JP6373646B2 - 柱脚金物 - Google Patents

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Description

本発明は、基礎上に設置された土台の上に柱を連結する柱脚金物に関する。
基礎上に設置された土台の上に柱を連結する柱脚金物として、例えば、柱の下端部にその長手方向に設けられたシャフト部挿入用穴部に挿入されると共に、そのシャフト部挿入用穴部に対し垂直方向に交差するように設けられたドリフトピン挿入用穴部を介して挿入されるドリフトピンのピン挿通孔が所定間隔で複数設けられたシャフト部と、そのシャフト部の下端部に接合され、第1土台または第2土台に設けられた金物設置用空洞部に挿入され、基礎上の角部等から延びるアンカーボルトに座金を介し、締結ナットにて連結される基台部とを有するものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−148181号公報
しかし、上述の特許文献1の柱脚金物では、基台部の幅がシャフト部の径よりも大きく、基台部の方がシャフト部よりも剛性が高いため、柱や土台等に外力が作用して、柱脚金物に応力が作用した場合、シャフト部等に局部的に力がかかるという問題がある。
特に、シャフト部には、所定間隔で複数設けられたピン挿通孔にドリフトピンが挿入されるように構成されているため、そのピン挿通孔の周囲の強度が弱くなり、ピン挿通孔の周縁で切断や破壊する可能性が高く、シャフト部として中空のパイプを使用した場合には、ピン挿通孔の周縁で切断や破壊することが顕著であった。
また、最近は、基礎上の角部等において隣接する土台同士を接合金具を介して接合すると共に、いずれか一方の土台に柱脚金物を介して柱を連結する場合があり、このような場合に柱脚金物と接合金具との連結も要求されている。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、第1には、柱脚金物に応力が作用した場合でも、シャフト部等に局部的に力がかかることを防止でき、第2には、さらに接合金具とも連結することができる柱脚金物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る柱脚金物は、基礎上に設置された土台の上に柱を連結するための柱脚金物であって、前記柱の下端部にその長手方向に設けられたシャフト部挿入用穴部に挿入されると共に、ドリフトピンのピン挿通孔が所定間隔で複数設けられたシャフト部と、そのシャフト部の下端部に接合され、土台に設けられた金物設置用空洞部に挿入され、基礎上から延びるアンカーボルトに締結ナットを介し連結される基台部とを有し、前記基台部は、前記シャフト部が挿入される上側面部と、基礎上から延びるアンカーボルトの先端部が突出して、前記締結ナット等により締結される下側面部と、前記上側面部と下側面部との間に設けられた一対の脚部とを有し、その一対の脚部には、その中央部の幅が上部および下部の幅よりも狭くなるように凹部を設け、前記基台部の上側面部には、前記シャフト部が挿入されるシャフト取付け孔を設け、前記基台部の上側面部の下面側には、基礎上の土台と接合するための連結部材や基礎上で隣接する土台同士を接合する接合金具と連結するための連結部材が挿入される連結部材用挿通孔が設けられた連結板を接合し、その連結板の上部には、前記シャフト部の下端部が嵌る切り込み部を設け、前記シャフト部の下端部は、前記基台部の上側面部のシャフト取付け孔を介して前記連結板の切り込み部に接合する一方、前記連結板の両側面を前記一対の脚部の対向する内側面に接合したことを特徴とする。
