JP2016062807A - 端子金具 - Google Patents

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Katsumi Oka
一視 岡
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【課題】本体部に形成された切り起こし孔にタブ部が入り込むことを防ぐことが可能な端子金具を提供する。【解決手段】コネクタハウジングに設けられた端子収容室に収容される本体部20と、前記本体部20の前端から前方に向かって細長く延びて設けられたタブ部40と、前記本体部20の一部を切り起こして外側に突出するように設けられたスタビライザ21と、前記切り起こしによって前記本体部20に形成された切り起こし孔23を狭めるように前記スタビライザ21の内側に膨出形成された膨出部25と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、端子金具に関する。
従来、コネクタハウジングに設けられた端子収容室に収容される本体部と、本体部の前端から前方に向かって細長く延びて設けられたタブ部と、を備えた雄型の端子金具が知られている(例えば下記特許文献1に記載)。そして、一般に、端子金具の本体部には、端子金具が上下反転して端子収容室に挿入されることを防ぐ等のために、スタビライザが側方に突出して設けられている。スタビライザは、本体部の一部を切り起こして設けられるため、本体部には切り起こし孔が形成されている。
特開2000−67978号公報
しかしながら上記のような端子金具は、複数が一緒にまとめて扱われるときに、本体部に形成された切り起こし孔に他の端子金具のタブ部が入り込んで、タブ部が折れ曲がってしまう虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、本体部に形成された切り起こし孔にタブ部が入り込むことを防ぐことが可能な端子金具を提供することを目的とする。
本発明の端子金具は、コネクタハウジングに設けられた端子収容室に収容される本体部と、前記本体部の前端から前方に向かって細長く延びて設けられたタブ部と、前記本体部の一部を切り起こして外側に突出するように設けられたスタビライザと、前記切り起こしによって前記本体部に形成された切り起こし孔を狭めるように前記スタビライザの内側に膨出形成された膨出部と、を備えたものである。
本発明によれば、膨出部によって切り起こし孔へのタブ部の進入が制限されるから、本体部に形成された切り起こし孔にタブ部が入り込むことを防ぐことができる。
本実施例における端子金具を示す側面図 膨出部によって切り起こし孔へのタブ部の進入が制限された様子を示す斜視図 膨出部によって切り起こし孔へのタブ部の進入が制限された様子を示す断面図 端子金具の展開図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明の端子金具は、前記本体部に、前記端子収容室に備えられたランスが係止するランス係止孔が設けられ、前記ランス係止孔の孔縁に、同ランス係止孔を塞ぐように屈曲された形態をなして塞ぎ部が設けられているものとしてもよい。
このような構成によれば、塞ぎ部によってランス係止孔へのタブ部の進入が制限されるから、ランス係止孔にタブ部が入り込むことを防ぐことができる。
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図4を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における端子金具10は、所定形状に打ち抜いた金属平板を曲げ加工して成形され、全体として前後に長い形状をなしている。端子金具10は、図示しない電線の端末部に固着されて図示しないコネクタハウジングの端子収容室に収容される。以下、各構成部材において、図1における左側を前方、右側を後方とし、また、図1における上側を上方、下側を下方として説明する。
端子金具10は、電線の被覆部に圧着されるインシュレーションバレル部11と、その被覆部から露出した芯線に圧着されるワイヤバレル部12とを備えている。端子金具10は、インシュレーションバレル部11およびワイヤバレル部12がそれぞれ被覆部および芯線に圧着されることにより、電線の端末部に接続される。
