JP2016065416A - 接合部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付け手間を軽減できる接合部材を提供すること。
【解決手段】接合部材10は、横架部材20と横架部材30とを接合する。この接合部材10は、横架部材20の取付面20Aに取り付けられる板状の取付部11と、この取付部11から取付部11に交差して延びて、横架部材30が取り付けられる板状の支持部12と、を備える。横架部材20には、貫通孔21およびダボ穴22が形成され、取付部11には、貫通孔40が形成されるとともに、立上がり部41が立設され、取付部11と横架部材20とは、取付部11の貫通孔40および横架部材20の貫通孔21に挿通されたボルト23により接合され、取付部11の立上がり部41は、横架部材20のダボ穴22に挿入される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、木造建物の部材同士を接合する接合部材に関する。
従来より、木造家屋の軸組工法が知られている。この軸組工法では、柱部材同士、柱部材と横架部材、あるいは横架部材同士など、部材同士を固定するために、接合金物が用いられる場合がある。
この連結金具は、例えば、第一金属板とこの第一金属板に略垂直に延びる第二金属板とを備える(例えば、特許文献1の図3参照)。
また、この接合金物を用いて柱部材と横架部材とを連結する場合、施工手順は、例えば以下のようになる。まず、柱部材を建て込んで、この柱部材の側面に取付板部を複数本のボルトで固定する。一方、横架部材の端面には、接合金物の第二金属板が挿入されるスリットを形成しておく。次に、横架部材をクレーンなどの揚重機で吊り上げて、この横架部材のスリットに接合金物の第二金属板を挿入する。その後、横架部材の位置を微調整して、位置決めを行った後、この横架部材を第二金属板にピンで固定する。これにより、接合金物を介して柱部材と横架部材とが連結される。
特開2008−215057号公報
しかしながら、以上の接合金物では、柱部材の側面に複数の貫通孔を設けておき、これら複数の貫通孔にボルトを挿通して、これらボルトにより第一金属板を固定する。したがって、接合金物の取り付けに手間がかかる、という問題があった。
本発明は、取付け手間を軽減できる接合部材を提供することを目的とする。
請求項1に記載の接合部材(例えば、後述の接合部材10)は、一対の部材(例えば、後述の横架部材20、30)同士を接合する接合部材であって、一方の部材(例えば、後述の横架部材20)の側面(例えば、後述の取付面20A)に取り付けられる板状の取付部(例えば、後述の取付部11)と、当該取付部から当該取付部に交差して延びて、他方の部材例えば、後述の横架部材30)が取り付けられる板状の支持部(例えば、後述の支持部12)と、を備え、前記一方の部材には、貫通孔(例えば、後述の貫通孔21)および穴(例えば、後述のダボ穴22)が形成され、前記取付部には、貫通孔(例えば、後述の貫通孔40)が形成されるとともに、立上がり部(例えば、後述の立上がり部41)が立設され、前記取付部と前記一方の部材とは、前記取付部の貫通孔および前記一方の部材の貫通孔に挿通されたボルト(例えば、後述のボルト23)により接合され、前記取付部の立上がり部は、前記一方の部材の穴に挿入されることを特徴とする。
この発明によれば、接合部材の取付部および一方の部材のそれぞれに貫通孔を1つ形成しておき、取付部と一方の部材とを、これら取付部の貫通孔および一方の部材の貫通孔に挿通した1本のボルトにより接合する。
このとき、取付部に立上がり部を設けるとともに、一方の部材に穴を形成しておき、立上がり部をこの穴に挿入して係止する。これにより、接合部材が一方の部材に対して回転したり横ずれしたりするのを防止して、接合部材の一方の部材に対する姿勢を固定できる。
したがって、一方の部材と接合部材とを1本のボルトで確実に固定できるから、従来のような複数のボルトが不要となり、接合部材の取付け手間を軽減できる。
