JP2016020838A - 情報出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子に接合する半田の劣化状態を精度良く表す情報を出力することができる情報出力装置の提供。
【解決手段】情報出力装置は、冷媒により冷却される基板上に半田を介して接合する第1スイッチング素子と、第1スイッチング素子と直列に接続され、第2スイッチング素子と、平滑コンデンサと、第1スイッチング素子の温度を測定する測定手段と、平滑コンデンサの両端の電位差が所定値以上である状態で第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子を同時にオンさせるパルスを2つ以上連続して第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子に印加する印加部と、処理装置により実現され、2つ以上のパルスの印加前後の第1スイッチング素子の温度変化が所定温度以上になるようにパルスのパルス幅を調整する調整部と、パルス幅が調整された2つ以上のパルスの印加時における測定手段による測定値の変化態様に基づいて、半田の劣化状態を表す情報を出力する出力部とを含む。
【選択図】図3

Description

本開示は、情報出力装置に関する。
10μ秒程度の寿命計測パルスを上下のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)に1回だけ印加して短絡電流を発生させて、半田接合部の劣化を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-19953号公報
しかしながら、実際には10μs程度の寿命計測パルスを1回だけ印加して発生させる短絡電流では、IGBTの発熱量が不十分であり、半田接合部の劣化を精度良く検出することができないことが分かった。
本開示は、スイッチング素子に接合する半田の劣化状態を精度良く表す情報を出力することができる情報出力装置の提供を目的とする。
本開示の一局面によれば、電力変換装置の一方のアームを形成し、冷媒により冷却される基板上に半田を介して接合する第1スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子と直列に接続され、前記電力変換装置の他方のアームを形成する第2スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子に対して並列に設けられる平滑コンデンサと、
前記第1スイッチング素子の温度を測定する測定手段と、
処理装置により実現され、前記平滑コンデンサの両端の電位差が所定値以上である状態で前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子を同時にオンさせるパルスを2つ以上連続して前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子に印加する印加部と、
前記処理装置により実現され、前記2つ以上のパルスの印加前後の前記第1スイッチング素子の温度変化が所定温度以上になるように前記パルスのパルス幅を調整する調整部と、
前記処理装置により実現され、前記パルス幅が調整された前記2つ以上のパルスの印加時における前記測定手段による測定値の変化態様に基づいて、前記半田の劣化状態を表す情報を出力する出力部とを含む、情報出力装置が提供される。
本開示によれば、第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子を同時にオンさせるパルスが、2つ以上連続して第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子に印加される。印加されるパルスのパルス幅は、印加前後の第1スイッチング素子の温度変化が所定温度以上になるように調整される。これにより、パルス幅が調整された2つ以上のパルスの印加時における測定手段による測定値の変化態様に基づいて、スイッチング素子に接合する半田の劣化状態を精度良く表す情報を出力することができる。
