JP2016067302A - 苗移植機 - Google Patents

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Abstract

【課題】圃場面の凹凸を確実に均すことができ、かつ、掃除に要する時間と労力を軽減することができる苗移植機を提供すること。
【解決手段】苗移植機1に、圃場を走行する走行車体2と、走行車体2の後部に積載した苗を圃場に植え付ける苗植付部40と、苗植付部40を昇降させる昇降リンク機構52と、苗が植え付けられる圃場を整地する整地装置である整地ロータ70と、整地ロータ70付近に配置され、整地ロータ70が跳ね上げる泥土の飛散抑制に作用する泥除け部材である泥除けカバー90と、整地ロータ70を機体後側から支持する整地支持フレーム76に、整地ロータ70を支持するように回動自在に装着される整地回動アーム80と、整地回動アーム80と共通の回動支点を有し、泥除けカバー90の作用位置を変更する泥除け回動アーム91と、を備える。
【選択図】図9

Description

開示の実施形態は、苗移植機に関する。
従来、苗移植機は、圃場における苗の植付位置を整地する中央および左右の整地ロータを備え、このような整地ロータによって圃場面の凹凸を均すことにより、苗の植付深さを安定させている。たとえば、特許文献1および2に記載された苗移植機には、整地ロータの回転によって泥土が飛散することを抑制すべく、整地ロータを上方から後方に亘って覆うようなロータカバーが設けられている。
特開2013−176331号公報 特開2012−244931号公報
しかしながら、上記のような苗移植機は、整地ロータとロータカバーとの間隔が常に一定であり、間隔自体も狭い。このため、泥土の侵入量が多いと、整地ロータとロータカバーとの間隔部に泥土が溜まり、整地ロータの回転を妨げ、これにより、整地作業を妨げる可能性がある。このように、整地作業が正しく行われない場合、圃場面の凹凸が確実に均されず、苗の植付深さが乱れ、苗の植付深さが深くなると苗の育成が悪くなるという問題が生じる。
また、整地ロータとロータカバーとの間隔が一定であるため、整地ロータとロータカバーとの間隔部に溜まった泥土を除去するときに、除去作業(掃除)に時間と労力が余分にかかるという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、圃場面の凹凸を確実に均すことができ、かつ、掃除に要する時間と労力を軽減することができる苗移植機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の苗移植機は、圃場を走行する走行車体(2)と、前記走行車体(2)の後部に積載した苗を圃場に植え付ける苗植付部(40)と、前記苗植付部(40)を昇降させる昇降リンク機構(52)と、前記苗が植え付けられる圃場を整地する整地装置(70)と、前記整地装置(70)付近に配置され、該整地装置(70)が跳ね上げる泥土の飛散抑制に作用する泥除け部材(90)と、前記整地装置(70)を機体後側から支持する整地支持フレーム(76)に、前記整地装置(70)を支持するように回動自在に装着される整地回動アーム(80)と、前記整地回動アーム(80)と共通の回動支点を有し、前記泥除け部材(90)の作用位置を変更する泥除け回動アーム(91)と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の苗移植機において、前記昇降リンク機構(52)と前記泥除け回動アーム(91)とは、泥除け連動部材(93)で連結されており、前記苗植付部(40)を上昇させると前記泥除け部材(90)が前記整地装置(70)から離間することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の苗移植機において、泥除けアクチュエータ(96)と、前記泥除けアクチュエータ(96)に配設される回動駆動ギヤ(97)と、前記泥除け回動アーム(91)の回動軸に配設される回動従動ギヤ(98)とを有して前記泥除け回動アーム(91)を回動させる泥除け回動装置(95)を備え、前記苗植付部(40)を上昇させると前記泥除け部材(90)が前記整地装置(70)から離間し、前記泥除けアクチュエータ(96)を作動させる回動操作部材(99)をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の苗移植機において、前記泥除け部材(90)は、前側泥除け部材(90a)と、後側泥除け部材(90b)とを備え、前記前側泥除け部材(90a)と前記後側泥除け部材(90b)とは、各々機体の前後方向について摺動自在に配置されることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の苗移植機において、前記泥除け回動アーム(91)に前記泥除け部材(90)を取り付ける泥除けステー(92)を備え、前記泥除けステー(92)は、上側泥除けステー(92a)と、下側泥除けステー(92b)とを備え、前記上側泥除けステー(92a)と前記下側泥除けステー(92b)とは、各々上下方向について摺動自在に配置されることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の苗移植機において、前記泥除け部材(90)は、前側泥除け部材(90a)と、後側泥除け部材(90b)とを備え、前記前側泥除け部材(90a)と前記後側泥除け部材(90b)とは、各々機体の前後方向について摺動自在に配置され、前記泥除け回動アーム(91)に前記泥除け部材(90)を取り付ける泥除けステー(92)を備え、前記泥除けステー(92)は、上側泥除けステー(92a)と、下側泥除けステー(92b)とを備え、前記上側泥除けステー(92a)と前記下側泥除けステー(92b)とは、各々上下方向について摺動自在に配置されることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか1項に記載の苗移植機において、前記泥除け回動アーム(91)に前記泥除け部材(90)を取り付ける泥除けステー(92)を備え、前記泥除け部材(90)は、機体前側に前側回動部(110)を有し、前記泥除けステー(92)と前記前側回動部(110)とに亘って配設される姿勢保持リンク機構(115)を備えることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか1項に記載の苗移植機において、前記泥除け回動アーム(91)に前記泥除け部材(90)を取り付ける泥除けステー(92)を備え、前記泥除け部材(90)は、機体後側に後側回動部(120)を有し、前記泥除けステー(92)と前記後側回動部(120)とに亘って配設される姿勢保持リンク機構(115)を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の苗移植機によれば、整地支持フレームが整地装置を機体後側から支持することにより、整地装置が圃場面から受ける抵抗を整地支持フレームによって吸収することができる。