JP2016064651A - 熱転写シート - Google Patents

熱転写シート Download PDF

Info

Publication number
JP2016064651A
JP2016064651A JP2015181652A JP2015181652A JP2016064651A JP 2016064651 A JP2016064651 A JP 2016064651A JP 2015181652 A JP2015181652 A JP 2015181652A JP 2015181652 A JP2015181652 A JP 2015181652A JP 2016064651 A JP2016064651 A JP 2016064651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
thermal transfer
transfer sheet
intermediate layer
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015181652A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6657697B2 (ja
Inventor
賢 三 林
Kenzo Hayashi
賢 三 林
田 晋 也 與
Shinya Yoda
田 晋 也 與
村 純 平 大
Jumpei Omura
村 純 平 大
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Publication of JP2016064651A publication Critical patent/JP2016064651A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6657697B2 publication Critical patent/JP6657697B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

【課題】基材シートの一方の面に、少なくとも一部に、剥離層、中間層、着色層を順次設けた熱転写シートで、印字における印加エネルギーが低い条件で、細線の転写が可能であり、印字品質に優れた熱転写シートを提供する。【解決手段】基材シート2の一方の面に、少なくとも一部に、剥離層3、中間層4、着色層5を順次設けた熱転写シート1であって、前記中間層4が、少なくとも無機コロイド材料を含有することを特徴とする。また、前記無機コロイド材料が、アルミナゾル、コロイダルシリカの少なくとも一つであることが好ましい。【選択図】図1

Description

本発明は、基材シートの一方の面に、少なくとも一部に、剥離層、中間層、着色層を順次設けた熱転写シートに関するものである。
従来、顔料、染料等の着色剤を熱溶融性のワックスや樹脂等のバインダーに分散させた熱溶融性着色インキ層を、プラスチックフィルム等の基材シートに担持させた熱転写シートを用いて、サーマルヘッド等の加熱デバイスにより画像情報に応じたエネルギーを印加し、紙やプラスチックシートなどの受像シート上に着色剤をバインダーとともに転写する溶融転写方式が知られている。この溶融転写方式によって形成される印字画像は、高濃度で鮮鋭性に優れ、文字、線画等の2値画像の記録に適している。また、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック等の熱溶融性着色インキ層を有する熱転写シートを用いて、受像シート上に各熱溶融性着色インキ層を重ねて印字記録することで、減色混合により多色ないしカラー画像の形成も可能である。
この溶融転写方式において、印字品質(転写性)を向上させる開発が行われてきている。例えば、特許文献1では、基材シート上に、離型層を介して、特定の樹脂成分を配合した熱転写シートが示されている。また、特許文献2には、基材上に、剥離層、着色接着層を順次設け、着色接着層が熱溶融性材料を含有せず、特定の粒子を特定割合で含有する熱転写シートが示されている。
上記のように、熱転写シートの開発がなされるなかで、近年、省エネのため、また熱転写プリンタにかかる負荷を低減するなどのために、サーマルヘッドの熱エネルギーを低くすることが求められている。そして、その低エネルギー状態で、細線が転写できるなど、印字品質に優れた熱転写シートが求められている。
特開2011−201181号報 特開2000−177252号公報
本発明はこのような状況においてなされたものであり、基材シートの一方の面に、少なくとも、剥離層、中間層、着色層を順次設けた熱転写シートで、印字における印加エネルギーが低い条件で、細線の転写が可能であり、印字品質に優れた熱転写シートを提供することを目的とする。
上記目的は以下の本発明によって達成される。即ち、基材シートの一方の面に、少なくとも一部に、剥離層、中間層、着色層を順次設けた熱転写シートであって、前記中間層が、少なくとも無機コロイド材料を含有することを特徴とする熱転写シートである。
前記無機コロイド材料が、アルミナゾル、コロイダルシリカの少なくとも一つであることを特徴とする熱転写シートである。