また、本発明に係る別の柱脚金物は、基礎上に設置された土台の上に柱を連結するための柱脚金物であって、前記柱の下端部にその長手方向に設けられたシャフト部挿入用穴部に挿入されると共に、ドリフトピンのピン挿通孔が所定間隔で複数設けられたシャフト部と、そのシャフト部の下端部に接合され、土台に設けられた金物設置用空洞部に挿入され、基礎上から延びるアンカーボルトに締結ナットを介し連結される基台部とを有し、前記基台部は、前記シャフト部が挿入される上側面部と、基礎上から延びるアンカーボルトの先端部が突出して、前記締結ナット等により締結される下側面部と、前記上側面部と下側面部との間に設けられた一対の脚部とを有し、その一対の脚部には、その中央部の幅が上部および下部の幅よりも狭くなるように凹部を設け、前記基台部の上側面部には、前記シャフト部が挿入されるシャフト取付け孔を設ける一方、前記シャフト部の下端部が嵌る切り込み部を有する連結板の両側面を前記一対の脚部の対向する内側面に接合し、前記シャフト部の下端部は、前記シャフト取付け孔を介して前記連結板の切り込み部に接合したことを特徴とする。
ここで、前記連結板に設けられた連結部材用挿通孔は、前記連結部材を遊挿するU字形状であり、その連結部材用挿通孔と前記切り込み部とが連続しているとさらに良い。
また、前記一対の脚部の凹部の幅は、前記シャフト部と前記基台部の強度がほぼ同一または近付くように前記シャフト部の外径とほぼ同じ、若しくはそれ未満にするとさらに良い。
本発明に係る柱脚金物では、基台部はシャフト部が挿入される上側面部と、基礎上から延びるアンカーボルトの先端部が突出して締結ナット等により締結される下側面部と、上側面部と下側面部との間に設けられた一対の脚部とを有し、その一対の脚部には、それぞれその中央部の幅が上部および下部の幅よりも狭くなるように凹部を設けて基台部の強度ないしは剛性を低下させたため、柱脚金物に応力が作用した場合でも、シャフト部に局部的に力がかかることを防止できる。
また、基台部の上側面部には、シャフト部が挿入されるシャフト取付け孔を設け、基台部の上側面部の下面側には、基礎上で隣接する土台同士を接合する接合金具と連結するための連結ボルトやドリフトピン等の連結部材が挿入される連結部材用挿通孔が設けられた連結板を接合し、その連結板の上部には、シャフト部の下端部が嵌る切り込み部を設け、シャフト部の下端部は、基台部の上側面部のシャフト取付け孔を介して連結板の切り込み部に接合する一方、連結板の両側面を一対の脚部の対向する内側面に接合する。また連結部材用挿通孔により基礎上の角部等において隣接する土台同士や中間部の土台を接合する接合金具とこの柱脚金物とも連結することができる。
本発明に係る実施形態の柱脚金物の斜視図である。 (a),(b)それぞれ、本実施形態の柱脚金物の平面図、底面図である。 (a),(b)それぞれ、本実施形態の柱脚金物の正面図、右側面図である。 (a),(b)それぞれ、図3(a),(b)に示す本実施形態の柱脚金物のA−A線断面図、B−B線断面図である。 (a),(b)それぞれ、本実施形態の柱脚金物の基台部の正面図、図5(a)におけるC−C線断面図である。 (a),(b)それぞれ、本実施形態の柱脚金物の基台部を構成する上側面部にシャフト部を接合する前後の状態を示す図である。 本実施形態の柱脚金物の使用状態を示す正面断面図である。 本実施形態の柱脚金物の使用状態を示す左側面断面図である。 (a)〜(d)それぞれ本発明に係る柱脚金物の設置箇所の一例を示す平面図または平面一部切欠断面図である。
以下、本発明に係る実施形態の柱脚金物1を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、本実施形態の柱脚金物1を基礎2上で土台同士が直交する角部(隅部)における一方の土台に設置して説明するが、本発明では、これに限らず、柱脚金物を後述するように土台同士が直交する角部(隅部)以外に設置することもできる。
本実施形態の柱脚金物1は、例えば、後述する図7および図8や、図9(a)に示すように基礎2上の第1土台3と第2土台4とが接合する角部(隅部)に設置され、接合金具5によって第1土台3と第2土台4とを介して連結すると共に、その角部(隅部)で連結した第1土台3または第2土台4の上面に柱6を連結するものである。
柱脚金物1は、図1〜図4に示すように、シャフト部11と、基台部12とを有する。
