JP2016070357A - 変速機のシフトドラム角検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
これを解決するために、角度センサの検出精度を向上させたり、検出機構の構成部品の成形公差を小さくしたり、構成部品の組付け精度を上げたりする手法が考えられるが、いずれの手法を採用してもコストの増大を招くため、変速機や検出機構の構造の改良による解決が要望されている。
複数の駆動ギアが支持されるメイン軸と、複数の前記駆動ギアと互いに噛合う複数の被動ギアが支持されるカウンタ軸とを具備する常時噛合い式の変速機に用い、前記駆動ギアおよび前記被動ギアが有するシフタギアに係合されるシフトフォークと、該シフトフォークの一端が係止されるリード溝が外周面に形成されるシフトドラムと、該シフトドラムに設けられ、該シフトドラムと一体に回動する第一センサ軸と、該第一センサ軸の回動角を検出する第一角度センサとを備える変速機のシフトドラム角検出装置において、
前記第一センサ軸と一体に回動される増速ドライブ部材、該増速ドライブ部材に駆動される該増速ドライブ部材よりも小径な増速ドリブン部材および該増速ドリブン部材と一体に回動される第二センサ軸を備え、前記第一センサ軸の回動量を所定の増速比で増大させる増速機構と、前記第二センサ軸に設けられ、該第二センサ軸の回動角を検出する第二角度センサとを具備し、前記第一角度センサの検出した回動角に基づく出力値と前記第二角度センサの検出した回動角に基づく出力値とを用いて前記シフトドラムの回動角を検出することを特徴とする。
パワーユニットPは、自動二輪車1に搭載され、クランク軸16が車両の前後方向に沿う、いわゆる縦置きに搭載された水平対向六気筒の水冷式四ストロークサイクルの内燃機関Eと、該内燃機関Eに連結され、該内燃機関Eの駆動力を所定の変速段に変速する変速機31とを備えている。
図中において、矢印FRは車両の向きに従い前方を、REは後方を、LHは左方を、RHは右方を、UPは上方を、DWは下方をそれぞれ示す。
また、メインフレーム2bの屈曲部2cの下部には、後方へ延出するスイングアーム2fの前端部がピボット軸6により上下搖動可能に支承され、スイングアーム2fの後端部には、後輪7が軸支されている。
図2に示されるように、内燃機関Eは、自動二輪車1の走行方向前方を向いた状態で左側に配置される左エンジンブロック半体11Lと、走行方向前方を向いた状態で右側に配置される右エンジンブロック半体11Rとからなるエンジンブロック11と、左右エンジンブロック半体11L,11Rの左右端にそれぞれ結合されるシリンダヘッド14と、各シリンダヘッド14に重ねられるヘッドカバー15とを備えている。
図3も参照して、クランク軸16は、自動二輪車1の前後方向にその回転軸線L1を指向させて、エンジンブロック11の上部に位置する左クランクケース半体13Lと右クランクケース半体13Rとの間に回転可能に支持されている。
エンジンブロック11内のピストン(不図示)は、コンロッド(不図示)を介してクランク軸16に連結されており、燃焼室(不図示)内の燃焼によるピストンの摺動に連動してクランク軸16が回転駆動されるようになっている。
図4に示されるように、ミッションホルダ22の後面には、メイン軸32、カウンタ軸34、ギア変速機構36、シフトドラム80、シフトフォーク軸72が小組されてカセットユニットとして一体に構成されている。そのカセットユニットが、左右クランクケース半体13L,13Rで構成された変速機室17に挿入されることで、ミッションホルダ22が、変速機室17の前方を塞ぐようにクランクケース13の前面に取付けられている。また、このようなカセットユニットを用いることでクランクケース13へのメイン軸32、カウンタ軸34、ギア変速機構36、シフトドラム80、シフトフォーク軸72の組付けが容易になっている。なお、カセットユニットは、減速機カバー24とシフトモータ51までユニット化(サブアセンブリ)された状態でクランクケース13に取付けてもよい。
図5に示されるように、変速機31は、入力軸たるメイン軸32、出力軸たるカウンタ軸34、ギア変速機構36およびクランク軸16からの回転駆動力の伝達を油圧によって断続する油圧クラッチ40を備えている。