これにより、整地装置が抵抗に負けて浮き上がることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、圃場の泥土の硬さにあわせて泥除け部材の作用位置を変更することにより、たとえば、泥土が柔らかい場合には泥除け部材の作用位置を高くすることで、整地装置と泥除け部材との間隔部に詰まった泥土によって整地装置の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、たとえば、泥土が硬い場合には泥除け部材の作用位置を低くすることで、整地装置が跳ね上げる泥土を泥除け部材で確実に受け止めることができる。これにより、苗植付部や走行車体に泥土が飛散することが抑制される。この結果、掃除に要する時間と労力を軽減することができる。
請求項2に記載の苗移植機によれば、請求項1の発明の効果に加えて、苗植付部を昇降させる昇降リンク機構を苗植付部の上昇に伴い移動させると、泥除け部材が整地装置から離間することにより、泥除け部材と整地装置との間隔部に溜まっている泥土を排出することができる。これにより、整地装置と泥除け部材との間隔部に詰まった泥土によって整地装置の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。
請求項3に記載の苗移植機によれば、請求項1の発明の効果に加えて、回動操作部を操作して泥除け回動装置を回動させることにより、作業者は、泥除け回動アームに触れることなく泥除け部材の位置を変更することができる。これにより、作業者が泥除け部材のところまで移動して調節する必要がなくなるため、作業者の労力を軽減することができる。また、苗植付部を昇降させる昇降リンク機構を苗植付部の上昇に伴い移動させると、泥除け部材が整地装置から離間することにより、泥除け部材と整地装置との間隔部に溜まっている泥土を排出することができる。これにより、整地装置と泥除け部材との間隔部に詰まった泥土によって整地装置の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。
請求項4に記載の苗移植機によれば、請求項1から3のいずれかの発明の効果に加えて、前側泥除け部材と後側泥除け部材とを摺動させることにより、前側泥よけ部材および後側泥除け部材と整地装置との間隔部に溜まっている泥土を排出することができる。これにより、整地装置と泥除け部材との間隔部に詰まった泥土によって整地装置の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、泥除け部材の前後幅を変更することができるため、苗植付部や走行車体に泥土が飛散することが抑制される。この結果、掃除に要する時間と労力を軽減することができる。
請求項5に記載の苗移植機によれば、請求項1から3のいずれかの発明の効果に加えて、上側泥除けステーと下側泥除けステーとを摺動させることにより、整地装置と泥除け部材との間隔部を広くすることができる。これにより、整地装置と泥除け部材との間隔部に詰まった泥土によって整地装置の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、整地装置と泥除け部材との間隔を調整することにより、圃場の泥土の硬さにあわせて泥除け部材の作用位置を変更することができる。これにより、整地装置と泥除け部材との間隔部に泥土が溜まることによる整地性の低下や泥土の飛散が抑制される。
請求項6に記載の苗移植機によれば、請求項1から3のいずれかの発明の効果に加えて、前側泥除け部材と後側泥除け部材とを摺動させることにより、前側泥よけ部材および後側泥除け部材と整地装置との間隔部に溜まっている泥土を排出することができる。これにより、整地装置と泥除け部材との間隔部に詰まった泥土によって整地装置の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、泥除け部材の前後幅を変更することができるため、苗植付部や走行車体に泥土が飛散することが抑制される。この結果、掃除に要する時間と労力を軽減することができる。また、上側泥除けステーと下側泥除けステーとを摺動させることにより、整地装置と泥除け部材との間隔部を広くすることができる。これにより、整地装置と泥除け部材との間隔部に詰まった泥土によって整地装置の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、整地装置と泥除け部材との間隔を調整することにより、圃場の泥土の硬さにあわせて泥除け部材の作用位置を変更することができる。これにより、整地装置と泥除け部材との間隔部に泥土が溜まることによる整地性の低下や泥土の飛散が抑制される。
請求項7に記載の苗移植機によれば、請求項1から6のいずれかの発明の効果に加えて、泥除け部材の機体前側部分を回動自在とすることにより、整地装置と泥除け部材との間隔部を広くすることができる。これにより、整地装置と泥除け部材との間隔部に詰まった泥土によって整地装置の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、泥除け部材の機体前側部分の回動姿勢を姿勢保持リンク機構によって保持することにより、整地装置の掃除が容易となり、作業能率の向上や作業者の労力の軽減を図ることができる。
請求項8に記載の苗移植機によれば、請求項1から7のいずれかの発明の効果に加えて、泥除け部材の機体後側部分を回動自在とすることにより、整地装置と泥除け部材との間隔部を広くすることができる。これにより、整地装置と泥除け部材との間隔部に詰まった泥土によって整地装置の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、泥除け部材の機体後側部分の回動姿勢を姿勢保持リンク機構によって保持することにより、整地装置の掃除が容易になり、作業能率の向上や作業者の労力の軽減を図ることができる。
図1は、実施形態に係る苗移植機の側面図である。 図2は、実施形態に係る苗移植機の平面図である。 図3は、ロータチェーンケース跡消し部材の説明図である。 図4は、ロータチェーンケース跡消し部材の説明図である。 図5は、ロータチェーンケース跡消し部材の要部説明図である。 図6は、ロータチェーンケース跡消し部材の他の例の要部説明図である。 図7は、比較例としての従来の油圧回路構成図である。 図8は、本例の油圧回路構成図である。 図9は、整地装置および泥除け部材の説明図である。 図10は、泥除け回動装置および回動操作部材の説明図である。 図11は、実施形態に係る苗移植機の変形例の説明図である。 図12は、実施形態に係る苗移植機の変形例の説明図である。
