JP2016022367A - 介護用排泄物処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一人で排尿や排便ができない横臥中の要介護者の排尿や排便を自動的に処理する。【解決手段】排泄物受けカップ1の排泄物検知センサ7が排泄物を検知すると、一定時間経過後に温水タンク46内の加温された洗浄水が洗浄水ホース20を介して排泄物受けカップ1に送り込まれ、要介護者の陰部と肛門が洗浄される。洗浄後の汚水と排泄物は排泄物受けカップ1へ導かれる。同時に吸引モータ39が作動し、汚物吸引ホース18を介して汚水と排泄物を汚物タンク25に吸引する。汚物タンクでセパレータ29によって汚物と空気を分離し、汚物を汚物タンクに戻し、空気のみを吸引循環管28から吸引する。吸引モータから吐出された空気は、吸引モータの動作時の発熱により加温されると共に、エア浄化フィルタ40により清浄化され、リターンエアホース19を介して排泄物受けカップに送られる。この空気によって要介護者の股間部を乾燥させる。【選択図】図1

Description

本発明は、要介護者の排泄物を自動的に処理する介護用排泄物処理装置に関するものである。
一人で排尿や排便をすることができない寝たきり老人や身動きが不自由な重度の身体障害者等の要介護者は年々増え続けている。
そして、これらの要介護者の排泄物の処理は、病院や介護施設にあっては、小便の場合には尿道に管を通して垂れ流しの状態で処理され、また大便の場合にはオムツに排便させ、介護者がそのオムツを取り替えて処理するようにしている。病院や介護施設などでは手慣れた介護者がいることから処理する上で問題はあまり生じないが、他人に下の世話をされることに恥辱感を覚える人も少なくない。
また、病院や介護施設に入ることができない要介護者は自宅で介護することになるが、家族等の介護者の肉体的精神的な負担は実に大きなものであり、疲労が重なって時として悲惨な事件をひき起こすこともある。介護者が年齢が若く、肉体的にも充分な者であったとしても介護、特に排泄物の処理は大変であり、近時増えている老人二人だけで住んでいるような場合には、老人が老人を介護する老老介護となり、充分な介護は殆ど期待することができない。
本発明は上記の実情に鑑みなされたものであって、一人で排尿や排便をすることができない横臥中の老人や身動きが不自由な重度の身体障害者等の要介護者の排尿や排便を自動的に処理し、もって要介護者を清潔に保つと共に、要介護者の恥辱感を軽減し、また一方介護者の介護に要する肉体的精神的な負担を大幅に軽減することができるようになした介護用排泄物処理装置を提供しようとするものである。
而して、本発明の要旨とするところは、底板部の受け皿状貯留部に排泄物検知センサを設け、前板部に下部から順に汚物排出口、肛門洗浄水吐出口、陰部洗浄水吐出口を設けると共に、皿状貯留部のこれらと対向する位置に肛門洗浄水吐出口とリターンエア吹き出し口を設けた排泄物受けカップと、前記排泄物受けカップと後記機器収納ボックス内に備えた各機器とを連結するホースと、機器収納ボックス内に備えた、前記排泄物受けカップの汚物排出口から前記ホースを介して空気と共に洗浄水と排尿・排便からなる汚物を吸引し、後記セパレータをもって汚物と空気を分離して汚物のみを収容する汚物タンクと、前記汚物タンクの頂部に、汚物を遠心分離により汚物タンク内に戻すセパレータを設けた吸引循環管をもって接続し、該吸引循環管内の気圧を前記汚物タンク内の気圧よりも低い状態として汚物タンク内の気圧との圧力差により汚物タンクからの吸引力を発生させる一方、吐出口に接続した、途中部にエア浄化フィルタを備えた吸引循環管を前記ホースを介して前記排泄物受けカップのリターンエア吹き出し口に接続する吸引モータと、途中部に送水ポンプと、ヒータを備えた温水タンクを設けた洗浄水ホースを接続し、該洗浄水ホースを前記ホースを介して前記排泄物受けカップの各洗浄水吐出口に接続する洗浄水タンクと、前記各機器を統括的に制御する制御盤ユニットとからなる介護用排泄物処理装置にある。
