JP2016065866A - 沸騰水型原子炉のジェットポンプおよび沸騰水型原子炉 - Google Patents

沸騰水型原子炉のジェットポンプおよび沸騰水型原子炉 Download PDF

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Abstract

【課題】順流および逆流のいずれのリーク流の発生に対しても自励振動が発生しにくい沸騰水型原子炉のジェットポンプおよび沸騰水型原子炉を提供する。【解決手段】沸騰水型原子炉のジェットポンプ12は、沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内に設けられ、ライザ管に連結されるインレットミキサ管33と、このインレットミキサ管33にすべり継ぎ手40により連結されるディフューザ34とを備えて原子炉圧力容器内の冷却水を強制循環させるジェットポンプ12において、インレットミキサ管33は、下端に0≦θa<2°の勾配角の下端テーパ部42aを有する。【選択図】 図4

Description

本実施形態は、沸騰水型原子炉のジェットポンプおよび沸騰水型原子炉に関する。
沸騰水型原子炉では、炉水流量の調整に用いられる再循環系機器の1つであるジェットポンプが、原子炉圧力容器と、その内側に設置されている炉心シュラウドとの間の環状空間に、周方向に間隔をおいて複数設置されている。このジェットポンプは、主にライザ管、エルボ部、インレットミキサ管、およびディフューザから構成される。
ライザ管は原子炉圧力容器壁に溶接されたライザブレースにより固定されており、ディフューザは、その下端で円環状のポンプデッキに固定されている。インレットミキサ管は、ライザ管に固定されたライザブラケットにおいて、ウェッジ(くさび)及びセットスクリューによって支持されており、インレットミキサ管の下部ではディフューザ上部とすべり継手により結合されている。
すべり継手は、熱膨張の吸収やジェットポンプ設置時の調整し流路確保のためにわずかな間隙(間隙流路)を設けてあり、ポンプ内の圧送圧力により間隙から漏れるリーク流が生じる。
このリーク流は、原子力発電プラントの出力増加によって炉心流量が増加する場合に、流量が増大する。また、炉心流量が増加しなくとも、長期間の運転によるディフューザ内周面へのクラッド付着によるディフューザの圧力損失の増加や、経年変化による炉心圧力損失が増大した場合にもリーク流は増大する。
リーク流の流量が増大していくと、ある限界値を超えた時点で不安定状態となり、自励振動と呼ばれる大振幅を伴う振動がジェットポンプに発生する可能性がある。このような特異的な自励振動は通常の運転状態では生じないように設計する必要がある。
例えば、ジェットポンプの振動振幅は微少であるがジェットポンプ内部の流れの乱れによるランダム振動が発生している。このランダム振動は、ジェットポンプ本体に損傷を与えるものではないものの、長期間さらされるとインレットミキサ管をライザ管に固定させるウェッジやセットスクリューとライザブラケットの間で摺動摩耗する。摺動摩耗が進行すると、インレットミキサ管の支持性能が喪失し剛性が低下する。このため、すべり継手のリーク流による自励振動が発生する流量の限界値が低下し、自励振動が発生し易い状況となる。
そこで、ライザ管に固定されるライザブラケットに調整ウェッジを設け、インレットミキサ管を支持させるウェッジやセットスクリューとライザブラケットの間での摩耗や振動を低減する処置などがとられている。
この他にも、リーク流による自励振動の発生原因を改善することや、インレット管の支持部を増やして剛性を高めることで自励振動を抑制する技術も知られている。
リーク流による自励振動を発生しにくくする方法の一つとして、すべり継手の間隙形状を、リーク流方向に対して先細り型として安定な流路形状とする方法が考えられる。流れに対して先細り型となるリーク流の流路の形状は、自励振動を発生しにくくする効果がある。
特開2010−242581号公報
しかし、原子力プラントの運転状況によっては、すべり継手のリーク流がジェットポンプ外側から内側へ向かう逆流となり得る。逆流のリーク流は、例えば炉心流量が減少する際や、原子炉再循環ポンプ1台で運転される片肺運転を行なう場合等に発生し得る。リーク流が逆流する場合、順流のリーク流に対して先細りに形成された流路形状は、逆流に対しては末広がりとなるため、自励振動の発生を抑制できない。
