JP5413294B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
個々の半導体モジュール92は、電力変換回路を構成するスイッチング素子を内蔵した本体部920と、該スイッチング素子に導通し本体部920から突出した制御端子98及びパワー端子99を備える。パワー端子99には、直流電源(図示しない)の正電極に接続される正極端子と、直流電源の負極端子に接続される負極端子と、交流負荷に接続される交流端子とがある。
冷媒用温度センサ91は、例えば、温度の変化に伴って電気抵抗が変化するサーミスタである。制御回路基板980には、冷媒用温度センサ91の電気抵抗を測定して温度を検出する温度検出回路950が設けられている。
冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
直流電源の直流電圧を昇圧する昇圧回路と、その昇圧された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路とが、複数個の上記半導体モジュールによって各々形成され、個々の上記半導体モジュールは、上記スイッチング素子に逆並列接続したダイオードを備え、上記電力変換装置は、上記インバータ回路によって得られた交流電圧を用いて交流負荷を駆動する力行状態と、該交流負荷を発電機として用いて上記直流電源を充電する回生状態とを切り替え可能に構成されており、上記昇圧回路を構成する複数個の上記半導体モジュールのうち、高電位側に設けられた上記半導体モジュールは、上記力行状態において上記ダイオードに電流が流れ、低電位側に設けられた上記半導体モジュールは、上記回生状態において上記ダイオードに上記電流が流れるよう構成されており、上記制御回路は、上記力行状態では上記高電位側の半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出し、上記回生状態では上記低電位側の半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
また、本発明の別の態様は、電力変換回路を構成するスイッチング素子と、温度センサとを内蔵した本体部を有し、複数本の制御端子が上記本体部から突出した半導体モジュールと、
冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
上記制御回路は、上記被制御電流が一時的に減少するよう上記半導体モジュールを制御した後に、該半導体モジュール内の温度を測定し、その測定温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置にある(請求項2)。
また、本発明のさらに別の態様は、電力変換回路を構成するスイッチング素子と、温度センサとを内蔵した本体部を有し、複数本の制御端子が上記本体部から突出した半導体モジュールと、
冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
直流電源の直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路を複数個備え、個々の上記インバータ回路は上記半導体モジュールによって形成されており、上記制御回路は、上記複数個のインバータ回路のうち、最も出力の小さいインバータ回路を構成する上記半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出することを特徴とする電力変換装置にある(請求項4)。
このようにすると、半導体モジュールに内蔵した温度センサ以外の温度センサを別途設ける必要がなくなる。すなわち、冷媒の温度と、半導体モジュール内の温度と、被制御電流の電流値との間には一定の関係があるため、この関係を予め制御回路に記憶させておけば、半導体モジュール内の測定温度と、被制御電流の電流値とを用いて、冷媒の温度を算出することができる。そのため、半導体モジュールに内蔵した温度センサ以外の温度センサ91(図11参照)や、この温度センサ91用の温度検出回路950を設ける必要がなくなり、電力変換装置の製造コストを低減させることが可能になる。
なお、電流センサは、通常、電力変換装置において、出力電流の測定のために必須となる構成部品であるため、電流センサを設けることによって、新たにコストが発生することはない。
本発明において、上記制御回路は、上記半導体モジュールの温度と上記冷媒の温度との温度差ΔTと、上記被制御電流との関係を予め記憶しており、該関係と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とから、その測定した電流値における上記温度差ΔTを算出し、該温度差ΔTを上記半導体モジュールの温度から減算することにより、上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることが好ましい(請求項5)。