本発明によれば、印字における印加エネルギーが低い条件で、細線の転写が可能であり、印字品質に優れた熱転写シートを提供することが可能となった。また、本発明の熱転写シートは、中間層の層間密着性に優れるものである。
本発明の熱転写シートの一つの実施形態を示す概略の断面図である。 細線再現性の評価における転写条件の印画パターン(白線および黒線)を示す図である。
(熱転写シート)
次に、本発明の熱転写シートの実施の形態について、詳述する。
図1は本発明の熱転写シートの一つの実施形態を示す概略の断面図であり、基材シート2の一方の面に、剥離層3、中間層4、着色層5を順次設けた熱転写シート1であり、その基材シート2の他方の面に、背面層6を設けた構成である。以下に、本発明の熱転写シートを構成する各層について、詳細に説明する。
(基材シート)
本発明の熱転写シートで用いられる基材シート2としては、従来の熱転写シートに使用されているものと同じ基材シートをそのまま用いることができ、またその他のものも使用することができ、特に制限されない。好ましい基材シートの具体例としては、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、セロハン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ナイロン、ポリイミド、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、フッ素樹脂、塩化ゴム、アイオノマー等のプラスチックフィルム、コンデンサー紙、パラフィン紙等の紙類等があり、又、これらのいずれかを複合したものであってもよい。
この基材シートの厚さは、その強度及び熱伝導性が適切になるように材料に応じて適宜変更することが出来るが、印字感度との関係上2〜12μm程度が好ましい。すなわち、厚さが2μm以上であると、基材シートとしての強度を十分に得られ、また厚さが12μm以下であると、印字時の熱が着色層まで十分に伝わり、転写性が良好である。
(剥離層)
本発明の熱転写シートの基材シートと、中間層との間に、剥離層3を設ける。この剥離層は、中間層、着色層を被転写体へ確実に、かつ容易に転写させることができる。剥離層は、例えば、バインダー樹脂と離型性材料とから形成できる。そのバインダー樹脂としては、熱可塑性樹脂であるポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸ブチル等のアクリル系樹脂、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル− 酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール等のビニル系樹脂、エチルセルロース、ニトロセルロース、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、あるいは熱硬化型樹脂である不飽和ポリエステル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アミノアルキッド系樹脂等が使用できる。
なお、本発明において、アクリル系樹脂とは、(メタ)アクリル酸のモノマーの重合体もしくはその誘導体、(メタ)アクリル酸エステルのモノマーの重合体もしくはその誘導体、(メタ)アクリルのモノマーと他のモノマーとの共重合体もしくはその誘導体、および(メタ)アクリル酸エステルのモノマーと他のモノマーとの共重合体もしくはその誘導体を含むものである。他の「系樹脂」も同様に、主成分以外の他のモノマーとの共重合体もしくはその誘導体を含んでもよい。
また、離型性材料としては、ワックス類、シリコーンワックス、シリコーン系樹脂、メラミン樹脂、フッ素系樹脂、タルクやシリカの微粉末、界面活性剤や金属セッケン等の潤滑剤等が使用できる。剥離層は、上記の必要な材料を適当な溶媒により、溶解または分散させて剥離層用塗工液を調製し、これを基材シート上にグラビア印刷法、スクリーン印刷法またはグラビア版を用いたリバースコーティング法等の手段により塗工、乾燥して形成することができる。その塗工量は乾燥時で0.05〜1g/m程度である。
(中間層)
本発明の熱転写シートに設けられる中間層4は、少なくとも無機コロイド材料を含有するものであり、その無機コロイド材料とバインダー樹脂を主な成分として含有する。本発明である、基材シートの一方の面に、剥離層、中間層、着色層を順次設けた熱転写シートにおける、特に無機コロイド材料を含有する中間層により、中間層及び着色層が熱転写シートから剥離し、被転写体へ転写する際の転写性を向上させ、印字における印加エネルギーが低い条件下で、細線の転写が可能となり、印字品質に優れた画像形成を行うことが可能となる。
この中間層を設けることで、上記の転写性が向上するメカニズムは現在のところ明らかではないが、中間層の存在によって、サーマルヘッド等の加熱手段から中間層及び着色層に加えられた熱を、当該中間層及び着色層中に十分に保持することができ、これにより着色層を含めた転写層(中間層及び着色層)の転写性が向上しているものと推察される。換言すれば、中間層及び着色層に加えられた熱が基材シート側へ拡散してしまうことを、中間層が防止する役割を果たしていると考えられる。