一速駆動ギアM1は、第一メイン軸32Aに一体に形成されて第一メイン軸32Aと一体に回転される固定ギアXGである。三速駆動ギアM3は、第一メイン軸32Aにスプライン嵌合されて第一メイン軸32Aと一体に回転するとともに第一メイン軸32Aの軸方向に移動可能なシフタギアSGである。五速駆動ギアM5および七速駆動ギアM7は、第一メイン軸32Aと相対回転可能かつ軸方向に移動不能に固定されるフリーギアFGである。被動スプロケットMTは、第一メイン軸32Aと相対回転可能かつ軸方向に移動不能に固定されている。
二速駆動ギアM2は、第二メイン軸32Bに一体に形成されて第二メイン軸32Bと一体に回動される固定ギアXGである。四速駆動ギアM4は、第二メイン軸32Bと相対回転可能かつ軸方向に移動不能に固定されるフリーギアFGである。六速駆動ギアM6は、第二メイン軸32Bにスプライン嵌合されて第二メイン軸32Bと一体に回動するとともに第二メイン軸32Bの軸方向に移動可能なシフタギアSGである。
七速被動ギアC7は、カウンタ軸34に相対回転不能かつ軸方向に移動不能に固定される固定ギアXGである。一速被動ギアC1、二速被動ギアC2、三速被動ギアC3および六速被動ギアC6は、カウンタ軸34と相対回転可能かつ軸方向に移動不能に固定されるフリーギアFGである。四速被動ギアC4および五速被動ギアC5は、カウンタ軸34にスプライン嵌合されてカウンタ軸34と一体に回動するとともにカウンタ軸34の軸方向に移動可能なシフタギアSGである。駆動スプロケットCTは、一速被動ギアC1と一体に形成され、被動スプロケットMTと相対するように配置され、被動スプロケットMTとの間にリバース用チェーン37が懸架されている。
なお、本実施の形態では、シフタギアSGのドグ歯Dの先端部Dbは、フリーギアFGとの係合時にフリーギアFGのドグ歯D,D間の底部Dcに突き当たるように形成され、シフタギアSGの位置決め精度を向上させている。
油圧クラッチ40は、第一メイン軸32Aに連結される第一油圧クラッチ40Aと第二メイン軸32Bに連結される第二油圧クラッチ40Bとクラッチアウタ42とを有するいわゆるデュアルクラッチ(ツインクラッチ)方式として構成されている。第一油圧クラッチ40Aの第一クラッチインナ41Aは、第二メイン軸32Bの後端部32Bbから後方に突出して配置される第一メイン軸32Aの後端部32Ab近傍に軸方向の移動を制限されてスプライン嵌合されている。第二油圧クラッチ40Bの第二クラッチインナ41Bは、第二メイン軸32Bの後端部32Bb近傍に軸方向の移動を制限されてスプライン嵌合されている。
第一加圧プレート45Aと第二加圧プレート45Bを選択的に駆動可能な油圧回路46が、第二メイン軸32Bおよびクラッチカバー26に設けられており、クランク軸16からの回転駆動力を油圧によって断続することで第一油圧クラッチ40Aと第二油圧クラッチ40Bとが切り替えられ、クランク軸16からメイン軸32へと動力が伝達されるようになっている。そして、クランク軸16からメイン軸32へ伝達された動力は、ギア変速機構36により選択的に確立された変速段にてセカンダリ駆動ギア19aに伝達され、セカンダリ被動ギア19b、ドライブ軸19を介して後輪7へと出力されるようになっている。
図7に示されるように、変速駆動装置30は、シフトドラム角検出装置100と、シフトドラム角検出装置100と連動して変速機31の変速段を選択的に確立させるチェンジ機構60とチェンジ機構60へ回転動力を供給するシフトモータ51と、シフトモータ51から入力された回転動力を減速してチェンジ機構60へと出力する減速ギア機構53とを備えている。変速に必要な動力がシフトモータ51から減速ギア機構53を介してチェンジ機構60へ伝達される。チェンジ機構60では、シフトスピンドル61とマスターアーム63の回動によりポールラチェット機構66がシフトドラム角検出装置100にて制御されるシフトドラム80を間欠的に回動させ、シフトフォーク71が変速機31のシフタギアGSを移動させて変速段の切替が行われるようになっている。
