JP2016031189A - 冷温蔵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダクトが伸ばされているにも関わらずカートが正規の位置に格納されていないというエラーの発生を簡素なシステムによって遠隔監視する場合の不都合を低減すること。【解決手段】冷温蔵室を形成する断熱箱を有するカートと、カートが出し入れ可能に格納されるステーションであって、熱交換室が区画形成されているステーションとを備える冷温蔵装置であって、冷温蔵室側に伸ばされて熱交換室と冷温蔵室とを連通する空気循環路を形成する伸縮可能なダクトを有し、ダクトが伸ばされており(S101:Yes)、且つ、カートが正規の位置に格納されていない場合(S102:No、又は、S105:No)に、熱交換室に収容されている冷却部又は加熱部が運転中の場合(S105:No)はエラーが発生したことを通知部によって外部の装置に通知する一方(S107)、いずれも運転中でない場合(S102:No)はエラーが発生したことを外部の装置に通知しない。【選択図】図8
Description
温食を冷蔵保存したのち、再加熱して取り出すことができる冷温蔵装置に関する。
従来、温食を冷蔵保存したのち、再加熱して取り出すことができる冷温蔵装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されている冷温蔵装置は、トレイを収容する断熱箱を有するカートと、冷却部と加熱部とを装備して当該カートを出し入れ可能に格納する固定のステーションとを備えている。
一般にこのような冷温蔵装置ではステーションに設けられているダクトが断熱箱側に伸ばされ、冷却部と加熱部とが収容されている熱交換室と断熱箱内の断熱室とを連通する空気循環路が形成される。
ところで、冷却部又は加熱部の運転中に地震などによってカートが正規の位置からずれてしまうことがある。カートが正規の位置からずれてしまうと空気循環路が開放されてしまい、断熱室に冷気や暖気を送ることができなくなってしまう。あるいは、運転中にカートが正規の位置からずれてしまった場合は運転を停止する場合もある。その場合も断熱室に冷気や暖気を送ることができなくなってしまう。このため、冷温蔵装置の周囲に人がいないときにカートが正規の位置からずれてしまうと食事を提供できなくなってしまう。
このような事情から、ダクトが伸ばされているにも関わらずカートが正規の位置に格納されていないというエラーの発生を外部の装置で遠隔監視したいという要望がある。しかしながら、冷温蔵装置の詳細な状態を通知するのではなくエラーが発生したことのみを通知する簡素なシステムの場合には、上述したエラーが発生したときに無条件に通知してしまうと不都合があった。
本明細書では、ダクトが伸ばされているにも関わらずカートが正規の位置に格納されていないというエラーの発生を簡素なシステムによって遠隔監視する場合の不都合を低減する技術を開示する。
本明細書によって開示される冷温蔵装置は、冷温蔵室を形成する断熱箱を有するカートと、前記カートが出し入れ可能に格納されるステーションであって、熱交換室が区画形成されているステーションと、を備える冷温蔵装置であって、前記ステーションは、前記熱交換室に収容されている加熱部と、前記熱交換室に収容されている冷却部と、前記カートが前記ステーションに格納されているとき、前記冷温蔵室側に伸ばされて前記熱交換室と前記冷温蔵室とを連通する空気循環路を形成する伸縮可能なダクトと、前記ダクトが伸ばされているか否かを検知するダクト検知部と、前記カートが前記ステーション内の正規の位置に格納されているか否かを検知するカート検知部と、エラーが発生したことを外部の装置に通知する通知部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記ダクト検知部によって前記ダクトが伸ばされていることが検知され、且つ、前記カート検知部によって前記カートが正規の位置に格納されていないことが検知された場合に、前記冷却部又は前記加熱部が運転中の場合はエラーが発生したことを前記通知部によって前記外部の装置に通知する一方、いずれも運転中でない場合はエラーが発生したことを前記外部の装置に通知しない制御処理を実行する。
冷却部や加熱部の運転を開始する前に作業者がカートをステーションに格納したとき、カートの位置がずれていることにより、ダクトが伸ばされているにも関わらずカートが正規の位置に格納されていないというエラーが発生する場合がある。この場合は冷温蔵装置の周囲に人がいるのでエラーが発生したことを外部の装置に通知する必要はないといえる。にもかかわらず外部の装置に通知したとすると、エラーが発生したことのみを通知する簡素なシステムの場合には冷却部や加熱部が運転中であるかどうかまではわからないので、監視者は冷温蔵装置の状態を確認するために冷温蔵装置が設置されている場所まで行かなければならない。つまり、監視者が無駄な確認作業を行わなければならないという不都合がある。
