JP2016017327A - 防音パネルの製造方法および防音パネル - Google Patents

防音パネルの製造方法および防音パネル Download PDF

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Abstract

【課題】防音パネルの遮音性を図りながら背面板部の腐食を防止することを目的とする。【解決手段】防音パネル1の製造方法は、遮音性を有する第1背面板部23およびその前面側に延びる第1周壁部を有する第1箱状体2をアルミニウム材料で製造する工程と、遮音性を有する第2背面板部33およびその前面側に延びる第2周壁部を有する第2箱状体3をアルミニウム材料で製造する工程と、第2箱状体3の第2周壁部を、第2背面板部33が第1背面板部23から背面側に離間するように、第1箱状体2に連結することにより、本体部10を形成する工程と、吸音材6を第1箱状体2に収納する工程と、前面板4を第1箱状体2の第1周壁部の前縁に取り付ける工程とを含む。【選択図】図10

Description

本発明は、防音パネルの製造方法および防音パネルに関する。
従来より、高速道路や鉄道の線路沿いなどにおいて、高速道路を走行する車両等から発生する騒音が周辺住民に影響を与えないように、高速道路の脇などに防音パネルが設置される。
防音パネルは、特許文献1に記載されているように、多数の貫通孔を有する前面板部と、遮音性を有する背面板部と、左右の側面板部と、上面板部および下面板部とによりパネル状に形成された中空体内に、吸音材が内装された構造を有している。このような防音パネルは、前面板部が道路側を向き、背面板部が住民側を向くように、道路の脇に設置される。
前面板部は、多数の貫通孔を有するために、加工性がよいアルミニウム合金板などが採用される。一方、背面板部は、貫通孔を有しない板状のものであり、強度や遮音性を持たせるために、亜鉛メッキ鋼板などが用いられる。したがって、この背面板部は、アルミニウム合金などからなる前面板部と比較して錆びやすい。そこで、特許文献1記載の防音パネルでは、雨が降ったときに雨水が上面板部から専ら前面板部に流れて背面板部には流れ落ちないようにするために、上面板部が前面板部側に傾斜している。
特開2001−220715号公報
しかし、上記のような防音パネルでは、前面板部には、多数の貫通孔が開口しているので、道路を走行する車両が道路上に溜まる雨水を跳ね上げたときに、貫通孔を通して、当該雨水が防音パネル内に侵入して背面板部を腐食させるおそれがある。
また、豪雪地帯などでは、道路上に塩化カリウムなどの融雪剤が散布されることがある。融雪剤が雪解け水に溶けたものが、前面板部の貫通孔から防音パネル内に侵入した場合には、アルミニウム合金製の前面板部と亜鉛メッキ鋼板からなる背面板部との間において電食が生じやすく、前面板部よりもイオン化傾向の高い背面板部が早期に腐食するおそれがある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、防音パネルの遮音性を図りながら背面板部の腐食を防止することを目的とする。
発明者らは、上記の課題を解決するために、まず、背面板部の腐食防止の観点から、背面板部を腐食しにくいアルミニウム材料で製造することを考えた。しかし、アルミニウム材料は、鋼板などと比較して比重が小さいので、遮音性を確保することが難しいという問題がある。また、遮音性の確保のために、防音パネル内の中空部分に金属板などの遮音材を別途取り付けた場合には、防音パネルの組立てが複雑になるとともに作業時間が長くなるという問題がある。一方、アルミニウム製の背面板部の背面側の面に金属板などの遮音材を積層させても、遮音材による遮音効果は大きく増加しない。
そこで、発明者らは鋭意検討を重ねた結果、アルミニウム製の2つの箱状体を組み合わせることによって、背面板部の腐食防止と遮音性の確保を両立した防音パネルを、容易に製造することが可能であることを見出し、本発明を創作するに至った。