また、接合部材に一方の部材に対してずれる方向に力が加わっても、この接合部材は一方の部材にボルトで接合されているだけでなく、立上がり部が穴に係合しているので、接合部材が一方の部材に対してずれるのをより確実に防止できるうえに、接合強度を向上できる。
また、立上がり部を一方の部材の穴に挿入するだけで、取付部を位置決めできるから、接合部材の取付けが容易になる。
請求項2に記載の接合部材は、前記一方の部材に形成される穴、および、前記取付部に形成されて当該穴に挿入される立上がり部は、複数であることを特徴とする。
この発明によれば、一方の部材に形成される穴と、この穴に挿入される立上がり部と、を複数とした。よって、取付部と一方の部材との接点が少なくとも三箇所となるので、取付部の姿勢が1つに定まることになる。よって、取付部を逆向きに取り付けるといった施工ミスを防止できる。
請求項3に記載の接合部材は、前記穴は、円形状であり、前記立上がり部は、バーリング加工により環状に形成されることを特徴とする。
この発明によれば、立上がり部をバーリング加工により形成したので、立上がり部を容易に形成できる。
請求項4に記載の接合部材は、前記他方の部材には、前記支持部が挿入されるスリット(例えば、後述のスリット31)が形成され、前記支持部の両側面には、凸部(例えば、後述の凸部54)が設けられることを特徴とする。
この発明によれば、支持部の両側面に凸部を設けたので、支持部がスリットに挿入された際、この凸部がスリットの内壁面を摺動するから、支持部がスリットの内部でがたつくのを防止できる。
請求項5に記載の接合部材は、前記支持部は、当該取付部の長さ方向の略中央に位置する板状の支持部本体(例えば、後述の支持部本体50)と、前記取付部の長さ方向の略中央からずれた位置より延びて前記支持部本体に至る板状の延出部(例えば、後述の延出部51)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、支持部本体を取付部の長さ方向の略中央に位置させておき、延出部を取付部の長さ方向の略中央からずれた位置より延ばして、この支持部本体に連結した。よって、取付部の一方の部材に当接する部分の長さを大きく確保できるから、取付部の支圧面積が増大し、部材間で応力をより確実に伝達できるうえに、接合強度を向上できる。また、立上がり部を一方の部材の穴に挿入するだけで、取付部を位置決めできるから、接合部材の取付けが容易になる。
本発明によれば、接合部材の取付部および一方の部材のそれぞれに貫通孔を1つ形成しておき、取付部と一方の部材とを、これら取付部の貫通孔および一方の部材の貫通孔に挿通した1本のボルトにより接合する。このとき、取付部に立上がり部を設けるとともに、一方の部材に穴を形成しておき、立上がり部をこの穴に挿入して係止する。これにより、接合部材が一方の部材に対して回転したり横ずれしたりするのを防止して、接合部材の一方の部材に対する姿勢を固定できる。したがって、一方の部材と接合部材とを1本のボルトで確実に固定できるから、従来のような複数のボルトが不要となり、接合部材の取付け手間を軽減できる。また、接合部材に一方の部材に対してずれる方向に力が加わっても、この接合部材は一方の部材にボルトで接合されているだけでなく、立上がり部が穴に係合しているので、接合部材が一方の部材に対してずれるのをより確実に防止できる。
本発明の一実施形態に係る接合部材が適用された木造家屋の横架部材同士の接合部の斜視図である。 前記実施形態に係る接合部材を正面側から視た斜視図である。 前記実施形態に係る接合部材の平面図である。 前記実施形態に係る接合部材を背面側から視た斜視図である。 前記実施形態に係る一方の横架部材の斜視図である。 前記実施形態に係る他方の横架部材を背面側から視た斜視図である。 前記実施形態に係る接合部材を用いて横架部材同士を接合する手順を説明するための斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る接合部材10が適用された木造家屋1の横架部材20と横架部材30との接合部の斜視図である。
接合部材10は、略水平に延びる横架部材20と、この横架部材20に略直交しかつ略水平に延びる横架部材30と、を接合するものである。ここで、横架部材20、30とは、例えば、木造軸組構造の大梁、小梁、母屋、棟木、軒桁などの部材である。
