JP2016062864A - 電極の製造方法及び電極の製造装置 - Google Patents

電極の製造方法及び電極の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成でカールを矯正することが課題である。【解決手段】帯状の金属箔に活物質層が形成された帯状電極Cを巻出ロール20aから巻き出す巻出工程2Aと、帯状電極Cを一定間隔毎に停止させて電極を切り出す切出工程4Aとを含む電極の製造方法であって、巻出工程2Aで巻き出された帯状電極Cの一方の面を押圧部30で押圧し、帯状電極Cのカールを矯正するカール矯正工程3Aを含み、一方の面は巻出ロール20aに巻き取られていたときの帯状電極Cの外周側の面であり、押圧部30は切出工程4Aにおける切出位置P2から巻出ロール20a側に一定間隔の整数倍の距離I分離れた位置P1に配置される。【選択図】図1

Description

本発明は、電極の製造方法及び電極の製造装置に関する。
リチウムイオン二次電池等の中で積層型の電池に用いられる電極は、帯状の金属箔に活物質層が形成された帯状電極から打抜き機等で切出される。帯状電極は、巻取ロールに巻き取られた状態になる場合があるので、カールが発生する可能性がある。特に、プレス工程によって圧密化された状態、更には、ベーク工程(焼成工程)等で巻き取られた状態の帯状電極に熱が長時間加えられると、活物質層に含まれるバインダの硬化が進み、カールが発生し易くなる。カールが発生すると、電極を打抜く際の打抜き精度の低下、多数の電極を積層する際の積層ずれなどの問題が発生する。カールを矯正するために、例えば、特許文献1には、帯状電極が一次用巻取ロールに巻き取られた状態で一次ベークを行い、一次ベーク時の巻き取り状態と表裏反転させて二次用巻取ロールに帯状電極を巻き直し、二次用巻取ロールに巻き取られた状態で二次ベークを行うことが開示されている。
特開2014−78436号公報
特許文献1に開示の方法でカールを矯正する場合、帯状電極を巻き直すので、二個の巻取ロール及び巻き直す装置が必要となり、巻き直すためのスペースも確保する必要がある。さらに、一次ベークと二次ベークを行うので、ベーク装置も大型化する必要がある。そこで、本技術分野においては、簡易な構成でカールを矯正することが要請されている。
本発明の一側面に係る電極の製造方法は、帯状の金属箔に活物質層が形成された帯状電極を巻出ロールから巻き出す巻出工程と、帯状電極を一定間隔毎に停止させて電極を切り出す切出工程とを含む電極の製造方法であって、巻出工程で巻き出された帯状電極の一方の面を押圧部で押圧し、帯状電極のカールを矯正するカール矯正工程を含み、一方の面は、巻出ロールに巻き取られていたときの帯状電極の外周側の面であり、押圧部は、切出工程における切出位置から巻出ロール側に一定間隔の整数倍の距離分離れた位置に配置される。
この電極の製造方法は、巻出工程と切出工程との間に押圧部を配置させ、押圧部で帯状電極の一方の面(カールの凸状の側)を押圧する構成なので、簡易な構成でカールを矯正することができる。特に、この製造方法は、切出工程で停止させる一定間隔の整数倍の距離分離れた位置に押圧部を配置させるので、帯状電極における電極として切り出される部分(活物質層)を効率良く停止時間の間押圧でき、カールの矯正効果を向上させることができる。
一実施形態の電極の製造方法では、カール矯正工程では、押圧部で帯状電極を加熱する。押圧部で帯状電極を加熱しながら押圧することにより、カールの矯正効果を更に向上させることができる。
本発明の一側面に係る電極の製造装置は、帯状の金属箔に活物質層が形成された帯状電極を巻出ロールから巻き出し、帯状電極を一定間隔毎に停止させて電極を切り出す電極の製造装置であって、巻出ロールから巻き出された帯状電極の一方の面を押圧する押圧部を備え、一方の面は、巻出ロールに巻き取られていたときの帯状電極の外周側の面であり、押圧部は、帯状電極から電極を切り出す切出位置から巻出ロール側に一定間隔の整数倍の距離分離れた位置に配置される。この電極の製造装置は、上記の電極の製造方法と同様に作用し、同様の効果を奏する。
