JP4858737B1 - 便座シート - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時に衣服が便器に触れず、不快感を生じない便座シートを提供する。
【解決手段】便座Bに載置されるシート状の便座載置部2前端に少なくとも便座Bの前部と便器Aの前突出部を覆う前垂れ部3が設けられた便座シート1であって、便座シート1は、便座開口部Cと対面する位置に切り込み部5を有するとともに、便座シート1の長手方向の中心線4を通り、便座載置部2及び前垂れ部3を谷折りする谷折り目6を有し、前垂れ部3は、谷折り目6を通る中央側の第一の折り返し部11を便座シート1の両側の第二の折り返し部12よりも前方方向に突出させて、便座シート1の裏面側に折り返す山折りにより形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、洋式の便座に使用する便座シートに関するものである。
従来の便座シートは、特許文献1に示すように、使用時に便座上に載置されるシート状のものが一般的である。しかしながら、このものにあっては、便座の前部と便器の前突出部を覆う前垂れ部が設けられておらず、使用時に衣服が便座と便器との隙間に入ったりして便器に触れ、不快感を生じるという問題点があった。この問題点を解消するために、提案された特許文献2に示すものは、Y字形に形成されていて、Y字のV部分を便座に載置し、I部分を便器の前面部に垂らすようにしたものであるが、Y字形に紙を裁断する必要があり、紙の歩留まりが悪いという問題点と、垂下部は単に垂らしたものであるため、便座シートは不安定であり、便座からずれたり、ずり落ちてしまうという問題点があり、このものにあっても、使用時に衣服が便座と便器との隙間に入ったりして便器に触れ、不快感を生じるという問題点を解消できなかった。この問題点を解消するために、提案された特許文献3に示すものは、便座の表面形状に対応した形状のカバー部と便器の前面部と両側面部とで構成されているが、紙の歩留まりが悪く製造しにくいという問題点と、便座及び便器の全体を被せるものであるため、被せるのに手間がかかり、使い勝手が悪いという問題点があった。
特開2003−319891号公報 特開2003−235762号公報 特開2006−289029号公報
本発明が解決しようとする課題は、使用時、衣服が便器に触れず不快感が無いとともに、紙の歩留まりも良く、使い勝手の良い便座シートを提供することにある。
本発明は、便座に載置されるシート状の便座載置部の前端に少なくとも便座の前部と便器の前突出部を覆う前垂れ部が設けられた便座シートであって、前記便座シートは、便座開口部と対面する位置に切り込み部を有するとともに、便座シートの長手方向の中心線を通り、前記便座載置部及び前記前垂れ部を谷折りする谷折り目を有し、前記前垂れ部は、前記谷折り目を通る中央側の第一の折り返し部を前記便座シートの両側の第二の折り返し部よりも前方方向に突出させて、便座シートの裏面側に折り返す山折りにより形成し、上記課題を解決したものである。
本発明の便座シートは、便座に載置されるシート状の便座載置部の前端に少なくとも便座の前部と便器の前突出部を覆う前垂れ部が設けられた便座シートであって、前記便座シートは、便座開口部と対面する位置に切り込み部を有するとともに、便座シートの長手方向の中心線を通り、前記便座載置部及び前記前垂れ部を谷折りする谷折り目を有し、前記前垂れ部は、前記谷折り目を通る中央側の第一の折り返し部を前記便座シートの両側の第二の折り返し部よりも前方方向に突出させて、便座シートの裏面側に折り返す山折りにより形成したことを特徴とするものであるから、使用時、衣服が便器に触れず不快感が無いとともに、紙の歩留まりも良いという効果があり、更に、便座載置部の裏面側に折り返した山折りの端部を把持して左右に拡げることにより、山折りされて便座載置部と重合された前垂れ部が便座載置部から離れるとともに拡がるので、便座に容易に被せることができるという効果がある。
本発明の第一実施例における便座シートの展開図。 本発明の第一実施例における便座シートを洋式の便器に取り付けた状態を示す正面図。 本発明の第一実施例における便座シートを洋式の便器に取り付けた状態を示す斜視図。 本発明の第二実施例における便座シートの裏面図。 本発明の第一実施例における便座シートの製作図(1) 本発明の第二実施例における便座シートの展開図。 本発明の第二実施例における便座シートを洋式の便器に取り付けた状態を示す正面図。 本発明の第二実施例における便座シートを洋式の便器に取り付けた状態を示す斜視図。 本発明の第二実施例における便座シートの裏面図。 本発明の第二実施例における便座シートの製作図(1) 本発明の第二実施例における便座シートの製作図(2) 本発明の第二実施例における便座シートの製作図(3) 本発明の第二実施例における便座シートの製作図(4) 本発明の第二実施例における便座シートの製作図(5)
