JP2016063901A - 便座シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シート本体と切離部を自動的に切り離すことができる便座シートを提供することを目的とする。【解決手段】便座シートSは、シート本体1と、シート本体1の中央部に形成された開口部2と、該開口部2の内縁部21から切り離される切離部3とを備え、切離部3は、開口部2の右斜め後側および/または左斜め後側の内縁部21においてシート本体1に連結された切離用連結部323を備える。これによれば、切離部3が事前に切り離されることなく便座シートSが便座Tに載置された後、シート本体1の後方部13が便座Tに座る使用者の臀部Dから後方への圧力を受けることにより、切離用連結部323が開口部2の内縁部21から切断されるため、シート本体1から切離部3を自動的に切り離すことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、洋式便器の便座に載置して使用する便座シートに関するものである。
公共のトイレで洋式便器を使用する場合、使用者の肌が直接接触する便座は清潔、衛生的に維持されていることが要求されている。
しかしながら、公共のトイレに設置されている洋式便器は、便座を清潔、衛生的に維持するための特別の対策を施されたものは極めてまれであり、使用者は自分の肌が便座に直接に接触するのを防止するため、紙製の便座シートなどを便座に載せて使用するのが一般的である。
そこで、特許文献1に示すように、シート素材の中央部に、開口部又は開口部形成用の切り込み線が設けられた便座用シートにおいて、シート素材の開口部又は切り込み線を含む中央部分と、この中央部分の両側の開口部又は切り込み線のない外側部分とが重なるように、シート素材を所定方向の線分に沿って帯状に折り畳んだことを特徴とする便座用シートが提案されている。
この便座シートは、シートの中央部に馬蹄形の切り込み線で囲まれた切離部が設けられており、切離部がシート本体から垂下して前側または後側の便器内面に付着するため、用便後に切離部が洗浄水の流れに引き込まれて、引き込まれた切離部がシート本体を引き込み、便座シートを便座から自動的に排出することができるものである。
特開2000−139774号公報
しかしながら、上記便座シートは、包装袋から取り出され、切り込み線に沿ってシート本体から切離部が手で切り離され、シート本体の内側縁部から切離部が垂下された後、便座に載置される。
このため、使用者は、シート本体から切離部を切り離す際に、少しずつ位置をずらしながら切り込み線の両側を手で引っ張る動作を繰り返さなければならないため、便座シートの切離作業が面倒であった。
また、切離部をシート本体から垂下させるための垂下用連結部が存在する場合には、便座シートが載置される際に便座シートから切離部が垂下しているため、切離部が空気抵抗等により揺れる中、切離部が便器内面の所定箇所に付着するように狙いを定めながら便座シートを載置する必要があり、便座シートの載置作業が難しかった。
また、切離部が便器内面の予期せぬ箇所に付着してしまうと、載置後に切離部に引っ張られるようにしてシート本体が正規の位置からずれる虞があった。
さらに、使用者が切り込み線に沿って切離部を切り離すに際して、垂下用連結部までも誤って切り離してしまう虞もあった。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、シート本体から切離部を自動的に切り離すことができる便座シートの提供を目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、シート本体と、シート本体の中央部に形成された開口部と、該開口部の内縁部から切り離される切離部とを備えた便座シートであって、前記切離部は、前記開口部の右斜め後側および/または左斜め後側の前記内縁部において前記シート本体に連結された切離用連結部を備えることを特徴とする。
これによれば、切離部が事前に切り離されることなく便座シートが便座に載置された後、シート本体の後方部が便座に座る使用者の臀部から後方への圧力を受けることにより、切離用連結部が開口部の内縁部から切断されるため、シート本体から切離部を自動的に切り離すことができる。
また、前記切離部は、後側縁部が使用者の後側の臀部に沿う形状に形成されているのが好ましい。特に、後側縁部が右斜め後方に突出した右側山型部と左斜め後方に突出した左側山型部とが並んだ態様に形成されているのが好ましい。これによれば、シート本体の後方部は便座に座る使用者の臀部からより確実に後方への圧力を受けるため、切離用連結部が開口部の内縁部から切断され易くなる。