図2は、接合部材10を正面側から視た斜視図である。図3は、接合部材10の平面図である。図4は、接合部材10を背面側から視た斜視図である。
接合部材10は、横架部材20の側面に取り付けられる矩形板状の取付部11と、この取付部11からこの取付部11に交差して延びて横架部材30が取り付けられる板状の支持部12と、を備える。
ここで、支持部12の中心軸を直線Aで示す。
また、取付部11の長さ寸法をLとし、この取付部11の長さ方向の略中央を、直線Bで示す。この直線Bは直線Aと交わって略直交している。
また、取付部11の略中央である直線Bから長さ方向一端側寄りに所定距離だけ離れた位置を、直線Cで示し、この取付部11のうち横架部材20に当接する部分の長さ寸法を、つまり、取付部11の他端縁から直線Cまでの寸法を、Lとする。
取付部11には、略中央である直線B上に貫通孔40が形成されている。この貫通孔40の周囲は、リブ加工により内側つまり支持部12側に膨出している。
また、取付部11の略中央である直線B上には、貫通孔40を上下に挟んで、一対の立上がり部41が立設されている。
一対の立上がり部41は、それぞれ、バーリング加工により、取付部11の外側に向かって突出して環状に形成されている。
支持部12は、取付部11の長さ方向の略中央(つまり直線B上)に位置する略矩形板状の支持部本体50と、取付部11の略中央からずれた位置(つまり直線C上)より延びて支持部本体50に至る板状の上下一対の延出部51と、を備える。
支持部本体50は、取付部11に略垂直である。
また、この支持部本体50には、上下一対の貫通孔52A、52Bが形成されている。
支持部本体50には、上側の貫通孔52Aからこの支持部本体50の上端縁に至る切欠き53が形成されている。
さらに、支持部本体50の両側面には、凸部54が設けられている。
各延出部51は、図3に示すように、取付部11の略中央である直線Bからずれた直線Cの位置より取付部11に対して略垂直に延びて、その後、支持部本体50に向かって傾斜して延びている。
図5は、横架部材20の斜視図である。
横架部材20は、断面矩形状の長尺状である。この横架部材20の接合部材10が取り付けられる側面を取付面20Aとし、取付面20Aの背中合わせとなる側面を背面20Bとする。
この横架部材20には、取付面20Aから背面20Bに至る貫通孔21が形成されている。
また、横架部材20の取付面20Aには、貫通孔21を上下に挟んで、円形状の一対のダボ穴22が形成されている。
図1に戻って、横架部材20の貫通孔21には、横架部材20の背面20B側からボルト23が挿入されて、このボルト23は、取付部11の貫通孔40を通って、この取付部11から突出している。この突出したボルト23の先端には、ナット24が締付けられている。
また、このとき、取付部11の一対の立上がり部41は、ダボ穴22に挿入されて嵌合している。
これにより、取付部11は、横架部材20に固定される。
図6は、横架部材30を背面側から視た斜視図である。
横架部材30は、断面矩形状の長尺材である。接合部材10が取り付けられる横架部材30の端面を取付面30Aとし、この取付面30Aの水平方向に隣り合う2つの側面を側面30B、30Cとする。
横架部材30の取付面30Aには、略鉛直に延びて横架部材30の上面から下面に至るスリット31が形成されている。
このスリット31は、接合部材10の取付部11が収納される取付部収納部32と、接合部材10の延出部51が収納される延出部収納部33と、接合部材10の支持部本体50が収納される支持部本体収納部34と、を備える。
延出部収納部33は、取付部収納部32からさらに深く(つまり横架部材30の長さ方向中央部側に向かって)、かつ深くなるに従って幅が狭くなるように形成されている。接合部材10に横架部材30を取り付けた状態では、延出部51は、この延出部収納部33の内壁面に当接した状態となる(図1参照)。
支持部本体収納部34は、延出部収納部33からさらに深く(つまり横架部材30の長さ方向中央部側に向かって)形成されている。
