JP3886727B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
技術分野
本発明は画像処理装置に関し、特に2値画像を入力して画像処理を行う画像処理装置に関する。
【0002】
背景技術
スキャナは、紙に書かれたり印刷された図形や写真に光を当て、その反射光をCCDなどの受光素子で読み取り、色の濃淡を光の強弱に変換してディジタル化する装置である。
【0003】
また、2値の図形及び写真等の像(網点画像)は、複数のドットからなる多数の網点を所定のピッチで用紙上に形成することにより印刷される。すなわち、モノトーンの像を印刷する際には、その像の中で、暗い部分には大きな網点(ドット数の多い網点)が配置され、明るい部分には小さな網点(ドット数の少ない網点)が配置される。
【0004】
一般にスキャナは、このような網点画像や線画・文字が混在する2値原稿を、細かいドットの集まりとして読み取る。どれぐらい細かく読み取ることができるかを示すのが(入力)解像度である。
【0005】
一方、新聞業界やデスクトップ・パブリッシング(DTP)業界では、フィルム、印画紙または遠地より電送されてくるFAX等の2値原稿をスキャナで入力する際、紙面掲載サイズに適合するような画像サイズで入力すること、すなわち任意の解像度での入力が望まれている。
【0006】
ところが、実際のスキャナは、ハードウェア等の制約から、ある固定された解像度でしか2値原稿を読み取ることしかできない。したがって、通常は2値原稿を固定された解像度で一旦入力し、その後に画像サイズ変換を行って、所望の2値画像を生成している。
【0007】
ところが、この場合、入力した2値のデータに対し、不規則間隔での間引きや拡大・縮小等の画像サイズ変換を施すと、チェス盤状の歪みが生じてしまう。
このため、上記のような2値原稿を2値データとして入力して、画像サイズ変換を行うのではなく、2値原稿を多値データとして紙面掲載サイズに適合するように入力し(網点の濃淡を、例えば256階調で入力)、後処理で2値化して出力する技術がある。この場合は、間引きや拡大・縮小等に起因するチェス盤状の歪みの発生を防止できる。
【0008】
しかし、上記のような2値原稿を多値データとして入力し、後処理で2値化して出力する従来技術では、単純2値化(例えば、256階調ならば閾値が127)を行って2値画像を生成している。
【0009】
したがって、網点画像部で生じるモアレや、線画・文字部で生じる凹凸ノイズ(本来直線となるべき箇所が凹凸になる)等の品質の悪い画像の発生頻度が高くなるといった問題があった。
【0010】
また、網点画像部と線画・文字部は、高品質の出力結果を得るためには処理ロジックが異なるが、従来では、網点画像部と線画・文字部とを明確に領域分離せずに、単純2値化を行っている。
【0011】
したがって、このような画像に対し、網点画像のモアレ対策としてモアレ平滑化処理を施し、線画・文字部の凹凸ノイズ対策として輪郭強調処理をかけるなどの処理を施して画質の向上を図ろうとしても、一方で最適な処理が他方に悪影響を及ぼす可能性があるといった問題があった。
【0012】
発明の開示
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、網点画像部、線画・文字部の領域を明確に分離し、それぞれの領域に最適な画像処理を施して、高品質な2値画像を生成する画像処理装置を提供することを目的とする。
【0013】
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような、2値画像を入力して画像処理を行う画像処理装置10において、2値画像の濃淡を多階調の解像度で読み取って多値画像として入力する入力手段11と、多値画像から網点画像領域を探索して、網点画像領域マップMaを生成し、網点の重心情報及びバウンダリボックス情報の少なくとも1つを、網点画像領域の網点情報としてリスト化して保持する網点画像領域マップ生成手段12と、多値画像から線画・文字領域を探索して、線画・文字領域マップMbを生成する線画・文字領域マップ生成手段13と、入力手段11での2値画像に対する入力読み取り誤差を抑制して、網点画像領域マップMaに対応する入力画像を2値化し、2値化網点画像を生成する網点画像2値化手段14と、線画・文字領域マップMbに対応する入力画像の凹凸部を平滑化して、2値化線画・文字画像を生成する線画・文字平滑化手段15と、2値化網点画像と2値化線画・文字画像とを合成して出力する画像合成手段16と、を有することを特徴とする画像処理装置10が提供される。
