JP5413294B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、温度センサを備えた電力変換装置に関する。
直流電力と交流電力との間で電力変換を行う電力変換装置として、図10、図11に示すごとく、複数個の半導体モジュール92と、該半導体モジュール92を冷却する複数個の冷却チューブ93とを積層したものが知られている(下記特許文献1参照)。
個々の半導体モジュール92は、電力変換回路を構成するスイッチング素子を内蔵した本体部920と、該スイッチング素子に導通し本体部920から突出した制御端子98及びパワー端子99を備える。パワー端子99には、直流電源(図示しない)の正電極に接続される正極端子と、直流電源の負極端子に接続される負極端子と、交流負荷に接続される交流端子とがある。
図11に示すごとく、制御端子98には、制御回路基板980が接続されている。制御回路基板980は、上記スイッチング素子のスイッチング動作を制御する。これにより、上述した正極端子と負極端子との間に印加される直流電圧を交流電圧に変換して、交流端子から出力している。
図10に示すごとく、電力変換装置90は、冷媒97を導入するための導入管95と、冷媒97を導出するための導出管96とを備える。冷媒97を導入管95に導入すると、冷媒97は連結管930を通って全ての冷却チューブ93内を流れ、導出管96から導出する。これにより、半導体モジュール92を冷却している。
複数個の冷却チューブ93のうち、積層方向xの一端に位置する冷却チューブ93aには、金属板94が面接触するよう配置されている。この金属板94に、冷媒97の温度を測定するための冷媒用温度センサ91が設けられている。
冷媒用温度センサ91は、例えば、温度の変化に伴って電気抵抗が変化するサーミスタである。制御回路基板980には、冷媒用温度センサ91の電気抵抗を測定して温度を検出する温度検出回路950が設けられている。
例えば、冷媒97の循環ポンプ(図示しない)が故障した場合等には、冷媒97の温度が高くなる。この温度上昇を、冷媒用温度センサ91、温度検出回路950によって検出し、半導体モジュール92に流れる電流を低減させるよう、制御回路基板980に設けられた制御回路が制御を行う。すなわち、冷媒用温度センサ91による、冷媒97の測定温度が予め定められた値よりも高くなった場合に、半導体モジュール92に流れる電流を抑制したり、停止したりする。
一方、個々の半導体モジュール92は、本体部920内の温度を測定するための半導体用温度センサ910を内蔵している。半導体モジュール92に過剰な電流が流れ、半導体用温度センサ910による測定温度が予め定められた値よりも高くなった場合には、半導体モジュール92に流れる電流を低減するよう、制御回路基板980に設けられた制御回路が制御を行う。
このように、従来の電力変換装置90は、冷媒97の温度を測定するための冷媒用温度センサ91と、半導体モジュール92の温度を測定するための半導体用温度センサ910との、2種類の温度センサを備えている。
特開2008−220042号公報
しかしながら、従来の電力変換装置90は、上記2種類の温度センサを備えるため、電力変換装置90の製造コストが高くなるという問題があった。また、冷媒用温度センサ91に用いる温度検出回路950を制御回路基板980に形成する必要があるため、これも製造コストを上昇させる要因になっていた。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、製造コストを低減できる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明は、電力変換回路を構成するスイッチング素子と、温度センサとを内蔵した本体部を有し、複数本の制御端子が上記本体部から突出した半導体モジュールと、
冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
直流電源の直流電圧を昇圧する昇圧回路と、その昇圧された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路とが、複数個の上記半導体モジュールによって各々形成され、個々の上記半導体モジュールは、上記スイッチング素子に逆並列接続したダイオードを備え、上記電力変換装置は、上記インバータ回路によって得られた交流電圧を用いて交流負荷を駆動する力行状態と、該交流負荷を発電機として用いて上記直流電源を充電する回生状態とを切り替え可能に構成されており、上記昇圧回路を構成する複数個の上記半導体モジュールのうち、高電位側に設けられた上記半導体モジュールは、上記力行状態において上記ダイオードに電流が流れ、低電位側に設けられた上記半導体モジュールは、上記回生状態において上記ダイオードに上記電流が流れるよう構成されており、上記制御回路は、上記力行状態では上記高電位側の半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出し、上記回生状態では上記低電位側の半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