また、横架部材30には、側面30Bから、支持部本体収納部34を貫通して、側面30Cに至る上下一対の貫通孔35A、35Bが形成されている。
図1に戻って、一対の貫通孔35A、35Bには、それぞれ、側面30B側からドリフトピン36が挿入されて、このドリフトピン36は、支持部本体50の貫通孔52A、52Bを通って、側面30Cに到達している。このドリフトピン36は、先端側がわずかに尖った略円柱形状である。ドリフトピン36の基端面は、側面30Bと面一となっており、ドリフトピン36の先端面は、側面30Cと面一となっている。これにより、横架部材30は、支持部12に固定されている。
以上の接合部材10を用いて横架部材20に横架部材30を接合する手順を、図7を参照しながら説明する。
まず、ステップ1では、横架部材20をクレーンなどの揚重機で吊り上げて建て込む。
次に、ステップ2では、接合部材10の取付部11の一対の立上がり部41をダボ穴22に嵌合し、この状態で、ボルト23およびナット24を取付けて、接合部材10の取付部11を横架部材20の取付面20Aに固定する。
次に、ステップ3では、横架部材30をクレーンなどの揚重機で吊り上げて、この横架部材30のスリット31を、接合部材10の支持部12に上方から嵌め込む。
このとき、支持部12がスリット31に挿入されるので、支持部本体50の両側面の凸部54は、スリット31の内壁面を摺動する。
次に、ドリフトピン36を用いて、横架部材30を接合部材10の支持部12に固定する。これにより、接合部材10を介して横架部材20と横架部材30とが接合される。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)接合部材10の取付部11および横架部材20のそれぞれに1つの貫通孔40、21を設けておき、取付部11と横架部材20とを、これら貫通孔40、21に挿通したボルト23およびナット24により固定する。
このとき、取付部11に立上がり部41を設けるとともに、横架部材20にダボ穴22を形成しておき、取付部11の立上がり部41をこのダボ穴22に挿入して係止する。これにより、接合部材10が横架部材20に対して回転したり横ずれしたりするのを防止して、接合部材10の横架部材20に対する姿勢を固定できる。
したがって、横架部材20と接合部材10とを1組のボルト23およびナット24で確実に固定できるから、従来のような複数のボルトが不要となり、接合部材10の取付け手間を軽減できる。
また、接合部材10に横架部材20に対してずれる方向に力が加わっても、この接合部材10は横架部材20にボルト23およびナット24で接合されているだけでなく、立上がり部41がダボ穴22に係合しているので、接合部材10が横架部材22に対してずれるのをより確実に防止できるうえに、接合強度を向上できる。
また、立上がり部41を横架部材20のダボ穴22に挿入するだけで、取付部11を位置決めできるから、接合部材10の取付けが容易になる。
(2)横架部材20に形成されるダボ穴22と、このダボ穴22に挿入される立上がり部41と、を複数とした。よって、取付部11と横架部材20との接点が三箇所となるので、取付部11の姿勢が1つに定まることになる。よって、取付部11を逆向きに取り付けるといった施工ミスを防止できる。
(3)立上がり部41をバーリング加工により形成したので、立上がり部41を容易に形成できる。
(4)支持部12の支持部本体50の両側面に凸部54を設けたので、支持部12がスリット31に挿入された際、この凸部54がスリット31の内壁面を摺動するから、支持部12がスリット31の内部でがたつくのを防止できる。
(5)支持部本体50を取付部11の長さ方向の略中央に位置させておき、延出部51を取付部11の長さ方向の略中央(直線Bの位置)からずれた位置(直線Cの位置)より延ばして、この支持部本体50に連結した。よって、取付部11のうち横架部材20に当接する部分の長さ寸法Lを大きく確保できるから、取付部11の支圧面積が増大し、横架部材20と横架部材30との間で応力をより確実に伝達できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、本実施形態では、接合部材10を用いて略水平に延びる横架部材20、30同士を接合したが、これに限らず、柱部材と横架部材とを接合してもよい。