【0014】
ここで、入力手段11は、2値画像の濃淡を多階調の解像度で読み取って多値画像として入力する。網点画像領域マップ生成手段12は、多値画像から網点画像領域を探索して、網点画像領域マップMaを生成し、網点の重心情報及びバウンダリボックス情報の少なくとも1つを、前記網点画像領域の網点情報としてリスト化して保持する。線画・文字領域マップ生成手段13は、多値画像から線画・文字領域を探索して、線画・文字領域マップMbを生成する。網点画像2値化手段14は、入力手段11での2値画像に対する入力読み取り誤差を抑制して、網点画像領域マップMaに対応する入力画像を2値化し、2値化網点画像を生成する。線画・文字平滑化手段15は、線画・文字領域マップMbに対応する入力画像の凹凸部を平滑化して、2値化線画・文字画像を生成する。画像合成手段16は、2値化網点画像と2値化線画・文字画像とを合成して出力する。
【0015】
本発明の上記および他の目的,特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
【0016】
発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は画像処理装置の原理図である。画像処理装置10は、網点画像や線画・文字からなる2値画像を、多値画像として入力し、その後に2値化処理して出力する。
【0017】
入力手段11は、スキャナ等に該当し、2値画像の濃淡を多階調の解像度で読み取って多値画像として入力する。すなわち、2値の原稿を、例えば紙面掲載サイズ等に適合するように、256階調の解像度によって読み取る。また、読み取られた多値画像は、入力手段11の内部に格納される。
【0018】
網点画像領域マップ生成手段12は、多値画像から網点画像領域を探索して、網点画像領域マップMaを生成する。網点画像領域マップMaは、2値原稿のどの部分に網点画像領域が存在するかを認識するためのマップである。
【0019】
線画・文字領域マップ生成手段13は、多値画像から線画・文字領域を探索して、線画・文字領域マップMbを生成する。線画・文字領域マップMbも同様に、2値原稿のどの部分に線画・文字領域が存在するかを認識するためのマップ(具体的には、線画・文字のエッジ部を認識するためのマップ)である。
【0020】
網点画像2値化手段14は、入力手段11での2値画像に対する入力読み取り誤差を抑制して、網点画像領域マップMaに対応する入力画像(入力した原稿の網点画像領域に該当する部分)を2値化し、2値化網点画像を生成する。
【0021】
ここで、網点画像領域内の網点画素の値は、例えば、スキャナに原稿を置いた状態とか、CCDの素子の物理的な影響等によって、絶対的に決まるものではない。したがって、網点画像2値化手段14は、網点画像に単純2値化を行うのではなく、このような入力読み取り誤差があることを考慮して、入力読み取り誤差を抑制するような最適な2値化処理を施す。詳細は後述する。
【0022】
線画・文字平滑化手段15は、線画・文字領域マップMbに対応する入力画像(入力した原稿の線画・文字領域に該当する部分)の凹凸部を平滑化して、2値化線画・文字画像を生成する。
【0023】
画像合成手段16は、2値化網点画像と2値化線画・文字画像とを合成して、2値化画像を出力する。合成後の2値化画像は、画像合成手段16の内部に格納される。
【0024】
次に網点画像領域マップ生成手段12について説明する。網点画像領域マップ生成手段12は、まず、2値原稿をスキャナ等の入力手段11で読み取って入力した多値画像に対し、個々の網点を自動認識する。
【0025】
そして、網点の認識後に、各網点の網点情報として、重心情報(重心座標)やバウンダリボックス情報(バウンダリボックス座標)等をリスト化して保持する。すなわち、網点の1個毎に対応した重心座標とバウンダリボックス座標のリストを生成する。その後に、重心座標に着目して誤認識網点の除去を行う。なお、バウンダリボックスとは、網点に外接する四角形を意味する。
【0026】