シャフト部11は、柱6の下端部にその長手方向に設けられたシャフト部挿入用穴部61(図7および図8参照。)に挿入されると共に、そのシャフト部挿入用穴部61に対し垂直方向に交差するように設けられたドリフトピン挿入用穴部62(図7および図8参照。)を介して挿入されるドリフトピン7のピン挿通孔11a〜11cが所定間隔で複数(ここでは、便宜上、3つとするが、3つ以外でも勿論良い。)設けられている。ここで、シャフト部11は、中空のパイプを使用しているが、中実の棒鋼を使用しても良い。また、シャフト部11に設けるピン挿通孔の数は、3つに限定されるものではなく、2以下でも、4以上でも良い。なお、図7および図8において、8cは座金である。
基台部12は、図1〜図4に示すようにそのシャフト部11の下端部に接合され、図7に示すように例えば第1土台3に設けられた金物設置用空洞部3aに挿入され、基礎2上から延びるアンカーボルト8aに締結ナット8bおよび座金8cを介し連結されるもので、上側面部12aと、下側面部12bと、一対の脚部12c,12cとから構成されている。
上側面部12aには、後述する図6(a),(b)に示すように、シャフト部11が挿入されるシャフト取付け孔12a1を設けている。
また、下側面部12bには、後述する図7および図8に示すように基礎2上から延びるアンカーボルト8aの先端部を通すため、図1や図3(a),(b)、図4(a),(b)図5(b)等に示すように、アンカーボルト8aの外径よりも大であり、かつ、締結ナット8bの下に挿入される座金8c(図7および図8参照。)の外径よりも小さい内径のアンカーボルト挿通孔12b1を設けている。なお、アンカーボルト挿通孔12b1の内径は、締結ナット8bの外径よりも大きくても、小さくてもどちらでも良い。
一対の脚部12c,12cは、上側面部12aと下側面部12bとの間に設けられるもので、図1〜図5に示すように平面視湾曲した形状に形成されている。なお、図1〜図5に示すように、一対の脚部12c,12cと下側面部12bには、それぞれ、90度間隔で刻印部12eを設け、柱脚金物1のドリフトピン7のピン挿通孔11a〜11c等の方向が基礎2に対しより確実に平行または直交する方向を向き、柱6の側面が基礎2や土台3,4の側面に対しより確実に平行または直交状態で取り付けることができるように構成している。
そして、その一対の脚部12c,12cの両側には、図1や、図3(a),(b)、図4(a),(b)、図5(a)等に示すように,それぞれその中央部の幅が上部および下部の幅よりも狭くなるように凹部12c1,12c1を設けている。
そのため、図5(b)からも明らかなように、下側面部12bのアンカーボルト挿通孔12b1を通って突出するアンカーボルト8aの先端部に締結される締結ナット8b(図7および図8参照。)を、座金8cを介してラチェットレンチ等の工具で締付ける際に、一対の脚部12c,12cの両側にそれぞれ凹部12c1,12c1を設けない場合と比較して工具の回転角度(可動域)を大きく確保することが可能となり、建築現場での作業性(施工性)を向上させることができる。
ここで、具体的には、一対の脚部12c,12cの凹部12c1,12c1の幅wは、シャフト部11と基台部12の強度がほぼ同一または近付くよう、図4(a)に示すようにシャフト部11の外径rとほぼ同じか、外径rより小さくしている。ただし、このことは、あくまで本実施形態の柱脚金物1の形状の一例であり、本発明では、一対の脚部12c,12cの凹部12c1,12c1の幅wをシャフト部11の外径rとほぼ同じか外径rより小さくすることは任意で、シャフト部11の外径rよりも大きくても勿論良い。
そのため、基台部12では、凹部12c1,12c1を設けない場合よりも基台部12の強度ないしは剛性が低下するので、地震等により柱6や第1土台3、第2土台4等に外力が作用して、この柱脚金物1に応力が作用した場合、凹部12c1,12c1を設けない場合よりも、凹部12c1,12c1の近傍で伸びる等の変形が起こり易くなる。
これにより、地震等により柱脚金物1に応力が作用した場合、基台部12に凹部12c1,12c1を設けない場合よりも、シャフト部11に局部的に力がかかることを防止できる。従って、基台部12に設ける凹部12c1,12c1の幅wや大きさ(縦方向の長さ等)は、基台部12とシャフト部11の強度ないしは剛性がなるべく同一または近付くように適宜調整する。
