JP2016039046A - コネクタハウジング - Google Patents

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宣仁 橋本
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Abstract

【課題】端子金具が上下逆向きの姿勢でキャビティに挿入されてそのまま収容されることを確実に防ぐことが可能なコネクタハウジングを提供する。【解決手段】相手側の端子金具との接続部を有する端子本体部41と、同端子本体部41の外側面に突設されたスタビライザ43とを有する端子金具40を収容可能なキャビティ11が設けられ、前記キャビティ11は、前記端子本体部41が収容される本体収容部12と、前記端子金具40が正規の姿勢で前記キャビティ11に挿入された場合に前記スタビライザ43が入り込んで前進可能な溝部21と、前記端子金具40が上下逆向きの姿勢で前記キャビティ11に挿入された場合に前記端子本体部41のうち少なくとも前端部が前記本体収容部12に入り込んだタイミングで前記スタビライザ43が落ち込む凹部23とを備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、コネクタハウジングに関する。
従来、本体部の外側面にスタビライザが突設された端子金具が収容されるコネクタハウジングが知られている(例えば下記特許文献1に記載)。このコネクタハウジングには、端子金具が後方から挿入されて収容されるキャビティが複数設けられ、各キャビティには、端子金具が正規の姿勢で挿入された場合にスタビライザが入り込んで前進可能な溝部が形成されている。そして、端子金具が上下逆向きの姿勢でキャビティに挿入された場合には、スタビライザがキャビティの縁部に当接して、それ以上の挿入動作が制限されるようになっている。
特開2013−98072号公報
ところで、一般にキャビティは入り口側よりも奥側が狭くなっている。このため、キャビティに端子金具を挿入する際には、端子金具が正規の姿勢で挿入された場合であっても、キャビティが狭まるところで挿入抵抗が生じる。したがって、上記のような構成では、端子金具が上下逆向きの姿勢で挿入された場合に、スタビライザがキャビティの縁部に当接しているにもかかわらず、作業者が正常時に生じる挿入抵抗だと勘違いし、端子金具を押し続けることによってスタビライザがキャビティの縁部を押し広げるようにして端子金具がキャビティ内を前進し、そのまま収容されてしまう虞があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具が上下逆向きの姿勢でキャビティに挿入されてそのまま収容されることを確実に防ぐことが可能なコネクタハウジングを提供することを目的とする。
本発明のコネクタハウジングは、相手側の端子金具との接続部を有する端子本体部と、同端子本体部の外側面に突設されたスタビライザとを有する端子金具を収容可能なキャビティが設けられ、前記キャビティは、前記端子本体部が収容される本体収容部と、前記端子金具が正規の姿勢で前記キャビティに挿入された場合に前記スタビライザが入り込んで前進可能な溝部と、前記端子金具が上下逆向きの姿勢で前記キャビティに挿入された場合に前記端子本体部のうち少なくとも前端部が前記本体収容部に入り込んだタイミングで前記スタビライザが落ち込む凹部とを備えている。
本発明によれば、端子金具が正規の姿勢でキャビティに挿入された場合には、スタビライザが溝部に入って端子金具の前進が許容され、端子金具が上下逆向きの姿勢でキャビティに挿入された場合には、端子金具の前端部がキャビティの本体収容部に入り込んだタイミングで、スタビライザが凹部に落ち込んで端子金具の前進が制限される。したがって、作業者は正常時に生じる挿入抵抗とは異なる手応えを感じることができるから、端子金具が上下逆向きの姿勢でキャビティに挿入されてそのまま収容されることを確実に防ぐことができる。
本実施例におけるコネクタハウジングを示す背面図 コネクタハウジングを示す断面図であって、図1のA−A位置における断面に相当する断面図 端子金具が正規の姿勢でキャビティに収容された状態を示すコネクタハウジングの断面図であって、図1のB−B位置における断面に相当する断面図 端子金具のスタビライザが溝部に入り込んだ状態を示すコネクタハウジングの一部拡大断面図 端子金具が上下逆向きの姿勢でキャビティに挿入された様子を示すコネクタハウジングの断面図であって、図1のB−B位置における断面に相当する断面図 端子金具のスタビライザが凹部に落ち込んだ状態を示すコネクタハウジングの一部拡大断面図
