JP2016073115A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーとバスバーホルダとの間の密閉性が低下することを抑制できる構造を有するモータを提供する。
【解決手段】本発明のモータの一つの態様は、ロータと、ステータと、第1の軸受及び第2の軸受と、ハウジングと、バスバーアッシーと、ハウジングに固定されるカバーと、第2の軸受とカバーとの間に配置される回路基板と、を備え、バスバーアッシーは、バスバーと、配線部材と、バスバーホルダと、を有し、バスバーホルダは、本体部と、コネクタ部と、本体部の内側面から突出し、径方向においてコネクタ部と少なくとも一部が重なる接続端子保持部と、を有し、カバーは、本体部の第2の側の面と、直接的または間接的に接触し、配線部材は、本体部の第2の側の端部より第1の側において接続端子保持部に保持される回路基板接続端子を有し、接続端子保持部の径方向内側の面における第2の側の端部は、回路基板の第2の側の面よりも第1の側に位置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータに関する。
例えば、特許文献1に示されるように、ステータと電気的に接続されるバスバー、及びホールICと電気的に接続される配線部材を保持するバスバーホルダ備えたモータが知られている。このようなモータにおいては、水や油等がモータ内部に入り込むことを防止するために、ハウジング(カバー)とバスバーホルダとの間が密閉されている。
特開2009−219335号公報
上記のようなモータにおいては、バスバーをステータに、配線部材をホールICに、それぞれ半田付け等によって接続する。この際、半田付け等による熱でバスバーホルダにおけるカバーと接触する箇所が変形すると、カバーとバスバーホルダとの間に隙間が生じ、カバーとバスバーホルダとの間の密閉性が低下する虞がある。そのため、上記接続は、バスバーホルダにおけるカバーと接触する箇所から離れた位置で行われることが好ましい。
ところで、応答性の向上を目的として、上記のようなモータに搭載される電子部品の数を増加させる場合、各電子部品を取り付けた回路基板をモータに搭載することが簡便である。
しかし、このような構成では、回路基板の外縁がカバーとバスバーホルダとが接触する箇所の近くに配置されやすく、回路基板に配線部材を接続する際にバスバーホルダが熱で変形してしまう虞があった。
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて、カバーとバスバーホルダとの間の密閉性が低下することを抑制できる構造を有するモータを提供することを目的の一つとする。
本発明のモータの一つの態様は、一方向に延びる中心軸を中心とするシャフトを有するロータと、前記ロータを囲み、前記ロータを前記シャフト周りに回転させるステータと、前記ステータの前記一方向の第1の側に配置され前記シャフトを支持する第1の軸受と、前記ステータの前記第1の側と反対の第2の側に配置され前記シャフトを支持する第2の軸受と、前記ステータと前記第1の軸受とを保持する筒状のハウジングと、前記第2の軸受を保持し、前記第1の側の端部が前記ハウジングの内側に位置するバスバーアッシーと、前記ハウジングに固定され、前記バスバーアッシーの前記第2の側の少なくとも一部を覆うカバーと、前記一方向において、前記第2の軸受と前記カバーとの間に配置される回路基板と、を備え、前記バスバーアッシーは、前記ステータと電気的に接続されるバスバーと、外部電源と前記回路基板とを電気的に接続する配線部材と、前記バスバー及び前記配線部材を保持するバスバーホルダと、を有し、前記バスバーホルダは、前記第2の側に開口部を有する筒状の本体部と、前記本体部から前記シャフトの径方向外側に突出するコネクタ部と、前記本体部の内側面から突出し、前記径方向において前記コネクタ部と少なくとも一部が重なる接続端子保持部と、を有し、前記カバーは、前記開口部の周囲の一周に亘って、前記本体部の前記第2の側の面と、直接的または間接的に接触し、前記配線部材は、前記コネクタ部に設けられ前記外部電源と電気的に接続される外部電源接続端子と、前記本体部の前記第2の側の端部より前記第1の側において前記接続端子保持部に保持され前記回路基板と電気的に接続される回路基板接続端子と、を有し、前記接続端子保持部の前記径方向内側の面における前記第2の側の端部は、前記回路基板の前記第2の側の面よりも前記第1の側に位置する。
本発明の一つの態様によれば、カバーとバスバーホルダとの間の密閉性が低下することを抑制できる構造を有するモータが提供される。
図1は、本実施形態のモータを示す断面図である。 図2は、本実施形態のモータを示す部分拡大断面図である。 図3は、本実施形態のバスバーアッシーを示す斜視図である。 図4は、本実施形態のバスバーアッシーを示す平面図である。 図5は、本実施形態のモータの他の一例を示す部分拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るモータについて説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