これに対し、冷却部又は加熱部の運転中に地震などによってカートが正規の位置からずれてしまい、それにより上述したエラーが発生した場合には、冷温蔵装置の周囲に人がいるとは限らないのでエラーが発生したことを外部の装置に通知することが望ましい。
上記の冷温蔵装置によると、上述したエラーが発生した場合に、冷却部又は加熱部が運転中の場合はエラーが発生したことを通知部によって外部の装置に通知する一方、いずれも運転中でない場合はエラーが発生したことを外部の装置に通知しないので、上述したエラーの発生を簡素なシステムによって遠隔監視する場合の不都合を低減することができる。
また、上記の冷温蔵装置において、前記制御部は、前記通知部にエラーを継続して通知させ、前記ダクト検知部によって前記ダクトが伸ばされていないことが検知されるとエラーの通知を停止させてもよい。
上記の冷温蔵装置によると、エラーが発生したことを継続して通知させるので、エラーが発生したことをより確実に気付かせることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図9によって説明する。
(1)冷温蔵装置の構成
先ず、図1及び図2を参照して、実施形態1に係る冷温蔵装置1の構成について説明する。図1に示すように冷温蔵装置1はカート10とカート10を出し入れ可能に格納するステーション30とを備えている。カート10は断熱室11Bを形成する断熱箱11Aを有するカート本体11と、トレイ40を収納するフレームカート20とを備えている。
本発明の実施形態1を図1ないし図9によって説明する。
(1)冷温蔵装置の構成
先ず、図1及び図2を参照して、実施形態1に係る冷温蔵装置1の構成について説明する。図1に示すように冷温蔵装置1はカート10とカート10を出し入れ可能に格納するステーション30とを備えている。カート10は断熱室11Bを形成する断熱箱11Aを有するカート本体11と、トレイ40を収納するフレームカート20とを備えている。
カート本体11は前後両面が開放され、前後の開口をそれぞれ開閉する観音開き式の断熱扉12が装着されている。なお、図1では前側の開口の右側の開閉扉については省略して示している。カート本体11の底面にはキャスタ13が設けられている。
フレームカート20はキャスタ22を設けた底板21の左右の側縁から金属製のフレーム23が立ち上げられた構造である。フレームカート20はカート本体11内に前面側から出し入れ可能となっている。フレームカート20の左右方向の略中央部分には前後方向全域に亘って断熱製の仕切壁24が設けられている。仕切壁24は複数の単位仕切壁24Aを積み上げた形状である。トレイ40は前後両面から上下の単位仕切壁24Aの間を貫通しつつ複数段に亘って収納される。
図2に示すように、フレームカート20がカート本体11内に収納されると仕切壁24によって断熱室11Bが左右に仕切られることにより、左側に冷温蔵室25Hが形成され、右側に冷蔵室25Cが形成される。
カート本体11の内側には左側の断熱壁から間隔をおいて左側インナーパネル14Aが設けられており、左側の断熱壁と左側インナーパネル14Aとによって第1の空気循環通路41が形成されている。また、図2では省略しているが、カート本体11の内側には右側の断熱壁から間隔をおいて右側インナーパネルが左側インナーパネル14Aと同様に設けられており、右側の断熱壁と右側インナーパネルとによって第2の空気循環通路42が形成されている。左側インナーパネル14A、及び、右側インナーパネルにはカート本体11内に空気を流入させるための複数の孔が形成されている。
図1に戻る。断熱箱11Aの天井15には複数の開口17A〜17Dが形成されている。開口17Aは第1の空気循環通路41(図2参照)の上方に形成されており、開口17Bは冷温蔵室25Hの上方に形成されている。また、開口17Cは冷蔵室25C(図2参照)の上方に形成されており、開口17Dは第2の空気循環通路42(図2参照)の上方に形成されている。
ステーション30は正面に開口を有する略箱形をなしている。ステーション30の上部には機械室36が区画形成されている。機械室36には冷却装置37を構成する圧縮機38などが収容されている。