情報出力装置1の構成例を示す図。 第1スイッチング素子10の実装状態の一例を示す図。 処理装置100により実行される半田劣化状態判定処理の一例を示すフローチャート。 第1スイッチング素子10を含む電気回路の一例を示す図。 発熱・放熱曲線の一例を示す図。 損失が比較的小さい場合における半田劣化状態に応じた発熱・放熱曲線の例を示す図。 損失が比較的大きい場合における半田劣化状態に応じた発熱・放熱曲線の例を示す図。 検査用駆動パルスを印加したときの短絡電流の変化態様の例を示す図。 検査用駆動パルスを印加したときの半田50等の温度変化態様の一例を示す図。 図9に示す第1スイッチング素子10の温度変化態様に対する半田50の寄与率の変化態様を示す図。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、情報出力装置1の構成例を示す図である。図2は、第1スイッチング素子10の実装状態の一例を示す図である。
情報出力装置1は、第1スイッチング素子10と、第2スイッチング素子12と、平滑コンデンサ20と、温度センサ40と、処理装置100とを含む。
第1スイッチング素子10は、本例ではIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)である。第1スイッチング素子10は、IGBTに代えて、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)のような他のスイッチング素子であってもよい。第1スイッチング素子10は、図1に示すように、FWD(Free Wheeling Diode)が並設されてよい。第1スイッチング素子10は、エミッタ電極が負極ライン32に接続され、コレクタ電極が第2スイッチング素子12を介して正極ライン30に接続される。
第1スイッチング素子10は、図2に示すように、半田50を介して基板60上に実装される。基板60は、ヒートシンク70上に接合される。ヒートシンク70は、下面側(基板60とは逆側)が冷媒と接する。ヒートシンク70の下面には、フィン70aが形成されてもよい。尚、基板60の構成は、任意であるが、図2に示す例では、基板60は、窒化アルミニウム等のようなセラミック基板64の両面にアルミ板62,66を備えた基板である。その他、基板60は、セラミック基板の両面に銅板を備えた構成であってもよいし、銅板(ヒートスプレッダ)のみであってもよい。基板60が銅板のみである場合は、基板60は、絶縁フィルム等のような絶縁層を介してヒートシンク70に接合される。
第2スイッチング素子12は、本例ではIGBTであるが、他のスイッチング素子であってもよい。第2スイッチング素子12は、図1に示すように、FWDが並設されてよい。第2スイッチング素子12は、図1に示すように、正極ライン30と負極ライン32との間に、第1スイッチング素子10と直列に接続される。第2スイッチング素子12は、エミッタ電極が第1スイッチング素子10のコレクタ電極に接続され、コレクタ電極が正極ライン30に接続される。
第2スイッチング素子12は、第1スイッチング素子10と同様に、基板上に実装される。尚、第2スイッチング素子12が実装される基板は、第1スイッチング素子10が実装される基板60とは電気的に絶縁される。
平滑コンデンサ20は、正極ライン30と負極ライン32との間に、第1スイッチング素子10及び第2スイッチング素子12に対して並列に設けられる。平滑コンデンサ20は、例えば1mFの容量を有する。
温度センサ40は、第1スイッチング素子10の温度を計測する。温度センサ40は、第1スイッチング素子10を含むチップに内蔵されてよい。
処理装置100は、印加部102と、調整部104と、判定出力部106とを含む。処理装置100は、CPUを含むマイクロコンピューターを含んでよい。処理装置100の各種機能(例えば、以下で説明する印加部102、調整部104及び判定出力部106の各機能)は、任意のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの組み合わせにより実現されてもよい。例えば、処理装置100の機能の任意の一部又は全部は、特定用途向けASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)により実現されてもよい。また、処理装置100は、複数の処理装置(センサ内の処理装置を含む)により分散して実現されてもよい。
印加部102は、平滑コンデンサ20の両端の電位差VHが所定値VHth以上である状態で第1スイッチング素子10及び第2スイッチング素子12を同時にオンさせる検査用駆動パルスを2つ以上連続して第1スイッチング素子10及び第2スイッチング素子12に印加する。所定値VHthは、後述の検査用駆動パルスの印加に伴う第1スイッチング素子10の温度変化ΔTが所定温度Tth以上となることが実現されるように適合されてよい。
