JP6708804B1 - テーブル回転装置、および、工作機械 - Google Patents

テーブル回転装置、および、工作機械 Download PDF

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Abstract

テーブル回転装置は、固定リング、固定リングに対して回転軸まわりに相対回転可能な可動リング、および、固定リングと可動リングとの間に配置される転動体を有する軸受アセンブリと、可動リングに固定され、テーブルを支持するテーブル支持部材と、固定リングに固定され、テーブル支持部材を回転軸まわりに回転可能に支持する支持ブロックと、冷却液が通過可能な冷却流路の少なくとも一部を規定する冷却ブロックとを具備する。冷却ブロックは、固定リングおよび支持ブロックの両方に接触するように、固定リングまたは支持ブロックに固定される。

Description

本発明は、テーブル回転装置、および、工作機械に関する。
テーブルを回転させるテーブル回転装置が知られている。
関連する技術として、特許文献1には、冷却構造を備える回転テーブル装置が開示されている。特許文献1に記載の回転テーブル装置は、回転ベアリングを備え、当該回転ベアリングは、外輪と、内輪と、転動体とによって構成されている。また、内輪または外輪のいずれか一方には、ヒートシンクが設置されている。
国際公開第2009/107493号
本発明の目的は、固定リングの熱膨張および固定リングにおける熱膨張の偏りを抑制可能なテーブル回転装置、および、工作機械を提供することである。
いくつかの実施形態におけるテーブル回転装置は、固定リング、前記固定リングに対して回転軸まわりに相対回転可能な可動リング、および、前記固定リングと前記可動リングとの間に配置される転動体を有する軸受アセンブリと、前記可動リングに固定され、テーブルを支持するテーブル支持部材と、前記固定リングに固定され、前記テーブル支持部材を前記回転軸まわりに回転可能に支持する支持ブロックと、冷却液が通過可能な冷却流路の少なくとも一部を規定する冷却ブロックとを具備する。前記冷却ブロックは、前記固定リングおよび前記支持ブロックの両方に接触するように、前記固定リングまたは前記支持ブロックに固定される。
いくつかの実施形態における工作機械は、ワークを載置するテーブルと、前記テーブルを回転させるテーブル回転装置と、前記ワークを加工する工具を保持可能な工具保持部材と、前記工具保持部材を移動させる第2駆動装置とを具備する。前記テーブル回転装置は、固定リング、前記固定リングに対して回転軸まわりに相対回転可能な可動リング、および、前記固定リングと前記可動リングとの間に配置される転動体を有する軸受アセンブリと、前記可動リングに固定され、前記テーブルを支持するテーブル支持部材と、前記テーブル支持部材を前記回転軸まわりに回転させる第1駆動装置と、前記固定リングに固定され、前記テーブル支持部材を前記回転軸まわりに回転可能に支持する支持ブロックと、冷却液が通過可能な冷却流路の少なくとも一部を規定する冷却ブロックとを具備する。前記冷却ブロックは、前記固定リングおよび前記支持ブロックの両方に接触するように、前記固定リングまたは前記支持ブロックに固定される。
本発明により、固定リングの熱膨張および固定リングにおける熱膨張の偏りを抑制可能なテーブル回転装置、および、工作機械を提供することができる。
図1は、第1の実施形態におけるテーブル回転装置を模式的に示す概略断面図である。 図2は、第1の実施形態におけるテーブル回転装置の一部分を模式的に示す概略断面図である。 図3は、第1の実施形態の第1変形例におけるテーブル回転装置の一部分を模式的に示す概略断面図である。 図4は、第1の実施形態の第2変形例におけるテーブル回転装置の一部分を模式的に示す概略断面図である。 図5は、冷却ブロックの一例を模式的に示す概略斜視図である。 図6は、冷却ブロックの一例を模式的に示す概略底面図である。 図7は、冷却流路に冷却液を供給する冷却液供給系の一例を模式的に示す図である。 図8は、第2の実施形態におけるテーブル回転装置を模式的に示す概略断面図である。 図9は、第2の実施形態におけるテーブル回転装置の一部分を模式的に示す概略断面図である。 図10は、第2の実施形態の第1変形例におけるテーブル回転装置の一部分を模式的に示す概略断面図である。 図11は、第3の実施形態におけるテーブル回転装置を模式的に示す概略断面図である。 図12は、第3の実施形態の第1変形例におけるテーブル回転装置を模式的に示す概略断面図である。 図13は、第3の実施形態の第1変形例におけるテーブル回転装置の一部分を模式的に示す概略断面図である。 図14は、第4の実施形態におけるテーブル回転装置を模式的に示す概略断面図である。 図15は、第5の実施形態におけるテーブル回転装置を模式的に示す概略断面図である。 図16は、第6の実施形態における工作機械を模式的に示す概略斜視図である。
以下、図面を参照して、いくつかの実施形態におけるテーブル回転装置1、および、工作機械100について説明する。なお、以下の実施形態の説明において、同一の機能を有する部位、部材については同一の符号を付し、同一の符号が付された部位、部材についての繰り返しとなる説明は省略する。
(方向および用語の定義)
本明細書において、テーブル支持部材10の回転軸AXに平行な方向であって、テーブル支持部材10の裏面11b(より具体的には、テーブル支持部材10の下面)からテーブル支持部材10の表面11a(より具体的には、テーブル支持部材10の上面)に向かう方向を「第1方向DR1」と定義する。「第1方向DR1」は、例えば、上方向である。なお、テーブル支持部材10が、傾動可能(換言すれば、チルト可能)である場合、テーブル支持部材10が傾動すると第1方向DR1は変化する。
本明細書において、第1方向DR1と反対の方向を「第2方向DR2」と定義する。「第2方向DR2」は、例えば、下方向である。
本明細書において、締結部材とは、複数の部品を互いに結合する機械的な部材を意味する。第1締結部材、第2締結部材等の締結部材は、例えば、頭部と、頭部から延在する軸部とを備える。締結部材は、ファスナ(fastener)と呼ばれることもある。
本明細書において、工作機械100は、加工対象物であるワークを加工可能な任意の機械を意味する。工作機械は、例えば、金属を、切断、切削、旋削、または、研削可能な機械である。本明細書における工作機械は、複数の異なる種類の加工を実行可能な複合加工機(例えば、マシニングセンタ)であってもよい。
(第1の実施形態)
図1乃至図7を参照して、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aについて説明する。図1は、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aを模式的に示す概略断面図である。図2は、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aの一部分を模式的に示す概略断面図である。図3は、第1の実施形態の第1変形例におけるテーブル回転装置1Aの一部分を模式的に示す概略断面図である。図4は、第1の実施形態の第2変形例におけるテーブル回転装置1Aの一部分を模式的に示す概略断面図である。図5は、冷却ブロック60の一例を模式的に示す概略斜視図である。図6は、冷却ブロック60の一例を模式的に示す概略底面図である。図7は、冷却流路PAに冷却液を供給する冷却液供給系の一例を模式的に示す図である。
第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aは、軸受アセンブリ20と、テーブル支持部材10と、支持ブロック50と、冷却ブロック60とを具備する。テーブル回転装置1Aは、第1締結部材81、および/または、第2締結部材85を備えていてもよい。
軸受アセンブリ20は、固定リング30と、可動リング40と、転動体21とを有する。可動リング40は、固定リング30に対して回転軸AXまわりに相対回転可能である。また、転動体21は、固定リング30と可動リング40との間に配置される。軸受アセンブリ20は、固定リング30(または、可動リング40)の周方向に沿って配置される複数の転動体21を備えることが好ましい。転動体21が転動することにより、可動リング40は、固定リング30に対して、回転軸AXまわりに相対回転する。
図1に記載の例では、軸受アセンブリ20は、テーブル支持部材10と支持ブロック50との間に配置されている。より具体的には、軸受アセンブリ20は、テーブル支持部材10の外周面と支持ブロック50の内周面との間に配置されている。
