には、両面印刷用搬送路R3を挟んで対向配置された搬送ローラ28と従属ローラ29が設けられている。搬送ローラ28と従属ローラ29は、それぞれ両面印刷用搬送路R3上の複数個所に設けられている。両面印刷用搬送路R3は、両面印刷用搬送部23内で2手に分岐していて、一方が用紙Pを退避させる退避部30へと延び、他方が搬送路R1の用紙搬送方向最上流部(つまり転写ユニット17より用紙搬送方向上流側)に繋がっている。両面印刷用搬送部23は、搬送ローラ28と従属ローラ29により、両面印刷用搬送路R3側へと搬送されてきた用紙Pを、一旦、退避部30まで搬送した後、退避部30から折り返して裏返した状態(つまり印刷面を逆にした状態)で、搬送路R1の用紙搬送方向最上流部に戻すようになっている。画像形成装置1の全体構成は、以上のようになっている。
ここで、画像形成装置1による片面印刷時の印刷動作について簡単に説明する。画像形成装置1は、印刷動作を開始すると、給紙カセット10に積載された用紙Pを、給紙搬送ローラ13により給紙ローラ12へと搬送し、給紙ローラ12と分離ローラ11により1枚ずつ分離して、搬送路R1へと繰り出す(つまり給紙する)。搬送路R1へと繰り出された用紙Pは、レジストローラ20とプレッシャローラ21により斜行修正されたうえで転写ユニット17へと搬送され、転写ユニット17の搬送ベルト18により画像形成ユニット14K、14Y、14M、14Cへと順に搬送される。
ここで、各画像形成ユニット14(14K、14Y、14M、14C)では、各感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)の表面を、図示しない帯電ローラにより帯電させて各印字ヘッド16(16K、16Y、16M、16C)により露光することで、各感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)の表面に静電潜像を形成する。
さらに、各画像形成ユニット14(14K、14Y、14M、14C)では、各感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)の表面に形成された静電潜像に、図示しない現像ローラ上に薄層化されたトナーを静電的に付着させることで、各感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)の表面上に各色のトナー像を形成する。
このようにして各感光体ドラム15(15K、15Y、15M、15C)の表面上に形成されたトナー像は、各転写ローラ19(19K、19Y、19M、19C)により、搬送ベルト18によって搬送されている用紙P上に転写され、これにより用紙P上にカラーのトナー像が形成される。
カラーのトナー像が形成された用紙Pは、転写ユニット17から定着装置22へと搬送される。定着装置22は、用紙Pを加圧及び加熱することにより、用紙Pにカラーのトナー像を定着させる。これにより、用紙P上にカラー画像が形成(つまり印刷)される。その後、この用紙Pは、排出用搬送路R2を通ってトップカバー24へと搬送され、トップカバー24上に排出される。画像形成装置1の印刷動作は以上のようになっている。
[1−2.給紙カセットの構成]
次に、給紙カセット10の構成について説明する。図2に、給紙カセット10の外観斜視図を示す。この図2に示すように、給紙カセット10は、上面が開放された箱型のカセット筐体40により外観を形成している。このカセット筐体40は、前後方向に長く、内側が用紙積載部41となっていて、この用紙積載部41の底面(これを用紙積載面と呼ぶ)41A上に用紙P(図2では省略)を上下方向に重ねて積載するようになっている。尚、詳しくは後述するが、用紙積載部41は、積載する用紙Pの高さの上限が最大積載量として決められていて、この最大積載量を超える量の用紙Pがセットされた場合、ユーザが最大積載量を超える分の用紙Pを取り除くようになっている。
また、図1に示したように、給紙カセット10に積載された用紙Pは、給紙搬送ローラ13により前方へ搬送され、給紙ローラ12と分離ローラ11により1枚ずつ繰り出されるようになっている。ゆえに、ここでは、カセット筐体40の後側から前側へ向かう方向を用紙搬送方向とし、カセット筐体40の前側を用紙搬送方向上流側、後側を用紙搬送方向下流側とする。また、カセット筐体40の上下方向及び左右方向を、それぞれカセット筐体40の高さ方向及び幅方向とする。さらに用紙積載部41に積載された用紙Pの左右方向を、用紙Pの幅方向とする。
このカセット筐体40は、画像形成装置1の装置筐体2内部に収納されたときに、前面パネル42が装置筐体2の前面から露出するようになっている。この前面パネル42には取っ手43が設けられていて、ユーザは、この取っ手43を掴んで、カセット筐体40を装置筐体2内部から前方に引き出したり、前方に引き出したカセット筐体40を装置筐体2内部に装着したりすることで、給紙カセット10を着脱するようになっている。
さらにこのカセット筐体40には、用紙積載部41と前面パネル42との間に位置する筐体前端部44の上端に、装置筐体2に設けられた給紙ローラ12(図1参照)と対向する分離ローラ11が配置されている。さらにカセット筐体40には、用紙積載部41の前側に、用紙積載部41に積載された用紙Pの左右方向(つまり幅方向)の位置を規定する左右一対の用紙幅ガイド45L、45Rが設けられている。さらにカセット筐体40には、用紙積載部41の後端側に、用紙積載部41に積載された用紙Pの後端の位置を規定する用紙後端ガイド46が設けられている。
用紙幅ガイド45L、45Rは、左右方向にスライド(移動)可能であり、一方の用紙幅ガイド45Lをユーザが操作して左右方向にスライドさせると、これにともなって他方の用紙幅ガイド45Rも左右方向にスライドすることで、互いの間隔を調整できるようになっている。また、用紙後端ガイド46は、前後方向にスライド可能であり、ユーザが操作して前後方向にスライドさせることで、筐体前端部44との間隔を調整できるようになっている。
給紙カセット10は、用紙幅ガイド45L、45Rを用紙積載部41に積載された用紙Pの左右両端に突き当てることで用紙Pの左右方向(つまり幅方向)の位置を規定するようになっている。また給紙カセット10は、積載された用紙Pの前端を筐体前端部44に突き当てるとともに、用紙後端ガイド46を積載された用紙Pの後端に突き当てることで用紙Pの前後方向の位置を規定するようになっている。
