JP2016044741A - 変速機用潤滑装置 - Google Patents

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雅也 市川
英也 大澤
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Abstract

【課題】変速機の軸線方向の寸法を小型化することができ、オイルを安定して送出することができる変速機用潤滑装置を提供する。【解決手段】変速機用潤滑装置10は、変速機100の回転する出力軸112を軸支する軸受121、122の間において、出力軸112の外周側に出力軸112に固定され、外周面にオイル送出溝11b、11cが螺旋状に凹陥形成された円筒形状の回転部材11を有し、軸受121、122を回転可能に取り付ける変速機100のハウジング101によって、回転部材11の外周側が覆われている。【選択図】図1

Description

本発明は、変速機の軸受等の部材にオイルを供給する潤滑装置に関するものである。
従来から、特許文献1に示されるように、変速機のアウトプットシャフトに固定された羽根状のオイルキャチャーと、アウトプットシャフト及びオイルキャッチャーを覆うハウジングとを有する変速機用潤滑装置がある。アウトプットシャフトの回転に伴って、オイルキャチャーが回転して、ハウジング内のオイルも回転して、アウトプットシャフトに形成された油孔に当該オイルが流通する。このオイルの流通によって、変速機の軸受等の部材にオイルが送出されるようになっている。
特開2003−42273号公報
しかしながら、特許文献1に示される変速機用潤滑装置は、アウトプットシャフトに設けられているため、変速機用潤滑装置の取付寸法だけ、アウトプットシャフトが長くなってしまい、変速機の軸線方向の寸法が大きくなってしまうという問題があった。また、アウトプットシャフトの回転速度が高くなった場合には、オイルキャチャーの回転速度も高くなるため、オイルキャチャーによって回転されるオイルが遠心力によって外側に移動し、油孔内に流通し難くなり、変速機用潤滑装置によるオイルの送出流量が少なくなってしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、変速機の軸線方向の寸法を小型化することができ、オイルを安定して送出することができる変速機用潤滑装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するためになされた、請求項1に係る変速機用潤滑装置の発明は、変速機の回転する軸を軸支する軸受の間において、前記軸の外周側に前記軸に固定され、外周面にオイル送出溝が螺旋状に凹陥形成された円筒形状の回転部材を有し、前記軸受を回転可能に取り付ける前記変速機のハウジングによって、前記回転部材の外周側が覆われている。
このように、オイルを送出する回転部材が出力軸を軸支する軸受の間に設けられているので、変速機に変速機用潤滑装置を設けたとしても、変速機の軸線方向の寸法が大きくならず、変速機の軸線方向の寸法を小型化することができる。また、変速機用潤滑装置は、オイル送出溝が外周面に形成された回転部材が回転することにより、オイルを送出するネジポンプであるので、回転部材が取り付けられている出力軸の回転速度の回転速度によらずに、オイルを安定して送出することができる。
また、出力軸を回転可能に取り付けている変速機のハウジングによって、回転部材の外周側が覆われている。このように、回転部材が収容される空間をハウジングに形成して、このハウジングを変速機用潤滑装置のケーシングとしているので、変速機用潤滑装置を構成する部品点数を削減させることができる。このため、自動変速機の小型化、軽量化及び製造コスト削減を実現することが可能となる。
変速機用潤滑装置の断面図である。 回転部材の斜視図である。
(変速機の構造)
以下に、本実施形態の変速機用潤滑装置10が搭載される変速機100の構造について、図1を用いて説明する。図1に示すように、変速機100は、ハウジング101、入力軸111、出力軸112、カウンタ軸113、第一軸受121、第二軸受122、第三軸受123、第四軸受124、接続部材131、複数のドライブギヤ141、複数のシンクロナイザ機構150、変速機用潤滑装置10を有している。なお、図1において、紙面左側を変速機100や変速機100を構成する各部材の前方とし、紙面右側を変速機100や変速機100を構成する各部材の後方とする。