テーブル支持部材10は、可動リング40に固定され、テーブル13(例えば、図14、図16を参照。)を支持する。テーブル支持部材10は、可動リング40とともに回転軸AXまわりに回転可能な部材である。テーブル支持部材10の表面11aには、テーブルを固定するための穴部11hが形成されていてもよい。また、テーブル13を固定するために、穴部11hの代わりに、テーブル支持部材10に他のクランプ機構が配置されていてもよい。穴部11hの中心軸は、例えば、回転軸AXに平行である。図1に記載の例では、テーブル支持部材10の裏面11b(換言すれば、テーブル支持部材10の第2方向DR2側の面)は、後述の冷却ブロック60の上面(換言すれば、冷却ブロック60の第1方向DR1側の面)に対向するように配置されている。テーブル支持部材10は、1つの部品によって構成されていてもよく、複数の部品のアセンブリによって構成されていてもよい。図1に記載の例では、テーブル支持部材10の中央部分111は、第2方向DR2側に凹んでいる。また、中央部分111(より具体的には、中央部分111の底壁)には、回転軸AXに沿う方向に延在する貫通孔111hが形成されている。図1に記載の例では、テーブル支持部材10は、中央部分111から外方に向けて延在するフランジ部分112を有する。上述の穴部11hは、当該フランジ部分112に形成されている。なお、テーブル支持部材10の形状は、図1に記載の例に限定されない。
支持ブロック50は、固定リング30に固定され、テーブル支持部材10を回転軸AXまわりに回転可能に支持する。こうして、支持ブロック50は、固定リング30を含む軸受アセンブリ20を介して、テーブル支持部材10を回転軸AXまわりに回転可能に支持することができる。図1に記載の例では、支持ブロック50は、環状の部材である。換言すれば、支持ブロック50は、リング状のブロックである。
図1に記載の例では、固定リング30は、転動体21を介して、可動リング40を回転可能に支持する。また、固定リング30は、回転軸AXまわりに回転不能なように支持ブロック50に固定されている。この場合、テーブル支持部材10および可動リング40が回転軸AXまわりを回転するとき、支持ブロック50および固定リング30は、回転軸AXまわりを回転しない。図1に記載の例では、固定リング30は、可動リング40の外側に配置される外側リング(outer ring)である。固定リング30の中心軸は、可動リング40の回転軸AXと一致している。
可動リング40は、テーブル支持部材10が回転軸AXまわりを回転するとき、テーブル支持部材10と一体的に回転軸AXまわりを回転する。図1に記載の例では、可動リング40は、固定リング30の内側に配置される内側リング(innner ring)である。可動リング40の中心軸は、テーブル支持部材10の回転軸AXと一致している。
冷却ブロック60は、冷却液(例えば、冷却油、冷却水)が通過可能な冷却流路PAの少なくとも一部を規定する。図1に記載の例では、冷却ブロック60の表面と、支持ブロック50の表面とによって冷却流路PAが規定されている。この場合、冷却流路PAを流れる冷却液は、冷却ブロック60の表面および支持ブロック50の表面の両方に接触する。代替的に、冷却ブロック60の内部に冷却流路PAが形成されていてもよい。
冷却ブロック60は、固定リング30および支持ブロック50の両方に接触するように、固定リング30または支持ブロック50に固定される。図1に記載の例では、冷却ブロック60は、固定リング30および支持ブロック50の両方に接触するように、冷却ブロック60(より具体的には、冷却ブロック60の第2部分62)が固定リング30に固定されている。
図1に記載の例では、冷却ブロック60は、1つの部品によって構成されている。代替的に、冷却ブロック60は、複数の部品のアセンブリによって構成されていてもよい。例えば、冷却ブロック60は、複数のブロックのアセンブリによって構成されていてもよい。
第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aは、固定リング30に接触する冷却ブロック60を備え、当該冷却ブロック60は、冷却流路PA中の冷却液と接触する。この場合、固定リング30中の熱が、冷却ブロック60を介して、冷却流路PA中の冷却液に伝達される。
また、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aでは、固定リング30が、支持ブロック50および冷却ブロック60の両方に接触している。この場合、固定リング30の熱が、支持ブロック50および冷却ブロック60の両方に放熱される。また、図1に記載の例では、支持ブロック50が冷却ブロック60に接触している。この場合、支持ブロック50と冷却ブロック60との間の熱伝導により、支持ブロック50と冷却ブロック60との間の温度差が低減される。以上のとおり、図1に記載の例では、固定リング30の熱が、支持ブロック50および冷却ブロック60の両方によって、バランスよく放熱される。
また、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aでは、固定リング30の熱を、冷却ブロック60を介して冷却液に伝達する第1の熱伝導経路と、固定リング30の熱を、支持ブロック50を介して冷却液に伝達する第2の熱伝導経路とが形成される。よって、固定リング30が効率的に冷却され、かつ、固定リング30中の熱の偏りが抑制される。その結果、固定リング30の熱膨張が抑制され、かつ、固定リング30における熱膨張の偏りが抑制される。
固定リング30の熱膨張が抑制される場合、支持ブロック50に対する固定リング30の接触面の位置がずれることも抑制される。こうして、固定リング30の位置ずれに起因して、テーブル回転装置1Aから異音が発生することが抑制される。また、固定リング30の位置ずれに起因して、テーブル13の振動が大きくなることが抑制される。
また、固定リング30における熱膨張の偏りが抑制される場合、固定リング30の歪みに起因して転動体21の挙動が不安定になることが抑制される。こうして、テーブル回転装置1Aからの異音の発生、および、テーブル13の振動が更に抑制される。
(任意付加的な構成)
続いて、図1および図2を参照して、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aにおいて採用可能な任意付加的な構成について説明する。
(第1締結部材81)
第1締結部材81は、支持ブロック50と固定リング30とを互いに固定する部材である。図1に記載の例では、第1締結部材81は、外周面にねじが形成されたボルト(第1ボルト)である。図1に記載の例では、第1締結部材81の長手方向中心軸は、回転軸AXと平行である。また、図1に記載の例では、第1締結部材81の頭部81cが第1締結部材81の軸部81dの上方に位置するように、第1締結部材81が配置されている。
テーブル回転装置1Aが、支持ブロック50と固定リング30とを固定する第1締結部材81を備える場合、支持ブロック50と固定リング30との間の固定を効率的に実行することができる。また、支持ブロック50と固定リング30とを強固に固定することができ、支持ブロック50に対する固定リング30の位置ずれが抑制される。
図2に記載の例では、支持ブロック50と固定リング30とを固定する第1締結部材81と、冷却ブロック60と固定リング30とを固定する締結部材82とが、同一の部材である。換言すれば、支持ブロック50と固定リング30とを固定する第1締結部材81によって、冷却ブロック60が固定リング30に固定される。この場合、固定リング30の上端面30tのほぼすべての領域を冷却ブロック60と接触させることが可能となる。このため、固定リング30における熱膨張の偏りが抑制される。さらに、支持ブロック50と、固定リング30と、冷却ブロック60とを一体化する作業を効率的に実行することが可能となる。また、3つの部品(より具体的には、支持ブロック50、固定リング30、および、冷却ブロック60)の位置合わせを効率的に実行することが可能となる。
より具体的には、図2に記載の例では、冷却ブロック60には、第1締結部材81の一部を受容する第1孔部60h(より具体的には、第1貫通孔部)が形成されている。また、固定リング30には、第1締結部材81の一部を受容する第2孔部30h(より具体的には、第2貫通孔部)が形成され、支持ブロック50には、第1締結部材81の一部を受容する第3孔部50h(より具体的には、第3貫通孔部)が形成されている。