図8に示されるように、マスターアーム63は、略三角形状の板状に形成されている。マスターアーム63には円孔63a、角丸長方形の駆動孔63bおよび略台形の規制孔63cが形成されている。円孔63aにはシフトスピンドル61が挿通され、駆動孔63bにはポールラチェット機構66の従動突起66aが摺動自在に嵌合され、規制孔63cにはストッパピン64が挿通されている。規制孔63cと円孔63aとの間には係止部63dが形成され、係止部63dにはシフトスピンドル61に設けられたコイルスプリング65の端部65aが係止されている。
図9に示されるように、マスターアーム63の回動により、駆動孔63b内を摺動する従動突起66aに案内されてシフト入力部材66bが一方向に回動されると、ポール66dの一方の先端66eが起立して回動部材66cに係止され、シフト入力部材66bの回動に連動して回動部材66cが回動され、シフトドラム80を間欠的に回動させ、変速機31の変速段が確定されるようになっている。
なお、第一および第二角度センサ84,94は、被測定対象物の所定の基準位置からの回動量を電圧として検出するものである。
図10において、リード溝81内の実線の円は、シフトドラム80がニュートラル位置P(n-n)にあるときの各シフトフォーク71A,71B,71C,71D(不図示)のピン部71Ab,71Bb,71Cb,71Dbを示し、破線の円は、二点鎖線で示される各ギアポジションP(RVS)〜P(7-n)にある各シフトフォーク71A,71B,71C,71Dのピン部71Ab,71Bb,71Cb,71Dbを示している。
シフトドラム80には、リバース位置P(RVS)、ニュートラル位置P(n-n)、一速位置P(1-n)、一速二速予備位置P(1-2)、二速位置P(n-2)、二速三速予備位置P(3-2)、三速位置P(3-n)、三速四速予備位置P(3-4)、四速位置P(n-4)、四速五速予備位置P(5-4)、五速位置P(5-n)、五速六速予備位置P(5-6)、六速位置P(n-6)、六速七速予備位置P(7-6)および七速位置P(7-n)の十五個の各ギアポジションGPが24度ずつの間隔をあけて順次設定されている。
シフトドラム80の回動により各ピン部71Ab,71Bb,71Cb,71Dbがシフトドラム80の各リード溝81A,81B,81C,81Dのパターンに応じて案内されることで各シフトフォーク71A,71B,71C,71Dがシフトフォーク軸72上を軸方向に移動するようになっている。なお、各リード溝によって決定される各シフトフォーク71A,71B,71C,71Dと各シフタギアM3,M6,C4,C5は、「後方位置」または「中央位置」または「前方位置」の三つの移動位置を有するようになっている。
前述したように、本実施の形態における三速駆動ギアM3のドグ歯Dは、五速駆動ギアM5のドグ歯Dとの係合時に、その先端部Dbを五速駆動ギアM5に突き当てるようになっている。この構成では、逆テーパ型のドグ歯Dの作用により三速駆動ギアM3は、五速駆動ギアM5に向って押付けられるスラスト力が常に働いている状態であるため、三速駆動ギアM3に係合している第一シフトフォーク71Aにも同方向のスラスト力が働くこととなる。そのため、第一シフトフォーク71Aのピン部71Abがシフトドラム80の第一リード溝81Aの側壁に押付けられることとなるが、本実施の形態では、第一リード溝81Aに前述したギャップ部81gが設けられているため、ピン部71Abに無理な荷重がかかることがない。
各凹部86間には、シフトドラム80の軸方向視で径方向外方に向って突出する頂点87aを有する凸部87が形成され、凸部87は凹部86と同じく均等に配置されている。凸部87の頂点87aは、頂点87aとシフトドラム80の回動中心C11とを結ぶ線と凸部87の両側の凹部86の底位置86a,86aのそれぞれとシフトドラム80の回動中心C11とを結ぶ線との角度が各々12度となり、凹部86の底位置86aが凸部87の頂点87aの両側に対象に配置されている。このように、星型カム85の外周面85aには、凹部86と凸部87が均等に配置されたカムプロファイル85Prが形成されている。