一実施形態の電極の製造装置では、押圧部は、帯状電極を加熱する。この押圧部は、加熱ロールである。また、この押圧部は、ホットプレス機である。
本発明によれば、簡易な構成でカールを矯正することができる。
第1実施形態に係る電極の製造装置を模式的に示す図である。 帯状電極の一部分を示す平面図である。 第2実施形態に係る電極の製造装置を模式的に示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る電極の製造方法及び電極の製造装置を説明する。なお、各図において同一又は相当する要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態は、ベーク工程でベークされた帯状電極から電極を切り出す電極の製造装置に適用する。本実施形態には、2つの実施形態があり、第1実施形態が加熱ロールを用いてカール矯正を行う形態であり、第2実施形態がホットプレス機を用いてカール矯正を行う形態である。なお、製造される電極は、例えば、二次電池、電気二重層キャパシタ等の蓄電装置に用いられる。二次電池としては、例えば、リチウムイオン二次電池等の非水電解質二次電池である。また、製造される電極は、一次電池に用いられてもよい。本実施形態では、リチウムイオン二次電池に用いられる電極を製造する場合とする。
図1、図2を参照して、第1実施形態に係る電極の製造装置1A(巻出工程2A、カール矯正工程3A、切出工程4A)について説明する。図1は、第1実施形態に係る電極の製造装置を模式的に示す図である。図2は、帯状電極の一部分を示す平面図である。
製造装置1Aについて説明する前に電極について説明しておく。電極は、金属箔の表裏面の少なくとも一面に電極ペーストが塗工されて活物質層が形成されている。電極は、金属箔の端部に活物質層が形成されていないタブを有している。
金属箔は、例えば、銅箔、アルミニウム箔である。電極ペーストは、活物質、バインダ、溶剤等を含んでいる。活物質は、正極活物質及び負極活物質のいずれであってもよい。正極活物質としては、例えば、複合酸化物、金属リチウム、硫黄である。複合酸化物は、マンガン、ニッケル、コバルト及びアルミニウムの少なくとも1つとリチウムとを含む。負極活物質は、例えば、黒鉛、高配向性グラファイト、メソカーボンマイクロビーズ、ハードカーボン、ソフトカーボン等のカーボン、リチウム、ナトリウム等のアルカリ金属、金属化合物、SiOx(0.5≦x≦1.5)等の金属酸化物、ホウ素添加炭素である。バインダは、例えば、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフルオロエチレン、フッ素ゴム等の含フッ素樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂、ポリイミド、ポリアミドイミド等のイミド系樹脂、アルコキシシリノレ基含有樹脂である。溶剤は、例えば、NMP(N−メチルピロリドン)、メタノール、メチルイソブチルケトン等の有機溶剤、水である。電極ペーストは、カーボンブラック、黒鉛、アセチレンブラック、ケッチェンブラック(登録商標)等の導電助剤を含んでいてもよい。また、電極ペーストは、カルボキシメチルセルロース(CMC)等の増粘剤を含んでいてもよい。