出力軸112は、ハウジング101に取り付けられた第一軸受121及び第二軸受122によって軸支され、ハウジング101に回転可能に取り付けられている。第一軸受121と第二軸受122は、出力軸112の軸線方向(前後方向)に離間している。本実施形態では、第一軸受121及び第二軸受122は、アンギュラベアリングである。
出力軸112の軸心には、出力軸112の軸線方向の中間部分から出力軸112の前端に開口する出力軸オイル流路112aが形成されている。出力軸112の軸線方向の中間位置において、出力軸112の外周面から出力軸オイル流路112aに連通する連通流路112cが形成されている。
出力軸112の外周面には、キー溝112fが形成されている。出力軸112の前端には、出力側リダクションギヤ112dが形成されている。言い換えると、出力側リダクションギヤ112dは、両軸受121、122よりも入力軸111側に形成されている。出力軸112の前端の軸心部分には、軸受取付凹部112eが凹陥形成されている。出力軸112の後端は、プロペラシャフトを介して、駆動輪の作動を吸収するデファレンシャルが接続されている。
入力軸111は、出力軸112の前方に、出力軸112と同軸に設けられている。本実施形態では、入力軸111の後端は、軸受取付凹部112eに取り付けられた第三軸受123によって軸支されている。なお、入力軸111の前端は、クラッチハウジング又はエンジンハウジングに取り付けられた軸受によって軸支されている。このような構造によって、入力軸111は、ハウジング101に対して回転可能に取り付けられている。入力軸111の軸心には、入力軸111の後端に開口する入力軸オイル流路111aが形成されている。
接続部材131は、円筒形状である。接続部材131は、出力軸112の出力軸オイル流路112aの前端部分に嵌合されている。接続部材131の中間から前方部分は、入力軸オイル流路111a内に挿入されている。このような構造によって、出力軸オイル流路112aと入力軸オイル流路111aが接続部材131によって接続され、出力軸オイル流路112aと入力軸オイル流路111aの間からのオイルの漏出が防止される。
複数のドライブギヤ141は、入力軸111の外周面に取り付けられたニードルベアリング等の軸受161によって、入力軸111に対して回転可能に設けられている。入力軸111のドライブギヤ141が設けられている位置には、入力軸オイル流路111aから入力軸111の外周面に連通するオイル供給孔111bが形成されている。入力軸111には、エンジンやモータ等の原動機からの回転駆動力が入力される。
カウンタ軸113は、入力軸111及び出力軸112と並行に設けられている。カウンタ軸113は、ハウジング101に取り付けられた第四軸受124及び第五軸受(不図示)によって軸支され、ハウジング101に対して回転可能に取り付けられている。カウンタ軸113には、複数のドライブギヤ141とそれぞれ噛合するドリブンギヤ113aが複数形成されている。カウンタ軸113には、出力側リダクションギヤ112dと噛合するリダクションギヤ113bが形成されている。このように、本実施形態の変速機100は、出力軸112にカウンタ軸に形成されたリダクションギヤ113bと噛合する出力側リダクションギヤ112dが形成され、カウンタ軸113と出力軸112の間で原動機からの回転駆動力が減速されるアウトプットリダクション型である。
シンクロナイザ機構150は、クラッチハブ151と、係合部材152、153、シンクロナイザリング154、155、及びスリーブ156を有している。クラッチハブ151は、対向する一組のドライブギヤ141間の位置や、ドライブギヤ141と出力側リダクションギヤ112dの間の位置の入力軸111にスプライン固定されている。係合部材152、153は、ドライブギヤ141や出力側リダクションギヤ112dに固定されている。シンクロナイザリング154、155は、クラッチハブ151と係合部材152、153の間に介在されている。スリーブ156は、クラッチハブ151の外周に軸方向移動自在にスプライン係合されている。
スリーブ156は、図1に示す「中立位置」では係合部材152及び係合部材153のいずれにも係合されていない。スリーブ156の外周には、環状の係合溝156aが凹陥形成されている。係合溝156aには、フォーク(不図示)が係合している。