このようにすると、半導体モジュール内の温度センサを使って冷媒の温度Twを容易に測定できる。すなわち、半導体モジュールの温度Tsと冷媒の温度Twとの間には温度差ΔTがあり、以下の関係式が成立する。
Tw=Ts−ΔT
半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値が高くなると、温度差ΔTは大きくなり、被制御電流が少なくなると、温度差ΔTは小さくなるが、被制御電流の電流値と温度差ΔTとの間には所定の関係が存在する(図7参照)。
そのため、冷媒の温度Twをより正確に測定することができる。すなわち、温度差ΔTは、ばらつきσがあり(図7参照)、被制御電流が小さいほど、このばらつきσは小さくなる。そのため、被制御電流を一時的に減少させた状態で温度差ΔTを算出すれば、ばらつきσが小さい温度差ΔTを求めることができる。また、求めた温度差ΔTと上記Tsを上記式(Tw=Ts−ΔT)に代入することにより、冷媒の温度Twを正確に算出することができる。
このようにすると、温度差ΔTのばらつきσを最小限にすることができるため、冷媒の温度Twを更に正確に算出することが可能になる。
そのため、冷媒の温度Twを正確に測定できる。すなわち、上述したように、被制御電流(出力)が少ないほど、温度差ΔTのばらつきσ(図7参照)は小さくなる。そのため、複数個のインバータ回路のうち、最も出力が小さいインバータ回路を選択することにより、ばらつきσが最も小さい温度差ΔTを求めることができる。そして、求めた温度差ΔTと上記Tsとを上記式(Tw=Ts−ΔT)に代入することにより、冷媒の温度Twを正確に算出することが可能になる。
このようにすると、半導体モジュールの本体部を冷却チューブで挟持して両面から冷却できるため、半導体モジュールの冷却効率を高めることができる。そのため、例えば、何らかの理由で半導体モジュールの出力が瞬間的に上昇して上記Tsが高くなり、上記関係式(Tw=Ts−ΔT)を満たさなくなった場合でも、半導体モジュールの冷却効率が高いため、冷媒の温度Tw、半導体モジュールの温度Ts、温度差ΔTが比較的短時間で上記式(Tw=Ts−ΔT)を満たすようになる。そのため、半導体モジュールの温度Tsが一時的に高くなりすぎても、その後、即座に冷媒の温度Twを正確に測定することが可能になる。
本発明の実施例にかかる電力変換装置につき、図1〜図7を用いて説明する。
図1、図2に示すごとく、本例の電力変換装置1は、半導体モジュール2と、冷却チューブ3と、制御回路基板40とを備える。
図4に示すごとく、半導体モジュール2は、電力変換回路を構成するスイッチング素子21と、温度センサ22とを内蔵した本体部20を有する。この本体部20から制御端子23が突出している。制御端子23は、スイッチング素子21または温度センサ22に導通している。
制御回路基板40は、制御端子23に接続されている。制御回路基板40は、スイッチング素子21の動作を制御する制御回路4を有する。
電力変換装置1は、図6に示すごとく、電流センサ5を備える。電流センサ5は、半導体モジュール2に流れる被制御電流の電流値を測定している。
制御回路4は、温度センサ22によって検出した半導体モジュール2内の温度Tsと、電流センサ5によって測定した被制御電流の電流値とを用いて、冷却チューブ3内を流れる冷媒30の温度Twを算出するよう構成されている。
以下、詳説する。
隣り合う2個の冷却チューブ3は、その両端において連結管12で連結されている。また、複数個の冷却チューブ3のうち、積層体16の積層方向Xの一端に位置する冷却チューブ3aには、冷媒30の導入管13および導出管14が取り付けられている。導入管13から冷媒30を導入すると、冷媒30は連結管12を通って全ての冷却チューブ3a内を流れ、導出管14から導出する。これにより、半導体モジュール2を冷却している。
スイッチング素子21はIGBT素子であり、温度センサ22はサーミスタである。図5に示すごとく、スイッチング素子21のエミッタ端子Eおよびコレクタ端子Cは、それぞれ放熱板26に接続している。また、ダイオード24は、スイッチング素子21に逆並列接続されている。すなわち、ダイオード24のアノードをスイッチング素子21のエミッタ端子Eに接続し、ダイオード24のカソードをスイッチング素子21のコレクタ端子Cに接続している。