この電極を製造する場合、上記各物質を混練して電極ペーストを生成する工程、電極ペーストを帯状の金属箔に塗工する工程、電極ペーストを乾燥する工程、乾燥後にプレスする工程、ベーク(焼成)する工程等により、図2に示すように帯状の金属箔Aに活物質層Bが形成される。この活物質層Bが形成された帯状の金属箔Aを、帯状電極Cと称する。製造装置1Aでは、この帯状電極Cから電極を切り出す。なお、本実施形態では、帯状の金属箔Aの表裏両面に活物質層Bが形成され、間欠塗工によって活物質層Bが帯状の金属箔Aの長手方向に所定間隔をあけて配置される帯状電極Cとする。また、本実施形態では、帯状電極Cの長手方向において隣り合う活物質層B,B間の一定間隔をパターン長L(mm)とする。また、本実施形態では、電極の切り出しを打抜きで行う。
ベーク工程では、巻取ロールに巻き取られた状態の帯状電極Cに熱が長時間加えられる。これにより、帯状電極Cの各活物質層Bは巻き取られている状態に応じて変形し、その変形した各活物質層Bの中でバインダの硬化が進む。そのため、帯状電極Cの各活物質層Bが巻取ロールに沿い、湾曲した形状にて形がついてしまう状態、すなわちカールが発生する。巻取ロールに巻き取られていたときの帯状電極Cの外周側が、カールの凸状の側となる。製造装置1Aでは、この帯状電極C(特に、活物質層B)に発生したカールを矯正する。
それでは、製造装置1Aについて説明する。製造装置1Aでは、帯状電極Cを巻き出し(巻出工程2A)、その巻き出された帯状電極Cから電極を打抜きで順次切り出す(切出工程4A)。特に、製造装置1Aでは、切り出す前に帯状電極Cのカールを矯正する(カール矯正工程3A)。
巻出工程2Aについて説明する。巻出工程2Aは、ロール状に巻き取られている帯状電極Cを巻き出す工程である。巻出工程2Aは、巻出機20を備える。巻出機20は、コア20bに帯状電極Cが巻き取られた巻出ロール20aを有する。この巻出ロール20aは、ベール工程での帯状電極Cが巻き取られた巻取ロールがそのまま用いられる。巻出機20では、巻出ロール20aから帯状電極Cを巻き出す。巻出機20の制御は、製造装置1Aの制御装置(図示せず)によって行われる。
巻出工程2Aと切出工程4Aとの間には、巻き出された帯状電極Cの搬送を補助する補助ロール50等が適宜配置される。図1には、補助ロール50しか描いていないが、必要に応じて適宜の箇所に補助ロールが配置され、所定の搬送経路が形成される。帯状電極Cは、所定の速度で搬送される。但し、切出工程4Aで電極を打抜く間、搬送が停止される。停止中、巻出機20では、帯状電極Cの巻き出しを停止する。搬送中又は停止中の帯状電極Cには、所定のテンション(張力)がかかっている。本実施形態では、帯状電極Cが搬送される方向Dにより、巻出ロール20a側を上流側とする。
切出工程4Aについて説明する。切出工程4Aは、帯状電極Cを一定間隔(パターン長L)毎に停止させて電極を切り出す工程である。切出工程4Aは、打抜き機40を備えている。打抜き機40は、従来の周知の打抜き機である。打抜き機40では、例えば、帯状電極Cから図2の破線Eで示す形状の電極を打抜く。打抜き機40での打抜きは、帯状電極Cが停止した状態で行われる。したがって、帯状電極Cの搬送は、打抜き機40での打抜き毎に所定時間停止される。所定時間は、コンマ数秒〜数秒程度である。この所定時間経過すると、帯状電極Cの搬送を再開し、帯状電極Cを間欠塗工のパターン長Lずつ移動させる。打抜き機40の制御は、製造装置1Aの制御装置によって行われる。打抜かれた電極は、打抜き機40により移送され、図示しないマガジンに積層される。なお、図1に示すように、打抜き機40で打抜かれる活物質層Bの搬送方向Dにおける中心位置を、打抜き位置(切出位置)P2とする。
カール矯正工程3Aについて説明する。カール矯正工程3Aは、巻き出された帯状電極C(特に、活物質層B)の一方の面を加熱しながら押圧し、帯状電極Cのカールを矯正する工程である。カール矯正工程3Aは、加熱ロール30を備える。第1実施形態では、加熱ロール30が特許請求の範囲に記載の押圧部に相当する。