以下に、本発明に係る苗移植機の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
〔実施形態〕
図1は、実施形態に係る苗移植機の側面図である。図2は、実施形態に係る苗移植機の平面図である。なお、以下の説明においては、前後、左右の方向基準は、操縦席から見て、車体の走行方向を基準として前後、左右の基準を規定している。図1および図2に示す苗移植機1の走行車体2は、左右一対の前輪4と、左右一対の後輪5とを有している。走行車体2は、走行時に各車輪が駆動する四輪駆動車である。また、走行車体2は、後部に苗植付部昇降機構50によって昇降可能な苗植付部40を備えている。
走行車体2は、車体の略中央に配置されたメインフレーム7と、メインフレーム7上に搭載されたエンジン10と、エンジン10の動力を駆動輪(前輪4および後輪5)と苗植付部40とに伝える動力伝達装置15とを備えている。つまり、本実施形態に係る苗移植機1では、エンジン10の動力が走行車体2を前進や後進させるために用いられるのみでなく、苗植付部40を駆動させるためにも用いられる。なお、エンジン10には、ディーゼル機関やガソリン機関等の熱機関が用いられる。
また、エンジン10は、走行車体2の左右方向における略中央で、かつ、作業者が乗車時に足を載せるフロアステップ26よりも上方に突出した状態で配置されている。また、フロアステップ26は、走行車体2の前部とエンジン10の後部との間に亘って設けられるとともに、メインフレーム7上に取り付けられ、その一部が格子状になることにより、作業者の靴に付いた泥を圃場に落とせるようになっている。また、フロアステップ26は、後方に後輪5のフェンダを兼ねたリアステップ27が設けられている。リアステップ27は、後方に向かうにつれて上方へと傾斜した傾斜面を有しており、エンジン10の左右それぞれの側方に配置されている。
エンジン10は、フロアステップ26とリアステップ27とから上方に突出しており、各ステップ26,27から突出した部分には、エンジン10を覆うエンジンカバー11が配設されている。すなわち、エンジンカバー11は、フロアステップ26とリアステップ27とから上方に突出した状態で、エンジン10を覆っている。
また、走行車体2には、エンジンカバー11の上部に操縦席28が設置されており、操縦席28の前方で、かつ、走行車体2の前側中央部に操縦部30が配設されている。操縦部30は、フロアステップ26の床面から上方に突出した状態で配置されており、フロアステップ26の前部を左右に分断している。
操縦部30の内部には、各種の操作装置やエンジン用燃料の燃料タンク等が配設されており、操縦部30の前部には、開閉可能なフロアカバー31が設けられている。また、操縦部30の上部には、操作装置を作動させる操作レバー等や計器類、ハンドル32が配設されている。ハンドル32は、作業者が前輪4を操舵操作することによって走行車体2を操舵する操舵部材として設けられており、操縦部30の操作装置等を介して前輪4を転舵させることが可能になっている。また、レバーとしては、走行車体2の前後進および走行速度を操作する走行操作部材である変速レバー35と、苗植付部40の動作状態を、少なくとも苗植付部昇降機構50による上昇状態を含んで切り替える植付操作部材である植付昇降レバー36とが配設されている。詳細には、植付昇降レバー36は、苗植付部40の作動状態を切り替えることが可能になっており、「上昇」、「停止」、「下降」、「植付け」の各モードを切替え設定することができる。
また、フロアステップ26における操縦部30の左右それぞれの側方に位置する部分には、補給用の苗を載せておく予備苗載台160が配設されている。予備苗載台160は、フロアステップ26の床面から突出した支持軸(鉛直軸)によって回転自在に支持されており、作業者の手によって回転させることが可能になっている。
また、動力伝達装置15は、主変速機としての油圧式無段変速機16と、油圧式無段変速機16にエンジン10からの動力を伝えるベルト式動力伝達機構17とを有している。このうち、油圧式無段変速機16とは、HST(Hydro Static Transmission)といわれる静油圧式の無段変速機として構成されている。このため、油圧式無段変速機16は、エンジン10からの動力で駆動する油圧ポンプによって油圧を発生させ、発生した油圧を油圧モータで機械的な力(回転力)に変換して出力する。
油圧式無段変速機16は、エンジン10よりも前方で、かつ、フロアステップ26の床面よりも下方に配置されている。本実施形態に係る苗移植機1では、走行車体2の上面から見て、エンジン10の前方に配置されている。
また、ベルト式動力伝達機構17は、エンジン10の出力軸に取り付けられたプーリと、油圧式無段変速機16に取り付けられたプーリと、双方のプーリに巻き付けられたベルトと、ベルトの張力を調整するテンションプーリとを備えている。これにより、ベルト式動力伝達機構17は、エンジン10で発生した動力を、ベルトを介して油圧式無段変速機16へと伝達可能になっている。
さらに、動力伝達装置15は、エンジン10からの出力がベルト式動力伝達機構17と油圧式無段変速機16とを介して伝達されるミッションケース18を有している。ミッションケース18は、ベルト式動力伝達機構17と油圧式無段変速機16とを介して伝達されたエンジン10からの出力を、ミッションケース18内の副変速機で変速して、前輪4および後輪5への走行用動力と苗植付部40への駆動用動力とに分けて出力可能になっている。
このうち、走行用動力は、一部が左右の前輪ファイナルケース21を介して前輪4に伝達可能になっており、残りが左右の後輪ギヤケース22を介して後輪5に伝達可能になっている。左右それぞれの前輪ファイナルケース21は、ミッションケース18の左右それぞれの側方に配設されている。左右の前輪4は、車軸を介して左右の前輪ファイナルケース21に連結されている。また、前輪ファイナルケース21は、ハンドル32の操舵操作に応じて駆動し、前輪4を転舵させることが可能になっている。同様に、左右それぞれの後輪ギヤケース22には、車軸を介して後輪5が連結されている。一方、駆動用動力は、走行車体2の後部に設けられた植付クラッチ(図示省略)に伝達され、植付クラッチの係合時に植付伝達軸(図示省略)によって苗植付部40へと伝達される。
また、走行車体2の後部に備えられる苗植付部40を昇降させる苗植付部昇降機構50は、昇降リンク装置51を有している。そして、苗植付部40は、昇降リンク装置51を介して走行車体2に取り付けられている。昇降リンク装置51は、走行車体2の後部と苗植付部40とを連結させる昇降リンク機構(平行リンク機構)52を備えている。平行リンク機構52は、上リンクと下リンクとを有している。そして、各リンクが、メインフレーム7の後部端に設けられた背面視門型のリンクベースフレーム53に回動自在に連結され、走行車体2に対して苗植付部40を昇降可能に連結している。
