JP3137628U - 排泄物処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水で洗浄可能であり衛生面に優れたコネクタをもち、且つ保守が容易な排泄物処理装置を提供する。
【解決手段】コネクタ部には吸引用コネクタ170と水噴射用コネクタ175が配設されている。吸引用コネクタ170は、ホースユニット8の吸引用ホース180と接続される。カップ200内の汚物は、連通したカップ吸引口244、ホース口181、吸引口171を介して吸引される。水噴射用コネクタ175は、ホースユニット8の水噴射用ホース186と接続される。カップセンサからのセンサ信号はホースユニット8を介して赤外線送信部212から赤外線受信部122へ送信される。
【選択図】図7

Description

本考案は、ホースユニットのコネクタに特徴を有する排泄物の処理をするための介護用排泄物処理装置に関する。
介護施設等に於いては、ベッド等で仰向け状態にある被介護者の採尿を行って洗浄する、糞尿を排出して洗浄するといった介護作業が介護作業者によって行われている。
介護作業者にとっては、洗浄するための温水、洗浄後の排水、排泄物の処理などが困難であり、介護作業者の作業を軽減したいといった要望がある。
このような要望に応えるために、排泄物を吸引してタンクに貯える介護用排泄物処理装置がある。
しかしながら、従来の介護用排泄物処理装置では、ホースユニットが接続されるコネクタ部分には電気信号等の接続を行うための導電性の金属が剥き出しの状態で設置されており、水で洗浄することができないため不衛生であるという問題がある。
また、このような排泄物処理装置では、ホースユニットがコネクタに接続されていない状態で水噴射指示が出されると、噴射された水が水噴射用コネクタから漏れだしてしまうという問題がある。
本考案は、上述したような事情に鑑みてなされたものであって、水で洗浄可能であり衛生面に優れたコネクタをもち、且つ保守が容易な排泄物処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案に係る介護用排泄物処理装置は、被介護者の排泄物を処理するための介護用排泄物処理装置であって、吸引力によって排泄物を流入する吸引器と、水を噴射する水噴射器と、前記介護用排泄物処理装置を統括的に制御するコントローラとを有し、また、前記吸引器に通じる吸引口と、前記水噴射器に通じる水噴射口と、さらにホースユニットに非接触で電気信号を送信する電磁誘導送信部と、前記ホースユニットから前記コントローラへの信号を受信する赤外線受信部とを備えたコネクタとを有する。
このように、ホースユニットが接続されるコネクタ部分では、非接触で信号の送受信を行っているため金属が剥き出しになっておらず、水で洗浄することができ衛生的である。
好適には、本考案に係る介護用排泄物処理装置では、前記コネクタは、前記電磁誘導送信部の領域内に前記赤外線受信部が位置し、当該領域に隣接して前記吸引口と前記水噴射口が位置する。
また、好適には、本考案に係る介護用排泄物処理装置は、前記吸引口、前記水噴射口、前記電磁誘導送信部、並びに前記赤外線受信部を収容する開閉可能なカバーをさらに有し、前記コントローラは、前記カバーが閉状態である場合に、水噴射指示を入力しても水噴射動作を開始しない。
本考案によれば、水で洗浄可能であり衛生面に優れたコネクタをもち、且つ保守が容易な排泄物処理装置を提供することができる。
以下、本考案の実施の形態に係る介護用排泄物処理装置を図面を参照しつつ説明する。
先ず、本実施形態の介護用排泄物処理装置の全体構成を説明する。
図1は、本考案の実施の形態に係る介護用排泄物処理装置1の汚物吸引流路、水噴射流路に関する構成を説明するための図である。
図2は介護用排泄物処理装置1の外観斜視図、図3は介護用排泄物処理装置1の平面側の構成を説明するための図、図4は介護用排泄物処理装置1の左側面側の構成を説明するための図、図5は介護用排泄物処理装置1の右側面側の構成を説明するための図、図6は介護用排泄物処理装置1の正面側の構成を説明するための図、図7は介護用排泄物処理装置1の背面側の構成を説明するための図である。
本実施形態の吸引器16が本考案の吸引器の一例であり、ポンプ32が本考案の水噴射器の一例であり、コントローラ70が本考案のコントローラの一例であり、コネクタカバー90内の各種コネクタが本考案のコネクタの一例である。