図2は誤認識網点除去を説明するための図である。最初、あらかじめ確保された領域に、リストに記載された網点の重心座標をプロットする(図中の黒丸)。そして、領域内にプロットした網点重心1個毎に対し、本来の網点であるのか、または、画像中のノイズやゴミ等を誤認識した網点であるのかを判断していく。
【0027】
図では、注目すべき網点重心を注目網点重心gとしている。この注目網点重心gに重なるように、探索領域であるマスクm1〜m4を当てはめて、各マスク内の網点重心の個数を算出(網点密度を算出)する。
【0028】
そして、算出した網点重心の個数が、あらかじめ定めた設定値以下の場合には、そのマスク内にある網点重心を持つ網点は、画像中のノイズやゴミ等が誤認識されたものとみなし、リストからその網点に関する情報を除去する。さらに、プロットした領域上からもその網点重心を除去する。
【0029】
図3は誤認識網点除去の処理手順を示すフローチャートである。
〔S1〕認識された網点の重心座標を、あらかじめ確保された領域にプロットする。
〔S2〕プロットされた網点重心の1つを注目網点重心gとする。そして、探索領域であるマスクの形状、サイズを入力解像度にもとづいて決定する(入力時の解像度によって、網点の間隔等が変わるために、網点間隔や方向性等を考慮してマスクの形状、サイズを決定する)。
〔S3〕注目網点重心gに複数のマスクを当てはめ、マスク毎に網点重心数を算出する。
〔S4〕算出された網点重心数が、設定値以下の場合には、画像中のノイズやゴミ等を網点と誤認識した可能性が高いと判断する。
〔S5〕誤認識と判断された網点重心に対応する網点を、リスト及びプロット領域上から削除する。そして、以降同様に、他の網点重心を注目網点重心gとして選択し、ステップS2からの操作を繰り返して、誤認識網点の除去処理を行う。
【0030】
このように、網点として認識されたものの中には画像中のノイズやゴミ等も含まれている可能性がある。したがって、網点画像領域マップ生成手段12は、これらの過剰認識された誤認識網点を効率よく検出して除去する。
【0031】
次に誤認識網点除去の変形例について説明する。図4は誤認識網点除去の変形例について説明するための図である。
最初、入力された画像領域120をブロック化し、ブロック化された領域120に対し、リストに記載された網点の重心座標をプロットする。そして、ブロック1個毎に対して誤認識網点を含むブロックであるのか否かを判断していく。なお、ブロックの大きさは、入力解像度を考慮して決定される。
【0032】
図では、注目網点重心を含むブロックをブロックBとしており、このブロックBの周辺ブロックBw内の網点重心の個数を算出する。
そして、算出した網点重心の個数が、あらかじめ定めた設定値以下の場合には、そのブロック(周辺ブロックBw)内にある網点重心を持つ網点は、画像中のノイズやゴミ等が誤認識されたものとみなし、リストからその網点(誤認識とみなされたブロックに含まれる網点すべて)に関する情報を除去し、さらにプロットした領域上からもその網点重心を除去する。
【0033】
このように、網点重心をある大きさでブロック化して誤認識処理を行うことにより(注目レベルを網点1個毎ではなく、ブロック1個毎にした)、複数の網点重心を一度に扱えるため、高速化処理が可能になる。
【0034】
次に網点画像領域マップMaの生成手順について説明する。図5は塗りつぶし処理を説明するための図である。網点画像領域マップ生成手段12は、バウンダリボックス情報にもとづいて、バウンダリボックスの塗りつぶし処理、かつバウンダリボックスから膨張した塗りつぶし処理(以降、膨張処理と呼ぶ)を行う。
【0035】
まず、元々網点であった画素p1に対し、誤認識網点が除去されたリストに記載されているバウンダリボックス情報にもとづいて、バウンダリボックスb1の領域を塗りつぶす。さらに、バウンダリボックスから膨張処理(入力解像度に応じて膨張範囲は可変)を施す。
【0036】
このようにして、入力原稿のどの部分に網点画像があるのかを領域として認識するために、バウンダリボックスの塗りつぶし処理及び膨張処理を、誤認識網点が除去されたリストに記載された網点の重心座標すべてに対して行っていく。
【0037】
図6は隙間ノイズ画素を示す図である。元々網点であった画素p1〜p4に対し、バウンダリボックスb1〜b4の領域の塗りつぶし処理及び膨張処理をそれぞれ行った図である。図からわかるように、図5で説明した処理を行うと、隙間箇所(隙間画素pn)が生じる場合がある。