特に、シャフト部11では、ドリフトピン7が通るピン挿通孔11a〜11c近傍の強度が弱くなり、引張りの外力に対しては、ピン挿通孔11aの近傍で切断や破壊する場合が多く、シャフト部11を中空のパイプ(鋼管)で製作した場合には、このような切断や破壊が顕著である。
しかし、この実施形態の柱脚金物1では、一対の脚部12c,12cの凹部12c1,12c1の幅wや大きさ(縦方向の長さ等)を調整することにより、基台部12の凹部12c1,12c1近傍とシャフト部11のピン挿通孔11a〜11cの近傍の強度ないしは剛性を近付けた。
その結果、この実施形態の柱脚金物1では、基台部12の凹部12c1,12c1近傍とシャフト部11のピン挿通孔11a〜11cの近傍の強度ないしは剛性が近付くことによって、柱脚金物1全体の強度または剛性のバランスがさらに向上し、柱脚金物1全体の粘りが向上するので、シャフト部11のピン挿通孔11a〜11c近傍における切断や破壊を防止できる。
また、基台部12の上側面部12aには、図6(a)に示すようにシャフト部11が挿入されるシャフト部11の外径r(図4(a)参照。)とほぼ同一のシャフト取付け孔12a1が形成されていると共に、連結板12dの上部には、基台部12の上側面部12aのシャフト取付け孔12a1を通ってシャフト部11の下端部が嵌る切り込み部12d2を設けている。
そして、図6(b)に示すように、シャフト部11の下端部を基台部12の上側面部12aのシャフト取付け孔12a1を介して、連結板12d上部の切り込み部12d2に嵌めた後、シャフト部11の下端部と、基台部12の上側面部12aのシャフト取付け孔12a1の内周縁と、連結板12d上部の切り込み部12d2の内周縁との間の接触部位を溶接等して、シャフト部11の下端部と基台部12とを接合する。
そのため、シャフト部11の下端部を基台部12の上側面部12aのシャフト取付け孔12a1の周縁にのみ溶接等による接合して連結板12dに接合しない場合と比較して、基台部12の上側面部12aに対するシャフト部11の接合強度が向上するだけでなく、基台部12の上側面部12aに対するシャフト部11の垂直精度を向上させることができる。
その結果、本実施形態の柱脚金物1によれば、シャフト部11の下端部と基台部12の上側面部12aとの溶接の際の位置決めが容易になるため、柱脚金物1の製造が容易になると共に、柱脚金物1の品質が向上するので、この柱脚金物1を使用した建築作業の作業性(施工性)も向上させることができる。
また、連結板12dは、その上側面が基台部12の上側面部12aの下側面(底面)に接合しているだけでなく、連結板12d1の両側面が一対の脚部12c,12cの対向する内側面にも溶接等によって接合している。
そのため、本実施形態の柱脚金物1では、連結ボルトやドリフトピン等の連結部材9aを通す連結板12d1が基台部12の上側面部12aだけでなく湾曲した一対の脚部12c,12cのほぼ中央に接合されるので、第1土台3と第2土台4とを接合する接合金具5とも強固に連結することが可能となり、基礎上の角部における第1土台と第2土台と柱との連結も強固に補強することができる。
また、連結板12dに設けられた連結部材用挿通孔12d1は、接合金具5と連結するための連結ボルトやドリフトピン等の連結部材9aの外径よりも大きく若干余裕を持った状態で遊挿するU字形状であり、その連結部材用挿通孔12d1と切り込み部12d2とを連続して形成している。
そのため、連結部材用挿通孔12d1は、連結ボルトやドリフトピン等の連結部材9aが挿入し易くなるので、柱脚金物1の位置出しが容易になり、施工性が向上すると共に、柱脚金物1の回転を容易に防止できる。
また、連結部材用挿通孔12d1を正円の丸穴形状にする場合と比較して、連結板12dにおける加工部分ないしは加工する距離が減少するので、連結板12dやその金型などへの負荷も軽減され、製造コストも低減させることができる。
なお、上記実施形態の説明では、本発明に係る柱脚金物を図9(a)に示すように第1土台3と第2土台4とが接合する角部(隅部)に設けて説明したが、本発明では、これに限らず、図9(b)に示すように独立柱型の柱6に本発明に係る柱脚金物を設けても良いし、図9(c)に示すように土台3に対し中柱型や、図9(d)に示すようにI型に本発明に係る柱脚金物を設けるようにしても勿論良い。