調整部104は、2つ以上の検査用駆動パルスの印加前後の第1スイッチング素子10の温度変化ΔTが所定温度Tth以上になるように検査用駆動パルスのパルス幅を調整する。調整部104の調整方法等の具体例は後述する。
判定出力部106は、調整部104によりパルス幅が調整された2つ以上の検査用駆動パルスの印加時における温度センサ40の測定値の変化態様に基づいて、半田50の劣化状態を表す情報を出力する。半田50の劣化状態を表す情報は、半田50の劣化状態を間接的又は直接的に表す情報である。例えば、判定出力部106は、半田50の劣化状態を間接的に表す情報として、調整部104によりパルス幅が調整された2つ以上の検査用駆動パルスの印加時における温度センサ40の測定値の時系列(測定値の変化態様の一例)そのものを出力してもよい。この場合、例えばディーラーの検査者が、かかる温度センサ40の測定値の時系列を見て、半田50の劣化状態を判定してもよい。或いは、判定出力部106は、調整部104によりパルス幅が調整された2つ以上の検査用駆動パルスの印加時における温度センサ40の測定値の変化態様に基づいて、半田50の劣化状態を判定し、判定結果(半田50の劣化状態を直接的に表す情報の一例)を出力してもよい。判定出力部106の判定方法等の具体例は後述する。尚、出力先は、任意であり、例えば車載ディスプレイや、ディーラーの端末、外部のサーバ等であってもよい。
尚、図2には、模式的に、ヒートシンク70の下面側に形成される冷媒流路に、冷媒を供給するポンプ80が図示されている。ポンプ80は、供給流路82を介してヒートシンク70のフィン70a間を通る冷媒流れ(循環)を形成する。冷媒は、任意であり、空気であってもよいし、LLC(ロングライフクーラント)のような水であってもよい。本例では、一例として、冷媒は水であるとし、ポンプ80は、ウォータポンプであるとする。
図3は、処理装置100により実行される半田劣化状態判定処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、図1に示す第1スイッチング素子10、第2スイッチング素子12及び平滑コンデンサ20が、図4に示す電気回路2に組み込まれている場合を想定する。図4に示す電気回路2は、ハイブリッド車又は電気自動車で使用されるモータ駆動用の回路であり、直流電源VLを備える。第1スイッチング素子10及び第2スイッチング素子12は、第1スイッチング素子10及び第2スイッチング素子12間の中点P0に接続されるインダクタンスIdと協動して、コンバータを形成し、昇降圧動作を行う。インバータ回路3には、モータ(図示せず)が接続される。
図3に示す処理は、例えばイグニッションスイッチがオンになったときに起動されてもよいし、イグニッションスイッチがオフになったときに起動されてもよいし、ディーラー等において、例えば携帯型ツール等から所定の検査信号を受信したときに起動されてもよい。ここでは、一例として、図3に示す処理は、イグニッションスイッチがオンになったときに起動されるものとして説明する。
ステップ300では、処理装置100は、ポンプ80(W/P)を停止する。尚、ポンプ80が停止状態であるときは、停止状態を維持する。尚、ポンプ80を備えない構成では、ステップ300は省略されてもよい。
ステップ302では、処理装置100の調整部104は、検査用駆動パルスのパルス幅を初期値に設定する。初期値は、検査用駆動パルスのパルス幅の可変範囲の最小値に対応してよい。初期値は、例えば5μsであってよい。
ステップ304では、処理装置100は、スイッチSW1(図4参照)をオンする。これにより、直流電源VL(図4参照)がコンバータを介してインバータ回路3(図4参照)に導通する。
ステップ306では、処理装置100は、昇圧指令を生成し、昇圧動作を行う。昇圧指令は、例えばコンバータの出力電圧(P1とP2の間の電位差VH)に関して500Vであってよい。昇圧指令は、例えば、下アームの第1スイッチング素子10のみをオン/オフ切換させるものであってよい。これにより、直流電源VLの電圧が昇圧されてインバータ回路3に出力され、平滑コンデンサ20には、0より大きい電位差VHを発生させる電荷が溜まる。