すなわち、本発明の防音パネルの製造方法は、中空の本体部と、多数の貫通孔を有する前面板と、吸音性を有する吸音材とを備えた防音パネルの製造方法であって、遮音性を有する第1背面板部、および当該第1背面板部の周縁から当該第1背面板部の前面側に延びる第1周壁部を有する第1箱状体をアルミニウム材料で製造する工程と、遮音性を有する第2背面板部、および当該第2背面板部の周縁から当該第2背面板部の前面側に延びる第2周壁部を有する第2箱状体をアルミニウム材料で製造する工程と、前記第2箱状体の前記第2周壁部を、前記第2背面板部が前記第1背面板部から背面側に離間するように、前記第1箱状体に連結することにより、前記本体部を形成する工程と、前記吸音材を前記第1箱状体に収納する工程と、前記前面板を前記第1箱状体の前記第1周壁部の前縁に取り付ける工程とを含むことを特徴とする。
かかる特徴によれば、中空の本体部は、背面板部をそれぞれ有する2つの箱状体、すなわち第1箱状体および第2箱状体によって形成され、これら第1箱状体および第2箱状体は、アルミニウム材料で製造されている。そのため、それぞれの背面板部の腐食を防止することが可能である。
しかも、第2箱状体の第2周壁部を第1箱状体に連結することによって、第2背面板部が第1背面板部から背面側に離間した構造、いわゆる二重壁構造を構成することが可能である。これにより、遮音材を用いて1枚の背面板部の板厚を大きくした場合よりも高い遮音性を確保することが可能である。そして、このような遮音性を確保した構造は、あらかじめ2つの箱状体を製造しておいてこれらを連結することによって容易に得られる。
前記第2周壁部は、前記第2背面板部よりも前面側へ離間し、前記第1箱状体の前記第1背面板部に当接可能な形状を有する当接部を有しており、前記当接部と前記第1背面板部とを当接した状態で互いに締結部材によって締結することによって、前記第2周壁部を前記第1背面板部に連結するのが好ましい。
このように第2周壁部の当接部が第1箱状体の第1背面板部に当接することにより、第2箱状体は、第1箱状体に対して所定の位置に正確かつ安定して位置決めされる。その状態で、当接部と第1背面板部とを締結部材によって互いに締結することによって、第2周壁部を第1背面板部に容易かつ確実に連結することが可能である。
前記締結部材は、リベットであるのが好ましい。その場合、当接部と第1背面板部とを迅速かつ確実に締結することが可能である。
また、前記第1背面板部と前記第2周壁部との間に前記第1背面板部を補強する補強材を介在させた状態で、前記第2周壁部を、前記第1箱状体の前記第1背面板部に連結するのが好ましい。
この補強材の導入は、アルミニウム材料からなる第1背面板部を有効に補強することを可能にする。また、補強材を第1背面板部と第2周壁部との間に介在させるので、補強材を第1背面板部と第2周壁部の連結によって固定できる。第1箱状体または第2箱状体の内部に取り付ける必要が無く、補強材の取付けが容易である。
また、本発明の防音パネルは、アルミニウム材料で製造され、遮音性を有する第1背面板部、および当該第1背面板部の周縁から当該第1背面板部の前面側に延びる第1周壁部を有する第1箱状体と、アルミニウム材料で製造され、遮音性を有する第2背面板部、および当該第2背面板部の周縁から当該第2背面板部の前面側に延びる第2周壁部を有する第2箱状体と、前記第1箱状体の前記第1周壁部の前縁に取り付けられ、多数の貫通孔を有する前面板と、前記第1箱状体に収納され、吸音性を有する吸音材とを備え、前記第2箱状体の前記第2周壁部は、前記第2背面板部が前記第1背面板部から背面側に離間するように、前記第1箱状体に連結されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、中空の本体部は、背面板部をそれぞれ有する2つの箱状体、すなわち第1箱状体および第2箱状体によって形成され、これら第1箱状体および第2箱状体は、アルミニウム材料で製造されている。そのため、それぞれの背面板部の腐食を防止することが可能である。
しかも、第2箱状体の第2周壁部が第1箱状体に連結されることによって、第2背面板部が第1背面板部から背面側に離間した構造、いわゆる二重壁構造が構成されている。これにより、遮音材を用いて1枚の背面板部の板厚を大きくした場合よりも高い遮音性を確保することが可能である。そして、このような遮音性を確保した構造は、あらかじめ2つの箱状体を製造しておいてこれらを連結することによって容易に得られる。