また、図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は、図1に示す中心軸Jの軸方向(一方向)と平行な方向とする。X軸方向は、図1に示すバスバーアッシー60の長さ方向と平行な方向、すなわち、図1の左右方向とする。Y軸方向は、バスバーアッシー60の幅方向と平行な方向、すなわち、X軸方向とZ軸方向との両方と直交する方向とする。
また、以下の説明においては、Z軸方向の正の側(+Z側,第2の側)を「リア側」と呼び、Z軸方向の負の側(−Z側,第1の側)を「フロント側」と呼ぶ。なお、リア側及びフロント側とは、単に説明のために用いられる名称であって、実際の位置関係や方向を限定しない。また、特に断りのない限り、中心軸Jに平行な方向(Z軸方向)を単に「軸方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向、すなわち、中心軸Jの軸周り(θ方向)を単に「周方向」と呼ぶ。
なお、本明細書において、軸方向に延びる、とは、厳密に軸方向(Z軸方向)に延びる場合に加えて、軸方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。
また、本明細書において、径方向に延びる、とは、厳密に径方向、すなわち、軸方向(Z軸方向)に対して垂直な方向に延びる場合に加えて、径方向に対して、45°未満の範囲で傾いた方向に延びる場合も含む。
図1は、本実施形態のモータ10を示す断面図である。
本実施形態のモータ10は、ブラシレスモータである。モータ10は、図1に示すように、ハウジング21と、カバー22と、シャフト31を有するロータ30と、ステータ40と、フロントベアリング(第1の軸受)51と、リアベアリング(第2の軸受)52と、制御装置70と、バスバーアッシー60と、複数のOリングと、を備える。複数のOリングは、フロント側Oリング81と、リア側Oリング82と、を含む。
ロータ30とステータ40とフロントベアリング51とオイルシール80とはハウジング21に収容されている。ハウジング21は、リア側(+Z側)に開口しており、ハウジング21の開口部には、バスバーアッシー60のフロント側(−Z側)の端部が挿入されている。バスバーアッシー60は、リアベアリング52を保持する。シャフト31は、フロントベアリング51とリアベアリング52とによって軸方向(Z軸方向)の両側を支持されている。
カバー22は、バスバーアッシー60のリア側(+Z側)の少なくとも一部を覆い、ハウジング21に固定されている。制御装置70は、リアベアリング52とカバー22との間に配置されている。フロント側Oリング81は、バスバーアッシー60とハウジング21との間に設けられている。リア側Oリング82は、バスバーアッシー60とカバー22との間に設けられている。以下、各部品について詳細に説明する。
[ハウジング]
ハウジング21は、ステータ40とフロントベアリング51とを保持する筒状の部材である。本実施形態においてハウジング21は、両端が開口した多段の円筒形状である。ハウジング21の材質は、例えば、金属である。
ハウジング21は、フロント側フランジ部23と、バスバーアッシー挿入部21aと、ステータ保持部21bと、フロントベアリング保持部21cと、オイルシール保持部21dと、を軸方向(Z軸方向)に沿って、リア側(+Z側)からフロント側(−Z側)へと、この順に有する。バスバーアッシー挿入部21aと、ステータ保持部21bと、フロントベアリング保持部21cと、オイルシール保持部21dとは、それぞれ同心の円筒形状であり、直径はこの順に小さくなる。
フロント側フランジ部23は、バスバーアッシー挿入部21aのリア側(+Z側)の端部から径方向外側に拡がる。
バスバーアッシー挿入部21aは、バスバーアッシー60のフロント側(−Z側)の端部を中心軸Jの径方向外側から囲む。すなわち、バスバーアッシー60のフロント側の端部は、ハウジング21の内側に位置する。
ステータ保持部21bの内側面には、ステータ40の外側面、すなわち、後述するコアバック部41の外側面が嵌合されている。これにより、ハウジング21には、ステータ40が保持される。
フロントベアリング保持部21cは、フロントベアリング51を保持する。本実施形態においては、フロントベアリング保持部21cの内側面とフロントベアリング51の外側面とが嵌合されている。
オイルシール保持部21dの内部には、オイルシール80が保持されている。
[ロータ]
ロータ30は、シャフト31と、ロータコア32と、ロータマグネット33と、を有する。
シャフト31は、一方向(Z軸方向)に延びる中心軸Jを中心とする。シャフト31は、フロントベアリング51とリアベアリング52とによって、軸周り(±θ方向)に回転可能に支持されている。シャフト31のフロント側(−Z側)の端部は、ハウジング21の外部に突出している。オイルシール保持部21dにおいてシャフト31の軸周りには、オイルシール80が設けられている。
ロータコア32は、シャフト31を軸周り(θ方向)に囲んで、シャフト31に固定されている。
ロータマグネット33は、ロータコア32の軸周りに沿った外側面に固定されている。
ロータコア32及びロータマグネット33は、シャフト31と一体となって回転する。
[ステータ]