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明のコネクタハウジングは、前記キャビティが高さ方向に複数段にわけて設けられ、前記本体収容部の後側には、高さ方向にリテーナが着脱可能なリテーナ装着部が設けられ、前記リテーナの装着方向における最も奥側に位置する段の前記キャビティにおいては前記凹部が前記リテーナ装着部の奥面に凹み形成されるとともに同凹部の前面が前記リテーナ装着部の前面と前後方向において揃った位置に設けられ、他の段の前記キャビティにおいては、前記リテーナ装着部の前面と前記リテーナに形成された窪み部とで前記凹部が形成されるものとしてもよい。
このような構成によれば、リテーナの装着方向における最も奥側に位置する段のキャビティと、他の段のキャビティとで凹部の形成位置が前後方向に揃うので、端子金具が上下逆向きの姿勢でキャビティに挿入されたときにスタビライザが凹部に落ち込むタイミングが同じになるから、このタイミングが異なる場合に比して作業者が端子金具の誤った姿勢での挿入を認識しやすくすることができる。
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図6を参照しつつ詳細に説明する。なお、各構成部材において、図3の左側(相手側コネクタとの嵌合方向における前側)を前方、右側を後方として説明する。本実施例のコネクタハウジングHは、端子本体部41の外側面にスタビライザ43が突設された端子金具40が収容されるものである。
端子金具40は、金属平板を打ち抜いて曲げ加工することにより、全体として前後方向に長い形状に形成されている(図3参照)。端子金具40は雌型の端子金具であり、図示しない雄型の端子金具と接続可能とされている。端子金具40の前側部分には、相手の端子金具との接続部を有する端子本体部41が設けられている。端子本体部41は、底板部の幅方向の両側縁から上方に起立する一対の側板部と、その側板部の上端から底板部と対向するように屈曲された2枚重ねの上板部とを有し、前方から相手端子金具の雄タブが挿入可能な角筒状をなしている。端子本体部41の内部には、挿入された雄タブを弾性的に挟持可能な弾性片(接続部)が設けられている。
端子本体部41の上面側には、コネクタハウジングHに設けられたランス13が係止可能なランス係止部42が設けられている。ランス係止部42は、端子本体部41のうち前端寄りに位置している。
また、端子本体部41の上面側には、スタビライザ43が突設されている。スタビライザ43は、図4に示すように、端子本体部41の幅方向における略中央に設けられ、正面から見ると、その幅方向の中央が最も高く突出するドーム状に形成されている。スタビライザ43の前面は、端子金具40の長さ方向に対して略垂直をなす切り立った面とされている。スタビライザ43の後面は、ランス係止部42と前後方向の位置が揃って配されている。なお、端子本体部41のうち後端寄りの位置には、スタビライザ43と略同形状の凸部44が突設されている。
端子本体部41の後面は、後述するリテーナ17が係止可能なリテーナ係止部45とされている。リテーナ係止部45は、端子本体部41の上側部分に形成されている。
端子金具40の後側部分には、電線Wの芯線をかしめ固定するワイヤバレル部46と、ゴム栓47ともども電線Wの被覆部をかしめ固定するインシュレーションバレル部48とが設けられている。ゴム栓47は、例えばシリコン製であって全体として円筒状をなし、その外周面には前後方向に一定間隔をあけて複数のリップ部49が突出して設けられている。
コネクタハウジングHは、端子金具40が収容されるキャビティ11が複数設けられたハウジング本体10と、ハウジング本体10の前面側に組み付けられるフロントホルダ30と、を備えている。
ハウジング本体10の内部には、後方から端子金具40が挿入されるキャビティ11が、高さ方向に2段にわけて設けられている。
各キャビティ11の前側部分には、端子金具40の端子本体部41が収容される本体収容部12が設けられている。本体収容部12は、端子本体部41に整合する断面略方形状をなして前方に開口している。