加熱ロール30は、円筒状であり、帯状電極Cの幅よりも広い幅を有している。加熱ロール30は、回転可能に支持されている。加熱ロール30の内部には、加熱手段が設けられている。加熱手段は、例えば、ロール内に設けられるヒータ、ロール内に熱媒体(熱媒油等)を循環させる装置である。加熱ロール30の本体は、熱伝導性が高くかつ熱容量が大きい材料からなることが望ましい。加熱ロール30は、加熱温度(特に、表面温度)を所望の温度に調整可能である。加熱温度は、加熱によって活物質層B及び金属箔Aに問題を発生させない程度の高温であり、例えば、200℃以下である。加熱ロール30では、帯状電極Cに接触した状態で加熱でき、帯状電極Cに効率的に多くの熱を加えることができる。
加熱ロール30は、巻出ロール20aに巻き取られていたときの帯状電極Cの外周側の面側(カールの凸状の側)に配置され、帯状電極Cの外周側の面に接触する。特に、加熱ロール30は、帯状電極Cと接触している部分の角度である抱き角θが所定角度になるように配置される。したがって、帯状電極Cを搬送させる角度は、加熱ロール30の前後で所定角度変化することになる。所定角度は、数十°〜百数十°程度の角度であり、最大180°である。所定角度は、活物質層Bの搬送方向Dにおける長さH(図2参照)、加熱ロール30の径等を考慮して設定される。所定角度は、活物質層Bの表面の全面に加熱ロール30が接触できるように設定されることが望ましい。また、所定角度は、帯状電極C(特に、活物質層B)のカールを適正な形状まで矯正できるように設定されることが望ましい。ちなみに、抱き角θと加熱ロール30の径の少なくとも一方を大きくするほど、加熱ロール30が帯状電極Cに接触する搬送方向Dの長さ(ひいては、接触する面積)を大きくするができる。抱き角θが所定角度になるように加熱ロール30が配置されることにより、図1に示すように、加熱ロール30が帯状電極Cの外周側の面(活物質層Bの表面)に適切な長さ分接触した状態で押圧できる。その結果、カールの凸状の側である帯状電極Cの外周側が、凹状に反った状態となる。
加熱ロール30は、搬送方向Dにおいて巻出ロール20aと打抜き機40との間に配置される。特に、加熱ロール30は、打抜き位置P2から、搬送経路に沿い巻出ロール20a側(上流側)にパターン長Lの整数n倍の距離I(=L×n)分離れた位置P1に配置される。整数nは、1以上の整数であればよいが、打抜き機40の大きさ、加熱ロール30の抱き角θを所定角度にするための配置等を考慮して適宜の整数値が設定される。このような位置P1に加熱ロール30を配置させることにより、打抜き毎に帯状電極Cの搬送が所定時間停止したときに、帯状電極Cに所定間隔おきに配置される活物質層Bが加熱ロール30の真下に位置することになる。特に、活物質層Bの搬送方向Dにおける中心位置と加熱ロール30の搬送方向Dにおける中心位置とが一致する。そのため、加熱ロール30により、停止時間の間、帯状電極Cにおける活物質層B(電極として切出される部分)を効率良く加熱しながら押圧できる。
なお、搬送中又は停止中の帯状電極Cには上記したようにテンションがかかっているが、補助ロール(テンションロール)を加熱ロール30の上流側及び下流側に配置し、カール矯正に必要な適正なテンションが帯状電極Cに確実にかかるようにしてもよい。このような上流側及び下流側の補助ロールにより、加熱ロール30の抱き角θを所定角度に調整するようにしてもよい。
上記構成の製造装置1Aでの動作について説明する。巻出機20では、巻出ロール20aから帯状電極Cを巻き出し、打抜き機40での打抜き毎に巻き出しを所定時間の間停止する。巻き出された帯状電極Cは、巻出ロール20aから打抜き機40まで搬送され、打抜き機40で打抜き毎に所定時間の間停止する。帯状電極Cにおける加熱ロール30の直前の活物質層B,Bまでは、カールが発生している。このカールは、加熱ロール30が配置される側が凸状である。