また、本発明の別の態様は、電力変換回路を構成するスイッチング素子と、温度センサとを内蔵した本体部を有し、複数本の制御端子が上記本体部から突出した半導体モジュールと、
冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
上記制御回路は、上記被制御電流が一時的に減少するよう上記半導体モジュールを制御した後に、該半導体モジュール内の温度を測定し、その測定温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置にある(請求項2)。
また、本発明のさらに別の態様は、電力変換回路を構成するスイッチング素子と、温度センサとを内蔵した本体部を有し、複数本の制御端子が上記本体部から突出した半導体モジュールと、
冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
直流電源の直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路を複数個備え、個々の上記インバータ回路は上記半導体モジュールによって形成されており、上記制御回路は、上記複数個のインバータ回路のうち、最も出力の小さいインバータ回路を構成する上記半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出することを特徴とする電力変換装置にある(請求項4)。
本発明の作用効果について説明する。本発明では、半導体モジュール内に設けた温度センサを使って該半導体モジュールの温度を測定すると共に、上記電流センサを使って被制御電流を測定し、これら温度および被制御電流の測定値を用いて冷媒の温度を算出するよう構成した。
このようにすると、半導体モジュールに内蔵した温度センサ以外の温度センサを別途設ける必要がなくなる。すなわち、冷媒の温度と、半導体モジュール内の温度と、被制御電流の電流値との間には一定の関係があるため、この関係を予め制御回路に記憶させておけば、半導体モジュール内の測定温度と、被制御電流の電流値とを用いて、冷媒の温度を算出することができる。そのため、半導体モジュールに内蔵した温度センサ以外の温度センサ91(図11参照)や、この温度センサ91用の温度検出回路950を設ける必要がなくなり、電力変換装置の製造コストを低減させることが可能になる。
なお、電流センサは、通常、電力変換装置において、出力電流の測定のために必須となる構成部品であるため、電流センサを設けることによって、新たにコストが発生することはない。
以上のごとく、本発明によれば、製造コストを低減できる電力変換装置を提供することができる。
実施例1における、電力変換装置の断面図であって、図2のC−C断面図。 図1のA−A断面図。 図1のB−B断面図。 実施例1における、半導体モジュールの断面図であって、図5のE−E断面図。 図4のD−D断面図。 実施例1における、電力変換装置の回路図。 実施例1における、半導体モジュールの温度Tsと冷媒の温度Twの温度差ΔT(℃)と、半導体モジュールの出力(A)との関係を表したグラフ。 実施例2における、冷媒の温度を検出する際のフローチャート。 実施例3における、冷媒の温度を検出する際のフローチャート。 従来例における、電力変換装置の断面図であって、図11のG−G断面図。 従来例における、電力変換装置の断面図であって、図10のF−F断面図。
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において、上記制御回路は、上記半導体モジュールの温度と上記冷媒の温度との温度差ΔTと、上記被制御電流との関係を予め記憶しており、該関係と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とから、その測定した電流値における上記温度差ΔTを算出し、該温度差ΔTを上記半導体モジュールの温度から減算することにより、上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることが好ましい(請求項)。
