JP2008200462A - 洋式便器便座ペーパーシート収納ボックス - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は洋式便座を使用の際、利用者が直接便座に肌をつける不快感の解消と便座の衛生面を考慮し、且つ、ワンタッチで便座にセットできる利便性の高い便座ペーパーシート収納敷設を提供することを目的とする。
【解決手段】便器蓋裏部分▲１▼にペーパーシート収納ボックス▲２▼を設置し、使用の際、ペーパーシート取り出し部分▲３▼より、１枚取り出し便座シート部分▲４▼全体に覆い被せる。この時点では、ペーパーシートはまだ収納装置から切り離されていない為、便座シートからズレたり落ちたりする不具合を防ぐことができる。使用後はペーパーシートカット部分▲５▼より切り離しトイレに流すことができる。
【選択図】図１

Description

本発明は洋式便器の蓋裏部分に取り付けるペーパーシート収納ボックスに関するものである。

従来の便座ペーパーシートは、単に便座に乗せるだけのものであり、使用の際、便座からズレたり、また、便座にセットするまでに時間を要するものが多い。さらに専用装置等の製作費、経費のかかるものが多かった。

従来の便座ペーパーシートは、その形状による不便性があり、シートにセットするまでの作業、そして、セットしてからは使用時にズレたりする可能性も大きい。これを解決するには大掛かりな器具、装置等はコスト高に通じ、広く普及するに程遠い存在である。

ペーパーシートの形状はあらかじめ、便座シートの形状に合わせカッティングされている。ペーパーシートは便座フタ裏部分に取り付けられた収納ボックスに収められ、使用の度に１枚ずつ取り出し便座シート上に覆い被せる。ペーパーシートは使用の際、ズレたり落ちたりしないように収納ボックスに固定され、使用後は簡単に切り捨てられる。

〈イ〉ペーパーシート図２▲６▼は、各種の便座シートに対応するため、サイズに余裕をもって裁断する。トイレ使用後捨てる際、ペーパーシートをカットしやすいように、のり付け又は切り取りのミシン線図２▲７▼を施しておく。
〈ロ〉ペーパーシートを入れる収納ボックス図１▲２▼は、プラスチック製や紙製からなり、折り込まれたペーパーシートを収納する。
〈ハ〉取り出されたペーパーシートは、切らずに広げると便座シートにスムーズに覆い被さり、用をたす時、直接肌が触れる所が全く無くなり不快感もなく、非常に衛生的である。
〈ニ〉使用後は、ペーパーシートを前方に引くと、容易に切り捨てることが出来る。
〈ホ〉切り取ったペーパーシートは、水溶性の素材を使用するのでそのまま水に流す事ができる。

発明の効果

不特定多数の人が利用する洋式便器においては、着座の際直接肌に触れる不快感を解消できる。また衛生面においても汚れを未然に防止し、快適にトイレを利用することができる。ペーパーシート収納ボックスの洋式便器取り付けも、両面接着テープまたは接着剤の使用で簡単に取り付けができる。又、使用頻度の高い場所や恒久的に使用する場合、便器の蓋裏部分に収納ボックスが簡単に取り替えられるよう、ホルダーをあらかじめ取り付けておけば、交換も容易である。使用の際は、固定された収納ボックスからワンタッチでペーパーシートを取り出し便座にセットできる。ペーパーシートおよび収納ボックスいずれもコスト面において原材料費がかからず製作できる。また、ペーパーシートは水溶性の素材を使用する為、利用後水で流すことができ、ゴミの増加などにもつながらず、衛生的かつ環境面においても効果の程が大きいものである。

この発明の一実施形態を示す斜視図である。 本実施例を示す平面図である。

符号の説明

１ 便器蓋裏
２ ペーパーシート収納ボックス
３ ペーパーシート取り出し部分
４ 便座
５ ペーパーシートカット部分
６ ペーパーシート
７ ペーパーシートのり付け又は切り取りミシン線

Claims (4)

1. 便座ペーパーシート収納ボックスは、公共施設など複数の利用者が使用するトイレにおいて、利用者が直接便座に肌をつける不快感の解消と便座の衛生面を解決する手段として極めて有効であり、ペーパーシートは環境問題を考慮した水溶性の素材を使用する。
2. 洋式便器蓋裏部分に便座ペーパーシート収納ボックスを設置し、便座ペーパーシートの利用が短時間で容易にできることを特徴とする収納ボックスである。
3. 利用の際、前記収納ボックスからペーパーシートを１枚引き出せばそのまま便座シート上に覆い被せられ、使用の際ズレなどがなく瞬時にトイレの利用ができる。
4. 用を足した後、ペーパーシートを軽く引けば、ボックス内で使用したペーパーシートのみ裁断され、直接トイレに流すことができる。

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