半導体モジュール2の交流端子25cは、バスバー18を介して三相交流モータ19に接続されている。バスバー18には、上記電流センサ5が取り付けられている。電流センサ5には、例えばホール素子が用いられる。この電流センサ5を用いて、半導体モジュール2に流れる被制御電流の電流値を測定している。
冷媒30の温度Twが予め定められた値よりも高くなった場合には、半導体モジュール2の被制御電流を低減させる等の制御を制御回路4が行う。
電力変換装置1は、インバータ回路8によって得られた交流電圧を用いて交流負荷19を駆動する力行状態と、交流負荷19を発電機として用いて直流電源17を充電する回生状態とを切り替え可能に構成されている。
制御回路4は、力行状態では高電位側の半導体モジュール2a内の温度Tsを用いて冷媒30の温度Twを算出し、回生状態では低電位側の半導体モジュール2b内の温度Tsを用いて冷媒30の温度Twを算出するよう構成されている。
このようにすると、半導体モジュール2に内蔵した温度センサ22以外の温度センサを別途設ける必要がなくなる。すなわち、冷媒30の温度Twと、半導体モジュール2内の温度Tsと、被制御電流の電流値との間には一定の関係があるため、この関係を予め制御回路4に記憶させておけば、半導体モジュール2内の測定温度Tsと、被制御電流の電流値とを用いて、冷媒30の温度Twを算出することができる。そのため、半導体モジュール2に内蔵した温度センサ22以外の温度センサ91(図11参照)や、この温度センサ91用の温度検出回路950を設ける必要がなくなり、電力変換装置1の製造コストを低減させることが可能になる。
Tw=Ts−ΔT
半導体モジュール2に流れる被制御電流の電流値が高くなると、温度差ΔTは大きくなり、被制御電流が少なくなると、温度差ΔTは小さくなるが、被制御電流の電流値と温度差ΔTとの間には所定の関係が存在する(図7参照)。
このようにすると、半導体モジュール2の本体部20を冷却チューブ3で挟持して両面から冷却できるため、半導体モジュール2の冷却効率を高めることができる。そのため、例えば、何らかの理由で半導体モジュール2の出力が瞬間的に上昇して上記Tsが高くなり、上記関係式(Tw=Ts−ΔT)を満たさなくなった場合でも、半導体モジュール2の冷却効率が高いため、冷媒30の温度Tw、半導体モジュール2の温度Ts、温度差ΔTが比較的短時間で式(Tw=Ts−ΔT)を満たすようになる。そのため、半導体モジュール2の温度Tsが一時的に高くなりすぎても、その後、即座に冷媒30の温度Twを正確に測定することが可能になる。
本例は、半導体モジュール2内の温度Tsを測定するタイミングを変更した例である。
本例の制御回路4は、被制御電流が一時的に減少するよう半導体モジュール2を制御した後に、該半導体モジュール2内の温度Tsを測定し、その測定温度を用いて冷媒30の温度Twを算出する。
本例における制御回路4のフローチャートを図8に示す。本例では、冷媒30の温度Twを検出する際に、まず、被制御電流が0Aか否かを判断する(ステップS1)。ここで被制御電流が0Aと判断された場合はステップS2に進み、半導体モジュール2内の温度Tsを測定する。被制御電流が0Aの場合は、ΔTが殆ど0になる(図7参照)。すなわち、Ts≒Twとなる。そのため、被制御電流が0Aの状態で測定した半導体モジュール2内の温度Tsは、冷媒30の温度Twと略等しい。
また、ステップS1において被制御電流が0Aではないと判断した場合は、ステップS3に移動し、被制御電流を低減させる。ステップS3では、被制御電流を可能な限り低減させることが好ましい。例えば、被制御電流を0Aにすることが好ましい。
その後、ステップS4に移動し、冷媒30の温度Twを検出する。そして、ステップS5に移り、被制御電流を元の値に戻す。
その他、実施例1と同様の構成を備える。
その他、実施例1と同様の作用効果を備える。
本例は、温度Tsを測定する半導体モジュール2を変更した例である。本例では、実施例1と同様に、複数個のインバータ回路8a〜8cを有する(図6参照)。本例の制御回路4のフローチャートを図9に示す。本例では、複数個のインバータ回路8a〜8cのうち、最も出力の小さいインバータ回路8を構成する半導体モジュール2内の温度Tsを用いて冷媒30の温度Twを算出する。
その他、実施例1と同様の構成を備える。
また、本例では、昇圧回路7(図6参照)を備えない場合でも、インバータ回路8a〜8cを構成する半導体モジュール2を用いて、冷媒30の温度Twを正確に算出できる。
その他、実施例1と同様の作用効果を備える。
2 半導体モジュール
20 本体部
21 スイッチング素子
22 温度センサ
23 制御端子
24 ダイオード
3 冷却チューブ
4 制御回路
40 制御回路基板
5 電流センサ
Claims (6)