さらに用紙積載部41の前側には、用紙幅ガイド45L、45Rのスライド範囲を避けるようにして、用紙Pを上方に押し上げ可能な押上板47が設けられている。押上板47は、その上面が用紙積載面41Aの一部を形成していて、給紙カセット10にセットされた用紙Pは少なくともこの押上板47上に積載されるようになっている。
この押上板47は、後端を中心として上下方向に回動可能であり、前端と後端とが同じ高さとなる状態(図2に示す状態であり、これを水平状態と呼ぶ)と、前端が上方に持ち上げられて前端が後端より高くなる状態(図1に示す状態であり、これを傾斜状態と呼ぶ)とに遷移可能となっている。尚、押上板47が水平状態のときには、用紙積載面41A全体が平坦となり、押上板47が傾斜状態のときには、用紙積載面41Aの前部(つまり押上板47の上面)が上方に持ち上がるようになっている。
給紙カセット10は、装置筐体2に装着されると、図示しない機構により押上板47が水平状態から傾斜状態へと遷移することで、押上板47が用紙積載部41に積載されている用紙Pを上方に押し上げて給紙搬送ローラ13に押し当てるようになっている。給紙カセット10の構成は以上のようになっている。
ここで、給紙カセット10に設けられた左右の用紙幅ガイド45L、45Rについてさらに詳しく説明する。まず、左側の用紙幅ガイド45Lについて、図3(A)、(B)に示す外観斜視図を用いて説明する。この図3(A)、(B)に示すように、用紙幅ガイド45Lは、カセット筐体40の幅方向(左右方向)に垂直な略板状の側面部50Lと、側面部50Lの下端から用紙幅ガイド45R側(つまり内側)へと延び、側面部50Lと直交する略板状の底面部51Lとで構成されている。底面部51Lは、その上面が用紙積載面41Aの一部を形成している。
側面部50Lは、用紙積載面41A上に積載された用紙Pの幅方向の一端(つまり左端)に突き当てられる部分である。この側面部50Lは、前後方向のほぼ中央に位置する部分52Lが、他の部分53Lより一段低く形成されていて(つまり切り欠かれていて)、この一段低く形成されている部分52Lを、ガイド側低側面部52Lと呼び、このガイド側低側面部52Lより一段高く形成されている部分53Lを、ガイド側高側面部53Lと呼ぶ。
ガイド側低側面部52Lは、上端が底面部51Lの上面(つまり用紙積載面41A)と平行になっていて、同様に、ガイド側高側面部53Lも、上端が底面部51Lの上面と平行になっている。またガイド側低側面部52Lの上方に形成された切欠部54Lは、前後方向に長い長方形状に切り欠かれていて、さらにガイド側低側面部52Lの上端部分には、内側(用紙Pと当接する側)から外側(用紙Pと当接する側とは反対側)に向かって下るように傾斜する(つまり高さが単調減少する)傾斜面55Lが形成されている。さらに、ガイド側低側面部52Lの後方のガイド側高側面部53Lは、内側の面の上端に、内側へ突出する突起部56Lが設けられている。この突起部56Lは、用紙積載部41に積載された用紙Pを給紙カセット10から繰り出す際などに、用紙Pが用紙幅ガイド45Lより上方に飛び出てしまうことを防止する部材である。
ここで、図4(A)にカセット筐体40と用紙幅ガイド45Lの断面図を示す。この図4(A)に示すように、用紙積載面41Aから最大積載量を表す仮想線L1までの長さh1を最大積載量の高さh1、用紙積載面41Aからガイド側低側面部52Lの上端(つまり傾斜面55Lの頂上)までの長さh2をガイド側低側面部52Lの高さh2、用紙積載面41Aからガイド側高側面部53Lの上端までの長さh3をガイド側高側面部53Lの高さh3とする。これら3つの高さh1、h2、h3は、h1≒h2<h3の関係が成り立つように選定されている。
このように、ガイド側低側面部52Lの高さh2は、最大積載量の高さh1と一致もしくはほぼ一致するようになっている。さらに、図3(B)に示すように、ガイド側高側面部53Lの内側の面には、ガイド側低側面部52Lの上端の前後両側に、最大積載量を示すマーク57Lが形成されている。このマーク57Lは、最大積載量の高さh1を示す直線とこの直線の上側に設けられた下向きの三角形とで構成されている。つまり、左側の用紙幅ガイド45Lは、ガイド側低側面部52Lの高さh2とマーク57Lが、それぞれ最大積載量を示すようになっている。
この用紙幅ガイド45Lは、最大積載量を超える量の用紙Pの左端に突き当てられたときに、最大積載量を超える分の用紙Pの左端が、ガイド側低側面部52Lの上方に形成された切欠部54Lから露出するようになっている。そして、ユーザが、この切欠部54Lから露出している分の用紙Pを指でつかんで取り出すことで、最大積載量を超える分の用紙Pを容易に取り出すことができるようになっている。ゆえに、以降、この切欠部54Lを、用紙取出部54Lと呼ぶ。尚、ガイド側低側面部52Lの高さh2は、最大積載量の高さh1と一致もしくはほぼ一致するとしたが、確実に最大積載量を超える分以上の用紙Pを取り除くためには、h2≦h1であることが望ましく、さらに言えば、ユーザが用紙取出部54Lから用紙Pを取り出す際に、ガイド側低側面部52Lの上端よりわずかに高い位置で用紙Pに触れることを考慮すると、ガイド側低側面部52Lの高さh2を、最大積載量の高さh1よりわずかに低くすることが望ましい。
さらに、用紙幅ガイド45Lは、ガイド側低側面部52Lの上端に傾斜面55Lが設けられていることにより、用紙取出部54Lから用紙Pを取り出す際に、指がガイド側低側面部52Lの上端部分に引っ掛かるようなことなく、ガイド側低側面部52Lの上端に近い位置で用紙Pをつかむことができるので、傾斜面55Lが無い場合と比べて最大積載量を超える分の用紙Pを容易に取り出すことができるようになっている。
さらに、左側の用紙幅ガイド45Lは、側面部50Lの外側に、用紙幅ガイド45Lのスライド位置を固定及び解除するためのガイドロック部60が設けられている。ガイドロック部60は、図3、図4にくわえて図5(A)、(B)に断面図を示すように、用紙幅ガイド45Lの側面部50Lと対向して設けられた前後方向に長い長方形板状の操作部61を有している。この操作部61は、上端が底面部51Lの上面(つまり用紙積載面41A)と平行になっている。さらに、操作部61の前後両端には、側面部50L側(内側)へと延びるアーム部62が設けられていて、このアーム部62の先端部が、側面部50Lの外側に設けられた前後方向に延びる回動軸63により回動自在に支持されている。