【0038】
したがって、この隙間画素pnが、網点領域として塗りつぶすべき隙間ノイズ画素なのか否かを判断する必要がある。
図7は隙間ノイズ画素の補間処理を説明するための図である。領域内の白枠が隙間画素pnを示している。そして、この隙間画素pnを含むようなマスクm12(図中の太字枠)を領域に当てはめる。なお、マスクm12は、入力解像度にもとづいて大きさ等が設定してある。
【0039】
そして、マスクm12内の隙間画素pnの数が、あらかじめ定めた設定値以下の場合は、隙間画素ノイズとみなして、この箇所を塗りつぶして補間する。
以上説明したように、網点画像領域マップ生成手段12は、誤認識網点が除去されたリストにもとづいて、バウンダリボックス領域の塗りつぶし処理及び膨張処理、さらに隙間ノイズ画素の補間処理を行って、網点画像領域マップMaを生成する。
【0040】
次に線画・文字領域マップ生成手段13について説明する。線画・文字領域マップ生成手段13は、入力した多値画像から、明らかにわかる白領域及び黒領域を検出し、これらの領域を閉領域として認識する。
【0041】
そして、網点画像領域マップ生成手段12で生成した網点画像領域マップMaと閉領域以外の領域を、線画・文字領域マップMbとみなす。
図8は網点画像部と線画・文字部とが記されている原画を示す図であり、図9は図8の原画に対応した網点画像領域マップと線画・文字領域マップが記されている図である。
【0042】
多値画像の原画100に対し、網点画像部100a−1〜100a−3と線画・文字部100b−1、100b−2とが図8のように記載されている場合、網点画像領域マップ生成手段12と線画・文字部領域マップ生成手段13によって、網点画像領域マップMa−1〜Ma−3と線画・文字部領域マップMb−1、Mb−2がそれぞれ図9のように生成される。
【0043】
次に網点画像2値化手段14について説明する。網点画像2値化手段14は、入力読み取り誤差を抑制して、網点画像領域マップMaに対応する入力画像を2値化し、2値化網点画像を生成する。
【0044】
網点画像2値化手段14は、まず、網点画像領域マップMaに対応する入力画像の2値化すべき対象画素に対し、対象画素の近傍に領域(以降、近傍領域と呼ぶ)を設定する。そして、近傍領域内の画素値の分布状況にもとづいて、この近傍領域内だけに限った閾値を適応的に決定する。
【0045】
図10は対象画素と近傍領域を示す図である。網点画像領域マップMaに対応する網点画像領域Raに対し、2値化すべき対象画素を対象画素Pとし、対象画素Pに近傍領域rを当てはめる。この近傍領域rの大きさは、入力解像度に応じて決められる。
【0046】
そして、近傍領域rに存在する画素の最小値min、最大値maxを求め、この最小値min、最大値maxから2値化時の閾値を決定する(例えば、閾値=(min+max)/2等)。
【0047】
こうすることで、入力読み取り誤差の影響を受けにくい閾値を設定でき、2値化時の画像品質を向上することが可能になる。なお、この閾値の決定は、対象画素1個毎に行わずに、ある程度の周期間隔で行うようにしてもよい。
【0048】
その後の処理では、網点画像2値化手段14は、対象画素Pの値を上記の閾値と比較するのではなく、さらに対象画素Pの値を最適な値に変更して変更値を算出し、この変更値に対して閾値を越えるか否かの比較を行って、対象画素Pを最終的に2値化する。
【0049】
なぜなら、網点画像領域内の網点画素の値、すなわち、対象画素Pの値は、図1で上述したように入力誤差を含んでいる可能性があるため、そのままの値で比較して2値化すると高品質の2値化画像を得ることができない。したがって、誤差成分を削減するように画素値を変更してから閾値と比較し、2値化処理を行う。
【0050】
対象画素Pの値を変更する場合には、まず、対象画素Pの近傍領域rが、対象画素Pの画素値を大きく変更すべきか、小さく変更すべきかといった、いずれを優先すべきかの優先判定処理を行う。
【0051】
具体的には、最初、対象画素Pを囲む近傍領域rに対し、近傍領域r内の画素の平均値を算出する。そして、この平均値があらかじめ定めた設定値よりも大きければ、この対象画素Pの値は画素値を大きく変更する画素(白の方向へ)とし、平均値が設定値よりも小さければ、対象画素Pの値は画素値を小さく変更する画素(黒の方向へ)とする。
