JP2016036069A5 - - Google Patents

Description

本発明に係る画像処理装置は、ハーフトーン処理後の多値データを補正する画像処理装置であって、前記多値データのうち、前記補正の対象となる補正ラインの多値データを入力する第１入力手段と、前記補正ラインからＮライン先行する先行ラインの多値データを入力する第２入力手段と、副走査方向において前記補正ラインに最も近い位置にある下端エッジから前記補正ラインまでに、前記先行ラインの多値データにおいてドットが連結するドット連結数を検出する検出手段と、前記補正ラインの多値データを、前記検出手段が検出した前記ドット連結数に基づいて補正する補正手段と、を備え、前記下端エッジは、副走査方向に濃度が小さくなるエッジで、かつ、濃度が小さい方が背景色となるエッジである、ことを特徴とする。

図１３は、ドット連結幅の導出・保持の方法を説明する図である。図１３（ａ）は、前述の図４で示した画像データを入力多値データとし、ドット連結数導出部２１３によって出力された補正ラインのドット連結数をライン毎に重ねたデータであって、説明のために行番号及び列番号を付加したものである。ドット連結幅導出部１２０１には、Ｌ０〜Ｌ１５までライン毎にドット連結数が入力される。そして、列毎に、入力されるドット連結数に基づいてドット連結幅を以下のようにして求める。
・入力されるドット連結数が“０”の場合は、ドット連結幅を“０”とする。
・入力されるドット連結数が“０”以外の場合は、現在保持しているドット連結幅と比較し、入力されるドット連結数が大きければ、その値を新たなドット連結幅として更新する。現在保持しているドット連結幅と比較して、入力されるドット連結数が小さければその値を維持する。

Claims (13)

1. ハーフトーン処理後の多値データを補正する画像処理装置であって、
   前記多値データのうち、前記補正の対象となる補正ラインの多値データを入力する第１入力手段と、
   前記補正ラインからＮライン先行する先行ラインの多値データを入力する第２入力手段と、
   副走査方向において前記補正ラインに最も近い位置にある下端エッジから前記補正ラインまでに、前記先行ラインの多値データにおいてドットが連結するドット連結数を検出する検出手段と、
   前記補正ラインの多値データを、前記検出手段が検出した前記ドット連結数に基づいて補正する補正手段と、
   を備え、
   前記下端エッジは、副走査方向に濃度が小さくなるエッジで、かつ、濃度が小さい方が背景色となるエッジである、
   ことを特徴とする画像処理装置。
2. 前記補正手段は、
   前記検出手段が検出した前記ドット連結数に基づいて、前記補正ラインの多値データにおける各画素を補正するか否かを判定し、
   前記第１入力手段により入力された前記補正ラインの多値データにおける、補正すると判定された画素を補正する
   ことを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. 前記検出手段は、
   所定の閾値以上の画素値を有する画素をカウントするカウンタを有し、
   前記補正ラインから前記先行ラインの間に存在する所定の閾値未満の画素値を有する画素の数に基づいて、前記カウンタのカウント値を制御することで、前記補正ライン側から副走査方向に連結している下端エッジまでのドット連結数を検出する
   ことを特徴とする請求項１又は２に記載の画像処理装置。
4. 前記検出手段は、前記先行ラインの多値データにおいて所定の閾値以上の画素値を有する画素を前記ドットとして、当該ドットが連結するドット連結数を検出することを特徴とする請求項１又は２に記載の画像処理装置。
5. 前記補正手段は、前記ドット連結数が所定の範囲の個数である場合のみ、前記補正を行なうことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の画像処理装置。
6. 前記補正手段は、補正前の多値データ及び前記ドット連結数と、補正後の多値データとを対応付けた補正テーブルを用いて、前記補正を行うことを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の画像処理装置。
7. 前記補正手段は、さらに、前記下端エッジから上端エッジまでのドット連結数を示すドット連結幅に基づいて、前記補正を行うことを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の画像処理装置。
8. 前記補正手段は、前記ドット連結幅が所定の幅未満の場合に、前記補正を行わないことを特徴とする請求項７に記載の画像処理装置。
9. 前記補正手段は、補正前の多値データ、前記ドット連結数及び前記ドット連結幅と、補正後の多値データとを対応付けた補正テーブルを用いて、前記補正を行うことを特徴とする請求項７又は８に記載の画像処理装置。
10. 前記検出手段は、前記ドット連結数を、前記先行ラインの多値データでドットが検出されるとカウント値をインクリメントし、前記補正ラインの多値データでドットが検出されるとカウント値をデクリメントするカウンタを用いて検出することを特徴とする請求項１又は２に記載の画像処理装置。
11. ｛１＋（Ｎ／２）｝個の前記カウンタを有し、前記補正ラインと前記先行ライン間のドット連結毎に１つのカウンタを用いることにより、前記ドット連結数をカウントすることを特徴とする請求項１０に記載の画像処理装置。
12. ハーフトーン処理後の多値データを補正する画像処理方法であって、
    前記多値データのうち、前記補正の対象となる補正ラインの多値データを入力する第１入力ステップと、
    前記補正ラインからＮライン先行する先行ラインの多値データを入力する第２入力ステップと、
    副走査方向において前記補正ラインに最も近い位置にある下端エッジから前記補正ラインまでに、前記先行ラインの多値データにおいてドットが連結するドット連結数を検出する検出ステップと、
    前記補正ラインの多値データを、前記検出手段が検出した前記ドット連結数に基づいて補正する補正ステップと、
    を含み、
    前記下端エッジは、副走査方向に濃度が小さくなるエッジで、かつ、濃度が小さい方が背景色となるエッジである、
    ことを特徴とする画像処理方法。
13. コンピュータを、請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。