このようにすると、半導体モジュール内の温度センサを使って冷媒の温度Twを容易に測定できる。すなわち、半導体モジュールの温度Tsと冷媒の温度Twとの間には温度差ΔTがあり、以下の関係式が成立する。
Tw=Ts−ΔT
半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値が高くなると、温度差ΔTは大きくなり、被制御電流が少なくなると、温度差ΔTは小さくなるが、被制御電流の電流値と温度差ΔTとの間には所定の関係が存在する(図7参照)。
従って、被制御電流と温度差ΔTとの関係を予め制御回路に記憶させておけば、その関係を使って、測定した被制御電流の電流値における温度差ΔTを求めることが可能になる。そして、求めた温度差ΔTと、半導体モジュール内の温度Tsとを上記式に代入することにより、冷媒の温度Twを容易に算出することができる。
また、直流電源の直流電圧を昇圧する昇圧回路と、その昇圧された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路とが、複数個の上記半導体モジュールによって各々形成され、個々の上記半導体モジュールは、上記スイッチング素子に逆並列接続したダイオードを備え、上記電力変換装置は、上記インバータ回路によって得られた交流電圧を用いて交流負荷を駆動する力行状態と、該交流負荷を発電機として用いて上記直流電源を充電する回生状態とを切り替え可能に構成されており、上記昇圧回路を構成する複数個の上記半導体モジュールのうち、高電位側に設けられた上記半導体モジュールは、上記力行状態において上記ダイオードに電流が流れ、低電位側に設けられた上記半導体モジュールは、上記回生状態において上記ダイオードに電流が流れるよう構成されており、上記制御回路は、上記力行状態では上記高電位側の半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出し、上記回生状態では上記低電位側の半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されている。
このようにすると、冷媒の温度Twをより正確に測定することが可能になる。すなわち、上記温度差ΔTは、ばらつきσがあり(図7参照)、このばらつきσは、IGBT等のスイッチング素子よりもダイオードの方が小さい。そのため、ダイオードに電流が流れている際に温度差ΔTを算出すれば、スイッチング素子に電流が流れている際に算出する場合よりも、ばらつきσが小さい温度差ΔTを求めることができる。そして、求めた温度差ΔTと上記Tsを上記式(Tw=Ts−ΔT)に代入することにより、冷媒の温度Twを正確に算出することができる。
また、上記制御回路は、上記被制御電流が一時的に減少するよう上記半導体モジュールを制御した後に、該半導体モジュール内の温度を測定し、その測定温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されている。
そのため、冷媒の温度Twをより正確に測定することができる。すなわち、温度差ΔTは、ばらつきσがあり(図7参照)、被制御電流が小さいほど、このばらつきσは小さくなる。そのため、被制御電流を一時的に減少させた状態で温度差ΔTを算出すれば、ばらつきσが小さい温度差ΔTを求めることができる。また、求めた温度差ΔTと上記Tsを上記式(Tw=Ts−ΔT)に代入することにより、冷媒の温度Twを正確に算出することができる。
また、上記制御回路は、上記被制御電流が流れないように上記半導体モジュールを制御した後に、該半導体モジュール内の温度を測定し、その測定温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることが好ましい(請求項)。
このようにすると、温度差ΔTのばらつきσを最小限にすることができるため、冷媒の温度Twを更に正確に算出することが可能になる。
また、直流電源の直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路を複数個備え、個々の上記インバータ回路は上記半導体モジュールによって形成されており、上記制御回路は、上記複数個のインバータ回路のうち、最も出力の小さいインバータ回路を構成する上記半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出している。