以上説明したように、本発明の防音パネルの製造方法および防音パネルによれば、背面板部の腐食を防止し、かつ、遮音性を確保した防音パネルを容易に組み立てることが可能である。
本発明の実施形態に係る防音パネルの設置例を示す斜視図である。 図1の防音パネルの拡大正面図である。 図1の防音パネルの側面図である。 図1の防音パネルの内部構成を示す図2のIV−IV線断面図である。 図4の防音パネルの上端部および下端部付近の拡大断面図である。 図1の防音パネルの端部が支柱に嵌合されている部分を示す拡大平面図である。拡大正面図である。 図6の防音パネルの端部の横断面図である。 図4の第2箱状体の斜視図である。 図4の第1箱状体の裏側に第2箱状体を連結する工程を示す斜視説明図である。 図5の防音パネルの分解断面図である。 図7の防音パネルの端部の分解断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の防音パネルの製造方法および防音パネルの実施形態についてさらに詳細に説明する。
図1〜3に示される防音パネル1は、道路Rの脇に沿って設置される。具体的には、高速道路などの道路Rの脇には、低い壁W(または台座)が設置され、その壁Wの上には、H型鋼からなる支柱Pが道路Rに沿って間隔をあけて設置されている。支柱Pの間には、複数枚の防音パネル1が上方から嵌め込まれ、それによって支柱Pの間を塞いでいる。これにより、防音パネル1は、支柱Pの並ぶ方向に沿って延び、その前面が道路側を向き、背面が住民側に向くように設置される。
防音パネル1は、その内部に空間を有し、横に長い形状を有するパネルである。具体的には、防音パネル1は、図3〜7に示されるように、中空の本体部10と、本体部10の前面側の開口10aに取り付けられた前面板4と、本体部10に収納された吸音材6とを備えている。前面板4は、多数の貫通孔4a(図2参照)を有しているので、道路側で発生した騒音は、当該貫通孔4aを通して本体部10の内部へ導入されて減衰される。
本体部10は、第1箱状体2と、第2箱状体3と、補強板5と、排水板7と、ワイヤ固定部8とを備えている。
第2箱状体3は、当該第1箱状体2の背面側(すなわち住民側)に連結されている。本実施形態では、第1箱状体2と第2箱状体3とは、補強板5を介在させた状態でリベット51、52などの締結部材によって互いに締結されている。
第1箱状体2および第2箱状体3は、それぞれアルミニウム材料で製造されている。アルミニウム材料は、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金などからなる。
具体的には、第1および第2箱状体2、3は、後述するように、アルミニウム合金などの薄板を曲げ成形した部品を組み合わせることによって製造される。薄板としては、強度および耐食性にすぐれ、かつ薄板で曲げなどの加工が容易な材料のものが選択される。例えば、JISの4000番台から6000番台のアルミニウム合金が選択され、好ましくは5000番台のアルミニウム合金が選択されるのが好ましい。
第1箱状体2は、図4〜5、図7、および図9に示されるように、前面側の開口2aおよびそれに連通する空間部2bを有する平たい箱状体である。第1箱状体2は、第1主板21と、第1箱状体2の両側面を構成する一対の側面構成部材22(図7および図9参照)とを備えており、それぞれ、アルミニウム材料で製造されている。
第1主板21は、1枚のアルミニウム合金などの薄板からなり、当該薄板を折り曲げることによって、第1背面板部23と、下板部24と、上板部25とが形成されている。
第1背面板部23は、貫通孔を有しない板状の部分であり、遮音性を有する。
下板部24は、第1背面板部23の下端から前面側(道路側)に延びる部分である。下板部24は、前面側へ向かうにつれて上へ向かうように傾斜している。下板部24の前面側端部24aは、下方に折り曲げられている。
上板部25は、第1背面板部23の上端から前面側(道路側)に延びる部分である。上板部25は、前面側へ向かうにつれて上へ向かうように傾斜している。上板部25の前面側端部25aは、下方に折り曲げられている。