フォークによりスリーブ156が係合部材152側にシフトされれば、スリーブ156は、シンクロナイザリング154にスプライン係合して入力軸111とドライブギヤ141の回転を同期させ、次いで係合部材152の外周の外歯スプラインと係合し、ドライブギヤ141を入力軸111に相対回転不能に連結して変速段を形成する。一方で、フォークによりスリーブ156が係合部材153側にシフトされれば、シンクロナイザリング155は、同様に、出力軸112と入力軸111の回転を同期させた後に、この両者を相対回転不能に連結する。
(ネジポンプの構造の説明)
以下に、図1及び図2を用いて、変速機用潤滑装置10について説明する。変速機用潤滑装置10は、回転部材11、キー12、Oリング13と、を有している。回転部材11は、円筒形状である。回転部材11の外周面の軸線方向中央部分には、凹陥溝11aが一周凹陥形成されている。凹陥溝11aの両側の回転部材11の外周面には、オイル送出溝11b、11cが螺旋状に凹陥形成されている。このように、変速機用潤滑装置10は、オイル送出溝11b、11cが外周面に形成された回転部材11が回転することにより、オイルを送出するネジポンプである。螺旋状に形成されたオイル送出溝11bとオイル送出溝11cのねじれ方向(形成方向、傾斜角)は、異なっている。
凹陥溝11aには、回転部材11の内周面に連通する連通穴11dが形成されている。回転部材11の軸線方向両端には、外径が他の部分よりも小さい小径部11e、11fが形成されている。回転部材11の内周面には、キー溝11gが形成されている。回転部材11に出力軸112が挿通して、回転部材11が第一軸受121と第二軸受122の間の出力軸112の外周側に設けられている。なお、回転部材11の両端に形成された小径部11e、11fは、それぞれ、第一軸受121と第二軸受122と当接している。また、小径部11e、11fと軸受121、122の間に、シムが介在されていても差し支え無い。出力軸112のキー溝112fと回転部材11のキー溝11gに、キー12が係合して、回転部材11は出力軸112に対して回転不能に固定されている。
軸線方向(前後方向)に関して、回転部材11の連通穴11dと出力軸112の連通流路112cは合致している。連通流路112cの両側の出力軸112の外周面には、回転部材11の内周面と接触するOリング13が設けられている。このOリング13によって、回転部材11と出力軸112の間からのオイルの漏出が防止される。
ハウジング101には、円柱形状の空間である回転部材収容部101aが形成されている。回転部材11は、この回転部材収容部101a内に収容されている。このように、回転部材11の外周側は、ハウジング101によって覆われている。回転部材11の外周面と回転部材収容部101aは、僅かなクリアランス(例えば0.1〜0.3mm)で対向している。このように、本実施形態では、変速機用潤滑装置10のケーシングを、出力軸112を回転可能に取り付けるハウジング101で構成している。ハウジング101には、回転部材収容部101a内に連通する2つのオイル供給流路101b、101cが形成されている。オイル供給流路101b、101cの末端は、それぞれ、回転部材11のオイル送出溝11b、11cの軸線方向の端部に開口している。オイル供給流路101b、101cの始端は、変速機100のギヤによって掻き上げられたオイルを受け止めるオイルレシーバ(不図示)に接続されている。
(ネジポンプの動作の説明)
出力軸112が回転すると、出力軸112の回転に伴って、回転部材11が回転する。すると、オイル供給流路101b、101c内にあるオイルが、回転するオイル送出溝11b、11cによって、凹陥溝11aに送出される。そして、凹陥溝11aに送出されたオイルは、連通穴11d、連通流路112c、出力軸オイル流路112a、接続部材131、入力軸オイル流路111aを流通して、オイル供給孔111bに流入する。そして、オイル供給孔111bに流入したオイルは、ドライブギヤ141を軸支する軸受161、係合部材152、シンクロナイザリング154を潤滑する。
(本実施形態の効果)
以上の説明から明らかなように、本実施形態の変速機用潤滑装置10は、変速機100の回転する出力軸112を軸支する軸受121、122の間において、出力軸112の外周側に出力軸112に固定され、外周面にオイル送出溝11b、11cが螺旋状に凹陥形成された円筒形状の回転部材11を有している。このように、オイルを送出する回転部材11が出力軸112を軸支する第一軸受121及び第二軸受122の間に設けられているので、変速機100に変速機用潤滑装置10を設けたとしても、変速機100の軸線方向の寸法が大きくならず、変速機100の軸線方向の寸法を小型化することができる。また、変速機用潤滑装置10は、オイル送出溝11b、11cが外周面に形成された回転部材11が回転することにより、オイルを送出するネジポンプであるので、回転部材11が取り付けられている出力軸112の回転速度の回転速度によらずに、オイルを安定して送出することができる。