図2に示すように、機械室36の下には第1の熱交換室31と第2の熱交換室32とが左右に並んで区画形成されている。第1の熱交換室31は冷温蔵室25Hの上方に配されている。第1の熱交換室31には第1の蒸発器33A、ヒータ34、及び、第1の循環ファン35Aが収容されている。第1の蒸発器33Aは冷却装置37の一部を構成するものである。第1の熱交換室31は熱交換室の一例である。第1の蒸発器33Aは冷却部の一例である。また、ヒータ34は加熱部の一例である。
第2の熱交換室32は冷蔵室25Cの上方に配されている。第2の熱交換室32には第2の蒸発器33B、及び、第2の循環ファン35Bが収容されている。第2の蒸発器33Bは冷却装置37の一部を構成するものである。
第1の蒸発器33Aと第2の蒸発器33Bとは図示しない開閉弁を介して冷却装置37に並列接続されている。後述する制御部80(図6参照)は開閉弁を切り替えることにより、第1の蒸発器33Aと第2の蒸発器33Bとが両方作動している状態、第1の蒸発器33Aのみが作動している状態、及び、第2の蒸発器33Bのみが作動している状態を切り替えることができる。
ダクト部50はダクト本体51、4つのダクト52〜55、ダクト本体51を上に引っ張るバネ部材56、及び、ダクト本体51を昇降させるための操作レバー57を備えている。図2ではバネ部材56が2つしか示されていないが、バネ部材56は合計4つ設けられている。
図3、及び、図4を参照して、ダクト部50についてより具体的に説明する。図3に示すようにダクト本体51は上方に開口する箱状に形成されており、4隅が前述した4つのバネ部材56によって吊り下げられている。ダクト本体51には断熱箱11Aの天井に形成されている各開口17A〜17Dに対応する位置に開口51A〜51Dが形成されている。
ダクト52〜55はゴム材で形成された蛇腹状の部材であり、上下方向に伸縮可能である。ダクト52及びダクト53はダクトの一例である。
図4に示すように、ダクト52は上側にフランジ52Aが形成されており、下側にフランジ52Bが形成されている。上側のフランジ52Aは第1の熱交換室31の低壁に形成されている通口を囲むようにしてその低壁に固定されている。
下側のフランジ52Bは二重に形成されており、二重に形成されているフランジ52Bの間にダクト本体51の開口51Aの周辺縁部が差し込まれることによって開口51Aに接続されている。ダクト52の下側はダクト本体51よりも下に伸びており、下端部52Cがラッパ状に広がっている。
ダクト53〜55の構成はダクト52と同様であるので説明は省略する。
ダクト53〜55の構成はダクト52と同様であるので説明は省略する。
操作レバー57はステーション30の前後方向(紙面垂直方向)に伸びるパイプ57A、ステーション30の前方においてパイプ57Aの端に取り付けられている把手57B、及び、パイプ57Aに取り付けられているカム57Cを備えている。カム57Cはパイプ57Aの軸方向に離間して二つ設けられている。
図4に示す状態において作業者が把手57Bを時計回りに操作するとカム57Cが回動し、図2に示すようにダクト本体51が押し下げられる。ダクト本体51が押し下げられるとダクト52〜55がカート10の断熱室11B側に伸び、各ダクト52〜55の下端部のラッパ状の部分が断熱箱11Aの天井15の開口17A〜17Dを囲むようにして天井15に当接する。
これにより、ダクト52によって第1の熱交換室31と第1の空気循環通路41とを連通する空気循環路が形成され、ダクト53によって第1の熱交換室31と冷温蔵室25Hとを連通する空気循環路が形成される。同様に、ダクト54によって第2の熱交換室32と冷蔵室25Cとを連通する空気循環路が形成され、ダクト55によって第2の熱交換室32と第2の空気循環通路42とを連通する空気循環路が形成される。
その状態で作業者が把手57Bを反時計回りに操作するとダクト本体51がカム57Cによって押されなくなり、ダクト本体51がバネ部材56によって上に引き上げられる。これによりそれらの空気循環路が開放される。
上述した空気循環路が形成されている状態で第1の循環ファン35Aが回転すると、冷温蔵室25H内の空気がダクト53から第1の熱交換室31に吸い込まれる。第1の熱交換室31に吸い込まれた空気は第1の蒸発器33Aによって冷却されるか又はヒータ34によって加熱され、ダクト52から第1の空気循環通路41に送り込まれる。第1の空気循環通路41に送り込まれた空気は前述した左側インナーパネル14に形成されている複数の孔から冷温蔵室25Hに流入する。冷蔵室25Cについても同様である。
(2)ダクト検知部、及び、カート検知部