第1孔部60hと、第2孔部30hと、第3孔部50hとが一直線上に配置されることにより、冷却ブロック60、固定リング30、および、支持ブロック50が位置合わせされる。また、第1孔部60h、第2孔部30h、および、第3孔部50hに、第1締結部材81が挿入されることにより、冷却ブロック60と、固定リング30と、支持ブロック50とが一体化される。
図2に記載の例では、固定リング30に、第1締結部材81の頭部81cを受容可能な凹部38が形成されている。しかし、当該凹部38は、利用されていない(換言すれば、当該凹部38には、第1締結部材81の頭部81cが配置されていない。)。その代わりに、第1締結部材81の頭部81cは、冷却ブロック60に接触するように配置されている。
代替的に、第1締結部材81の頭部81cが、凹部38内に配置されていてもよい。例えば、複数の第1締結部材81のうちの少なくとも1つが、冷却ブロック60を固定することなく、固定リング30と支持ブロック50とを固定するように、第1締結部材81の頭部81cが凹部38内に配置され、第1締結部材81の軸部81dが、第2孔部30hおよび第3孔部50hに配置されてもよい。
(固定リング30、支持ブロック50、および、冷却ブロック60の配置)
図2に記載の例では、支持ブロック50は、固定リング30に接触する第1面50aを有し、冷却ブロック60は、固定リング30に接触する第2面60aを有する。また、固定リング30は、支持ブロック50の第1面50aと、冷却ブロックの第2面60aとによって挟まれている。
この場合、固定リング30の両側(より具体的には、固定リング30の上方側および固定リング30の下方側)に、固定リング30中の熱を固定リング30外に伝達する熱伝導経路が形成される。その結果、固定リング30中の熱の偏り(換言すれば、固定リング30における熱膨張の偏り)をより一層抑制することができる。
また、固定リング30が、支持ブロック50と冷却ブロック60とによって挟まれることにより、固定リング30、支持ブロック50、および、冷却ブロック60を含むアセンブリの厚さ(換言すれば、一体化された複数の部品の総厚)が増加する。こうして、軸受アセンブリ20の固定リング30側の剛性を高くすることができる。その結果、テーブル回転装置1Aの使用時におけるテーブル13の振動が抑制される。
また、固定リング30が、支持ブロック50と冷却ブロック60とによって挟まれることにより、固定リング30が変形すること(例えば、熱膨張に起因して固定リング30が変形すること)が抑制される。
図2に記載の例では、固定リング30の下端面30sが支持ブロック50の第1面50aによって押圧されるように、固定リング30が第1締結部材81を介して支持ブロック50に固定されている。この場合、下端面30sから第1面50aへの熱伝導が安定的に行われ、かつ、下端面30sと第1面50aとの間の位置ずれが抑制される。
図2に記載の例では、固定リング30の上端面30tが冷却ブロック60の第2面60aによって押圧されるように、冷却ブロック60が締結部材82を介して固定リング30に固定されている。この場合、上端面30tから第2面60aへの熱伝導が安定的に行われ、かつ、上端面30tと第2面60aとの間の位置ずれが抑制される。なお、図2に記載の例では、締結部材82と第1締結部材81とが同一の部材である。代替的に、締結部材82は、第1締結部材81と異なる部材であってもよい。
図2に記載の例では、固定リング30の上端面30tの全体(「全体」には、「実質的に全体」も包含される。)が、冷却ブロック60(より具体的には、後述の第2部分62)によって覆われている。この場合、固定リング30の上端面30tから冷却ブロック60への熱伝導が強化される。また、固定リング30の上端面30tの変形が、冷却ブロック60によって効果的に抑制される。
図2に記載の例では、固定リング30の下端面30sの全体(「全体」には、「実質的に全体」も包含される。)が、支持ブロック50によって覆われている。この場合、固定リング30の下端面30sから支持ブロック50への熱伝導が強化される。また、固定リング30の下端面30sの変形が、支持ブロック50によって効果的に抑制される。
図2に記載の例では、固定リング30の周面30u(より具体的には、固定リング30の外周面)の全体(「全体」には、「実質的に全体」も包含される。)が、支持ブロック50によって覆われている。
図2に例示されるように、固定リング30の周面30u(換言すれば、環状の側面)と支持ブロック50との間には、隙間Gが形成されていてもよい。この場合、軸受アセンブリ20が熱膨張する時に、当該隙間Gが、膨張部分を受容するバッファとして機能する。よって、軸受アセンブリ20が熱膨張することに起因して、軸受アセンブリ20に焼き付きが発生することが防止される。
固定リング30の周面30uと支持ブロック50との間に隙間Gが形成されている場合、当該周面30uから支持ブロック50への熱伝導を期待することができない。しかし、図2に記載の例では、固定リング30の熱を、固定リング30の上端面30tから冷却ブロック60に伝達する第1の熱伝導経路と、固定リング30の熱を、固定リング30の下端面30sから支持ブロック50に伝達する第2の熱伝導経路とが確保されている。よって、固定リング30が効率的に冷却され、かつ、固定リング30中の熱の偏りが抑制される。その結果、固定リング30の熱膨張が抑制され、かつ、固定リング30における熱膨張の偏りが抑制される。
なお、固定リング30の熱膨張が十分に抑制される場合には、固定リング30の周面30uと支持ブロック50との間に隙間Gが形成されていなくてもよい。換言すれば、固定リング30の周面30uと支持ブロック50とが接触していてもよい。
(冷却流路PAの配置)
図1に記載の例では、冷却流路PAは、固定リング30の下端(換言すれば、第2方向DR2側の端)をとおり回転軸AXに垂直な平面F2と、固定リング30の上端(換言すれば、第1方向DR1側の端)をとおり回転軸AXに垂直な平面F1との間に配置されている。より具体的には、冷却流路PAは、固定リング30の下端面30s(換言すれば、固定リング30の第2方向DR2側の面)よりも上方に配置されている。また、冷却流路PAは、固定リング30の上端面30t(換言すれば、固定リング30の第1方向DR1側の面)よりも下方に配置されている。
この場合、固定リング30の上端面30tと冷却流路PAとの間の距離と、固定リング30の下端面30sと冷却流路PAとの間の距離との差が小さくなる。よって、固定リング30の上端面30tから冷却流路PA中の冷却液への放熱量と固定リング30の下端面30sから冷却流路PAの冷却液への放熱量との差を小さくすることができ、その結果、固定リング30中の熱の偏り(換言すれば、固定リング30における熱膨張の偏り)をより一層抑制することができる。なお、冷却流路PAは、上述の平面F1と上述の平面F2との間に配置された環状流路であることが好ましい。この場合、冷却流路PAは、平面F1と平面F2との間の領域において、冷却液の周方向(換言すれば、回転軸AXをまわる方向)の流れを生成する。
図2に記載の例では、冷却流路PAは、冷却ブロック60の表面61sと支持ブロック50の表面51tとの間に配置されている。この場合、冷却ブロック60の表面61sが、直接的に、冷却液によって冷却され、支持ブロック50の表面51tが、直接的に、冷却液によって冷却される。よって、固定リング30の熱を、冷却ブロック60を介して冷却液に伝達する第1の熱伝導経路と、固定リング30の熱を、支持ブロック50を介して冷却液に伝達する第2の熱伝導経路とが、バランスよく機能する。また、冷却流路PAが、冷却ブロック60の表面61sと支持ブロック50の表面51tとの間に配置される場合、冷却流路PAが冷却ブロック60の内部に形成される場合と比較して、冷却流路PAの形成が容易である。ただし、第1の実施形態において、冷却流路PAが、冷却ブロック60の内部に形成されることは排除されない。
図2に記載の例では、支持ブロック50は、凹部51を有する。より具体的には、支持ブロック50の上面に環状の凹部51が形成されている。また、冷却ブロック60は、支持ブロック50の凹部51内に挿入される第1部分61と、支持ブロック50の凹部51外に配置される第2部分62とを有する。また、図2に記載の例では、当該第1部分61が、冷却流路PAの少なくとも一部を規定する。