また、前記切離部は、平面視ハート形状に形成されているのが好ましい。これによれば、使用者は当該ハート形状をもって便座シートの前後を容易に把握することができるとともに、ハート形状による意匠的効果を発揮することができる。
また、前記切離用連結部は、前記切離部の重心位置を中心として、前記切離部の最前端から90度から180度の範囲内に位置しているのが好ましい。これによれば、臀部の圧力が大きくなる位置に切離用連結部が位置するため、切離用連結部が開口部の内縁部から切断され易くなる。
また、前記切離用連結部は、1mm〜5mmの範囲内の長さに形成されているのが好ましい。これによれば、切離用連結部が1mm以上の長さに形成されているため、切離部をシート本体に確実に仮留めすることができる。また、切離用連結部が5mm以下の長さに形成されているため、切離用連結部が開口部の内縁部から切断され易くなる。
また、前記切離部は、前記開口部の前側の前記内縁部に垂下用連結部が設けられており、前記切離用連結部が前記開口部の内縁部から切り離されることにより、前記切離部が前記垂下用連結部から垂れ下がるのが好ましい。これによれば、切離部が便器内面に確実に付着するため、用便後に切離部が洗浄水の流れに引き込まれて、引き込まれた切離部が垂下用連結部を介してシート本体を引き込み、便座シートを便座から自動的に排出することができる。
また、前記垂下用連結部は、前記開口部の右斜め前側または左斜め前側の前記内縁部に設けられているのが好ましい。これによれば、切離部は前記開口部の右斜め前側又は左斜め前側に配置されるため、使用者の尿が付着した切離部が使用者の視界に入ることや、使用者が男性である場合に切離部と使用者の身体が接触するといった使用者の不快を軽減することができる。
本発明によれば、切離部が事前に切り離されることなく便座シートが便座に載置された後、シート本体の後方部が便座に座る使用者の臀部から後方への圧力を受けることにより、切離用連結部が開口部の内縁部から切断されるため、シート本体から切離部を自動的に切り離すことができる。
而して、使用者は、少しずつ位置をずらしながら切り込み線の両側を手で引っ張る動作を繰り返さずとも、シート本体から切離部を自動的に切り離すことができるため、便座シートの切離作業が不要となり便利である。
また、切離部をシート本体から垂下させるための垂下用連結部が存在する場合でも、便座シートが載置される際に便座シートから切離部が垂下しないため、切離部が便器内面の所定箇所に付着するように狙いを定めずとも、便座シートを便座に単に載置するだけでよく、便座シートの載置作業が容易となる。
また、切離部が便器内面の予期せぬ箇所に付着することもないため、載置後に切離部に引っ張られるようにしてシート本体が正規の位置からずれることを防止することができる。
さらに、使用者が切り込み線に沿ってシート本体から切離部を手で切り離すこともないため、垂下用連結部までも誤って切り離してしまうことを防止することができる。
本発明に係る便座シートの平面図である。 図1の便座シートの垂下用連結部を示す拡大平面図である。 図1の便座シートの切離用連結部を示す拡大平面図である。 図1の便座シートの使用状態を示す斜視図である。 図1のV−V線による(a)使用者が便座に座る直前の状態を示す拡大縦断面図、(b)使用者が便座に座る途中の状態を示す拡大縦断面図、(c)使用者が便座に座った直後の状態を示す拡大縦断面図である。 図1の便座シートの使用状態を示す斜視図である。 図1の便座シートの使用状態を示す平面図である。 図1の便座シートの使用状態を示す縦断面図である。
次に、本発明に係る便座シートSの一の実施形態について図1〜図8を参照しつつ説明する。なお、本発明において、使用者が便座Tの正面に立った場合において、便座Tの手前側(図1の下側)を「前側」、便座Tの奥側(図1の上側)を「後側」、便座Tの右側(図1の右側)を「右側」、前座Tの左側(図1の左側)を「左側」と定義する。なお、本明細書において、使用者とは、一般的な洋式便器の便座Tに座って排便することができる大きさの臀部Dを有する者、具体的には幅がおよそ240mm以上の臀部Dを有する者を指すものとする。
