JP2016037827A - パズル式格納庫の制御装置、及びその制御方法並びに制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入出庫部と、格納庫と、昇降装置とを備え、パレットが格納棚間を水平面内で縦方向及び横方向に移動することで、格納庫内で格納物の搬送を行うパズル式格納庫の制御装置であって、リフトまたはリフトと隣接する格納棚から、空き領域の格納棚が、格納庫の少なくとも一端に延伸して配置されることでパレットの通過経路を形成し、移動させる対象となるパレットであるターゲットパレットを、通過経路を介して目標位置に搬送する搬送制御部60を具備する。
【選択図】図5
Description
従来、空棚が一つの場合は、出庫処理であれば昇降装置にパレットを移動後、昇降装置の隣接棚が空棚となっており、次の入出庫処理がない場合には、パズル式駐車装置はパレットの移動処理をしていない。また、空棚が複数の場合は、呼び出されたパレットの位置により空棚位置が変化するものであるため、呼び出されたパレットが昇降装置に到着するまでの時間は空棚位置の相違によりばらつきが大きくなっていた。
移動させる対象のパレットであるターゲットパレットの搬送先を目標位置とし、目標位置または目標位置に隣接する格納棚を含む空き領域の格納棚が、パレットを通過可能に配置されてパレットの通過経路が形成され、ターゲットパレットは、通過経路を介して目標位置に搬送される。
本発明は、例えば、格納物を車両とする機械式駐車設備の制御装置に適用できる。
目標位置に応じて通過経路が形成されることにより、目標位置が変更されても、目標位置に応じてパレット搬送を速やかに行うことができる。
空き領域の格納棚の数が閾値以上確保できてから、通過経路を形成するようにして、空き領域の格納棚の数が閾値未満となり格納棚に格納物が多く格納されている場合には通過経路を設けないこととしたので、より多くの格納物を格納させることができる。
パレットスタッカーを目標位置として通過経路が設けられることにより、空パレットの収納作業時間が短縮できる。
昇降装置を目標位置として通過経路が設けられることにより、入出庫時間が短縮できる。
通過経路は、全ての中継点を介して設けられることにより、ターゲットパレットから目標位置までの移動に複数の経路が存在する場合に、中継点に基づいて経路が選定され、パレット搬送時間が短縮できる。
例えば、複数の昇降装置のうち少なくとも1つの昇降装置が通過経路上に設けられる場合に、通過経路上に設けられた昇降装置が他の階に移動中は、昇降装置の位置にパレットが配置できないため、通過経路を通過させられない状況(例えば、パレットの落下)となる。これに対し、本発明によれば、昇降装置が複数備えられている場合には、昇降装置に隣接するように通過経路を設けることによって、通過経路を通過させられない状況を防ぎ、安全に用いることができる。
なお、本実施形態におけるパズル式格納庫は、格納物を車両とし、車両を格納するパズル式の機械式駐車装置である場合を例に挙げて説明するが、これに限定されない。例えば、パレットに自転車を載置させるパズル式駐輪装置や、パレットに載置された座席に人を着席させて移動する遊戯装置としてもよい。
機械式駐車装置10は、車両12を入出庫させる入出庫部14と、車両12を載置して搬送するパレット(板状の台)16が配置された複数の格納棚18、及びパレット16が配置されない空き領域となる1つ以上の格納棚18が格子状(例えば、N行×M列)に配置された格納庫20と、入出庫部14と格納庫20の間を昇降してパレット16を搬送する1つのリフト(昇降装置)22とを備えている。また、機械式駐車装置10は、パレット16及びリフト22等の移動を制御する制御装置24を備えている。また、以下に説明する機械式駐車装置10の上面図においては、リフト22の位置を「L」と示す。
入出庫部14には、扉26と操作盤28とが設けられている。
操作盤28は、機械式駐車装置10の利用者が操作可能なように、入出庫部14の外側に設けられ、例えば、スイッチ等を介して各種操作(入庫又は出庫の指示等)の入力を受け付けるとともに、液晶ディスプレイ装置等の画像表示装置によって、種々の情報を利用者のために表示する。