ステータ40は、ロータ30を軸周り(θ方向)に囲み、ロータ30を中心軸J周りに回転させる。ステータ40は、コアバック部41と、ティース部42と、コイル43と、ボビン44と、を有する。
コアバック部41の形状は、シャフト31と同心の円筒状である。
ティース部42は、コアバック部41の内側面からシャフト31に向かって延びている。ティース部42は、複数設けられ、コアバック部41の内側面の周方向に均等な間隔で配置されている。
コイル43は、導電線43aが巻き回されて構成される。コイル43は、ボビン44に設けられている。
ボビン44は、各ティース部42に装着されている。
[フロントベアリング及びリアベアリング]
フロントベアリング51は、ステータ40のフロント側(−Z側)に配置されている。フロントベアリング51は、ハウジング21のフロントベアリング保持部21cに保持されている。
リアベアリング52は、ステータ40のフロント側と反対のリア側(+Z側)に配置されている。リアベアリング52は、後述するバスバーホルダ61のリアベアリング保持部65に保持されている。
フロントベアリング51とリアベアリング52とは、ロータ30のシャフト31を支持している。
フロントベアリング51及びリアベアリング52の構成は、特に限定されず、いかなる公知のベアリングを用いてよい。
[オイルシール]
オイルシール80は、オイルシール保持部21dの内部に、シャフト31の軸周り(θ方向)に装着される。オイルシール80は、ハウジング21のオイルシール保持部21dとシャフト31との間からハウジング部20内に水や油等が侵入することを抑制する。オイルシール80の構成は、特に限定されず、いかなる公知のオイルシールを用いてもよい。
[制御装置]
制御装置70は、モータ10の駆動を制御する。制御装置70は、回路基板71と、回転センサ72と、センサマグネット保持部材73aと、センサマグネット73bと、を備える。すなわち、モータ10は、回路基板71と、回転センサ72と、センサマグネット保持部材73aと、センサマグネット73bと、を備える。
回路基板71は、シャフト31のリア側(+Z側)の延長上に配置されている。回路基板71は、軸方向(Z軸方向)において、リアベアリング52とカバー22との間に配置されている。回路基板71の主面、すなわち、フロント側(−Z側)の回路基板フロント面71b及びリア側の回路基板リア面71aは、軸方向(Z軸方向)と交差する。本実施形態においては、回路基板71の主面は、軸方向と直交する。回路基板71の回路基板リア面71aは、カバー22のカバーフロント面22cと対向している。
回路基板71は、後述するバスバーホルダ61における複数の回路基板支持部67のリア側(+Z側)の端部で支持されている。回路基板71の主面の少なくとも一方には、図示しないプリント配線が設けられている。回路基板71は、モータ駆動信号を出力する。
センサマグネット保持部材73aは、円環状の部材である。センサマグネット保持部材73aは、中央の孔がシャフト31のリア側(+Z側)の端部の小径部分に嵌合されることで位置決めされている。センサマグネット保持部材73aは、シャフト31とともに回転可能である。
センサマグネット73bは、円環状であり周方向にN極とS極とが交互に配置されている。センサマグネット73bは、センサマグネット保持部材73aの外周面に嵌合されている。これにより、センサマグネット73bは、センサマグネット保持部材73aに保持され、リアベアリング52のリア側(+Z側)において、シャフト31の周り(±θ方向)にシャフト31とともに回転可能に配置される。
回転センサ72は、回路基板71のフロント側(−Z側)の回路基板フロント面71bに取り付けられている。回転センサ72は、軸方向(Z軸方向)において、センサマグネット73bと対向する位置に設けられている。回転センサ72は、センサマグネット73bの磁束の変化を検出する。回転センサ72は、図示は省略するが、例えば、3つ設けられている。
[バスバーアッシー]
図2は、モータ10の部分を示す断面図であって、図1の部分拡大図である。図3及び図4は、バスバーアッシー60を示す図である。図3は、斜視図である。図4は、平面図である。
バスバーアッシー60は、ステータ40に駆動電流を供給するユニットである。バスバーアッシー60は、図1から図4に示すように、バスバーホルダ61と、バスバー91と、配線部材92と、を有する。
(バスバーホルダ)
バスバーホルダ61は、バスバー91及び配線部材92を保持する樹脂製のホルダである。バスバーホルダ61のリア側(+Z側)は、図1に示すように、カバー22の筒状部22aに収容されている。本実施形態においては、バスバーホルダ61は、カバー22の筒状部22aに圧入されている。バスバーホルダ61のフロント側(−Z側)は、ハウジング21のバスバーアッシー挿入部21aに収容されている。
バスバーホルダ61を構成する材料は、絶縁性を有する樹脂である範囲において特に限定されない。バスバーホルダ61は、例えば、射出成形によって、単一の部材として製造される。バスバーホルダ61は、図3及び図4に示すように、本体部62と、コネクタ部63と、接続端子保持部64と、リアベアリング保持部65と、連結部66a,66b,66c,66dと、複数の回路基板支持部67と、を有する。
