JP6540487B2 - 雌端子金具 - Google Patents

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Description

本発明は、雌端子金具に関するものである。
特許文献1には、金属板材に曲げ加工等を施して成形された雌端子金具が開示されている。この雌端子金具は角筒状の本体部を有し、本体部の外周には突起状のスタビライザが形成されている。スタビライザは、雌端子金具がハウジングに対し不正な向きで挿入されるのを防止するための誤挿入防止機能を発揮する。
特開2005−005110号公報
従来のスタビライザは、本体部を構成する板部の一部を叩き出すことによって形成されている。そのため、スタビライザの高さ寸法や幅寸法を大きくして、スタビライザの誤挿入防止機能を高めようとした場合、相対的にスタビライザを構成する板部の板厚が薄くなり、スタビライザの強度低下が懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、角筒状の本体部の外面から突出した突起部の強度を高めることを目的とする。
本発明は、
前端が開放された角筒状をなす本体部と、
前記本体部を構成する板部に連なり、前記本体部の外面に対して突出した形態の突起部と、
前記突起部を構成し、前記本体部の前記板部から前記外面と略直角に延出した板状基部と、
前記突起部を構成し、前記板状基部の突出端縁から略直角に延出して前記本体部の前記外面と対向するように配された板状対向部と、
前記板状対向部の後端縁から前記本体部の前記外面に向かって延出した形態の板状補強部とを備えているところに特徴を有する。
突起部に対し、板状対向部を本体部の外面側へ接近させるような外力が作用しても、板状補強部が本体部の外面に当接することにより、突起部の変形が防止される。
実施例1の雌端子金具の斜視図 雌端子金具の背面図 雌端子金具を上下反転させた状態の背面図 雌端子金具の正面図 雌端子金具の部分拡大平面図 図5のX−X線断面図 図5のY−Y線断面図 雌端子金具の展開図 雌端子金具をハウジングに挿入した状態をあらわす断面図
(a)本発明は、前記板状補強部の延出端部が、前記本体部の前記外面に当接していてもよい。この構成によれば、突起部の変形を確実に防止することができる。
(b)本発明は、(a)において、前記本体部の前記外面には凹部が形成され、前記板状補強部の延出端部が前記凹部の後端縁に対し前方から係止されていてもよい。この構成によれば、突起部の変形を、より確実に防止することができる。
(c)本発明は、(a)又は(b)において、前記突起部を構成し、前記板部から前記本体部の前記外面と略直角に延出して前記板状対向部の基端部に連なる板状基部と、前記突起部を構成し、前記板状対向部の延出端部から前記本体部の前記外面に向かって延出した板状支持部とを備え、前記板状補強部の延出端部が、前記凹部における前記板状基部側の側縁部に係止されていてもよい。この構成によれば、板状支持部に対し板状基部に接近させるような側方からの外力が作用しても、板状補強部の延出端部が凹部の側縁部に係止しているので、突起部の側方への変形を防止することができる。
(d)本発明は、(c)において、前記板状補強部の延出端部には、前記凹部の前記側縁部を収容する切欠部が形成されていてもよい。この構成によれば、凹部の側縁部と切欠部が重なる寸法分だけ、板状補強部を板状基部側へ拡幅できるので、板状補強部の補強性能が向上する。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図9を参照して説明する。尚、以下の説明において、前後の方向については、図5,7,9における左方を前方と定義する。また、左右の方向については、図2,3,6にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。
本実施例1の雌端子金具10は、図9に示すように、ハウジング40内に形成した端子収容室41内に後方から挿入されるようになっている。端子収容室41には、端子収容室41に挿入された雌端子金具10を抜止めするための弾性変形可能なランス42が形成されている。雌端子金具10が挿入される過程(半挿入状態)では、ランス42が雌端子金具10の突起部21と干渉して弾性撓みする。そして、雌端子金具10が正規挿入されると、ランス42が、弾性復帰して突起部21に係止し、この係止作用により、雌端子金具10が抜止めされる。