また、上記構成において、汚物タンクの頂部と吸引モータとを結ぶ吸引循環管における汚物タンクの頂部開口に臨む部分に設けたセパレータを、前記吸引循環管に連結され、後壁部に該吸引循環管に連通する小径の通気開口を設けた円盤状の中空ケースと、該ケース内に設けた固定軸に空気の流れと直交して回転自在に支承され、円板状部分に複数の開口が設けられると共に、該円板状部分の周縁部に、円周方向に沿って延び且つ前記固定軸の方向に傾斜した複数の傾斜面部を設け、吸引される空気の流れによって回転する回転体と、前記固定軸における前記回転体より空気の流れの上流側に、頭部側を空気の流入側にして固定された、截頭円錐形のカップ状をなし、その斜面に円周方向と直交する方向のスリットを円周方向に等間隔に多数列設した包囲体とをもって構成されるセパレータとしてもよい。
また、上記機構成において、洗浄水ホース内を流れる洗浄水に、機器収納ボックス内に備えた殺菌・消臭剤タンクから殺菌剤と消臭剤を注入混合するようになしてもよい。
また、上記構成において、排泄物受けカップの底板部における受け皿状貯留部に設けた排泄物検知センサを、2本の金属線状の電極を有し、該2本の電極の間で発生する抵抗値の変化を検出して受け皿状貯留部内の排尿・排便を検知する静電容量センサとし、該静電容量センサの電極を、受け皿状貯留部の底部から側面及び上端近傍にかけて配設する一方、該受け皿状貯留部の上端縁部に内側に張り出す返し部を設けるようにしてもよい。
また、上記構成において、排泄物受けカップの前板部における肛門洗浄水吐出口と陰部洗浄水吐出口との間に、所要の大きさの板状突出部を設けるようにしてもよい。
本発明は上記の如き構成であるから、一人で排尿や排便をすることができない横臥中の老人や身動きが不自由な重度の身体障害者等の要介護者の排尿や排便を自動的に処理し、もって要介護者を清潔に保つと共に、要介護者の恥辱感を軽減し、また一方介護者の介護に要する肉体的精神的な負担を大幅に軽減することができるようになるものである。
また、汚物タンクの頂部と吸引モータとを結ぶ吸引循環管における汚物タンクの頂部開口に臨む部分に設けたセパレータを、前記吸引循環管に連結され、後壁部に該吸引循環管に連通する小径の通気開口を設けた円盤状の中空ケースと、該ケース内に設けた固定軸に空気の流れと直交して回転自在に支承され、円板状部分に複数の開口が設けられると共に、該円板状部分の周縁部に、円周方向に沿って延び且つ前記固定軸の方向に傾斜した複数の傾斜面部を設け、吸引される空気の流れによって回転する回転体と、前記固定軸における前記回転体より空気の流れの上流側に、頭部側を空気の流入側にして固定された、截頭円錐形のカップ状をなし、その斜面に円周方向と直交する方向のスリットを円周方向に等間隔に多数列設した包囲体とをもって構成されるセパレータとした場合には、部品点数の少ない簡単な構成でありながら、汚物と空気を効率よく分離することができるものである。
また、洗浄水ホース内を流れる洗浄水に、機器収納ボックス内に備えた殺菌・消臭剤タンクから殺菌剤と消臭剤を注入混合するようになした場合には、洗浄水に殺菌剤と消臭剤を混入することができるものであり、要介護者及び排泄物受けカップ内を清潔に保つと共に、排尿・排便に伴う不快な臭いを大幅に軽減することができるものである。
また、排泄物受けカップの底板部における受け皿状貯留部に設けた排泄物検知センサを、2本の金属線状の電極を有し、該2本の電極の間で発生する抵抗値の変化を検出して受け皿状貯留部内の排尿・排便を検知する静電容量センサとし、該静電容量センサの電極を、受け皿状貯留部の底部から側面及び上端近傍にかけて配設する一方、該受け皿状貯留部の上端縁部に内側に張り出す返し部を設けるようになした場合には、要介護者が横向きになったとしても、排尿が排泄物受けカップから零れることを防止することができるものである。