搬送中の帯状電極Cの任意の活物質層B,Bが加熱ロール30が配置されている位置P1に到達したときに、打抜き機40で打抜きが行われるので、帯状電極Cが所定時間の間停止する。この所定時間の間に、加熱ロール30は、直前まで凸状であった活物質層Bに接触し、その活物質層Bを含む帯状電極Cを熱を加えながら押圧する。これにより、帯状電極Cの活物質層B,Bは、直前まで凸状の側が凹状に反った状態になり、反った状態で熱が加えられる。この加熱により、反った形状の活物質層Bの中でバインダが一時的に軟化する。その結果、活物質層B,Bのカールの湾曲状の形状が、矯正され、略平面状になる。帯状電極Cにおける加熱ロール30を通過した直後の活物質層B,Bからは、カールがないかあるいはカールが殆ど解消される。
搬送中の帯状電極Cの任意の活物質層B,Bが打抜き機40の打抜き位置P2に到達すると、帯状電極Cが所定時間の間停止する。この所定時間の間に、打抜き機40では、帯状電極Cから電極を打抜く。この際、帯状電極C(特に、活物質層B,B)のカールが矯正されているので、打抜き機40では精度良く打抜くことができる。打抜かれた電極は、マガジンに積層される。この際、打抜き後の電極もカールしていないので、マガジンに精度良く積層でき、積層ずれを抑制できる。
この製造装置1Aによれば、巻出工程2Aと切出工程4Aとの間に加熱ロール30を配置させ、加熱ロール30で帯状電極Cの一方の面(カールの凸状の側)を押圧する構成なので、簡易な構成でカールを矯正することができる。特に、製造装置1Aでは、打抜き位置P2からパターン長Lの整数n倍の距離I分離れた位置P1に加熱ロール30を配置させるので、帯状電極Cにおける電極として切出される部分(活物質層B)を効率良く停止時間の間押圧でき、カールの矯正効果を更に向上させることができる。また、製造装置1Aでは、加熱ロール30で活物質層Bを加熱しながら押圧することにより、カールの矯正効果を更に向上させることができる。
図3を参照して、第2実施形態に係る製造装置1B(巻出工程2B、カール矯正工程3B、切出工程4B)について説明する。図3は、第2実施形態に係る電極の製造装置を模式的に示す図である。
製造装置1Bは、第1実施形態に係る製造装置1Aと比較すると、カール矯正工程3Bが異なる。巻出工程2B、切出工程4Bについては、第1実施形態に係る巻出工程2A、切出工程4Aと同様の工程なので、説明を省略する。
カール矯正工程3Bについて説明する。カール矯正工程3Bは、巻き出された帯状電極C(特に、活物質層B)の一方の面を加熱しながら押圧し、帯状電極Cのカールを矯正する工程である。カール矯正工程3Bは、ホットプレス機31を備える。ホットプレス機31は、パンチ32、ダイ33、スライド機構34等を備えている。ホットプレス機31の制御は、製造装置1Bの制御装置(図示せず)によって行われる。第2実施形態では、ホットプレス機31が特許請求の範囲に記載の押圧部に相当する。
パンチ32は、巻出ロール20aに巻き取られていたときの帯状電極Cの外周側の面(活物質層Bの表面)を加熱しながら押圧する金型部材である。パンチ32は、帯状電極Cの外周側(カールの凸状の側)に配置される。パンチ32の幅は、帯状電極Cの幅よりも広い幅を有している。パンチ32の搬送方向Dの長さは、活物質層Bの搬送方向Dの長さHと同程度かあるいはそれよりも少し長い長さを有している。パンチ32は、スライド機構34に上下方向にスライド自在に取り付けられている。パンチ32の先端部は、所定曲率を有する曲面形状(下方側に凸状の曲面形状)である。所定曲率は、帯状電極C(特に、活物質層B)のカールを適正な形状まで矯正できるように設定されることが望ましい。パンチ32の内部には、加熱手段が設けられている。加熱手段は、例えば、第1実施形態に係る加熱ロール30で示したものと同様のものである。パンチ32の本体は、熱伝導性が高くかつ熱容量が大きい材料からなることが望ましい。パンチ32は、加熱温度(特に、先端部の表面温度)を所望の温度に調整可能である。パンチ32では、帯状電極Cを押圧する際に接触した状態で加熱でき、帯状電極Cに効率的に多くの熱を加えることができる。
