JP2014200459A - マスク - Google Patents

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浩史 三宅
Hiroshi Miyake
浩史 三宅
亜希子 立川
Akiko Tachikawa
亜希子 立川
幸 大川
Miyuki Okawa
幸 大川
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Abstract

【課題】折り畳むことにより、使用者の口を覆うマウスマスクとして、あるいは、使用者の目を覆うアイマスクとして使用できるとともに、折り畳みを展開することにより、使用者の口と目の両方を覆うフェイスマスクとして使用できるマスクであって、マスクの折り畳みを展開してフェイスマスクとして使用する場合に好適に装着することができるマスクを提供する。【解決手段】上下方向yと左右方向xを有し、使用者の顔を覆って用いられるマスク1であって、本体部2と、本体部2から上下方向yに延在し、本体部2の上下方向yの端縁で折り返されて形成され、上下方向yにさらに折り畳まれた折り畳み部3と、マスク1の左右方向xの両側にそれぞれ設けられ、一方端が本体部2に接続し、他方端が折り畳み部3に接続した耳掛け4とを有する。【選択図】図1

Description

本発明はマスクに関するものであり、詳細には、使用者の口を覆うマウスマスクとして、あるいは、使用者の目を覆うアイマスクとして使用できるとともに、使用者の口と目の両方を覆うフェイスマスクとして使用できるマスクに関するものである。
従来、使用者の口を覆うマウスマスクとして使用できるとともに、使用者の口と目の両方を覆うフェイスマスクとして使用できるマスクが知られている(例えば、特許文献1,2)。また、使用者の目を覆うアイマスクとして使用できるとともに、使用者の口と目の両方を覆うフェイスマスクとして使用できるマスクも知られている(例えば、特許文献3)。これらのマスクは、マウスマスクまたはアイマスクとして使用する際はマスクが折り畳まれ、フェイスマスクとして使用する際はマスクの折り畳みを展開して用いるように構成されている。
特開2005−319264号公報 特開2012−165829号公報 特開2006−223608号公報
特許文献1〜3に開示されるマスクのように2通りに使用可能なマスクでは、いずれの使用態様においても安定してマスクを装着できることが望まれる。しかし特許文献1〜3に開示されたマスクでは、基本的に折り畳まれた状態で安定してマスクを装着することができるものの、マスクの折り畳みを展開した状態では、折り畳みを展開した部分の保持が不十分だったりして、安定して装着できるとは言い難い。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、折り畳むことにより、使用者の口を覆うマウスマスクとして、あるいは、使用者の目を覆うアイマスクとして使用できるとともに、折り畳みを展開することにより、使用者の口と目の両方を覆うフェイスマスクとして使用できるマスクであって、マスクの折り畳みを展開してフェイスマスクとして使用する場合に好適に装着することができるマスクを提供することにある。
前記課題を解決することができた本発明のマスクとは、上下方向と左右方向を有し、使用者の顔を覆って用いられるマスクであって;本体部と;本体部から上下方向に延在し、本体部の上下方向の端縁で折り返されて形成され、上下方向にさらに折り畳まれた折り畳み部と;マスクの左右方向の両側にそれぞれ設けられ、一方端が本体部に接続し、他方端が折り畳み部に接続した耳掛けとを有するところに特徴を有する。本発明のマスクは、耳掛けの一方端が本体部に接続し、他方端が折り畳み部に接続しているため、折り畳み部を折り畳んだ状態で安定して装着できるとともに、折り畳み部を展開した状態でも折り畳み部を安定して保持することができ、マスクを好適に装着することができる。