本体部62は、図1及び図3に示すように、リア側(+Z側)に開口部62aを有し、中心軸Jを周方向(θ方向)に囲む筒状である。本体部62のリア側(+Z側)の本体部リア面62cには、開口部62aを囲む本体部62の外形に沿って溝部62fがある。溝部62fには、リア側Oリング82が嵌め込まれる。
図3に示すように、本体部62の本体部外側面62dのフロント側(−Z側)には、Oリング保持部62eが設けられている。Oリング保持部62eには、図1に示すように、フロント側Oリング81が嵌め込まれている。
本体部62は、図3及び図4に示すように、円弧部68aと、コネクタ連結部68bと、を有する。
円弧部68aの中心軸Jに垂直な断面(XY断面)の形状、及び平面視(XY面視)形状は、図4に示すように、リアベアリング保持部65と同心で中心角φが240°以上の円弧形状である。本実施形態において円弧部68aは、図1に示すように、カバー22の筒状部22aに圧入されている。
コネクタ連結部68bは、図3及び図4に示すように、コネクタ部63と連結される部分である。コネクタ連結部68bは、円弧部68aの両端部に接続され、コネクタ部63側(+X側)に凸となる形状である。
リアベアリング保持部65は、本体部62の径方向内側に設けられている。リアベアリング保持部65は、リアベアリング52を保持する。
連結部66a,66b,66c,66dは、図4に示すように、本体部62と、本体部62の内側に設けられたリアベアリング保持部65と、を連結する。
連結部66a〜66dは、リアベアリング保持部65の周りに、周方向に間隔を空けて配置されている。
周方向に隣り合う連結部66a〜66d同士の間には、間隙66e,66f,66g,66hが設けられている。すなわち、リアベアリング保持部65と本体部62との間には、間隙66e,66f,66g,66hが設けられている。間隙66eは、連結部66aと、連結部66bと、本体部62と、リアベアリング保持部65とによって形成されている。間隙66fは、連結部66bと、連結部66cと、本体部62と、リアベアリング保持部65とによって形成されている。間隙66gは、連結部66cと、連結部66dと、本体部62と、リアベアリング保持部65とによって形成されている。間隙66hは、連結部66dと、リアベアリング保持部65と、連結部66aと、接続端子保持部64と、本体部62とによって形成されている。
間隙66eが設けられる位置は、平面視において後述するコイル接続部91a,91bを含む位置である。間隙66fが設けられる位置は、平面視において後述するコイル接続部91c,91dを含む位置である。間隙66gが設けられる位置は、平面視において後述するコイル接続部91e,91fを含む位置である。間隙66hが設けられる位置は、平面視において後述する回路基板接続端子95を含む位置である。間隙66hは、平面視で略長方形状である。
回路基板支持部67は、リアベアリング保持部65のリア側(+Z側)の面からリア側に突出して設けられている。図4の例では、回路基板支持部67は、リアベアリング保持部65のリア側の面上に3つ設けられている。回路基板支持部67は、リア側の端部において回路基板71を支持する。
コネクタ部63は、図示しない外部電源と接続される部分である。コネクタ部63は、コネクタ連結部68bの外側面の一部から、中心軸Jの径方向外側(+X側)に向かって延びており、径方向外側(+X側)に開口した概略直方体の筒状である。すなわち、コネクタ部63は、本体部62から中心軸Jの径方向外側に突出している。図1に示すように、バスバーホルダ61のコネクタ部63の全体は、カバー22の外部に露出している。
コネクタ部63には、図1に示すように、バスバーホルダ61の長さ方向の一方側(+X側)に開口する電源用開口部63aがある。電源用開口部63aの底面には、バスバー91と、後述する外部電源接続端子94と、が突出して設けられている。
接続端子保持部64は、図2から図4に示すように、本体部62の本体部内側面62bから径方向内側に突出する略直方体形状の部分である。より詳細には、接続端子保持部64は、図4に示すように、コネクタ連結部68bの内側面から、コネクタ部63が延びる向きと逆向き(−X向き)に延びている。これにより、接続端子保持部64の少なくとも一部は、径方向においてコネクタ部63と重なる。
接続端子保持部64の径方向内側の保持部内側面64aにおけるリア側(+Z側)の端部は、回路基板71の回路基板リア面71aよりもフロント側(−Z側)に位置する。本実施形態においては、接続端子保持部64のリア側の保持部リア面64bの全体は、XY面と平行である。接続端子保持部64のリア側の端部、すなわち、保持部リア面64bは、回路基板71の回路基板リア面71aよりもフロント側に位置する。また、接続端子保持部64の保持部リア面64bは、本体部62のリア側の本体部リア面62cよりもフロント側に位置する。
接続端子保持部64のリア側(+Z側)には、図2に示すように、空隙AR1が設けられている。空隙AR1は、回路基板71と本体部62の本体部内側面62bとの間、より詳細には、回路基板71と本体部内側面62bのうちコネクタ連結部68bの内側面との間に位置する。
(バスバー)
