JP2016078172A - 工作機械のテーブル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加及びコストの上昇の問題を招くことなく、簡単な構造で内輪の熱膨張による加工精度の悪化を防止できる工作機械のテーブル装置を提供する。
【解決手段】ワークが搭載される回転テーブル10を軸受20を介して固定ハウジング11により回転可能に支持するようにした工作機械のテーブル装置において、前記軸受20は、これの外輪20aが回転テーブル10に固定され、内輪20bが固定ハウジング11に固定されており、該固定ハウジング11に形成された冷却ジャケット19fを介して内輪20bに冷却液を供給する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワークが搭載された回転テーブルを回転駆動しつつ、該ワークに所定の切削加工を施すようにした工作機械のテーブル装置に関する。
近年、マシニングセンターをベースにして、従来割り出しだけを行っていた回転テーブルを高速回転させて旋削加工を行う複合加工機が登場している。
この種の回転テーブルは、固定ハウジングにより軸受を介して回転可能に支持されているが、固定ハウジングに軸受の外輪を固定し、回転テーブルの回転軸に内輪を固定するのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前記内輪は、外輪に比べると径が小さい分、熱容量も小さいことから温度上昇しやすい。このため内輪が熱膨張することによって該内輪と外輪との隙間が小さくなり、場合によっては加工精度に悪影響を与えるおそれがある。
このような加工精度の悪化を防止するために、例えば、特許文献2では、主軸に固定された内輪に潤滑油導入部材を配置するとともに外輪側に固定し、該潤滑油導入部材に形成された給油路及びノズルから冷却用潤滑油を前記内輪に形成された円周溝に供給することにより、該内輪を冷却するようにした構造が開示されている。
特開2004−314203号公報 特開2008−240947号公報
ところで、前記従来装置のように、回転する内輪に外輪側に固定された潤滑油導入部材を介して冷却液を供給する構造とした場合には、内輪の冷却は可能であるものの、冷却構造が複雑化し、部品点数が増えるとともに、コストが上昇するという問題がある。
本発明は、前記従来の実情に鑑みてなされたもので、部品点数の増加及びコストの上昇の問題を招くことなく、簡単な構造で内輪の熱膨張による加工精度の悪化を防止できる工作機械のテーブル装置を提供することを課題としている。
請求項1の発明は、ワークが搭載される回転テーブルと、該回転テーブルを回転可能に支持する固定ハウジングと、該固定ハウジングと前記回転テーブルとの間に介設された軸受と、前記回転テーブルを回転駆動する駆動機構と、該駆動機構及び前記軸受を冷却する冷却機構とを備えた工作機械のテーブル装置において、
前記軸受は、これの外輪が前記回転テーブルに固定され、内輪が前記固定ハウジングに固定されており、
前記冷却機構は、前記固定ハウジングに形成された冷却ジャケットを介して前記内輪に冷却液を供給するように構成されていることを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1に記載の工作機械のテーブル装置において、
前記駆動機構は、前記回転テーブルに固定されたロータと、前記固定ハウジングに固定されたステータとを有し、
前記冷却機構は、前記回転テーブルのロータ内周部に設けられた冷却ジャケットを介して前記ロータに冷却液を供給するように構成されていることを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の工作機械のテーブル装置において、
前記冷却機構は、1つの冷却タンクに貯留された低粘度耐磨耗性オイルからなる冷却液を前記内輪及びロータに供給するように構成されていることを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1ないし3の何れかに記載の工作機械のテーブル装置において、
前記駆動機構は、前記軸受を挟んだ回転テーブルの反対側に配置され、前記駆動機構と前記軸受との間には、前記回転テーブルに制動力を作用させるブレーキ機構が配設されていることを特徴としている。
請求項1の発明に係るテーブル装置によれば、軸受の外輪を回転テーブルに固定し、内輪を固定ハウジングに固定し、該固定ハウジングに形成された冷却ジャケットを介して前記内輪に冷却液を供給するようにしたので、内輪の熱膨張が抑えられることとなり、これにより外輪との隙間を所定値に保持することができ、ひいては加工精度の悪化を防止できる。