また、苗植付部昇降機構50は、油圧によって伸縮する油圧昇降シリンダ54を有している。苗植付部昇降機構50は、油圧昇降シリンダ54の伸縮動作によって苗植付部40を昇降させることが可能になっている。苗植付部昇降機構50は、その昇降動作によって、苗植付部40を非作業位置まで上昇させたり、対地作業位置(対地植付位置)まで下降させたりすることが可能になっている。
また、苗植付部40は、苗を植え付ける範囲を複数の区画、あるいは、複数の列で植え付けることができる。本実施形態に係る苗移植機1では、苗を4つの区画で植え付ける、いわゆる4条植の苗植付部40である。苗植付部40は、植付装置41と、苗載せ部45と、フロート61とを備えている。このうち、苗載せ部45は、走行車体2の左右方向において仕切られた植付条数分の苗載せ面46を有しており、それぞれの苗載せ面46に土付きのマット状苗を載置することが可能になっている。これにより、作業者は、苗載せ部45に載置された苗が植え付けられて無くなるたびに、圃場外に用意している苗を圃場の端(圃場の外)まで取りに戻る必要がなくなり、連続した作業を行えるので、作業効率が向上する。
また、植付装置41は、苗載せ部45に載置された苗を圃場に植え付ける装置になっている。植付装置41は、2条ごとに1つずつ配設されており、2条分の植付爪42を備えている。また、フロート61は、走行車体2の移動と共に圃場面上を滑走して整地するものであり、走行車体2の左右方向における苗植付部40の中央に位置するセンターフロート62と、左右方向における苗植付部40の両端に位置するサイドフロート63とを有している。センターフロート62とサイドフロート63とは、センターフロート62の前端部がサイドフロート63の前端部よりも前方に位置している。
また、フロート61は、苗植付部40で植え付ける苗の植付深さを調節する植付深さ調節装置60を構成している。換言すると、植付深さ調節装置60がフロート61を有している。植付深さ調節装置60は、圃場に対する苗植付部40の上下方向における位置を調節することにより、苗の植付深さを調節することが可能になっている。すなわち、植付深さ調節装置60は、上下方向におけるフロート61と苗植付部40との相対的な位置を調節することにより、圃場に対する苗植付部40の上下位置を調節可能になっている。
また、苗植付部40の下方側の位置における前側には、苗が植え付けられる圃場を整地する整地装置である整地ロータ70が設けられている。整地ロータ70は、後輪ギヤケース22を介して伝達されるエンジン10からの出力によって、走行車体2の左右方向に延在する回転軸を中心として回転可能に構成されている。
また、整地ロータ70は、フロート61と同様に、走行車体2の左右方向における苗植付部40の中央に位置するセンターロータ71と、左右方向における苗植付部40の両側に位置するサイドロータ72とを有している。このうち、センターロータ71は、センターフロート62の前方に配設され、サイドロータ72は、サイドフロート63の前方に配設されている。
センターロータ71とサイドロータ72とは、動力伝達機構75によって連結されており、エンジン10からの出力は、動力伝達機構75によってセンターロータ71とサイドロータ72との間で伝達される。これにより、センターロータ71とサイドロータ72とは、共にエンジン10からの出力によって回転可能になっている。
また、苗植付部40の左右両側には、次の植付条に植付方向の目安となる線を形成する線引きマーカ165が設けられている。すなわち、線引きマーカ165は、苗移植機1が圃場内における植付方向に沿った前進時に、圃場の畔際で転回した後における植付方向に沿って前進する際の目印を圃場上に線引きする。線引きマーカ165は、マーカモータ(図示省略)によって作動し、走行車体2が旋回するごとに、左右の線引きマーカ165が入れ替わって作動することができるように構成されている。このような左右の線引きマーカ165の入れ替えは、マーカモータが接続されるコントローラ(図示省略)によって行う。すなわち、コントローラは、走行車体2の旋回時に、左右の線引きマーカ165を交互に作動状態と非作動状態とに切り替えるマーカ切替装置としても設けられている。なお、線引きマーカ165が圃場に形成した線に走行車体2の前側に設けられたセンターマスコット168にあわせて走行させると、前の植付作業条にあった苗の植え付けを行うことができ、苗の植付精度が向上する。
また、走行車体2における操縦席28の後方には、施肥装置150が搭載されている。施肥装置150は、肥料を貯蔵する肥料タンク151と、肥料タンク151内の肥料を一定量ずつ下方に繰り出す肥料繰出部152と、繰り出された肥料を施肥ホース154によって苗植付部40側に移送するブロア153とを有している。さらに、施肥装置150は、苗植付部40の下方に配設されるとともに、施肥ホース154によって肥料が移送される施肥ガイド155と、施肥ガイド155の前側に設けられるとともに、施肥ホース154によって移送された肥料を苗植付条の側部付近に形成される施肥溝内に落とし込む作溝器156とを有している。
図3および図4は、ロータチェーンケース跡消し部材の説明図である。なお、図3には、苗植付部40の平面(一部断面)を示し、図4には、苗植付部40の側面(一部断面)を示している。また、図5は、ロータチェーンケース跡消し部材の要部説明図である。図3および図4に示すように、センターロータ71とサイドロータ72との間に設けられた動力伝達機構75は、ロータチェーン78によって動力を伝達しており、ロータチェーン78を覆うためのロータチェーンケース79を有している。
ところが、センターロータ71とサイドロータ72とのそれぞれの端部の間にロータチェーンケース79が配設されているため、整地作業を行っても、圃場面にロータチェーンケース79の跡が残っていた。本実施形態に係る苗移植機1では、このような整地作業によるロータチェーンケース79の跡を消すために、ロータチェーンケース跡消し部材(以下、跡消し部材と略称する)130を備えている。詳細には、跡消し部材130は、ロータチェーンケース79における苗移植機1の機体後端側に配設されている。
図5に示すように、跡消し部材130は、一端部がロータチェーンケース79の後端側に固定されており、他端部がロータチェーンケース79の後方に向けて自由端となっている。跡消し部材130は、ゴムなどの弾性体を材料として、シート状に形成されており、表裏に貫通した単数または複数の穴部131を有している。なお、本実施形態に係る苗移植機1では、6つの円形の穴部131を有している。そして、このような跡消し部材130を備えていることにより、ロータチェーンケース79の跡を跡消し部材130が掃いて消すため、圃場面にロータチェーンケース79の跡が残らない。また、跡消し部材130が穴部131を有していることで、整地作業中には泥水が穴部131を通過するため、泥水による抵抗で跡消し部材130が跳ねたりすることもない。したがって、ロータチェーンケース79の跡を確実に消すことができる。