また、排泄物受けカップの前板部における肛門洗浄水吐出口と陰部洗浄水吐出口との間に、所要の大きさの板状突出部を設けるようになした場合には、底板部の受け皿状貯留部の上部空間を狭めることにより、汚物排出口から汚物タンクへの吸引力を高めることができるものである。これは特に排便が硬いときや大量に排泄されたときに有効である。
本発明の実施形態に係る介護用排泄物処理装置の概略的説明図である。 同側面板を省略して示した機器収納ボックスの左側面図である。 同側面板を省略して示した機器収納ボックスの右側面図である。 同機器収納ボックスの上蓋を開いた状態の背面側から看た斜視図である。 同汚物タンクをセットした状態における機器収納ボックスの上蓋を開いた状態の背面側から看た斜視図である。 同機器収納ボックスの上蓋を開いた状態の前面側から看た斜視図である。 同汚物タンクの斜視図である。 同機器収納ボックスのホース接続部分の拡大斜視図である。 同汚物吸引ホースの汚物タンクへの接続側端部の拡大斜視図である。 同機器収納ボックスのリターンエアホースと洗浄水ホース並びに排泄物検知センサのリード線接続用コネクタ部分の拡大斜視図である。 同リターンエアホースと洗浄水ホース並びに排泄物検知センサのリード線接続用コネクタ部分の拡大斜視図である。 同セパレータの分解斜視図である。 同セパレータの包囲体を外した状態の正面図である。 同一部切欠して示した排泄物受けカップの斜視図である。 同排泄物受けカップの左側面図である。 同排泄物受けカップにおける底板部の下面側の斜視図である。 同空気の循環の概略的説明図である。 同機器収納ボックス内における空気と洗浄水の流路の概略的説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
図中、1は排泄物受けカップであり、底板部2と前板部3と蓋部4とからなり、人体に接触する開口部分の縁には、気密に接触させるためのクッション材5が被着されている。
また、前記底板部2における排尿や排便を受ける受け皿状貯留部6には、排尿や排便の有無を検知する排泄物検知センサ7が設けられている。
また、前記排泄物検知センサ7は、2本の金属線状の電極7A、7Bを有し、該2本の電極7A、7Bの間で発生する抵抗値の変化を検出して受け皿状貯留部6内の排尿・排便を検知する静電容量センサが用いられており、そして、図14に示す如く、該静電容量センサ7の電極7A、7Bを、受け皿状貯留部6の底部から側面及び上端近傍にかけて配設している。また一方、受け皿状貯留部6の上端縁部に内側に張り出す返し部6A(図示せず。)を設けている。尚、本実施形態においては、前記クッション材5の内側への出っ張り部分5Aを該返し部6Aと兼ねさせている。
また、前記排泄物受けカップ1は、その前板部3に、下部から順に汚物排出口8、肛門洗浄水吐出口9、陰部洗浄水吐出口10を設けると共に、受け皿状貯留部6のこれらと対向する位置に、肛門洗浄水吐出口11とリターンエア吹き出し口12と、受け皿状貯留部の洗浄水吐出口13を設けている。尚、排泄物受けカップ1の前板部3には、その背面側に前記汚物排出口8、肛門洗浄水吐出口9、陰部洗浄水吐出口10、並びに肛門洗浄水吐出口11、リターンエア吹き出し口12、受け皿状貯留部の洗浄水吐出口13の夫々に連絡する連結部14が設けられており、14aは汚物排出口8用の連結部、14bは各洗浄水吐出口用の連結部、14cはリターンエア吹き出し口12用の連結部、14dは排泄物検知センサ7用の連結部であり、夫々は後記対応するホース等に接続される。
また、本実施形態においては、前記排泄物受けカップ1の前板部3における肛門洗浄水吐出口9と陰部洗浄水吐出口10との間に、所要の大きさの板状突出部15を設けている。尚、図14においては説明の便宜上、該板状突出部15の一部を切欠して示している。