ステップ308では、処理装置100は、電位差VHの値が所定値VHth以上であるか否かを判定する。所定値VHthは、コンバータの出力電圧の目標値(例えば500V)よりも若干低い値であってよい。電位差VHの値が所定値VHth以上である場合は、ステップ310に進み、それ以外の場合は、電位差VHの値が所定値VHth以上になるのを待機する状態となる(この間、昇圧動作は継続する)。
ステップ310では、処理装置100は、スイッチSW1をオフすると共に、昇圧動作を停止する。これにより、第1スイッチング素子10(及び第2スイッチング素子12)はオフ状態となる。
ステップ312では、処理装置100の印加部102は、検査用駆動パルス(図4のPL参照)を連続して出力し、第1スイッチング素子10及び第2スイッチング素子12に印加する。検査用駆動パルスの出力周期は、パルス生成用に発生されるキャリアの周波数により決定される。キャリアの周波数は、例えば50kHzであってよい。印加部102は、検査用駆動パルスを、第1スイッチング素子10及び第2スイッチング素子12が同時にオンするように印加する。印加部102は、所定期間T1にわたり、検査用駆動パルスを連続して出力する。所定期間T1は、例えば、3ms〜110msの範囲内であり、好ましくは、5ms〜100msの範囲内であり、より好ましくは、5ms〜20msの範囲内である。或いは、所定期間T1は、電位差VHの値が所定値(例えば略0V)になるまでの時間であってもよい。この場合、印加部102は、電位差VHの値が所定値になるまで、検査用駆動パルスを連続して出力する。所定期間T1にわたる出力が終了すると、ステップ314に進む。
ステップ314では、処理装置100の調整部104は、温度センサ40の測定値に基づいて、検査用駆動パルスの印加に伴って第1スイッチング素子10の温度が所定温度Tth以上増加したか、即ち第1スイッチング素子10の温度変化ΔTが所定温度Tth以上であるか否かを判定する。温度変化ΔTは、検査用駆動パルスの印加直前の第1スイッチング素子10の温度と、検査用駆動パルスの印加後の第1スイッチング素子10の温度との差であってもよいし、検査用駆動パルスの印加直前の第1スイッチング素子10の温度と、検査用駆動パルスの印加中の第1スイッチング素子10のピーク温度との差であってもよい。検査用駆動パルスの印加直前の第1スイッチング素子10の温度としては、温度センサ40の測定値に代えて、検査用駆動パルスの印加直前の冷媒の水温の測定値が使用されてもよい。これは、検査用駆動パルスの印加直前の冷媒の水温は、検査用駆動パルスの印加直前の第1スイッチング素子10の温度と略同等とみなせるためである。第1スイッチング素子10の温度変化ΔTが所定温度Tth以上である場合は、ステップ320に進み、それ以外の場合は、ステップ316に進む。
ステップ316では、処理装置100の調整部104は、検査用駆動パルスのパルス幅を拡大する。例えば、調整部104は、検査用駆動パルスのパルス幅を、12.5nsずつ拡大する。従って、次のステップ312では、処理装置100の印加部102は、ステップ316で拡大したパルス幅の検査用駆動パルスを出力する。尚、調整部104は、所定の上限値を超えない範囲で、検査用駆動パルスのパルス幅を拡大する。所定の上限値は、第1スイッチング素子10の短絡耐量に依存し、例えば数10μsであってよい。
ステップ318では、処理装置100は、電位差VHの値が所定値VHth以上であるか否かを判定する。電位差VHの値が所定値VHth以上である場合は、ステップ312に進み、それ以外の場合は、電位差VHの値を所定値VHth以上にするためにステップ304に戻る。
ステップ320では、処理装置100の判定出力部106は、検査用駆動パルスの印加中の発熱・放熱曲線を取得(ラッチ)する。図5は、発熱・放熱曲線の一例を示す。図5に示す発熱・放熱曲線は、横軸に時間を取り、縦軸に第1スイッチング素子10の温度(温度センサ40の測定値)を示す。図5に示す例では、第1スイッチング素子10の温度は、印加開始時点t0から急激に増加し、時刻t1でピークに達してから、徐々に下降していく。印加開始時点t0直後の温度上昇が急激になる主なる理由は、印加開始時点t0直後では、電位差VHの値が大きいために短絡電流が大きく、かつ、半田50において第1スイッチング素子10の熱の基板60への伝達が一時的に遮断されるためである。時刻t1後に温度が徐々に下降していく主なる理由は、電位差VHの値が徐々に小さくなることによる。