そしてこの操作部61は、図5(A)、(B)に示すように、側面部50Lと平行になる位置を基準位置として、この基準位置にあるときにユーザにより内側へ押し込まれると、内側へ倒れるように回動するようになっている。また、操作部61は、バネなどの付勢部材により基準位置を保つ方向に付勢されていて、ユーザによる押し込みが終了すると、基準位置へと戻るようになっている。
さらに操作部61の下端には、操作部61に対して屈折可能で下方に延びる爪部64が設けられている。この爪部64は、用紙幅ガイド45Lのスライドにともなって左右方向に移動するとともに、操作部61の回動にともなって上下方向に移動するようになっている。一方、カセット筐体40側には、用紙幅ガイド45Lの真下に、操作部61の爪部64と嵌合する溝65が用紙幅ガイド45Lのスライド方向に間隔を空けて複数個設けられている。
用紙幅ガイド45Lは、図5(B)に示すように、ユーザが基準位置にある操作部61を押し倒すと、操作部61の回動にともなって爪部64が溝65から外れることで、スライド位置の固定が解除されてスライド可能となる。その後、例えば、ユーザが用紙幅ガイド45Lを所望の位置までスライドさせて操作部61から手を離すと、用紙幅ガイド45Lは、図5(A)に示すように、操作部61が基準位置に戻ることにともなって爪部64が溝65に挿入されることで、用紙幅ガイド45Lのスライド位置が固定されるようになっている。
ここで、図4(A)に示すように、用紙積載面41Aから操作部61の上端までの長さh4を操作部61の高さh4とすると、高さh4は、h2>h4の関係が成り立つように選定されている。このように、操作部61の高さh4は、ガイド側低側面部52Lの高さh2より低くなっている。こうすることで、用紙幅ガイド45Lでは、ガイド側低側面部52Lの上方に位置する用紙取出部54Lが、操作部61より上方に位置することになり、用紙取出部54Lから用紙Pを指でつかんで取り出す際に、操作部61が邪魔にならず、用紙Pを容易に取り出すことができるようになっている。
尚、用紙取出部54Lから用紙Pを指でつかんで取り出す際に、ガイド側低側面部52Lの傾斜面55Lに指が触れることを考慮すると、操作部61の高さh4は、用紙積載面41Aから傾斜面55Lの下端までの長さh2´以下とすることが望ましい。
さらに、図2に示すように、カセット筐体40の左側の側面フレーム70Lは、用紙幅ガイド45Lの操作部61と対向する部分71Lが、他の部分72Lより一段低く形成されていて(つまり切り欠かれていて)、一段低く形成されている部分71Lを、筐体側低側面部71Lと呼び、この筐体側低側面部71Lより一段高く形成されている部分72Lを、筐体側高側面部72Lと呼ぶ。
筐体側低側面部71Lは、上端が用紙幅ガイド45Lの底面部51Lの上面(つまり用紙積載面41A)と平行になっていて、同様に、筐体側高側面部72Lも、上端が底面部51Lの上面と平行になっている。またこの筐体側低側面部71Lの上方に形成された切欠部73Lは、前後方向に長い長方形状に切り欠かれていて、操作部61と同程度の大きさとなっている。
ここで、図4(A)に示すように、用紙積載面41Aから筐体側低側面部71Lの上端までの長さh5を筐体側低側面部71Lの高さh5とすると、高さh5は、h4>h5の関係が成り立つように選定されている。このように、筐体側低側面部71Lの高さh5は、操作部61の高さh4より低くなっている。これにより、給紙カセット10では、操作部61を操作する際に、カセット筐体40の側面フレーム70Lが邪魔にならず、操作部61を容易に操作することができるようになっている。
次に、右側の用紙幅ガイド45Rについて、図6(A)、(B)に示す外観斜視図を用いて説明する。この図6(A)、(B)に示すように、右側の用紙幅ガイド45Rは、左側の用紙幅ガイド45Lからガイドロック部60を除いて左右対称とした構成となっている。ゆえに、用紙幅ガイド45Rの詳しい説明については省略する。
簡単に説明すると、用紙幅ガイド45Rは、用紙幅ガイド45Lと同様、側面部50Rと底面部51Rとで構成され、底面部51Rの上面が用紙積載面41Aの一部を形成している。さらに、用紙幅ガイド45Rの側面部50Rは、ガイド側低側面部52Rとガイド側高側面部53Rとで構成され、ガイド側低側面部52Rの上方に用紙取出部54Rが形成されている。さらに、用紙幅ガイド45Rのガイド側低側面部52Rは、上端部分に傾斜面55Rが形成されていて、ガイド側高側面部53Rには、突起部56Rが設けられている。さらに、用紙幅ガイド45Rは、ガイド側高側面部53Rの内側の面に、最大積載量を示すマーク57Rが形成されている。
そして、図4(B)に断面図を示すように、この用紙幅ガイド45Rも、用紙幅ガイド45Lと同様、ガイド側低側面部52Rの高さh2が、最大積載量の高さh1と一致もしくはほぼ一致するようになっている。尚、ガイド側低側面部52Rの高さh2については、ガイド側低側面部52Lと同様、最大積載量の高さh1よりわずかに低くすることが望ましい。
この用紙幅ガイド45Rは、最大積載量を超える量の用紙Pの右端に突き当てられたときに、最大積載量を超える分の用紙Pの右端が、ガイド側低側面部52Rの上方に形成された用紙取出部54Rから露出するようになっている。そして、ユーザが、この用紙取出部54Rから露出している分の用紙Pを指でつかんで取り出すことで、最大積載量を超える分の用紙Pを容易に取り出すことができるようになっている。
一方、図2に示すように、カセット筐体40の右側の側面フレーム70Rは、左側の側面フレーム70Lと比べて形状が異なっている。すなわち、側面フレーム70Rは、用紙幅ガイド45Rの用紙取出部54Rと対向する部分71Rが、他の部分72Rより一段低く形成されていて(つまり切り欠かれていて)、一段低く形成されている部分71Rを、筐体側低側面部71Rと呼び、この筐体側低側面部71Rより一段高く形成されている部分72Rを、筐体側高側面部72Rと呼ぶ。
筐体側低側面部71Rは、上端が用紙幅ガイド45Rの底面部51Rの上面(つまり用紙積載面41A)と平行になっていて、同様に、筐体側高側面部72Rも、上端が底面部51Rの上面と平行になっている。またこの筐体側低側面部71Rの上方に形成された切欠部73Rは、前後方向に長い長方形状に切り欠かれていて、用紙幅ガイド45Rの用紙取出部54Rと同程度の大きさとなっている。