また、側面構成部材22は、図7および図9に示されるように、1枚のアルミニウム合金などの薄板からなり、当該薄板を略コの字状に折り曲げることによって、側板部22aと、前板部22dと、後板部22bとが一体に形成されている。すなわち、側板部22aは、第1箱状体2の前後方向(すなわち道路側と住民側との間をつなぐ方向)に延びる。前板部22dおよび後板部22bは、側板部22aの前側(道路側)の縁および後側(住民側)の縁から第1箱状体2の側方(すなわち側板部22aから直交して第1箱状体2の外側へ向かう方向)に延びている。これら前板部22dおよび後板部22bは、互いに平行に延びている。
側面構成部材22の後板部22bは、第1主板21の第1背面板部23の前面側の左右両端にリベットで締結されている。
さらに、側板部22aの上端および下端から側方に延びる舌片部22cが形成されている。舌片部22cは、第1主板21の下板部24および上板部25にリベットで締結されている。
上記の第1箱状体2では、第1背面板部23の周縁において、第1背面板部23の前面側(道路側)には、上記の下板部24、上板部25、および左右両端の側面構成部材22がそれぞれ配置されている。したがって、これら下板部24、上板部25、および左右両端の側面構成部材22によって、第1背面板部23の周縁から当該第1背面板部23の前面側に延びる第1周壁部が構成されている。第1周壁部は、第1箱状体2の前面側の開口2aを形成する。第1箱状体2の開口2aは、防音パネル1の本体部10の開口10aになる。
第1箱状体2の長さは、支柱Pの間隔にほぼ等しい長さを有する。具体的には、第1箱状体2の長さは、当該第1箱状体2の両端部がH型鋼からなる支柱Pの凹部P1に嵌合することが可能な長さを有する。
第2箱状体3は、図4〜5および図7〜8に示されるように、前面側の開口3aおよびそれに連通する空間部3bを有する平たい箱状体である。第2箱状体3は、第2主板31と、第2箱状体3の両側面を構成する一対の側面構成部材32(図7〜8参照)と、それぞれの側面構成部材32と第2主板31との間に設けられた一対の蓋状部材36とを備えており、それぞれ、アルミニウム材料で製造されている。
第2主板31は、上記の第1主板21と同様に、1枚のアルミニウム合金などの薄板からなり、当該薄板を折り曲げることによって、第2背面板部33と、下板部34と、上板部35とが形成されている。
第2背面板部33は、貫通孔を有しない板状の部分であり、遮音性を有する。
下板部34は、第2背面板部33の下端から前面側(道路側)に延びる部分である。下板部34は、前面側へ向かうにつれて上へ向かうように傾斜している。下板部34の傾斜角度は、第1箱状体2の下板部24の傾斜角度と同じになるように設定されている。下板部34の前面側端部は、上方に折り曲げられることにより、第1箱状体2の第1背面板部23に対向する下側対向部分34aが形成されている。
上板部35は、第2背面板部33の上端から前面側(道路側)に延びる部分である。上板部35は、前面側へ向かうにつれて上へ向かうように傾斜している。上板部35の傾斜角度は、第1箱状体2の上板部25の傾斜角度と同じになるように設定されている。上板部35の前面側端部は、下方に折り曲げられることにより、上記の第1背面板部23に対向する上側対向部分35aが形成されている。
側面構成部材32は、図7〜8に示されるように、1枚のアルミニウム合金などの薄板からなり、当該薄板を略Z字状に折り曲げることによって、前側対向部32aと、側板部32bと、後側対向部32cとが形成されている。すなわち、側板部32bは、第2箱状体3の前後方向(すなわち道路側と住民側との間をつなぐ方向)に延びる。前側対向部32aおよび後側対向部32cは、側板部32bの前側(道路側)の縁および後側(住民側)の縁からそれぞれ側板部32bから直交する方向に延びている。前側対向部32aは、第1背面板部23に対向するように配置されている。後側対向部32cは、前側対向部32aから背面側に離間した位置において、前側対向部32aと平行でかつ前側対向部32aの延びる方向と反対の方向に延びている。
さらに、側板部32aの上端および下端から側方に延びる舌片部32dが形成されている。舌片部32dは、第2主板31の下板部34および上板部35にリベットで締結されている。