また、前記排泄物受けカップ1には、底板部2と蓋部4に人体固定用のベルトをかけるための通し孔17、17が形成されている。
18は汚物吸引ホースであり、前記排泄物受けカップ1の汚物排出口8の連結部14aに一端側を接続し、他端側を後記汚物タンクの吸入口に接続するものである。19はリターンエアホースであり、前記排泄物受けカップ1のリターンエア吹き出し口用の連結部14cに一端側を接続し、他端側を後記吸引モータの吐出口に接続した吸引循環管に接続するものである。20は洗浄水ホースであり、前記排泄物受けカップ1の各洗浄水吐出口用の連結部14bに一端側を接続し、他端側を後記洗浄水タンクに接続した洗浄水ホースに接続するものである。21は前記排泄物検知センサ7のリード線であり、前記排泄物受けカップ1の排泄物検知センサ用の連結部14dに一端側を接続し、他端側を後記制御盤ユニットに接続するものである。尚、前記リターンエアホース19、洗浄水ホース20、排泄物検知センサのリード線21は、コネクタ22、23を介して接続するものである。
24は機器収納ボックスであり、本体部24aと蓋部24bとからなる。また、本体部24aの底部下面にはキャスタ24A、24Aを取り付けている。
25は前記機器収納ボックス24内に備えた汚物タンクであり、前記排泄物受けカップ1の汚物排出口8から前記汚物吸引ホース18を介して空気と共に洗浄水と排尿・排便からなる汚物を吸引し、後記セパレータをもって汚物と空気を分離して汚物のみを収容するものである。また、該汚物タンク25は、上端近傍の前部に吸入口25aを突出させて形成し、該突出した吸入口25aに前記汚物吸引ホース18の端部の筒状連結部18aを外嵌して接続している。また、該汚物タンク25は頂部を開口25bすると共に、提げ手26を設けている。また、本実施形態においては、内部の前記吸入口25aと後記セパレータとの間に垂直な壁板25cを設けている。そしてまた、該汚物タンク25は、前記機器収納ボックス24の本体部24aにおける背部側に形成した汚物タンク受容凹部24B内に収納されており、また、該汚物タンク受容凹部24Bの側壁部には水位検知センサ27が取り付けられている。該水位検知センサ27により汚物タンク25内の汚物の量を検知し、溢れ出しを防止するものである。
28は前記汚物タンク25と後記吸引モータとの間に設け、これらを結ぶ吸引循環管であり、前記汚物タンク25の頂部の開口25bに一端側が臨み、該端部にセパレータ29を設けている。
また、該セパレータ29は、汚物と空気を分離させるものであり、汚物を遠心分離により汚物タンク25内に戻すものである。また、該セパレータ29は、本実施形態においては、前記吸引循環管28に連結され、後壁部に該吸引循環管28に連通する小径の通気開口30を設けた円盤状の中空ケース31と、該ケース31内に設けた固定軸32に空気の流れと直交して回転自在に支承され、円板状部分33に複数の開口34(本実施形態では4つ)が設けられると共に、該円板状部分33の周縁部に、円周方向に沿って延び且つ前記固定軸32の方向に傾斜した複数の傾斜面部35(本実施形態では4つ)を設け、吸引される空気の流れによって回転する回転体36と、前記固定軸32における前記回転体36より空気の流れの上流側に、頭部側を空気の流入側にして固定された、截頭円錐形のカップ状をなし、その斜面に円周方向と直交する方向のスリット37を円周方向に等間隔に多数列設した包囲体38とをもって構成されている。尚、前記傾斜面部35の夫々は、図13に示す如く、一方側の端部35aから他方側の端部35bに向けて、円周方向に沿って紙面において奥側から手前側に深さ方向に傾斜している。したがって、吸引循環管28による吸引力によって傾斜面部35が風車の原理による回転力を回転体36に与える。