図1に示すように、介護用排泄物処理装置1は、例えば、汚物タンク10、セパレータ12、吸引器16、吸引側フィルタ18、脱臭用排出側フィルタ20、空気循環用フィルタ24、水槽30、ポンプ32および電磁弁34を有する。
汚物タンク10は、介護用排泄物処理装置1の背面側に位置し、ホースユニット8の端部に連通し、ホースユニット8を介して吸引された採便用カップ200内の汚物を収容する。
汚物タンク10には、セパレータ12が連結して設けられている。セパレータ12は、吸引器16からの吸引力により回転し、遠心力の原理で汚物を汚物タンク10に残して、空気のみを流路14を介して吸引器16に流入させる。
吸引器16は、汚物タンク10内の気圧よりも低い気圧(負圧)状態をつくり、汚物タンク10内の気圧との間の圧力差により、流路14を介して汚物タンク10から吸引器16に向けて吸引力を発生させる。
なお、吸引器16は、採便用カップ200内の排泄物を検出された場合にコントローラ70からの制御によって駆動され、吸引力を発生する。このようにすることで、自らスイッチをオン/オフ操作できない被介護者用としても用いることができる。
以下、介護用排泄物処理装置1の背面側にあるホースユニット8とのコネクタ部を説明する。
図7に示すように、介護用排泄物処理装置1の背面側には、ホースユニット8とのコネクタ部が配設されている。
コネクタ部には吸引用コネクタ170と水噴射用コネクタ175が配設されている。
吸引用コネクタ170は、ホースユニット8の吸引用ホース180と接続される。カップ200内の汚物は、連通したカップ吸引口244、ホース口181、吸引口171を介して吸引される。
水噴射用コネクタ175は、ホースユニット8の水噴射用ホース186と接続される。
カップセンサからのセンサ信号はホースユニット8を介して赤外線送信部212から赤外線受信部122へ送信される。コントローラ70が当該センサ信号を受信すると、尻洗浄用およびビデ用の水が、連通した水噴射口177、ホース口187、カップ水噴射口243を介して供給される。また、カップ洗浄用の水が空気と共に連通した水噴射口176、ホース口186、カップ水噴射口242を介して供給される。
また、カップ200への電力は、電磁誘導送信部120から電磁誘導受信部210へ電磁誘導方式により非接触で供給され、さらにカップの電力供給口241を介して供給される。このとき、コネクタ周辺では金属が剥き出しになっておらず、水洗浄が可能である。
図7に示すように、赤外線受信部122の赤外線受光部は、電磁誘導送信部120が形成された領域の中央部付近に配設されている。電磁誘導送信部120は、例えば、樹脂などでカバーされており、金属は露出していない。
なお、センサ信号の送信受信は、非接触方式であれば、赤外線通信以外でもよい。
図11に示すように、コネクタ部の周辺には、コネクタカバー90が設けられている。
固定部91を軸として、吸引用コネクタ170と水噴射用コネクタ175を収容するかたちで開閉する。
図8、図9および図10は、セパレータ12を説明するための図である。
図8、図9および図10に示すように、セパレータ12は、軸71を備え、軸71には回転体73が装着されている。回転体73は、軸71を中心に回転可能である。なお、軸71は、例えば、回転せず固定である。
回転体73の円板状部分には、開口部731,732,733,734が形成されている。開口部731,732,733,734は、汚物タンク10内の空気が吸引器16に向けて流入するときの流路となる。
なお、セパレータ12には、流路14に連結した流路口800が設けられている。
回転体73の円板状部分の周縁部あるいは周縁部付近には、図8、図9および図10に示すように、周方向に沿って延び、軸71の方向に傾斜した4つの傾斜面部741,742,743,744が設けられている。具体的には、傾斜面部741,742,743,744の各々は、図8に示すように、端部741a,742a,743a,744aから端部741b,742b,743b,744bに向けて、それぞれ周方向に沿って図10紙面中奥側から手前側に向けて深さ方向に傾斜している。これより、流路14を介して得られる吸引力によって、傾斜面部741,742,743,744が風車の原理による回転力を回転体73に与える。そして、この回転力により、回転体73は、半時計回りに回転する。