支持ブロック50の凹部51内に挿入される第1部分61によって、冷却流路PAの少なくとも一部が規定される場合、支持ブロック50の凹部51内の領域に冷却流路PAを配置することができる。この場合、固定リング30の熱を、支持ブロック50を介して冷却液に伝達する第2の熱伝導経路の能力が強化される。
(第1のOリングS1および第2のOリングS2)
図2に記載の例では、テーブル回転装置1Aは、冷却ブロック60の振動(あるいは、冷却ブロック60および固定リング30の振動)を減衰させる第1のOリングS1と、冷却ブロック60の振動(あるいは、冷却ブロック60および固定リング30の振動)を減衰させる第2のOリングS2と、を備える。第1のOリングS1および第2のOリングS2は、支持ブロック50と冷却ブロック60との間に配置される。
第1のOリングS1および第2のOリングS2の各々は、弾性変形可能な材料によって構成される。第1のOリングS1の中心は回転軸AX上にあり、第2のOリングS2の中心は回転軸AX上にあることが好ましい。この場合、冷却ブロック60の振動(あるいは、冷却ブロック60および固定リング30の振動)がバランスよく減衰される。
なお、冷却ブロック60の振動を減衰させるOリング(S1、S2)の数は、2個以上であることが好ましい。Oリングの数が2個以上であることにより、冷却ブロック60の振動が効果的に減衰される。
代替的に、あるいは、付加的に、上述の第1のOリングS1および第2のOリングS2は、冷却液の液漏れを防止する部材として機能してもよい。
図2に記載の例では、支持ブロック50の凹部51を規定する表面51t(より具体的には、凹部51の底面)が、冷却流路PAの一部を規定している。また、図2に記載の例では、凹部51を規定する表面51tに接触するようにOリング(S1、S2)が配置されている。こうして、支持ブロック50の凹部51から冷却液が液漏れすることが防止される。
図2に記載の例では、第1部分61の内周面と、支持ブロック50との間に、第1のOリングS1が配置されている。また、第1部分61の外周面と、支持ブロック50との間に、第2のOリングS2が配置されている。第2のOリングS2の内径は、第1のOリングS1の外径よりも大きい。
図2に記載の例では、第1部分61の下面に冷却流路PAが配置されている。代替的に、図3に例示されるように、第1部分61の内周面に冷却流路PAが配置されてもよい。この場合、第1のOリングS1に加えて、第2のOリングS2も、第1部分61の内周面に接触するように配置される。図3に記載の例では、第1のOリングS1は、冷却流路PAよりも下方に配置され、第2のOリングS2は、冷却流路PAよりも上方に配置されている。また、第1のOリングS1の内径は、第2のOリングS2の内径と等しい。
(冷却ブロック60の材質および形状)
冷却ブロック60は、熱伝導率の高い材料(例えば、鉄などの金属)によって形成されることが好ましい。この場合、固定リング30の熱を、冷却ブロック60を介して冷却液に伝達する第1の熱伝導経路の能力が強化される。
冷却ブロック60の材質は、支持ブロック50の材質と同一であってもよいし、支持ブロック50の材質と異なっていてもよい。冷却ブロック60の材質と支持ブロック50の材質とが同一である場合には、固定リング30の熱を、冷却ブロック60を介して冷却液に伝達する第1の熱伝導経路と、固定リング30の熱を、支持ブロック50を介して冷却液に伝達する第2の熱伝導経路とが、バランスよく機能する。
冷却ブロック60を構成する材料として、防振性の高い材料、例えば、鋳鉄、または、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が採用されてもよい。この場合、冷却ブロック60を構成する材料は、支持ブロック50を構成する材料よりも防振性の高い材料であってもよいし、支持ブロック50を構成する材料と同等の防振性を有する材料であってもよい。
図1に記載の例では、冷却ブロック60は、第1部分61および第2部分62を有し、第1部分61は、第2部分62から、回転軸AXに沿う方向(より具体的には、第2方向DR2)に突出している。第2部分62は、例えば、リング状の板状部によって構成される。また、第1部分61は、例えば、第2部分62から、第2方向DR2に突出する環状の突出部によって構成される。
図2または図3に記載の例では、第2部分62は、固定リング30の上端面30tに接触配置される。この場合、固定リング30中の熱を、第2部分62を経由して、第1部分61に伝達することができる。
図2または図3に記載の例では、冷却ブロック60は、冷却流路PAの少なくとも一部を規定する環状凹部63と、第1のOリングS1を受容する第1環状溝65aと、第2のOリングS2を受容する第2環状溝65bとを有する。
図2または図3に記載の例では、冷却ブロック60の周方向に垂直な面における冷却ブロック60の断面形状(換言すれば、回転軸AXを含む面における冷却ブロック60の断面形状)は、L字形状を有する。ただし、第1の実施形態において、冷却ブロック60の周方向に垂直な面における冷却ブロック60の断面形状は、L字形状に限定されない。冷却ブロック60の周方向に垂直な面における冷却ブロック60の断面形状は、図4に例示されるように、長方形形状であってもよい。
図5および図6を参照して、第1の実施形態(または、後述の他の実施形態)において採用可能な冷却ブロック60の一例について説明する。
図5に記載の例では、冷却ブロック60は、リング形状を有する。冷却ブロック60には、ボルト等の締結部材が挿入される複数の第1孔部60h(より具体的には、複数の第1貫通孔部)が形成されている。冷却ブロック60の内側領域66が固定リング30に接触配置される場合(図1を参照。)には、冷却ブロック60の内側領域66に、上述の複数の第1孔部60hが形成されることが好ましい。他方、冷却ブロック60の外側領域67が固定リング30に接触配置される場合(図8を参照。)には、冷却ブロック60の外側領域67に、上述の複数の第1孔部60hが形成されることが好ましい。
図6に記載の例では、冷却流路PAの少なくとも一部を規定する環状凹部63は、第1環状凹部63aと、第1環状凹部63aの外側に配置される第2環状凹部63bとを含む。図6に記載の例では、冷却ブロック60は隔壁68を有し、当該隔壁68が、第1環状凹部63aと第2環状凹部63bとの間に配置されている。また、図6に記載の例では、冷却ブロック60に、第1環状凹部63aと、第2環状凹部63bとを連通する通路69が形成されている。当該通路69は、例えば、隔壁68に形成された切り欠き部である。
(可動リング40)
図2に記載の例では、可動リング40は、テーブル支持部材10に固定されている。
図2に記載の例では、テーブル回転装置1Aは、可動リング40をテーブル支持部材10に固定する第2締結部材85を備える。図2に記載の例では、第2締結部材85は、外周面にねじが形成されたボルト(第2ボルト)である。
図2に記載の例では、可動リング40には、第2締結部材85の少なくとも一部を受容する第4孔部40h(より具体的には、貫通孔部)が形成され、テーブル支持部材10には、第2締結部材85の一部(より具体的には、第2締結部材85の先端部)を受容する第5孔部10hが形成されている。
第2締結部材85が、第4孔部40hおよび第5孔部10hに挿入されることにより、可動リング40がテーブル支持部材10に固定される。第2締結部材85の長手方向中心軸は、例えば、テーブル支持部材10の回転軸AXと平行である。また、図2に記載の例では、第2締結部材85の頭部85cが第2締結部材85の軸部85dの下方に位置するように、第2締結部材85が配置されている。
可動リング40の内周面40uとテーブル支持部材10とは互いに接触していることが好ましい。換言すれば、可動リング40の内周面40uとテーブル支持部材10との間には隙間がないことが好ましい。この場合、可動リング40とテーブル支持部材10との間の位置ずれが抑制される。この場合、テーブル回転装置1Aは、テーブル支持部材10を高精度に回転させることができる。
図2に記載の例では、可動リング40の上端面40tが、テーブル支持部材10の下面に接触し、可動リング40の内周面40uが、テーブル支持部材10の外周面に接触している。この場合、可動リング40中の熱が、テーブル支持部材10に効率的に放熱される。テーブル支持部材10の内部には、冷却液が通過可能な冷却流路が配置されていてもよい。
(転動体21)