そのため、冷媒の温度Twを正確に測定できる。すなわち、上述したように、被制御電流(出力)が少ないほど、温度差ΔTのばらつきσ(図7参照)は小さくなる。そのため、複数個のインバータ回路のうち、最も出力が小さいインバータ回路を選択することにより、ばらつきσが最も小さい温度差ΔTを求めることができる。そして、求めた温度差ΔTと上記Tsとを上記式(Tw=Ts−ΔT)に代入することにより、冷媒の温度Twを正確に算出することが可能になる。
また、複数個の上記半導体モジュールと複数個の上記冷却チューブとが積層されており、上記半導体モジュールの上記本体部の両主面を上記冷却チューブで冷却するよう構成されていることが好ましい(請求項)。
このようにすると、半導体モジュールの本体部を冷却チューブで挟持して両面から冷却できるため、半導体モジュールの冷却効率を高めることができる。そのため、例えば、何らかの理由で半導体モジュールの出力が瞬間的に上昇して上記Tsが高くなり、上記関係式(Tw=Ts−ΔT)を満たさなくなった場合でも、半導体モジュールの冷却効率が高いため、冷媒の温度Tw、半導体モジュールの温度Ts、温度差ΔTが比較的短時間で上記式(Tw=Ts−ΔT)を満たすようになる。そのため、半導体モジュールの温度Tsが一時的に高くなりすぎても、その後、即座に冷媒の温度Twを正確に測定することが可能になる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる電力変換装置につき、図1〜図7を用いて説明する。
図1、図2に示すごとく、本例の電力変換装置1は、半導体モジュール2と、冷却チューブ3と、制御回路基板40とを備える。
図4に示すごとく、半導体モジュール2は、電力変換回路を構成するスイッチング素子21と、温度センサ22とを内蔵した本体部20を有する。この本体部20から制御端子23が突出している。制御端子23は、スイッチング素子21または温度センサ22に導通している。
また、図1、図2に示すごとく、冷却チューブ3は、冷媒30が流れる流路を内部に有し、半導体モジュール2を冷却している。
制御回路基板40は、制御端子23に接続されている。制御回路基板40は、スイッチング素子21の動作を制御する制御回路4を有する。
電力変換装置1は、図6に示すごとく、電流センサ5を備える。電流センサ5は、半導体モジュール2に流れる被制御電流の電流値を測定している。
制御回路4は、温度センサ22によって検出した半導体モジュール2内の温度Tsと、電流センサ5によって測定した被制御電流の電流値とを用いて、冷却チューブ3内を流れる冷媒30の温度Twを算出するよう構成されている。
以下、詳説する。
図1に示すごとく、本例の電力変換装置1は、複数個の半導体モジュール2と複数個の冷却チューブ3とを積層した積層体16を備える。そして、冷却チューブ3を用いて、半導体モジュール2の本体部20を両主面から冷却している。
隣り合う2個の冷却チューブ3は、その両端において連結管12で連結されている。また、複数個の冷却チューブ3のうち、積層体16の積層方向Xの一端に位置する冷却チューブ3aには、冷媒30の導入管13および導出管14が取り付けられている。導入管13から冷媒30を導入すると、冷媒30は連結管12を通って全ての冷却チューブ3a内を流れ、導出管14から導出する。これにより、半導体モジュール2を冷却している。
図1に示すごとく、隣り合う2個の冷却チューブ3の間には、2個の半導体モジュール2が介在している。半導体モジュール2は、図3に示すごとく、それぞれ2個のパワー端子25を備える。パワー端子25には、直流電源(図示しない)の正電極に接続される正極端子25aと、直流電源の負電極に接続される負極端子25bと、交流負荷に接続される交流端子25cとがある。制御回路基板40がスイッチング素子21のスイッチング動作を制御することにより、正極端子25aと負極端子25bとの間に印加される直流電圧を交流に変換し、交流端子25cから出力している。
一方、図4、図5に示すごとく、個々の半導体モジュール2は、本体部20の表面から露出した、金属製の2枚の放熱板26a,26bを備える。この2枚の放熱板26a,26bの間に、スイッチング素子21、温度センサ22、ダイオード24が介在している。また、上記パワー端子25は、放熱板26と一体化している。
スイッチング素子21はIGBT素子であり、温度センサ22はサーミスタである。図5に示すごとく、スイッチング素子21のエミッタ端子Eおよびコレクタ端子Cは、それぞれ放熱板26に接続している。また、ダイオード24は、スイッチング素子21に逆並列接続されている。すなわち、ダイオード24のアノードをスイッチング素子21のエミッタ端子Eに接続し、ダイオード24のカソードをスイッチング素子21のコレクタ端子Cに接続している。