パレットスタッカー30は、格納棚18の空パレット16aを格納する複数の格納スロットSを有しており、最上段の格納スロットSから順に空パレット16aを格納する。また、パレットスタッカー30の最下段の格納スロットSに空パレット16aを格納している状態でパレットスタッカー30を設置した格納棚18上に空パレット16aを格納することができ、またパレットスタッカー30を設置した格納棚18上に空パレット16aを格納せず空き状態としている場合には、空パレット16aを通過可能にさせることもできる。つまり、パレットスタッカー30が、格納庫20の中央付近に設けられる場合であっても、格納スロットSの全数に空パレット16aが格納されていてもパレットスタッカー30を設置した格納棚18上が空き状態とされていれば、空パレット16aの通過の妨げになることを防ぐことができる。
このように、パレットスタッカー30として使用される格納棚18は、駐車車両が少なく空パレット16aを集約する場合にはパレットスタッカー30として使用でき、駐車車両が多く車両12の格納スペースを確保する場合には格納棚18の一部として使用できる。本実施形態のパレットスタッカー30は、車両12の収容台数を減らすことがなく、効率的である。
制御装置24は、CPU(Central Processing Unit)40、各種プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)42、CPU40による各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるRAM(Random Access Memory)44、各種プログラム(例えば、機械式駐車装置の制御プログラム)及び各種情報を記憶する記憶手段としてのHDD(Hard Disk Drive)46を備えている。
また、本実施形態で示す「目標位置」は、必ずしもターゲットパレット16bを搬送する最終的な位置でなくてもよく、通過経路8を形成するにあたり必要な終点位置を示す場合もある。
メモリ、バッテリバックアップ付きのSRAM(Static Random Access Memory)等の記憶素子を用いてもよく、プログラム、利用者情報、及び設定値等のデータの種類に応じて記憶素子を使い分けて記憶させてもよい。
さらに、制御装置24は、パレット16やリフト22等を駆動させるためのモータ(不図示)を制御するモータ制御部48、及びパレット16やリフト22等の動作状態を検知するセンサ(不図示)からの信号を受信するセンサ信号受信部50を備えている。
搬送制御部60は、目標位置または目標位置と隣接する格納棚18を含む空き領域の格納棚を、パレット16を通過可能なように連続的に配置させてパレット16の通過経路8を形成し、通過経路8を介してターゲットパレット16bを目標位置に搬送する。また、搬送制御部60は、目標位置が配置される位置に応じて通過経路8を形成する。また、搬送制御部60は、空棚の数が閾値以上となった場合に、パレット16の通過経路8を形成することが好ましい。
目標位置としては、例えば、車両12を出庫させる場合のリフト22、空パレット16を格納させる場合の格納先となるパレットスタッカー30、パレット16を所望の格納棚18に格納させる場合の所望の格納棚等が挙げられる。
なお、ターゲットパレット16bとは、例えば、車両12の入庫時に呼び出される空パレット16a、出庫時に呼び出される出庫車両が載置されたパレット16、及び次の入出庫処理に備えて格納棚18間で移動させるパレット16(車両12の載置を問わない)等を含む。
より具体的には、搬送制御部60は、棚データを取得し、空棚の数が閾値未満と判定した場合に、機械式駐車装置10が「通常モード」とされて現在の空棚位置を利用したパズル制御を行い、空棚の数が閾値以上と判定した場合に、機械式駐車装置10が「走行路モード」とされてHDD46から読み出される通過経路8の配置位置及び配置形状の情報に基づいて、通過経路8を決定し、形成する。また、通過経路8の決定については、棚データと目標位置と、ターゲットパレット16bの位置とに応じてCPU40で通過経路8の位置を動的に算出してもよい。
つまり、閾値は、「10」に限られず、パレット16の通過経路8を構成するのに必要な空棚の数が適宜設定されるものとする。
第1手として、第2行A列に配置されるパレット16を空棚である第3行A列に移動させ、これによって空棚となる第2行A列に、第1行A列のターゲットパレット16bを移動させる(図8(a)から(b)参照)。第2手として、第3行A列のパレットを空棚である第3行B列に移動させ、第1行B列のパレット16を空棚である第1行A列に移動させる(図8(b)から(c)参照)。第3手として、第2行A列のターゲットパレット16bを空棚である第3行A列に移動させ、第2行B列のパレットを空棚である第1行B列に移動させるとともに、第3行B列のパレットを第2行B列に移動させる(図8(c)から(d)、及び図7(b)参照)。