耳掛けは、折り畳み部から遠位側にある本体部の上下方向1/3の端部領域に接続していることが好ましい。このように耳掛け部が本体部に接続していれば、折り畳み部を折り畳んだ状態でマスクを好適に装着しやすくなる。
本体部および/または折り畳み部には、耳掛けの接続部分より上下方向の内方に、左右方向の端縁から内方に延びる切断可能線が形成されていることが好ましい。本体部および/または折り畳み部にこのように切断可能線が形成されていれば、顔の大きさの小さい使用者などがマスクを使用する際に、本体部および/または折り畳み部を切断可能線で切断してマスクを装着することで、本体部や折り畳み部と使用者の顔とのフィット性を高めることができる。好ましくは、耳掛けは左右方向に10mm以上の長さで本体部および/または折り畳み部に接合され、マスクには、耳掛けとの接合部より上下方向の内方に、当該接合部に沿って切断可能線が形成される。耳掛けに沿って切断可能線が形成されることにより、本体部および/または折り畳み部を切断可能線で切断しやすくなる。
本発明のマスクは、折り畳み部と本体部とに跨って、折り畳み部が折り畳まれた状態を維持するための保持部材が接合され、保持部材には、折り畳み部との接合部と本体部との接合部との間に保持部材切断可能線が形成されていることが好ましい。このように保持部材を設けることにより、折り畳み部を折り畳んだ状態で使用する際に、折り畳み部に誤って指などが引っ掛かっても折り畳み部が展開しにくくなる。
折り畳み部は、不透明かつ有色に形成されていることが好ましい。本発明のマスクが、本体部が使用者の口を覆うように用いられる場合は、折り畳み部は使用者の目を覆うように機能するが、この場合、折り畳み部が不透明かつ有色に形成されていれば、折り畳み部による遮光効果が高まる。
耳掛けには、耳掛けの離れた2点を1ヶ所で留める長さ調整具が設けられていることが好ましい。耳掛けに長さ調整具が設けられていれば、使用者の顔の大きさやマスクの使用態様に合わせて、耳掛けの耳に掛ける長さを調整することができる。
本発明のマスクは、本体部と折り畳み部を有し、一方端が本体部に接続し、他方端が折り畳み部に接続して耳掛けが設けられているため、折り畳み部を展開した状態でも折り畳み部を安定して保持することができ、フェイスマスクとして使用する場合もマスクを好適に装着することができる。
本発明のマスクの一例を表し、折り畳み部を折り畳んだ状態のマスクの平面図を表す。 図1に示したマスクのA−A断面図を表す。 図1に示したマスクの折り畳み部を展開した状態の平面図を表す。
本発明のマスクは、使用者の顔を覆って用いるものであり、使用者の口を覆うマウスマスクとして、あるいは、使用者の目を覆うアイマスクとして使用できるとともに、使用者の口と目の両方を覆うフェイスマスクとして使用できるものである。本発明のマスクは本体部と折り畳み部を有し、マウスマスクまたはアイマスクとして使用するときは折り畳み部を折り畳んで使用し、フェイスマスクとして使用するときは折り畳み部を展開して使用する。
マスクは上下方向と左右方向を有する。マスクの上下方向と左右方向は、使用者がマスクをかけた状態で、着用者の身体の上下方向と左右方向に相当する方向としてそれぞれ規定される。
本発明のマスクは、本体部と、本体部から上下方向に延在し、本体部の上下方向の端縁で折り返されて形成される折り畳み部を有する。本体部は、通常のマウスマスクの口を覆う部分、あるいは通常のアイマスクの目を覆う部分に相当する。本体部は、上下方向に、折り畳み部から遠位側にある端縁と、折り畳み部から近位側にある端縁を有する。折り畳み部から近位側にある本体部の端縁は、本体部と折り畳み部との境界を形成する。
本体部の形状は特に限定されないが、本体部は上下方向の端縁で折り返されて折り畳み部を形成することから、本体部は折り畳み部と接する端縁が直線状に形成されることが好ましい。本体部は、例えば、長方形状や、折り畳み部から遠位側の角が丸まって形成された長方形状に形成される。