ここで、図4(B)に示すように、用紙積載面41Aから筐体側低側面部71Rの上端までの長さh6を筐体側低側面部71Rの高さh6とすると、高さh6は、h2>h6の関係が成り立つように選定されている。このように、筐体側低側面部71Rの高さh6は、用紙幅ガイド45Rのガイド側低側面部52Rの高さh2より低くなっている。これにより、給紙カセット10では、用紙取出部54Rから用紙Pを指でつかんで取り出す際に、カセット筐体40の側面フレーム70Rが邪魔にならず、用紙Pを容易に取り出すことができるようになっている。尚、右側の筐体側低側面部71Rの高さh6は、右側の用紙幅ガイド45Rに操作部61が設けられていない分、左側の筐体側低側面部71Lの高さh5よりも高くなっている。
給紙カセット10に設けられた左右の用紙幅ガイド45L、45R、及びカセット筐体40の左右の側面フレーム70L、70Rの構成は、以上のようになっている。
ここで、給紙カセット10から最大積載量を超える分の用紙Pを取り除くときの動作について簡単に説明する。上述したように、給紙カセット10の用紙積載部41に最大積載量を超える量の用紙Pが積載されている状態で、左右の用紙幅ガイド45L、45Rを、積載されている用紙Pの左右両端に突き当てると、例えば、図7(A)に示すように、左右の用紙幅ガイド45L、45R(図7(A)では左側の用紙幅ガイド45Lのみ)の用紙取出部54L、54Rから、用紙積載部41に積載されている用紙Pのうち、最大積載量を超える分の用紙Pの左右両端の一部が露出する。
ユーザは、用紙取出部54L、54Rから用紙Pが露出していることから、用紙積載部41に最大積載量を超える量の用紙Pが積載されていると認識する。そして、ユーザは、左右の用紙取出部54L、54Rに指を入れて、左右の用紙取出部54L、54Rから露出している分の用紙Pをつかんで取り出す。これにより、図7(B)に示すように、給紙カセット10は、最大積載量分の用紙Pがセットされた状態となる。給紙カセット10から最大積載量を超える分の用紙Pを取り除くときの動作は、以上のようになっている。
[1−3.まとめと効果]
ここまで説明したように、第1の実施の形態では、給紙カセット10が有する左右の用紙幅ガイド45L、45Rのそれぞれに、ガイド側高側面部53L、53Rと、これらガイド側高側面部53L、53Rより一段低く形成されたガイド側低側面部52L、52Rとを設けるようにした。そして、ガイド側低側面部52L、52Rの高さh2を、給紙カセット10に積載可能な最大積載量の高さh1と一致もしくはほぼ一致させるようにした。
こうすることで、給紙カセット10では、ガイド側低側面部52L、52Rの高さh2によって、ユーザに、給紙カセット10に積載可能な用紙Pの最大積載量を容易に認識させることができる。また、給紙カセット10では、最大積載量を超える量の用紙Pを積載している状態で、左右の用紙幅ガイド45L、45Rが用紙Pの左右両端に突き当てられると、用紙幅ガイド45L、45Rの内側に設けられた最大積載量を示すマーク57L、57Rについては用紙Pに隠れて見えなくなるが、このとき、用紙幅ガイド45L、45Rのガイド側低側面部52L、52Rの上方に形成された切欠状の用紙取出部54L、54Rから最大積載量を超える分の用紙Pの左右両端の一部が露出するため、ユーザに、給紙カセット10に最大積載量を超える量の用紙Pが積載されていることを容易に認識させることができる。そのうえで、給紙カセット10では、ユーザに、用紙取出部54L、54Rから露出している分の用紙Pを指でつかんで取り出させることで、積載している用紙Pのうち、最大積載量を超える分の用紙Pのみを容易に取り出させることができる。尚、ここでは、最大積載量を超える分の用紙Pのみを取り出すことができるよう、ガイド側低側面部52Lの高さh2を最大積載量の高さh1と一致もしくはほぼ一致させるようにしたが、少なくとも最大積載量を超える分の用紙Pを取り出すことができればよいのであれば、ガイド側低側面部52Lの高さh2を最大積載量の高さh1以下とすればよい。このように、ガイド側低側面部52Lの高さh2を最大積載量の高さh1以下とした場合でも、ユーザに、積載している用紙Pのうち、少なくとも最大積載量を超える分の用紙Pを容易に取り出させることができる。
また、給紙カセット10では、用紙幅ガイド45L、45Rのガイド側低側面部52L、52Rの上端部分に傾斜面55L、55Rを設けるようにした。これにより、給紙カセット10では、ガイド側低側面部52L、52Rの上方に位置する用紙取出部54L、54Rから用紙Pを取り出す際に、指がガイド側低側面部52L、52Rの上端部分に引っ掛かるようなことなく、最大積載量を超える分の用紙Pをスムーズに取り出すことができる。
さらに、給紙カセット10では、操作部61の高さh4を、用紙幅ガイド45Lのガイド側低側面部52Lの高さh2より低くした。これにより、給紙カセット10では、ガイド側低側面部52Lの上方に位置する用紙取出部54Lから用紙Pを指でつかんで取り出す際に、操作部61が邪魔にならず、用紙Pを容易に取り出すことができる。
さらに、給紙カセット10は、カセット筐体40の左側の側面フレーム70L全体のうち、左側の用紙幅ガイド45Lの操作部61と対向する部分を、他の部分より一段低い筐体側低側面部71Lとし、この筐体側低側面部71Lの高さh5を、ガイド側低側面部52Lの高さh2及び操作部61の高さh4より低くした。これにより、給紙カセット10では、用紙取出部54Lから用紙Pを指でつかんで取り出す際に、カセット筐体40の側面フレーム70Lや操作部61が邪魔にならず、用紙Pを容易に取り出すことができる。
さらに、給紙カセット10は、カセット筐体40の右側の側面フレーム70R全体のうち、右側の用紙幅ガイド45Rの用紙取出部54Rと対向する部分を、他の部分より一段低い筐体側低側面部71Rとし、この筐体側低側面部71Rの高さh6を、用紙幅ガイド45Rのガイド側低側面部52Rの高さh2より低くした。これにより、給紙カセット10では、ガイド側低側面部52Rの上方に位置する用紙取出部54Rから用紙Pを指でつかんで取り出す際に、カセット筐体40の側面フレーム70Rが邪魔にならず、用紙Pを容易に取り出すことができる。