リフト22前に到着したターゲットパレット16bは、リフト22を介して入出庫部14に到着すると、入出庫部14においてパレット16(ターゲットパレット16b)に車両12が載置される。機械式駐車装置10は、車両12が載置されたパレット16をターゲットパレット16bとし、通過経路8を介して所望の格納棚18へ格納して入庫を完了させる。
パレット16の搬送先を目標位置とし、リフト22を目標位置とする場合に、リフト22の格納棚18またはリフト22と隣接する位置の格納棚18を含む空棚がパレット16を通過可能なように連続的に配置されることで、パレット16の通過経路8が形成され、移動させる対象のターゲットパレット16bを、通過経路8を介してリフト22に搬送する。
また、本実施形態は、空き領域となる格納棚18をリフト22と隣接させて複数個配置させて通過経路8を形成するので、例えば、従来、車両12の走行専用の経路(車両を走行台車等で搬送する経路であって車両を格納できない経路)を物理的に備えた平面往復型駐車装置と比較して、通過経路8の配置位置(方向)を自由に設定できる。
さらに、パレットスタッカー30を配置することにより、機械式駐車装置10全体として収容可能台数を減らすことがない。つまり、収容効率が高い時(繁忙期)は、格納棚18にパレット16を配置させて車両12の入庫を優先させ、機械式駐車装置10の本来の要件である収容台数を犠牲にすることなく最大限駐車でき、収容効率が低い時(閑散期)は、パレットスタッカー30に空きパレット16aを格納させ、通過経路8を介することで、パレット搬送時間を短縮できる。
なお、機械式駐車装置10にリフト22が1つ備えられており、リフト22を目標位置とする場合に、リフト22を含む位置に、複数の空き領域の格納棚18によってパレット16の通過経路8を形成してもよい。例えば、図11に示されるように、第3行E列にリフト22(図11では「L」と示す)を設け、リフト22を含む位置である第3行A列から第3行J列を通過経路8とする。
通過経路8内にリフト22が設けられる場合には、通過経路8(第3行)にターゲットパレット16bが移動した後、さらに1手でリフト22にターゲットパレット16bを移動させることができるので、通過経路8と隣接する位置にリフト22が設けられる場合と比較して手数を1手省略することができる。
また、本実施形態における機械式駐車装置10は、リフト22が1つ備えられている場合を例に挙げていたが、これに限定されず、リフト22が複数備えられていてもよい。ただし、リフト22が複数設けられる機械式駐車装置10の場合には、パレット16の通過経路8に全てのリフト22を含めない。
例えば、図12(a)に示されるように、機械式駐車装置10の対角に複数のリフト22(図12では「L」と示す)が設けられる場合には(例えば、第1行J列に入庫用リフト及び第6行A列に出庫用リフト)、2つのリフト22間の行方向と列方向の格納棚18を接続するように通過経路8を設ける。より具体的には、機械式駐車装置10の行方向または列方向のうち、長尺方向に格納棚18の一端から他端までストレートに配置する経路(図12(a)では、第2行または第5行にストレートに配置)を含むことが好ましい。これにより、パレットの落下を防ぐとともに、ターゲットパレット16bを移動させる手数が省略され、平均的に移動時間を短縮することができる。
複数のリフト22のうち少なくとも1つのリフト22が通過経路8上に設けられる場合には、通過経路8上に設けられたリフト22が他の層に移動中は、リフト22の位置にパレット16が配置できないため、通過経路を通過させられない状況(例えば、パレットの落下)となる。これに対し、本変形例2によれば、リフト22が複数備えられている場合には、全てのリフト22を通過経路に含めないことによって、通過経路8を通過させられない(例えば、パレットが落下する)状況を防ぎ、安全に用いることができる。
また、本実施形態における機械式駐車装置10は、リフト22の位置が格納棚内のいずれかに設けられることとして説明していたが、これに限定されず、図13に示されるように、リフト22(図13は「L」と示す)が、格納棚18の端部の外側(例えば、図13の第6行E列より外側)の袋小路の位置に配置されていてもよい。また、図14(a)に示されるように、リフト22に隣接する格納棚18から延伸された先の格納棚18から格納棚18の両端に通過経路8が配置されていてもよいし、図14(b)に示されるように、袋小路の位置に配置されるリフト22に隣接する格納棚18から延伸先の格納棚(例えば、図14(b)の第3行E列)から一方の端部(紙面右側)に延伸して通過経路8が設けられてもよい。