ステップ322では、処理装置100の判定出力部106は、発熱・放熱曲線に基づいて、半田50の劣化状態を判定し、判定結果を出力する。発熱・放熱曲線に基づく半田50の劣化状態の判定方法は、任意である。
ここで、発熱・放熱曲線には、半田50の劣化状態に応じて変化が表れる。例えば、図6は、10ms(所定期間T1)にわたって検査用駆動パルスを連続的に印加して800W相当の損失を第1スイッチング素子10で発生させたときの発熱・放熱曲線の例を示す。図6において、曲線Aは、半田50に劣化が無い状態(良品)の場合を示し、曲線Bは、半田50が劣化している状態(劣化品)の場合を示す。図6に示すように、半田50が劣化している状態では、半田50に劣化が無い状態に比べて、ピーク温度Tpが高くなる。これは、半田50の劣化に起因して基板60への熱の伝達が阻害されるためである。従って、処理装置100判定出力部106は、発熱・放熱曲線から得られるピーク温度Tpの値に基づいて、半田50の劣化状態を判定してよい。図7は、10msにわたって検査用駆動パルスを連続的に印加して1600W相当の損失を第1スイッチング素子10で発生させたときの発熱・放熱曲線の例を示す。図7において、曲線Aは、半田50に劣化が無い状態(良品)の場合を示し、曲線Bは、半田50が劣化している状態(劣化品)の場合を示す。図6と同様、図7に示すように、半田50が劣化している状態では、半田50に劣化が無い状態に比べて、ピーク温度Tpが高くなる。また、図6と比べて分かるように、損失が大きい方が、ピーク温度Tpの差が大きくなる。例えば、図7に示す場合、半田50が劣化している状態では、半田50に劣化が無い状態に比べて、ピーク温度Tpの差が2倍以上となる。これは、第1スイッチング素子10での損失が大きい方が半田50の劣化状態を精度良く判定することができることを意味する。尚、上記ステップ314で用いられる所定温度Tth(温度変化ΔTに対する閾値)は、この観点から設定されてよい。即ち、温度変化ΔTは、第1スイッチング素子10での損失に起因するため、所定温度Tthを大きい値に設定することで、半田50の劣化状態を精度良く判定することができる。所定温度Tthは、温度センサ40の精度や必要な判定精度等に起因するが、例えばピーク温度Tpの差が良品のピーク温度Tpの10%以上になった場合に「劣化有り」と判定する構成では、良品のピーク温度Tpの10%が5℃以上となるように設定されてもよい。
半田50の劣化状態の判定結果は、任意の態様で出力されてもよい。例えば、半田50の劣化状態は、単に劣化の有無の2段階で出力されてもよいし、3段階以上の度合いで出力されてもよい。2段階の場合、劣化がある場合に、単に警報が出力される構成であってもよい。また、処理装置100判定出力部106は、半田50の劣化状態の判定結果として、ピーク温度Tpの差(良品との差)の数値自体を出力してもよいし、発熱・放熱曲線自体を出力してもよい。この場合、例えばディーラーの検査者が、かかる数値や発熱・放熱曲線を見て、半田50の劣化状態を判定してもよい。
本例では、一例として、処理装置100判定出力部106は、発熱・放熱曲線に基づいてピーク温度Tpを算出し、算出したピーク温度Tpが基準温度に比べて所定閾値以上高い場合は、「劣化有り」と判定・出力し、それ以外の場合は、「劣化なし」と判定・出力する。基準温度は、試験データに基づいて設定されてもよい。試験データは、例えば、良品に対して同条件(パルス幅や所定期間T1)で検査用駆動パルスを印加したときに得られたピーク温度Tpであってよい。或いは、基準温度は、第2スイッチング素子12に係る発熱・放熱曲線に基づいて導出したピーク温度Tpに設定されてもよい。これは、第2スイッチング素子12は上アームのスイッチ素子であり、使用頻度が第1スイッチング素子10に比べて有意に低く、依然として良品(健全)である可能性が高いことを利用するものである。
図3に示す処理によれば、検査用駆動パルスを印加したときの第1スイッチング素子10の温度の変化態様を表す発熱・放熱曲線に基づいて、半田50の劣化状態を判定することができる。また、半田50の劣化状態は、第1スイッチング素子10の温度変化ΔTが所定温度Tth以上であるときの発熱・放熱曲線に基づいて判定されるので、判定精度を高めることができる。
図8は、検査用駆動パルスを印加したときの短絡電流の変化態様の例を示す図であり、(A)は、パルス幅が5μsの場合を示し、(B)は、パルス幅が5.1μsの場合を示す。