端子収容室41の後端部は、ハウジング40の後面において端子挿入口43として開口している。雌端子金具10は端子挿入口43を通過して端子収容室41内に挿入される。端子挿入口43の開口形状は、図2,3に示すように、概ね縦長の長方形をなす。詳細には、端子挿入口43の幅寸法は、下端から高さ方向中央よりも少し上方の領域に至る範囲では一定の幅寸法であるのに対し、上端部では幅寸法が少し狭くなっている。また、端子挿入口43の開口領域のうち上端部は、後述する突起部21を進入させるための逃がし部44となっている。逃がし部44は、ハウジング40後方から見て右側に片寄った配置となっている。この配置により、端子挿入口43の開口縁部のうち逃がし部44よりも左方の領域は、端子挿入口43の内部へ突出した形態の干渉部45となっている。
雌端子金具10は、図8に示すように、所定形状に打ち抜いた金属板材11に曲げ加工や叩き出し加工を施すことにより、所定の形状に成形したものである。雌端子金具10は、全体として前後方向に細長い形状をなす。雌端子金具10の前端部は、前端が開口された角筒状の本体部12となっている。雌端子金具10の後端部は、オープンバレル状の圧着部13となっている。圧着部13には、被覆電線(図示省略)が圧着により導通可能に固着されるようになっている。
本体部12は、下板部14と、下板部14の左側縁から上方へ立ち上がる左側板部15と、下板部14の右側縁から立ち上がる右側板部16(請求項に記載の板部)と、左側板部15の上端縁から下板部14と対向するように右方へ延出した上板部17と、右側板部16の上端縁から上板部17の上面と対向するように延出した天板部18とを備えている。本体部12の内部には、図4に示すように、下板部14の前端から折り返し状に延出した弾性接触片19が収容されている。上板部17には、その板厚寸法を殆ど変化させることなく下方(本体部12の内側)へ叩き出した形態の受圧部20が形成されている。受圧部20の下面は、弾性接触片19の上面と対向している。
本体部12内には、その前方から雄端子金具(図示省略)のタブが挿入されるようになっている。本体部12内に挿入されたタブは、その下面を弾性接触片19によって上方へ押圧され、受圧部20の下面に対し面接触するように押し付けられる。つまり、タブは、弾性接触片19と受圧部20との間で弾性的に挟み付けられる。これにより、雌端子金具10と雄端子金具とが導通可能に接続される。
本体部12には、端子収容室41に対し上下反転等の不正な向きで挿入(図3を参照)されることを防止するための手段として、突起部21が形成されている。この突起部21は、雌端子金具10の誤挿入防止機能だけでなく、上述のようにランス42と係止することで雌端子金具10を抜止めするための抜止め機能とを兼ね備えた多機能部位である。突起部21は、天板部18の一部を叩き出すことによって形成されている。この叩き出し加工を高精度で実行し、加工後の突起部21にバリ等が発生しないようにするため、図8に示すように、天板部18には、スリット22と開口部23と窓孔24が形成されている。
次に、成形された突起部21の形状を説明する。図6,7に示すように、突起部21は、右側板部16の上端縁から面一状に上方へ突出する板状基部25と、板状基部25の上端縁から略直角に左方へ延出した板状対向部26と、板状対向部26の左側縁から鈍角状に斜め下方へ延出した板状支持部27と、前板部28と、板状補強部29とを備えて構成されている。板状基部25と板状対向部26と板状支持部27は、いずれも平板状をなしている。前板部28の側面視形状は、左右いずれか斜め上前方へ膨らむように湾曲した形状である。前板部28は、板状対向部26の前端縁と、板状支持部27の前端縁と、天板部18とに連なっている。
板状対向部26の左右方向における形成領域は、本体部12の右端から、本体部12の左端よりも右側の位置(左右方向における略中央の位置)に至る範囲である。板状支持部27の下端部は、本体部12の左端よりも少し右側の位置(左右方向中央より少し左方の位置)に配されている。つまり、突起部21の左右方向における形成範囲は、本体部12の全幅のうち左右方向中央よりも右側へ片寄った領域であり、本体部12の左右方向中央を含む領域である。
板状補強部29は、板状対向部26の後端縁から下方へ片持ち状に延出した形態である。板状補強部29は、天板部18のうち突起部21が形成されていない領域の外面に対して略直角をなしている。板状補強部29の左右両側縁は、突起部21を構成する他の板部25〜28には連なっていない。左右方向における板状補強部29の形成領域は、板状対向部26の右端より少し左方(中央より)の位置から、本体部12の左右方向略中央の位置(板状対向部26の左端よりも少し右方の位置)に至る範囲である。図6に示すように、板状補強部29の延出端部29E(下端部)には、その右端部を切欠した形態の切欠部30が形成されている。また、板状補強部29の延出端部29Eのうち切欠部30の左側に隣接する領域は、正面形状が板状対向部26に対して斜めをなす傾斜状当接部31となっている。