この便座シートSは、洋式便所における用便に用いられ、使用者の肌が直接便座に触れるのを防止するために便座に載置される便座シートである。この便座シートSは、長方形の薄い不織布または紙からなり、図1に示すように、シート本体1と、シート本体1の中央部に形成された開口部2と、開口部2の内縁部21から垂れ下がる切離部3とを備える。
この前記シート本体1は、便座Tに載置される部分であって、便座Tを全面的に覆う大きさに形成されている。具体的には、縦の長さが435mm、横の長さが400mに形成されている。
前記開口部2は、便を通過させて排出する排便孔であり、便座Tの開口部T1の周縁部を覆うように形成されている。具体的には、重心位置Gを通る縦の長さが203mm、重心位置Gを通る横の長さが165mm、最大の横の長さが205mmに形成されている。
前記切離部3は、シート本体1から切り抜かれることにより開口部2と同大同形に形成されている。このため、切離部3とシート本体1とを一体的に形成することができ、便座シートSの作成が容易となって、製造コストを低減することが可能となる。なお、以下の説明において、切離部3の重心位置Gより前側の周縁部を前側縁部31といい、重心位置Gより後側の切離部3の周縁部を後側縁部32という。
前記切離部3は、図1に示すように、右斜め前側の前側縁部31に垂下用連結部311を備え、垂下用連結部311は開口部2の右斜め前側の内縁部21に連結されている。また、切離部3は、シート本体1が便座Tに載置されたときに前側の便器内面Iに接触可能な長さに形成されている。このため、シート本体1を便座に載置した際、切離部3は、垂下用連結部311を基端として下方に垂れ下がり、便器の前側の便器内面Iに付着する。
また、本実施形態では、前記垂下用連結部311は、図2に示すように、その前端部が開口部2の内縁部21の最前端331から1cm〜15cm(L)の範囲内の後方に位置している。このため切離部3を前側の便器内面Iにより確実に付着させることができる。
また、前記垂下用連結部311は、図2に示すように、1cm〜10cm(W)の範囲内の長さに形成されている。このため、垂下用連結部311の長さを1cm以上にすることにより、垂下用連結部311が洗浄水の流れに引き込まれたときに引きちぎれることを防止することができる。また、垂下用連結部311の長さを5cm以下にすることにより、垂下用連結部311が折れ曲がり易くなり、切離部3を前側の便器内面Iにより一層確実に付着させることができる。
また、前記垂下用連結部311は、長さ方向に沿って1mm程度のミシン目が3mm程度の間隔で形成されている。これによれば、垂下用連結部311が折れ曲がり易くなり、切離部3を前側の便器内面Iにより一層確実に付着させることができる。
また、前記切離部3は、図3に示すように、後側縁部32が使用者の後側の臀部Dに沿う形状に形成されている。具体的には、後側縁部32は、右斜め後方に突出した右側山型部321と左斜め後方に突出した左側山型部322とが並んだ態様に形成されている。より具体的には、図3に示すように、右側山型部321は、前側縁部31の右側の後端から緩やかに左方へ湾曲しながら後方へ延びる第1伸長部321aと、第1伸長部321aの先端から緩やかに左方へ湾曲しながら左方へ延びる第2伸長部321bと、第2伸長部321bの先端から緩やかに前方へ湾曲しながら左斜め前方へ延びる第3伸長部321cを備えている。また、左側山型部322は、右側山型部321と左右対称に形成されており、前側縁部31の左側の後端から緩やかに右方へ湾曲しながら後方へ延びる第1伸長部322aと、第1伸長部321aの先端から緩やかに右方へ湾曲しながら右方へ延びる第2伸長部322bと、第2伸長部322bの先端から緩やかに前方へ湾曲しながら右斜め前方へ延びる第3伸長部322cを備えている。この右側山型部321と左側山型部322は、後側縁部32の中央において、緩やかな曲線状に形成された左右連結部32aにより連結されている。
また、前記切離部3は、右斜め後側および左斜め後側の後側縁部32に切離用連結部323を備えている。切離用連結部323は、それぞれ長さが1mm〜5mm程度、好ましくは1mm〜3mm程度、さらに好ましくは1mm〜2mm程度に形成されている。そして、右斜め後側の切離用連結部323は開口部2の右斜め後側の内縁部21に位置し、左斜め後側の切離用連結部323は開口部2の左斜め後側の内縁部21に位置している。