図5および図10を参照して、シフトドラム80がニュートラル位置P(n-n)にある場合には、六速駆動ギアM6は前方位置にてリバース用の被動スプロケットMTと係合され、他のシフタギアM3,C4,C5はフリーギアFGと係合されていない中央位置にある。そして、図8に示されるように、シフトドラム80は、星型カム85のニュートラル位置P(n-n)に対応する凹部86がローラー88aにより押圧されることでニュートラル位置P(n-n)に固定されている。このとき、第一油圧クラッチ40Aおよび第二油圧クラッチ40Bには油圧が供給されておらず、いずれも接続されていない。
そして、シフトドラム80がシフトアップの方向にさらに24度回動され、第三シフトフォーク71Cのピン部71Cbが前方に移動して五速被動ギアC5を中央位置に移動させることで、シフトドラム80は変速機31の二速を確立する二速位置P(n-2)となる。このとき、シフトドラム80は、ローラー88aにより星型カム85の二速位置P(n-2)に対応する凹部86が押圧されることで二速位置P(n-2)に固定される。
図12に示されるように、本実施の形態では、星型カム85の七速位置P(7-n)に対応する凹部86とリバース位置P(RVS)に対応する凹部86との間に位置する凸部87の頂点87aが、ディテント機構88のローラー88aに当接したと仮想した状態において、この頂点を基準点Poとしている。そして、シフトドラム80の回動中心C11と基準点Poとを結ぶ基準線Xと、シフトドラム80の回動中心C11とディテント機構88のローラー88aの回動中心C12とを結ぶ検出線Yとが重なる状態である図12に示される状態(以下「仮想基準状態」という)であるときに、第一および第二角度センサ84,94が検出する回動角が0度となるように第一および第二角度センサ84,94の出力値Vout1,Vout2にオフセットをかけて、第一角度センサ84が第一センサ軸83に、第二角度センサ94が第二センサ軸92に接続される。なお、他の凸部87の頂点87aを基準点Poに定めても良いが、本実施の形態においては後述する角度センサの出力値のハンチングの影響を考慮して、図12に示される状態を基準点Poに定めている。
なお、本実施の形態では、各出力値Vout1,Vout2の最小値Vminを0.5V、最大値Vmaxを5.0Vとしている。
まず、シフトドラム80が図12に示される仮想基準状態にあるとき、出力値Vout2は最小値Vminとなっている(図14中でα1にて示される状態)。そして、シフトドラム80が仮想基準状態からシフトアップ方向に12度回動されると、図13に示されるように、リバース位置P(RVS)に対応する凹部86にローラー88aが当接し、リバース位置P(RVS)が確立される。この状態のとき、出力値Vout2は最小値Vminと最大値Vmaxとの真中の値(以下「中央値Vmid」という)となり(α2)、星型カム85のカム面距離dは最小値dmin、すなわちギアポジションGPが確立され凹部86の底位置86aが検出線Y上に位置する状態となっている。
なお、本明細書および特許請求の範囲において「中央値Vmid」とは、第二角度センサ94の出力値Vout2の最小値Vminと最大値Vmaxの真中の値を意味する。本実施の形態においては、最小値Vminが0.5V、最大値Vmaxが5.0Vであるから、中央値Vmidは2.75Vとなる。
このように、第二角度センサ94は、ギアポジションGPが凹部86にローラー88aが当接されることにより確立し、カム面距離dが最小値dminとなる際の出力値Vout2が中央値Vmidとなり、ローラー88aが凸部87の頂点87aに当接され、カム面距離dが最大値dmaxとなる際の出力値Vout2が、最小値Vminと最大値Vmaxとが切替わるタイミングとなるように、第二センサ軸92へ接続されるようになっている。
本実施の形態においては、シフトドラム80のギアポジションGPを星型カム85の凹部86にローラー88aが当接されることにより確立し、星型カム85のカム面距離dが最小値dminとなる際に出力される第二角度センサ94の出力値Vout2が中央値Vmidとなる。本実施の形態では、検出線Yに凹部86の底位置86aが位置したときにギアポジションGPが確立されてシフトドラム80の回動が完了されることとなる。そして、そのときの第二角度センサ94の出力値Vout2が中央値Vmidとなって安定したものとなり、ギアポジションGPが確立されて終了するシフトドラム80の回動の完了を精度よく検出することができるようになっている。