[2.第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、給紙カセット10に設けられた用紙幅ガイド45L、45Rの一部が、第1の実施の形態とは異なる実施の形態である。ゆえに、ここでは、用紙幅ガイドについてのみ説明する。
[2−1.用紙幅ガイドの構成]
図8(A)、(B)に、第1の実施の形態の用紙幅ガイド45Lに対応する第2の実施の形態の用紙幅ガイド100Lを示す。尚、図8(A)、(B)は、左側の用紙幅ガイド100Lの外観斜視図である。この図8(A)、(B)に示すように、用紙幅ガイド100Lは、用紙幅ガイド45Lのガイド側低側面部52Lの上端部分に、指の形状に合わせた1個以上の凹部101Lを追加した構成となっている。凹部101L以外の構成については、用紙幅ガイド100Lと用紙幅ガイド45Lとでほぼ同一であり、同一符号を付与するとともに、詳しい説明を省略する。
用紙幅ガイド100Lのガイド側低側面部52Lの上端部分には、凹部101Lが、前後方向(つまりガイド側低側面部52Lに当接する用紙Pの端に沿う方向)に間隔を空けて2個形成されている。第1の凹部と第2の凹部としての2個の凹部101Lは、同一形状、同一サイズであり、それぞれ1本の指の外周半分程度が収まる略半円形の溝となっている。
用紙幅ガイド100Lは、ガイド側低側面部52Lの上端部分(つまり用紙取出部54Lの下端部分)に形成された2個の凹部101Lが、用紙取出部54Lから露出している用紙Pを指でつかんで取り出す際の指の位置をガイドするようになっていて、且つこのような凹部101Lが形成されていることにより、用紙取出部54Lに指を入れ易くなっている。また、用紙幅ガイド100Lは、用紙取出部54Lから用紙Pを取り出す際に、用紙Pをつかんだ指の外周半分程度が凹部101Lに収まることにより、用紙Pをつかんだ指が前後方向に擦れることを防いで指又は用紙Pが汚れることを防ぐようにもなっている。
このようにガイド側低側面部52Lの上端部分に凹部101Lを設けた場合、図9に断面図を示すように、例えば、用紙積載面41Aから凹部101Lの下端までの長さh10を凹部101Lの高さh10として、この高さh10を最大積載量の高さh1と一致もしくはほぼ一致させるようにする。また、確実に最大積載量を超える分以上の用紙Pを取り除くためには、h10≦h1であることが望ましく、さらに言えば、ユーザが用紙取出部54Lから用紙Pを取り出す際に、凹部101Lの下端よりわずかに高い位置で用紙Pに触れることを考慮すると、凹部101Lの高さh10は、最大積載量の高さh1よりわずかに低くすることが望ましい。
また一方で、ガイド側低側面部52Lの高さ(つまり用紙積載面41Aからガイド側低側面部52Lの上端までの長さ)h2については、最大積載量の高さh1よりわずかに高くなっていてもよく、ガイド側低側面部52Lの高さh2が最大積載量の高さh1よりわずかに高くなっていても、ユーザに、大よその最大積載量を認識させることができる。尚、第1の実施の形態と同様、ガイド側低側面部52Lの高さh2を、最大積載量の高さh1と一致もしくはほぼ一致させるようにしてもよいし、h1以下としてもよい。また、操作部61の高さh4については、凹部101Lの高さh10より低くすることが望ましい。
さらに、ガイド側低側面部52Lの上端において、2個の凹部101Lの間に位置する部分102L(図8(A)、(B)参照)の用紙積載面41Aからの高さ(図示せず)を、他の部分より高くしてもよく、さらに言えば、2個の凹部101Lの間に位置する部分102Lの高さを、最大積載量の高さh1より高くしてもよい。このように、ガイド側低側面部52Lの上端の一部(部分102L)を最大積載量の高さh1より高くすれば、この部分102Lによって、給紙カセット10から用紙Pを繰り出すときの用紙Pの斜行を抑制することができる。
また、ここでは説明を省略するが、右側の用紙幅ガイド(図示せず)についても、用紙幅ガイド45Rのガイド側低側面部52Rの上端部分に、凹部101Lと同様の凹部を追加した構成となっている。
[2−2.まとめと効果]
ここまで説明したように、第2の実施の形態では、用紙幅ガイド100Lのガイド側低側面部52Lの上端部分に、2個の凹部101Lを設けるようにした。そして、2個の凹部101Lの高さh10を、それぞれ給紙カセット10に積載可能な最大積載量の高さh1と一致もしくはほぼ一致させるようにした。
こうすることで、第2の実施の形態の給紙カセット10では、ガイド側低側面部52L、52Rの高さh2によって、ユーザに、給紙カセット10に積載可能な用紙Pの最大積載量を容易に認識させることができることにくわえて、凹部101Lが、用紙取出部54Lから露出している用紙Pを指でつかんで取り出す際の指の位置を示して用紙取出部54Lに指を入れ易くするとともに、用紙Pをつかんだ指が前後方向に擦れることを防いで指又は用紙Pが汚れることを防ぐこともできる。このように、第2の実施の形態の給紙カセット10は、第1の実施の形態と比べて、最大積載量を超える分の用紙Pをより取り出し易くなっている。尚、ここでは、最大積載量を超える分の用紙Pのみを取り出すことができるよう、2個の凹部101Lの高さh10を最大積載量の高さh1と一致もしくはほぼ一致させるようにしたが、少なくとも最大積載量を超える分の用紙Pを取り出すことができればよいのであれば、2個の凹部101Lの高さh10を最大積載量の高さh1以下とすればよい。このように、2個の凹部101Lの高さh10を最大積載量の高さh1以下とした場合でも、ユーザに、積載している用紙Pのうち、少なくとも最大積載量を超える分の用紙Pを容易に取り出させることができる。
また、この第2の実施の形態の給紙カセット10では、2個の凹部101Lの間に位置する部分102Lを、他の部分より高くする(例えば最大積載量の高さh1より高くする)ことで、この部分102Lによって、給紙カセット10から用紙Pを繰り出すときの用紙Pの斜行を抑制することもできる。
[3.他の実施の形態]
[3−1.他の実施の形態1]