【0052】
一方、対象画素Pの近傍領域rに存在する画素の最小値がある程度以上小さい場合や最大値がある程度以上大きい場合は(例えば、最小値が極めて0に近い値の画素値があったり、最大値が極めて255に近い値の画素値があった場合)、近傍領域r内は画素値の小さいまたは大きい画素で満たされているとみなしてよい(近傍領域r内の個々の網点の濃淡が、人間の眼には認識できないという理由による)。
【0053】
このように画素値に偏りがある場合は、対象画素Pの値を変更せずに、すでに求めてある閾値と比較して2値化処理を行うことで処理の高速化を図る。
次に対象画素Pの値の変更処理について説明する。図11、図12は対象画素Pの値の変更処理について説明する図である。図11は対象画素Pの値を大きく変更する画素として優先判定された場合、図12は対象画素Pの値を小さく変更する画素として優先判定された場合の変更処理を示している。
【0054】
図11の近傍領域r1に対し、対象画素P1の値を大きく変更する画素として優先判定された場合、対象画素P1の変更画素値は次式のように算出される。
【0055】
【数1】
変更画素値Pa=近傍領域の最大画素値(図では230)*α
…(1)
ただし、αは0.0<α≦1.0である。したがって、対象画素P1の2値化処理は、式(1)により変更された変更画素値Paを閾値と比較して、2値化処理を行う。
【0056】
図12の近傍領域r2に対し、対象画素P2の値を小さく変更する画素として優先判定された場合、対象画素P2の変更画素値は次式のように算出される。
【0057】
【数2】
変更画素値Pb=近傍領域の最小画素値(図では10)*β
…(2)
ただし、βは1.0≦βである。したがって、対象画素P2の2値化処理は、式(2)により変更された変更画素値Pbを閾値と比較して、2値化処理を行う。
【0058】
ここで、式(1)または式(2)で求めた変更画素値と元の対象画素値との変化量が、あらかじめ定めた設定値よりも大きくなった場合には、算出した変更画素値に抑制をかける。
【0059】
なぜなら、例えば、黒のドットの回りが全部白のような画面に対して、黒のドットに近傍領域rを設定した場合、近傍領域rの平均値が非常に高い値となる。すると、このまま上記のような変更処理を施すと、黒のドットの画素値が大きい値になるように変更されてしまい、黒のドットが白くなってしまうからである。
【0060】
したがって、変更画素値と元の対象画素値との変化量が、著しく大きい場合には、変更画素値に抑制をかける。すなわち、この例では、黒のドットの画素値を大きくするような変更処理を施さない。なお、変化量の算出は次式のようになる。
【0061】
【数3】
変化量=|変更画素値−変更前の画素値| …(3)
ただし、|A|はAの絶対値を表す。
【0062】
次に網点画像2値化手段14が行う2値化の処理手順についてフローチャートを用いて説明する。図13は2値化の処理手順について示すフローチャートである。
〔S10〕網点画像領域マップMaにより、入力多値画像の網点画像領域を認識する。
〔S11〕網点画像領域内の2値化すべき対象画素に、近傍領域rを設定する。
〔S12〕近傍領域r内の平均値を求め、対象画素の画素値を大きく変更すべきか、小さく変更すべきかの優先判定処理を行う。
〔S13〕近傍領域r内の最小画素値及び最大画素値から閾値を算出する。
〔S14〕近傍領域r内の画素に偏りがあるか否かを判断する。偏りがあればステップS18へ、なければステップS15へ行く。
〔S15〕ステップS12の優先判定処理にもとづいて、対象画素値に変更処理を行って変更画素値を算出する。
〔S16〕対象画素の変更前の値と変更画素値の変化量を算出する。変化量が設定値よりも大きい場合はステップS17へ、そうでなければステップS18へ行く。
〔S17〕変更画素値に抑制をかける。
〔S18〕ステップS13で求めた閾値と比較して2値化処理を行う。以降は、網点画像領域内のすべての画素に対して、同様な処理を繰り返して、2値化網点画像を生成する。
【0063】
以上説明したように、網点画像2値化手段14は、網点画像に対し、入力読み取り誤差を抑制して、2値化処理を行う構成とした。これにより、網点の形状を崩すことなく、モアレの発生しにくい2値化処理が可能になる。