そしてまた、前記傾斜面部35は、回転体36が固定軸32を中心として回転しているときに、包囲体38内の空間において、包囲体38内にある汚物と空気を固定軸32を中心として回転させる風力を発生させる。そしてこれにより、包囲体38内にある汚物は遠心力によって該包囲体38の外周面側に押し出され、そのスリット37から汚物タンク25に噴出せしめられる。したがって、質量の小さい空気のみが回転体36の開口部34及び通気開口30を通って吸引循環管28に吸い込まれるものである。
39は前記機器収納ボックス24内に備えた吸引モータであり、前記汚物タンク25の頂部に、前記吸引循環管28を介して接続し、該吸引循環管28内の気圧を前記汚物タンク25内の気圧よりも低い状態として汚物タンク25内の気圧との圧力差により汚物タンク25からの吸引力を発生させるものである。
また、該吸引モータ39の吐出口には、途中部にエア浄化フィルタ40を備えた吸引循環管41を接続し、該吸引循環管41は、前記リターンエアホース19を介して前記排泄物受けカップ1のリターンエア吹き出し口12に接続している。尚、前記吸引循環管41は、途中部に分岐管42が設けられ、流れる空気の量の一部(約10%)を外部に排出する。
43は前記機器収納ボックス24内に備えた洗浄水タンクであり、途中部に2つの送水ポンプ44、44と、ヒータ45を備えた温水タンク46を設けた洗浄水ホース47を接続している。また、補助タンク43Aを備え、該洗浄水タンク43内の洗浄水の収容量不足が検知センサ(図示せず。)等によって検知されたときには、洗浄水を補充するようになしている。尚、前記温水タンク46には、前記ヒータ45の他に温度センサ(図示せず。)と水位検知センサ(図示せず。)を備えている。また、前記2つの送水ポンプ44、44は、その内の1つは前記洗浄水タンク43と温水タンク46の間に、またもう1つは温水タンク46と前記洗浄ホース20の間に設けている。
48は前記機器収納ボックス24内に備えた殺菌・消臭剤タンクであり、前記洗浄水ホース47に接続し、洗浄水に殺菌剤と消臭剤を注入混合するものである。尚、殺菌剤と消臭剤の注入混合するタイミングは適宜に設定される。49は前記洗浄水ホース47に設けた電磁弁、50は前記排泄物検知センサ7のリード線21に一端側を接続し、他端側を後記制御盤ユニットに接続したリード線である。
51は前記機器収納ボックス24内に備えた制御盤ユニットであり、前記各機器を統括的に制御するものである。また、該制御盤ユニット51は、図示しない中央制御装置により各センサからの信号を受信し、駆動装置を介して吸引モータ39や送水ポンプ44その他の機器を駆動させるものである。52は前記機器収納ボックス24の正面に設けた操作パネルである。
次に、上記実施形態の作用について説明する。
先ず、要介護者の股間部に排泄物受けカップ1を装着し、操作パネル52によって制御盤ユニット51の電源をオンにする。そして、排泄物受けカップ1の排泄物検知センサ7によって排泄物が検知されると、一定時間経過後、送水ポンプ44が作動して温水タンク46内の適度に加温された洗浄水が洗浄水ホース20を介して排泄物受けカップ1に送り込まれる。
これにより排泄物受けカップ1の陰部洗浄水吐出口10から洗浄水を陰部に噴射して洗浄し、肛門洗浄水吐出口9、11から肛門に洗浄水を噴射して洗浄し、受け皿状貯留部の洗浄水吐出口13から受け皿状貯留部6に洗浄水を噴射して洗浄し、洗浄後の汚水と排泄物は汚物排出口8へ導かれる。
同時に吸引モータ39が作動し、吸引循環管28から空気を吸引すると、排泄物受けカップ1の汚物排出口8から汚物吸引ホース18を介して洗浄後の汚水と排泄物が汚物タンク25に吸引される。汚物タンク25の内部から吸引循環管28を介して空気を吸引すると、セパレータ29によって汚物と空気に分離され、汚物のみが汚物タンク25内に収容される。
