JP5720526B2 - 端子金具 - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コスト低減を可能にすることを目的とする。
弾性接触片が形成されている端子本体の材料としては、比較的高価であっても銅合金等の導電性材料を用いる必要がある。しかし、シェルは、導電性が要求されないので、安価な材料を用いることができる。したがって、端子金具の全体を高価な導電性材料とする場合に比べると、コストの低減が可能である。
また、弾性接触片に姿勢を傾けるような外力が作用しても、一対の弾性片が角筒部の内壁面に弾性的に当接するので、弾性接触片の姿勢の傾きが防止される。また、規制部に弾性片が当接することによって弾性接触片の不正な変形が防止されるので、弾性接触片による接触機能の信頼性が向上する。
嵌合部は、シェルの長さ方向における一方の端部のみと対応する形態であるから、シェルの長さ方向における寸法が短くて済む。したがって、嵌合部がシェルの全長に亘る長さを有するものに比べると、端子本体の材料コストを低減することができる。
シェルの長さ方向における弾性接触片の長さ寸法が短くなるので、弾性接触片の弾力が増し、接触圧が高められる。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1〜図5を参照して説明する。本実施形態1の端子金具10は、図1〜4に示すように、互いに別体の部品である端子本体11とシェル12とを組み付けることで、全体として前後方向に細長い形状に構成されている。端子本体11は銅合金製であり、シェル12はステンレス製、又はステンレス以外の安価な材料製である。端子金具10の前後方向における前端側の略半分領域は、前方から雄側端子のタブ29を挿入させるための角筒部13となっている。図1,3,4に示すように、角筒部13の内部には、タブ29に弾性的に接触する弾性接触片14が収容されている。端子金具10の後端側の略半分領域は、電線16を圧着により接続するためのオープンバレル状の電線圧着部15となっている。
以下、本発明を具体化した実施形態2を図6〜図10を参照して説明する。本実施形態2の端子金具30は、図6,8,9に示すように、互いに別体の部品である端子本体31とシェル32とを組み付けることで、全体として前後方向に細長い形状に構成されている。端子本体31は銅合金製であり、シェル32はステンレス製、又はステンレス以外の安価な材料製である。端子金具30の前後方向における前端側の略半分領域は、前方から雄側端子のタブ47を挿入させるための角筒部33となっている。角筒部33の内部には、タブ47に弾性的に接触する弾性接触片34が収容されている。図6〜9に示すように、端子金具30の後端側の略半分領域は、電線36を圧着により接続するためのオープンバレル状の電線圧着部35となっている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1,2では、端子本体と電線とを接続する手段として、端子本体にオープンバレル状の電線圧着部を形成したが、本発明は、端子本体と電線とを圧接刃を用いて接続する場合にも適用できる。
(2)上記実施形態1,2では、端子本体を電線に接続する場合について説明したが、本発明は、端子本体を回路基板に接続する場合も適用できる。
(3)上記実施形態1,2では、弾性接触片が一対設けられているが、弾性接触片の数は、1つだけでもよい。
(4)上記実施形態1,2では、端子本体を銅合金製とし、シェルをステンレス製、又はステンレス以外の安価な材料製としたが、端子金具とシェルの金属材料の組み合わせは実施形態1,2に記載したものに限らず、種々の組み合わせが可能である。
(5)上記実施形態1では、嵌合部をシェルの後端部に配置し、弾性接触片が嵌合部から前方へ延出する形態としたが、嵌合部をシェルの前端部に配置し、弾性接触片が嵌合部から後方へ延出する形態としてもよい。
(6)上記実施形態1では、規制部が、弾性接触片の座屈を防止する手段として機能するようにしたが、この規制部は、弾性片の弾力を向上させて弾性接触片の傾き防止効果を高める手段として機能させてもよい。
(7)上記実施形態2では、嵌合部をシェルの後端部に配置し、板状部が嵌合部から前方へ延出するとともに、弾性接触片が板状部から前方へ反転する形態としたが、嵌合部をシェルの前端部に配置し、板状部が嵌合部から後方へ延出するとともに、弾性接触片が板状部から後方へ反転する形態としてもよい。
(8)上記実施形態2において、実施形態1の弾性接触片の両側縁から延出する一対の弾性片の構成を適用してもよい。
11…端子本体
12…シェル
14…弾性接触片
18…嵌合部
19…弾性片
27…規制部
30…端子金具
31…端子本体
32…シェル
34…弾性接触片
38…嵌合部
41…板状部
Claims (3)
- 嵌合部と弾性接触片が形成された端子本体と、
前記端子本体とは別体の部品であって、前記嵌合部との嵌合により前記端子本体に組み付けられることで、前記弾性接触片を包囲する角筒状のシェルと、
前記端子本体に形成され、前記弾性接触片の幅方向における両側縁から延出した形態であって、前記シェルの内壁面に弾性的に当接する一対の弾性片と、
前記シェルに形成され、前記弾性片の延出端縁が当接することで、前記弾性接触片の不正な変形を規制する規制部を備えていることを特徴とする端子金具。 - 前記嵌合部は、前記シェルの長さ方向における一方の端部のみと対応する形態であり、
前記弾性接触片は、前記嵌合部から前記シェルの長さ方向に沿って片持ち状に延出した形態であることを特徴とする請求項1記載の端子金具。 - 前記端子本体は、前記嵌合部から前記シェルの長さ方向に沿って片持ち状に延出する板状部を有し、
前記弾性接触片が、前記板状部の一部を切り起こして、前記板状部の延出方向と同じ方向へ反転させた形態であることを特徴とする請求項1記載の端子金具。
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