本体部の大きさは、一般的なマウスマスクやアイマスクの大きさであればよく、上下方向の長さが例えば50mm〜120mm、左右方向の長さが例えば90mm〜200mmであればよい。なお、本発明のマスクは、フェイスマスクとして使用する際に、顔全体を耳の付近まで覆うように形成されるものでもよく、この点から左右方向の長さが例えば200mm〜350mmで形成されていてもよい。
折り畳み部は、本体部から上下方向に延在して設けられる。すなわち折り畳み部は、本体部に対して、上下方向に隣接して設けられる。折り畳み部は、本体部から上方に延在するように設けられてもよく、本体部から下方に延在するように設けられてもよい。本体部がマウスマスクとして使用される場合は、折り畳み部は前者のように構成され、本体部がアイマスクとして使用される場合は、折り畳み部は後者のように構成される。
折り畳み部は、本体部の上下方向の端縁で折り返されて形成される。本発明のマスクをマウスマスクまたはアイマスクとして使用する場合は、マスクを折り畳み部と本体部との境界で折り返した状態で使用し、本発明のマスクをフェイスマスクとして使用する場合は、マスクを折り畳み部と本体部との境界で折り返さずに両部が同一面となるように展開した状態で使用する。本体部と折り畳み部は、1つのシート部材から形成されてもよく、本体部と折り畳み部が別のシート部材から構成され、各シート部材が繋ぎ合わされて形成されていてもよい。
本発明のマスクでは、折り畳み部が、本体部の上下方向の端縁で折り返された状態で、さらに上下方向に折り畳まれている。折り畳み部は、例えば、アコーディオン状やロール状に折り畳まれる。好ましくは、折り畳み部の展開が容易になる点から、折り畳み部はアコーディオン状に折り畳まれる。なお、折り畳み部における折り畳みとは、折り畳み部が折り畳まれた状態で左右方向の両端部が互いに接合(固定)されていない状態を意味し、いわゆる一般的なマスク(マウスマスク)におけるプリーツは含まれない。
折り畳み部は、上下方向に少なくとも1回折り返されていれば、折り返し回数は特に限定されない。なお、折り畳み部をコンパクトに折り畳む点から、折り畳み部の折り返し回数は2回以上が好ましく、3回以上がより好ましい。また、折り畳み部が折り畳まれた状態で嵩張らないようにする点から、折り畳み部の折り返し回数は8回以下が好ましく、6回以下がより好ましい。折り畳み部の折り返し回数には、本体部と折り畳み部との境界での折り返しは含まれない。
折り畳み部がアコーディオン状に折り畳まれている場合は、折り畳み部の折り返し回数は奇数回であることが好ましい。この場合、折り畳み部が折り畳まれた状態で、折り畳み部の本体部から遠位側にある端縁がマスクの上下方向の外方に向くこととなるため、折り畳み部の展開が容易になる。
折り畳み部は、折り畳まれた状態で本体部の外縁より外方に延在しないように形成されていることが好ましい。このように折り畳み部が形成されていれば、本発明のマスクをマウスマスクまたはアイマスクとして使用する際(すなわち、折り畳み部を折り畳んだ状態で使用する際)、折り畳み部に誤って指などが引っ掛かったりして折り畳み部が展開することが起こりにくくなる。
折り畳み部は、本体部の上下方向の長さの1/2以下の長さ(より好ましくは2/5以下の長さであり、さらに好ましくは1/3以下の長さ)に折り畳まれていることが好ましい。折り畳み部がこのように折り畳まれていれば、本発明のマスクをマウスマスクまたはアイマスクとして使用する際、折り畳み部が邪魔になりにくくなる。
一方、折り畳み部を展開した状態では、折り畳み部の上下方向の長さは、本体部の上下方向の長さの0.7倍〜1.3倍となることが好ましい。このように折り畳み部が形成されていれば、折り畳み部を展開した際、本発明のマスクをフェイスマスクとして好適に使用しやすくなる。
折り畳み部は、マスクの使用者側に折り畳まれていることが好ましい。このように折り畳み部が形成されていれば、本発明のマスクをマウスマスクまたはアイマスクとして使用する際の見栄えが良くなり、また折り畳み部に誤って指などが引っ掛かったりして折り畳み部が展開することが起こりにくくなる。