蓋状部材36は、図7〜8に示されるように、1枚のアルミニウム合金などの薄板からなり、当該薄板を折り曲げることによって、板状の第1部分36aと、当該第1部分36aの両側の端縁から背面側に延びる第2部分36bおよび第3部分36cとが形成されている。
第1部分36aは、第2背面板部33の前面側において当該第2背面板部33と平行に延びる。第1部分36aと側面構成部材32の後側対向部32cとは、互いに面接触した状態でリベットなどの締結部材によって互いに連結されている。第2部分36bは、第2背面板部33の両側縁から前面側に延びる側縁延長部33aに対して面接触した状態でリベットなどの締結部材によって互いに連結されている。第3部分36cの背面側端部は、第2背面板部33の前面に当接している。
一対の側面構成部材32は、図8に示されるように、第2箱状体3の両側面を構成するように、第2箱状体3の下板部34と上板部35との間をつなぐ方向、すなわち上下方向に延びている。また、蓋状部材36も側面構成部材32と同様に上下方向に延びている。
上記の第2箱状体3では、第2背面板部33の周縁において、第2背面板部33の前面側には、上記の下板部34、上板部35、および左右両端における側面構成部材32および蓋状部材36がそれぞれ配置されている。したがって、これら下板部34、上板部35、および左右両端における側面構成部材32および蓋状部材36によって、第2背面板部33の周縁から当該第2背面板部33の前面側に延びる第2周壁部が構成されている。第2周壁部は、第2箱状体3の前面側の開口3aを形成する。
そして、このような第2周壁部は、第2背面板部33よりも前面側へ離間し、第1箱状体2の第1背面板部23に当接可能な形状を有する当接部として、下側対向部分34aおよび上側対向部分35a(図5参照および図8参照)、ならびに前側対向部32a(図7〜8参照)を有している。
これら下側対向部分34a、上側対向部分35a、および前側対向部32aは、補強板5を介在させた状態で第1箱状体2の第1背面板部23に対向させ、その状態で当該第1背面板部23にリベットで締結される。これにより、第2箱状体3は、第1箱状体2の背面側に連結される。
また、本実施形態では、アルミニウム材料で製造された第2主板31の第2背面板部33を補強するために、第2背面板部33の背面側(住民側)において、図4および図8に示されるリブ3cが形成されている。リブ3cは、第2背面板部33の長手方向に延びている。リブ3cは、第2背面板部33における上板部34と下板部35との接続端部の中間位置において、当該第2背面板部33の一部が前面側に突出することによって形成されている。
第2箱状体3の長さは、支柱Pの間隔にほぼ等しい長さを有する。具体的には、第2箱状体3の長さは、当該第2箱状体3の両端部がH型鋼からなる支柱Pの住民側の部分P2の一部(例えば、支柱Pの幅の半分程度)を覆うことが可能な長さを有する。
なお、上記の本体部10では、第1箱状体2と第2箱状体3とを連結した状態では、図6〜7に示されるように、第1箱状体2の両端部と第2箱状体3の両端部とは、第2箱状体3の側板部32bの前後方向の長さ分だけ離間している。これにより、本体部10の両端部には、支柱Pの住民側の部分P2が挿入されるスリット10bが形成されている。
排水板7は、図4〜5に示されるように、第1箱状体2の内部において、下板部24の近傍に配置されている。排水板7は、1枚のアルミニウム合金などの薄板からなり、当該薄板を折り曲げることによって、傾斜部7aと、取付部7bとが形成されている。傾斜部7aは、第1箱状体2の前面側に向かうにつれて下降するように傾斜している。取付部7bは、第1背面板部23に対して平行に延びている。取付部7bは、リベット52などの締結部材によって第1背面板部23に締結される。これにより、排水板7は、前面板4の貫通孔4aを通して道路側から水が第1箱状体2の内部に侵入したときには、当該水を第1箱状体2の前面側(道路側)に形成された開口2aに案内して住民側に流れることを防ぐ機能を有する。排水板7によって第1箱状体2の前面側(道路側)に案内された水は、前面板4または第1箱状体2のいずれかに形成された排水孔(図示せず)を通して防音パネル1の外部に排出される。