固定リング30と可動リング40との間に配置される転動体21としては、ベアリングの分野において公知である任意の転動体を採用可能である。転動体21は、ボールであってもよい。この場合、軸受アセンブリ20は、ボールベアリングを構成する。転動体21は、ローラであってもよい。この場合、軸受アセンブリ20は、ローラベアリングを構成する。軸受アセンブリ20は、クロスローラベアリングを構成していてもよい。クロスローラベアリングでは、転動体である第1ローラの回転軸AT1の延在方向と、当該第1ローラに隣接する第2ローラの回転軸AT2の延在方向とが略直交する。
転動体21がローラである場合、転動体21がボールである場合と比較して、軸受アセンブリ20全体の剛性を高くすることができる。他方、転動体21がローラである場合、転動体21がボールである場合と比較して、テーブル回転装置1Aの作動時に軸受アセンブリ20において発生する摩擦熱が大きくなる。第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aでは、固定リング30中の熱が、冷却ブロック60に接触して流れる冷却液に伝達されるため、大きな摩擦熱の発生にも対応することができる。例えば、軸受アセンブリ20において発生する摩擦熱が大きい場合には、冷却液の流量を大きくすればよい。
軸受アセンブリ20には、潤滑手段が適用されることが好ましい。軸受アセンブリ20に適用される潤滑手段の種類に特に制限はない。潤滑手段は、グリスであってもよいし、オイルであってもよいし、オイルとエアとの混合体であってもよい。
(冷却液供給装置90)
図7に例示されるように、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aは、冷却ブロック60に配置される冷却流路PAに冷却液を供給する冷却液供給装置90(より具体的には、ポンプ)と、当該冷却液供給装置90を制御する制御装置92とを備えていてもよい。
図7に記載の例では、テーブル回転装置1Aは、冷却液が循環する循環流路Pを有し、当該循環流路Pに冷却液供給装置90が配置されている。循環流路Pは、冷却ブロック60に配置された冷却流路PAと、当該冷却流路PAに冷却液を供給する供給流路PBと、当該冷却流路PAから冷却液を回収する戻り流路PC(リターン流路)とを含む。図7に記載の例では、戻り流路PCの下流端と、供給流路PBの上流端とが、冷却液貯留容器91に接続されている。
供給流路PBの一部、および/または、戻り流路PCの一部は、支持ブロック50の内部に形成されていてもよい(例えば、図2を参照。)。代替的に、供給流路PBの一部、および/または、戻り流路PCの一部は、冷却ブロック60の内部に形成されていてもよい。
図7に記載の例では、平面視で(換言すれば、第2方向DR2に沿う方向に見て)、冷却流路PAが、軸受アセンブリ20を囲むように配置されている。図7に記載の例では、冷却流路PAは、第1の環状流路PA1と、第1の環状流路PA1の外側に配置された第2の環状流路PA2とを含む。図7に記載の例では、供給流路PBが第1の環状流路PA1に接続され、戻り流路PCが第2の環状流路PA2に接続されている。この場合、冷却液は、供給流路PB、第1の環状流路PA1、第2の環状流路PA2、および、戻り流路PCを、順番に通過する。
図7に記載の例では、供給流路PBの下流端が、冷却流路PAの分岐部D1に接続されている。また、戻り流路PCの上流端が、冷却流路PAの合流部M2に接続されている。また、第1の環状流路PA1と第2の環状流路PA2とが、通路69を介して連通している。
図7に記載の例では、冷却ブロックに配置される冷却流路PAは、2つの環状流路(PA1、PA2)を含む。代替的に、冷却ブロックに配置される冷却流路PAは、1つの環状流路のみを含んでいてもよいし、3つ以上の環状流路を含んでいてもよい。
制御装置92は、冷却液供給装置90と信号伝達可能に接続される。制御装置92が、冷却液供給装置90に駆動信号を送信することにより、冷却液供給装置90が駆動される。また、制御装置92が、冷却液供給装置90に停止信号を送信することにより、冷却液供給装置90の駆動が停止される。
第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aは、冷却液供給装置90および制御装置92に加えて、冷却流路PAに供給される冷却液の流量を調整する流量調整装置94(例えば、流量調整弁)を備えていてもよい。
図7に記載の例では、流量調整装置94は、冷却液供給装置90とは異なる装置である。代替的に、流量調整装置94は、冷却液供給装置90に含まれていてもよい。例えば、冷却液供給装置90が、流量調整機能付きのポンプである場合には、冷却液供給装置90は、流量調整装置94として機能する。
制御装置92は、流量調整装置94と信号伝達可能に接続される。制御装置92が、流量調整装置94に第1信号を送信することにより、冷却流路PAに供給される冷却液の流量が増加するように構成されていてもよい。例えば、制御装置92が、流量調整装置94に第1信号を送信することにより、流量調整装置94の流量調整弁の開度、あるいは、流量調整装置94のオリフィスの開口面積が増加するように構成されていてもよい。また、制御装置92が、流量調整装置94に第2信号を送信することにより、冷却流路PAに供給される冷却液の流量が減少するように構成されていてもよい。例えば、制御装置92が、流量調整装置94に第2信号を送信することにより、流量調整装置94の流量調整弁の開度、あるいは、流量調整装置94のオリフィスの開口面積が減少するように構成されていてもよい。
第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aが、流量調整装置94を備える場合には、テーブル回転装置1Aの仕様あるいは使用条件に応じて、冷却能力を調整することが可能となる。例えば、テーブル13を高速で回転させる使用条件下(または、テーブル13を高頻度に位置変更させる使用条件下)では、冷却流路PAに供給される冷却液の流量が相対的に大きな流量に設定され、テーブル13を低速で回転させる使用条件下(または、テーブル13を低頻度に位置変更させる使用条件下)では、冷却流路PAに供給される冷却液の流量が相対的に小さな流量に設定されてもよい。また、テーブル13を低速で回転させる使用条件下では、冷却流路PAへの冷却液の供給が停止されてもよい。
第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aは、軸受アセンブリ20の温度を検出する温度センサ97(例えば、固定リング30の温度を検出する温度センサ97)を備えていてもよい。温度センサ97は、軸受アセンブリ20(例えば、固定リング30)に配置されてもよい。
図7に記載の例では、温度センサ97は、制御装置92と信号伝達可能に接続されている。温度センサ97は、制御装置92に、温度データを含む信号を送信する。制御装置92は、温度センサ97から受信する信号(より具体的には、温度データを含む信号)に基づいて、流量調整装置94を制御する。
例えば、温度センサ97から受信する信号によって示される温度が、予め設定された第1温度よりも高いとき、制御装置92は、流量調整装置94に上述の第1信号を送信するようにしてもよい。第1信号を受信した流量調整装置94は、冷却流路PAに供給される冷却液の流量を増加させる。また、温度センサ97から受信する信号によって示される温度が、予め設定された第2温度よりも低いとき、制御装置92は、流量調整装置94に上述の第2信号を送信するようにしてもよい。第2信号を受信した流量調整装置94は、冷却流路PAに供給される冷却液の流量を減少させる。なお、上述の第2温度は、上述の第1温度と同一の温度であってもよいし、上述の第1温度とは異なる温度であってもよい。
第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aが、流量調整装置94に加えて、温度センサ97と、制御装置92(温度センサ97から受信する信号に基づいて流量調整装置94を制御する制御装置)とを備える場合には、軸受アセンブリ20(例えば、固定リング30)の温度を所定の温度範囲内に維持することが可能となる。例えば、軸受アセンブリ20の温度が上昇することに応じて冷却流路PAに供給される冷却液の流量を増加させ、軸受アセンブリ20の温度が下降することに応じて冷却流路PAに供給される冷却液の流量を減少させることにより、軸受アセンブリ20(例えば、固定リング30)の温度が所定の温度範囲内に維持されてもよい。軸受アセンブリ20の温度が所定の範囲内に維持されることにより、転動体21の挙動が安定し、異音および振動の発生が抑制され、テーブル13を高精度に回転させることが可能となる。