また、BWRの型式によって、リーク流が順流では自励振動が起こり難く逆流では起こりやすいものや、逆流では自励振動が起こり難く順流では起こりやすいものも存在することが分かってきた。推測される要因としては、BWRの型式によってリーク流の流路形状が異なる場合があることや、プラントによって運転時の出力範囲が異なること等が挙げられる。したがって、例えば、従来からリーク流が順流の場合のみジェットポンプの自励振動が起こりやすいプラントでは、逆流のリーク流で自励振動が起こり難い特性を損なうことなく、順流のリーク流での自励振動の発生を抑制できる技術が求められている。
本実施形態では上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、順流ないし逆流のリーク流に対して、自励振動が発生しにくい沸騰水型原子炉のジェットポンプおよび沸騰水型原子炉を提供することを目的とする。
本実施形態にかかる沸騰水型原子炉のジェットポンプは、沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内に設けられ、ライザ管に連結されるインレットミキサ管と、このインレットミキサ管にすべり継ぎ手により連結されるディフューザとを備えて原子炉圧力容器内の冷却水を強制循環させるジェットポンプにおいて、前記インレットミキサ管は、下端に0≦θ<2°の勾配角の下端テーパ部を有する。
本発明の実施形態により、リーク流が順流および逆流のいずれの場合でも自励振動が発生しにくい沸騰水型原子炉のジェットポンプが提供される。
沸騰水型原子炉(BWR)の縦断面構造を示す構成図。 BWRの原子炉圧力容器内に設けられるジェットポンプの実施形態を示す構成図。 図2のI−I線に沿う平断面図。 第1の実施形態に係る沸騰水型原子炉のジェットポンプのインレットミキサ管とディフューザとの嵌め合い部を示す縦断面図。 逆流のリーク流を発生させた場合の下端テーパ部の中心軸に対する勾配角と自励振動発生の限界流量との関係を示す図。 第1の実施形態に係る沸騰水型原子炉のジェットポンプのインレットミキサ管とディフューザとの嵌め合い部の変形例の縦断面図。 第2の実施形態に係る沸騰水型原子炉のジェットポンプのすべり継手部分を示す上面断面図。
以下、本実施形態を添付図面に基づいて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、実施形態を示す沸騰水型原子炉(BWR)10の縦断面図であり、図2は、BWR10のダウンカマ部11に設けられるジェットポンプ12を示す概要図である。
BWR10は、原子炉圧力容器13内に炉心15が設けられ、この炉心15を囲む炉心シュラウド16と原子炉圧力容器13との間にスリーブ状あるいは環状のダウンカマ部11が形成される。このダウンカマ部11には複数台のジェットポンプ12が周方向に沿って設けられ、このジェットポンプ12により原子炉圧力容器13内の一次冷却水を炉心下部プレナム17から炉心15内に強制循環させるようになっている。符号37は炉心シュラウド16を支持するポンプデッキ37である。
炉心15の上方には炉心上部プレナム18を覆うシュラウドヘッド20が設けられ、シュラウドヘッド20の上方に気水分離器21がスタンドパイプ22を介して設けられる。気水分離器21の上方には蒸気乾燥器24が設けられ、気水分離器21で気水分離された蒸気を乾燥させ、主蒸気として主蒸気系を通して図示しない蒸気タービンに供給し、蒸気タービンを駆動させている。
一方、原子炉圧力容器13の外側には原子炉再循環系25が2系統設けられる。この原子炉再循環系25は、原子炉圧力容器13内の一次冷却材を、外部ポンプである原子炉再循環ポンプ26によりジェットポンプ12を介して炉心15へ強制循環させ、炉心15で発生した熱を取り出すようになっている。原子炉再循環系25は原子炉再循環ポンプ26のポンプ速度を制御して炉心15への冷却材供給流量を変化させ、炉熱出力(発生蒸気量)を制御している。
ジェットポンプ12は、原子炉圧力容器13内のダウンカマ部11に複数台、例えば16台あるいは20台配置される。ジェットポンプ12を炉心15の外側に周方向に沿って複数台配置することで、原子炉圧力容器13内の冷却材を強制循環させている。
ジェットポンプ12の駆動流体は、外部ポンプとしての原子炉再循環ポンプ26の吐出流である。この駆動流体は、原子炉圧力容器13内下方のダウンカマ部11から吸込管28を経て原子炉再循環ポンプ26に導かれ、昇圧される。原子炉再循環ポンプ26で昇圧された駆動流体は吐出管29を通りヘッダ配管(図示せず)で複数に分岐され、各ジェットポンプ12に導かれる。