先ず、図2を参照して、ステーション30に設けられているダクト検知部60について説明する。ダクト検知部60はダクト52〜55が断熱室11B側に伸ばされているか否かを検知するものである。ダクト検知部60はダクト本体51に設けられている磁石60Aと、ダクト本体51の下方であってダクト本体51が押し下げられたときに磁石60Aの近傍となる位置に設けられている磁気近接センサ60Bとで構成されている。
先ず、図2を参照して、ステーション30に設けられているダクト検知部60について説明する。ダクト検知部60はダクト52〜55が断熱室11B側に伸ばされているか否かを検知するものである。ダクト検知部60はダクト本体51に設けられている磁石60Aと、ダクト本体51の下方であってダクト本体51が押し下げられたときに磁石60Aの近傍となる位置に設けられている磁気近接センサ60Bとで構成されている。
磁気近接センサ60Bはダクト本体51が押し下げられると磁石60Aの磁気を検知してオンになり、ダクト本体51が引っ張り上げられるとその磁気を検知しなくなってオフになる。磁石60A及び磁気近接センサ60Bはいずれもステーション30に設けられているので、ダクト52〜55が伸ばされている状態でカート10の位置が正規の位置からずれても磁気近接センサ60Bはオンのままとなる。
次に、図5を参照して、ステーション30に設けられているカート検知部70について説明する。カート検知部70はカート10が正規の位置に格納されているか否かを検知するものである。具体的には、ステーション30の奥側にはL字状のブラケット71が取り付けられており、カート検知部70はそのブラケット71に取り付けられている。カート検知部70は機械的にオン/オフされるスイッチであり、カート10が正規の位置に格納されるとカート10に押されてオンになり、カート10が正規の位置に格納されていないときはカート10に押されないことによってオフになる。
(3)冷温蔵装置の電気的構成
次に、図6を参照して、冷温蔵装置1の電気的構成について説明する。冷温蔵装置1は制御部80を備えている。制御部80には操作パネル81(図1参照)、時計部82、冷却装置37、ヒータ34、ダクト検知部60、カート検知部70、通知部83などが接続されている。
次に、図6を参照して、冷温蔵装置1の電気的構成について説明する。冷温蔵装置1は制御部80を備えている。制御部80には操作パネル81(図1参照)、時計部82、冷却装置37、ヒータ34、ダクト検知部60、カート検知部70、通知部83などが接続されている。
制御部80はCPU80A、EEPROM80B、及び、RAM80Cを備えている。CPU80AはEEPROM80Bに記憶されている制御プログラムを実行することによって冷温蔵装置1の各部を制御する。EEPROM80Bは書き換え可能な不揮発性のメモリであり、制御部80によって実行される制御プログラムや各種の設定などが記憶される。RAM80CはCPU80Aが各種の処理を実行するための主記憶装置として用いられる。
操作パネル81は液晶ディスプレイなどの表示装置とその表示装置を覆うタッチパネルとを備えている。作業者は操作パネル81を操作することによって配膳時間や庫内温度などの各種の設定を行うことができる。また、作業者は操作パネル81に表示される運転スイッチにタッチすることによって運転スイッチをオンすることもできる。
時計部82は現在時刻を取得するためのハードウェアクロックである。なお、時計部82はCPU80Aによるソフトウェアクロックとして実装されてもよい。
通知部83は後述するエラーが発生したことを外部の装置100に通知するためのハードウェアインタフェースである。本実施形態では冷温蔵装置1が設置されている施設内に冷温蔵装置1のエラーを遠隔監視するための監視室があり、外部の装置100はその監視室に設置されているものとする。
ここで、本実施形態ではエラーが発生したときに外部の装置100に冷温蔵装置1の詳細な状態を通知するのではなく、簡素なシステムとしてエラーが発生したことのみを通知するものとする。このため外部の装置100としては制御基板を備えるランプや制御基板を備えるスピーカなどが用いられる。
外部の装置100が制御基板を備えるランプである場合は、通知部83は一端がランプの制御基板に接続されている電気ケーブルの他端が接続されるコネクタとして構成される。そして、エラーが発生すると制御部80は通知部83を介して制御基板に電気信号を出力することによってエラーが発生したことを通知する。ランプの制御基板はエラーが発生したことが通知されるとランプを点灯させる。これにより監視者はエラーが発生したことを知ることができる。
外部の装置100が制御基板を備えるスピーカである場合も同様であり、エラーが発生すると制御部80は通知部83を介してスピーカの制御基板に電気信号を出力することによってエラーが発生したことを通知する。スピーカの制御基板はエラーが発生したことが通知されるとスピーカに警告音を発音させる。