折り畳み部の形状は特に限定されないが、折り畳み部の折り畳みが容易になる点から、折り畳み部は、長方形状や、本体部から遠位側の角が丸まって形成された長方形状に形成されることが好ましい。
折り畳み部は、不透明かつ有色に形成されていることが好ましい。例えば本発明のマスクが、本体部が使用者の口を覆うように用いられる場合は、折り畳み部は使用者の目を覆うように機能するが、この場合、折り畳み部が不透明かつ有色に形成されていれば、折り畳み部による遮光効果が高まる。
折り畳み部は、折り畳まれた状態で本体部および/または折り畳み部に仮留めされていることが好ましい。折り畳み部が折り畳まれた状態で本体部および/または折り畳み部に仮留めされていれば、本発明のマスクをマウスマスクまたはアイマスクとして使用する際に、折り畳み部が不用意に展開しにくくなり、取り扱い性が向上する。折り畳み部を展開する際は、仮留めを解いて、折り畳み部を展開すればよい。折り畳み部は、好ましくは、本体部から遠位側にある上下方向の端部が、本体部および/または折り畳み部と仮留めされている。詳細には、折り畳み部は、本体部から遠位側にある上下方向の端縁から10mm以内の領域で、本体部および/または折り畳み部と仮留めされていることが好ましい。
仮留めは、フック・ループ・ファスナー等の着脱可能な接合手段や、接着剤、熱融着、超音波融着等の接着手段により行えばよい。前者の場合、折り畳み部の本体部から遠位側にある上下方向の端部にフック・ループ・ファスナーのフック部材を設け、折り畳み部を折り畳んだ状態で当該フック部材と対向する部分の本体部および/または折り畳み部にフック・ループ・ファスナーのループ部材を設けたり、当該部分をループ部材として機能する材料で構成すればよい。また、フック部材とループ部材を入れ替えて設けてもよい。後者の場合、接着手段により折り畳み部と本体部および/または折り畳み部とを断続的に接着することが好ましく、これにより、仮留めを解く際に折り畳み部や本体部が損傷しにくくなる。
本発明のマスクは、折り畳み部と本体部とに跨って、折り畳み部が折り畳まれた状態を維持するための保持部材が接合されていてもよい。このとき、保持部材には、折り畳み部との接合部と本体部との接合部との間に保持部材切断可能線が形成されていることが好ましい。折り畳み部を展開する際は、保持部材を、保持部材切断可能線で切断することにより、保持部材が折り畳み部と接合部との間で切断され、折り畳み部を展開することができる。このように保持部材を設けることにより、折り畳み部に誤って指などが引っ掛かっても折り畳み部が展開しにくくなる。保持部材切断可能線は、保持部材にミシン目を設けたり、保持部材を部分的に線状に加熱して脆弱化することにより形成することができる。保持部材は、折り畳まれた状態の折り畳み部の最外側と本体部とを繋ぐように、折り畳み部と本体部とに跨って設けられることが好ましい。
本発明のマスクは、本体部や折り畳み部にプリーツが形成されていてもよい。本体部や折り畳み部にプリーツが形成される場合、本体部や折り畳み部は上下方向に折り畳まれて、左右方向の両端部で本体部どうしまたは折り畳み部どうしが接合(固定)されることとなる。なお、上記に説明した本体部や折り畳み部の長さに関する規定は、本体部や折り畳み部にプリーツが形成される場合は、プリーツを折り畳んだ状態で測定される。
本発明のマスクは、マスクの左右方向の両側に耳掛けが設けられている。耳掛けは、マスクの左右方向の両側にそれぞれ設けられ、耳掛けの一方端が本体部に接続し、他方端が折り畳み部に接続している。すなわち、耳掛けは右側耳掛けと左側耳掛けとから構成され、右側耳掛けがマスクの左右方向の右側に設けられ、左側耳掛けがマスクの左右方向の左側に設けられている。そして、右側耳掛けは、一方端が本体部の左右方向の右側に接続し、他方端が折り畳み部の左右方向の右側に接続し、左側耳掛けは、一方端が本体部の左右方向の左側に接続し、他方端が折り畳み部の左右方向の左側に接続している。