これによれば、切離部3が事前に切り離されることなく便座シートSが便座Tに載置された後、シート本体1の後方部13が便座Tに座る使用者の臀部Dから後方への圧力を受けることにより、切離用連結部323が開口部2の内縁部21から引き裂かれるように切断されるため、シート本体1から切離部3を自動的に切り離すことができる。しかも、切離部3の後側縁部32が、使用者が便座Tに座る際の使用者の臀部Dの形状に沿うため、シート本体1の後方部13は便座Tに座る使用者の臀部Dからより確実に後方への圧力を受けることができる。
また、本実施形態では、前記切離部3は、図1に示すように、切離用連結部323が切離部3の重心位置Gを中心として、切離部3の最前端部331からの角度θが90度から180度の範囲内に位置している。好ましくは、切離用連結部323は、角度θが100度から180度の範囲内に、より好ましくは、角度θが130度から140度の範囲内に位置しているのがよい。これによれば、臀部Dの圧力が大きくなる位置に切離用連結部323が位置するため、切離用連結部323が開口部2の内縁部21から切断され易くなる。
また、前記切離用連結部323は、長さが1mm以上に形成されているため、切離部3をシート本体1に確実に仮留めすることができる。また、切離用連結部323は、長さが5mm以下、好ましくは3mm以下、さらに好ましくは2mm以下に形成されているため、切離用連結部323が開口部2の内縁部21から一層切断され易くなる。
また、前記切離用連結部323は、長さ方向にミシン目が形成されてもよい。この場合、切離用連結部323が、開口部2の内縁部21からより一層切断され易くなる。
また、前記切離部3は、前端部33が鋭角をなして形成されている。これによれば、切離部3の前側が軽量になって切離部3の重心位置Gが後側に寄るため、切離部3が垂下用連結部311から垂れ下がり易くなる。特に、本実施形態では、前記切離部3は、上記のような形状の前側縁部31と後側縁部32を備えることにより平面視ハート形状に形成されている。このため、使用者は当該平面視ハート形状をもって便座シートSの前後を容易に把握することができるとともに、ハート形状による意匠的効果を発揮する。
以下、便座シートSの使用方法について述べる。
まず、製造者は、便座シートSを折り畳み、一枚または複数枚を包装袋に包装してパッケージ化する。
次に、パッケージ化された便座シートSを購入した使用者は、図4に示すように、洋式便所において、包装袋から便座シートSを取り出して広げたあと、便座Tを覆うようにして載置する。このとき使用者は、便座シートSの前側(平面視ハート形状の鋭角に形成せれている側)を便座Tの手前側とし、且つ便座シートSの後側(平面視ハート形状の2個の山型部321、322が形成されている側)を便座Tの奥側として、便座シートSの開口部2の内縁部21が便座Tの開口部T1の内側に配置されるように平面方向の位置を調整する。特に本実施形態では、便座ヒートSが平面視ハート形状に形成されているため、便座シートSの前後を容易に把握することができ便利である。なお、この状態では、切離部3の切離用連結部323はシート本体1に連結された状態となっており、切離部3は未だ下方に垂れ下がっていない。
このため、本実施形態のように切離部3をシート本体1から垂下させるための垂下用連結部311が存在する場合でも、便座シートSが載置される際に便座シートSから切離部3が垂下しないため、切離部3が便器内面Iの所定箇所に付着するように狙いを定めずとも、切離部3を事前に切り離すことなく、便座シートSを便座Tに単に載置するだけでよく、便座シートSの載置作業が容易となる。
また、切離部3が便器内面Iの予期せぬ箇所に付着することもないため、載置後に切離部3に引っ張られるようにしてシート本体1が正規の位置からずれることを防止することができる。
次に、使用者は、着衣を降ろし、便座シートSが載置された便座Tに座る。このとき、便座Tに臀部Dを下降させると、図5(a)に示すように、シート本体1の右側中央部11が使用者の左脚の太ももTHと便座Tとの間で挟圧されて便座T上で固定されるとともに、シート本体1の左側中央部12が右脚の太ももTHと便座Tとの間で挟圧されて便座T上で固定される。
そして、臀部Dをさらに下降させると、図5(b)に示すように、シート本体1の後側縁部32が、使用者の臀部Dに上方から覆われた状態となる。
そして、臀部Dをさらに下降させると、図5(c)に示すように、シート本体1の右側中央部11および左側中央部12が使用者の左脚の太ももTHと便座Tとの間で挟圧されて便座T上で固定されている中、シート本体1の後方部13が使用者の臀部Dと便座Tとの間で狭圧されながら後方(図5(c)の矢印の方向)への圧力を受ける。このため切離用連結部323が開口部2の内縁部21から引き裂かれるように切断されるため、シート本体1から切離部3を自動的に切り離すことができる。