このように、セパレータ12に対して吸引路60を挟んで位置する吸引器16によって発生した負圧により、回転体73を回転する。そのため、セパレータ12内にモータ等の回転駆動手段を設ける必要が無く、セパレータ12を小型化できる。また、流路14にシャフトを設ける必要が無く、構成を簡単にできる。
また、軸71の先端には、包囲部材80がナット81等によって着脱可能に固定される。
包囲部材80の外周面には、周方向と直交する方向に延びる複数のスリット801が周方向に沿って形成されている。
傾斜面部741,742,743,744は、回転体73が軸71を中心に回転しているときに、包囲部材80内の空間において、包囲部材80内にある排泄物を軸71を中心に回転させる風力を発生する。これにより、包囲部材80内にある排泄物は、遠心力によって外周面側に移動し、スリット801を介して排泄物タンク13内に噴射される。
そして、質量が小さい空気のみが、軸71の周囲に位置する回転体73の開口部731,732,733,734を通って、流路14を介して吸引器16に向けて吸い込まれる。すなわち、包囲部材80内に空気と共に吸引された質量がある排泄物は、上記遠心力の作用で、回転体73の開口部731,732,733,734付近には位置しないので、開口部731,732,733,734を通って流路14に移動することはない。
このように、セパレータ12では、空気と共に吸い込まれた排泄物を遠心分離させ、空気のみを流路14に吸引し、排泄物を汚物タンク10に戻すことができる。
吸引器16は、介護用排泄物処理装置1の正面側に位置し、流路14を介して流入した空気を脱臭用排出側フィルタ20を介して介護用排泄物処理装置1の外部に流出させる。脱臭用排出側フィルタ20は、脱臭機能を有する。
吸引器16は、吸引側フィルタ18を介して外気を流入する。吸引器16の吸引力は複数段階、例えば、3段階に設定可能である。
空気循環用フィルタ24は、吸引器16とホースユニット8との間の流路22,26に設けられ、採便用カップ200から吸引した空気をフィルタリングして流路26に送出する。
空気循環用フィルタ24は、例えば、図6に示す介護用排泄物処理装置1の正面側に配設され、フィルタ着脱用蓋108が開状態で着脱が可能である。
介護用排泄物処理装置1では、このように空気循環用フィルタ24を着脱するための専用の比較的小さなフィルタ着脱用蓋108を設けたことで、図2に示す平面側に設けられた比較的大型の正面蓋9を開閉することなく、空気循環用フィルタ24を交換できる。そのため、空気循環用フィルタ24の交換に伴う作業効率性を良くできると共に、多くのパーツから空気循環用フィルタ24を判別する必要がなく、使い勝手をよくできる。
水槽30は、介護用排泄物処理装置1の右側面側に位置する。水槽30の上面には図示しないキャップがあり、このキャップを外すことで外部から水を流す込むことができる。また、水槽30は、介護用排泄物処理装置1から着脱可能に構成されていてもよい。
ポンプ32は、水槽30内の水をホースユニット8の水路36に向けて噴射する。
水路36は、例えば、水噴射用の水路36aと、水路36bとに分かれている。
水路36aは、採便用カップ200内のカップ洗浄口と連通し、電磁弁34が設けられている。電磁弁34のオン/オフは、コントローラ70によって制御される。
水路36bは、採便用カップ200内の尻洗浄およびビデと連通している。
図6に示すように、介護用排泄物処理装置1の正面側には、操作パネル110が配設されている。
図12に示すように、操作パネル110には、各種のスイッチや表示用LEDが配設されている。例えば、スイッチ群111は、吸引器16を制御するためのスイッチであり、大便および小便を指定するために用いられる。また、吸引力を強、中、弱の3段階で調整するために用いられる。
また、操作パネル110には、採便用カップ200に向けて噴射する水の温度を高、中、低、並びに切る(保温なし)で指定するために用いられるスイッチ群112が配設されている。
さらに、水槽30の水量が所定値以下になった場合に点滅するLEDと、汚物タンク10内の汚物が所定量以上になった場合に点滅するLEDとで構成されるLED群113が配設されている。さらに、操作パネル110には、介護用排泄物処理装置1の主電源をオン/オフする電源スイッチ114が配設されている。