また、凸部87の頂点87aがローラー88aに当接され、星型カム85のカム面距離dが最大値dmaxとなる際の第二角度センサ94の出力値Vout2が、最小値Vminと最大値Vmaxとが切替わるタイミングとなっている。すなわち、シフトドラム80のギアポジションGPが確立される凹部86の底位置86aが、ある出力値Vout2が切替わるタイミングおよび次の切替わるタイミングの両方からもっとも離れた位置となることから、ギアポジションGPが確立される際のシフトドラム80の回動角の検出精度の低下の懸念を解消することができるようになっている。
図中、実線は第一角度センサ84の出力値Vout1と第二角度センサ94の出力値Vout2をそれぞれ示している。また、縦軸は出力電圧を、横軸は星型カム85が仮想基準状態からシフトアップ方向に回動された際のシフトドラム80の回動角をそれぞれ示しており、横軸の下方にはシフトドラム80の各ギアポジションGPと、後述するエリア番号Anoを示している。図16において、一点鎖線は、後述するいわゆるドグ当たりが発生する場合の、ドグ当たり発生個所Pdを示している。
なお、本実施の形態では、第一および第二角度センサ84,94の出力値Vout1,Vout2は10msecごとに出力される。
Vout=Vout2+Ano×5
ギアポジションGPがニュートラル位置P(n-n)に確立された状態を例に説明すると、エリア番号Anoは「1」、第二角度センサ94の出力値Vout2は2.75Vであり、出力電圧Voutは7.75Vとなる。
Vout=Vout(t−1)+15×[Vout1(t)-Vout1(t−1)]
ここで、Vout(t−1)は前回のタイミング(10ms前)で算出された出力電圧Voutを、Vout1(t−1)は前回のタイミング(10ms前)に検出された第一角度センサ84の出力値Vout1を、V(t)は今回のタイミングに検出された第一角度センサ84の出力値Vout1をそれぞれ示している。このように、切替エリアAc内では第一角度センサ84の出力値Vout1を用いて、シフトドラム80の回動角の制御用の出力電圧Voutが算出されることで、前述した第二角度センサ94の公差や誤差およびハンチングの影響を受けずにシフトドラム80の回動角を正確に検出することができるようになっている。
また、このように算出された出力電圧Voutを用いてシフトドラム80の回動角が制御されることで、第一角度センサ84単独でシフトドラム80の回動角が制御される場合と比較して、1V単位の出力電圧Voutで制御できるシフトドラム80の回動角の値を小さく設定することができる。例えば、本実施の形態の場合、出力電圧1V当たりで制御できるシフトドラム80の回動角は4.8度となり、シフトドラム80の回動角の制御の精度を向上することができるようになっている。
第一の変形例では、増速機構90の増速比Raを「5」に設定した点が第一の実施の形態と異なる。第一の変形例では、増速比Raが「5」に設定されているため、エリアA数は「5」となる。各エリアA内では三つのギアポジションGPが確立される。第一の実施の形態と同様にシフトドラム80の回動角の算出方法を適用すると、エリアA数が「5」になっているため、最大25Vまでの出力範囲がシフトドラム80の回動角の検出に用いられることとなり、出力電圧1V当たりで制御できるシフトドラム80の回動角は14.4度となる。
第二の変形例では、増速機構90の増速比Raを「3」に設定した点が第一の実施の形態と異なる。第一の変形例では、増速比Raが「3」に設定されているため、エリアA数は「3」に設定されている。各エリアA内では五つのギアポジションGPが確立される。第一の実施の形態と同様にシフトドラム80の回動角の算出方法を適用すると、エリアA数が「3」になっているため、最大15Vまでの出力範囲がシフトドラム80の回動角の検出に用いられることとなり、出力電圧1V当たりで制御できるシフトドラム80の回動角は24度となる。