ダイ33は、雄型のパンチ32に対応する雌型の金型部材である。ダイ33は、巻出ロール20aに巻き取られていたときの帯状電極Cの内周側(カールの凹状の側)かつパンチ32に対向する位置に配置される。ダイ33は、安定した所定の箇所に固定されている。ダイ33の上面には、パンチ32の先端部の曲面形状に対応した曲面形状(上方側に凹状の曲面形状)が形成されている。ダイ33の内部にも、加熱手段が設けられていてもよい。
スライド機構34は、パンチ32を上下方向にスライドさせる機構である。スライド機構34は、パンチ32をスライドさせるスライド部材、パンチ32を上下方向に移動させるアクチュエータ等を備えている。スライド機構34では、打抜き毎に帯状電極Cの搬送が停止したときにパンチ32を下方に移動させ、停止している所定時間の間、パンチ32で帯状電極Cの外周側の面に適切な押圧力を付加できるようにパンチ32を下方の所定位置で保持する。また、スライド機構34では、帯状電極Cの搬送が始まるとパンチ32を上方に移動させ、搬送中、パンチ32を上方の所定位置で保持する。
ホットプレス機31は、搬送方向Dにおいて巻出ロール20aと打抜き機40との間に配置される。特に、パンチ32及びダイ33は、打抜き位置P2から巻出ロール20a側にパターン長Lの整数n倍の距離I分離れた位置P1に配置される。このような位置P1にパンチ32及びダイ33を配置させることにより、打抜き毎に帯状電極Cの搬送が所定時間停止したときに、帯状電極Cの所定間隔おきに配置される活物質層Bがパンチ32とダイ33との間に位置することになる。特に、活物質層Bの搬送方向Dにおける中心位置とパンチ32及びダイ33の搬送方向Dにおける中心位置とが一致する。そのため、パンチ32及びダイ33により、停止時間の間、帯状電極Cにおける活物質層Bを効率良く加熱しながら押圧できる。
なお、第1実施形態のように帯状電極Cを搬送させる角度をカール矯正工程3Bの前後で変化させる必要がないので、図3に示すように、巻出工程2Bと切出工程4Bとの間で帯状電極Cの搬送を一直線状にすることもできる。巻出工程2Bと切出工程4Bとの間には、巻き出された帯状電極Cの搬送を補助する補助ロール51,52等が適宜配置される。
上記構成の製造装置1Bでの動作について説明する。ここでは、第1実施形態で説明した動作と異なるカール矯正工程3B(ホットプレス機31)の動作についてのみ説明する。搬送中の帯状電極Cの任意の活物質層B,Bがパンチ32とダイ33が配置されている位置P1に到達したときに、打抜き機40で打抜きが行われるので、帯状電極Cが所定時間の間停止する。この所定時間の間に、スライド機構34では、パンチ32を下降させ、パンチ32を下方の所定位置で保持する。パンチ32では、直前まで凸状であった活物質層Bに接触し、その活物質層Bを含む帯状電極Cを熱を加えながら押圧する。ダイ33では、パンチ32で押圧されている帯状電極Cを受け止める。これにより、帯状電極Cの活物質層B,Bは、直前まで凸状の側が凹状に反った状態になり、反った状態で熱が加えられる。その結果、活物質層B,Bのカールの湾曲状の形状が、矯正され、略平面状になる。帯状電極Cにおけるパンチ32とダイ33との間を通過した直後の活物質層B,Bからは、カールがないかあるいはカールが殆ど解消される。
この製造装置1Bによれば、巻出工程2Bと切出工程4Bとの間にホットプレス機31を配置させ、パンチ32で帯状電極Cの一方の面(カールの凸状の側)を押圧する構成なので、簡易な構成でカールを矯正することができる。特に、製造装置1Bでは、打抜き位置P2からパターン長Lの整数n倍の距離I分離れた位置P1にパンチ32及びダイ33を配置させるので、帯状電極Cにおける電極として切出される部分(活物質層B)を効率良く停止時間の間押圧でき、カールの矯正効果を更に向上させることができる。また、製造装置1Bでは、パンチ32で活物質層Bを加熱しながら押圧することにより、カールの矯正効果を更に向上させることができる。ダイ33でも活物質層Bを加熱できる場合には、カールの矯正効果を更に向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