以下、本発明の第2の実施形態について図1、図4、図5及び図15を用いて説明する。本第2の実施形態に係る機械式駐車装置10は、パレットの通過経路8が目標位置に隣接する格納棚18を含み、目標位置に隣接する格納棚18から、格納棚18の一端に延伸して形成される点で、第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。また、符号についても図1、図4、及び図5と共通する部分は共通する符号を用いる。
搬送制御部60は、目標位置または目標位置と隣接する格納棚18から、格納庫20の一端までの格納棚18の個数が最も多くなる方向の一端に、空き領域の格納棚18を延伸させて通過経路8を形成する。
また、走行路モードとするか否かの判定を行うための閾値として設定する空棚の数は、目標位置または目標位置と隣接する格納棚18から、格納庫20の一端までの格納棚18の最も多くなる個数とすることが好ましい。
図15(a),(b)には、本実施形態に係る機械式駐車装置10の上面図が示されており、格納棚18が格子状に示されている。図15(a),(b)に示されるように、紙面横方向に第1〜第6の6個の「行」が形成され、紙面縦方向にA〜Jの10個の「列」が形成されている。図15(a),(b)においては、第4行E列にリフト22が設けられている。なお、網掛けされている格納棚18はパレット16が配置されており、白色で示される格納棚18はパレット16が配置されていない空棚であることを示している。
ここで、第3行E列から第3行J列までの区間を空棚(6個の空き領域の格納棚18)としており、第3行A列から第3行E列の区間を空棚にする必要がある場合は、第3行D列のパレット16を第3行J列に移動させ、第3行C列のパレット16を第3行I列に移動させ、第3行B列のパレット16を第3行H列に移動させ、第3行A列のパレット16を第3行G列に移動させることにより、第3行A列から第3行E列の区間を空き領域として通過経路8を形成できる。
搬送制御部60は、パズル制御を行って形成された通過経路8を介して、ターゲットパレット16bを目標位置まで搬送する。パレット16の搬送方法については第1の実施形態と同様であるため詳細は省く。
また、上述した実施形態においては、行を長尺方向とし、列を短尺方向として例に挙げて説明するが、行と列の格納棚が同数であってもよいし、行と列の長尺が逆になっていてもよい。ここでは、リフト22に隣接する「行」方向に通過経路8を形成することとして説明していたが、これに限定されず、リフト22に隣接する「列」方向に通過経路8を形成することとしてもよい。
以下、本発明の第3の実施形態について図1、図4、図5、及び図16から図18を用いて説明する。本第3の実施形態に係る機械式駐車装置10は、複数の格納庫18が、水平面内で各格納庫間を連結格納棚によってパレット搬送可能に接続されている点で、第1の実施形態、第2の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態、第2の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。また、符号についても図1、図4、及び図5と共通する部分は共通する符号を用いる。
搬送制御部60は、ターゲットパレット16bを目標位置に搬送するための中継点となる1個以上の格納棚18を設け、ターゲットパレット16bの搬送先である目標位置を第1目標位置とし、中継点となる格納棚18を第2目標位置とし、通過経路8は、第1目標位置及び全ての第2目標位置を含んで形成される。本実施形態においては、連結格納棚Pを第2目標位置として、通過経路8を形成する。
例えば、図17は、紙面左右に格納庫があり、紙面左右の格納庫が第3行F列の連結格納棚Pで連結されている。図17(a)では、第1行A列から第5行E列の紙面左側の格納庫20aには4個の空棚と1個のリフト22(図17では「L」と示す)があり、第1行G列から第5行K列の紙面右側の格納庫20bには4個の空棚と1個のリフト22が示されている。格納庫20aにある第3行A列及びB列の2個のパレット16を、格納庫20bに移動させると、図17(b)のようなレイアウトになる。そうすると、図17(b)に示されるように、格納庫20aは空棚が6個となり、格納庫20bは空棚が2個となる。このように、同層に格納庫20a,20bが連結格納棚Pによって連結されている場合に、空棚の数が調整できる。
本実施形態においては、「走行路モード」になる場合に、連結格納棚Pは空棚であり、格納庫20a及び格納庫20bはそれぞれ空棚を少なくとも1つ以上備えていることが好ましい。