ワイヤ固定部8は、防音パネル1をクレーンなどによって吊り下げて移動させる際に、ワイヤを固定することが可能な部分である。ワイヤ固定部8は、第1箱状体2の両端にそれぞれ取り付けられている。ワイヤ固定部8は、アイボルトなどのワイヤを固定可能な部品を備えている。また、ワイヤ固定部8は、防音パネル1を支柱Pの間に嵌め込まれた状態において、支柱Pの延びる方向に沿って配索されたワイヤを固定することが可能である。これによって、道路Rを走行する車両が防音パネル1に衝突したときに、防音パネル1が支柱Pの間から脱落するおそれを低減することが可能である。
なお、本実施形態では、支柱Pの延びる方向に沿って配索されたワイヤが、ワイヤ固定部8に固定されやすいように、第1箱状体2の上板部25および下板部24のそれぞれに凹部25b、24bが形成されている。
前面板4は、本体部10の前面側の開口10aを閉じる板状の部材である。前面板4は、例えば、1枚のアルミニウム合金などの薄板からなり、当該薄板には、多数の微細な貫通孔4aが形成されている。貫通孔4aの内径は、道路側で発生した騒音の振動波が当該貫通孔4aを通過したときに当該振動波のエネルギーが低減できる程度の大きさに設定される。
前面板4の上端部4bは、第1箱状体2の上板部25の上面に当接するように、背面側に折り曲がっている。一方、前面板4の下端部4cは、第1箱状体2の下板部24の前面側端部24aに嵌合するように、背面側において上方に折り返されている。
吸音材6は、吸音性を有するものであり、例えば、1枚のアルミニウム合金などの薄板に微細な貫通孔6aを形成することにより製造されている。貫通孔6aの内径は、騒音の振動波が当該貫通孔6aを通過したときに当該振動波のエネルギーが低減できる程度の大きさに設定される。
本実施形態では、複数の吸音材6が、前面板4に対して平行でかつ当該前面板4の背面側に間隔をあけて並ぶように、第1箱状体2の空間部2b内に配置されている。前面板4と吸音材6との間、および吸音材6同士の間にそれぞれ空間を設けることによって、それらの空間内部の空気によって振動波のエネルギーを吸収(減衰)させることが可能である。
上記のように構成された防音パネル1では、道路側で発生する騒音の振動波は、まず、前面板4の微細な貫通孔4aを通過して本体部10に入る。このとき、振動波は、微細な貫通孔4aを通過する際にエネルギーが減衰され、さらに、本体部10の内部の吸音材6によってエネルギーが減衰される。これによって、騒音の振動エネルギーの大半は、低減される。さらに、本体部10内部には、前面板4から背面側に並ぶように互いに離間した2枚の背面板部(第1背面板部23および第2背面板部33)が配置されているので、第1背面板部23と第2背面板部33との間に騒音の振動エネルギーを空気によって減衰させるための空間(すなわち、第2箱状体3の空間部3b)が確保される。これら2枚の背面板部23、33による騒音の振動エネルギーを遮る機能と、これらの背面板部の間の空間による振動エネルギーを減衰する機能によって、騒音の振動エネルギーはほとんど解消される。その結果、防音パネル1の背面側(住民側)には騒音の影響が及ばないようになる。
上記のように構成された防音パネル1は、以下の手順で製造される。
まず、第1箱状体2および第2箱状体3がそれぞれアルミニウム材料で製造される。
第1箱状体2を製造する場合、具体的には、図10に示されるように、アルミニウム合金などの薄板からなる第1主板21の上部および下部がそれぞれ前面側に折り曲げられることにより、第1背面板部23、下板部24、および上板部25が形成される。さらに、アルミニウム合金などの薄板が略コの字状に折り曲げられて図11に示される左右一対の側面構成部材22が形成される。ついで、図11に示されるように、それぞれの側面構成部材22の後板部22bが第1背面板部23の前面側の両端部にリベット63によって締結される。さらに、側面構成部材22の側板部22aの上端および下端から側方に延びる舌片部22cは、第1主板21の下板部24および上板部25にリベット(図示せず)で締結される。これにより、これら下板部24、上板部25、および左右両端の側面構成部材22によって、第1背面板部23の周縁から当該第1背面板部23の前面側に延びる第1周壁部が形成される。その結果、第1背面板部23および第1周壁部を有する第1箱状体2が形成される。