突起部21の叩き出し加工を考慮して形成した上記スリット22は、板状支持部27の延出端縁(下端縁)に沿うように前後方向に配されている。また、開口部23は、板状基部25の前端下端部と前板部28の前端右端部とに臨む位置に配されている。窓孔24は、平面視において突起部21の後方に隣接するように配されている。窓孔24の左右方向の開口領域は、突起部21の形成領域とほぼ同じ範囲に亘っている。
また、上板部17の上面のうち窓孔24において外部に露出する領域は、本体部12の外面12Sとして定義される。本体部12の外面12Sを含む上板部17の上面のうち、受圧部20が形成されている領域は、凹部32となっている。窓孔24の左右方向における形成領域は、凹部32の全幅を含む範囲である。また、窓孔24の前後方向の開口領域は、凹部32の後端部及び、本体部12の外面12Sのうち凹部32よりも少し後方の領域と対応する範囲である。これにより、窓孔24においては、凹部32の後端部が全幅に亘って露出している。また、窓孔24の開口領域の前端縁左端部には、スリット22の後端部が連通している。
図6に示すように、凹部32のうち左右方向における中央部は、下板部14と平行で且つ板状補強部29と略直角な平面となっている。また、凹部32の左右両側縁部のうち右側縁部には、左方(板状基部25とは反対方向)に面する係止部33が形成されている。板状補強部29の延出端部29Eは、窓孔24内及び凹部32内に収容されている。凹部32の右側縁部は、板状補強部29の切欠部30内に収容されている。切欠部30のうち右方(板状基部25側)に面する押圧部34は、係止部33に対し当接又は接近して対向している。
凹部32のうち左右方向において係止部33と隣接する領域は、傾斜状受け部35となっている。傾斜状受け部35には、板状補強部29の傾斜状当接部31が、上から線接触又は面接触するように当接している。そして、板状補強部29の右側縁は、凹部32の右側縁部(係止部33)よりも右方に位置している。また、図5,7に示すように、凹部32の後端部には、前方に向かって下り勾配となる傾斜状規制部36が形成されている。傾斜状規制部36には、板状補強部29の延出端部29Eが当接している。そして、板状補強部29の左側縁は、凹部32の左右方向略中央に位置している。
次に、本実施例1の作用を説明する。雌端子金具10を正しい向きで端子挿入口43に挿入すると、図2に示すように、突起部21が逃がし部44に収容されることにより、支障なく雌端子金具10が端子収容室41内に収容される。図9に示すように、正規挿入された雌端子金具10は、突起部21の板状補強部29をランス42に係止させることにより、抜止め状態に保持される。
また、図3に示すように、雌端子金具10を上下反転させた不正な向きで端子挿入口43に挿入しようとした場合には、突起部21が端子挿入口43の開口縁部に突き当たるので、雌端子金具10を端子収容室41に挿入することはできない。また、雌端子金具10の向きが、正しい向きに対して反時計回り方向へ少し傾いている場合は、突起部21が干渉部45に突き当たるので、雌端子金具10を端子収容室41に挿入することはできない。また、雌端子金具10が正しい向きに対して直角をなしている場合も、突起部21が端子挿入口43の開口縁部に突き当たるので、雌端子金具10を端子収容室41に挿入することはできない。このように、突起部21は、雌端子金具10の誤挿入防止機能を有している。
また、突起部21は、本体部12を構成する天板部18の一部を叩き出すことによって形成されている。そのため、突起部21の高さ寸法や幅寸法を大きくして、突起部21による雌端子金具10の誤挿入防止機能を高めようとした場合、相対的に突起部21を構成する板部25〜28の板厚が薄くなり、突起部21の強度低下が懸念される。その対策として、本実施例1の雌端子金具10は、突起部21に板状補強部29を形成している。
したがって、突起部21の前板部28に対し前方から押圧力が作用しても、板状補強部29の延出端部29Eが凹部32の後端部の傾斜状規制部36に当接してるので、板状補強部29が突っ張るような形態になる。したがって、突起部21が後方へ傾くように変形する虞はない。板状対向部26に対し上から押圧力が作用したときは、板状補強部29の傾斜状当接部31が凹部32の傾斜状受け部35に当接しているので、突起部21が下方へ潰れるように変形する虞はない。板状支持部27に対し左方から押圧力が作用したときは、板状補強部29の押圧部34が凹部32の係止部33に当接しているので、突起部21が右方へ潰れたり傾いたりするような変形を来す虞はない。板状基部25に対し右方から押圧力が作用したときは、板状補強部29の傾斜状当接部31が傾斜状受け部35に当接しているので、突起部21が左方へ傾くような変形を来す虞はない。