端子金具10は、コネクタハウジングに設けられた端子収容室に収容される本体部20と、本体部20の前端から前方に向かって細長く延びて設けられたタブ部40と、を備えた雄型の端子金具である。端子金具10が端子収容室に収容された状態では、端子収容室からタブ部40が前方に突出した状態になる。
本体部20は、全体として前後方向に長い角筒形状をなしている。本体部20は、底壁部20Aと、底壁部20Aの左右両側縁から略直角をなして立ち上げられた一対の側壁部20Bと、各側壁部20Bの立ち上がり端から底壁部20Aと略平行をなして対向するように屈曲されて上下に重ね合わされた天壁部20Cとを有している。
本体部20の後部には、一対の側壁部20Bのうち一方の側壁部20Bの下縁から外側(下側)に突出してスタビライザ21が設けられている。スタビライザ21は、図3に示すように、側壁部20Bと面一をなして底壁部20Aに対して略直角に突出している。スタビライザ21は、側方から見ると、上下方向の寸法(突出寸法)よりも前後方向の寸法が大幅に大きい長方形状をなしている。
スタビライザ21は、端子金具10が上下反転した誤った向きでコネクタハウジングの端子収容室に挿入されることを防ぐものであり、端子金具10が正しい向きで端子収容室に挿入されると、端子収容室に設けられたガイド溝に沿って前進する。
スタビライザ21は、図4に示すように、展開形状において、曲げ加工後に底壁部20Aを構成する部分51にスリット22が切り込まれ、曲げ加工によって側壁部20Bを構成する部分52が底壁部20Aを構成する部分51に対して略直角に曲げ起こされるのに伴って切り起こされる。スタビライザ21が切り起こされると、底壁部20Aにおける切り起こし箇所には、スタビライザ21の形状に適合した切り起こし孔23が形成される。切り起こし孔23は、スタビライザ21が設けられた側の側壁部20Bに沿って前後方向に細長い長方形状をなして開口している。切り起こし孔23の幅寸法(左右方向の寸法)は、底壁部20Aの幅寸法の半分よりも若干大きくなっている(図3参照)。
そして、スタビライザ21の内側には、切り起こし孔23を狭めるように膨出する膨出部25が設けられている。膨出部25については、後ほど詳しく説明する。
本体部20の前側部分には、図1に示すように、端子収容室に備えられたランスが係止可能なランス係止孔24が設けられている。ランス係止孔24は、図2に示すように、底壁部20Aから両側壁部20Bの一部にわたって開口した孔であり、ランスは、ランス係止孔24の前縁24Aに係止し、端子金具10の抜け止を図るものとされている。
そして、ランス係止孔24の側縁(孔縁)には、ランス係止孔24を塞ぐように屈曲された形態をなす塞ぎ部27が設けられている。塞ぎ部27については、後ほど詳しく説明する。
タブ部40は、図示しない雌型の端子金具に電気的に接続される部分である。タブ部40は、全体として細長い棒状(ピン状)をなしている。タブ部40は、本体部20の上下方向における中心よりも天壁部20C側に寄った位置に配され、また本体部20の幅方向における略中央に位置している。
タブ部40は、図1に示すように、上下方向に対向して配される上板部41および下板部42と、上板部41および下板部42の左右両側縁のうち一方の縁に連続して設けられた側板部43とを有している。上板部41および下板部42は、互いの間に若干の隙間を有して側板部43を間にして折り返されている。上板部41および下板部42は側板部43に対して略直角をなしている。タブ部40の断面における外形は、略正方形状をなしている。なお、タブ部40の先端(前端)には、上板部41と下板部42とを互いの先端同士が密着するように屈曲することによって、誘い込み部44が形成されている。
さて、スタビライザ21の内側(端子金具10の幅方向における中央側)に設けられた膨出部25は、図3に示すように、スタビライザ21の根元部分から側壁部20Bの下端部にわたって形成され、底壁部20Aとほぼ同じ高さに位置している。膨出部25の突出端面は、底壁部20Aから本体部20の内側にわたって配されている。膨出部25は、エンボス加工によりスタビライザ21の内側に突出するように形成され、膨出部25の外側には凹み部26が形成されている。
膨出部25は、図1に示すように、スタビライザ21のほぼ全長にわたる前後方向に長い形状をなしている。膨出部25は、テーパ形状をなすように内側に突出し、側方から見ると略長方形状をなし、前後方向および上下方向から見ると略台形状をなしている。