尚、上述した第2の実施の形態では、用紙幅ガイド100Lのガイド側低側面部52Lの上端部分に、凹部101Lを設けたが、これに限らず、例えば、図10(A)、(B)に示すように、用紙幅ガイド45Lに対応する用紙幅ガイド200Lのガイド側低側面部52Lの上端を、丸みを帯びた凹部201Lと丸みを帯びた凸部202Lとが前後方向に連続するなだらかな凸凹形状(波型)にしてもよい。この場合、凹部201Lは、例えば、第2の実施の形態の凹部101Lよりも浅く、1本の指の外周の一部分が収まる溝となっている。またここでは図示しないが、右側の用紙幅ガイド(図示せず)についても、ガイド側低側面部52Rの上端を波型とする。
このように、ガイド側低側面部52L、52Rの上端を波型にすることで、図10(A)、(B)にくわえて図11に断面図を示すように、ガイド側低側面部52L、52Rの高さh2によって、ユーザに、給紙カセット10に積載可能な用紙Pの最大積載量を容易に認識させることができるとともに、用紙取出部54Lから用紙Pを取り出す際に、用紙Pをつかんだ指の外周の一部分が凹部201Lに収まることで、用紙Pをつかんだ指が前後方向に擦れることを防いで指又は用紙Pが汚れることを防ぐことができるようになっている。
尚、この場合、図11に示すように、用紙積載面41Aから凸部202Lの頂上までの長さh2をガイド側低側面部52Lの高さh2として、この高さh2を最大積載量の高さh1と一致もしくはほぼ一致させるようにしてもよいし、h1以下としてもよい。また、用紙積載面41Aから凹部201Lの下端までの長さh20を凹部201Lの高さh20として、この高さh20を最大積載量の高さh1と一致もしくはほぼ一致させるようにしてもよいし、h1以下としてもよい。
また、指が前後方向に擦れることを防止できる形状であれば、ガイド側低側面部52L、52Rの上端をなだらかな凸凹形状(波型)以外の形状としてもよい。例えば、ガイド側低側面部52L、52Rの上端を、角張った凸部と角張った凹部とが前後方向に連続する角ばった凸凹形状などとしてもよい。
[3−2.他の実施の形態2]
さらに、上述した第1の実施の形態では、左右の用紙幅ガイド45L、45Rのそれぞれの前後方向の中央部分に、ガイド側低側面部52L、52Rを設けるようにしたが、これに限らず、前後方向の中央部分とは異なる位置に、ガイド側低側面部52L、52Rを設けるようにしてもよい。例えば、左右の用紙幅ガイド45L、45Rの前端部分にガイド側低側面部52L、52Rを設けたり、左右の用紙幅ガイド45L、45Rの後端部分にガイド側低側面部52L、52Rを設けたりしてもよい。第2の実施の形態、上述した他の実施の形態についても同様である。
[3−3.他の実施の形態3]
さらに、上述した第1の実施の形態では、給紙カセット10が有する左右の用紙幅ガイド45L、45Rに、最大積載量を超える分の用紙Pを容易に取り出すことが可能な用紙取出部54L、54Rを設けるようにしたが、これに限らず、例えば、用紙後端ガイド46にも用紙取出部54L、54Rと同様に機能する用紙取出部を設けるようにしてもよい。つまり、用紙取出部は、用紙の位置を規定する用紙ガイドであれば、どの用紙ガイドに設けてもよい。尚、給紙カセット10は、装置筐体2から一部分のみが引き出された状態で用紙Pがセットされることがり、このため、給紙カセット10の一部分のみが引き出されたときに外部に露出する用紙ガイド(例えば用紙幅ガイド45L、45R)に、用紙取出部を設けるのが望ましい。第2の実施の形態、上述した他の実施の形態についても同様である。
[3−4.他の実施の形態4]
さらに、上述した第1の実施の形態では、左右の用紙幅ガイド45L、45Rのガイド側低側面部52L、52Rの上端部分に、内側から外側に向かって下るように傾斜する(つまり高さが単調減少する)傾斜面55L、55Rを形成するようにしたが、この傾斜面55L、55Rを省略して、ガイド側低側面部52L、52Rの上端面を用紙積載面41Aと平行にしてもよい。また、第2の実施の形態についても同様に、傾斜面55Lを省略してガイド側低側面部52Lの上端面に凹部101Lを設けるようにしてもよい。上述した他の実施の形態についても同様に、傾斜面55Lを省略してガイド側低側面部52Lの上端面を波型にしてもよい。またこれに限らず、傾斜面55L、55Rを、内側から外側に向かって高さが単調減少する平面的な傾斜面ではなく、内側から外側に向かって高さが減少する曲面的な傾斜面にしてもよい。
[3−5.他の実施の形態5]
さらに、上述した第1の実施の形態では、左右の用紙幅ガイド45L、45Rの側面部50L、50Rの内側の面(つまり用紙Pと当接する側の面)に、最大積載量を示すマーク57L、57Rを設けたが、これに限らず、側面部50L、50Rの外側の面(つまり用紙Pと当接する側の面とは反対側の面)に、最大積載量を示すマーク57L、57Rを設けてもよい。また、側面部50L、50Rの内側の面と外側の面の両方に、マーク57L、57Rを設けてもよい。
[3−6.他の実施の形態6]
さらに、上述した第1の実施の形態では、左側の用紙幅ガイド45Lにガイドロック部60が設けられていて、左右の用紙幅ガイド45L、45Rが連動してスライドする媒体積載装置としての給紙カセット10に本発明を適用したが、これに限らず、例えば、ガイドロック部60を有してなく、単に左右の用紙幅ガイド45L、45Rが連動してスライドするだけの給紙カセットや、左右の用紙幅ガイド45L、45Rのうち、一方の用紙幅ガイドは固定で、他方の用紙幅ガイドのみがスライド可能な給紙カセットなどの媒体積載装置にも本発明を適用できる。第2の実施の形態、上述した他の実施の形態についても同様である。
また、上述した各実施の形態では、装置筐体2の前面から前方(つまり用紙搬送方向)に引き出し可能な媒体積載装置としての給紙カセット10に本発明を適用したが、これに限らず、媒体(用紙)の位置を規定する1個以上の媒体ガイドを有するものであれば、装置筐体2の後面から後方(つまり用紙搬送方向とは逆方向)に引き出し可能な給紙カセットや、装置筐体2の右側面から右方向(もしくは左側面から左方向)に引き出し可能な給紙カセットなどの媒体積載装置にも本発明を適用できる。
[3−7.他の実施の形態7]
さらに、上述した各実施の形態では、画像形成装置1の装置筐体2から引き出し可能な媒体積載装置としての給紙カセット10に本発明を適用したが、これに限らず、媒体(用紙)の位置を規定する1個以上の媒体ガイドを有するものであれば、例えば、画像形成装置の装置筐体外部に取り付けられた、用紙を収容する手差しトレイなどの媒体積載装置にも本発明を適用できる。
[3−8.他の実施の形態8]