また、原子炉再循環ポンプ26は、冷却材である炉水を循環させる機能を持ち、原子炉再循環ポンプ26から吐出された炉水(駆動流体)は、吐出管29を通して原子炉圧力容器13内部のジェットポンプ12のライザ管31へと流れ、さらにエルボ部32で反転してインレットノズル35に案内される。インレットノズル35では周囲の炉水(被駆動流体)を巻き込みながらインレットミキサ管33に導きディフューザ34から吐出されて炉心下部プレナム17から炉心15に送られる。
ジェットポンプ12は、図2に示すように、再循環入口ノズル30からダウンカマ部11(図1)に立ち上がるライザ管31と、このライザ管31の頂部に設けられた180度ベンドのエルボ部32と、このエルボ部32の下流側に設置されたインレットミキサ管33と、インレットミキサ管33の下流側に設けられたディフューザ34とから主に構成される。エルボ部32は、ライザ管31を上昇する駆動流体を左右両側に分岐させてそれぞれ反転させ、インレットノズル35に案内している。
他方、ジェットポンプ12は、180度ベントのエルボ部32に接続されるインレットノズル35と、このインレットノズル35から噴射される駆動流体により巻き込まれる被駆動流体(吸込流体)を案内するベルマウス36からの駆動流体と被駆動流体を混合させるインレットミキサ管33と、インレットミキサ管33の下流側に接続されるディフューザ34とを備える。ディフューザ34は、その下端でポンプデッキ37(図1)に固定される。
ジェットポンプ12は、エルボ部32の入口部およびディフューザ34には機械的な嵌め合い部39,40が設けられ、この嵌め合い部39,40により一体構造を成しているエルボ部32およびインレットノズル35、ベルマウス36、インレットミキサ管33を取外し可能に構成している。
一方、インレットミキサ管33の下端部はディフューザ34の上部に挿入されて嵌め合され、すべり継手40として構成される。
すべり継手40において、インレットミキサ管33とディフューザ34との間には、実質的にインレットミキサ管33および(または)ディフューザ34の中心軸Cの方向に延びる僅かな間隙41ができる。
ここで、図3は、図2のI−I断面に沿う平断面図である。
また、ジェットポンプ12のライザ管31は、原子炉圧力容器13の内周壁に溶接されたライザブレース43に固定支持される。このライザ管31の両側にはインレットミキサ管33を取り付けるライザブラケット44が図3に示すように固定される。このライザブラケット44にインレットミキサ管33がウェッジ45およびセットスクリュー46により3点支持され、固定される。
インレットミキサ管33の下端部には膨出部が形成される一方、インレットミキサ管33の下部は、図4に示すように、ディフューザ34の上部に嵌め合されてすべり継手40が構成される。すべり継手40は、熱膨張の吸収や設置時の調整しろの確保のために1mm以下の僅かな間隙(間隙流路41)が設けられる。間隙流路41の下端、すなわちインレットミキサ管33の下端には、一般にディフューザ34への挿入のしやすさの観点からテーパがつけられる。
通常運転時には、間隙流路41には、ジェットポンプ12内の流体圧送圧力により、ジェットポンプ12の全体流量の0.1%程度あるいはそれ以下の順流のリーク流Aが生じる。また、原子力プラントおよびその運転方法によっては、まれに、順流のリーク流Aとは逆に、ジェットポンプ12の外部から内部へ流入する逆流のリーク流Bが生じることもある。
ところで、一般に流体による付加減衰は、流体の流体慣性(力)と流路抵抗の関係で決められる。流体による付加減衰が正の場合には、自励振動は生じない。
付加減衰は、流体の流方向に対して先細り型の流路形状の場合に、正の減衰力として作用する。
よって、インレットミキサ管33の下端につけられるテーパは順流に対して先細り型流路となるので、順流のリーク流Aの付加減衰は振動に対して正の減衰力として作用する。
しかし、逆に流方向の下流側に漸次拡開する拡大型間隙流路形状を構成する場合には、リーク流の付加減衰は、負の減衰力となり得る。
よって、間隙流路41に逆流のリーク流Bが発生すると、テーパは、逆にジェットポンプ12の振動に負の減衰力を付与する要因になりうる。
第1の実施形態では、リーク流が逆流のリーク流Bである場合でも自励振動の発生を防止するため、図4に示すように、インレットミキサ管33は、下端に0≦θ<2°の勾配角の下端テーパ部42aを有する。
下端テーパ部42aを勾配角θが2°以下の場合、逆流のリーク流Bに対して下端テーパ部42aは末広がりの形状となるものの、後述する図5に示されるように、自励振動が発生しにくくなる。