各本体収容部12には、端子金具40に一次係止してその抜け止めを図るランス13が設けられている。ランス13は、本体収容部12の上面に設けられ、前方に向かう片持ち状をなし、その前端が、キャビティ11に収容された端子金具40のランス係止部42に係止する。ランス13は、上下方向に弾性撓み可能とされている。
各キャビティ11の後側部分には、ゴム栓47が収容されるゴム栓収容部14が設けられている。ゴム栓収容部14は断面略円形状をなし、ゴム栓47のリップ部49がゴム栓収容部14の内周面に密着することで、キャビティ11の内部に水が浸入することが制限される。
各キャビティ11のうちゴム栓収容部14の前側には、前方に向かってキャビティ11の幅寸法を徐々に狭める断面変化部15が設けられている。断面変化部15は、後端から前端に向かって徐々にキャビティ11内への張り出し寸法が増す傾斜面15Kを有している。
そして、各キャビティ11のうち断面変化部15よりも前側の部分は、ゴム栓収容部14よりも一回り小さい断面方形状に形成された方形断面部16とされている。方形断面部16の断面形状は、本体収容部12の断面形状と略同形とされている。なお、断面変化部15および方形断面部16には、端子金具40のワイヤバレル部46の一部が収容される。
ハウジング本体10には、ハウジング本体10に収容された端子金具40に二次係止してその抜け止めを図るリテーナ17が設けられている。リテーナ17は、ハウジング本体10に設けられたリテーナ装着部18に着脱可能とされている。リテーナ装着部18は、ハウジング本体10の上面に開口するとともに、上下2段のキャビティ11に連通して設けられている。リテーナ装着部18は、キャビティ11のうち本体収容部12と方形断面部16との間に形成されている。
リテーナ17は、端子金具40の挿抜を許容する仮係止位置と、端子金具40の抜け止めをする本係止位置とに移動可能とされている。リテーナ17が仮係止位置に配されているときには、各キャビティ11に対応して設けられた抜止部19が各キャビティ11から退避し、リテーナ17が本係止位置に配されているときには、抜止部19が各キャビティ11に突出して端子金具40のリテーナ係止部45に後側から係止する。
各キャビティ11には、端子金具40が正規の姿勢でキャビティ11に挿入された場合に、スタビライザ43が入り込んで前進可能な溝部21が設けられている。溝部21は、キャビティ11の上面側に設けられている。溝部21は、断面変化部15の後端から、後述するフロントホルダ30の収容凹部33に至るまで前後方向に延びて設けられている。溝部21は、図4に示すように、スタビライザ43の外形に沿う曲面を有して上側に凹んだ形態とされている。
フロントホルダ30は、ハウジング本体10の前面側を覆う前壁部31と、ハウジング本体10の外周面側に被さる周壁部32とを有している。
前壁部31には、キャビティ11に挿入された端子金具40の前端部が収容される収容凹部33が、各キャビティ11に対応して設けられている(図3参照)。収容凹部33には、各端子金具40の端子本体部41のうちスタビライザ43を含んだ前端部が収容される。収容凹部33においてスタビライザ43は溝部21の端部に収容され、端子本体部41は、ほぼ隙間なく収容凹部33に収容される。フロントホルダ30の前壁部31によって端子金具40の前止まりがなされる。
フロントホルダ30の周壁部32には、ハウジング本体10に係止するロック突起34が設けられられている。ロック突起34は、周壁部32の内周面に突設され、ハウジング本体10の外周面に凹設されたロック孔22に嵌合するものとされている。
さて、各キャビティ11には、図5に示すように、端子金具40が上下逆向きの姿勢でキャビティ11に挿入された場合に、端子本体部41のうち少なくとも前端部が本体収容部12に入り込んだタイミングでスタビライザ43が落ち込む凹部23が備えられている。
凹部23はすべてのキャビティ11に一ずつ設けられている。凹部23は、図2に示すように、平面視方形状をなした凹みであり、前面23M、後面23U、および一対の側面23Sの4つの面によって構成されている。凹部23の前面23Mは、前後方向に対して略直角をなす面とされている。凹部23は、スタビライザ43が嵌合可能な幅寸法および前後方向寸法を有している。凹部23は、各キャビティ11の幅方向の略中央に設けられている。