バスバー91は、ステータ40に電気的に接続され、ステータ40に駆動電流を供給する。図示は省略するが、バスバー91は、複数設けられている。バスバー91の一端は、コネクタ部63の電源用開口部63aの底面から突出して設けられ、カバー22の外部に露出している。この外部に露出したバスバー91の一端に外部電源が接続される。
複数のバスバー91は、図4に示すように、コイル接続部91a,91b,91c,91d,91e,91fを有する。コイル接続部91a〜91fは、複数のバスバー91の他端に設けられている。コイル接続部91a〜91fは、バスバーホルダ61の本体部62の本体部内側面62bから突出して設けられている。より詳細には、コイル接続部91a〜91fは、本体部内側面62bのうち円弧部68aの内側面から径方向内側に突出している。
図1に示すように、コイル接続部91cのリア側(+Z側)の端部は、回路基板71のフロント側(−Z側)の回路基板フロント面71bよりもリア側に位置する。コイル接続部91cの少なくとも一部は、径方向において、回路基板71と重なっている。コイル接続部91cは、図示しない接続部材を介して、ステータ40のコイル43と電気的に接続されている。これにより、バスバー91とステータ40とが、電気的に接続される。
上記の点においてコイル接続部91a,91b,91d〜91fの構成は、コイル接続部91cの構成と同様である。
(配線部材)
配線部材92は、図2に示すように、バスバーホルダ61に、部分的に埋設されて保持されている。配線部材92は、図示しない外部電源と回路基板71とを電気的に接続する。配線部材92は、外部電源接続端子94と、回路基板接続端子95と、を有する。外部電源接続端子94及び回路基板接続端子95は、バスバーホルダ61から露出している。
外部電源接続端子94は、コネクタ部63に設けられている。外部電源接続端子94は、コネクタ部63の電源用開口部63aの底面から突出して設けられている。外部電源接続端子94は、図示しない外部電源と電気的に接続される。
回路基板接続端子95は、本体部62のリア側(+Z側)の端部、すなわち、本実施形態では本体部62のリア側(+Z側)の本体部リア面62c、よりフロント側(−Z側)において接続端子保持部64に保持されている。回路基板接続端子95は、接続端子保持部64の径方向内側の先端部、すなわち図2の例では接続端子保持部64の径方向内側の保持部内側面64aから突出している。
回路基板接続端子95は、第1端子部95aと、第2端子部95bと、第3端子部95cと、第4端子部95dと、板状部95eと、を有する。
第1端子部95aは、接続端子保持部64の保持部内側面64aから径方向内側に突出している。第1端子部95aは、回路基板71よりも径方向外側に位置している。
第2端子部95bは、第1端子部95aの径方向内側の端部からリア側(+Z側)に延びている。第2端子部95bは、回路基板71の回路基板リア面71aよりもリア側まで延びている。
第3端子部95cは、第2端子部95bのリア側(+Z側)の端部から径方向内側に延びている。
第4端子部95dは、第3端子部95cからフロント側(−Z側)に延びている。
板状部95eは、第4端子部95dのフロント側の端部から径方向内側に延びている。板状部95eは、回路基板接続端子95の径方向内側の端部に設けられている。板状部95eは、フロント側に、回路基板71のリア側(+Z側)の回路基板リア面71aと平行な接続面95fを有している。接続面95fは、回路基板リア面71aと接触している。図示は省略するが、板状部95eは、例えば、半田付けによって回路基板71と固定されている。これにより、回路基板接続端子95は、回路基板71と電気的に接続される。すなわち、配線部材92は、回路基板71と電気的に接続される。
本実施形態においては、図4に示すように、回路基板接続端子95とバスバー91のコイル接続部91a〜91fとは、中心軸Jの周方向(θ方向)において、異なる位置に設けられている。
[フロント側Oリング及びリア側Oリング]
フロント側Oリング81は、図1に示すように、ハウジング21の内側に設けられている。フロント側Oリング81は、バスバーホルダ61のOリング保持部62eに保持されている。フロント側Oリング81は、ハウジング21の内側面と、本体部62の外側面とに一周に亘り接触している。すなわち、フロント側Oリング81は、一周に亘り本体部62とハウジング21とに接触する。フロント側Oリング81は、バスバーアッシー挿入部21aの内側面から応力を受けている。
リア側Oリング82は、カバー22の内側に設けられている。リア側Oリング82は、本体部62の溝部62fに嵌め込まれている。リア側Oリング82の全周は、後述するカバー22の蓋部22bのフロント側(−Z側)のカバーフロント面22cと接触している。リア側Oリング82は、蓋部22bのフロント側(−Z側)のカバーフロント面22cから応力を受けている。
フロント側Oリング81及びリア側Oリング82の構成は、特に限定されず、いかなる公知のOリングを用いてもよい。本実施形態においては、フロント側Oリング81及びリア側Oリング82は、例えば、丸断面を有する細長いシリコンゴムをリング状に加工して製造されている。
[カバー]