本実施形態においては、連結格納棚Pを含む通過経路8は、図16に示されるように、第3行C列から第3行I列の区間に形成される場合を例に挙げて、ターゲットパレット16bを第1目標位置に移動させる手順を説明する。
ここで、第2行B列の●印をターゲットパレット16bとし、第3行I列の○印を目標位置とし、車両12の載置によらずパレット16が配置されている格納棚18は網掛けしており、空き領域となっている格納棚18(空棚)は白抜き表示する。
このように、複数の格納庫20a,20bが連結格納棚Pによって連結されている場合に、連結格納棚Pを第2目標位置として、連結格納棚Pを含ませるように通過経路8を形成することによって、格納庫間のパレットの搬送を効率化し、パレット搬送を確実に行うことができる。
なお、本実施形態においては、複数の格納庫が2個の場合を用いて説明していたが、複数の格納庫は2個に限定されず、3個以上であってもよい。例えば、図18に示されるように4個の格納庫20c,20d,20e,20fとし、それぞれを連結する連結格納棚を連結格納棚P1,P2,P3,P4とし、格納庫20cのターゲットパレット16b(●印)を、第1目標位置である格納庫20fの第10行I列に移動させる場合を例に挙げて説明する。
連結格納棚P1,P2が第2目標位置とされることが読み出された場合には、連結格納棚P1,P2を含んだ通過経路8が形成される(図18参照)。また、ターゲットパレット16bから第1目標位置までの移動距離が等しい等の理由により、予備の経路として、連結格納棚P3,P4を第2目標位置として読み出された場合には、図18に示されるように、連結格納棚P3,P4を含んだ通過経路8が形成されてもよい。
所定の領域内でパズル制御が行われ、第2行B列のターゲットパレット16b(●印)が、通過経路8の一端である第3行C列に移動される。○´印の位置に移動されたターゲットパレット16bは、第3行に配置された通過経路8を介して第3行I列に移動される(○´´印)。○´´印の位置に移動されたターゲットパレット16bは、I列に配置された通過経路8を介して第10行I列に移動される。
また、例えば、第10行I列に到達したターゲットパレット16bを第13行K列のリフト22に移動させる場合には、格納庫20fの空棚を用いてパズル制御によって移動させる。
以下、本発明の第3の実施形態について図1、図4、図5、及び図19及び図20を用いて説明する。本第3の実施形態に係る機械式駐車装置10は、条件に応じて通過経路8を形成する点で、第1の実施形態、第2の実施形態、及び第3の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。また、符号についても図1、図4及び図5と共通する部分は共通する符号を用いる。
図19には、1個のリフト22と、8個の空棚がある機械式駐車装置10において、通過経路8の配置パターンに応じた、各格納棚18から通過経路8に到達するまでの移動距離を示している。格納棚18から通過経路8に到達するまでの移動距離とは、例えば、格納棚を1つ移動した場合には、移動距離「1」とし、数が大きいほど通過経路8までの手数が増える格納棚18であることを示す。また、リフト22に隣接する格納棚18に配置されるパレット16は、リフト22に移動可能であるため、リフト22に隣接する格納棚18の移動距離も「1」として示している。
図19(a)は、第1条件に一致する格納棚18は15個、第2条件の総和は55であり、図19(b)は、第1条件に一致する格納棚18は16個、第2条件の総和は48であり、図19(c)は、第1条件に一致する格納棚18は17個、第2条件の総和は51であり、図19(d)は、第1条件に一致する格納棚18は12個、第2条件の総和は63である。
こうした第1条件及び第2条件等の各種条件と、いずれの条件を優先するかといった情報は、HDD46に格納されており、通過経路8が形成される場合に適宜読み出される。
このように、予め決められた条件に応じて、通過経路8の配置位置を選定できるようにすることにより、運用に適した通過経路の配置が可能となる。
また、リフトが1個の場合に限定されず、リフトが複数ある場合であっても、条件に応じた通過経路が形成できる。例えば、図20に示されるように、2個のリフト22と、10個の空棚がある機械式駐車装置10であってもよい。
図20は、第1行H列及び第5行A列にリフト22(図20では「L」と示す)が配置されており、各リフト22間がパレット16を通過可能に通過経路8が形成され、空棚の配置パターンに応じて、各格納棚18から通過経路8に到達するまでの距離を示している。