【0064】
次に線画・文字平滑化手段15について説明する。線画・文字平滑化手段15は、線画・文字領域マップMbに対応する入力画像の対象画素のみに、凹凸部の平滑化処理を施して、2値化線画・文字画像を生成する。
【0065】
図14は凹凸平滑化処理を説明するための図である。最初、入力解像度を考慮してマスクm15の形状及びサイズを決定し、このマスクm15を線画・文字領域にあてはめる。
【0066】
そして、マスクm15内の各行または各列の黒画素数を算出し、各行または各列同士の黒画素数の比から、垂直または鉛直方向の線画凹凸を検出する。その後、検出した凹凸部分には平滑化処理を施して直線線画の整形を行い、その後に2値化処理を行って2値化線画・文字画像を生成する。
【0067】
例えば、平滑化処理を行う前の図では、マスクm15の各行の黒画素数を算出すると、行番号1〜行番号4及び行番号8、9が0個、行番号5が8個、行番号6、7が9個である。したがって、この場合は、5行目に凹部があると判断して、この凹部を塗りつぶして平滑化処理を行って整形する。このような処理を画素1個毎に対し、マスクm15を走査して平滑化処理を行い、2値化線画・文字画像を生成する。
【0068】
次に凹凸平滑化処理の変形例について説明する。図15は凹凸平滑化処理の変形例を説明するための図である。図14の場合は、マスクを1画素単位で走査する度に、各行または各列の黒画素数を算出して凹凸平滑処理を行っている。
【0069】
一方、変形例の場合は、マスク内の各列または各行の黒画素数を算出した後に格納し、マスクの走査時には、重複しない新規の各行または各列の黒画素数のみ算出して、すでに格納してある黒画素数と、新規に算出した黒画素数とにもとづいて、黒画素数の比を求め、凹凸部を検出して平滑化する。
【0070】
例えば図では、走査前のマスクm15aが図のような位置にあるものとすると、行番号2〜行番号9までのマスクm15a内の各行の黒画素数を算出して格納する。
【0071】
そして、1画素下へマスクm15aを走査した場合、マスクm15bでは行番号3〜行番号9までの黒画素数はすでに格納してあるので、重複しない新規の行、すなわち、行番号10のマスクm15a内の黒画素数のみを算出すればよい。
【0072】
したがって、すでに算出済の黒画素数と新たに算出した黒画素数とにもとづいて、マスクm15b内の各行の黒画素数の比を求めることにより平滑化処理を行えば、処理の高速化を図ることが可能になる。
【0073】
なお、以上説明した処理により生成した2値化網点画像と2値化線画・文字画像は、画像合成手段16により、合成されて出力される。
次に画像処理方法について説明する。図16は画像処理方法の処理手順を示すフローチャートである。
〔S20〕2値画像を多値画像として入力する。
〔S21〕多値画像から網点画像領域を探索して、網点画像領域マップを生成する。
〔S22〕多値画像から線画・文字領域を探索して、線画・文字領域マップを生成する。
〔S23〕入力時の2値画像に対する入力読み取り誤差を抑制して、網点画像領域マップに対応する入力画像を2値化して、2値化網点画像を生成する。
〔S24〕線画・文字領域マップに対応する入力画像の凹凸部を平滑化して、2値化線画・文字画像を生成する。
〔S25〕2値化網点画像と2値化線画・文字画像とを合成して出力する。
【0074】
以上説明したように、画像処理装置10及び画像処理方法は、2値画像を多値画像として入力して、網点画像領域マップMaと線画・文字領域マップMbを生成し、網点画像領域マップMaに対応する入力画像には入力読み取り誤差を抑制して2値化を施し、線画・文字領域マップMbに対応する入力画像には凹凸を平滑化し、これらを合成して出力する構成とした。
【0075】
これにより網点画像部、線画・文字部の領域を明確に分離し、入力読み取り誤差を削減して、それぞれの領域に最適な画像処理を施しているので、網点画像部で生じるモアレや、線画・文字部で生じる凹凸ノイズをなくし、画質の向上を図ることが可能になる。
【0076】
以上説明したように、画像処理装置は、2値画像を多値画像として入力して、網点画像領域マップと線画・文字領域マップを生成し、網点画像領域マップに対応する入力画像には入力読み取り誤差を抑制して2値化を施し、線画・文字領域マップに対応する入力画像には凹凸を平滑化し、これらを合成して出力する構成とした。これにより網点画像部、線画・文字部の領域を明確に分離して、それぞれの領域に最適な画像処理を施しているので、高品質な2値画像を生成することが可能になる。