- 電力変換回路を構成するスイッチング素子と、温度センサとを内蔵した本体部を有し、複数本の制御端子が上記本体部から突出した半導体モジュールと、
冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
直流電源の直流電圧を昇圧する昇圧回路と、その昇圧された直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路とが、複数個の上記半導体モジュールによって各々形成され、個々の上記半導体モジュールは、上記スイッチング素子に逆並列接続したダイオードを備え、上記電力変換装置は、上記インバータ回路によって得られた交流電圧を用いて交流負荷を駆動する力行状態と、該交流負荷を発電機として用いて上記直流電源を充電する回生状態とを切り替え可能に構成されており、上記昇圧回路を構成する複数個の上記半導体モジュールのうち、高電位側に設けられた上記半導体モジュールは、上記力行状態において上記ダイオードに電流が流れ、低電位側に設けられた上記半導体モジュールは、上記回生状態において上記ダイオードに上記電流が流れるよう構成されており、上記制御回路は、上記力行状態では上記高電位側の半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出し、上記回生状態では上記低電位側の半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。 - 電力変換回路を構成するスイッチング素子と、温度センサとを内蔵した本体部を有し、複数本の制御端子が上記本体部から突出した半導体モジュールと、
冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
上記制御回路は、上記被制御電流が一時的に減少するよう上記半導体モジュールを制御した後に、該半導体モジュール内の温度を測定し、その測定温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項2において、上記制御回路は、上記被制御電流が流れないように上記半導体モジュールを制御した後に、該半導体モジュール内の温度を測定し、その測定温度を用いて上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
- 電力変換回路を構成するスイッチング素子と、温度センサとを内蔵した本体部を有し、複数本の制御端子が上記本体部から突出した半導体モジュールと、
冷媒が流れる流路を内部に有し、上記半導体モジュールと直接または間接的に接触して該半導体モジュールを冷却する冷却チューブと、
上記制御端子に接続され、上記スイッチング素子の動作を制御する制御回路を備えた制御回路基板と、
上記半導体モジュールに流れる被制御電流の電流値を測定する電流センサとを備え、
上記複数本の制御端子には、上記スイッチング素子に導通したものと、上記温度センサに導通したものとがあり、
上記制御回路は、上記温度センサによって検出した上記半導体モジュール内の温度と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とを用いて、上記冷却チューブ内を流れる上記冷媒の温度を算出するよう構成されており、
直流電源の直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路を複数個備え、個々の上記インバータ回路は上記半導体モジュールによって形成されており、上記制御回路は、上記複数個のインバータ回路のうち、最も出力の小さいインバータ回路を構成する上記半導体モジュール内の温度を用いて上記冷媒の温度を算出することを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項において、上記制御回路は、上記半導体モジュールの温度と上記冷媒の温度との温度差ΔTと、上記被制御電流との関係を予め記憶しており、該関係と、上記電流センサによって測定した上記被制御電流の電流値とから、その測定した電流値における上記温度差ΔTを算出し、該温度差ΔTを上記半導体モジュールの温度から減算することにより、上記冷媒の温度を算出するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
- 請求項1〜請求項5のいずれか1項において、複数個の上記半導体モジュールと複数個の上記冷却チューブとが積層されており、上記半導体モジュールの上記本体部の両主面を上記冷却チューブで冷却するよう構成されていることを特徴とする電力変換装置。
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