下段(リテーナ17の装着方向における最も奥側に位置する段)のキャビティ11においては、凹部23がリテーナ装着部18の奥面(下面)に形成されている。下段のキャビティ11の凹部23は、ハウジング本体10の壁に凹み形成され、その外側に形成されたロック孔22に連通している。下段のキャビティ11の凹部23は、その前面23Mが、リテーナ装着部18の前面18Mと前後方向において揃う位置に設けられている。
上段(他の段)のキャビティ11においては、リテーナ装着部18の前面18Mとリテーナ17に形成された窪み部17Kとで凹部23が形成されている。窪み部17Kは、後面および一対の側面の3つの面によって構成され、前方に開放された形態とされている。リテーナ17が仮係止位置にある状態で、リテーナ装着部18の前面18Mと窪み部17Kとで凹部23が形成される。
次に、端子金具40をコネクタハウジングHに収容する作業の一例について説明する。
リテーナ17を仮係止位置に保持させて、端子金具40をキャビティ11に後方から挿入すると、端子金具40の端子本体部41がキャビティ11のゴム栓収容部14を通過し、やがて断面変化部15に至る。そして、スタビライザ43が溝部21に進入し、端子金具40のさらなる前進が許容される。この際、端子本体部41は、幅寸法が大きいゴム栓収容部14から幅寸法が徐々に狭まる断面変化部15に至るため、作業者は、若干の挿入抵抗を感じつつ端子金具40を前方へ押すことになる。やがて、端子金具40は、端子本体部41の前端部でランス13を上方に押圧して撓ませ、キャビティ11の本体収容部12内を前進する。その際、スタビライザ43は、ランス13の下面に形成された溝部21内を通過する。そして、図3に示すように、端子本体部41の前端部がフロントホルダ30の収容凹部33に収容されて前止まりがなされるとともに、ランス13が弾性復帰してランス係止部42に一次係止し、またゴム栓47がゴム栓収容部14に密着した状態になる。このようにして順に端子金具40をキャビティ11に挿入する。
ここで、上下逆向きの姿勢で端子金具40をキャビティ11に挿入してしまうことがある。このような場合には、端子金具40の端子本体部41がキャビティ11のゴム栓収容部14を通過し、やがて断面変化部15に至った際、スタビライザ43が溝部21に進入しないので、作業者は比較的大きな挿入抵抗を感じ、端子金具40の姿勢の誤りに気が付くことができる。しかしながら作業者は、この際の挿入抵抗を、端子金具40を正規の姿勢で挿入したときに生じる挿入抵抗であると勘違いし、さらに端子金具40を押してしまうことがある。すると、端子本体部41はキャビティ11を若干押し広げるようにして前進し、やがてリテーナ装着部18に至り、若干スペースに余裕のあるリテーナ装着部18を通過する。そして、図5に示すように、端子本体部41の前端部が本体収容部12に入り込むと同時に、端子本体部41の姿勢が矯正され、スタビライザ43が凹部23に落ち込む。これにより、端子金具40の前進が止められ、作業者は端子金具40の姿勢の誤りに気付くことができ、端子金具40を正しい姿勢で挿入しなおすことができる。
そして、すべての端子金具40を正しい姿勢でキャビティ11に挿入し終えたら、リテーナ17を本係止位置に移動させ、全ての端子金具40に二次係止させる。以上により、端子金具40をコネクタハウジングHに収容する作業が完了する。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例のコネクタハウジングHには、相手側の端子金具との接続部を有する端子本体部41と、端子本体部41の外側面に突設されたスタビライザ43とを有する端子金具40を収容可能なキャビティ11が設けられており、キャビティ11は、端子本体部41が収容される本体収容部12と端子金具40が正規の姿勢でキャビティ11に挿入された場合にスタビライザ43が入り込んで前進可能な溝部21と、端子金具40が上下逆向きの姿勢でキャビティ11に挿入された場合に端子本体部41のうち少なくとも前端部が本体収容部12に入り込んだタイミングでスタビライザ43が落ち込む凹部23とを備えている。