本発明では、前記内輪が固定された固定ハウジングに該内輪を冷却する冷却ジャケットを形成する構造であるので、冷却ジャケットを形成するだけの簡単な構造で実現でき、従来の回転する内輪に外輪側に固定された潤滑油導入部材を介して冷却液を供給する場合に比べて構造を簡素化でき、部品点数を低減とともに、コストを低減できる。
請求項2の発明では、前記回転テーブルのロータ内周部に設けられた冷却ジャケットを介してロータに冷却液を供給するようにしたので、ロータの発熱が回転テーブルに伝わるのを抑制することができる。これにより回転テーブルの熱変位を防止することができ、ひいては駆動機構のトルクアップ,デューティ時間の改善が可能となる。即ち、従来では、ステータ側のみ冷却するのが一般的であることから、ロータの発熱が回転テーブルに伝わりやすくなっている。
請求項3の発明では、1つの冷却タンクに貯留された低粘度耐磨耗性オイルからなる冷却液を内輪及びロータに供給するようにしたので、冷却液の攪拌ロスを最小限に抑えることができるとともに、大量の冷却液を内輪及びロータに供給することができ、内輪及びロータの発熱をより確実に抑えることができ、これにより回転テーブルの高速化が可能となる。
また、1つの冷却タンクに貯留した冷却液を内輪とロータとに直接供給するので、冷却効率を高めることができると共に、冷却機構の小型化,低コスト化が可能となる。
請求項4の発明では、前記駆動機構を、前記軸受を挟んだ回転テーブルの反対側に配置し、該駆動機構と軸受との間にブレーキ機構を配設したので、ブレーキ機構を回転テーブルの近くに配置することができ、大型化,高コスト化を招くことなく、回転テーブルの制動力を高めることができる。
本発明の実施例1によるテーブル装置を備えた横型マシニングセンターの側面図である。 前記テーブル装置の断面図である。 前記テーブル装置の要部断面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は、本発明の実施例1による工作機械のテーブル装置を説明するための図である。本実施例において、前,後,左,右とは、機械正面から見た状態での前,後,左,右を意味する。
図において、1は本実施例のテーブル装置2を備えた横型マシニングセンターを示している。この横型マシニングセンター1は、機械正面(図1の矢印a方向)から見て、ベッド3上に前後方向Aに移動可能にコラム4を搭載し、該コラム4に主軸頭5を上下方向Bに移動可能に配設し、該主軸頭5に工具Tが装着された主軸6を配設した構造を有する。
前記テーブル装置2は、前記ベッド3の手前側端部に配設されており、ワークWを把持するチャック9が搭載された回転テーブル10と、該回転テーブル10を回転可能に支持する固定ハウジング11と、該固定ハウジング11を支持する支持ベース12とを備えている。
この支持ベース12は、前記ベッド3に固定されており、前記回転テーブル10をこれの回転中心Cが垂直方向をなす垂直位置と、水平方向をなす水平位置C′との間で回動可能に支持している。これにより旋盤機能を備えている。
前記回転テーブル10は、その上面に前記チャック9が固定されたテーブル本体14と、該テーブル本体14の下面に配置された大略円筒状の回転部材15と、該回転部材15の外周面にボルト締め固定された回転側スリーブ16とで構成されている。
前記回転部材15は、前記テーブル本体14の回転中心Cと同軸をなすよう配置され、該テーブル本体14にボルト締め固定されている。
前記固定ハウジング11は、前記回転部材15の外周部を囲むように形成された大略円筒形状のハウジング本体17と、該ハウジング本体17の内周面にボルト締め固定された固定側スリーブ18と、前記ハウジング本体17の上端面にボルト締め固定された大略リング形状のブロック部材19とで構成されている。
前記テーブル装置2は、前記固定ハウジング11と前記回転テーブル10との間に介設されたクロスローラベアリング20と、前記回転テーブル10を回転駆動するビルトインサーボモータ21と、該ビルトインサーボモータ21及び前記クロスローラベアリング20を冷却する冷却ユニット22とを備えている。
前記ビルトインサーボモータ21は、前記回転テーブル10の回転側スリーブ16の外周面にボルト締め固定されたロータ21aと、前記固定ハウジング11の固定側スリーブ18の内周面に前記ロータ21aに対向するよう配置され、該固定側スリーブ18にボルト締め固定されたステータ21bとを有する。
前記テーブル本体14の下面には、回転中心Cと同心円をなす外側凹部14a及び内側凹部14bが形成されている。この外側凹部14a内には、前記ブロック部材19の上外端面に固定された支持部材25が挿入配置されている。また前記内側凹部14bの内周端部には、前記ブロック部材19の上内端面に一体に突出形成された突出部19aが挿入配置されている。
前記内側凹部14b内に前記クロスローラベアリング20が配置されている。このクロスローラベアリング20は、外輪20aと内輪20bとの間に多数の転動体20cを並列に配置した構造を有する。