また、図6は、ロータチェーンケース跡消し部材の他の例の要部説明図である。図6に示すように、他の例としての跡消し部材135は、自由端となっている後端部に係止穴136が設けられている。さらに、ロータチェーンケース79の後端側には、係止ピン137が設けられており、跡消し部材135を、苗移植機1の機体前側へと折り返して係止穴136に係止ピン137を挿通させることにより、収納することができる。このように、不使用時には、跡消し部材135を収納することができる。
また、本実施形態に係る苗移植機1は、パワーステアリング、苗植付部40の油圧昇降シリンダ54および主変速機である油圧式無段変速機16を作動させる油圧回路を有する油圧回路構成を備えている。図7は、比較例としての従来の油圧回路構成図である。図8は、本例の油圧回路構成図である。図7に示すように、従来構造の油圧回路では、ローリング制御系であるローリング制御バルブ200において、2つのソレノイドバルブ201が共に中立状態で開弁(オールポートオープン)しているため、ローリング制御バルブ200の下流側にて背圧を付与することができない。このため、従来は、ローリング制御バルブ200内をアンロードした作動油は戻り経路202を通じてすべてタンクに戻していた。また、ローリング制御バルブ200内をアンロードした作動油をタンクに戻しているため、ポンプ流量を一部損失していた。さらに、リリーフバルブ203が直動型であるため、オーバーライド特性が悪かった。
そこで、図8に示すように、本実施形態に係る苗移植機1では、ローリング制御系であるローリング制御バルブ300内に圧力補償弁302を設置しており、さらに、2つのソレノイドバルブ301を中立状態で閉弁(オールポートクローズ)している。このような油圧回路構成によれば、ローリング制御バルブ300に供給された作動油を中立状態ですべて圧力補償弁302からアンロードしており、圧力補償弁302の下流側は多少の背圧を付与することができるため、ローリング制御バルブ300内をアンロードした作動油を他の装置へと供給できるようになる。また、ローリング制御バルブ300内をアンロードした作動油を、送油経路303を通じて油圧昇降シリンダ54の昇降制御バルブ310内をアンロードした作動油と合流させて油圧式無段変速機16へと供給している。このような油圧回路構成によれば、ローリング制御バルブ300内をアンロードした作動油を油圧式無段変速機16のチャージ流量に使用することができる。
また、2つのソレノイドバルブ301の出力後のポートから圧力補償弁302を閉弁するためのパイロット圧力を取り出している。さらに、ローリング制御バルブ300内にシャトル弁304を設置し、2つのソレノイドバルブ301の出力後の両ポートをシャトル弁304を中継した中継経路305によって接続し、出力側のパイロット圧力を圧力補償弁302の閉弁に使用している。このような油圧回路構成によれば、ローリング制御バルブ300に供給された作動油を中立状態ですべて圧力補償弁302からアンロードすることができ、圧力補償弁302の下流側は多少の背圧を付与することができるため、ローリング制御バルブ300内をアンロードした作動油を他の装置へと供給できるようになる。また、ローリング制御バルブ300内において、リリーフバルブ306を、パイロット圧力を取り出すための中継経路305に配置している。このような油圧回路構成によれば、リリーフバルブ306がパイロット作動型となることで、オーバーライド特性が向上するようになる。
図9は、整地装置および泥除け部材の説明図である。図9に示すように、圃場面の凹凸を均す整地装置である整地ロータ70は、整地支持フレーム76によって苗移植機1の機体後側から支持されている。整地支持フレーム76は、上下方向に見た場合の形状、すなわち、平面視の形状が、後側が開口したコ字状に形成されている。また、整地支持フレーム76は、上端側が苗植付部40のフレーム(図示省略)に回動自在に取り付けられている。整地ロータ70のうち、サイドロータ72の駆動軸は、整地支持フレーム76の下端側に取り付けられている。また、整地ロータ70のうち、センターロータ71は、苗植付部40のフレームにスプリング77を介して吊り下げられている。
また、整地支持フレーム76には、整地回動アーム80が整地ロータ70(サイドロータ72)を支持するように回動自在に装着されている。整地回動アーム80は、サイドロータ72とサイドロータ72の上下位置を変更するロータ高さ調節装置(図示省略)との間を連結している。整地回動アーム80は、一端部が、サイドロータ72を上下方向に移動させる整地リンクアーム81に回動自在に連結されており、整地リンクアーム81を介して平行リンク機構52に対して連動可能になっている。
また、整地回動アーム80の他端部は、上述したように、整地支持フレーム76に連結されており、さらには、整地支持フレーム76の延在方向に沿って取付位置が変更可能になっている。詳細には、整地支持フレーム76の延在方向に並んで複数の高さ調節穴82が設けられており、整地回動アーム80の他端部に設けられた穴と高さ調節穴82との位置をあわせて回動軸部材83を差し込むことで、取付位置を変更することができる。なお、回動軸部材83には、抜け止めのための差込みピン(スナップピン)84が取り付けられる。また、整地回動アーム80の一端部も同様に、回動軸部材83とスナップピン84とによって整地リンクアーム81に抜け止めされた状態で連結されている。
サイドロータ72付近には、サイドロータ72が跳ね上げる泥土の飛散を抑制するために、泥土を受けるように作用する泥除け部材である泥除けカバー90が配設されている。泥除けカバー90は、サイドロータ72の駆動軸方向に沿って延伸した板状部材であり、左右方向に見た形状、すなわち、側面視の形状が円弧状に湾曲形成されている。また、泥除けカバー90は、整地回動アーム80と共通する回動支点を有する泥除け回動アーム91に泥除けステー92を介して設けられている。泥除けステー92は、整地回動アーム80からサイドロータ72に向けて突出して設けられており、泥除けカバー90は、泥除けステー92の先端に設けられている。本実施形態に係る苗移植機1では、整地回動アーム80が泥除け回動アーム91としての機能を兼ねている。したがって、整地回動アーム80、すなわち、泥除け回動アーム91の他端部の取付位置を変更することで、泥除けカバー90の高さが調節可能になり、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔を適宜変更することができる。