【0077】
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
【図面の簡単な説明】
図1は、画像処理装置の原理図である。
図2は、誤認識網点除去を説明するための図である。
図3は、誤認識網点除去の処理手順を示すフローチャートである。
図4は、誤認識網点除去の変形例について説明するための図である。
図5は、塗りつぶし処理を説明するための図である。
図6は、隙間ノイズ画素を示す図である。
図7は、隙間ノイズ画素の補間処理を説明するための図である。
図8は、網点画像部と線画・文字部とが記されている原画を示す図である。
図9は、図8の原画に対応した網点画像領域マップと線画・文字領域マップが記されている図である。
図10は、対象画素と近傍領域を示す図である。
図11は、対象画素の値の変更処理について説明する図である。
図12は、対象画素の値の変更処理について説明する図である。
図13は、2値化の処理手順について示すフローチャートである。
図14は、凹凸平滑化処理を説明するための図である。
図15は、凹凸平滑化処理の変形例を説明するための図である。
図16は、画像処理方法の処理手順を示すフローチャートである。
Claims (5)
- 2値画像を入力して画像処理を行う画像処理装置において、
前記2値画像の濃淡を多階調の解像度で読み取って多値画像として入力する入力手段と、
前記多値画像から網点画像領域を探索して、網点画像領域マップを生成し、網点の重心情報及びバウンダリボックス情報の少なくとも1つを、前記網点画像領域の網点情報としてリスト化して保持する網点画像領域マップ生成手段と、
前記多値画像から線画・文字領域を探索して、線画・文字領域マップを生成する線画・文字領域マップ生成手段と、
前記入力手段での前記2値画像に対する入力読み取り誤差を抑制して、前記網点画像領域マップに対応する入力画像を2値化し、2値化網点画像を生成する網点画像2値化手段と、
前記線画・文字領域マップに対応する前記入力画像の凹凸部を平滑化して、2値化線画・文字画像を生成する線画・文字平滑化手段と、
前記2値化網点画像と前記2値化線画・文字画像とを合成して出力する画像合成手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記網点画像領域マップ生成手段は、前記バウンダリボックス情報にもとづいて、バウンダリボックスの塗りつぶし処理かつ前記バウンダリボックスから膨張した塗りつぶし処理を行って、前記網点画像領域マップを生成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記線画・文字領域マップ生成手段は、入力した前記多値画像から閉領域を検出することで、前記線画・文字領域を認識して、前記線画・文字領域マップを生成することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記網点画像2値化手段は、前記網点画像領域マップに対応する前記入力画像の2値化すべき対象画素に対し、前記対象画素と接する領域内の画素の濃淡の階調値の平均値を算出し、あらかじめ設けたしきい値と、前記平均値とを比較して、前記平均値が前記しきい値を越えれば、前記対象画素の値を領域内の最大画素値とし、前記平均値が前記しきい値を越えなければ、前記対象画素の値を領域内の最小画素値とすることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記線画・文字平滑化手段は、前記線画・文字領域マップに対応する前記入力画像の領域内にマスクを設定し、前記マスク内の各行または各列の黒画素数を算出して格納し、前記マスクの走査時には、重複しない新規の各行または各列の前記黒画素数のみ算出して、格納してある前記黒画素数と新規に算出した前記黒画素数とにもとづいて、前記黒画素数の比から凹凸部を検出して平滑化することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
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