図18に示されるように、各ギアポジションGPに対応する星型カム185の凹部186は七つ設けられている。各凹部186の間隔は、ニュートラル位置Pnから一速位置P1までは30度の角度となっており、一速位置P1〜六速位置P6の各ギアポジションGPが60度の間隔で順次配されている。このような従来例では、各ギアポジションGP間隔が60度と比較的広く設定されているため、一つの角度センサ(不図示)にてシフトドラム180の回動角が検出される構成であっても精度よく検出することができる。
しかし、図20に示されるようなデュアルクラッチ方式の変速機では、六速の変速段であっても予備位置を加えると各ギアポジションGPに対応する星型カム285の凹部286の数は十二個となり、各ギアポジションGP間隔はシングルクラッチ方式の変速機131の場合の半分の30度となる。そのため、一つの角度センサ(不図示)にてシフトドラム(不図示)の回動角を検出する構成では、検出精度に限界がある。なお、いずれの場合も検出範囲5Vの角度センサを用いる場合、出力電圧1V当たりで制御できるシフトドラムの回動角は72度となるが、本実施の形態のように増速機構90を設け、二つの角度センサ84,94を用いることで、出力電圧1V当たりで制御できるシフトドラム80の回動角を小さくでき、シフトドラム80の回動角の検出精度を向上させることが可能となる。
本発明に係るシフトドラム角検出装置100によれば、シフトドラム80と一体に回動される第一センサ軸83の回動角を第一角度センサ84で検出し、第一センサ軸83の回動量を増速機構90にて所定の増速比Ra分増大させて回動される第二センサ軸92の回動角を第二角度センサ94で検出している。
この構成によれば、第二センサ軸92は、増速機構90の増速駆動ギア91と増速被動ギア93によってシフトドラム80の回動量よりも増速比Ra分多く回動されるため、シフトドラム80の各ギアポジションGP間隔が狭く、シフト操作時のシフトドラム80の回動量が小さい場合であっても第二センサ軸92の回動量を大きくすることができる。第二角度センサ94は、大きく回動される第二センサ軸92の回動角を検出していることから、シフトドラム80の各ギアポジションGP間隔が狭い場合であっても、第一角度センサ84の出力値Vout1と第二角度センサ94の出力値Vout2を用いることでシフトドラム80の回動角を精度よく検出することができる。
この構成によれば、シフトドラム80が一回転すると、第二センサ軸92はギアポジションGPの数の約数倍、すなわち、シフトドラム80の整数倍回転することとなる。また、第二センサ軸92の回動角を検出する第二角度センサ94の出力値Vout2の最小値Vminから最大値Vmaxまでの一サイクルに対応するエリアAの数が整数倍となるとともに、各エリアAごとにギアポジションGPが均等に配され、そのギアポジションGPが確立される。そのため、第二角度センサ94は、エリアAごとに分割された一つ若しくは複数のギアポジションGPに対応するシフトドラム80の回動角を検出することとなり、第二角度センサ94のシフトドラム80の回動角の検出を容易にし、精度よくシフトドラム80の回動角を検出することができる。
この構成によれば、シフトドラム80のギアポジションGPが確立される凹部86の底位置86aが、ある出力値Vout2が切替わるタイミングから次の切替わるタイミングの両方からもっとも離れた位置となる。
このタイミングでは、第二角度センサ94の出力値Vout2が大きく変動することから、検出誤差や出力値Vout2のハンチングの影響により、第二角度センサ94の出力値Vout2が不安定になり易く検出精度の低下が懸念される。シフトドラム80の回動角の検出において最も高精度を要求されるのは、シフトドラム80の各ギアポジションGPが確立する星型カム85の凹部86の底位置86aであり、凹部86間に位置する凸部87ではそれ程の精度を要求されていない。そのため、検出精度の低下が懸念される出力値Vout2が切替わるタイミングを最も高精度が要求される凹部86の底位置86aから遠ざけ、検出精度の低下の懸念を解消することができる。なお、この効果は、第一の変形例や第二の変形例に示されるような、増速機構90の増速比Raが「15」ではなく、ギアポジションGPの数の他の約数倍に設定された構成においても同様である。
Claims (6)