上記の無機コロイド材料としては、例えば、コロイダルシリカ、アルミナゾル、コロイダルアルミナ、カチオン性アルミニウム酸化物又はその水和物等を挙げることができる。中でも、コロイダルシリカ、アルミナゾルが好適である。コロイダルシリカ、アルミナゾルが好ましい詳細な理由は現在のところ明らかではないが、コロイダルシリカ、アルミナゾルは、これ以外の無機コロイド材料と比較して、熱伝導性が高い傾向にあり、また、この高い熱伝導性が、熱転写シートの転写性の向上に寄与しているものと考えられる。
上記の無機コロイド材料は、シリカ、アルミナなどの金属酸化物を水和物として、水等の分散媒に、分散させたコロイドであり、つまりゾルの状態で用いられることが好ましい。無機コロイド材料として、アルミナゾルを例として、説明するが、無機コロイド材料としてアルミナゾルに限定するものではない。アルミナ自体は粉体であり、それを分散させても凝集体であるが、アルミナゾルは水等の分散媒にアルミナ水和物を分散させたコロイドである。アルミナゾルは、アルミナの一次粒子の分散体としてみることができる。アルミナゾルにおけるアルミナ粒子は、羽毛状のものが好ましく用いられる。
上記の無機コロイド材料で分散されている粒子は、球形、羽毛状、棒状などの形状をもつが、いずれでも、その粒子の大きさは一次粒子として、10μm以下が好ましく用いられる。上記の無機コロイド材料は、主として一次粒子の大きさは10μm以下の無機コロイド材料が含有されていることが好ましい。上記の「主として」とは、中間層に含有される無機コロイド材料の総質量に対し、50質量%以上を意味する。一次粒子の大きさは10μm以下の無機コロイド材料が含有されている場合には、中間層の透明性が高く、被転写体へ転写された印字部(印画物)で、着色層の有する色相を忠実に再現することができるため、好ましい。無機コロイド材料の好ましい下限値については特に限定はないが、一次粒子の大きさは0.1μm程度である。
中間層におけるバインダー樹脂は、剥離層と着色層との密着性を満足させることができるバインダー樹脂であることが好ましい。このようなバインダー樹脂としては、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリビニルピロリドン樹脂およびポリビニルアルコール樹脂等のビニル系樹脂、ポリアミドエポキシ系樹脂等を挙げることができる。中間層中における無機コロイド材料やバインダー樹脂の含有量について特に限定はないが、無機コロイド材料とバインダー樹脂の合計質量に対する、無機コロイド材料の含有量は5質量%以上100質量%以下であることが好ましく、50質量%以上90質量%以下であることが特に好ましい。無機コロイド材料の含有量をこの範囲内とすることで、熱転写シートの転写性をより向上させることができ、印字の際に、低エネルギー状態で、細線が転写できるなど、印字品質に優れたものとなる。
中間層の形成方法については特に限定はなく、上記で例示したバインダー樹脂、及び無機コロイド材料と、必要に応じて添加される添加剤を適当な溶媒に、分散ないし溶解した中間層用塗工液を調製し、これを剥離層上に、グラビアコート、グラビアリバースコートなどの方法で塗工・乾燥して形成することができる。中間層の塗工量について特に限定はないが、乾燥時の塗工量で0.1g/m〜5g/m程度が好ましい。
(着色層)
本発明では、上記の中間層の上に、着色層5を設けるものである。着色層は熱溶融性インキ層であり、従来公知の着色剤とバインダーを含み、必要に応じて、鉱物油、植物油、ステアリン酸等の高級脂肪酸、可塑剤、酸化防止剤、充填剤等の種々の添加剤を加えたものが使用される。
バインダーとして用いられるワックス成分としては、例えば、マイクロクリスタリンワックス、カルナバワックス、パラフィンワックス等がある。更に、フィッシャートロプシュワックス、各種低分子量ポリエチレン、木ロウ、ミツロウ、鯨ロウ、イボタロウ、羊毛ロウ、セラックワックス、キャンデリラワックス、ペトロラクタム、ポリエステルワックス、一部変性ワックス、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド等、種々のワックスが用いられる。このなかで、特にワックス成分の融点が50〜85℃であるものが好ましい。50℃以上であると、保存性が良好であり、また、85℃以下であると十分な感度を有する。
バインダーとして用いられる樹脂成分としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、石油樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアルコール、塩化ビニリデン樹脂、メタクリル樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート、フッ素樹脂、ポリビニルフォルマール、ポリビニルブチラール、アセチルセルロース、ニトロセルロース、ポリ酢酸ビニル、ポリイソブチレン、エチルセルロース又はポリアセタール等が挙げられるが、特に従来より感熱接着剤として使用されている比較的低軟化点、例えば、50〜80℃の軟化点を有するものが好ましい。
着色剤としては、公知の有機または無機の顔料、あるいは染料の中から適宜選択することができ、例えば、十分な着色濃度を有し、光、熱等により変色、退色しないものが好ましい。また、加熱により発色する物質や、被転写体の表面に塗布されている成分と接触することにより発色するような物質であってもよい。さらに、着色剤の色としては、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに限定されるものではなく、種々の色の着色剤を使用することができる。