また、インレットミキサ管33のすべり継手40における最大外径部49の中心軸方向の長さL(以下、「最大外径部長L」という)に対する下端テーパ部42aの中心軸方向の長さL(以下、「下端テーパ長L」という)の比を0.4以下とすることでも自励振動が発生しにくくなる。
ここで、図5は、逆流のリーク流Bを発生させた場合の、下端テーパ部42aの中心軸Cに対する勾配角θと自励振動発生の限界流量との関係を示す図である。
グラフは、最大外径部長Lに対する下端テーパ長Lの長さ比L/Lをパラメータにして、下端テーパ部42aの中心軸Cに対する勾配角θを変化させた場合の、リーク流が逆流のときの限界流量を理論解析により予測したものである。
グラフの縦軸は、既存形状の場合の限界流量で規格化して示している。
なお、リーク流が順流のときに勾配角θを変化させた場合も図5と同様である。
図5から、最大外径部長Lと下端テーパ長Lとの長さ比L/Lを既存のままとして勾配角θを変化させると、θが2°以下のとき発生限界流量が既存形状の場合よりも大きくなることがわかる。
つまり、逆流のリーク流に対して末広がりの流路形状となる場合であっても、0≦θ<2°の範囲においては、自励振動の発生限界流量が向上して、自励振動が発生しにくくなることがわかる。特に、1°以下では発生限界流量の増大が顕著であることから、0≦θ≦1°であるとより好ましい。
また、長さ比L/Lを変化させると、この長さ比L/Lが0.4以下となると、勾配角θによらず発生限界流量が既存形状の場合よりも大きくなることがわかる。
つまり、0<L/L≦0.4の範囲では、自励振動が発生しにくくなることがわかる。すなわち、中心軸方向の長さの上限が規定されているすべり継手40において、最大外径部長Lを下端テーパ長Lに対してできるだけ長くとることで、インレットミキサ管33の振動の自由度を低下させることで、自励振動が発生しにくくなることがわかる。
また、インレットミキサ管33のすべり継手40における上端部には、下端テーパ部42aとは逆向きに先細るテーパ(以下、「上端テーパ部42b」という)が設けられているのが一般的である。
上端テーパ部42bは、すべり継手40内のインレットミキサ管33の上端縁部分に設けることに限らず、インレットミキサ管33の下端部を含まなければすべり継手40の高さ方向の中間位置に位置することもある。
また、上端テーパ部42bは、上記の範囲の勾配角θαを有する下端テーパ部42aを有するインレットミキサ管33だけでなく、この下端テーパ部42aを有しないインレットミキサ管33に設けてもよい。下端テーパ部42aを有しないインレットミキサ管33に上端テーパ部42bを設ける場合には、上端テーパ部42bの下端がインレットミキサ管33の下端に一致しないように構成する。
上述のように、上端テーパ部42bは、中心軸Cに沿って下端テーパ部42aとは逆向きの傾斜を有し、下端テーパ部42aとは逆向きに先細る間隙流路41を形成する。
すなわち、上端テーパ部42bの表面形状は、上端テーパ部42bにおける上端が下端よりも広い間隙流路41となる形状となる。
順流の自励振動をも考慮する場合、図6に示すように、上端テーパ部42bの勾配角θを0≦θ<2°とする。
勾配角θを2°以下とすることで、上端テーパ部42bが順流のリーク流Aに対して末広がりになるものの、勾配角θの決定と同様の理由で、自励振動が発生しにくくなる。
また、インレットミキサ管33のすべり継手40における最大外径部長Lに対する上端テーパ部42bの中心軸方向の長さL(以下、「上端テーパ長L」という)の長さ比L/Lが0.4以下とするのが望ましく、さらに0.25以下であることがより望ましい。
よって、上端テーパ部42bの形状を0≦θ<2°とする、または0<L/L≦0.4とすることの少なくともいずれかを満足させることで、順流の場合でも自励振動が発生しにくくなることが分かる。
(第1の実施形態の効果)
第1の実施形態によれば、下端テーパ部42aを上述した形状とすることで、リーク流が逆流の場合に、自励振動を発生しにくくすることができる。
また、上端テーパ部42bを上述した形状とすることで、リーク流が順流の場合に、従来に比べて自励振動を発生しにくくすることができる。
すべり継手40におけるリーク流の方向は、原子力プラントの運転形態に依存するため、対象となる原子力プラントでの運転形態によりリーク流が順流Aおよび逆流Bのいずれか一方のみであると想定される場合には、上述のような角度を有する下端テーパ部42aおよび上端テーパ部42bのいずれかののみを設ける構成としても本実施形態の作用効果を奏することができる。