第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aにおいて、冷却液として、室温の冷却液が供給されてもよい。代替的に、冷却液として、温度が一定に維持された冷却液が供給されてもよい。この場合、テーブル回転装置1Aは、冷却流路PAに供給される冷却液の温度を一定に維持する冷却機99を備えていてもよい。冷却機99は、例えば、冷却液貯留容器91または循環流路Pを規定する管に接触するように配置される。
(第2の実施形態)
図8乃至図10を参照して、第2の実施形態におけるテーブル回転装置1Bについて説明する。図8は、第2の実施形態におけるテーブル回転装置1Bを模式的に示す概略断面図である。図9は、第2の実施形態におけるテーブル回転装置1Bの一部分を模式的に示す概略断面図である。図10は、第2の実施形態の第1変形例におけるテーブル回転装置1Bの一部分を模式的に示す概略断面図である。
第2の実施形態では、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。他方、第2の実施形態では、第1の実施形態で説明済みの事項についての繰り返しとなる説明は省略する。したがって、第2の実施形態において、明示的に説明をしなかったとしても、第1の実施形態において説明済みの事項を第2の実施形態に適用できることは言うまでもない。
第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aでは、固定リング30が、外側リング(outer ring)であり、可動リング40が内側リング(inner ring)である。これに対し、図8に例示されるように、第2の実施形態におけるテーブル回転装置1Bでは、固定リング30が、可動リング40の内側に配置される内側リング(inner ring)であり、可動リング40が、固定リング30の外側に配置される外側リング(outer ring)である。
図8に例示されるように、第2の実施形態におけるテーブル回転装置1Bは、冷却液が通過可能な冷却流路PAの少なくとも一部を規定する冷却ブロック60を備え、冷却ブロック60は、固定リング30および支持ブロック50の両方に接触するように、固定リング30または支持ブロック50に固定される。よって、第2の実施形態におけるテーブル回転装置1Bは、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aと同様の効果を奏する。
第2の実施形態におけるテーブル回転装置1Bと、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aとの間の相違点について更に説明する。
図2に記載の例では、固定リング30の周面30uと支持ブロック50との間の隙間Gが、固定リング30の外周面と支持ブロック50の内周面との間の隙間である。これに対し、図9に記載の例では、固定リング30の周面30u(換言すれば、環状の側面)と支持ブロック50との間の隙間Gが、固定リング30の内周面と支持ブロック50の外周面との間の隙間である。
固定リング30の周面30uと支持ブロック50との間に隙間Gが形成される場合、軸受アセンブリ20が熱膨張する時に、当該隙間Gが、膨張部分を受容するバッファとして機能する。よって、軸受アセンブリ20が熱膨張することに起因して、軸受アセンブリ20に焼き付きが発生することが防止される。なお、固定リング30の熱膨張が十分に抑制される場合には、固定リング30の周面30uと支持ブロック50との間に隙間Gが形成されていなくてもよい。
図3に記載の例では、冷却ブロック60の第1部分61の内周面が冷却流路PAの一部を規定している。また、第1のOリングS1が、第1部分61の内周面に形成された第1環状溝65aに配置され、第2のOリングS2が、第1部分61の内周面に形成された第2環状溝65bに配置されている。これに対し、図10に記載の例では、冷却ブロック60の第1部分61の外周面が冷却流路PAの一部を規定している。また、第1のOリングS1が、第1部分61の外周面に形成された第1環状溝65aに配置され、第2のOリングS2が、第1部分61の外周面に形成された第2環状溝65bに配置されている。
(第3の実施形態)
図11および図12を参照して、第3の実施形態におけるテーブル回転装置1Cについて説明する。図11は、第3の実施形態におけるテーブル回転装置1Cを模式的に示す概略断面図である。図12は、第3の実施形態の第1変形例におけるテーブル回転装置1Cを模式的に示す概略断面図である。図13は、第3の実施形態の第1変形例におけるテーブル回転装置1Cの一部分を模式的に示す概略断面図である。
第3の実施形態では、第1の実施形態および第2の実施形態と異なる点を中心に説明する。他方、第3の実施形態では、第1の実施形態または第2の実施形態で説明済みの事項についての繰り返しとなる説明は省略する。したがって、第3の実施形態において、明示的に説明をしなかったとしても、第1の実施形態または第2の実施形態において説明済みの事項を第3の実施形態に適用できることは言うまでもない。
図1または図8に記載の例では、複数の転動体21が、回転軸AXに垂直な1つの平面に沿って配置されている。これに対し、第3の実施形態におけるテーブル回転装置1Cでは、複数の転動体21が、回転軸AXに垂直な複数の平面に沿って配置される。
図11に記載の例では、第1セットの複数の転動体21aが、回転軸AXに垂直な第1平面PL1に沿って配置され、第2セットの複数の転動体21bが、回転軸AXに垂直な第2平面PL2(なお、第2平面PL2は、第1平面PL1とは異なる平面である。)に沿って配置されている。
また、軸受アセンブリ20は、第1セットの複数の転動体21aを受容する複数の第1受容部23aと、第2セットの複数の転動体21bを受容する複数の第2受容部23bとを備える。
図12に記載の例(第3の実施形態の第1変形例)では、第1セットの複数の転動体21aが、回転軸AXに垂直な第1平面PL1に沿って配置され、第2セットの複数の転動体21bが、回転軸AXに垂直な第2平面PL2(なお、第2平面PL2は、第1平面PL1とは異なる平面である。)に沿って配置され、第3セットの複数の転動体21cが、回転軸AXに垂直な第3平面PL3(なお、第3平面PL3は、第1平面PL1および第2平面PL2とは異なる平面である。)に沿って配置されている。
図13に記載の例では、第1セットの複数の転動体21aは、固定リング30の側面30v(より具体的には、環状の内周面)に接触するように配置され、第2セットの複数の転動体21bは、固定リング30の上面30wに接触するように配置され、第3セットの複数の転動体21cは、固定リング30の下面30xに接触するように配置される。
第3の実施形態におけるテーブル回転装置1Cは、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aまたは第2の実施形態におけるテーブル回転装置1Bと同様の効果を奏する。また、第3の実施形態では、複数の転動体21(例えば、複数のローラ)が、回転軸AXに垂直な複数の平面に沿って配置される。複数の転動体21が、回転軸AXに垂直な複数の平面に沿って配置される場合、複数の転動体21が、回転軸AXに垂直な1つの平面に沿って配置される場合と比較して、軸受アセンブリ20の剛性が向上する。
複数の転動体21が、回転軸AXに垂直な複数の平面に沿って配置される場合、軸受アセンブリ20において発生する摩擦熱が増大するとの欠点がある。当該欠点は、第3の実施形態において採用される冷却機構(より具体的には、冷却流路PAの少なくとも一部を規定する冷却ブロック60が、固定リング30および支持ブロック50の両方に接触するように配置された冷却機構)によって、効果的に克服される。
なお、第3の実施形態における転動体21に関する構成(より具体的には、複数の転動体21を回転軸AXに垂直な複数の平面に沿って配置する構成)は、第1の実施形態または第2の実施形態において採用されてもよい。
(第4の実施形態)
図14を参照して、第4の実施形態におけるテーブル回転装置1Dについて説明する。図14は、第4の実施形態におけるテーブル回転装置1Dを模式的に示す概略断面図である。
第4の実施形態におけるテーブル回転装置1Dは、ワークを載置するテーブル13を有する点において、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aとは異なる、その他の点では、第4の実施形態におけるテーブル回転装置1Dは、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1Aと同様である。