操作パネル110内の各スイッチがユーザによって操作されると、それに応じた操作信号がコントローラ70に出力される。また、コントローラ70は、介護用排泄物処理装置1の状態に応じて各LEDを点滅する。
以下、介護用排泄物処理装置1の電気系の構成を説明する。
図13は、介護用排泄物処理装置1の電気系の構成を説明するための図である。
図13に示すように、介護用排泄物処理装置1は、例えば、コントローラ70を有し、コントローラ70が吸引器16、電磁弁34、ポンプ62、コネクタカバー開閉検出センサ51、水タンクセンサ52、汚物満タンセンサ56、電磁誘導送信部120および赤外線受信部122に電気的に接続されている。
コントローラ70は、図示しないメモリに記憶されたプログラムを実行して介護用排泄物処理装置1の全体動作を統括的に制御する。
コントローラ70は、ホースユニット8を介して採便用カップ200から受信したセンサ信号を赤外線受信部122から入力する。
また、コントローラ70は、コネクタカバー開閉検出センサ51、水タンクセンサ52、カバーセンサ54および汚物満タンセンサ56からセンサ信号を入力する。
また、コントローラ70は、赤外線受信部122からカップセンサ202のセンサ信号を入力する。赤外線受信部122は、ホースユニット8の赤外線送信部212からセンサ信号を赤外線により受信し、これをUART形式に応じて変換してコントローラ70に出力する。
コントローラ70は、水タンクセンサ52から水タンク内の水が所定量以下になったことを示す水警報信号を受信する。水タンクセンサ52は、水槽30内に設けられ、水タンク30内の水が所定量以下になった場合に、そのことを示す水警報信号をコントローラ70に送信する。
コントローラ70は、汚物満タンセンサ56から汚物タンク10内の汚物が所定量以上になったことを示す汚物量警報信号を受信する。汚物満タンセンサ56は、汚物タンク10内に設けられ、汚物タンク10内の汚物が所定量以上になった場合に、そのことを示す汚物量警報信号をコントローラ70に送信する。
コントローラ70は、コネクタカバー開閉検出センサ51から図11に示すコネクタカバー90の開閉を示すコネクタカバー開閉検出信号を受信する。
コントローラ70は、コネクタカバー90が開状態において、操作パネル110等から吸引処理や水噴射処理を行う指示を受けた場合に、吸引処理および水噴射処理を行う。
一方、コントローラ70は、コネクタカバー90が閉状態において、操作パネル110等から吸引処理や水噴射処理を行う指示を受けても、吸引処理および水噴射処理を行わない。このようにすることで、コネクタカバー90内のコネクタにホースユニット8の端部が接続されていない状態で、吸引処理や水噴射処理が行われることななく、水漏れが発生してしまうことを回避できる。
また、コントローラ70は、操作パネル110から操作信号を入力する。なお、コントローラ70は、図示しないリモートコントローラからも操作信号を入力する。
コントローラ70は、入力したセンサ信号および操作信号に基づいて様々な判断を行い、その判断結果に基づいて、介護用排泄物処理装置1の動作を統括的に制御する。具体的には、コントローラ70は、電磁弁34、ポンプ62を制御する。
また、コントローラ70は、採便用カップ200のカップセンサ202等の設定信号を電磁誘導送信部120に出力する。電磁誘導送信部120は、ホースユニット8内の電磁誘導受信部210と電磁誘導方式で非接触で通信を行う。このとき、電磁誘導送信部120は、設定信号と共に、電力を電磁誘導受信部210に供給する。
図14は、コントローラ70による便検出時における制御を説明するためのフローチャートである。
コントローラ70は、赤外線受信部122を介してカップセンサ202からセンサ信号を受信したか否かを判断する(ステップST11)。
コントローラ70は、カップセンサ202からのセンサ信号を受信したと判断すると、当該センサ信号に基づいて、大便および小便であるかを判断する(ステップST12)。
具体的には、コントローラ70は、カップセンサ202から4つの静電容量式のセンサ信号のうち少なくとも一つのセンサ信号の値が、大便用しきい値以上で且つ小便用しきい値未満の場合に大便であると判断する。なお、本実施形態では、4つのセンサを用いた場合を例示するが、センサの数は任意である。