なお、すべり継手40において順流Aおよび逆流Bのいずれの発生も想定しうる原子力プラントについては、下端テーパ部42aおよび上端テーパ部42bのいずれも設けておくことが望ましい。
上述のそれぞれの効果によって、順流および逆流のいずれのリーク流A,Bの発生に対しても自励振動が発生しにくいジェットポンプとすることができる。
ここで、本実施形態においては下端テーパ部42aと上端テーパ部42bのそれぞれの勾配を2°未満(より好ましくは1°以下)とするものとして説明したが、順流および逆流の何れかのみについて自励振動の発生を抑制したい場合は、下端テーパ部42aと上端テーパ部42bの何れかのみの勾配を2°未満(より好ましくは1°以下)としてもよい。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について、図7を参照して説明する。第2の実施形態を説明するに当り、沸騰水型原子炉10の全体的構成は、図1および図2に示すBWRと異ならないので、同じ構成には、同一符号を付して重複説明を簡略化する。
図7は、BWR10に適用されるジェットポンプ12の第2の実施形態を示す上面断面図である。
図7は、すべり継手40の水平断面、すなわちインレットミキサ管33の中心軸Cに垂直な平面による断面を示す図である。
第2の実施形態のジェットポンプ12は、第1の実施形態と同様に、インレットミキサ管33とディフューザ34との結合部に設けられるすべり継手40と、から構成される。
図7において、ディフューザ34の内周面は楕円形状となっており、ディフューザ34の内周面とインレットミキサ管33との2つの接触点PCが短軸を構成し、中心軸Cを通りこの短軸に垂直な直線が長軸を構成している。
また、第2の実施形態にかかるジェットポンプ12は、第1の実施形態と同様に、インレットミキサ管33に下端テーパ部42aおよび上端テーパ部42bを備えたものである。
また、最大外径部長Lに対する下端テーパ長L、上端テーパ長Lの範囲、下端テーパ部42aの勾配角θおよび上端テーパ部42bの勾配角θの範囲も第の1実施形態と同様である。
一方、第2の実施形態では、最大外径部49の外周面およびディフューザ34の内周面の少なくとも一方の水平断面における形状は非真円である。
つまり、最大外径部49の外周面とディフューザ34の内周面とによって形成される間隙流路41の流路幅Hが外周面の周方向に沿って変化している。
そして、インレットミキサ管33を非真円にする場合は、この非真円な形状の長径部で、ディフューザ34に接触点CPをもって設置される。
また、インレットミキサ管33を非真円にする場合は、この非真円な形状の短径部で、ディフューザ34に接触点CPをもって設置される。
この接触点CPは施工時には例えば1点のみあり、ジェットポンプ12の稼働時にインレットミキサ管33またはディフューザ34の熱膨張によって複数点となってもよい。
(第2の実施形態の効果)
インレットミキサ管33がディフューザ34と接触点CPを有すると、接触により振動に対してインレットミキサ管33はディフューザ34と機械的接触を保って構造的な減衰力を受ける。
つまり、接触点CPにより、ディフューザ34にインレットミキサ管33を固定する効果に加え、機械的接触により振動する際の抵抗力となって振動抑制の効果も発揮する。また、所定の接触点CPで接触させることで、インレットミキサ管33の設置姿勢を容易に固定できて、インレットミキサ管33の施工も容易となる。
よって、第1実施形態の効果と同様に、自励振動に対する余裕度が向上させ、自励振動を発生しにくくすることができる。
インレットミキサ管33を接触させない場合にも流体による正の減衰力効果により抑制されるが、接触させるとさらに機械的接触により構造による正の減衰力が加わり抑制効果が一層向上する。さらに接触点CPでディフューザ34に横荷重が加わると、それがディフューザ34の振動する際の抵抗力となって振動振幅を小さくさせる効果がある。
以上述べた実施形態の少なくとも1つのジェットポンプ12によれば、間隙流路41を形成するインレットミキサ管33の詳細な形状を特定することで、順流および逆流のいずれのリーク流A,Bに対しても自励振動を発生しにくくすることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。
これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…沸騰水型原子炉、11…ダウンカマ部、12…ジェットポンプ、13…原子炉圧力容器、15…炉心、16…炉心シュラウド、17…炉心下部プレナム、18…炉心上部プレナム、20…シュラウドヘッド、21…気水分離器、22…スタンドパイプ、24…蒸気乾燥器、25…原子炉再循環系、26…原子炉再循環ポンプ、28…吸込管、29…吐出管、30…再循環入口ノズル、31…ライザ管、32…エルボ部、33…インレットミキサ管、34…ディフューザ、35…インレットノズル、36…ベルマウス、37…ポンプデッキ、39…嵌め合い部、40…継手(嵌め合い部)、41…間隙流路、42a…下端テーパ部、42b…上端テーパ部、43…ライザブレース、44…ライザブラケット、45…ウェッジ、46…セットスクリュー、48…拡大型間隙流路、49…最大外径部、A…リーク流、B…リーク流、C…中心軸、CP…接触点、H…流路幅、L…下端テーパ長、L…上端テーパ長、L…最大外径部長、θ…下端テーパ部の勾配角、θ…上端テーパ部の勾配角。

Claims (9)

  1. 沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内に設けられ、ライザ管に連結されるインレットミキサ管と、このインレットミキサ管にすべり継ぎ手により連結されるディフューザとを備えて原子炉圧力容器内の冷却水を強制循環させるジェットポンプにおいて、
    前記インレットミキサ管は、下端に0≦θ<2°の勾配角の下端テーパ部を有することを特徴とする沸騰水型原子炉のジェットポンプ。
  2. 沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内に設けられ、ライザ管に連結されるインレットミキサ管と、このインレットミキサ管にすべり継ぎ手により連結されるディフューザとを備えて原子炉圧力容器内の冷却水を強制循環させるジェットポンプにおいて、前記インレットミキサ管は、前記すべり継手における上端部に0≦θ<2°の勾配角の上端テーパ部を有することを特徴とする沸騰水型原子炉のジェットポンプ。
  3. 前記インレットミキサ管の前記すべり継手における最大外径部の中心軸方向の長さに対する前記下端テーパ部の前記中心軸方向の長さ比が0.4以下である請求項1に記載の沸騰水型原子炉のジェットポンプ。
  4. 前記インレットミキサ管の前記すべり継手における最大外径部の中心軸方向の長さに対する前記上端テーパ部の前記中心軸方向の長さ比が0.4以下となる請求項2に記載の沸騰水型原子炉のジェットポンプ。
  5. 前記最大外径部の外周面および前記ディフューザの内周面の少なくとも一方の水平断面における形状は非真円であり、
    前記外周面と前記ディフューザの内周面とによって形成される間隙流路の流路幅が、前記外周面の周方向に沿って変化する請求項3または請求項4に記載の沸騰水型原子炉のジェットポンプ。
  6. 前記非真円な前記内周面の水平断面は、楕円形状をしている請求項5に記載の沸騰水型原子炉のジェットポンプ。
  7. 前記ディフューザは、前記インレットミキサ管と接触点を有する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の沸騰水型原子炉のジェットポンプ。
  8. 沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器内に設けられ、ライザ管に連結されるインレットミキサ管と、このインレットミキサ管にすべり継ぎ手により連結されるディフューザとを備えて原子炉圧力容器内の冷却水を強制循環させるジェットポンプにおいて、
    前記インレットミキサ管は、下端に0≦θ≦1°の勾配角の下端テーパ部を有し、また、
    前記インレットミキサ管は、前記すべり継手における上端部に0≦θ≦1°の勾配角の上端テーパ部を有し、前記インレットミキサ管の前記すべり継手における最大外径部の中心軸方向の長さに対する前記下端テーパ部の前記中心軸方向の長さ比が0.4以下であり、前記インレットミキサ管の前記すべり継手における最大外径部の前記中心軸方向の長さに対する前記上端テーパ部の前記中心軸方向の長さ比が0.4以下であることを特徴とする沸騰水型原子炉のジェットポンプ。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のジェットポンプを備える沸騰水型原子炉。
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