なお、外部の装置はコンピュータであってもよい。その場合は、通知部83はTCP/IPやUSB(Universal Serial Bus)などの通信規格に準拠した通信インタフェースとして構成される。ただし、その場合もコンピュータにはエラーが発生したことのみが通知され、冷温蔵装置1の詳細な状態は通知されないものとする。
(4)冷温蔵装置の使用形態の一例
次に、冷温蔵装置1の使用形態の一例について説明する。先ず、作業者は調理等の準備をした温食と冷食とをトレイ40に分けて盛り付け、各トレイ40をフレームカート20に収納し、その後にフレームカート20をカート本体11に収納する。そして、作業者はカート10をステーション30に格納し、操作レバー57を操作してダクト本体51を押し下げる。そして、作業者は操作パネル81で給食の配膳時刻などの設定を行った後、運転スイッチをオンにする。
次に、冷温蔵装置1の使用形態の一例について説明する。先ず、作業者は調理等の準備をした温食と冷食とをトレイ40に分けて盛り付け、各トレイ40をフレームカート20に収納し、その後にフレームカート20をカート本体11に収納する。そして、作業者はカート10をステーション30に格納し、操作レバー57を操作してダクト本体51を押し下げる。そして、作業者は操作パネル81で給食の配膳時刻などの設定を行った後、運転スイッチをオンにする。
運転スイッチがオンにされると制御部80は冷温蔵装置1の運転を開始する。なお、運転を開始するためには後述する条件が満たされている必要があるが、ここではその条件は満たされているものとする。
制御部80は運転を開始すると初めに冷温蔵装置1を冷蔵モードに遷移させる。具体的には、制御部80は第1の蒸発器33A及び第2の蒸発器33Bを作動状態にするとともに、第1の循環ファン35A及び第2の循環ファン35Bを作動状態とする。これにより冷温蔵室25Hと冷蔵室25Cとに冷気が循環供給され、トレイ40に載せられた温食と冷食とが冷蔵保存(チルド保存)される。
そして、制御部80は配膳時刻から逆算した所定時刻になると冷温蔵装置1を再加熱モードに遷移させる。具体的には、制御部80は第1の熱交換室31については第1の蒸発器33Aの作動状態を停止し、ヒータ34を作動状態にする。一方、第2の熱交換室32については、制御部80は引き続き第2の蒸発器33Bを作動状態に維持する。これにより冷温蔵室25H内には暖気が循環されて温食が再加熱される一方、冷蔵室25Cには引き続き冷気が循環供給されてチルド保存される。
そして、制御部80は配膳時刻になるとヒータ34、冷却装置37、第1の循環ファン35A、及び、第2の循環ファン35Bの作動を停止させる。これにより運転が終了する。運転が終了すると作業者によってカート10がステーション30から引き出されて配膳に供される。
(5)運転スイッチがオンにされたときに実行される制御処理
次に、図7〜図9を参照して、運転スイッチがオンにされたときに制御部80によって実行される制御処理について説明する。
次に、図7〜図9を参照して、運転スイッチがオンにされたときに制御部80によって実行される制御処理について説明する。
ここでは先ず、図7を参照して、運転スイッチがオンにされたときに制御部80が運転を開始する条件について説明する。制御部80は運転スイッチがオンにされると、カート検知部70がオンであるか否か、及び、ダクト検知部60がオンであるか否かを判断し、運転を開始するか否かをその結果から判断する。
具体的には、制御部80は、カート検知部70がオフ、且つ、ダクト検知部60がオフの場合、及び、カート検知部70がオン、且つ、ダクト検知部60がオフの場合は運転を開始しない。すなわち、ダクト検知部60がオフの場合はカート検知部70がオンであるか否かによらず運転は開始されない。この場合(ダクト52〜54が伸ばされていない場合)は、制御部80は操作パネル81に何らかの案内を表示させることは行わない。また、この場合は外部の装置100にエラーの発生を通知することも行わない。
カート検知部70がオフ、且つ、ダクト検知部60がオンの場合も、制御部80は運転を開始しない。ただし、この場合は、制御部80はカート10の位置を確認するよう促すメッセージを操作パネル81に表示させる。しかしながら、この場合も制御部80は外部の装置100にエラーの発生を通知することは行わない。
カート検知部70がオン、且つ、ダクト検知部60がオンの場合は、制御部80は運転を開始する。
カート検知部70がオン、且つ、ダクト検知部60がオンの場合は、制御部80は運転を開始する。