この構成によれば、端子金具40が正規の姿勢でキャビティ11に挿入された場合には、スタビライザ43が溝部21に入って端子金具40の前進が許容され、端子金具40が上下逆向きの姿勢でキャビティ11に挿入された場合には、端子金具40の前端部がキャビティ11の本体収容部12に入り込んだタイミングで、スタビライザ43が凹部23に落ち込んで端子金具40の前進が制限される。したがって、作業者は通常生じる挿入抵抗とは異なる手応えを感じることができるから、端子金具40が上下逆向きの姿勢でキャビティ11に挿入されてそのまま収容されることを確実に防ぐことができる。
また、キャビティ11が高さ方向に複数段にわけて設けられ、本体収容部12の後側には、リテーナ17が高さ方向に着脱可能なリテーナ装着部18が設けられ、リテーナ17の装着方向における最も奥側に位置する段のキャビティ11においては凹部23がリテーナ装着部18の奥面に形成されるとともに凹部23の前面23Mがリテーナ装着部18の前面18Mと前後方向において揃った位置に設けられ、他の段のキャビティ11においては、リテーナ装着部18の前面18Mとリテーナ17に形成された窪み部17Kとで凹部23が形成される。
この構成によれば、リテーナ17の装着方向における最も奥側に位置する段のキャビティ11と、他の段のキャビティ11とで凹部23の形成位置が前後方向に揃っており、端子金具40が上下逆向きの姿勢でキャビティ11に挿入されたときにスタビライザ43が凹部23に落ち込むタイミングが同じになるから、このタイミングが異なる場合に比して作業者が端子金具40の誤った姿勢での挿入を認識しやすくすることができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、端子金具40は雌型の端子金具であるが、これに限らず、端子金具は雄型の端子金具であってもよい。
(2)上記実施例では、凹部23は、その前面23Mがリテーナ装着部18の前面18Mと揃う位置に設けられているが、これに限らず、例えば凹部は、リテーナ装着部の後部寄りの位置に設けてもよいし、本体収容部内に設けても良い。
(3)上記実施例では、コネクタハウジングHが、ハウジング本体10にフロントホルダ30を組み付けてなるものであるが、これに限らず、コネクタハウジングはハウジング本体を構成する部分とフロントホルダを構成する部分とが一体に形成されたものであってもよい。
(4)上記実施例では、キャビティ11が2段にわけて設けられているが、これに限らず、キャビティは1段のみまたは3段以上にわけて設けても良い。
(5)上記実施例では、本発明を、リテーナ17が備えられたコネクタハウジングHに適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明は、リテーナが備えられていないコネクタハウジングにも適用することができる。
H…コネクタハウジング
11…キャビティ
12…本体収容部
17…リテーナ
17K…窪み部
18…リテーナ装着部
18M…前面
21…溝部
23…凹部
23M…前面
40…端子金具
41…端子本体部
43…スタビライザ

Claims (2)

  1. 相手側の端子金具との接続部を有する端子本体部と、同端子本体部の外側面に突設されたスタビライザとを有する端子金具を収容可能なキャビティが設けられ、
    前記キャビティは、前記端子本体部が収容される本体収容部と、前記端子金具が正規の姿勢で前記キャビティに挿入された場合に前記スタビライザが入り込んで前進可能な溝部と、前記端子金具が上下逆向きの姿勢で前記キャビティに挿入された場合に前記端子本体部のうち少なくとも前端部が前記本体収容部に入り込んだタイミングで前記スタビライザが落ち込む凹部とを備えているコネクタハウジング。
  2. 前記キャビティが高さ方向に複数段にわけて設けられ、
    前記本体収容部の後側には、高さ方向にリテーナが着脱可能なリテーナ装着部が設けられ、
    前記リテーナの装着方向における最も奥側に位置する段の前記キャビティにおいては前記凹部が前記リテーナ装着部の奥面に凹み形成されるとともに同凹部の前面が前記リテーナ装着部の前面と前後方向において揃った位置に設けられ、
    他の段の前記キャビティにおいては、前記リテーナ装着部の前面と前記リテーナに形成された窪み部とで前記凹部が形成される請求項1に記載のコネクタハウジング。
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