また、コントローラ70は、上記少なくとも一つのセンサ信号の値が、小便用しきい値以上である場合に小便であると判断する。
また、コントローラ70は、全てのセンサ信号の値が大便用しきい値未満である場合に便はないと判断する。
コントローラ70は、大便あるいは小便であると判断された場合に、吸引器16をオンにして、採便用カップ200内の汚物を汚物タンク10に向けて吸引する(ステップST14)。
そして、コントローラ70は、小便であると判断した場合に、予め決められた小便用時間だけポンプ32をオンにして水槽30からの水を経路36bを介して採便用カップ200に向けて噴射させる(ステップST15)。
コントローラ70は、大便であると判断した場合に、予め決められた大便用時間だけポンプ32をオンにして水槽30からの水を経路36bを介して採便用カップ200に向けて噴射させる(ステップST16)。ここで、大便用時間は、小便用時間に比べて長く、例えば、3倍の時間である。
上述した実施形態では、ステップST15,ST16の尻洗浄・ビデ機能を実行する前に、吸引機能(ステップST14)を実行する場合を例示したが、これらの機能を一部あるいは全部の期間、同時に行ってもよい。
以下、介護用排泄物処理装置1の動作例を説明する。
採便用カップ200のカップセンサ202から汚物の有無および種類に応じたセンサ信号が、ホースユニット8を介して介護用排泄物処理装置1のコントローラ70に入力される。
コントローラ70は、カップセンサ202からのセンサ信号に基づいて、図14に示すフローに従って大便・小便の有無を判断する。
コントローラ70は、大便あるいは小便であると判断すると、吸引器16をオンにして、その吸引力をホースユニット8を採便用カップ200に供給する。また、電磁弁34をオンにして、水槽30からの水を採便用カップ200内に供給する。
これにより、採便用カップ200内の排泄物が、ホースユニット8を介して汚物タンク10内に吸引される。
汚物タンク10内では、排泄物を含む空気がセパレータ12に向けて吸引され、排泄物がセパレータ12の遠心分離により汚物タンク10内に戻され、空気のみが吸引器16に向けて排出される。
当該空気は、吸引器16および流路22を介して空気循環用フィルタ24に流入し、空気循環用フィルタ24において脱臭された後に流路26を介してホースユニット8に戻される。
そして、コントローラ70は、ポンプ32をオンにして水槽30からの水をホースユニット8を介して採便用カップ200に送出する。このとき、コントローラ70は、尻洗浄およびビデ機能をオンにし、大便および小便に対応した時間だけ水を採便用カップ200に送出する。
以上説明したように本実施形態の介護用排泄物処理装置1によれば、図7を用いて説明したように、ホースユニット8と介護用排泄物処理装置1との間のコネクタ部において、センサ信号を赤外線で送受信し、電力および電気信号を電磁誘導で送受信する構成を採用し、コネクタ部に接続用の導電性金属が露出しない構成を採用していない。そのため、コネクタ部を水等で洗浄することができ、衛生面を向上できること共に、コネクタ部の金属が錆びるなどの事態が発生することを回避できる。
また、介護用排泄物処理装置1によれば、コネクタカバー90が閉状態において、操作パネル110等から吸引処理や水噴射処理を行う指示を受けても、吸引処理および水噴射処理を行わない。このようにすることで、コネクタカバー90内のコネクタにホースユニット8の端部が接続されていない状態で、吸引処理や水噴射処理が行われて水漏れが発生してしまうことを回避できる。
また、介護用排泄物処理装置1によれば、採便用カップ200内に大便および小便のいずれがあるかを判別できるので、それぞれに適した水処理等を行うことができる。そのため、無駄な水を使うことがない。
また、介護用排泄物処理装置1によれば、被介護者の排泄物の処理などが容易であり、介護作業者の作業を軽減することができる。
また、本実施形態の介護用排泄物処理装置では、セパレータ12において、排泄物タンク13内の空気のみを吸引路60に流入させ、排泄物を流入させないようにできる。そのため、排泄物が吸引器16に達して吸引器16の吸引機能が低下したり、故障が生じることを効果的に回避できる。また、吸引路60から吸引器16側に排泄物が流入しないため、包囲部材801のみを取り外して洗浄すればよく、保守作業が簡単である。