本実施形態においては、第1条件を優先にする場合には、図20(a)または図20(b)の通過経路8の配置とすることが最適であり、第2条件を優先にする場合には、図20(b)の通過経路8の配置とすることが最適となる。
このように、リフト22が複数であっても、予め決められた条件に応じて、通過経路8の配置位置を選定で、運用に適した通過経路8の配置が可能となる。
以下、本発明の第5の実施形態について図1、図4、図5、及び図21から図22を用いて説明する。本第5の実施形態に係る機械式駐車装置10は、前回のパレット搬送後の通過経路8によって区分けされる格納庫内をエリア分けし、ターゲットパレット16bと目標位置との配置位置に応じて搬送の方法を決定する点で、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態、及び第4の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態、第2の実施形態、第3の実施形態、第4の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点について主に説明する。また、符号についても図1、図4及び図5と共通する部分は共通する符号を用いる。
図21には、本実施形態に係る機械式駐車装置10の格納庫20が示されており、前回のパレット搬送後の通過経路8のレイアウトの一例が示されている。ここで、第1行A列、第8行A列、及び第8行H列にリフト22(図21では「L」と示す)が示されており、第7行C列にターゲットパレット16b(●印)が配置されており、第1行H列の位置を目標位置とする。
図21(a)に示されるように、前回のパレット搬送後に通過経路8が格納庫20に対して十字に設けられており、通過経路8によって格納庫20が4個のエリア(例えば、エリアW,エリアX,エリアY,エリアZ)に分けられている場合には、ターゲットパレット16bの配置位置と、目標位置とが同じエリア内にあるか否かが判定される。
ターゲットパレット16bの配置位置と目標位置の配置位置が同じエリア内にある方が、区分けされた他のエリアに跨っている場合と比較して移動距離は短く、かつ、通過経路8を介すよりもパズル制御を行う方が移動距離(手数)が少ない場合には、パズル制御をしてもよく、これにより簡便にパレット搬送できる。
なお、第1の実施形態から第5の実施形態を適宜組み合わせて実施してもよい。例えば、第1の実施形態の構成に第2の実施形態の構成を組み合わせてもよいし、第1の実施形態の構成から第5の実施形態の構成を組み合わせてもよい。
12 車両
14 リフト(昇降装置)
16 パレット
16a 空パレット
16b ターゲットパレット
24 制御装置
60 搬送制御部
61 格納制御部
Claims (17)
- 格納物を入出庫させる入出庫部と、
前記格納物を載せて搬送するためのパレットが配置された複数の格納棚及び前記パレットが配置されない空き領域となる1つ以上の格納棚が格子状に配置された格納庫と、
前記入出庫部と前記格納庫の間を昇降して前記パレットを搬送する1つ以上の昇降装置と、
を備え、
前記パレットが前記格納棚間を水平面内で縦方向及び横方向に移動することで、前記格納庫内で前記格納物の搬送を行うパズル式格納庫の制御装置であって、
移動させる対象の前記パレットであるターゲットパレットの搬送先を目標位置とし、前記目標位置または前記目標位置に隣接する前記格納棚を含む前記空き領域の前記格納棚を、前記パレットを通過可能に配置させて前記パレットの通過経路を形成し、前記ターゲットパレットを、前記通過経路を介して前記目標位置に搬送する搬送制御手段を具備する制御装置。 - 前記搬送制御手段は、前記目標位置が配置される位置に応じて前記通過経路を形成する請求項1に記載の制御装置。
- 前記搬送制御手段は、前記空き領域の前記格納棚の数が閾値以上となった場合に、前記パレットの前記通過経路を形成する請求項1または請求項2に記載の制御装置。
- 前記搬送制御手段は、前記通過経路に隣接する前記格納棚の数が最大になるという第1条件と、各前記格納棚から前記通過経路までの前記格納棚の移動距離の総和が最小になるという第2条件のうち、少なくともどちらか一方の条件に基づいて決定される位置に前記通過経路を設ける請求項1から請求項3のいずれかに記載の制御装置。
- 前記格納庫は、前記格納物の載置されていない前記パレットである空パレットを格納するパレットスタッカーを1つ以上設け、
前記パレットスタッカーに前記空パレットを格納させる格納制御手段を具備する請求項1から請求項4のいずれかに記載の制御装置。 - 前記パレットスタッカーは、前記空パレットを格納する格納スロットを複数備え、最