- 複数の駆動ギア(M)が支持されるメイン軸(32)と、複数の前記駆動ギア(M)と互いに噛合う複数の被動ギア(C)が支持されるカウンタ軸(34)とを具備する常時噛合い式の変速機(31)に用いられ、
前記駆動ギア(M)および前記被動ギア(C)が有するシフタギア(SG)に係合されるシフトフォーク(71)と、
該シフトフォーク(71)の一端が係止されるリード溝(81)が外周面(80c)に形成されるシフトドラム(80)と、
該シフトドラム(80)に設けられ、該シフトドラム(80)と一体に回動する第一センサ軸(83)と、
該第一センサ軸(83)の回動角を検出する第一角度センサ(84)と、
を備える変速機(31)のシフトドラム角検出装置(100)において、
前記第一センサ軸(83)と一体に回動される増速ドライブ部材(91)、該増速ドライブ部材(91)に駆動される該増速ドライブ部材(91)よりも小径な増速ドリブン部材(93)および該増速ドリブン部材(93)と一体に回動される第二センサ軸(92)を備え、前記第一センサ軸(83)の回動量を所定の増速比(Ra)で増大させる増速機構(90)と、
前記第二センサ軸(92)に設けられ、該第二センサ軸(92)の回動角を検出する第二角度センサ(94)と、を具備し、
前記第一角度センサ(84)の検出した回動角に基づく出力値(Vout1)と前記第二角度センサ(94)の検出した回動角に基づく出力値(Vout2)とを用いて前記シフトドラム(80)の回動角を検出することを特徴とする変速機(31)のシフトドラム角検出装置(100)。 - 前記シフトドラム(80)には、該シフトドラム(80)と一体に回動する星型カム(85)が設けられ、
該星型カム(85)の外周面(85a)には、各変速段に対応するギアポジション(GP)にて前記シフトドラム(80)の回動を止める凹部(86)が、凸部(87)と交互に複数形成され、
前記ギアポジション(GP)は、ディテント機構(88)が凹部(86)に当接し、前記星型カム(85)の回動が規制されることにより確立され、
前記増速機構(90)の前記増速比(Ra)は、複数の前記ギアポジション(GP)の数の約数の内、1を除く約数の値に設定されることを特徴とする請求項1に記載の変速機(31)のシフトドラム角検出装置(100)。 - 前記増速機構(90)の前記増速比(Ra)は、複数の前記ギアポジション(GP)の数と同じ値に設定されることを特徴とする請求項2に記載の変速機(31)のシフトドラム角検出装置(100)。
- 前記第二角度センサ(94)は、前記ギアポジション(GP)が前記凹部(86)により確立される際に出力される前記出力値(Vout2)が、前記第二角度センサ(94)から出力される前記出力値(Vout2)の最小値(Vmin)と最大値(Vmax)の中央値(Vmid)となるように前記第二センサ軸(92)に接続されることを特徴とする請求項3に記載の変速機(31)のシフトドラム角検出装置(100)。
- 前記第二角度センサ(94)の前記出力値(Vout2)は、前記シフトドラム(80)が一つのギアポジション(GP)分回動するごとに、最小値(Vmin)と最大値(Vmax)とが切替わるようになっており、
前記第二角度センサ(94)の前記出力値(Vout2)が切替わるタイミングにおいて、前記星型カム(85)の前記凸部(87)の頂点(87a)が前記ディテント機構(88)に当接されるように、前記第二センサ軸(92)に接続されることを特徴とする請求項4に記載の変速機(31)のシフトドラム角検出装置(100)。 - 前記第二角度センサ(94)の前記出力値(Vout2)は、前記シフトドラム(80)が複数のギアポジション(GP)分回動するごとに、最小値(Vmin)と最大値(Vmax)とが切替わるようになっており、
前記第二角度センサ(94)の前記出力値(Vout2)が切替わるタイミングにおいて、前記星型カム(85)の前記凸部(87)の頂点(87a)が前記ディテント機構(88)に当接されるように、前記第二センサ軸(92)に接続されることを特徴とする請求項2に記載の変速機(31)のシフトドラム角検出装置(100)。
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