本発明のマスクは、このように一方端が本体部に接続し、他方端が折り畳み部に接続して耳掛けが設けられているため、折り畳み部を折り畳んだ状態でも展開した状態でも、好適にマスクを装着することができる。例えば、耳掛けの一方端と他方端の両方が本体部に接続している場合は、折り畳み部を展開した状態でマスクを使用すると、折り畳み部が本体部のみで支持されることとなり、展開した状態の折り畳み部を安定して保持することが難しくなる。その結果、フェイスマスクとして使用した場合に使用者の口と目の両方を安定して覆うことが難しくなる。また、本体部と折り畳み部にそれぞれ耳掛けを設けて、折り畳み部に設けられた耳掛けを使用者の耳に掛けることで、折り畳み部も安定して保持できるようにする対応も考えられるが、マスクの左右両側に耳掛けが2つずつ設けられることとなるため、使用方法が複雑になる。さらにこの場合、両方の耳掛けを使用者の耳に安定して掛けることは実際には難しい。しかし本発明のマスクでは、耳掛けの一方端が本体部に接続し、他方端が折り畳み部に接続しているため、折り畳み部を折り畳んだ状態で安定して装着できるとともに、折り畳み部を展開した状態でも折り畳み部を安定して保持することができ、マスクを好適に装着することができる。
耳掛けは、折り畳み部から遠位側にある本体部の上下方向1/3の端部領域に接続していることが好ましい。すなわち耳掛けは、折り畳み部から遠位側にある本体部の上下方向の端縁から、本体部の上下方向1/3以内の領域に接続していることが好ましい。このように耳掛け部が本体部に接続していれば、折り畳み部を折り畳んだ状態で、本発明のマスクを好適に装着しやすくなる。
耳掛けはまた、本体部から遠位側にある折り畳み部の上下方向1/3の端部領域に接続していることも好ましい。すなわち耳掛けは、本体部から遠位側にある折り畳み部の上下方向の端縁から、折り畳み部の上下方向1/3以内の領域に接続していることが好ましい(この場合の耳掛けの接続位置は、折り畳み部を展開した状態で規定される)。このように耳掛け部が折り畳み部に接続していれば、折り畳み部を展開した状態で、本発明のマスクを好適に装着しやすくなる。
耳掛けは、本体部または折り畳み部と同一部材から形成されていてもよく、本体部と折り畳み部とは別部材で構成され、耳掛けが本体部と折り畳み部に接合していてもよい。前者の場合は、例えば、1つのシート部材から本体部と折り畳み部と耳掛けを切り出して本発明のマスクを構成することができる。後者の場合は、例えば、本体部と折り畳み部に紐状の耳掛けを取り付けて本発明のマスクを構成する。いずれの場合も、耳掛けは本体部と折り畳み部に接続している。
耳掛けは、使用者の耳に掛ける長さを調節できるように構成されていることが好ましい。具体的には、耳掛けには、耳掛けの離れた2点を1ヶ所で留める長さ調整具が設けられていることが好ましい。本発明のマスクは、マウスマスクまたはアイマスクとして使用する場合と、フェイスマスクとして使用する場合とで、使用者にとって好適な耳掛けの長さが変わる可能性がある。従って、耳掛けに長さ調整具が設けられていれば、いずれの態様でマスクを使用する場合でも、好適にマスクを装着することができるようになる。
長さ調整具は、例えばリング状に形成され、リングの穴に耳掛けを2つ折りにした状態で通し、この状態で耳掛けを保持することで、耳掛けの離れた2点を1ヶ所で留めることができる。あるいは、長さ調整具がストリップ状に形成され、耳掛けの離れた2点をストリップ状の長さ調整具でくくることで、耳掛けの離れた2点を1ヶ所で留めてもよい。