着色剤として、上記のシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色を有するものの他に、金属色、蛍光色などを表すものを使用することができる。金属色を有する着色剤として、アルミニウム粉を使用することができ、そのアルミニウム粉は鱗片状であることが好ましく、それ自体が着色顔料又は樹脂等で表面処理をしているものでも、あるいは表面処理されていないものでも、使用することができる。アルミニウム粉には、塗膜中にアルミフレークが一様に分散配列するノンリーフィング型と、表面張力によりアルミフレークが塗膜表面に浮いて平行配列するリーフィング型とがある。リーフィング型の方が光沢感は向上するが、表面にアルミフレークが多く、バインダーが少ないため、被転写体への接着性が悪くなる傾向がある。また、更に光沢感を高めたい場合は、アルミ蒸着膜を顔料化したアルミニウム粉を使用することができ、メッキに近い色調を得ることができ、以下に示す方法で製造することができる。
1.ロール状ないし連続状のキャリヤシート上に、剥離表面を形成する。
2.上記剥離表面に、アルミニウムを蒸着法により、付着させ、アルミニウム皮膜を形成する。
3.上記剥離表面を溶解し、アルミニウム皮膜とキャリヤシートを互いに分離させる。
4.上記の分離されたアルミニウム皮膜を塗工インキで使用する際に適する寸法に細分化する。
上記のように製造されるリーフィング型アルミニウム粉は、その厚さは0.01〜0.05μm程度であり、また平均の大きさは10〜50μm程度で、鱗片状のものである。
また、蛍光色を有する着色剤としては、特許第4121618号公報に記載されているような蛍光顔料を使用することができる。また可視光下で白色または無色であり、紫外線または赤外線を吸収して蛍光を発する蛍光色素を着色剤に用いることができる。この蛍光色素は特許第4440713号公報に記載するようなものが挙げられる。
さらに、着色層に、良好な熱伝導性および熱溶融転写性を与えるため、バインダーの充填剤として熱伝導性物質を配合してもよい。このような充填剤としては、例えばカーボンブラック等の炭素質物質、アルミニウム、銅、酸化錫、二硫化モリブデン等の金属および金属化合物等がある。
着色層の形成は、上記のような着色剤成分とバインダー成分と、さらに、これらに応じて、鉱物油、植物油、ステアリン酸等の高級脂肪酸、可塑剤、酸化防止剤、充填剤等の種々の添加剤を加え、水、有機溶剤等の溶媒成分を配合調整した着色層形成用塗工液を、従来公知のホットメルトコート、ホットラッカーコート、グラビアコート、グラビアリバースコート、ロールコート等の方法で行なう。また、水系又は非水系のエマルジョン塗液を用いて形成する方法もある。
着色層の厚みは、必要な印字濃度と熱感度との調和がとれるように、決定すべきであって、好ましくは乾燥時の塗工量で0.5〜8g/mの範囲であり、2.5〜6g/mの範囲が特に好ましい。
(背面層)
本発明の熱転写シートでは、必要に応じて、基材シートの裏面、すなわち着色層の設けてある面と反対面に、熱転写手段としてのサーマルヘッド等の熱によるスティッキングやシワなどの悪影響を防止するため、背面層6を設けることができる。背面層を形成する樹脂としては、従来公知のものであればよく、例えば、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニルアセトアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエーテル樹脂、ポリブタジエン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、アクリルポリオール、ポリウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、ポリエーテルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタン又はエポキシのプレポリマー、ニトロセルロース樹脂、セルロースナイトレート樹脂、セルロースアセトプロピオネート樹脂、セルロースアセテートブチレート樹脂、セルロースアセテートヒドロジエンフタレート樹脂、酢酸セルロース樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂、塩素化ポリオレフィン樹脂等が挙げられる。
これらの樹脂を含む背面層に添加、あるいは上塗りする滑り性付与剤としては、燐酸エステル、シリコーンオイル、グラファイトパウダー、シリコーン系グラフトポリマー、フッ素系グラフトポリマー、アクリルシリコーングラフトポリマー、アクリルシロキサン、アリールシロキサン等のシリコーン重合体が挙げられるが、好ましくは、ポリオール、例えば、ポリアルコール高分子化合物とポリイソシアネート化合物及び燐酸エステル系化合物であり、更に充填剤を添加することがより好ましい。