本実施形態に係る苗移植機1によれば、整地支持フレーム76がサイドロータ72を苗移植機1の機体後側から支持することにより、サイドロータ72が圃場面から受ける抵抗を整地支持フレーム76によって吸収することができる。これにより、サイドロータ72が抵抗に負けて浮き上がることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、圃場の泥土の硬さにあわせて泥除けカバー90の作用位置を変更することにより、たとえば、泥土が柔らかい場合には泥除けカバー90の作用位置を高くすることで、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔部に詰まった泥土によってサイドロータ72の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、たとえば、泥土が硬い場合には泥除けカバー90の作用位置を低くすることで、サイドロータ72が跳ね上げる泥土を泥除けカバー90で確実に受け止めることができる。これにより、苗植付部40や走行車体2に泥土が飛散することが抑制される。この結果、掃除に要する時間と労力を軽減することができる。
また、図9に示すように、平行リンク機構52と泥除け回動アーム91との間が、泥除け連動部材である泥除け連動リンク93によって連結されている構成としてもよい。この場合、泥除け連動リンク93は、一端部が平行リンク機構52に連結されており、他端部が泥除け回動アーム91に連結されている。そして、苗植付部40を上昇させると、平行リンク機構52が移動し、平行リンク機構52の移動に連動して泥除け連動リンク93の他端部の位置が上方へと変位し、泥除けカバー90がサイドロータ72から離間する。
このような構成によれば、平行リンク機構52を苗植付部40の上昇に伴い移動させると、泥除けカバー90がサイドロータ72から離間することにより、泥除けカバー90とサイドロータ72との間隔部に溜まっている泥土を排出することができる。これにより、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔部に詰まった泥土によってサイドロータ72の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。
また、図9に示すように、泥除けカバー90は、前側泥除け部材(前側泥除けカバー)90aと後側泥除け部材(後側泥除けカバー)90bとの2つの部材で構成されていてもよい。この場合、前側泥除けカバー90aと後側泥除けカバー90bとは、上下に重なり、1つの泥除けカバー90を形成している。前側泥除けカバー90aと後側泥除けカバー90bとは、それぞれ苗移植機1の機体の前後方向について摺動自在となっている。詳細には、前側泥除けカバー90aは、後側泥除けカバー90bに対して苗移植機1の機体前側へと摺動するように設けられている。後側泥除けカバー90bは、前側泥除けカバー90aに対して苗移植機1の機体後側へと摺動するように設けられている。本実施形態に係る苗移植機1では、前側泥除けカバー90aが上側に配置されており、後側泥除けカバー90bが下側に配置されているため、それぞれ機体後側の端部を屈曲形成することにより、双方の可動範囲を規制することができる。
このような構成によれば、前側泥除けカバー90aと後側泥除けカバー90bとを摺動させることにより、前側泥除けカバー90aおよび後側泥除けカバー90bとサイドロータ72との間隔部に溜まっている泥土を排出することができる。これにより、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔部に詰まった泥土によってサイドロータ72の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、泥除けカバー90の前後幅を変更することができるため、苗植付部40や走行車体2に泥土が飛散することが抑制される。この結果、掃除に要する時間と労力を軽減することができる。
図10は、泥除け回動装置および回動操作部材の説明図である。図10に示すように、泥除け回動装置95は、泥除けアクチュエータである泥除けモータ96と、回動駆動ギヤ97と、回動従動ギヤ98とを備えている。泥除けモータ96は、回動駆動ギヤ97へと回転駆動力を出力する。回動駆動ギヤ97は、泥除けモータ96に配設されており、泥除けモータ96から出力された回転駆動力によって軸まわりに回動する。回動従動ギヤ98は、泥除け回動アーム91の一端部の回動軸に配設されている。詳細には、回動従動ギヤ98は、泥除け回動アーム91の回動軸と同軸で、かつ、回動軸に対して一体的に設けられている。回動従動ギヤ98は、回動駆動ギヤ97に噛合されており、回動駆動ギヤ97の回動に連動して泥除け回動アーム91の回動軸まわりに回動する。
また、回動操作部材である回動操作ダイヤル99は、泥除けモータ96を作動させるように泥除けモータ96に電気的に接続されている。回動操作ダイヤル99は、泥除けモータ96の回転駆動量を制御しており、回動駆動ギヤ97と回動従動ギヤ98とを介して泥除け回動アーム91の回動量を制御している。すなわち、回動操作ダイヤル99によって泥除けカバー90の高さ位置を制御することができる。回動操作ダイヤル99は、苗移植機1の操縦部30(図2参照)付近に設けられており、作業者が操縦席28(図1参照)に座って作業を行っている状態で操作することが可能になっている。なお、回動操作ダイヤル99が、苗移植機1における操縦部30付近以外の別の場所に設けられている構成としてもよい。また、回動操作ダイヤル99では、回動操作ダイヤル99に回動量を示した表示部が設けられていることで、回動量制御が可視化されている。
このような構成によれば、回動操作ダイヤル99を操作して回動駆動ギヤ97や回動従動ギヤ98を回動させることにより、作業者は、泥除け回動アーム91に触れることなく泥除けカバー90の位置を変更することができる。これにより、作業者が泥除けカバー90のところまで移動して調節する必要がなくなるため、作業者の労力を軽減することができる。また、苗植付部40を昇降させる平行リンク機構52を苗植付部40の上昇に伴い移動させると、泥除けカバー90がサイドロータ72から離間することにより、泥除けカバー90とサイドロータ72との間隔部に溜まっている泥土を排出することができる。これにより、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔部に詰まった泥土によってサイドロータ72の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。
〔変形例〕