以下、本発明の第一実施例の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
便座シート1は、採便シートのような水溶性の長方形形状の厚手の紙でできており、便座Bに載置される便座載置部2と、便座載置部2の一端に少なくとも便座Bの前部と便器Aの前突出部を覆う前垂れ部3が設けられている。便座シート1には、便座Bの開口部Cと対面する位置であって、便座シート1の長手方向の中心線4を通る位置に排出物を通過させるための切り込み部5が形成されている。切り込み部5は、便座Bの開口部Cよりも3センチメートル程度小さく形成されており、水洗する紙の量を少なくしている。
便座シート1は、便座シート1の長手方向における中心線4で谷折りし、便座載置部2と前垂れ部3を谷折りする谷折り目6を設けている。便座載置部2と前垂れ部3との境界線7は、山折りされており、その山折りは、便座シート1の谷折り目6を通る中央側の第一の折り返し点8を便座シート1の両側の第二の折り返し点9よりも便座シート1の前方方向に突出させて便座シート1の裏面側に折り返したものであり、その結果、便座シート1の中心線4よりも一部が三角形状に突出した三角形状部10を有する前垂れ部3が形成される。便座シート1の両側の第二の折り返し点9を把持して便座シート1を拡げると、谷折りされた便座載置部2は平面状となり、前垂れ部3は便座シート1の中心線4よりも一部が三角形状に突出した三角形状部10を有しているので、その三角形状部10は便座シート1の第一の折り返し点8を中心に前方に移動するとともに、前垂れ部3が便座載置部2の裏側から離れ、便座Bの前部と便器Aの前突出部を覆う前垂れ部3が現出される。
便座載置部2の前側は、便座載置部2と前垂れ部3との境界線7の所定位置と便座載置部2の両側端縁の所定位置とを結ぶ第一の折り返し部11にて山折りされて便座Bの形状に合うようにされるとともに、第一の折り返し部11の便座載置部2の表面側に第二の折り返し部12にて谷折りされており、第二の折り返し部12の端部に指で把持することが可能な摘み部13が形成されており、把持する位置が解るようにしている。摘み部13は、第一の折り返し部11よりも突出している方が把持し易いが、突出していなくても構わないものである。
第一の折り返し部11と前垂れ部3とが重なる箇所が接着されるとともに、第一の折り返し部11と第二の折り返し部12とが重なる箇所が接着されており、摘み部13を把持して便座シート1を拡げることで便座Bの前部と便器Aの前突出部Cを覆う前垂れ部3が便座載置部2の裏側から離れ、便座Bの前部と便器Aの前突出部を覆う前垂れ部3が現出されるのを動作に無駄なくできるようにしているが、第一の折り返し部11と前垂れ部3とが重なる箇所を接着しただけでも構わないものである。
便座載置部2と前垂れ部3との境界線7は、山折りされており、その山折りは、便座シート1の谷折り目6を通る中央側の第一の折り返し点8を便座シート1の両側の第二の折り返し点9よりも便座シート1の前方方向に突出させて便座シート1の裏面側に折り返したものであり、便座載置部2と前垂れ部3との境界線7における山折りにおいて、便座シート1の谷折り目6を通る中央側の第一の折り返し点8と便座シート1の両側の第二の折り返し点9との突出長さを変えることで境界線7を便座Bの形状に合わせることができ、標準の便座Bに対応させれば良いが、実施例では、L1=65ミリメートル突出させている。山折りの位置は、実施例では便座シート1の第一の折り返し点8からL2=180ミリメートルの位置にしているが、便座Bの前部と便器Aの前突出部を覆う範囲により任意に設定すれば良いものである。山折りは、便座シート1の長手方向の端縁から端縁に跨って中心線4で谷折りし、谷折り目6の途中位置から山折りしても構わないものであり、便座シート1の長手方向の端縁から中間位置まで中心線4で谷折りし、谷折り目6の終端位置から山折りしても構わないものである。
第一の折り返し部11の位置は、実施例では便座載置部2の前端部側が便座シート1の折り返し点8からL3=80ミリメートル離れた位置であり、便座載置部2の両端部側が便座シート1の両側の第二の折り返し点9からL4=80ミリメートルの位置であり、便座Bの形状に合うようにされている。
第二の折り返し部12の位置は、実施例では便座載置部2の前端部側が便座シート1の折り返し点8からL5=160ミリメートル離れた位置であり、便座載置部2の両端部側が便座シート1の両側の第二の折り返し点9からL4=80ミリメートルの位置であり、第一の折り返し部8の位置と同位置である。
便座シート1は、横が380ミリメートル、縦が540ミリメートルの長方形に形成されているが便座Bの側面を覆う大きさに形成されていても構わないものである。便座シート1は、水溶性の不織布のように水溶性の材質でできておれば、紙以外のものでも良いし、水溶性でなくても構わないものである。