背面層は、上記に記載した樹脂、滑り性付与剤、更に充填剤を、適当な溶剤により、溶解又は分散させて、背面層形成用インキを調製し、これを、上記の基材シートの裏面に、例えば、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、グラビア版を用いたリバースコーティング法等の形成手段により塗布し、乾燥して形成することができる。背面層の塗布量は、融着防止や滑性等が果たせられる程度であれば充分で、乾燥時で通常0.1〜3g/m程度である。
<被転写体>
本発明による熱転写シートの転写に使用可能な被転写体としては、特に限定されず、例えば、従来公知の基材上に色素受容性を有する受容層を設けたもの等を挙げることができる。被転写体における基材としては、例えば、普通紙、上質紙、トレーシングペーパー、プラスチックフィルム等を挙げることができ、その基材について特に限定されない。上記被転写体における受容層は、コーティング法、サーマルヘッドや熱ロール等による形成法等にて形成することができる。なお、被転写体は、基材自体が色素受容性を有していれば、受容層を設ける必要がない。
<転写方法>
本発明による転写シートを用いる被転写体への転写は、従来公知の熱転写プリンタを用いて、被転写体に直接行う(ダイレクト)ことや、中間転写記録媒体が備える受容層上へ転写後(一次転写)、この中間転写記録媒体の受容層を被転写体へ転写する(再転写)ことによっても行うことができる。熱転写プリンタは、例えば、昇華転写用、熱溶融転写用、保護層転写用というように別々に転写条件を設定してもよいし、また、共通のプリンタでそれぞれ印字エネルギーを適切に調整して行ってもよい。また、加熱手段として特に限定されず、サーマルヘッド、熱板、ホットスタンパー、ヒートロール、ラインヒーター、アイロンなどを用いて転写を行うこととしてもよい。
次に実施例を挙げて、本発明を更に具体的に説明する。尚、文中、部または%とあるのは、特に断りのない限り質量基準である。
(実施例1)
基材シートして、厚さ4.5μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ株式会社製、ルミラー)の一方の面に、下記組成の背面層用塗工液をワイヤーバーコーティング方式により、乾燥時の塗工量が1.0g/mになるように塗工し、乾燥して、背面層を形成した。次に、上記基材シートの背面層を形成した面と反対の面に、下記組成の剥離層用塗工液をグラビアコーティングにより、乾燥時の塗布量が0.5g/mになるように塗布、乾燥して、剥離層を形成した。さらに、その剥離層の上に、下記組成の中間層用塗工液1をグラビアコーティングにより、乾燥時の塗工量が1.5g/mになるように塗布、乾燥して、中間層を形成した。さらに、その中間層の上に、下記組成の着色層用塗工液をグラビアコーティングにより、乾燥時の塗工量が1.5g/mになるように塗布、乾燥して、着色層を形成し、実施例1の熱転写シートを作製した。
(背面層用塗工液組成)
・ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBX−1、積水化学工業(株)製)
3.6部
・ポリイソシアネート(バーノックD750、DIC(株)製) 8.6部
・リン酸エステル系界面活性剤(プライサーフA208S、第一工業製薬(株)製)
2.8部
・タルク(ミクロエースP−3、日本タルク工業(株)製) 0.7部
・メチルエチルケトン 32.0部
・トルエン 32.0部
(剥離層用塗工液)
・ポリメチルメタクリル酸(PMMA)(ダイヤナールBR−87 三菱レイヨン(株))
20部
・トルエン 40部
・MEK(メチルエチルケトン) 40部
(中間層用塗工液1)
・ポリビニルピロリドン樹脂(K−90 ISP社) 3部
・アルミナゾル(平均1次粒子の大きさ:10×100nm、固形分10%、アルミナゾル200 日産化学工業(株)) 30部
・水 50部
・IPA(イソプロピルアルコール) 17部
(着色層用塗工液)
・着色剤(カーボンブラックの分散剤で、固形分46%、配合はカーボンブラック40%、分散剤6%、残分はトルエン/酢酸エチル=1/1) 30.2部
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(商品名ソルバインCL、固形分30%、ガラス転移点75℃、重量平均分子量20000、日信化学工業(株)製) 37.0部
・トルエン/メチルエチルケトン=50/50(質量比) 32.8部
(実施例2)
上記の実施例1の熱転写シートで、中間層用塗工液1を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例2の熱転写シートを作製した。
(中間層用塗工液2)
・ポリビニルピロリドン樹脂(K−90 ISP社) 3部
・コロイダルシリカ(平均粒子の大きさ:4〜6nm、固形分10%、スノーテックOSX 日産化学工業(株)) 30部
・水 50部
・IPA(イソプロピルアルコール) 17部
(実施例3)
上記の実施例1の熱転写シートで、中間層用塗工液1を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例3の熱転写シートを作製した。
(中間層用塗工液3)
・ウレタン樹脂(固形分35%、F−2850D 第一工業製薬(株)) 10部
・アルミナゾル(平均1次粒子の大きさ:10×100nm、固形分10%、アルミナゾル200 日産化学工業(株)) 15部
・水 37.5部
・IPA(イソプロピルアルコール) 37.5部