パルス幅が5μsの場合、パルス幅が5.1μsの場合に比べて、図8に示すように、短絡電流のピーク値が小さくなるものの、短絡電流の流れる期間が長くなる。この結果、第1スイッチング素子10の温度変化ΔTは、パルス幅が5μsの場合は約50℃であり、パルス幅が5.1μsの場合は約19℃であり、パルス幅が5μsの場合の方がパルス幅が5.1μsの場合に比べて損失が大きく、その分だけ判定精度を高めることができる。これは、パルス幅が長くなると、瞬間的に大電流が流れて平滑コンデンサ20のエネルギが消費されるため、第1スイッチング素子10での損失が小さくなることを意味する。他方、パルス幅が短すぎると、短絡電流自体が実質的に流れず又は小さく、必要な損失を発生できない。このように、パルス幅には、損失を最大化させる最適値がある。但し、パルス幅の最適値は、個体差(第1スイッチング素子10の個体差や駆動回路の個体差)がある。
この点、図3に示す処理によれば、パルス幅を微小に変化させながら、所定以上の損失(所定温度Tth以上の温度変化ΔT)を発生させるパルス幅を探索するので(ステップ314、ステップ316参照)、一定以上の判定精度を維持することができる。
尚、図3に示す処理では、温度変化ΔTが最大となるパルス幅を探索していないが、温度変化ΔTが最大となるパルス幅を探索し、温度変化ΔTが最大となるパルス幅で得られた発熱・放熱曲線に基づいて半田50の劣化状態を判定してもよい。
図9は、検査用駆動パルスを印加したときの半田50等の温度変化態様の一例を示す図である。図10は、図9に示す第1スイッチング素子10の温度変化態様に対する半田50の寄与率の変化態様を示す図である。
図9において、ΔTが付された曲線は、第1スイッチング素子10の温度変化を表し、δTsnが付された曲線は、半田50の温度変化を表し、δTal1が付された曲線は、アルミ板62(図2参照)の温度変化を表し、δTal2が付された曲線は、アルミ板66(図2参照)の温度変化を表し、δTalnが付された曲線は、セラミック基板64(図2参照)の温度変化を表し、δTpltが付された曲線は、ヒートシンク70(図2参照)の温度変化を表し、δTfinが付された曲線は、フィン70a(図2参照)の温度変化を表す。
図9に示すように、半田50は、比較的早く温度が飽和する。図9に示す例では、半田50は、10ms程度で飽和する。半田50の温度が飽和すると、第1スイッチング素子10の熱は、半田50よりも下層の基板60等に伝達されやすくなる。従って、図10に示すように、第1スイッチング素子10の温度に対する半田50の寄与率は、比較的早く低下していく。第1スイッチング素子10の温度に対する半田50の寄与率とは、第1スイッチング素子10から基板60等へ伝わる熱が、半田50によってどの程度遮られているかを表す。従って、寄与率が高いときの第1スイッチング素子10の温度変化態様を用いる場合には、半田50の劣化状態を精度良く判定することができる。図10に示す例では、半田50の寄与率は、数msでピーク(約40%)に達し、その後、顕著に低下して、1s後には約4%まで低下する。
尚、図3に示す処理によれば、上述の如く、処理装置100の判定出力部106は、ピーク温度Tpに基づいて半田50の劣化状態を判定する。このとき、ピーク温度Tpの発生タイミングが、半田50の寄与率がピークになるタイミングと略一致する場合には、半田50の劣化状態をより精度良く判定できることになる。この目的のため、処理装置100の調整部104は、短時間(例えば、10ms以内)にピーク温度Tpが発生するように、パルス幅を調整してもよい。これにより、半田50の劣化状態を精度良く判定することができる。
尚、図3に示す処理では、処理装置100の判定出力部106は、ピーク温度Tpに基づいて半田50の劣化状態を判定しているが、それに代えて又は加えて、他のパラメータに基づいて半田50の劣化状態を判定してもよい。他のパラメータは、例えば、ピーク温度Tpまでの温度変化ΔT、ピーク温度Tpまでの温度の上昇速度(時間に対する変化率)、所定温度(例えば、100℃)に達するまでの時間、ピーク温度Tpを超えてからの温度の下降速度(時間に対する変化率)等を含んでよい。ピーク温度Tpまでの温度の上昇速度は、ピーク温度Tpに達するまでの時間(図2のt0〜t1までの時間参照)で判定されてもよいし、印加開始から所定時間後(例えば、5μs後)の第1スイッチング素子10の温度で判定されてもよい。