JP6679129B2 - 便座シート - Google Patents

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Description

本発明は、折りたたんだ状態から立体形状に展開した紙を洋式便器にセットして使用する便座設置部と貯水面直上が凧型形状の開口部を有する便座シートに関するものであり、特に便座着座面から便器内側面が連続した一体型の便座シートに関するものである。
従来、公共トイレの便器は清潔で衛生的であることが要求されるが、それを保つための対策がされているものは稀であり、不特定多数の人が繁用するので汚染しやすく、細菌に感染する恐れと不安がある。
特に下痢時は便が便器内で広範に飛散し、便器リム部裏周囲面や便座裏面にまで達し、清掃は煩わしく手間がかかる。
加えて、体調を崩しやすい小児の親や重篤な感染症患者の便を清掃する医療従事者は、自らも感染防止のために細心の注意を払いつつ清掃作業を複数回行わなければならない精神的負担があった。
感染防止や便の汚染防止には、トイレットペーパーや従来の便座シートを使用していた。
また、中央部に複数本の切断線が形成されている便座シートも提案されていた。(例えば特許文献1参照)
特開平10−108806号公報
これは次のような欠点があった。
感染防止のために清掃作業を複数回行わなければならない精神的負担があった。トイレットペーパーの多用は不経済であり、ずれやすかった。また従来の便座シートも便座着座面のセットが維持できにくく、ずれやすかった。
中央部に複数本の切断線が形成されている便座シートは、切断された隙間から便の付着や破れる恐れがあった。
本発明は、以上のような欠点をなくすために、なされたものである。
そして、本発明は、折りたたまれた状態から立体形状に展開した紙を洋式便器の便座に乗せてセットして使用する。
本発明による便座設置部の凧型形状の開口部の大きさは、便座の開口部とほぼ等しい大きさを有し、また貯水面の直上の凧型形状の開口部は、便器排水口の大きさにほぼ等しい大きさを有する。
本発明を展開すると、便座前半面部をカバーする紙片および便座後半面部カバー紙片の重ね部分が設けられており、便座の左右の隙間部分を覆うことができ、本発明使用者は着座時に便座への直接の接触を防止できる。
本発明の立体形状は、便座の着座面から便器の貯水面直上まで一体化した構成で覆うため、排泄物が便座裏面やリムを含む便器内面に直接付着するのを防ぐ。
その材質は可とう性や伸縮性を持たさずとも、皺や破れを伴うことなく展開でき、立体形状になるにもかかわらず平らに折りたためることを特徴とする。そのため、輸送も保管も便利である。
本発明使用時は、展開が容易で、且つ洋式便器の便座に乗せてセットする簡単な操作だけで、便器を清潔で衛生的に維持できる。
本発明を展開すると、便座設置部が凧型形状のため、便座の楕円形の大きさに関わらずずれにくく、便座を隙間なくカバーできる。
便座シートは紙なので、使用後は流すだけでよいので、感染防止や精神的負担の軽減になる。
便座着座面と便器内側部が連続した一体型のため、隙間がなく便座裏面やリム部裏周囲面、便器ボウル面の便の飛散が防止でき、汚染防止の優れた効果が発揮できる。
便座シートは立体形状で展開後は大きくなるが、使用前は平らに折りたたまれているのでコンパクトになり場所を取らず、輸送や保管が便利である。
本発明を立体形状に展開したときの立体図である。 本発明を洋式便器の便座にセットした時の鉛直面透視図である。 図2にセットした本発明を右側から見た側面透視図である。 本発明の部分として、太い実線に沿って切り出される紙Aを示す平面図Aである。 本発明の部分として、太い実線に沿って切り出される紙Bを示す平面図Bである。 本発明を立体形状に展開する以前を示す折りたたみ左側面図である。 本発明を立体形状に展開する以前を示す折りたたみ右側面図である。
本発明は、図6および図7に示す折りたたまれた状態から、図1に示す立体形状に展開した紙を洋式便器に図2および図3に示す位置にセットして使用する。
本発明は、折りたたまれた状態から立体形に展開することで、図2の鉛直面透視図に示す凧型形状の開口部X1が便座面に開口し、便器ボウル下部の貯水面の直上には凧型形状の開口部X2が開口し、図1に示す先すぼみの立体形状が出来上がる。