本発明のマスクは、次のようにして、本体部や折り畳み部と使用者の顔とのフィット性を高めることができるようにすることが好ましい。すなわち、本体部および/または折り畳み部に、耳掛けの接続部分(耳掛けが本体部または折り畳み部に接続している部分)より上下方向の内方に、左右方向の端縁から内方に延びる切断可能線が形成されていることが好ましい。本体部および/または折り畳み部にこのように切断可能線が形成されていれば、顔の大きさの小さい使用者などがマスクを使用する際に、本体部および/または折り畳み部を切断可能線で切断してマスクを装着することで、本体部や折り畳み部と使用者の顔とのフィット性を高めることができる。特に、本発明のマスクをアイマスクやフェイスマスクとして使用する場合に、本体部および/または折り畳み部を切断可能線で適宜切断することで、顔の横から光が入り込むのを防ぐことが可能となる。切断可能線は、本体部や折り畳み部にミシン目を設けたり、本体部や折り畳み部を部分的に線状に加熱して脆弱化することにより形成することができる。
耳掛けが本体部と折り畳み部と別部材で構成される場合は、切断可能線は次のように形成されていることが好ましい。すなわち、耳掛けは、左右方向に10mm以上の長さで本体部および/または折り畳み部に接合され、マスクには、耳掛けとの接合部より上下方向の内方に、当該接合部に沿って切断可能線が形成されていることが好ましい。このように切断可能線を設けることにより、本体部および/または折り畳み部を、耳掛けに沿って形成された切断可能線で切断しやすくなる。この場合、耳掛けが左右方向に沿って本体部および/または折り畳み部に接合される長さは、20mm以上がより好ましく、30mm以上がさらに好ましく、また100mm以下が好ましく、80mm以下がより好ましい。
本発明のマスクは、従来のマウスマスクやアイマスクに使用可能な材料で構成することができる。本体部、折り畳み部、保持部材は、不織布、織布、編布、プラスチックフィルム等のシート部材から構成することができる。耳掛けは、本体部や折り畳み部や保持部材に使用可能なシート部材から構成してもよいし、弾性または非弾性の紐で構成してもよい。
次に、本発明のマスクについて、図面を参照して説明する。なお、本発明は、図面に示された実施態様に限定されるものではない。
図1〜図3には、本発明のマスクの一例を示す。図1は、折り畳み部を折り畳んだ状態の本発明のマスクの平面図を表し、図2は図1に示したマスクのA−A断面図を表し、図3は、図1に示したマスクの折り畳み部を展開した状態の平面図を表す。なお、図1および図3は、使用者側から見たマスクの平面図を表しており、また矢印xは左右方向を表し、矢印yは上下方向を表している。
マスク1は、本体部2と、本体部2から上下方向yに延在し、本体部2の上下方向yの端縁で折り返されて形成され、上下方向yにさらに折り畳まれた折り畳み部3を有する。図1では、折り畳み部3が上下方向yに3回折り返されており、この状態でマスク1をマウスマスクとして使用することができる。図3では、折り畳み部3が展開されており、折り畳み部3を使用者の目を覆うように使用し、マスク1をフェイスマスクとして使用することができる。
マスク1は、マスクの左右方向xの両側にそれぞれ設けられ、一方端が本体部2に接続し、他方端が折り畳み部3に接続した耳掛け4を有する。マスク1には、このように耳掛け4が設けられているため、図1に示すように折り畳み部3を折り畳んだ状態でも、図3に示すように折り畳み部3を展開した状態でも、耳掛け4を使用者の耳に掛けることで本体部2と折り畳み部3を安定して保持することができ、マスク1を好適に装着することができる。
耳掛け4は、図1および図3に示すように、本体部2の折り畳み部3から遠位側にある上下方向1/3の端部領域に接続していることが好ましい。マスク1では、耳掛け4の一方端が、折り畳み部3から遠位側にある本体部2の上下方向yの端部に接続している。このように耳掛け4が本体部2に接続していれば、折り畳み部3を折り畳んだ状態で、マスク1を好適に装着しやすくなる。一方、耳掛け4の他方端は、図3に示すように、折り畳み部3の本体部2から遠位側にある上下方向yの端部に接続していることが好ましい。このように耳掛け4が折り畳み部3に接続していれば、折り畳み部3を展開した状態で、マスク1を好適に装着しやすくなる。