図11および図12は、実施形態に係る苗移植機の変形例の説明図である。図11に示す変形例では、泥除け部材である泥除けカバー90の前側泥除けカバー90aと後側泥除けカバー90bとが、泥除けカバー摺動装置100によって自動で摺動可能になっている。本変形例では、図9に示す構成に加えて、泥除けカバー摺動装置100として、摺動アクチュエータ(摺動モータ)101と、摺動ピニオン102と、摺動ラック103とをさらに備えている。摺動モータ101は、摺動ピニオン102へと回転駆動力を出力する。摺動ピニオン102は、摺動モータ101に配設されており、摺動モータ101から出力された回転駆動力によって軸まわりに回動する。摺動ラック103は、前側泥除けカバー90aと後側泥除けカバー90bとのそれぞれの外面の少なくとも一部に設けられている。なお、前側泥除けカバー90aおよび後側泥除けカバー90b共に、サイドロータ72と対向している面が内面であり、内面とは反対側の面が外面である。摺動ラック103は、摺動ピニオン102に噛合されており、摺動ピニオン102の回動に連動して前後方向に移動する。これにより、前側泥除けカバー90aと後側泥除けカバー90bとを、それぞれ前後方向に摺動させることができる。この場合、前側泥除けカバー90aと後側泥除けカバー90bとの双方を1つの摺動ピニオン102によって摺動駆動するように構成してもよいし、前側泥除けカバー90aと後側泥除けカバー90bとのそれぞれに摺動ピニオン102が配設される構成としてもよい。
このような変形例の構成によれば、作業者は、泥除けカバー90に触れることなく前側泥除けカバー90aと後側泥除けカバー90bとを、それぞれ前後方向へと摺動させることができる。これにより、作業者が泥除けカバー90のところまで移動して各泥除けカバー90a,90bを調節する必要がなくなるため、作業者の労力を軽減することができる。
また、図11に示す変形例では、泥除け回動アーム91に泥除けカバー90を取り付ける泥除けステー92が、上側泥除けステー92aと、下側泥除けステー92bとの2つの部材が上下方向について摺動自在に設けられて構成されている。また、上側泥除けステー92aと下側泥除けステー92bとは、泥除けステー摺動装置105によって自動で摺動可能となっている。上側泥除けステー92aは、泥除け回動アーム91から下方へと延出しており、下側泥除けステー92bは、泥除けカバー90の外面から上方へと延出している。
泥除けステー摺動装置105は、摺動アクチュエータ(摺動モータ)106と、摺動ピニオン107と、摺動ラック108とを備えている。摺動モータ106は、摺動ピニオン107へと回転駆動力を出力する。摺動ラック108は、下側泥除けステー92bにおける摺動ピニオン107と対向する面の少なくとも一部に設けられている。摺動ラック108は、摺動ピニオン107に噛合されており、摺動ピニオン107の回動に連動して上下方向に移動する。これにより、下側泥除けステー92bを、上側泥除けステー92aに対して上下方向に摺動させることができる。なお、摺動ピニオン107を上側泥除けステー92aと対向配置して、上側泥除けステー92aを、下側泥除けステー92bに対して上下方向に摺動させる構成としてもよい。
このような変形例の構成によれば、上側泥除けステー92aと下側泥除けステー92bとを摺動させることにより、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔部を広くすることができる。これにより、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔部に詰まった泥土によってサイドロータ72の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔を調整することにより、圃場の泥土の硬さにあわせて泥除けカバー90の作用位置を変更することができる。これにより、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔部に泥土が溜まることによる整地性の低下や泥土の飛散が抑制される。
また、図12に示す変形例では、泥除けカバー90の前半部が開放可能に構成されている。詳細には、泥除けカバー90は、苗移植機1の機体前側に前側回動部110を有しており、前側回動部110が、サイドロータ72の軸方向と直交する方向で、かつ、サイドロータ72から離れる向きに折曲可能になっている。また、前側回動部110は、回動アクチュエータ(回動モータ)111と、回動駆動ギヤ112と、回動従動ギヤ113とを備えている。回動モータ111は、回動駆動ギヤ112へと回転駆動力を出力する。回動駆動ギヤ112は、回動モータ111に配設されており、回動モータ111から出力された回転駆動力によって軸まわりに回動する。回動従動ギヤ113は、前側回動部110の回動軸に配設されている。詳細には、回動従動ギヤ113は、前側回動部110の回動軸と同軸で、かつ、回動軸に対して一体的に設けられている。回動従動ギヤ113は、回動駆動ギヤ112に噛合されており、回動駆動ギヤ112の回動に連動して前側回動部110の回動軸まわりに回動する。本変形例では、回動モータ111によって動駆動ギヤ112および回動従動ギヤ113を回動させることにより、前側回動部110の開放角度を制御することができる。
また、図12に示すように、本変形例では、泥除けカバー90の前側回動部110の回動姿勢を保持する姿勢保持リンク機構115を備えていてもよい。この場合、姿勢保持リンク機構115は、一端部が泥除けステー92に連結されており、他端部が泥除けカバー90の前側回動部110に連結されており、泥除けステー92と前側回動部110とに亘って配設されている。姿勢保持リンク機構115をモータなどによって駆動制御するように構成し、姿勢保持リンク機構115のみで前側回動部110の開放角度を制御するようにしてもよい。
このような変形例の構成によれば、泥除けカバー90の機体前側部分、すなわち、前側回動部110を回動自在とすることにより、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔部を広くすることができる。これにより、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔部に詰まった泥土によってサイドロータ72の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、前側回動部110の回動姿勢を姿勢保持リンク機構115によって保持することにより、サイドロータ72の掃除が容易となり、作業能率の向上や作業者の労力の軽減を図ることができる。
さらに、図12に示すように、泥除けカバー90の前半部に加えて、後半部が開放可能に構成されていてもよい。この場合、泥除けカバー90は、苗移植機1の機体後側に後側回動部120を有しており、前側回動部110と同様、後側回動部120が、サイドロータ72の軸方向と直交する方向で、かつ、サイドロータ72から離れる向きに折曲可能になっている。これにより、泥除け精度が向上し、たとえば、泥土が柔らかい場合に、後方のフロート61(サイドフロート63)に泥土が載ってしまうことが防止される。また、図示しないが、後側回動部120が、上述したような回動アクチュエータ(回動モータ)111、回動駆動ギヤ112および回動従動ギヤ113を備えている。また、図示しないが、上述したような姿勢保持リンク機構115を備えていてもよい。