カバー22は、ハウジング21のリア側(+Z側)に取り付けられている。カバー22の材質は、例えば、金属である。カバー22は、筒状部22aと、蓋部22bと、リア側フランジ部24と、を有する。
筒状部22aは、フロント側(−Z側)に開口する。筒状部22aは、バスバーアッシー60、より詳細にはバスバーホルダ61の本体部62のリア側(+Z側)の端部を中心軸Jの径方向外側から囲む。筒状部22aは、フロント側フランジ部23及びリア側フランジ部24を介して、ハウジング21におけるバスバーアッシー挿入部21aのリア側(+Z側)の端部と連結されている。
蓋部22bは、筒状部22aのリア側(+Z側)の端部に接続されている。本実施形態において蓋部22bは、平板状である。蓋部22bは、後述する本体部62のリア側(+Z側)の開口部62aを閉塞している。蓋部22bのフロント側(−Z側)のカバーフロント面22cは、リア側Oリング82の全周と接触している。これにより、カバー22は、本体部62の開口部62aの周囲の一周に亘って、本体部62のリア側の本体部リア面62cと、リア側Oリング82を介して間接的に接触している。
リア側フランジ部24は、筒状部22aのフロント側(−Z側)の端部から径方向外側に拡がる。
ハウジング21とカバー22とは、フロント側フランジ部23とリア側フランジ部24とが重ね合わされて接合されている。
モータ10には、コネクタ部63を介して、外部電源が接続される。接続された外部電源は、コネクタ部63が有する電源用開口部63aの底面から突出するバスバー91及び配線部材92と電気的に接続される。これにより、バスバー91及び配線部材92を介して、ステータ40のコイル43及び回転センサ72に駆動電流が供給される。コイル43に供給される駆動電流は、例えば、回転センサ72によって計測されるロータ30の回転位置に応じて制御される。コイル43に駆動電流が供給されると、磁場が発生し、この磁場によってシャフト31を有するロータ30が回転する。このようにして、モータ10は、回転駆動力を得る。
本実施形態によれば、バスバーホルダ61における本体部62の本体部リア面62cにリア側Oリング82が設けられ、カバー22は、本体部リア面62cとリア側Oリング82を介して間接的に接触している。そのため、カバー22とバスバーホルダ61との間が密閉される。これにより、モータ10の内部に水や油が入り込むことを抑制できる。
また、本実施形態によれば、接続端子保持部64の保持部内側面64aにおけるリア側の端部が、回路基板71の回路基板リア面71aよりもフロント側に位置している。そのため、径方向において、回路基板71の接続端子保持部64側に空隙AR1が設けられる。これにより、回路基板71と本体部62との間に空隙AR1が位置するため、回路基板71に配線部材92の回路基板接続端子95を接続する際、半田付け等の熱によって本体部62が変形することを抑制できる。したがって、本実施形態によれば、リア側Oリング82によってシールされているカバー22とバスバーホルダ61との間の密閉性が低下することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、回路基板接続端子95は、接続端子保持部64の保持部内側面64aから径方向内側に突出して設けられている。これにより、回路基板接続端子95と本体部62との径方向の距離を大きくできる。したがって、半田付け等の熱によって本体部62が変形することをより抑制できる。
また、空隙AR1内に回路基板接続端子95が位置しない構成としやすいため、回路基板71に回路基板接続端子95を接続することが容易である。
また、配線部材92を、回路基板接続端子95と外部電源接続端子94とが直線的に接続された構成としやすく、配線部材92の製造を容易にできる。
また、本実施形態によれば、接続端子保持部64の保持部リア面64bは、回路基板71の回路基板リア面71aよりもフロント側に位置しているため、空隙AR1の径方向の寸法をより大きくできる。したがって、本実施形態によれば、回路基板接続端子95を回路基板71に接続する際に、バスバーホルダ61が変形することをより抑制できる。
また、本実施形態によれば、接続端子保持部64の保持部リア面64bは、本体部62の本体部リア面62cよりもフロント側に位置している。そのため、図1及び図2に示したように、回路基板71を本体部62の内側に配置しやすい。これにより、本体部62のリア側に位置するカバー22の蓋部22bを平板状にしつつ、本体部62とカバー22との間を、例えば、リア側Oリング82によってシールする構成を採用できる。したがって、本実施形態によれば、カバー22の形状を簡易にしつつ、カバー22とバスバーホルダ61との間の密閉性を向上させやすい。
また、本実施形態によれば、コイル接続部91a〜91fのリア側の端部は、回路基板71の回路基板フロント面71bよりもリア側に位置している。そのため、コイル接続部91a〜91fのリア側の端部は、回路基板71を支持する回路基板支持部67よりもリア側に設けられている。これにより、本体部62の開口部62a側からコイル接続部91a〜91fとステータ40のコイル43とを接続することが容易である。
また、本実施形態によれば、コイル接続部91a〜91fの少なくとも一部は、径方向において、回路基板71と重なっているため、モータ10の軸方向の寸法を小さくしやすい。