上述のように本実施例1の雌端子金具10は、前端が開放された角筒状をなす本体部12と、本体部12を構成する右側板部16に連なり、本体部12の外面12Sに対して突出した形態の突起部21と、突起部21を構成し、本体部12の外面12Sと対向するように配された板状対向部26と、板状対向部26の後端縁から本体部12の外面12Sに向かって延出した形態の板状補強部29とを備えている。この構成によれば、突起部21に対し、板状対向部26を本体部12の外面12S側へ接近させるような外力が作用しても、板状補強部29が本体部12の外面12Sに当接することにより、突起部21の変形が防止される。
また、板状補強部29の延出端部29Eは、本体部12の外面12S(傾斜状受け部35)に当接しているので、突起部21の変形を確実に防止することができる。また、本体部12の外面12Sには凹部32が形成されていて、板状補強部29の延出端部29Eが凹部32の後端縁(傾斜状規制部36)に対し前方から係止されているので、突起部21の後方への変形を、より確実に防止することができる。
また、突起部21は、右側板部16から本体部12の外面12Sと略直角に延出して板状対向部26の基端部に連なる板状基部25と、板状対向部26の延出端部から本体部12の外面12Sに向かって延出した板状支持部27とを備えて構成されている。そして、板状補強部29の延出端部29Eは、凹部32における板状基部25側の側縁部に形成した係止部33に係止されている。この構成によれば、板状支持部27に対し板状基部25に接近させるような左側方からの外力(押圧力)が作用しても、板状補強部29の延出端部29Eが係止部33(凹部32の側縁部)に係止しているので、突起部21の右側方への変形を防止することができる。
また、板状補強部29の延出端部29Eには、凹部32の側縁部を収容する切欠部30が形成されている。この構成によれば、凹部32の右側縁部と切欠部30が重なる部分の寸法分だけ、板状補強部29を板状基部25側(右側)へ拡幅することが実現されている。これにより、板状補強部29の強度が高められるので、板状補強部29の補強性能も高められている。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例1では、板状補強部の延出端部を本体部の前記外面に当接させたが、板状補強部の延出端は、本体部の外面に当接していなくてもよい。
(2)上記実施例1では、板状補強部の延出端部が凹部の後端縁に係止しているが、板状補強部の延出端部は、凹部のうち後端より前方の位置に当接させてもよい。
(3)上記実施例1では、板状補強部の延出端部が凹部の側縁部に係止しているが、板状補強部の延出端部は、凹部の側縁部に係止していなくてもよい。
(4)上記実施例1では、板状補強部の延出端部に、凹部の側縁部を収容する切欠部を形成したが、板状補強部の延出端部は、切欠部が形成されない形態であってもよい。
(5)上記実施例1では、本体部の外面に凹部を形成したが、本体部の外面に凹部が形成されていなくてもよい。
(6)上記実施例1では、突起部が、本体部の外面(上面)と略直角な板部(右側板部)から延出した形態であるが、突起部は、本体部の外面(上面)を構成する上板部から延出した形態であってもよい。
10…雌端子金具
12…本体部
12S…本体部の外面
16…右側板部(板部)
21…突起部
25…板状基部
26…板状対向部
27…板状支持部
29…板状補強部
29E…板状補強部の延出端部
30…切欠部
32…凹部

Claims (5)

  1. 前端が開放された角筒状をなす本体部と、
    前記本体部を構成する板部に連なり、前記本体部の外面に対して突出した形態の突起部と、
    前記突起部を構成し、前記本体部の前記板部から前記外面と略直角に延出した板状基部と、
    前記突起部を構成し、前記板状基部の突出端縁から略直角に延出して前記本体部の前記外面と対向するように配された板状対向部と、
    前記板状対向部の後端縁から前記本体部の前記外面に向かって延出した形態の板状補強部とを備えている雌端子金具。
  2. 前記板状補強部の延出端部が、前記本体部の前記外面に当接してい請求項1記載の雌端子金具。
  3. 前記本体部の前記外面には凹部が形成され、
    前記板状補強部の延出端部が前記凹部の後端縁に対し前方から係止されている請求項2記載の雌端子金具。
  4. 前記突起部を構成し、前記板状対向部の延出端部から前記本体部の前記外面に向かって延出した板状支持部を備え、
    前記板状補強部の延出端部が、前記凹部における前記板状基部側の側縁部に係止されている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の雌端子金具。
  5. 前記板状補強部の延出端部には、前記凹部の前記側縁部を収容する切欠部が形成されている請求項4記載の雌端子金具。
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