本考案は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本考案の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、上述した実施形態では排泄物吸引機能に加えて、温水噴射機能を備えた介護用排泄物処理装置を例示したが、温水噴射機能を備えていなくても良い。
また、上述した実施形態では、自動乾燥機能を明示しなかったが、介護用排泄物処理装置1からホースユニット8を介して採便用カップ200に温風を送るようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、採便用カップ200のカップセンサ202として、静電容量式センサを例示したが、その他のセンサを用いてもよい。
図1は、本考案の実施の形態に係る介護用排泄物処理装置の汚物吸引流路、水噴射流路に関する構成を説明するための図である。 図2は、図1に示す介護用排泄物処理装置の外観斜視図である。 図3は、図1に示す介護用排泄物処理装置の平面側の構成を説明するための図である。 図4は、図1に示す介護用排泄物処理装置の左側面側の構成を説明するための図である。 図5は、図1に示す介護用排泄物処理装置の右側面側の構成を説明するための図である。 図6は、図1に示す介護用排泄物処理装置の正面側の構成を説明するための図である。 図7は、図1に示す介護用排泄物処理装置の背面側の構成を説明するための図である。 図8は、図1に示すセパレータを説明するための図である。 図9は、図1に示すセパレータを説明するための図である。 図10は、図1に示すセパレータを説明するための図である。 図11は、コネクタカバーを説明するための図である。 図12は、図1に示す介護用排泄物処理装置の操作パネルを説明するための図である。 図13は、図1に示す介護用排泄物処理装置の電気系の構成を説明するための図である。 図14は、図13に示すコントローラによる便検出時における制御を説明するためのフローチャートである。
符合の説明
1…介護用排泄物処理装置
10…汚物タンク
12…セパレータ
14…流路
16…吸引器
18…吸引側フィルタ
20…脱臭用排出側フィルタ
22…流路
24…空気循環用フィルタ
26…流路
30…水槽
32…ポンプ
34…電磁弁
51…コネクタカバー開閉検出センサ
52…水タンクセンサ
56…汚物満タンセンサ
110…操作パネル
120…電磁誘導送信部
122…赤外線受信部
8…ホースユニット
210…電磁誘導受信部
212…赤外線送信部
200…採便カップ
202…カップセンサ

Claims (3)

  1. 被介護者の排泄物を処理するための介護用排泄物処理装置であって、
    吸引力によって排泄物を流入する吸引器と、
    水を噴射する水噴射器と、
    前記介護用排泄物処理装置を統括的に制御するコントローラと、
    前記吸引器に通じる吸引口と、前記水噴射器に通じる水噴射口と、ースユニットに非接触で電気信号を送信する電磁誘導送信部と、前記ホースユニットから前記コントローラへの信号を受信する赤外線受信部とを備えたコネクタと
    を有する介護用排泄物処理装置。
  2. 前記コネクタは、
    前記電磁誘導送信部の領域内に前記赤外線受信部が位置し、当該領域に隣接して前記吸引口と前記水噴射口が位置する
    請求項1に記載の介護用排泄物処理装置。
  3. 前記吸引口、前記水噴射口、前記電磁誘導送信部、並びに前記赤外線受信部を収容する開閉可能なカバー
    をさらに有し、
    前記コントローラは、前記カバーが閉状態である場合に、水噴射指示を入力しても水噴射動作を開始しない
    請求項1または請求項2に記載の介護用排泄物処理装置。
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JP2016022367A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 株式会社リバティソリューション 介護用排泄物処理装置

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