摘み部13は、第一の折り返し部11よりも突出している方が把持し易いが、突出していなくても構わないものである。また、摘み部13は、便座シート1から突出するように便座シート1よりも厚く、硬い材質のもので別体に形成しても構わないとともに、色を付けることで把持する位置が解るようにしたり、切り起こしにより形成しても構わないものである。
以下、本発明の第二実施例の形態を図6〜図14に基づいて説明する。
本発明の第一実施例と同一の符号が付与されたものは、本発明の第一実施例と同一の構成であるため、説明を省略する。
便座載置部2及び前垂れ部3には、谷折れ目6に対し交差する方向に複数の屏風折り目22を有しており、便座シート21をコンパクトに折り畳めるようになっている。
便座シート21の裏面側における切り込み部5の残片23にはコンパクトに折り畳んだ便座シート21をカバーする包装帯体24が設けられている。包装帯体24が切り込み部5の残片23に設けられたものは、包装帯体24の位置調整が可能となり、折り畳んだ便座シート21を確実にカバーできる。包装帯体24も水溶性の材料でできたものは、水洗が可能である。
前垂れ部3の裏面上部には、固定紐25が設けられている。この固定紐25は、便器Aと便座Bに挟まれて便座シート21が便器Aに固定され、便座載置部2が便座Aの適正位置に固定される。
尚、便座載置部2の裏面に両面テープや粘着材を設けて、便座シート1、21が動かないようにしたり、屏風折り目22が肌に接することによる不快感を防止するようにしても構わない。
図9に示すように、便座シート1は、便座シート1の長手方向における中心線4で谷折りし、便座シート1の谷折り目6を通る中央側の第一の折り返し点8を便座シート1の両側の第二の折り返し点9よりも便座シート1の前方方向に突出させて便座シート1の裏面側に折り返して前垂れ部3を形成した後、図10に示すように、前垂れ部3の三角形状部10を前垂れ部3側に折り、その後、便座シート21を屏風折り目22で屏風折りし、図11に示すように、包装帯体24に収まるように折り畳み、その後、図12に示すように、便座シート21を包装帯体24に挟み、包装帯体24の3辺をミシン目26で留めているが、摘み部13を左右に開くだけで、包装帯体24が開くと同時に便座シート21も開き、図12に示すように、便座B上にセットできる状態になり、包装帯体24は便座の開口部Cに入り、便座載置部2の先端と便座Bを持ち上げ、便座シート21と便座Bを合わせることにより固定紐25が便座Bと便器Aとの間に挟まって固定されるのである。使用後は、便座シート21の先端を持ち上げることにより、ミシン目で繋いであった固定紐25のミシン目が外れ、便座Bの開口部Cから入れるだけで便座シート21及び包装帯体24の全てが水洗処理されるのである。
A 便器
B 便座
C 便座の開口部
1 便座シート
2 便座載置部
3 前垂れ部
4 中心線
5 切り込み部
6 谷折り目
7 境界線
8 第一の折り返し点
9 第二の折り返し点
11 第一の折り返し部
12 第二の折り返し部
13 摘み部

Claims (3)

  1. 便座に載置されるシート状の便座載置部の前端に少なくとも便座の前部と便器の前突出部を覆う前垂れ部が設けられた便座シートであって、前記便座シートは、便座開口部と対面する位置に切り込み部を有するとともに、便座シートの長手方向の中心線を通り、前記便座載置部及び前記前垂れ部を谷折りする谷折り目を有し、前記前垂れ部は、前記谷折り目を通る中央側の第一の折り返し部を前記便座シートの両側の第二の折り返し部よりも前方方向に突出させて、便座シートの裏面側に折り返す山折りにより形成したことを特徴とする便座シート。
  2. 便座載置部の前側は、便座の形状に合うように、便座載置部と前垂れ部との境界線の所定位置と便座載置部の両側端縁の所定位置とを結ぶ第一の折り返し部にて山折りされていることを特徴とする請求項1記載の便座シート。
  3. 便座載置部の前側は、便座の形状に合うように、便座載置部と前垂れ部との境界線の所定位置と便座載置部の両側端縁の所定位置とを結ぶ第一の折り返し部にて山折りされるとともに、前記第一の折り返し部の便座載置部の表面側に第二の折り返し部にて谷折りされており、第二の折り返し部の端部に指で把持することが可能な摘み部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の便座シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US1522699A (en) * 1922-09-12 1925-01-13 William J Reid Toilet-seat cover
JP2001128894A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Masaya Takinami 便座シート

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