例えば、上記実施形態では帯状の金属箔の両面に活物質層が形成された帯状電極に適用したが、帯状の金属箔の一面に活物質層が形成された帯状電極にも適用可能である。一面に活物質層が形成された帯状電極のほうがカールが発生し易いので、上記実施形態と同様のカール矯正工程によりカールをより効果的に矯正できる。
また、上記実施形態では間欠塗工で活物質層が所定間隔おきに形成された帯状電極に適用したが、連続塗工で活物質層が形成された帯状電極にも適用可能である。連続塗工による帯状電極の場合も、切出工程で帯状電極の長手方向に一定間隔毎に停止させて切り出しを行うので、上記実施形態と同様のカール矯正工程によりカールを矯正できる。
また、上記実施形態では打抜きで切り出しを行う切出工程に適用したが、レーザー光による切断で切り出しを行う切出工程、シャーカットによる切断で切り出しを行う切出工程等の他の切出工程にも適用できる。何れの切出工程でも帯状電極の長手方向に一定間隔毎に停止させて切り出しを行うので、上記実施形態と同様のカール矯正工程によりカールを矯正できる。
また、上記実施形態では押圧部として帯状電極を加熱しながら押圧できる加熱ロール及びホットプレス機に適用したが、加熱を行わない押圧部(押圧ロール、プレス機等)でもよい。帯状電極における電極として切り出される部分を停止時間の間押圧する構成でも、カールを矯正できる。この構成の場合、押圧部が加熱手段を備えないので、押圧部の構成を簡易化でき、コストを低減できる。
1A,1B…製造装置、2A,2B…巻出工程、3A,3B…カール矯正工程、4A,4B…切出工程、20…巻出機、20a…巻出ロール、20b…コア、30…加熱ロール、31…ホットプレス機、32…パンチ、33…ダイ、34…スライド機構、40…打抜き機、50,51,52…補助ロール。

Claims (6)

  1. 帯状の金属箔に活物質層が形成された帯状電極を巻出ロールから巻き出す巻出工程と、前記帯状電極を一定間隔毎に停止させて電極を切り出す切出工程とを含む電極の製造方法であって、
    前記巻出工程で巻き出された前記帯状電極の一方の面を押圧部で押圧し、前記帯状電極のカールを矯正するカール矯正工程を含み、
    前記一方の面は、前記巻出ロールに巻き取られていたときの前記帯状電極の外周側の面であり、
    前記押圧部は、前記切出工程における切出位置から前記巻出ロール側に前記一定間隔の整数倍の距離分離れた位置に配置される、電極の製造方法。
  2. 前記カール矯正工程では、前記押圧部で前記帯状電極を加熱する、請求項1に記載の電極の製造方法。
  3. 帯状の金属箔に活物質層が形成された帯状電極を巻出ロールから巻き出し、前記帯状電極を一定間隔毎に停止させて電極を切り出す電極の製造装置であって、
    前記巻出ロールから巻き出された前記帯状電極の一方の面を押圧する押圧部を備え、
    前記一方の面は、前記巻出ロールに巻き取られていたときの前記帯状電極の外周側の面であり、
    前記押圧部は、前記帯状電極から前記電極を切り出す切出位置から前記巻出ロール側に前記一定間隔の整数倍の距離分離れた位置に配置される、電極の製造装置。
  4. 前記押圧部は、前記帯状電極を加熱する、請求項3に記載の電極の製造装置。
  5. 前記押圧部は、加熱ロールである、請求項4に記載の電極の製造装置。
  6. 前記押圧部は、ホットプレス機である、請求項4に記載の電極の製造装置。
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