図6に示すごとく、本例では、直流電源17の電圧を昇圧する昇圧回路7と、昇圧された電圧を交流に変換する3個のインバータ回路8a〜8cとを備える。上述した正極端子25aと負極端子25bとの間に印加された直流電圧を、スイッチング素子21のオンオフ動作によって交流電圧に変換し、交流端子25cから出力するよう構成されている。
半導体モジュール2の交流端子25cは、バスバー18を介して三相交流モータ19に接続されている。バスバー18には、上記電流センサ5が取り付けられている。電流センサ5には、例えばホール素子が用いられる。この電流センサ5を用いて、半導体モジュール2に流れる被制御電流の電流値を測定している。
3個のインバータ回路8a〜8cのうち、第1インバータ回路8aは、車両を前進させるための三相交流モータ19aに接続されている。また、第2インバータ回路8bは、発電用の三相交流モータ19bに接続されている。そして、第3インバータ回路8cは、四輪駆動車において、後輪を駆動させるための三相交流モータ19cに接続されている。
なお、本例の電力変換装置1は、車両に搭載するものである。電力変換装置1によって得られた交流電力を使って三相交流モータ19を駆動し、車両を走行させている。
一方、図7に示すごとく、半導体モジュール2内の温度Tsと、冷媒の温度Twとの温度差ΔTと、被制御電流との間には一定の相関関係がある。すなわち、被制御電流が大きくなるほどΔTは指数関数的に上昇するとともに、温度差ΔTのばらつきσも大きくなる。また、スイッチング素子21に電流が流れた場合の方が、ダイオード24に電流が流れた場合よりも温度差ΔT及びばらつきσが大きい。
本例では、制御回路4は、温度差ΔTと被制御電流との関係(図7のグラフ)を予め記憶している。この関係と、電流センサ5によって測定した被制御電流の電流値とから、その測定した電流値における温度差ΔTを算出する。そして、温度差ΔTを半導体モジュール2の温度Tsから減算することにより、冷媒30の温度Twを算出するよう構成されている。
冷媒30の温度Twが予め定められた値よりも高くなった場合には、半導体モジュール2の被制御電流を低減させる等の制御を制御回路4が行う。
また、本例では、図6に示すごとく、直流電源17の直流電圧を昇圧する昇圧回路7と、その昇圧された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路8とが、複数個の半導体モジュール2によって各々形成されている。個々の半導体モジュール2は、スイッチング素子21に逆並列接続したダイオード24を備える。
電力変換装置1は、インバータ回路8によって得られた交流電圧を用いて交流負荷19を駆動する力行状態と、交流負荷19を発電機として用いて直流電源17を充電する回生状態とを切り替え可能に構成されている。
昇圧回路7を構成する複数個の半導体モジュール2のうち、高電位側に設けられた半導体モジュール2aは、力行状態においてダイオード24に電流Iが流れる。また、低電位側に設けられた半導体モジュール2bは、回生状態においてダイオード24に電流Iが流れるよう構成されている。
制御回路4は、力行状態では高電位側の半導体モジュール2a内の温度Tsを用いて冷媒30の温度Twを算出し、回生状態では低電位側の半導体モジュール2b内の温度Tsを用いて冷媒30の温度Twを算出するよう構成されている。
本例の作用効果について説明する。本例では、半導体モジュール2内に設けた温度センサ22(図4、図5参照)を使って半導体モジュール2の温度Tsを測定すると共に、電流センサ5(図6参照)を使って被制御電流を測定し、これら温度Tsおよび被制御電流の測定値を用いて冷媒30の温度Twを算出するよう構成した。
このようにすると、半導体モジュール2に内蔵した温度センサ22以外の温度センサを別途設ける必要がなくなる。すなわち、冷媒30の温度Twと、半導体モジュール2内の温度Tsと、被制御電流の電流値との間には一定の関係があるため、この関係を予め制御回路4に記憶させておけば、半導体モジュール2内の測定温度Tsと、被制御電流の電流値とを用いて、冷媒30の温度Twを算出することができる。そのため、半導体モジュール2に内蔵した温度センサ22以外の温度センサ91(図11参照)や、この温度センサ91用の温度検出回路950を設ける必要がなくなり、電力変換装置1の製造コストを低減させることが可能になる。
また、本例の制御回路4は、半導体モジュール2の温度Tsと冷媒30の温度Twとの温度差ΔTと、被制御電流との関係(図7参照)を予め記憶している。この関係と、電流センサ5によって測定した被制御電流の電流値とから、その測定した電流値における温度差ΔTを算出する。そして、温度差ΔTを半導体モジュール2の温度Tsから減算することにより、冷媒30の温度Twを算出する。