1 柱脚金物
11 シャフト部
11a〜11c ピン挿通孔
12 基台部
12a 上側面部
12a1 シャフト取付け孔
12b 下側面部
12b1 アンカーボルト挿通孔
12c,12c 脚部
12c1,12c1 凹部
12d 連結板
12d1 連結部材用挿通孔
12d2 切り込み部
2 基礎
3 第1土台
3a 金物設置用空洞部
4 第2土台
5 接合金具
6 柱
7 ドリフトピン
8a アンカーボルト
8b 締結ナット
8c 座金
9a 連結部材
9b 締結ナット

Claims (4)

  1. 基礎上に設置された土台の上に柱を連結するための柱脚金物であって、
    前記柱の下端部にその長手方向に設けられたシャフト部挿入用穴部に挿入されると共に、ドリフトピンのピン挿通孔が所定間隔で複数設けられたシャフト部と、
    そのシャフト部の下端部に接合され、土台に設けられた金物設置用空洞部に挿入され、基礎上から延びるアンカーボルトに締結ナットを介し連結される基台部とを有し、
    前記基台部は、
    前記シャフト部が挿入される上側面部と、
    基礎上から延びるアンカーボルトの先端部が突出して、前記締結ナット等により締結される下側面部と、
    前記上側面部と下側面部との間に設けられた一対の脚部とを有し、
    その一対の脚部には、
    その中央部の幅が上部および下部の幅よりも狭くなるように凹部を設け
    前記基台部の上側面部には、
    前記シャフト部が挿入されるシャフト取付け孔を設け、
    前記基台部の上側面部の下面側には、基礎上の土台と接合するための連結部材や基礎上で隣接する土台同士を接合する接合金具と連結するための連結部材が挿入される連結部材用挿通孔が設けられた連結板を接合し、
    その連結板の上部には、前記シャフト部の下端部が嵌る切り込み部を設け、
    前記シャフト部の下端部は、前記基台部の上側面部のシャフト取付け孔を介して前記連結板の切り込み部に接合する一方、
    前記連結板の両側面を前記一対の脚部の対向する内側面に接合したことを特徴とする柱脚金物。
  2. 基礎上に設置された土台の上に柱を連結するための柱脚金物であって、
    前記柱の下端部にその長手方向に設けられたシャフト部挿入用穴部に挿入されると共に、ドリフトピンのピン挿通孔が所定間隔で複数設けられたシャフト部と、
    そのシャフト部の下端部に接合され、土台に設けられた金物設置用空洞部に挿入され、基礎上から延びるアンカーボルトに締結ナットを介し連結される基台部とを有し、
    前記基台部は、
    前記シャフト部が挿入される上側面部と、
    基礎上から延びるアンカーボルトの先端部が突出して、前記締結ナット等により締結される下側面部と、
    前記上側面部と下側面部との間に設けられた一対の脚部とを有し、
    その一対の脚部には、
    その中央部の幅が上部および下部の幅よりも狭くなるように凹部を設け、
    前記基台部の上側面部には、前記シャフト部が挿入されるシャフト取付け孔を設ける一方、
    前記シャフト部の下端部が嵌る切り込み部を有する連結板の両側面を前記一対の脚部の対向する内側面に接合し、
    前記シャフト部の下端部は、前記シャフト取付け孔を介して前記連結板の切り込み部に接合したことを特徴とする柱脚金物。
  3. 請求項記載の柱脚金物において、
    前記連結板に設けられた連結部材用挿通孔は、
    前記連結部材を遊挿するU字形状であり、
    その連結部材用挿通孔と前記切り込み部とが連続していることを特徴とする柱脚金物。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一の請求項に記載の柱脚金物において、
    前記一対の脚部の凹部の幅は、
    前記シャフト部と前記基台部の強度がほぼ同一または近付くように前記シャフト部の外径とほぼ同じ、若しくはそれ未満にしたことを特徴とする柱脚金物。
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