次に、図8を参照して、制御処理の流れについて説明する。前述したように本処理は運転スイッチがオンにされると開始される。
S101では、制御部80はダクト検知部60がオンであるか否かを判断し、オンである場合はS102に進み、オフである場合は運転を開始することなく処理を終了する。
S101では、制御部80はダクト検知部60がオンであるか否かを判断し、オンである場合はS102に進み、オフである場合は運転を開始することなく処理を終了する。
S102では、制御部80はカート検知部70がオンであるか否かを判断し、オフである場合はS103に進み、オンである場合はS104に進む。
S103では、制御部80はカート10の位置を確認するよう促す案内を操作パネル81に表示する。制御部80は上述したメッセージを表示した後、運転を開始することなく本処理を終了する。
S103では、制御部80はカート10の位置を確認するよう促す案内を操作パネル81に表示する。制御部80は上述したメッセージを表示した後、運転を開始することなく本処理を終了する。
S104では、制御部80は冷温蔵装置1を運転する運転処理を開始する。本実施形態では運転処理は別スレッドあるいは別プロセスとして起動され、前述した配膳時刻になると終了するものとする。そして、以降に説明する処理(S105〜S107)は運転処理と並行して実行されるものとする。なお、運転処理を別スレッドあるいは別プロセスとせず、その運転処理の中で以降に説明する処理(S105〜S107)が実行されてもよい。
S105では、制御部80はカート検知部70がオンであるか否かを判断し、オンである場合はS106に進み、オフである場合はS107に進む。
S106では、制御部80は運転処理が終了したか否かを判断し、終了した場合は本処理を終了し、終了していない場合はS105に戻って処理を繰り返す。
S107では、制御部80はエラー通知処理を実行する。
S106では、制御部80は運転処理が終了したか否かを判断し、終了した場合は本処理を終了し、終了していない場合はS105に戻って処理を繰り返す。
S107では、制御部80はエラー通知処理を実行する。
次に、図9を参照して、S107で実行されるエラー通知処理について説明する。
S201では、制御部80はカート10の位置を確認するよう促す案内を操作パネル81に表示する。
S201では、制御部80はカート10の位置を確認するよう促す案内を操作パネル81に表示する。
S202では、制御部80はエラーが発生したことを通知部83によって外部の装置100に通知する。この通知は操作レバー57が操作されてダクト検知部60がオフになるまで継続される。このため、外部の装置100がランプである場合はランプが点灯し続け、スピーカである場合は警報音が鳴り続ける。
S203では、制御部80はダクト検知部60がオフになったか否かを繰り返し判断し、オフになるとS204に進む。
S204では、制御部80は通知を停止する。これによりランプが消灯する、あるいは警報音が止まる。
S204では、制御部80は通知を停止する。これによりランプが消灯する、あるいは警報音が止まる。
(6)実施形態の効果
冷温蔵装置1の運転を開始する前に作業者がカート10をステーション30に格納したとき、カート10の位置がずれていることにより、ダクト52〜55が伸ばされているにも関わらずカート10が正規の位置に格納されていないというエラーが発生する場合がある。この場合は冷温蔵装置1の周囲に人がいるのでエラーが発生したことを外部の装置100に通知する必要はないといえる。にもかかわらず外部の装置100に通知したとすると、エラーが発生したことのみを通知する簡素なシステムの場合には冷温蔵装置1が運転中であるかどうかまではわからないので、監視者は冷温蔵装置1の状態を確認するために冷温蔵装置1が設置されている場所まで行かなければならない。つまり、監視者が無駄な確認作業を行わなければならないという不都合がある。
冷温蔵装置1の運転を開始する前に作業者がカート10をステーション30に格納したとき、カート10の位置がずれていることにより、ダクト52〜55が伸ばされているにも関わらずカート10が正規の位置に格納されていないというエラーが発生する場合がある。この場合は冷温蔵装置1の周囲に人がいるのでエラーが発生したことを外部の装置100に通知する必要はないといえる。にもかかわらず外部の装置100に通知したとすると、エラーが発生したことのみを通知する簡素なシステムの場合には冷温蔵装置1が運転中であるかどうかまではわからないので、監視者は冷温蔵装置1の状態を確認するために冷温蔵装置1が設置されている場所まで行かなければならない。つまり、監視者が無駄な確認作業を行わなければならないという不都合がある。