したがって、使用者は、少しずつ位置をずらしながら切り込み線の両側を手で引っ張る動作を繰り返さずとも、シート本体1から切離部3を自動的に切り離すことができるため、便座シートSの切離作業が不要となり便利である。
また、使用者が切り込み線に沿ってシート本体1から切離部3を手で切り離すこともないため、垂下用連結部311までも誤って切り離してしまうことを防止することができる。
そして、図6から図8に示すように、切離用連結部323がシート本体1から切り離されたことにより、切離部3が垂下用連結部311を基端として下方に垂れ下がり、前側の便器内面Iに付着する。このとき、切離部3は開口部2の右斜め前側に配置されるため、図7に示すように使用者の尿が付着した切離部3が使用者の視界に入ることや、使用者が男性である場合に切離部3と使用者の身体が接触するといった使用者の不快を軽減することができる。
次に、使用者は、切離部3が垂下されて形成された開口部2を通して排便を行う。そして、トイレットペーパで尻を拭き、使用したトイレットペーパを便器内へ落とす。
最後に、使用者は、起立して臀部Dを便座シートSから離し、洗浄水を流す。すると、便器内面Iに付着した切離部3が洗浄水により引き込まれ、引き込まれた切離部3が垂下用連結部311を介してシート本体1を引き込むため、便座シートSを便座Tから自動的に排出することができる。このため、使用者は、快適かつ衛生的に便座Tを利用することが可能となる。
なお、図4から図8までにおいて、シート本体1が平らな板状に表記されているが、これは説明の便宜上のものであって、実際には、シート本体1の周縁部が便座Tの外側の縁部に沿って下方に折曲している。
なお、上記実施形態では、切離部3は、シート本体1から切り抜かれることにより開口部2と同大同形に形成されているとしたが、同大同形に形成されなくてもよい。
また、切離部3は、平面視ハート形状に形成されているとしたが、平面視ハート形状に形成されなくてもよい。
また、垂下用連結部311は、右斜め前側の前側縁部31に設けられるとしたが、左斜め前側の前側縁部31に設けられてもよいし、垂下用連結部311が設けられなくてもよい。
また、垂下用連結部311は、長さ方向に沿ってミシン目が形成されているとしたが、必ずしもミシン目が形成されなくてもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1…シート本体
11…右側中央部
12…左側中央部
13…後方部
2…開口部
21…内縁部
3…切離部
31…前側縁部
311…垂下用連結部
32…後側縁部
323…切離用連結部
33…前端部
331…最前端
S…便座
I…便器内面
D…臀部
TH…太もも

Claims (8)

  1. シート本体と、シート本体の中央部に形成された開口部と、該開口部の内縁部から切り離される切離部とを備えた便座シートであって、
    前記切離部は、前記開口部の右斜め後側および/または左斜め後側の前記内縁部において前記シート本体に連結された切離用連結部を備えることを特徴とする便座シート。
  2. 前記切離部は、後側縁部が使用者の臀部に沿う形状に形成されている請求項1に記載の便座シート。
  3. 前記切離部は、後側縁部が右斜め後方に突出した右側山型部と左斜め後方に突出した左側山型部とが並んだ態様に形成されている請求項2に記載の便座シート。
  4. 前記切離部は、平面視ハート形状に形成されている請求項3に記載の便座シート。
  5. 前記切離用連結部は、前記切離部の重心位置を中心として、前記切離部の最前端から90度から180度の範囲内に位置している請求項1から請求項4のいずれかに記載の便座シート。
  6. 前記切離用連結部は、1mm〜5mmの範囲内の長さに形成されている請求項1から請求項5のいずれかに記載の便座シート。
  7. 前記切離部は、前記開口部の内縁部に垂下用連結部が設けられており、前記切離用連結部が前記開口部の内縁部から切り離されることにより、前記垂下用連結部から垂れ下がる請求項1から請求項6のいずれかに記載の便座シート。
  8. 前記垂下用連結部は、前記開口部の右斜め前側または左斜め前側の前記内縁部に設けられている請求項7に記載の便座シート。

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