汚物タンク25内の汚物の量は水位検知センサ27により検知され、限界線に達すると、その信号は制御盤ユニット51に送られる。
汚物タンク25から吸引された空気はエア浄化フィルタ40により浄化される。尚、このエア浄化フィルタ40は、ミスト除去、消臭、除菌用のフィルタである。また、該浄化された空気は吸引モータ39の作動時の発熱により加温される。尚、図示はしないが、空気の温度が高過ぎる場合に備えて、これを適度の温度に下げるための冷却器等の適宜の手段を設けるようになしてもよい。そして、該浄化され、加温された空気は、吸引循環管41からリターンエアホース19を介して排泄物受けカップ1に送られる。尚、この際においてリターンエアホース19から送られる空気量は約90%であり、10%は吸引循環管41の分岐管42から外部に排出される。また、この一部排出される空気は、殺菌してから排出することが望ましい。
排泄物受けカップ1に送られた加温された空気は、リターンエア吹き出し口12から吹き出され、要介護者の股間部を乾燥させる。
本実施形態は上記の通りの構成、作用であるから、一人で排尿や排便をすることができない横臥中の老人や身動きが不自由な重度の身体障害者等の要介護者の排尿や排便を自動的に処理し、もって要介護者を清潔に保つと共に、要介護者の恥辱感を軽減し、また一方介護者の介護に要する肉体的精神的な負担を大幅に軽減することができるようになるものである。
また、汚物タンク25の頂部と吸引モータ39とを結ぶ吸引循環管28における汚物タンク25の頂部開口に臨む部分に設けたセパレータ29を、前記吸引循環管28に連結され、後壁部に該吸引循環管28に連通する小径の通気開口30を設けた円盤状の中空ケース31と、該ケース31内に設けた固定軸32に空気の流れと直交して回転自在に支承され、円板状部分33に複数の開口34(本実施形態では4つ)が設けられると共に、該円板状部33分の周縁部に、円周方向に沿って延び且つ前記固定軸32の方向に傾斜した複数の傾斜面部35(本実施形態では4つ)を設け、吸引される空気の流れによって回転する回転体36と、前記固定軸32における前記回転体36より空気の流れの上流側に、頭部側を空気の流入側にして固定された、截頭円錐形のカップ状をなし、その斜面に円周方向と直交する方向のスリット37を円周方向に等間隔に多数列設した包囲体38とをもって構成されるセパレータとしたから、部品点数の少ない簡単な構成でありながら、汚物と空気を効率よく分離することができるものである。
また、洗浄水ホース47内を流れる洗浄水に、機器収納ボックス24内に備えた殺菌・消臭剤タンク48から殺菌剤と消臭剤を注入混合するようになしたから、洗浄水に殺菌剤と消臭剤を混入することができるものであり、要介護者及び排泄物受けカップ1内を清潔に保つと共に、排尿・排便に伴う不快な臭いを大幅に軽減することができるものである。
また、排泄物受けカップ1の底板部2における受け皿状貯留部6に設けた排泄物検知センサ7を、2本の金属線状の電極7A、7Bを有し、該2本の電極7A、7Bの間で発生する抵抗値の変化を検出して受け皿状貯留部6内の排尿・排便を検知する静電容量センサとし、該静電容量センサの電極7A、7Bを、受け皿状貯留部6の底部から側面及び上端近傍にかけて配設する一方、該受け皿状貯留部6の上端縁部に内側に張り出す返し部6Aを設けるようになしたから、要介護者が横向きになったとしても、排尿が排泄物受けカップ1から零れることを防止することができるものである。
また、排泄物受けカップ1の前板部3における肛門洗浄水吐出口9と陰部洗浄水吐出口10との間に、所要の大きさの板状突出部15を設けるようになしたから、底板部2の受け皿状貯留部6の上部空間を狭めることにより、汚物排出口8から汚物タンク25への吸引力を高めることができるものである。これは特に排便が硬いときや大量に排泄されたときに有効である。
1 排泄物受けカップ
6 受け皿状貯留部
7 排泄物検知センサ
8 汚物排出口