さらに、上述した各実施の形態では、用紙Pを積載する媒体積載装置としての給紙カセット10に本発明を適用したが、これに限らず、用紙P以外の媒体を積載する媒体積載装置に本発明を適用してもよい。
さらに、上述した各実施の形態では、媒体積載装置としての給紙カセット10を備えたカラープリンタ構成の画像形成装置1に本発明を適用したが、これに限らず、媒体積載装置を備えたスキャナなどの媒体処理装置や、媒体積載装置を備えたファクシミリ、コピー機、複合機などの画像形成装置に本発明を適用してもよい。
[3−9.他の実施の形態9]
さらに、上述した各実施の形態では、媒体積載部の媒体積載面上に積載された媒体の位置を規定する媒体ガイドの具体例として、用紙積載部40の用紙積載面41A上に積載された用紙Pの位置を規定する用紙幅ガイド45L、45R、100L、200Lを用いた。これに限らず、積載された媒体の位置を規定できるものであれば、用紙幅ガイド45L、45R、100L、200Lとは異なる媒体ガイドを用いてもよい。さらに、上述した各実施の形態では、媒体ガイドが有し、積載された媒体の端に当接する当接部の具体例として、用紙幅ガイド45L、45R、100L、200Lが有し、積載された用紙Pの端に突き当てられる側面部50L、50Rを用いた。これに限らず、積載された媒体の端に当接するものであれば、側面部50L、50Rとは異なる当接部を用いてもよい。
さらに、上述した各実施の形態では、当接部が有し、最大積載量に対応する高さと一致もしくはほぼ一致する第1の部分の具体例として、側面部50L、50Rが有するガイド側低側面部52L、52Rを用い、当接部が有し、第1の部分より高くなっている第2の部分の具体例として、側面部50L、50Rが有するガイド側高側面部53L、53Rを用いた。これに限らず、最大積載量に対応する高さと一致もしくはほぼ一致するものであれば、ガイド側低側面部52L、52Rとは異なる第1の部分を用いてもよいし、第1の部分より高いものであれば、ガイド側高側面部53L、53Rとは異なる第2の部分を用いてもよい。
[3−10.他の実施の形態10]
さらに、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した第1及び第2の実施の形態と他の実施の形態の一部または全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
本発明は、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ、コピー機、複合機など、用紙積載部を備える装置で広く利用することができる。
1……画像形成装置、2……装置筐体、10……給紙カセット、40……カセット筐体、41……用紙積載部、41A……用紙積載面、45L、45R、100L、200L……用紙幅ガイド、46……用紙後端ガイド、50L、50R……側面部、51L、51R……底面部、52L、52R……ガイド側低側面部、53L、53R……ガイド側高側面部、54L、54R……用紙取出部、55L、55R……傾斜面、60……ガイドロック部、61……操作部、70L、70R……側面フレーム、71L、71R……筐体側低側面部、72L、72R……筐体側高側面部、73L、73R……切欠部、101L、201L……凹部、202L……凸部、P……用紙。

Claims (8)

  1. 媒体を積載する媒体積載部と、
    前記媒体積載部の媒体積載面上に積載された媒体の位置を規定する媒体ガイドと
    を備え、
    前記媒体ガイドは、
    前記媒体積載面上に積載された媒体の端に当接する当接部を有し、
    前記当接部は、
    前記媒体積載面からの高さが、前記媒体積載部における媒体の最大積載量に対応する高さ以下の第1の部分と、前記媒体積載面からの高さが、前記第1の部分よりも高くなっている第2の部分とを有し
    前記第1の部分の上端部分に、前記媒体と当接する側から、前記媒体と当接する側とは反対側に向かって高さが単調減少する傾斜面が形成されている
    ことを特徴とする媒体積載装置。
  2. 前記媒体ガイドは、
    前記媒体のサイズに合わせて移動可能であり、
    さらに前記媒体ガイドは、
    前記当接部における、前記媒体と当接する側とは反対側に、前記媒体ガイドを移動させる際にユーザが操作する操作部が設けられ、
    前記操作部は、
    前記媒体積載面からの高さが、前記当接部の前記第1の部分よりも低くなっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の媒体積載装置。
  3. さらに、前記操作部における、前記当接部とは反対側に位置するフレームを備え、
    前記フレームは、
    前記操作部と対向する部分の前記媒体積載面からの高さが、前記操作部よりも低くなっている
    ことを特徴とする請求項2に記載の媒体積載装置。
  4. さらに、前記当接部における、前記媒体と当接する側とは反対側に位置するフレームを備え、
    前記フレームは、
    前記当接部と対向する部分の前記媒体積載面からの高さが、前記当接部の前記第1の部分よりも低くなっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の媒体積載装置。
  5. 記第1の部分の上端部分には、
    前記媒体積載面からの高さが、前記媒体積載部における媒体の最大積載量に対応する高さとなっている最大積載量対応部分と、前記媒体積載面からの高さが、当該最大積載量対応部分よりも低くなっている凹部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の媒体積載装置。
  6. 記第1の部分の上端部分には、前記最大積載量対応部分を間に挟んで2つの前記凹部が形成されている
    ことを特徴とする請求項に記載の媒体積載装置。
  7. 記第1の部分の上端部分、凹部と凸部とが連続する凸凹形状となっていて、前記媒体積載面から、前記凸凹形状の上端となる前記凸部の頂上までの高さが、前記媒体積載部における媒体の最大積載量に対応する高さとなっている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の媒体積載装置。
  8. 請求項1〜のいずれかに記載の媒体積載装置を有し、