ピーク温度Tpを超えてからの温度の下降速度は、例えば図2に示すように、ピーク温度Tpに達した時点t1から所定時間後(例えば、5〜20μs後)の第1スイッチング素子10の温度で判定されてもよいし、ピーク温度Tpに達した時点t1から所定温度低下するまでに要する時間(図2のt1〜t2までの時間参照)で判定されてもよい。これらの各種パラメータは、任意の組合わせで使用されてよい。この際、処理装置100の判定出力部106は、以下の傾向を同様に利用して、半田50の劣化状態を判定してよい。ピーク温度Tpまでの温度変化ΔTは、半田50の劣化が進むほど大きくなる傾向となる。ピーク温度Tpまでの温度の上昇速度は、半田50の劣化が進むほど速くなる傾向となる。所定温度に達するまでの時間は、半田50の劣化が進むほど短くなる傾向となる。ピーク温度Tpを超えてからの温度の下降速度は、半田50の劣化が進むほど遅くなる傾向となる。これらは、半田50の劣化が進むほど、第1スイッチング素子10から基板60への熱の伝達が阻害されるためである。
また、処理装置100の判定出力部106は、第1スイッチング素子10に係る発熱・放熱曲線のパターン(波形)自体を、基準パターンと比較して半田50の劣化状態を判定してもよい。基準パターンは、試験データ(例えば、良品に対して同条件で検査用駆動パルスを印加したときに得られた発熱・放熱曲線)に基づいて設定されてもよい。或いは、基準温度は、第2スイッチング素子12に係る発熱・放熱曲線に基づいて設定されてもよい。これは、第2スイッチング素子12は上アームのスイッチ素子であり、使用頻度が第1スイッチング素子10に比べて有意に低く、依然として良品(健全)である可能性が高いことを利用するものである。この際、処理装置100の判定出力部106は、半田50の寄与率が比較的高い区間(例えば0〜20μsまでの区間)において発熱・放熱曲線のパターンを比較してもよい。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、主に、図1に示す第1スイッチング素子10及び第2スイッチング素子12がインバータ(電力変換装置の一例)の下アーム及び上アームのそれぞれを形成する例について説明しているが、図1に示す第1スイッチング素子10及び第2スイッチング素子12がインバータ回路3(電力変換装置の他の一例)の下アーム及び上アーム(又は上アーム及び下アーム)のそれぞれを形成する場合にも適用可能である。
また、上述した実施例では、図3のステップ312の処理では、連続して出力する検査用駆動パルスの幅は一定であるが、可変としてもよい。
また、上述した実施例では、図3に示すように、調整部104は、パルス幅の初期値を最小値に設定し(ステップ302参照)、連続パルスの印加に伴う第1スイッチング素子10の温度変化ΔTが所定温度Tth以上となるまで、パルス幅を徐々に増加させている(ステップ316)。しかしながら、調整部104は、パルス幅の初期値を最大値に設定し、連続パルスの印加に伴う第1スイッチング素子10の温度変化ΔTが所定温度Tth以上となるまで、パルス幅を徐々に低減させてもよい。
1 情報出力装置
3 インバータ回路
10 第1スイッチング素子
12 第2スイッチング素子
20 平滑コンデンサ
30 正極ライン
32 負極ライン
40 温度センサ
50 半田
100 処理装置
本開示の一局面によれば、電力変換装置の一方のアームを形成し、冷媒により冷却される基板上に半田を介して接合する第1スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子と直列に接続され、前記電力変換装置の他方のアームを形成する第2スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子に対して並列に設けられる平滑コンデンサと、
前記第1スイッチング素子の温度を測定する測定手段と、
処理装置により実現され、前記平滑コンデンサの両端の電位差が所定値以上である状態で前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子を同時にオンさせるパルスを2つ以上連続して前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子に印加する印加部と、
前記処理装置により実現され、前記2つ以上のパルスを印加する前の前記第1スイッチング素子の温度と、前記2つ以上のパルスを印加した後の前記第1スイッチング素子の温度との差が所定温度以上になるように前記パルスのパルス幅を調整する調整部と、