図14に記載の例では、テーブル13は、テーブル支持部材10に固定されている。テーブル回転装置1Dは、テーブル13とテーブル支持部材10とを互いに固定する締結部材14(例えば、ボルト)を有することが好ましい。図14に記載の例では、テーブル13に設けられた貫通孔13h、および、テーブル支持部材10に設けられた穴部11h(より具体的には、ねじ穴)に、締結部材14が挿入されることにより、テーブル13とテーブル支持部材10とが互いに固定されている。
テーブル回転装置が、テーブル支持部材10に固定されるテーブル13を備える構成は、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1A、第2の実施形態におけるテーブル回転装置1B、または、第3の実施形態におけるテーブル回転装置1Cにおいて採用されてもよい。
代替的に、テーブル回転装置1Dは、テーブル支持部材10にテーブル13が取り付けられる前の装置であってもよい。換言すれば、テーブル支持部材10を備えるテーブル回転装置1Dと、テーブル13とが別々に提供されてもよい。この場合、テーブル回転装置1Dおよびテーブル13が提供された後、テーブル回転装置1Dにテーブル13が取り付けられる。
(第5の実施形態)
図15を参照して、第5の実施形態におけるテーブル回転装置1Eについて説明する。図15は、第5の実施形態におけるテーブル回転装置1Eを模式的に示す概略断面図である。
図15に記載の例では、テーブル回転装置1Eは、付加的に、テーブル支持部材10を回転軸AXまわりに回転させる第1駆動装置70と、支持ブロック50を支持するフレーム75とを備える。
図15に記載の例では、第1駆動装置70は、ロータ71およびステータ72を有するモータである。ロータ71は、磁性体を含み、ステータ72は、電流が流れるコイルを含む。図15に記載の例では、ロータ71にテーブル支持部材10が直接的に接続されている。換言すれば、ロータ71にテーブル支持部材10が固定されている。代替的に、第1駆動装置70は、減速機を介して、テーブル支持部材10に接続されていてもよい。
図15に記載の例では、ロータ71がステータ72を囲むように、ロータ71がステータ72の外側に配置されている。代替的に、ステータ72がロータ71の外側に配置されていてもよい。
フレーム75は、1つの部品によって構成されていてもよく、複数の部品のアセンブリによって構成されていてもよい。図15に記載の例では、支持ブロック50がフレーム75に固定されている。付加的に、ステータ72がフレーム75に固定されていてもよい。
テーブル回転装置1Eは、テーブル支持部材10の外縁部を覆うカバー78を備えていてもよい。カバー78は、テーブル回転装置1Eの内部に塵埃が進入することを防止する。
テーブル支持部材10を回転軸AXまわりに回転させる第1駆動装置70の構成は、第1の実施形態におけるテーブル回転装置1A、第2の実施形態におけるテーブル回転装置1B、第3の実施形態におけるテーブル回転装置1C、または、第4の実施形態におけるテーブル回転装置1Dにおいて採用されてもよい。
(第6の実施形態)
図16を参照して、第6の実施形態における工作機械100について説明する。図16は、第6の実施形態における工作機械100を模式的に示す概略斜視図である。
工作機械100は、ワークを載置するテーブル13と、テーブル13を回転させるテーブル回転装置1と、工具保持部材102と、第2駆動装置104とを具備する。
テーブル回転装置1は、上述のいずれかの実施形態におけるテーブル回転装置(1A、1B、1C、1D、1E)であってもよく、その他のテーブル回転装置であってもよい。
図1、図8、図11、図12、図14、図15に例示されるように、テーブル回転装置1は、軸受アセンブリ20と、テーブル支持部材10と、支持ブロック50と、冷却ブロック60と、を具備する。テーブル回転装置1は、第1駆動装置70(例えば、図15を参照。)を具備していてもよい。
軸受アセンブリ20は、固定リング30、固定リング30に対して回転軸AXまわりに相対回転可能な可動リング40、および、固定リング30と可動リング40との間に配置される転動体21を有する。テーブル支持部材10は、可動リング40に固定され、テーブル13を支持する。第1駆動装置70は、テーブル支持部材10を回転軸AXまわりに回転させる。支持ブロック50は、固定リング30に固定され、テーブル支持部材10を回転軸AXまわりに回転可能に支持する。冷却ブロック60は、冷却液が通過可能な冷却流路PAの少なくとも一部を規定する。また、冷却ブロック60は、固定リング30および支持ブロック50の両方に接触するように、固定リング30または支持ブロック50に固定される。
図16に記載の例では、テーブル回転装置1が、支持ブロック50を支持するフレーム75を備え、フレーム75が、ベース106a(すなわち、工作機械100のベース106a)に固定されている。代替的に、テーブル回転装置1のフレーム75は、ベース106aによって、揺動可能(換言すれば、チルト可能)に支持されていてもよい。この場合、フレーム75の揺動軸(換言すれば、チルト軸)は、例えば、水平方向に平行な軸である。
テーブル回転装置1を構成する各要素の詳細については、第1の実施形態乃至第5の実施形態において説明済みである。よって、テーブル回転装置1を構成する各要素の詳細についての繰り返しとなる説明は省略する。
工具保持部材102は、ワークを加工する工具103を保持する。図16に記載の例では、工具保持部材102は、ベース106b(すなわち、工作機械100のベース106b)に対して相対移動可能なように、ベース106bによって支持されている。工具保持部材102を支持するベース106bは、テーブル回転装置1を支持するベース106aと同一のベースであってもよいし、テーブル回転装置1を支持するベース106aとは異なるベースであってもよい。
第2駆動装置104は、工具保持部材102を移動させる装置、より具体的には、工具保持部材102をベース106bに対して相対移動させる装置である。
第2駆動装置104は、工具保持部材102を、3次元的に移動させることが可能な装置であってもよい。換言すれば、第2駆動装置104は、工具保持部材102をZ軸に沿う方向に移動させることが可能であり、工具保持部材102をX軸に沿う方向に移動させることが可能であり、工具保持部材102をY軸に沿う方向に移動させることが可能であってもよい。図16に記載の例では、Y軸は、鉛直方向に平行な方向に沿う軸であり、Z軸は、水平方向に平行な方向に沿う軸であり、X軸は、Z軸およびY軸に垂直な方向に沿う軸である。
工作機械100は、工具保持部材102を、第2回転軸AX2まわりに回転させる第3駆動装置105を備えていてもよい。この場合、工作機械100は、工具保持部材102に保持された工具103を第2回転軸AX2まわりに回転させることができる。こうして、第2回転軸AX2まわりを回転する工具103によって、ワークを加工することができる。
第6の実施形態における工作機械100は、テーブル回転装置1を備え、テーブル回転装置1は、冷却液が通過可能な冷却流路の少なくとも一部を規定する冷却ブロック60を備える。また、冷却ブロック60は、固定リング30および支持ブロック50の両方に接触するように配置される。よって、第6の実施形態における工作機械100は、上述の第1の実施形態乃至第5の実施形態のいずれかにおけるテーブル回転装置1と同様の効果を奏する。例えば、第6の実施形態における工作機械100では、固定リング30の熱膨張、および、固定リング30における熱膨張の偏りが抑制される。よって、第6の実施形態における工作機械100では、テーブル13を高精度に回転させること、および/または、テーブル13を高精度に位置決めすることができる。
また、第6の実施形態における工作機械100は、テーブル回転装置1に加えて、工具保持部材102、および、工具保持部材102を移動させる第2駆動装置104を備える。この場合、テーブル回転装置1を用いて回転軸AXまわりに回転されるワークを、高精度に、旋削加工することができる。また、テーブル回転装置1を用いて高精度に位置決めされたワークを、第2回転軸AX2まわりを回転する工具103によって高精度に加工することができる。
なお、工作機械100のテーブル回転装置1は、支持ブロック50と固定リング30とを互いに固定する第1締結部材81を具備していてもよい。また、冷却ブロック60は、第1締結部材81によって、固定リング30に固定されていてもよい。