9 肛門洗浄水吐出口
10 陰部洗浄水吐出口
11 肛門洗浄水吐出口
12 リターンエア吹き出し口
15 板状突出部
18 汚物吸引ホース
19 リターンエアホース
20 洗浄水ホース
21 排泄物検知センサのリード線
24 機器収納ボックス
25 汚物タンク
25c 垂直な壁板
27 水位検知センサ
28 吸引循環管
29 セパレータ
39 吸引モータ
40 エア浄化フィルタ
41 吸引循環管
42 分岐管
43 洗浄水タンク
44、44 送水ポンプ
46 温水タンク
47 洗浄水ホース
48 殺菌・消臭剤タンク
51 制御盤ユニット
52 操作パネル

Claims (5)

  1. 底板部の受け皿状貯留部に排泄物検知センサを設け、前板部に下部から順に汚物排出口、肛門洗浄水吐出口、陰部洗浄水吐出口を設けると共に、皿状貯留部のこれらと対向する位置に肛門洗浄水吐出口とリターンエア吹き出し口を設けた排泄物受けカップと、前記排泄物受けカップと後記機器収納ボックス内に備えた各機器とを連結するホースと、機器収納ボックス内に備えた、前記排泄物受けカップの汚物排出口から前記ホースを介して空気と共に洗浄水と排尿・排便からなる汚物を吸引し、後記セパレータをもって汚物と空気を分離して汚物のみを収容する汚物タンクと、前記汚物タンクの頂部に、汚物を遠心分離により汚物タンク内に戻すセパレータを設けた吸引循環管をもって接続し、該吸引循環管内の気圧を前記汚物タンク内の気圧よりも低い状態として汚物タンク内の気圧との圧力差により汚物タンクからの吸引力を発生させる一方、吐出口に接続した、途中部にエア浄化フィルタを備えた吸引循環管を前記ホースを介して前記排泄物受けカップのリターンエア吹き出し口に接続する吸引モータと、途中部に送水ポンプと、ヒータを備えた温水タンクを設けた洗浄水ホースを接続し、該洗浄水ホースを前記ホースを介して前記排泄物受けカップの各洗浄水吐出口に接続する洗浄水タンクと、前記各機器を統括的に制御する制御盤ユニットとからなる介護用排泄物処理装置。
  2. 汚物タンクの頂部と吸引モータとを結ぶ吸引循環管における汚物タンクの頂部開口に臨む部分に設けたセパレータが、前記吸引循環管に連結され、後壁部に該吸引循環管に連通する小径の通気開口を設けた円盤状の中空ケースと、該ケース内に設けた固定軸に空気の流れと直交して回転自在に支承され、円板状部分に複数の開口が設けられると共に、該円板状部分の周縁部に、円周方向に沿って延び且つ前記固定軸の方向に傾斜した複数の傾斜面部を設け、吸引される空気の流れによって回転する回転体と、前記固定軸における前記回転体より空気の流れの上流側に、頭部側を空気の流入側にして固定された、截頭円錐形のカップ状をなし、その斜面に円周方向と直交する方向のスリットを円周方向に等間隔に多数列設した包囲体とをもって構成されるセパレータである請求項1記載の介護用排泄物処理装置。
  3. 洗浄水ホース内を流れる洗浄水に、機器収納ボックス内に備えた殺菌・消臭剤タンクから殺菌剤と消臭剤を注入混合するようになした請求項1又は2記載の介護用排泄物処理装置。
  4. 排泄物受けカップの底板部における受け皿状貯留部に設けた排泄物検知センサが、2本の金属線状の電極を有し、該2本の電極の間で発生する抵抗値の変化を検出して受け皿状貯留部内の排尿・排便を検知する静電容量センサであり、該静電容量センサの電極を、受け皿状貯留部の底部から側面及び上端近傍にかけて配設する一方、該受け皿状貯留部の上端縁部に内側に張り出す返し部を設けてなる請求項1、2又は3記載の介護用排泄物処理装置。
  5. 排泄物受けカップの前板部における肛門洗浄水吐出口と陰部洗浄水吐出口との間に、所要の大きさの板状突出部を設けてなる請求項1、2、3又は4記載の介護用排泄物処理装置。
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