前記処理装置により実現され、前記パルス幅が調整された前記2つ以上のパルスの印加時における前記測定手段による測定値の変化態様に基づいて、前記半田の劣化状態を表す情報を出力する出力部とを含む、情報出力装置が提供される。
尚、図2には、模式的に、ヒートシンク70の下面側に形成される冷媒流路に、冷媒を供給するポンプ80が図示されている。ポンプ80は、供給流路82を介してヒートシンク70のフィン70a間を通る冷媒流れ(循環)を形成する。冷媒は、任意であり、空気であってもよいし、LLC(ロングライフクーラント)のような液体であってもよい。本例では、一例として、冷媒は水であるとし、ポンプ80は、ウォータポンプであるとする。
尚、図3に示す処理では、処理装置100の判定出力部106は、ピーク温度Tpに基づいて半田50の劣化状態を判定しているが、それに代えて又は加えて、他のパラメータに基づいて半田50の劣化状態を判定してもよい。他のパラメータは、例えば、ピーク温度Tpまでの温度変化ΔT、ピーク温度Tpまでの温度の上昇速度(時間に対する変化率)、所定温度(例えば、100℃)に達するまでの時間、ピーク温度Tpを超えてからの温度の下降速度(時間に対する変化率)等を含んでよい。ピーク温度Tpまでの温度の上昇速度は、ピーク温度Tpに達するまでの時間(図5のt0〜t1までの時間参照)で判定されてもよいし、印加開始から所定時間後(例えば、5μs後)の第1スイッチング素子10の温度で判定されてもよい。これらの各種パラメータは、任意の組合わせで使用されてよい。この際、処理装置100の判定出力部106は、以下の傾向を同様に利用して、半田50の劣化状態を判定してよい。ピーク温度Tpまでの温度変化ΔTは、半田50の劣化が進むほど大きくなる傾向となる。ピーク温度Tpまでの温度の上昇速度は、半田50の劣化が進むほど速くなる傾向となる。所定温度に達するまでの時間は、半田50の劣化が進むほど短くなる傾向となる。ピーク温度Tpを超えてからの温度の下降速度は、半田50の劣化が進むほど遅くなる傾向となる。これらは、半田50の劣化が進むほど、第1スイッチング素子10から基板60への熱の伝達が阻害されるためである。
例えば、上述した実施例では、主に、図1に示す第1スイッチング素子10及び第2スイッチング素子12がコンバータ(電力変換装置の一例)の下アーム及び上アームのそれぞれを形成する例について説明しているが、図1に示す第1スイッチング素子10及び第2スイッチング素子12がインバータ回路3(電力変換装置の他の一例)の下アーム及び上アーム(又は上アーム及び下アーム)のそれぞれを形成する場合にも適用可能である。

Claims (2)

  1. 電力変換装置の一方のアームを形成し、冷媒により冷却される基板上に半田を介して接合する第1スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子と直列に接続され、前記電力変換装置の他方のアームを形成する第2スイッチング素子と、
    前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子に対して並列に設けられる平滑コンデンサと、
    前記第1スイッチング素子の温度を測定する測定手段と、
    処理装置により実現され、前記平滑コンデンサの両端の電位差が所定値以上である状態で前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子を同時にオンさせるパルスを2つ以上連続して前記第1スイッチング素子及び前記第2スイッチング素子に印加する印加部と、
    前記処理装置により実現され、前記2つ以上のパルスの印加前後の前記第1スイッチング素子の温度変化が所定温度以上になるように前記パルスのパルス幅を調整する調整部と、
    前記処理装置により実現され、前記パルス幅が調整された前記2つ以上のパルスの印加時における前記測定手段による測定値の変化態様に基づいて、前記半田の劣化状態を表す情報を出力する出力部とを含む、情報出力装置。
  2. 前記測定値の変化態様は、前記測定値のピーク値、又は、前記2つ以上の前記パルスの印加前の前記測定値と前記測定値のピーク値との差である、請求項1に記載の情報出力装置。
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