(テーブル回転装置1または工作機械100の仕様の一例)
実施形態におけるテーブル回転装置1(または、工作機械100)において、固定リング30および可動リング40のうち外側に配置されるリングを外側リングと定義し、固定リング30および可動リング40のうち内側に配置されるリングを内側リングと定義する。図1に記載の例では、固定リング30が外側リングであり、可動リング40が内側リングである。他方、図8に記載の例では、可動リング40が外側リングであり、固定リング30が内側リングである。
実施形態におけるテーブル回転装置1(または、工作機械100)において、外側リングの内径に、特に制限はない。実施形態におけるテーブル回転装置1(または、工作機械100)では、固定リング30の熱膨張および固定リング30における熱膨張の偏りが抑制される。このため、実施形態におけるテーブル回転装置1(または、工作機械100)を、軸受アセンブリ20に大きな負荷が作用する条件下(換言すれば、軸受アセンブリ20に大きな摩擦熱が発生する条件下)で使用することが可能である。例えば、テーブル回転装置1(または、工作機械100)の外側リングの内径は大きな内径であってもよく、また、テーブル13が高速回転されてもよい。
本発明は上記各実施形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態または各変形例は適宜変形又は変更され得ることは明らかである。また、各実施形態または各変形例で用いられる種々の技術は、技術的矛盾が生じない限り、他の実施形態または他の変形例にも適用可能である。さらに、各実施形態または各変形例における任意付加的な構成は、適宜省略可能である。
1、1A、1B、1C、1D、1E…テーブル回転装置、10…テーブル支持部材、10h…第5孔部、11a…表面、11b…裏面、11h…穴部、13…テーブル、13h…貫通孔、14…締結部材、20…軸受アセンブリ、21、21a、21b、21c…転動体、23a…第1受容部、23b…第2受容部、30…固定リング、30h…第2孔部、30s…下端面、30t…上端面、30u…周面、30v…側面、30w…上面、30x…下面、38…凹部、40…可動リング、40h…第4孔部、40t…上端面、40u…内周面、50…支持ブロック、50a…第1面、50h…第3孔部、51…凹部、51t…表面、60…冷却ブロック、60a…第2面、60h…第1孔部、61…第1部分、61s…表面、62…第2部分、63…環状凹部、63a…第1環状凹部、63b…第2環状凹部、65a…第1環状溝、65b…第2環状溝、66…内側領域、67…外側領域、68…隔壁、69…通路、70…第1駆動装置、71…ロータ、72…ステータ、75…フレーム、78…カバー、81…第1締結部材、81c…頭部、81d…軸部、82…締結部材、85…第2締結部材、85c…頭部、85d…軸部、90…冷却液供給装置、91…冷却液貯留容器、92…制御装置、94…流量調整装置、97…温度センサ、99…冷却機、100…工作機械、102…工具保持部材、103…工具、104…第2駆動装置、105…第3駆動装置、106a…ベース、106b…ベース、111…中央部分、112…フランジ部分、111h…貫通孔、D1…分岐部、F1…平面、F2…平面、G…隙間、M2…合流部、P…循環流路、PA…冷却流路、PA1…第1の環状流路、PA2…第2の環状流路、PB…供給流路、PC…戻り流路、S1…第1のOリング、S2…第2のOリング

Claims (13)

  1. 固定リング、前記固定リングに対して回転軸まわりに相対回転可能な可動リング、および、前記固定リングと前記可動リングとの間に配置される転動体を有する軸受アセンブリと、
    前記可動リングに固定され、テーブルを支持するテーブル支持部材と、
    前記固定リングに固定され、前記テーブル支持部材を前記回転軸まわりに回転可能に支持する支持ブロックと、
    冷却液が通過可能な冷却流路の少なくとも一部を規定する冷却ブロックと
    を具備し、
    前記冷却ブロックは、前記固定リングおよび前記支持ブロックの両方に接触するように、前記固定リングまたは前記支持ブロックに固定される
    テーブル回転装置。
  2. 前記支持ブロックと前記固定リングとを固定する第1締結部材を更に具備し、
    前記冷却ブロックは、前記第1締結部材によって、前記固定リングに固定される
    請求項1に記載のテーブル回転装置。
  3. 前記支持ブロックは、前記固定リングに接触する第1面を有し、
    前記冷却ブロックは、前記固定リングに接触する第2面を有し、
    前記固定リングは、前記支持ブロックの前記第1面と、前記冷却ブロックの前記第2面とによって挟まれている
    請求項1または2に記載のテーブル回転装置。
  4. 前記固定リングの周面と前記支持ブロックとの間には隙間が形成されている
    請求項3に記載のテーブル回転装置。
  5. 前記冷却流路は、前記固定リングの下端をとおり前記回転軸に垂直な平面と、前記固定リングの上端をとおり前記回転軸に垂直な平面との間に配置されている
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載のテーブル回転装置。
  6. 前記冷却流路は、前記支持ブロックの表面と冷却ブロックの表面との間に配置されている
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のテーブル回転装置。
  7. 前記支持ブロックは、凹部を有し、
    前記冷却ブロックは、前記凹部内に挿入される第1部分と、前記凹部外に配置される第2部分とを有し、
    前記第1部分は、前記冷却流路の少なくとも一部を規定する
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載のテーブル回転装置。
  8. 前記冷却ブロックの振動を減衰させる第1のOリングと、
    前記冷却ブロックの振動を減衰させる第2のOリングと
    を更に具備し、
    前記第1のOリングおよび前記第2のOリングは、前記支持ブロックと前記冷却ブロックとの間に配置される
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載のテーブル回転装置。
  9. 前記固定リングは、前記可動リングの外側に配置される外側リングであり、
    前記可動リングは、前記固定リングの内側に配置される内側リングである
    請求項1乃至8のいずれか一項に記載のテーブル回転装置。
  10. 前記冷却流路に前記冷却液を供給する冷却液供給装置と、
    前記冷却流路に供給される前記冷却液の流量を調整する流量調整装置と
    を更に具備する
    請求項1乃至9のいずれか一項に記載のテーブル回転装置。
  11. 前記軸受アセンブリの温度を検出する温度センサと、
    前記温度センサから受信する信号に基づいて、前記流量調整装置を制御する制御装置と
    を更に具備する
    請求項10に記載のテーブル回転装置。
  12. ワークを載置するテーブルと、
    前記テーブルを回転させるテーブル回転装置と、
    前記ワークを加工する工具を保持可能な工具保持部材と、
    前記工具保持部材を移動させる第2駆動装置と
    を具備し、
    前記テーブル回転装置は、
    固定リング、前記固定リングに対して回転軸まわりに相対回転可能な可動リング、および、前記固定リングと前記可動リングとの間に配置される転動体を有する軸受アセンブリと、
    前記可動リングに固定され、前記テーブルを支持するテーブル支持部材と、
    前記テーブル支持部材を前記回転軸まわりに回転させる第1駆動装置と、
    前記固定リングに固定され、前記テーブル支持部材を前記回転軸まわりに回転可能に支持する支持ブロックと、
    冷却液が通過可能な冷却流路の少なくとも一部を規定する冷却ブロックと
    を具備し、
    前記冷却ブロックは、前記固定リングおよび前記支持ブロックの両方に接触するように、前記固定リングまたは前記支持ブロックに固定される
    工作機械。
  13. 前記テーブル回転装置は、前記支持ブロックと前記固定リングとを固定する第1締結部材を具備し、
    前記冷却ブロックは、前記第1締結部材によって、前記固定リングに固定される
    請求項12に記載の工作機械。
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