このようにすると、半導体モジュール2内の温度センサ22を使って冷媒30の温度Twを容易に測定できる。すなわち、半導体モジュール2の温度Tsと冷媒30の温度Twとの間には温度差ΔTがあり、以下の関係式が成立する。
Tw=Ts−ΔT
半導体モジュール2に流れる被制御電流の電流値が高くなると、温度差ΔTは大きくなり、被制御電流が少なくなると、温度差ΔTは小さくなるが、被制御電流の電流値と温度差ΔTとの間には所定の関係が存在する(図7参照)。
従って、被制御電流と温度差ΔTとの関係を予め制御回路4に記憶させておけば、その関係を使って、測定した被制御電流の電流値における温度差ΔTを求めることが可能になる。そして、求めた温度差ΔTと、半導体モジュール2内の温度Tsとを上記式に代入することにより、冷媒30の温度Twを容易に算出することができる。
また、本例の制御回路4は、力行状態では高電位側の半導体モジュール2a(図6参照)内の温度Tsを用いて冷媒30の温度Twを算出し、回生状態では低電位側の半導体モジュール2b内の温度Tsを用いて冷媒30の温度Twを算出する。
このようにすると、冷媒30の温度Twをより正確に測定することが可能になる。すなわち、温度差ΔTは、ばらつきσがあり(図7参照)、このばらつきσは、IGBT等のスイッチング素子21よりもダイオード24の方が小さい。そのため、ダイオード24に電流Iが流れている際に温度差ΔTを算出すれば、スイッチング素子21に電流が流れている際に算出する場合よりも、ばらつきσが小さい温度差ΔTを求めることができる。そして、求めた温度差ΔTと上記Tsを上記式(Tw=Ts−ΔT)に代入することにより、冷媒30の温度Twを正確に算出することができる。
また、本例では、図1、図2に示すごとく、複数個の半導体モジュール2と複数個の冷却チューブ3とが積層されており、半導体モジュール2の本体部20の両主面を冷却チューブ3で冷却するよう構成されている。
このようにすると、半導体モジュール2の本体部20を冷却チューブ3で挟持して両面から冷却できるため、半導体モジュール2の冷却効率を高めることができる。そのため、例えば、何らかの理由で半導体モジュール2の出力が瞬間的に上昇して上記Tsが高くなり、上記関係式(Tw=Ts−ΔT)を満たさなくなった場合でも、半導体モジュール2の冷却効率が高いため、冷媒30の温度Tw、半導体モジュール2の温度Ts、温度差ΔTが比較的短時間で式(Tw=Ts−ΔT)を満たすようになる。そのため、半導体モジュール2の温度Tsが一時的に高くなりすぎても、その後、即座に冷媒30の温度Twを正確に測定することが可能になる。
以上のごとく、本例によれば、製造コストを低減できる電力変換装置1を提供することができる。
(実施例2)
本例は、半導体モジュール2内の温度Tsを測定するタイミングを変更した例である。
本例の制御回路4は、被制御電流が一時的に減少するよう半導体モジュール2を制御した後に、該半導体モジュール2内の温度Tsを測定し、その測定温度を用いて冷媒30の温度Twを算出する。
本例における制御回路4のフローチャートを図8に示す。本例では、冷媒30の温度Twを検出する際に、まず、被制御電流が0Aか否かを判断する(ステップS1)。ここで被制御電流が0Aと判断された場合はステップS2に進み、半導体モジュール2内の温度Tsを測定する。被制御電流が0Aの場合は、ΔTが殆ど0になる(図7参照)。すなわち、Ts≒Twとなる。そのため、被制御電流が0Aの状態で測定した半導体モジュール2内の温度Tsは、冷媒30の温度Twと略等しい。
また、ステップS1において被制御電流が0Aではないと判断した場合は、ステップS3に移動し、被制御電流を低減させる。ステップS3では、被制御電流を可能な限り低減させることが好ましい。例えば、被制御電流を0Aにすることが好ましい。
その後、ステップS4に移動し、冷媒30の温度Twを検出する。そして、ステップS5に移り、被制御電流を元の値に戻す。
その他、実施例1と同様の構成を備える。
本例の作用効果について説明する。上記構成にすると、冷媒30の温度Twをより正確に測定することができる。すなわち、温度差ΔTは、ばらつきσがあり(図7参照)、被制御電流が小さいほど、このばらつきσは小さくなる。そのため、被制御電流を一時的に減少させた状態で温度差ΔTを算出すれば、ばらつきσが小さい温度差ΔTを求めることができる。また、求めた温度差ΔTと上記Tsを上記式(Tw=Ts−ΔT)に代入することにより、冷媒30の温度Twを正確に算出することができる。