下段の前記格納スロットは前記空パレットが通過可能にされており、
前記格納制御手段は、前記パレットスタッカーの最上段の前記格納スロットから順に前
記空パレットを格納する請求項5に記載の制御装置。 - 複数の前記格納庫が、水平面内で各前記格納庫間を連結格納棚によって前記パレットを通過可能に接続されている場合、または、複数の前記格納庫が、垂直方向に各前記格納庫間を前記昇降装置によって前記パレットを昇降可能に接続されている場合において、前記搬送制御手段は、一の前記格納庫から、一の前記格納庫以外の他の前記格納庫に前記パレットを移動させることで、一の前記格納庫の前記空き領域の前記格納棚の数を調整する請求項1から請求項6のいずれかに記載の制御装置。
- 前記目標位置が、前記パレットスタッカーである請求項5から請求項7のいずれかに記載の制御装置。
- 前記目標位置が、前記昇降装置である請求項1から請求項7のいずれかに記載の制御装置。
- 前記ターゲットパレットを前記目標位置に搬送するための中継点となる1個以上の前記格納棚を設け、
前記ターゲットパレットの搬送先である前記目標位置を第1目標位置とし、
前記中継点となる前記格納棚を第2目標位置とし、
前記通過経路は、前記第1目標位置及び全ての前記第2目標位置を含んで形成される請求項1から請求項9のいずれかに記載の制御装置。 - 前記パズル式格納庫に、前記昇降装置が1つ備えられている場合には、前記パレットの前記通過経路内に前記昇降装置を設ける請求項1から請求項10のいずれかに記載の制御装置。
- 前記パズル式格納庫に、前記昇降装置が複数備えられている場合には、前記パレットの前記通過経路に全ての前記昇降装置を含めない請求項1から請求項10のいずれかに記載の制御装置。
- 前記通過経路は、前記目標位置または前記目標位置と隣接する前記格納棚から、前記格納庫の一端までの前記格納棚の個数が最も多くなる方向の一端に、前記空き領域の前記格納棚が延伸されて形成される請求項1から請求項12のいずれかに記載の制御装置。
- 前回の前記パレットの搬送後に、前記格納庫が、前記通過経路によって複数のエリアに分けられており、前記ターゲットパレットと前記目標位置とが同じ前記エリア内にあるか否かに応じて、前記ターゲットパレットを前記通過経路を介して搬送するか否かが決定される請求項1から請求項13のいずれかに記載の制御装置。
- 請求項1から請求項14のいずれかに記載の制御装置を備えた機械式駐車装置。
- 格納物を入出庫させる入出庫部と、
前記格納物を載せて搬送するためのパレットが配置された複数の格納棚及び前記パレットが配置されない空き領域となる1つ以上の格納棚が格子状に配置された格納庫と、
前記入出庫部と前記格納庫の間を昇降して前記パレットを搬送する昇降装置と、
を備え、
前記パレットが前記格納棚間を水平面内で縦方向及び横方向に移動することで、前記格納庫内で前記格納物の搬送を行うパズル式格納庫の制御方法であって、
移動させる対象の前記パレットであるターゲットパレットの搬送先を目標位置とし、前記目標位置または前記目標位置に隣接する前記格納棚を含む前記空き領域の前記格納棚を、前記パレットを通過可能に配置させて前記パレットの通過経路を形成し、前記ターゲットパレットを、前記通過経路を介して前記目標位置に搬送するパズル式格納庫の制御方法。 - 格納物を入出庫させる入出庫部と、
前記格納物を載せて搬送するためのパレットが配置された複数の格納棚及び前記パレットが配置されない空き領域となる1つ以上の格納棚が格子状に配置された格納庫と、
前記入出庫部と前記格納庫の間を昇降して前記パレットを搬送する昇降装置と、
を備え、
前記パレットが前記格納棚間を水平面内で縦方向及び横方向に移動することで、前記格納庫内で前記格納物の搬送を行うパズル式格納庫の制御プログラムであって、
移動させる対象の前記パレットであるターゲットパレットの搬送先を目標位置とし、前記目標位置または前記目標位置に隣接する前記格納棚を含む前記空き領域の前記格納棚を、前記パレットを通過可能に配置させて前記パレットの通過経路を形成し、前記ターゲットパレットを、前記通過経路を介して前記目標位置に搬送する処理をコンピュータに実行させるためのパズル式格納庫の制御プログラム。
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- 2014-08-11 JP JP2014163725A patent/JP6448945B2/ja active Active
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