本発明の展開方法は図1の左カバー紙片の重ね部Lと右カバー紙片の重ね部Rをそれぞれ軽くつまみ左右に広げるだけで、図2に示す凧型形状の開口部X1が得られ、これに従って貯水面への凧型形状の開口部X2も得られる。
本発明は、洋式便器内の形状を考慮した立体構造を実現するために図4に示す紙Aと図5に示す紙Bは同じ平面図形ではなく、それぞれが異なった形になっている。
洋式便器の内側面について図3側面透視図の便器リム部から貯水面に至るまでのボウルの形状をみると、用便者が便座に着座したときを基にして背面側の便器内壁は便の落下を考慮し垂直であり、腹部側の便器内壁は便器の上部から下部の貯水面に至るまで、傾斜している。
本発明の図2に示す便座側の開口部X1と貯水面上の開口部X2は凧型となっているが、仮にこれらに相当する部分を菱形とした場合、展開しても既述の便器の内側面に沿った形状とならない。また長さを切り詰めて便器内側面の傾斜面に下端を開口するか、その中途を曲げなければ貯水面に下端が至らない。すると用便者の肛門と貯水面の垂直方向に紙の面が介在するため、排便時に落下した便によって紙が破れやすくなり便器の汚染防止の役割を成さない恐れがある。
上記の理由により本発明は開口部を凧型にすることによって、図2および図3に示す位置で設置できることから、用便者の肛門と貯水面の垂直方向に紙の面が介在せず、既述の排便時の便による紙の破れを防ぐことが出来る。
最近の洋式便器は、ビデおよび肛門洗浄用のノズルを備えているものが多く、これに対応するため本発明は図5に示す紙Bにノズル通し用切り抜きb17を設けることが可能で用便者は本発明の使用前にこの部分を切り取って除去し使用することが出来る。
本発明使用後は、図1および図2に示す便座左前半部カバー紙片a3と便座右前半部カバー紙片a4、また便座左後半部カバー紙片b3と便座右後半部カバー紙片b4のそれぞれを便器ボウルに向けて折り曲げてそのまま水洗し流せばよい。
本発明は図4に示す紙Aと図5に示す紙Bを連結した折りたたみ構造になっており、紙Aと紙Bを連結する手段として、紙Aに左の糊代a1および右の糊代a2を設け、紙Bに左の糊代b1および右の糊代b2を設けている。太い実線に沿って切り出された紙Aと紙Bを向かい合わせ、対応する糊代a1とb1を重ね合わせて貼り付けし、糊代a2とb2を重ね合わせて貼り付けることで、紙Aと紙Bは左右の二箇所で接合される。
上記により接合された本発明を図4に示す紙Aの縦中心の鎖線と図5に示す紙Bの縦中心の鎖線に沿って谷折りすることで、図6および図7に示す折りたたみの形態になり、このまま保管出来る。
本発明は折りたたみの形態を実現するために、図4に示す紙Aに示される角度a9と角度a10は同じ角度であり、図5に示す紙Bで示される角度b9と角度b10は同じ角度である。
上記と同様に図4に示す紙Aに示される角度a11と角度a12は同じ角度であり、図5に示す紙Bに示される角度b11と角度b12は同じ角度である。
図4に示す紙Aの糊代の長さa13と糊代a14の長さ、図5に示す紙Bの糊代b13と糊代b14の長さは全て同じである。
用便者の臀部が便座に直接接触するのを防ぐため、本発明は便座を隙間なく覆う部分を備えている。図4に示す紙Aは便座左前半部カバー紙片a3と便座右前半部カバー紙片a4、および図5に示す紙Bは便座左後半部カバー紙片b3と便座右後半部カバー紙片b4を有し、便座左右にあたる部分でも図1の様に紙片が重なることで、便座の左右も欠けることなく覆うことが出来る。
図4に示す紙A、図5に示す紙Bの各々のカバー紙片の幅は、便座を覆うために十分な幅を有するものとする。
本発明は紙であるため、安価で且つ簡単に製造できるので、公共トイレや家庭のトイレ、更に病院・学校・ホテル・事業所・企業等の各々のトイレに設置し使用することで、産業上の利用可能性と需要は極めて大きい。

Claims (2)

  1. 折りたたんだ状態から立体形状に展開した紙を洋式便器にセットして使用する便座設置部と貯水面直上に凧型形状の開口部を有する便座シート。
  2. 2枚の便座着座面から便器内側面が連続した一体型の構造を有する紙で構成され、便座面を覆うことにあっては左右臀部の着座部各々に、2枚の前記紙が重なる重なり部を設けることを特徴とする、請求項1記載の便座シート。
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