また、本実施形態によれば、回路基板接続端子95は、板状部95eを有し、板状部95eの接続面95fが回路基板71の回路基板リア面71aと接触している。そのため、本実施形態によれば、回路基板接続端子95と回路基板71との接触面積を大きくでき、回路基板接続端子95と回路基板71とを安定して固定することができる。
また、本実施形態によれば、回路基板接続端子95とコイル接続部91a〜91fとは、中心軸Jの周方向において、異なる位置に設けられている。そのため、回路基板接続端子95と回路基板71との接続、及びコイル接続部91a〜91fとコイル43との接続を行う際に、回路基板接続端子95とコイル接続部91a〜91fとが互いに干渉することが抑制され、各接続を容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、本体部62の本体部リア面62cには、リア側Oリング82が配置されているため、カバー22とバスバーホルダ61との密閉性を向上できる。
なお、本実施形態においては、以下の構成を採用することもできる。
上記説明においては、接続端子保持部64の保持部リア面64bは、全体が回路基板71の回路基板リア面71aよりもフロント側に位置する構成としたが、これに限られない。本実施形態においては、保持部リア面64bのリア側の端部が回路基板リア面71aよりもフロント側に位置する範囲において、保持部リア面64bのその他の部分は、回路基板リア面71aと軸方向において同じ位置に設けられていてもよいし、回路基板リア面71aよりもリア側に位置してもよい。
また、本実施形態においては、接続端子保持部64の保持部リア面64bは、径方向に対して傾いた斜面であってもよい。
また、本実施形態においては、回路基板接続端子95は、接続端子保持部64における保持部内側面64a以外の箇所から突出する構成であってもよい。本実施形態においては、例えば、回路基板接続端子95は、接続端子保持部64の保持部リア面64bから突出する構成であってもよい。
また、本実施形態においては、回路基板71の回路基板リア面71aは、本体部62よりもリア側に位置する構成であってもよい。この構成によれば、径方向において、回路基板リア面71aが本体部62と重ならないため、回路基板リア面71aに回路基板接続端子95を接続する際に、本体部62が熱によって変形することをより抑制できる。
また、本実施形態においては、接続端子保持部64の保持部リア面64bと、本体部62の本体部リア面62cとが、軸方向において同じ位置に設けられる構成としてもよい。この構成によれば、回路基板71が本体部62よりリア側に設けられる構成を採用しやすい。
また、上記説明においては、回路基板71はシャフト31のリア側に設けられる構成としたが、これに限られない。本実施形態においては、回路基板71に設けられた貫通孔にシャフト31が挿入され、シャフト31のリア側の端部が回路基板71のリア側に突出する構成であってもよい。
また、上記説明においては、カバー22とバスバーホルダ61との間をシールする部材としてリア側Oリング82を用いたが、これに限られない。本実施形態においては、カバー22とバスバーホルダ61との間をシールする部材としては、特に限定されず、例えば、液状ガスケット等を用いてもよい。ハウジング21とバスバーホルダ61との間をシールする部材についても同様である。
カバー22とバスバーホルダ61との間をシールする部材として、液状ガスケットを用いた場合には、カバー22は、本体部62の開口部62aの周囲の一周に亘って、本体部62の本体部リア面62cと、直接的に接触する。すなわち、本実施形態においては、カバー22が、本体部62の開口部62aの周囲の一周に亘って、本体部62の本体部リア面62cと、直接的または間接的に接触する構成を採用できる。
また、本実施形態においては、図5に示すような構成であってもよい。
図5は、本実施形態の他の一例であるモータ110の部分拡大断面図である。
なお、上記構成と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
モータ110は、図5に示すように、バスバーアッシー160を備える。バスバーアッシー160は、バスバーホルダ161を有する。バスバーホルダ161は、接続端子保持部164を有する。
接続端子保持部164のリア側(+Z側)の保持部リア面164bには、リブ169が設けられている。
リブ169は、保持部リア面164bの径方向内側の端部に、保持部リア面164bからリア側に突出して設けられている。
リブ169のリア側の端部は、回路基板71の回路基板リア面71aよりもフロント側(−Z側)に設けられている。すなわち、リブ169の径方向内側の面を含む保持部内側面164aにおけるリア側の端部は、回路基板リア面71aよりもフロント側に位置する。これにより、径方向において、回路基板71の接続端子保持部164側には、空隙AR2が設けられる。
モータ110におけるその他の構成は、図1から図4において示したモータ10の構成と同様である。
この構成によれば、接続端子保持部164にリブ169が設けられているため、接続端子保持部164の強度を向上できる。これにより、外力等によってバスバーホルダ161が変形することを抑制できる。