(実施例4)
上記の実施例1の熱転写シートで、中間層用塗工液1を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例4の熱転写シートを作製した。
(中間層用塗工液4)
・ポリビニルアルコール(PVA−203 株式会社クラレ) 3部
・アルミナゾル(平均1次粒子の大きさ:10×100nm、固形分10%、アルミナゾル200 日産化学工業(株)) 15部
・水 37.5部
・メタノール 37.5部
(実施例5)
上記の実施例1の熱転写シートで、中間層用塗工液1を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例5の熱転写シートを作製した。
(中間層用塗工液5)
・アルミナゾル(平均1次粒子の大きさ:10×100nm、固形分10%、アルミナゾル200 日産化学工業(株)) 60部
・水 30部
・IPA(イソプロピルアルコール) 10部
(実施例6)
上記の実施例1の熱転写シートで、中間層用塗工液1を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例6の熱転写シートを作製した。
(中間層用塗工液6)
・ポリビニルピロリドン樹脂(K−90 ISP社) 0.6部
・アルミナゾル(平均1次粒子の大きさ:10×100nm、固形分10%、アルミナゾル200 日産化学工業(株)) 54部
・水 34部
・IPA(イソプロピルアルコール) 11.5部
(実施例7)
上記の実施例1の熱転写シートで、中間層用塗工液1を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例7の熱転写シートを作製した。
(中間層用塗工液7)
・ポリビニルピロリドン樹脂(K−90 ISP社) 1.8部
・アルミナゾル(平均1次粒子の大きさ:10×100nm、固形分10%、アルミナゾル200 日産化学工業(株)) 42部
・水 42部
・IPA(イソプロピルアルコール) 14.5部
(実施例8)
上記の実施例1の熱転写シートで、中間層用塗工液1を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして、実施例8の熱転写シートを作製した。
(中間層用塗工液8)
・ポリビニルピロリドン樹脂(K−90 ISP社) 4.8部
・アルミナゾル(平均1次粒子の大きさ:10×100nm、固形分10%、アルミナゾル200 日産化学工業(株)) 12部
・水 62部
・IPA(イソプロピルアルコール) 22部
(実施例9)
上記の実施例1と同様にして作製した熱転写シートを、実施例9の熱転写シートとした。
(実施例10)
上記の実施例2と同様にして作製した熱転写シートを、実施例10の熱転写シートとした。
(実施例11)
上記の実施例3と同様にして作製した熱転写シートを、実施例11の熱転写シートとした。
(実施例12)
上記の実施例4と同様にして作製した熱転写シートを、実施例12の熱転写シートとした。
(比較例1)
上記の実施例1の熱転写シートの構成で、中間層を無くして、その他は、実施例1と同様にして、背面層/基材シート/剥離層/着色層の構成の比較例1の熱転写シートを作製した。
(比較例2)
上記の実施例1の熱転写シートの構成で、中間層用塗工液1を下記組成に変更した以外は、実施例1と同様にして、比較例2の熱転写シートを作製した。
(中間層用塗工液10)
・ポリビニルピロリドン樹脂(K−90 ISP社) 3部
・水 50部
・IPA(イソプロピルアルコール) 17部
(熱転写シートの性能評価)
上記の実施例1〜8及び比較例1〜2で作製した熱転写シートを用いて、以下に示す方法により、印字品質(印画品質)および中間層の層間密着性の評価を行なった。
(印字品質A)
実施例及び比較例で作製した熱転写シートと、被転写体として、下記条件のポリ塩化ビニルカードを使用して、下記の印字条件で、線幅が約0.17mm{(1inch/300)×2}で、間隔を1mmとした細線パターンを流れ方向に有するものと、その流れ方向と直行する方向に有するもので、2通りのパターンで印字した。また、このパターンをポジパターンとして、そのポジパターンに対応するネガパターンでも印字した。それらの印字物で、画線部のかすれ、つぶれの有無を目視にて観察して評価した。
<ポリ塩化ビニルカード>
ポリ塩化ビニルカードは、カード基材用の下記組成からなるセンターコア(厚み0.2mm)を準備し、下記組成からなる透明シート(厚み0.15mm)を作製し、上記のセンターコアの両面に、上記の透明シートを熱圧着させて3層構造のカード(54×86cm)を作製した。
(センターコアの組成)
・塩化ビニルコンパウンド 100部
(重合度800、安定剤等の添加剤含有量約10%)
・白色顔料(酸化チタン) 10
部・可塑剤(ジオクチルフタレート) 0.5
部(透明シートの組成)
・塩化ビニルコンパウンド 100部
(重合度800、安定剤等の添加剤含有量約10%)
・可塑剤(ジオクチルフタレート) 0.5部
(印字条件)
・サーマルヘッド:KGT−217−12MPL20(京セラ(株)製)
・発熱体平均抵抗値:3195(Ω)
・主走査方向印字密度:300dpi
・副走査方向印字密度:300dpi
・印加電力:0.13(w/dot)
・1ライン周期:5(msec.)