耳掛け4は、図1および図3に示すように、左右方向xに延びるように本体部2および折り畳み部3に接合され、本体部2および折り畳み部3には、耳掛け4との接合部より上下方向yの内方に、左右方向xの端縁から内方に延びる切断可能線7が形成されていることが好ましい。このように切断可能線7が形成されていれば、本体部2および/または折り畳み部3を切断可能線7で切断することにより、使用者の顔の大きさに合わせてマスク1の形状を変え、マスク1のフィット性を高めることができる。
マスク1には、図1および図2に示すように、折り畳み部3を折り畳んだ状態で、折り畳み部3と本体部2とに跨って保持部材5が接合されていることが好ましい。保持部材5は、折り畳み部3が折り畳まれた状態を維持するために設けられ、保持部材5には、折り畳み部3との接合部と本体部2との接合部との間に保持部材切断可能線6が形成されている。保持部材5を設けることにより、マスク1を、折り畳み部3を折り畳んだ状態で使用する際、折り畳み部3が折り畳まれた状態で安定して保持される。折り畳み部3を展開する際は、保持部材5を切断可能線6で切断すればよい。
マスク1にはまた、折り畳み部3の本体部2から遠位側にある上下方向yの端部に、仮留め用の接合手段8が設けられていることが好ましい。図1および図2では、接合手段8としてフック・ループ・ファスナーのフック部材が設けられており、折り畳み部3が不織布で構成されている。その結果、折り畳み部3が折り畳まれた状態で、接合手段8(フック部材)が対向する折り畳み部3と着脱可能に接合され、仮留めできるようになっている。なお図2では、便宜上接合手段8が折り畳み部3と離れて示されているが、マスク1を、折り畳み部3を折り畳んだ状態で使用する際は、接合手段8は折り畳み部3と接合されていることが好ましい。
1: マスク
2: 本体部
3: 折り畳み部
4: 耳掛け
5: 保持部材
6: 保持部材切断可能線
7: 切断可能線
8: 接合手段

Claims (7)

  1. 上下方向と左右方向を有し、使用者の顔を覆って用いられるマスクであって、
    本体部と、
    前記本体部から上下方向に延在し、前記本体部の上下方向の端縁で折り返されて形成され、上下方向にさらに折り畳まれた折り畳み部と、
    前記マスクの左右方向の両側にそれぞれ設けられ、一方端が前記本体部に接続し、他方端が前記折り畳み部に接続した耳掛けとを有することを特徴とするマスク。
  2. 前記耳掛けは、前記折り畳み部から遠位側にある前記本体部の上下方向1/3の端部領域に接続している請求項1に記載のマスク。
  3. 前記本体部および/または前記折り畳み部には、前記耳掛けの接続部分より上下方向の内方に、左右方向の端縁から内方に延びる切断可能線が形成されている請求項1または2に記載のマスク。
  4. 前記耳掛けは、左右方向に10mm以上の長さで前記本体部および/または前記折り畳み部に接合され、
    前記マスクには、前記耳掛けとの接合部より上下方向の内方に、当該接合部に沿って前記切断可能線が形成されている請求項3に記載のマスク。
  5. 前記折り畳み部と前記本体部とに跨って、前記折り畳み部が折り畳まれた状態を維持するための保持部材が接合され、
    前記保持部材には、前記折り畳み部との接合部と前記本体部との接合部との間に保持部材切断可能線が形成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載のマスク。
  6. 前記折り畳み部が、不透明かつ有色に形成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載のマスク。
  7. 前記耳掛けには、前記耳掛けの離れた2点を1ヶ所で留める長さ調整具が設けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載のマスク。
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