これに対し、冷温蔵装置1の運転中に地震などによってカートが正規の位置からずれてしまい、それにより上述したエラーが発生した場合には、冷温蔵装置1の周囲に人がいるとは限らないのでエラーが発生したことを外部の装置100に通知することが望ましい。
冷温蔵装置1によると、制御部80は、ダクト52〜55が伸ばされていることが検知され、且つ、カート10が正規の位置に格納されていないことが検知された場合(S101でダクト検知部60がオンであると判断され、S102でカート検知部70がオフであると判断された場合、又は、S101でダクト検知部60がオンであると判断され、S105でカート検知部70がオフであると判断された場合)に、冷温蔵装置1が運転中の場合(S105でカート検知部70がオフであると判断された場合)はエラーが発生したことを通知部83に通知させるので(S107)、監視者に確認作業を行わせることができる。
これに対し、運転中でない場合(S102でカート検知部70がオフであると判断された場合)は、制御部80はカート10の位置を確認するよう促す案内を操作パネル81に表示するものの(S103)、エラーが発生したことを通知部83に通知させないので、監視者に無駄な確認作業を行わせないようにすることができる。これにより、上述したエラーの発生を簡素なシステムによって遠隔監視する場合の不都合を低減することができる。
更に、冷温蔵装置1によると、エラーが発生したことを通知部83に継続して通知させるので、エラーが発生したことをより確実に気付かせることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではダクト検知部60が磁石60Aと磁気近接センサ60Bとで構成される場合を例に説明した。しかしながら、ダクト検知部60はダクト52〜55が伸ばされていることが検知できるものであればよく、例えば機械的にオンオフされるスイッチであってもよい。
(2)上記実施形態ではカート検知部70として機械的にオン/オフされるスイッチを例に説明した。しかしながら、カート検知部70はカート10がステーション30内の正規の位置に格納されているか否かを検知できるものであればよく、例えば磁石と磁気近接センサとで構成されてもよい。
(3)上記実施形態ではカート10の断熱室11Bが冷温蔵室25Hと冷蔵室25Cとに仕切られており、これに対応してステーション30に第1の熱交換室31と第2の熱交換室32とが区画形成されている場合を例に説明した。これに対し、冷温蔵装置1は冷蔵室25C及び第2の熱交換室32を備えていない構成であってもよい。
(4)上記実施形態では作業者が手動でダクト52〜55を上下させる場合を例に説明した。これに対し、ダクト52〜55が電動で上下される構成であってもよい。
1…冷温蔵装置、10…カート、25H…冷温蔵室、30…ステーション、31…第1の熱交換室、33A…第1の蒸発器、34…ヒータ、52〜54…ダクト、60…ダクト検知部、70…カート検知部、80…制御部、83…通知部
Claims (2)
- 冷温蔵室を形成する断熱箱を有するカートと、
前記カートが出し入れ可能に格納されるステーションであって、熱交換室が区画形成されているステーションと、
を備える冷温蔵装置であって、
前記ステーションは、
前記熱交換室に収容されている加熱部と、
前記熱交換室に収容されている冷却部と、
前記カートが前記ステーションに格納されているとき、前記冷温蔵室側に伸ばされて前記熱交換室と前記冷温蔵室とを連通する空気循環路を形成する伸縮可能なダクトと、
前記ダクトが伸ばされているか否かを検知するダクト検知部と、
前記カートが前記ステーション内の正規の位置に格納されているか否かを検知するカート検知部と、
エラーが発生したことを外部の装置に通知する通知部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記ダクト検知部によって前記ダクトが伸ばされていることが検知され、且つ、前記カート検知部によって前記カートが正規の位置に格納されていないことが検知された場合に、前記冷却部又は前記加熱部が運転中の場合はエラーが発生したことを前記通知部によって前記外部の装置に通知する一方、いずれも運転中でない場合はエラーが発生したことを前記外部の装置に通知しない制御処理を実行する、冷温蔵装置。 - 前記制御部は、エラーが発生したことを前記通知部に継続して通知させ、前記ダクト検知部によって前記ダクトが伸ばされていないことが検知されるとエラーの通知を停止させる、請求項1に記載の冷温蔵装置。
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