なお、上記説明した構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10,110…モータ、21…ハウジング、22…カバー、30…ロータ、31…シャフト、40…ステータ、43…コイル、51…フロントベアリング(第1の軸受)、52…リアベアリング(第2の軸受)、60,160…バスバーアッシー、61,161…バスバーホルダ、62…本体部、62a…開口部、63…コネクタ部、64,164…接続端子保持部、71…回路基板、91…バスバー、91a,91b,91c,91d,91e,91f…コイル接続部、92…配線部材、94…外部電源接続端子、95…回路基板接続端子、95e…板状部、95f…接続面、169…リブ、J…中心軸

Claims (12)

  1. 一方向に延びる中心軸を中心とするシャフトを有するロータと、
    前記ロータを囲み、前記ロータを前記中心軸周りに回転させるステータと、
    前記ステータの前記一方向の第1の側に配置され前記シャフトを支持する第1の軸受と、
    前記ステータの前記第1の側と反対の第2の側に配置され前記シャフトを支持する第2の軸受と、
    前記ステータと前記第1の軸受とを保持する筒状のハウジングと、
    前記第2の軸受を保持し、前記第1の側の端部が前記ハウジングの内側に位置するバスバーアッシーと、
    前記ハウジングに固定され、前記バスバーアッシーの前記第2の側の少なくとも一部を覆うカバーと、
    前記一方向において、前記第2の軸受と前記カバーとの間に配置される回路基板と、
    を備え、
    前記バスバーアッシーは、
    前記ステータと電気的に接続されるバスバーと、
    外部電源と前記回路基板とを電気的に接続する配線部材と、
    前記バスバー及び前記配線部材を保持するバスバーホルダと、
    を有し、
    前記バスバーホルダは、
    前記第2の側に開口部を有する筒状の本体部と、
    前記本体部から前記中心軸の径方向外側に突出するコネクタ部と、
    前記本体部の内側面から突出し、前記径方向において前記コネクタ部と少なくとも一部が重なる接続端子保持部と、
    を有し、
    前記カバーは、前記開口部の周囲の一周に亘って、前記本体部の前記第2の側の面と、直接的または間接的に接触し、
    前記配線部材は、
    前記コネクタ部に設けられ前記外部電源と電気的に接続される外部電源接続端子と、
    前記本体部の前記第2の側の端部より前記第1の側において前記接続端子保持部に保持され前記回路基板と電気的に接続される回路基板接続端子と、
    を有し、
    前記接続端子保持部の前記径方向内側の面における前記第2の側の端部は、前記回路基板の前記第2の側の面よりも前記第1の側に位置するモータ。
  2. 前記回路基板接続端子は、前記接続端子保持部の前記径方向内側の先端部から突出する、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記回路基板接続端子は、前記接続端子保持部の前記径方向内側の面から突出する、請求項2に記載のモータ。
  4. 前記接続端子保持部の前記第2の側の端部は、前記回路基板の前記第2の側の面よりも前記第1の側に位置する、請求項1から3のいずれか一項に記載のモータ。
  5. 前記回路基板の前記第2の側の面は、前記本体部よりも前記第2の側に位置する、請求項1から4のいずれか一項に記載のモータ。
  6. 前記接続端子保持部の前記第2の側の面は、前記本体部の前記第2の側の面よりも前記第1の側に位置する、請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ。
  7. 前記接続端子保持部の前記第2の側の面と、前記本体部の前記第2の側の面とは、前記一方向において、同じ位置に設けられる、請求項1から5のいずれか一項に記載のモータ。
  8. 前記バスバーは、前記本体部の前記内側面から突出し前記ステータのコイルと電気的に接続されるコイル接続部を有し、
    前記コイル接続部の前記第2の側の端部は、前記回路基板の前記第1の側の面よりも前記第2の側に位置する、請求項1から7のいずれか一項に記載のモータ。
  9. 前記バスバーは、前記本体部の前記内側面から突出し前記ステータのコイルと電気的に接続されるコイル接続部を有し、
    前記コイル接続部の少なくとも一部は、前記径方向において、前記回路基板と重なる、請求項1から8のいずれか一項に記載のモータ。
  10. 前記回路基板接続端子と前記コイル接続部とは、前記中心軸の周方向において、異なる位置に配置される、請求項8または9に記載のモータ。
  11. 前記回路基板接続端子は、板状部を有し、
    前記板状部は、前記回路基板の前記第2の側の面と平行な接続面を有し、
    前記接続面は、前記回路基板の前記第2の側の面と接触する、請求項1から10のいずれか一項に記載のモータ。
  12. 前記接続端子保持部の前記第2の側の面には、リブが設けられる、請求項1から11のいずれか一項に記載のモータ。
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