そして前記クロスローラベアリング20の外輪20aは、前記回転テーブル10のテーブル本体14に複数本の内側ボルト23により締結固定されており、内輪20bは、前記固定ハウジング11のブロック部材19に複数本の外側ボルト24により締結固定されている。
前記ビルトインサーボモータ21は、前記クロスローラベアリング20を挟んだ回転テーブル10の反対側に配置され、かつクロスローラベアリング20に略軸方向に対向するよう配置されている。
前記ビルトインサーボモータ21とクロスローラベアリング20との間には、前記回転テーブル10に制動力を作用させる複数のブレーキ機構27が周方向に所定間隔をあけて配設されている。
前記各ブレーキ機構27は、前記ブロック部材19の支持部材25と突出部19との間に凹設された凹部19cに所定間隔をあけてシリンダ孔19bを貫通形成し、各シリンダ孔19b内にピストン28を進退可能に挿入し、前記ピストン28とシリンダ孔19bとの間に油圧室19dを形成した概略構造を有する。またシリンダ孔19bの上端部には蓋部材29がボルト締め固定されており、下端部には板ばね32が固定されている。
前記回転部材15の各ピストン28に対向する部分には、押圧板30がボルト締め固定されており、前記固定ハウジング11の固定側スリーブ18の前記押圧板30に対向する部分には、挟持部材31が固定されている。油圧によりピストン28が下降し、該ピストン28と挟持部材31とで押圧板30を挟持することにより前記回転テーブル10に制動力が加わる。油圧を開放すると板ばね32によりピストン28が後退する。
前記冷却ユニット22は、図3に示すように、前記固定ハウジング11に設けられた冷却・潤滑経路を介して前記内輪20bに冷却液を供給するとともに、前記回転テーブル10に設けられた冷却経路を介して前記ロータ21aに冷却液を供給するように構成されている。
また前記冷却ユニット22は、1つの冷却タンク35に貯留された低粘度・高耐磨耗性オイルからなる冷却液を前記内輪20b及びロータ21aに供給するように構成されている。この低粘度・高耐磨耗性オイルは、冷却と潤滑の両方の機能を有している。
前記内輪20bの冷却・潤滑経路は、前記固定ハウジング11のブロック部材19に形成された冷却液供給通路19eと、該ブロック部材19の突出部19aに内輪20bと対向するよう形成され、前記冷却液供給通路19eに連通する冷却ジャケット19fと、前記内輪20bに形成され、該内輪20bの各転動体20cと前記冷却ジャケット19fとを連通する一対の連通孔20d,20dとを有し、さらに前記ブロック部材19の凹部19cに続いて形成され、前記内輪20bに供給された冷却液を前記冷却タンク35に戻す回収通路19gを有する。
また前記ブロック部材19の凹部19c内の各シリンダ孔19bの間には、前記回収通路19gに冷却液を導く傾斜部19hが形成されている。
前記ロータ21aの冷却経路は、前記固定ハウジング11のハウジング本体17に形成された冷却液供給通路17aと、前記固定側スリーブ18に前記ステータ21bと対向するよう形成され、前記冷却液供給通路17aに連通するステータ冷却ジャケット18aと、前記回転側スリーブ16にロータ21aと対向するよう形成されたロータ冷却ジャケット16aと、該ロータ冷却ジャケット16aと前記ステータ冷却ジャケット18aとを連通接続するロータリージョイント(不図示)とを有し、さらに前記ハウジング本体17に形成され、前記ロータ冷却ジャケット16a及びステータ冷却ジャケット18aに供給された冷却液を冷却タンク35に戻す回収通路17bを有する。
前記冷却タンク35に戻された冷却液は、該冷却タンク35内で冷却された後、フィルタ35aでろ過されてポンプ35bにより加圧され、各冷却液供給通路17a,19eに供給される。
内輪側の冷却液供給通路19eに供給された冷却液は、冷却ジャケット19fから各連通路20dを通って各転動体20cに供給され、各転動体20c及び内輪20bを冷却・潤滑しつつ、外輪20aを冷却・潤滑し、該外輪20aと内輪20bとの隙間から凹部19c内に流れる。この凹部19c内に流れた冷却液は、傾斜部19hを下って回収通路19gに流れ、ここから冷却タンク35に戻される。
一方、ロータ側の冷却液供給通路17aに供給された冷却液は、ステータ冷却ジャケット18aを通った後、ロータ冷却ジャケット16aに流れ、ロータ21a及びステータ21bを冷却しつつ、回収通路17bを介して冷却タンク35に戻される。このようにして冷却液を、冷却タンク35と内輪20b及びロータ21との間で循環させるように構成されている。
本実施例によれば、クロスローラベアリング20の外輪20aを回転テーブル10側に固定し、内輪20bを固定ハウジング11側に固定し、該固定ハウジング11に形成された冷却液供給通路19e,冷却ジャケット19fを介して前記内輪20bに冷却液を供給するようにしたので、内輪20bの内部圧力の上昇による熱膨張を抑えることができる。これにより外輪20aと内輪20bとの隙間を小さくすることなく所定値に保持することができ、ひいては加工精度の悪化を防止できる。この場合、内輪20bを冷却することにより、外輪20aが熱膨張して隙間が拡がることが懸念されるが加工精度への影響はほとんどない