このような変形例の構成によれば、泥除けカバー90の機体後側部分、すなわち、後側回動部120を回動自在とすることにより、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔部を広くすることができる。これにより、サイドロータ72と泥除けカバー90との間隔部に詰まった泥土によってサイドロータ72の作動を妨げることが防止される。この結果、圃場面の凹凸を確実に均すことができる。また、後側回動部120の回動姿勢を姿勢保持リンク機構115によって保持することにより、サイドロータ72の掃除が容易になり、作業能率の向上や作業者の労力の軽減を図ることができる。
なお、図11および図12に示す各変形例では、泥除けカバー摺動装置100、泥除けステー摺動装置105、前側回動部110および後側回動部120に、回動操作部材である回動操作ダイヤル99(図10参照)を接続し、摺動モータ101、摺動モータ106および回動モータ111の回転駆動量を制御可能に構成してもよい。これにより、作業者が泥除けカバー90や泥除けステー92のところまで移動して調節する必要がなくなるため、作業者の労力を軽減することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 苗移植機
2 走行車体
40 苗植付部
50 苗植付部昇降機構
60 植付深さ調節装置
61 フロート
62 センターフロート
63 サイドフロート
70 整地ロータ(整地装置)
71 センターロータ
72 サイドロータ
75 動力伝達機構
76 整地支持フレーム
78 ロータチェーン
79 ロータチェーンケース
80 整地回動アーム
81 整地リンクアーム
82 高さ調節穴
83 回動軸部材
90 泥除けカバー(泥除け部材)
90a 前側泥除けカバー(前側泥除け部材)
90b 後側泥除けカバー(後側泥除け部材)
91 泥除け回動アーム
92 泥除けステー
92a 上側泥除けステー
92b 下側泥除けステー
93 泥除け連動リンク(泥除け連動部材)
95 泥除け回動装置
96 泥除けモータ(泥除けアクチュエータ)
97 回動駆動ギヤ
98 回動従動ギヤ
99 回動操作ダイヤル(回動操作部材)
100 泥除けカバー摺動装置
101 摺動モータ(摺動アクチュエータ)
102 摺動ピニオン
103 摺動ラック
105 泥除けステー摺動装置
106 摺動モータ(摺動アクチュエータ)
107 摺動ピニオン
108 摺動ラック
110 前側回動部
111 回動モータ(回動アクチュエータ)
112 回動駆動ギヤ
113 回動従動ギヤ
115 姿勢保持リンク機構
120 後側回動部
130 ロータチェーンケース跡消し部材
131 穴部
135 ロータチェーンケース跡消し部材
136 係止穴
137 係止ピン
300 ローリング制御バルブ(ローリング制御系)
301 ソレノイドバルブ
302 圧力補償弁
303 送油経路
304 シャトル弁
305 中継経路
306 リリーフバルブ
310 昇降制御バルブ

Claims (8)

  1. 圃場を走行する走行車体と、
    前記走行車体の後部に積載した苗を圃場に植え付ける苗植付部と、
    前記苗植付部を昇降させる昇降リンク機構と、
    前記苗が植え付けられる圃場を整地する整地装置と、
    前記整地装置付近に配置され、該整地装置が跳ね上げる泥土の飛散抑制に作用する泥除け部材と、
    前記整地装置を機体後側から支持する整地支持フレームに、前記整地装置を支持するように回動自在に装着される整地回動アームと、
    前記整地回動アームと共通の回動支点を有し、前記泥除け部材の作用位置を変更する泥除け回動アームと、
    を備えることを特徴とする苗移植機。
  2. 前記昇降リンク機構と前記泥除け回動アームとは、泥除け連動部材で連結されており、
    前記苗植付部を上昇させると前記泥除け部材が前記整地装置から離間することを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
  3. 泥除けアクチュエータと、前記泥除けアクチュエータに配設される回動駆動ギヤと、前記泥除け回動アームの回動軸に配設される回動従動ギヤとを有して前記泥除け回動アームを回動させる泥除け回動装置を備え、前記苗植付部を上昇させると前記泥除け部材が前記整地装置から離間し、
    前記泥除けアクチュエータを作動させる回動操作部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の苗移植機。
  4. 前記泥除け部材は、前側泥除け部材と、後側泥除け部材とを備え、
    前記前側泥除け部材と前記後側泥除け部材とは、各々機体の前後方向について摺動自在に配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の苗移植機。
  5. 前記泥除け回動アームに前記泥除け部材を取り付ける泥除けステーを備え、
    前記泥除けステーは、上側泥除けステーと、下側泥除けステーとを備え、
    前記上側泥除けステーと前記下側泥除けステーとは、各々上下方向について摺動自在に配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の苗移植機。
  6. 前記泥除け部材は、前側泥除け部材と、後側泥除け部材とを備え、
    前記前側泥除け部材と前記後側泥除け部材とは、各々機体の前後方向について摺動自在に配置され、
    前記泥除けステーは、上側泥除けステーと、下側泥除けステーとを備え、
    前記上側泥除けステーと前記下側泥除けステーとは、各々上下方向について摺動自在に配置されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の苗移植機。
  7. 前記泥除け回動アームに前記泥除け部材を取り付ける泥除けステーを備え、
    前記泥除け部材は、機体前側に前側回動部を有し、前記泥除けステーと前記前側回動部とに亘って配設される姿勢保持リンク機構を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の苗移植機。
  8. 前記泥除け回動アームに前記泥除け部材を取り付ける泥除けステーを備え、
    前記泥除け部材は、機体後側に後側回動部を有し、前記泥除けステーと前記後側回動部とに亘って配設される姿勢保持リンク機構を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の苗移植機。
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