また、図8のステップS3において、被制御電流を0Aにする場合は、温度差ΔTのばらつきσを最小限にすることができるため(図7参照)、冷媒30の温度Twを更に正確に算出することが可能になる。
その他、実施例1と同様の作用効果を備える。
(実施例3)
本例は、温度Tsを測定する半導体モジュール2を変更した例である。本例では、実施例1と同様に、複数個のインバータ回路8a〜8cを有する(図6参照)。本例の制御回路4のフローチャートを図9に示す。本例では、複数個のインバータ回路8a〜8cのうち、最も出力の小さいインバータ回路8を構成する半導体モジュール2内の温度Tsを用いて冷媒30の温度Twを算出する。
すなわち、冷媒30の温度Twを算出する際には、まず、複数個のインバータ回路8a〜8cのうち、第1インバータ回路8aの出力が一番小さいか否かを判断する(ステップS11)。ここでYes(第1インバータ回路8aの出力が一番小さい)と判断された場合はステップS12に移動し、第1インバータ回路8aを構成する半導体モジュール2内の温度Tsを測定すると共に、その出力時における温度差ΔTを求める。そして、温度Tsの測定値および温度差ΔTを上記式(Tw=Ts−ΔT)に代入することにより、冷媒30の温度Twを算出する。
ステップS11でNo(第1インバータ回路8aの出力が一番小さくない)と判断された場合は、ステップS13に移り、第2インバータ回路8bの出力が一番小さいか否かを判断する。ここでYesと判断された場合はステップS14に移動する。ステップS14では、第2インバータ回路8bを構成する半導体モジュール2内の温度Tsを測定すると共に、その出力時における温度差ΔTを求める。そして、温度Tsの測定値よび温度差ΔTを上記式(Tw=Ts−ΔT)に代入することにより、冷媒30の温度Twを算出する。
また、ステップS13でNoと判断された場合は、ステップS15に移動する。ステップS15では、第3インバータ回路8cを構成する半導体モジュール2内の温度Tsを測定すると共に、その出力時における温度差ΔTを求める。そして、温度Tsの測定値よび温度差ΔTを上記式(Tw=Ts−ΔT)に代入することにより、冷媒30の温度Twを算出する。
その他、実施例1と同様の構成を備える。
本例の作用効果について説明する。上記構成を採用すると、冷媒30の温度Twを正確に測定できる。すなわち、上述したように、被制御電流(出力)が少ないほど、ΔTのばらつきσ(図7参照)は小さくなる。そのため、複数個のインバータ回路8a〜8cのうち、最も出力が小さいインバータ回路8を選択することにより、ばらつきσが最も小さい温度差ΔTを求めることができる。そして、求めた温度差ΔTと上記温度Tsとを式(Tw=Ts−ΔT)に代入することにより、冷媒30の温度Twを正確に算出することが可能になる。
また、本例では、昇圧回路7(図6参照)を備えない場合でも、インバータ回路8a〜8cを構成する半導体モジュール2を用いて、冷媒30の温度Twを正確に算出できる。
その他、実施例1と同様の作用効果を備える。
1 電力変換装置
2 半導体モジュール
20 本体部
21 スイッチング素子
22 温度センサ
23 制御端子
24 ダイオード
3 冷却チューブ
4 制御回路
40 制御回路基板
5 電流センサ

Claims (6)

  1. 電力変換回路を構成するスイッチング素子と、温度センサとを内蔵した本体部を有し、複数本の制御端子が上記本体部から突出した半導体モジュールと、
    冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
    上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
    上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
    上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
    上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