・印字開始温度:40(℃)
上記の画線部のかすれの評価は、以下の基準にて行なった。
◎:画線部のかすれが無く、良好である。
○:部分的に画線部のかすれがあるが、容易に判読できる。
△:画線部にかすれがあるが、判読できる。
×:全体的に画線部のかすれがあり、判読できず、不良である。
また、上記の画線部のつぶれの評価は、以下の基準にて行なった。
◎:画線部のつぶれが無く、良好である。
○:部分的に画線部のつぶれがあるが、容易に判読できる。
△:画線部につぶれがあるが、判読できる。
×:全体的に画線部のつぶれがあり、判読できず、不良である。
(印字品質B)
まず、以下のようにして中間転写媒体を作製した。
(中間転写媒体の作製)
基材として厚さ12μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムを用い、該基材の一方の面へ、グラビアコート法で、下記組成の剥離層用塗工液を、乾燥後1.0μmになるように塗布し乾燥して剥離層を形成した。次いで、剥離層上に、グラビアコート法で、下記のプライマー層用塗工液を、乾燥後1.0μmになるように塗布し乾燥してプライマー層を形成した。次いで、プライマー層上に、グラビアコート法で、下記の保護層用塗工液を、乾燥後2.0μmになるように塗布し乾燥して保護層を形成した。次いで、この保護層上に、グラビアコート法で、下記の受容層用塗工液1を、乾燥後2.5μmになるように塗布し乾燥して受容層を形成し中間転写媒体1を作成した。なお、剥離層/プライマー層/保護層/受容層は、中間転写媒体の転写層を構成し、当該転写層は、被転写体上に再転写される層である。
<剥離層用塗工液>
・アクリル系樹脂(三菱レイヨン(株)製、商品名:BR−87) 95部
・ポリエステル系樹脂(東洋紡(株)製、商品名:バイロン200) 5部
・トルエン 200部
・MEK 200部
<保護層形成用塗工液>
・ポリエステル系樹脂(ユニチカ(株)製、商品名:UE−9885、数平均分子量6000、Tg=82℃) 20部
・トルエン 40部
・MEK 40部
<受容層用塗工液>
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体(日信化学工業(株)、商品名:CNL、Mn:12000) 95部
・エポキシ変性シリコーン(信越化学工業(株)、商品名:KP−1800U)
5部
・トルエン 200部
・メチルエチルケトン 200部
次に、上記の実施例9〜12で製造した転写シートと、下記テストプリンタとを用いて、上記で作製した中間転写媒体の受容層上へ、印画パターンを転写した。
(テストプリンタ)
・サーマルヘッド;KEE−57−12GAN2−STA(京セラ(株)製)
・発熱体平均抵抗値;3303(Ω)
・主走査方向印字密度;300dpi
・副走査方向印字密度;300dpi
・印画電圧;18(V)
・1ライン周期;3.0(msec.)
・印字開始温度;35(℃)
・パルスDuty比;85%
<転写条件>
・印画条件:3.0msec/line、18.5V
・印画パターン:図2に示す印画パターン(白線および黒線)
・被転写体:ポリ塩化ビニル製カード
続いて、以下の再転写条件にて、各画像形成物の転写層を、白色塩ビカード上に再転写し、作製した印画物の白色および黒色の細線部の面積の割合を算出して、上記評価基準により、印字品質を評価した。
(再転写条件)
・ラミネーター:ラミパッカーLPD3212(フジプラ社製)
・温度:145℃、140℃、135℃
・速度:0.8(設定値)
(中間層の層間密着性)
実施例で作製した熱転写シートと、上記被転写体とを用いて、上記印字条件で印字した際の、熱転写シートの中間層層の層間密着性(剥離層と中間層の密着性および中間層と着色層の密着性)を下記の評価基準により評価した。なお、熱転写シートの中間層の層間密着性が悪い場合、高熱で印画したときに、剥離層が全て転写しきらずに、基材シート側に残る現象が起こる。
◎:剥離層の正常に転写していない面積が、0%であった。
○:剥離層の正常に転写していない面積が、0%より多く、10%未満であった。
△:剥離層の正常に転写していない面積が、10%以上、30%未満であった。
×:剥離層の正常に転写していない面積が、30%以上であった。
上記の実施例及び比較例の印字品質および中間層の層間密着性の評価結果を、表1に示す。
Figure 2016064651
表1に示されるように、実施例1〜12の本発明の熱転写シートによる印字物では、全て画線部、すなわち細線においてかすれ、つぶれが無いか、判読可能であった。これは、印字における印加エネルギーが低い条件下で、細線の転写が可能であり、印字品質に優れたものであった。それに対し、比較例1の熱転写シートによる印字物では細線でかすれ、つぶれが生じており、印字における印加エネルギーが低い条件下で、細線の転写で不具合が生じ、印字品質に劣るものであった。また比較例2の熱転写シートによる印字物では細線でかすれが少しあり、またつぶれがあり、不良であった。さらに、実施例1〜12の本発明の熱転写シートは、中間層の層間密着性に優れるものであった。
1 熱転写シート
2 基材シート
3 剥離層
4 中間層
5 着色層
6 背面層

Claims (2)

  1. 基材シートの一方の面に、少なくとも一部に、剥離層、中間層、着色層を順次設けた熱転写シートであって、前記中間層が、少なくとも無機コロイド材料を含有することを特徴とする熱転写シート。
  2. 前記無機コロイド材料が、アルミナゾル、コロイダルシリカの少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の熱転写シート。
JP2015181652A 2014-09-16 2015-09-15 熱転写シート Active JP6657697B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014187784 2014-09-16
JP2014187784 2014-09-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016064651A true JP2016064651A (ja) 2016-04-28
JP6657697B2 JP6657697B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=55804764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015181652A Active JP6657697B2 (ja) 2014-09-16 2015-09-15 熱転写シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6657697B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200021918A (ko) * 2017-06-26 2020-03-02 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 열 전사 시트
KR20200058521A (ko) * 2018-07-30 2020-05-27 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 열전사 시트