膨出部25が設けられることによって、切り起こし孔23の開口幅(左右方向の幅)は、略全長にわたりタブ部40の上下左右いずれの幅寸法よりも小さくされている。これにより、タブ部40が切り起こし孔23に突入しようとしても、タブ部40の誘い込み部44が膨出部25に接触し、それ以上の進入が阻まれる。
また、ランス係止孔24の側縁に設けられた塞ぎ部27は、図2に示すように、ランス係止孔24の両側縁に一つずつ配され、両塞ぎ部27は左右に対称な形状をなしている。各塞ぎ部27は、平面視において前後方向に若干長い長方形状をなし、側壁部20Bに対して略直角をなすように屈曲されている。
一対の塞ぎ部27の端縁同士は近接して配され、両塞ぎ部27によってランス係止孔24の幅方向におけるほぼ全体が塞がれている。塞ぎ部27は、図1に示すように、底壁部20Aよりも一段上側に位置しており、ランス係止孔24の前縁24Aはその全幅に亘って露出し、ランスが係止可能とされている。なお、塞ぎ部27の前後には、タブ部40の幅寸法よりも小さい隙間が形成されている。
塞ぎ部27は、図4に示すように、展開状態では、曲げ加工後に底壁部20Aを構成する部分51の前寄りの位置に打ち抜かれた略H字形状をなす打ち抜き孔28の左右両側に対向して形成されている。打ち抜き孔28は、曲げ加工後に底壁部20Aを構成する部分51の全幅と側壁部20Bを構成する部分52の一部とにわたって形成されている。
次に、上記のように構成された本実施例の作用および効果について説明する。
本実施例の端子金具10は、コネクタハウジングに設けられた端子収容室に収容される本体部20と、本体部20の前端から前方に向かって細長く延びて設けられたタブ部40と、を有し、本体部20には、その一部を切り起こして外側に突出するようにスタビライザ21が設けられ、スタビライザ21には、本体部20に形成された切り起こし孔23を狭めるように膨出する膨出部25が形成されている。
この構成によれば、膨出部25によって切り起こし孔23へのタブ部40の進入が制限されるから、本体部20に形成された切り起こし孔23にタブ部40が入り込むことを防ぐことができ、もってピン状のタブ部40が折れることを防ぐことができる。
また、本体部20には、端子収容室に備えられたランスが係止するランス係止孔24が設けられ、ランス係止孔24の孔縁には、ランス係止孔24を塞ぐように屈曲された形態をなす塞ぎ部27が設けられている。この構成によれば、塞ぎ部27によってランス係止孔24へのタブ部40の進入が制限されるから、ランス係止孔24にタブ部40が入り込んで折れてしまうことを防ぐことができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した本実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施例では、膨出部25は、前後方向に長い形状をなしているが、これに限らず、膨出部は、例えば複数の突部を前後方向に並べて設けてもよい。
(2)本実施例では、本体部20にランス係止孔24が設けられているが、これに限らず、本発明は、本体部にランス係止孔が設けられず、例えば本体部の後端にランスが係止する形態の端子金具にも適用することができる。
(3)本実施例では、塞ぎ部27は、ランス係止孔24の両側縁に設けられているが、これに限らず、例えば、ランス係止孔の両側縁のうち一方の縁のみに設けてもよく、また、後縁に設けても良い。
(4)本実施例では、塞ぎ部27は、側壁部20Bに対して略直角をなしているが、塞ぎ部の側壁部に対する角度は必ずしも略直角でなくてもよい。
10…端子金具
20…本体部
21…スタビライザ
23…切り起こし孔
24…ランス係止孔
25…膨出部
27…塞ぎ部
40…タブ部

Claims (2)

  1. コネクタハウジングに設けられた端子収容室に収容される本体部と、
    前記本体部の前端から前方に向かって細長く延びて設けられたタブ部と、
    前記本体部の一部を切り起こして外側に突出するように設けられたスタビライザと、
    前記切り起こしによって前記本体部に形成された切り起こし孔を狭めるように前記スタビライザの内側に膨出形成された膨出部と、
    を備えた端子金具。
  2. 前記本体部に、前記端子収容室に備えられたランスが係止するランス係止孔が設けられ、前記ランス係止孔の孔縁に、同ランス係止孔を塞ぐように屈曲された形態をなして塞ぎ部が設けられている請求項1に記載の端子金具。
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