    前記媒体積載装置から繰り出した媒体に画像を形成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
JP2017226927A 2017-11-27 2017-11-27 媒体積載装置及び画像形成装置 Active JP6932317B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017226927A JP6932317B2 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 媒体積載装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017226927A JP6932317B2 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 媒体積載装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019094198A JP2019094198A (ja) 2019-06-20
JP6932317B2 true JP6932317B2 (ja) 2021-09-08

Family

ID=66970929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017226927A Active JP6932317B2 (ja) 2017-11-27 2017-11-27 媒体積載装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6932317B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4466862B2 (ja) * 2005-07-25 2010-05-26 富士ゼロックス株式会社 給紙カセット
JP4610504B2 (ja) * 2006-03-22 2011-01-12 株式会社リコー シート給送装置及び画像形成装置
US20090206544A1 (en) * 2008-02-18 2009-08-20 Xerox Corporation Preventing Overfill Of Media Sheets In a Sheet Feeder
JP5759272B2 (ja) * 2011-06-03 2015-08-05 株式会社沖データ 媒体カセット及び画像形成装置
JP5723266B2 (ja) * 2011-12-26 2015-05-27 株式会社沖データ 給紙装置および画像形成装置
JP5450690B2 (ja) * 2012-02-22 2014-03-26 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート積載装置、およびこれを備えた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019094198A (ja) 2019-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6082102B2 (ja) 画像形成装置及びスキャナー装置
JP5129293B2 (ja) 給紙装置およびそれを備えた画像形成装置
JP5927137B2 (ja) シート排出装置、及び画像形成装置
EP2586736B1 (en) Sheet-medium conveying device and image forming apparatus
JP2007096889A (ja) 画像処理装置
USRE46524E1 (en) Image forming apparatus including a recessed handle portion for extension portion
JP6238780B2 (ja) 画像形成装置
CN112010085B (zh) 片材排出装置、图像读取装置和成像装置
JP2013014417A (ja) 画像形成装置
JP5701260B2 (ja) シート排出装置、及び画像形成装置
EP2703895B1 (en) Sheet stacking device and image forming apparatus provided with same
JP6932317B2 (ja) 媒体積載装置及び画像形成装置
JP2016048331A (ja) シート排出装置、およびこれを備えた画像形成装置
JP6746413B2 (ja) 給送口カバー及び画像形成装置
JP2009130722A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP6943304B2 (ja) 複合装置
JP6127010B2 (ja) 原稿載置トレイ、原稿搬送装置及び画像形成装置
JP2017077932A (ja) 原稿搬送装置及びそれを備えた画像形成装置
JP6415237B2 (ja) 画像形成装置
JP2011090266A (ja) 複合画像形成装置
JP4478325B2 (ja) 記録シート積載装置及び画像形成装置
JP2016206423A (ja) 複合装置および画像形成装置
JP2022190024A (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP6518495B2 (ja) 給紙装置およびそれを備える画像形成装置
JP2022160495A (ja) 複合機

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20191015

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20191118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210430

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210615

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6932317

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150