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0765356A (ja) * 1993-08-30 1995-03-10 Dainippon Ink & Chem Inc 転写型磁気記録シート
JPH07329432A (ja) * 1994-06-07 1995-12-19 Dainippon Printing Co Ltd 受容層転写シート
JPH1029380A (ja) * 1996-07-15 1998-02-03 General Kk 感熱転写媒体
JP2002230738A (ja) * 2001-02-01 2002-08-16 Dainippon Ink & Chem Inc 転写型磁気記録シート
JP2003266956A (ja) * 2002-03-20 2003-09-25 Dainippon Printing Co Ltd メタリック画像付き画像表示媒体及び熱転写シート
JP2006123526A (ja) * 2004-09-29 2006-05-18 Dainippon Printing Co Ltd 保護層熱転写フィルムおよび印画物
JP2011073383A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写シート及び印画物
JP2011093296A (ja) * 2009-09-29 2011-05-12 Dainippon Printing Co Ltd 成型加工用金属蒸着転写シート及びそれを使用した加飾方法
JP2014046573A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 中間転写媒体および印刷物

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0765356A (ja) * 1993-08-30 1995-03-10 Dainippon Ink & Chem Inc 転写型磁気記録シート
JPH07329432A (ja) * 1994-06-07 1995-12-19 Dainippon Printing Co Ltd 受容層転写シート
JPH1029380A (ja) * 1996-07-15 1998-02-03 General Kk 感熱転写媒体
JP2002230738A (ja) * 2001-02-01 2002-08-16 Dainippon Ink & Chem Inc 転写型磁気記録シート
JP2003266956A (ja) * 2002-03-20 2003-09-25 Dainippon Printing Co Ltd メタリック画像付き画像表示媒体及び熱転写シート
JP2006123526A (ja) * 2004-09-29 2006-05-18 Dainippon Printing Co Ltd 保護層熱転写フィルムおよび印画物
JP2011093296A (ja) * 2009-09-29 2011-05-12 Dainippon Printing Co Ltd 成型加工用金属蒸着転写シート及びそれを使用した加飾方法
JP2011073383A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Dainippon Printing Co Ltd 熱転写シート及び印画物
JP2014046573A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Dainippon Printing Co Ltd 中間転写媒体および印刷物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200021918A (ko) * 2017-06-26 2020-03-02 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 열 전사 시트
KR102432514B1 (ko) 2017-06-26 2022-08-12 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 열 전사 시트
KR20200058521A (ko) * 2018-07-30 2020-05-27 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 열전사 시트
KR102418729B1 (ko) * 2018-07-30 2022-07-11 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 열전사 시트
US11560006B2 (en) 2018-07-30 2023-01-24 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Thermal transfer sheet

Also Published As

Publication number Publication date
JP6657697B2 (ja) 2020-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108602371B (zh) 中间转印介质、中间转印介质与热转印片的组合、以及印刷物的形成方法
JP4816518B2 (ja) 熱転写シート
TWI691562B (zh) 轉印薄片
JP2009083146A (ja) 熱転写シート及び画像形成方法
WO2006046566A1 (ja) 熱転写シート及び保護層転写シート
EP1316437A1 (en) Method for image formation and a product having an image formed thereon
JP6384519B2 (ja) 熱転写シート
JP2006306087A (ja) 保護層転写シート及び印画物
JP6075491B2 (ja) 熱転写シート、熱転写受像シート、印画物の形成方法、及び印画物
JP5655350B2 (ja) 熱転写シート
JP6657697B2 (ja) 熱転写シート
EP1293357B1 (en) Thermal transfer film, process for producing the same and method for image formation using said thermal transfer film
WO2016043236A1 (ja) 転写シート
JP5789956B2 (ja) 熱転写シート
JP5782770B2 (ja) 保護層転写シート
JP7200609B2 (ja) 熱転写シート
JP4882982B2 (ja) 熱転写シート
JP5906903B2 (ja) 熱転写受像シートおよびその製造方法
JP5994872B2 (ja) 熱転写シート
JP4467851B2 (ja) 熱転写シート
JP6924428B1 (ja) 熱転写シートと中間転写媒体との組合せ、及び該組合せを用いた印画物の製造方法
JP2007261222A (ja) 熱転写シート
JP6645082B2 (ja) 転写シート
JP2017061072A (ja) 転写シート
JP2021142737A (ja) 熱転写シート及び印画物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6657697

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150