また、本実施形態では、一対の立上がり部41を、取付部11の貫通孔40を上下に挟んで配置したが、これに限らず、取付部11の貫通孔40を水平方向に挟んで配置してもよい。
また、本実施形態では、立上がり部41を2つ設けたが、これに限らず、立上がり部41を3つ以上設けてもよい。
A…支持部の中心軸
B…取付部の長さ方向略中央の位置
C…直線Bから所定間隔だけ離れた位置
…取付部の長さ寸法
…取付部のうち横架部材に当接する部分の長さ寸法
1…木造家屋
10…接合部材
11…取付部
12…支持部
20…横架部材(一方の部材)
20A…取付面
20B…背面
21…貫通孔
22…ダボ穴
23…ボルト
24…ナット
30…横架部材(他方の部材)
30A…取付面
30B、30C…側面
31…スリット
32…取付部収納部
33…延出部収納部
34…支持部本体収納部
35A、35B…貫通孔
36…ドリフトピン
40…貫通孔
41…立上がり部
50…支持部本体
51…延出部
52A、52B…貫通孔
53…切欠き
54…凸部
請求項に記載の接合部材は、前記一方の部材に形成される穴、および、前記取付部に形成されて当該穴に挿入される立上がり部は、一対のみであることを特徴とする。
この発明によれば、一方の部材に形成される穴と、この穴に挿入される立上がり部と、を一対のみとした。よって、取付部と一方の部材との接点が三箇所となるので、取付部の姿勢が1つに定まることになる。よって、取付部を逆向きに取り付けるといった施工ミスを防止できる。
請求項に記載の接合部材は、前記穴は、円形状であり、前記立上がり部は、バーリング加工により環状に形成されることを特徴とする。
請求項に記載の接合部材は、前記他方の部材には、前記支持部が挿入されるスリット(例えば、後述のスリット31)が形成され、前記支持部の両側面には、凸部(例えば、後述の凸部54)が設けられることを特徴とする。
請求項に記載の接合部材は、前記支持部は、当該取付部の長さ方向の略中央に位置する板状の支持部本体(例えば、後述の支持部本体50)と、前記取付部の長さ方向の略中央からずれた位置より延びて前記支持部本体に至る板状の延出部(例えば、後述の延出部51)と、を備えることを特徴とする。

Claims (5)

  1. 一対の部材同士を接合する接合部材であって、
    一方の部材の側面に取り付けられる板状の取付部と、
    当該取付部から当該取付部に交差して延びて、他方の部材が取り付けられる板状の支持部と、を備え、
    前記一方の部材には、貫通孔および穴が形成され、
    前記取付部には、貫通孔が形成されるとともに、立上がり部が立設され、
    前記取付部と前記一方の部材とは、前記取付部の貫通孔および前記一方の部材の貫通孔に挿通されたボルトにより接合され、
    前記取付部の立上がり部は、前記一方の部材の穴に挿入されることを特徴とする接合部材。
  2. 前記一方の部材に形成される穴、および、前記取付部に形成されて当該穴に挿入される立上がり部は、複数であることを特徴とする請求項1に記載の接合部材。
  3. 前記穴は、円形状であり、
    前記立上がり部は、バーリング加工により環状に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の接合部材。
  4. 前記他方の部材には、前記支持部が挿入されるスリットが形成され、
    前記支持部の両側面には、凸部が設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の接合部材。
  5. 前記支持部は、当該取付部の長さ方向の略中央に位置する板状の支持部本体と、
    前記取付部の長さ方向の略中央からずれた位置より延びて前記支持部本体に至る板状の延出部と、を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の接合部材。
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