本実施例では、前記内輪20bを固定ハウジング11側に固定し、該固定ハウジング11のブロック部材19に形成された冷却ジャケット19fを介して該内輪20bを冷却するので、冷却液供給通路19e,冷却ジャケット19f及び内輪20bに連通路20dを形成するだけの簡単な構造で実現でき、従来の回転する内輪に外輪側に固定された潤滑油導入部材を介して冷却液を供給する場合に比べて構造を簡素化でき、部品点数を低減とともに、コストを低減できる。
本実施例では、前記回転テーブル10の回転側スリーブ16に設けられたロータ冷却ジャケット16aを介してロータ21aに冷却液を供給するようにしたので、該ロータ21aの発熱が回転テーブル10に伝わるのを抑制することができる。これにより回転テーブル10の熱変位を防止することができ、ひいてはビルトインサーボモータ21のトルクアップ,デューティ時間の改善が可能となる。即ち、従来では、ステータ側のみ冷却するのが一般的であることから、ロータの発熱が回転テーブルに伝わりやすくなっている。
本実施例では、1つの冷却タンク35に貯留された低粘度・高耐磨耗性オイルからなる冷却液を内輪20b及びロータ21aに供給するようにしたので、オイルの攪拌ロスを最小限に抑えることができるとともに、大量の冷却液を内輪20b及びロータ21aに供給することができ、該内輪20b及びロータ21aの発熱をより確実に抑えることができる。これにより回転テーブル10の高速化によるワーク加工時間の短縮,あるいは大径化による大型ワークの加工が可能となる。
また前記冷却タンク35内の冷却液を内輪20bとロータ21aとに直接供給するので、冷却効率を高めることができると共に、冷却ユニット22の小型化,低コスト化が可能となる。
本実施例では、前記ビルトインサーボモータ21を、前記クロスローラベアリング20を挟んだ回転テーブル10の反対側に配置し、該ビルトインサーボモータ21とクロスローラベアリング20との間にブレーキ機構27を配設したので、ブレーキ機構27を回転テーブル10の近傍に配置することができ、大型化,高コスト化を招くことなく、回転テーブル10の制動力を高めることができる。
なお、前記実施例では、横型マシニングセンター1のテーブル装置2に適用した場合を説明したが、本発明は、縦型マシニングセンターや複合加工機のテーブル装置にも適用可能である。
1 横型マシニングセンター(工作機械)
2 テーブル装置
10 回転テーブル
11 固定ハウジング
20 クロスローラベアリング(軸受)
20a 外輪
20b 内輪
21 ビルトインサーボモータ(駆動機構)
21a ロータ
21b ステータ
22 冷却ユニット(冷却機構)
27 ブレーキ機構
35 冷却タンク
W ワーク

Claims (4)

  1. ワークが搭載される回転テーブルと、
    該回転テーブルを回転可能に支持する固定ハウジングと、
    該固定ハウジングと前記回転テーブルとの間に介設された軸受と、
    前記回転テーブルを回転駆動する駆動機構と、
    該駆動機構及び前記軸受を冷却する冷却機構と
    を備えた工作機械のテーブル装置において、
    前記軸受は、これの外輪が前記回転テーブルに固定され、内輪が前記固定ハウジングに固定されており、
    前記冷却機構は、前記固定ハウジングに形成された冷却ジャケットを介して前記内輪に冷却液を供給するように構成されている
    ことを特徴とする工作機械のテーブル装置。
  2. 請求項1に記載の工作機械のテーブル装置において、
    前記駆動機構は、前記回転テーブルに固定されたロータと、前記固定ハウジングに固定されたステータとを有し、
    前記冷却機構は、前記回転テーブルのロータ内周部に設けられた冷却ジャケットを介して前記ロータに冷却液を供給するように構成されている
    ことを特徴とする工作機械のテーブル装置。
  3. 請求項1又は2に記載の工作機械のテーブル装置において、
    前記冷却機構は、1つの冷却タンクに貯留された低粘度耐磨耗性オイルからなる冷却液を前記内輪及びロータに供給するように構成されている
    ことを特徴とする工作機械のテーブル装置。
  4. 請求項1ないし3の何れかに記載の工作機械のテーブル装置において、
    前記駆動機構は、前記軸受を挟んだ回転テーブルの反対側に配置され、
    前記駆動機構と前記軸受との間には、前記回転テーブルに制動力を作用させるブレーキ機構が配設されている
    ことを特徴とする工作機械のテーブル装置。
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