また、出力軸112を回転可能に取り付けている変速機100のハウジング101によって、回転部材11の外周側が覆われている。このように、回転部材11が収容される回転部材収容部101aをハウジング101に形成して、このハウジング101を変速機用潤滑装置10のケーシングとしているので、変速機用潤滑装置10を構成する部品点数を削減させることができる。このため、変速機100の小型化、軽量化及び製造コスト削減を実現することが可能となる。
また、回転部材11の軸線方向の中央部分の外周面に、出力軸112の内部に形成された出力軸オイル流路112aに連通する凹陥溝11aが形成されている。そして、凹陥溝11aの両側の回転部材11の外周面に、オイル送出溝11b、11cが形成されている。そして、回転部材11の回転に伴い、凹陥溝11aの両側に形成されたオイル送出溝11b、11cから凹陥溝11aにオイルが送出される。そして、凹陥溝11aの両側に螺旋状に形成されたオイル送出溝11b、11cのねじれ方向が異なっている。これにより、回転部材11が回転した際に、オイル送出溝11bからのオイルの送出の反作用によって回転部材11に作用する軸線方向の力と、オイル送出溝11cからのオイルの送出の反作用によって回転部材11に作用する軸線方向の力とが、相殺されて、回転部材11に軸線方向の力が作用しない。このため、回転部材11の端部の座屈が防止される。
また、出力軸112には、変速機100の入力軸111と回転連結されたカウンタ軸113に形成されたリダクションギヤ113bと噛合する出力側リダクションギヤ112dが、両軸受121、122よりも入力軸111側に形成されている。このように、本実施形態の変速機100は、カウンタ軸113と出力軸112の間で原動機からの回転駆動力が減速されるアウトプットリダクション型である。これにより、出力軸112を軸支する第一軸受121と第二軸受122の間に変速機100を構成する部品が存在しない。このため、出力軸112を軸支する軸受121、122の間に回転部材11を設けたとしても、出力軸112の軸長が長くならず、変速機100の軸線方向の寸法が大きくならず、変速機100の軸線方向の寸法を小型化することができる。
(別の実施形態)
以上説明した実施形態では、回転部材11は、出力軸112の外周側に設けられている。しかし、回転部材11が変速機100の入力軸111やカウンタ軸113等の回転する軸の外周側に設けられている実施形態であっても差し支え無い。
10…変速機用潤滑装置、11…回転部材、11a…凹陥溝、11b、11c…オイル送出溝、100…変速機、101…ハウジング、112…出力軸(軸)、112a…出力軸オイル流路(オイル流路)、112d…出力側リダクションギヤ、113…カウンタ軸、113b…リダクションギヤ

Claims (3)

  1. 変速機の回転する軸を軸支する軸受の間において、前記軸の外周側に前記軸に固定され、外周面にオイル送出溝が螺旋状に凹陥形成された円筒形状の回転部材を有し、
    前記軸受を回転可能に取り付ける前記変速機のハウジングによって、前記回転部材の外周側が覆われている変速機用潤滑装置。
  2. 前記回転部材の軸線方向の中央部分の外周面に、前記軸の内部に形成されたオイル流路に連通する凹陥溝が形成され、
    前記凹陥溝の両側の前記回転部材の外周面に、前記オイル送出溝が形成され、
    前記回転部材の回転に伴い、前記凹陥溝の両側に形成されたオイル送出溝から前記凹陥溝にオイルが送出され、
    前記凹陥溝の両側に螺旋状に形成された前記オイル送出溝のねじれ方向が異なっている請求項1に記載の変速機用潤滑装置。
  3. 前記軸は、前記変速機の出力軸であり、
    前記出力軸には、前記変速機の入力軸と回転連結されたカウンタ軸に形成されたリダクションギヤと噛合する出力側リダクションギヤが、前記両軸受よりも前記入力軸側に形成されている請求項1又は請求項2に記載の変速機用潤滑装置。
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