    直流電源の直流電圧を昇圧する昇圧回路と、その昇圧された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路とが、複数個の上記半導体モジュールによって各々形成され、個々の上記半導体モジュールは、上記スイッチング素子に逆並列接続したダイオードを備え、上記電力変換装置は、上記インバータ回路によって得られた交流電圧を用いて交流負荷を駆動する力行状態と、該交流負荷を発電機として用いて上記直流電源を充電する回生状態とを切り替え可能に構成されており、上記昇圧回路を構成する複数個の上記半導体モジュールのうち、高電位側に設けられた上記半導体モジュールは、上記力行状態において上記ダイオードに電流が流れ、低電位側に設けられた上記半導体モジュールは、上記回生状態において上記ダイオードに上記電流が流れるよう構成されており、上記制御回路は、上記力行状態では上記高電位側の半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出し、上記回生状態では上記低電位側の半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
  2. 電力変換回路を構成するスイッチング素子と、温度センサとを内蔵した本体部を有し、複数本の制御端子が上記本体部から突出した半導体モジュールと、
    冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
    上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
    上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
    上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
    上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
    上記制御回路は、上記被制御電流が一時的に減少するよう上記半導体モジュールを制御した後に、該半導体モジュール内の温度を測定し、その測定温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
  3. 請求項2において、上記制御回路は、上記被制御電流が流れないように上記半導体モジュールを制御した後に、該半導体モジュール内の温度を測定し、その測定温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
  4. 電力変換回路を構成するスイッチング素子と、温度センサとを内蔵した本体部を有し、複数本の制御端子が上記本体部から突出した半導体モジュールと、
    冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
    上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
    上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
    上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
    上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
    直流電源の直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路を複数個備え、個々の上記インバータ回路は上記半導体モジュールによって形成されており、上記制御回路は、上記複数個のインバータ回路のうち、最も出力の小さいインバータ回路を構成する上記半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出することを特徴とする電力変換装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項において、上記制御回路は、上記半導体モジュールの温度と上記冷媒の温度との温度差ΔTと、上記被制御電流との関係を予め記憶しており、該関係と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とから、その測定した電流値における上記温度差ΔTを算出し、該温度差ΔTを上記半導体モジュールの温度から減算することにより、上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項において、複数個の上記半導体モジュールと複数個の上記冷却チューブとが積層されており、上記半導体モジュールの上記本体部の両主面を上記冷却チューブで冷却するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
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