上記のように第1箱状体2が製造された後、アイボルトなどからなるワイヤ固定部8が側面構成部材22の側板部22aに取り付けられる。
また、第2箱状体3を製造する場合、具体的には、図10に示されるように、アルミニウム合金などの薄板からなる第2主板31の上部および下部がそれぞれ前面側に折り曲げられることにより、第2背面板部33、下板部34、および上板部35が形成される。さらに、アルミニウム合金などの薄板が折り曲げられて一対の側面構成部材32および一対の蓋状部材36が形成される。ついで、図11に示されるように、それぞれの蓋状部材36の第2部分36bが第2背面板部33の側縁延長部33aにリベット61によって締結される。さらに、それぞれの側面構成部材32の後側対向部32cが蓋状部材36の第1部分36aにリベット62によって締結される。さらに、側面構成部材32の側板部32bの上端および下端から側方に延びる舌片部32dは、第2主板31の下板部34および上板部35にリベット(図示せず)で締結される。
これにより、これら下板部34、上板部35、ならびに左右両端の側面構成部材32および蓋状部材36によって、第2背面板部33の周縁から当該第2背面板部33の前面側に延びる第2周壁部が形成される。その結果、第2背面板部33および第2周壁部を有する第2箱状体3が形成される。
つぎに、第1箱状体2と第2箱状体3とを連結して本体部10が形成される。具体的には、まず、図8に示されるように、第2箱状体3が第2背面板部33が下向きになるように水平な作業台(図示せず)などの上に載せられる。ついで、第1箱状体2が、補強板5を介在させた状態で、第1背面板部23が下向きになるように、第2箱状体3の上に載せられる。これにより、第2箱状体3の第2周壁部の前面側の当接部、すなわち、図8および図10〜11に示される下側対向部分34a、上側対向部分35a、および前側対向部32aが、補強板5を介在させた状態で、第1箱状体2の第1背面板部23に対向する。このとき、第2背面板部33は、第1背面板部23から背面側に離間する位置に配置される。
その後、図10〜11に示されるように、下側対向部分34a、補強板5、第1背面板部23、および排水板7の取付部7bがリベット52によって互いに締結される。そして、図10に示されるように、上側対向部分35a、補強板5、および第1背面板部23がリベット51によって互いに締結される。
さらに、図11に示されるように、排水板7の取付部7bが存在する第1箱状体2の下端部では、前側対向部32a、補強板5、第1背面板部23、および排水板7の取付部7bがリベット54によって互いに締結される。また、取付部7bの設置位置よりも高い場所では、取付部7bを含めずに、前側対向部32a、補強板5、および第1背面板部23がリベット54によって互いに締結される。
以上のようにして本体部10が形成される。
本体部10が形成された後、複数の吸音材6が、第1箱状体2の開口2aを通して当該第1箱状体2の空間部2bに収納される。吸音材6は、各吸音材6の吸音性能を確保するために、互いに前後方向に離間した位置に配置される。
最後に、前面板4が、第1箱状体2の第1周壁部の前縁の開口2aを閉じるように取り付けられる。具体的には、まず、前面板4における上方に折り曲げられた下端部4cが、第1箱状体2の下板部24の前面側端部24aに嵌合される。それとともに、第1箱状体2の上板部25の前面側端部25aが前面板4に当接される。その後、前面板4における背面側に折り曲げられた上端部4bと第1箱状体2の上板部25とがリベット53で締結される。そして、図2および図11に示されるように、前面板4の両端近傍の部分と第1箱状体2の側面構成部材22の前板部22dとがリベット55で締結される。以上のようにして、防音パネル1が製造される。
(特徴)
(1)
本実施形態の防音パネル1およびその製造方法では、中空の本体部10は、背面板部23、33をそれぞれ有する2つの箱状体2、3、すなわち第1箱状体2および第2箱状体3によって形成され、これら第1箱状体2および第2箱状体3は、アルミニウム材料で製造されている。そのため、それぞれの背面板部23、33の腐食を防止することが可能である。
しかも、第2箱状体3の第2周壁部(本実施形態では、下板部34、上板部35、ならびに左右両端の側面構成部材32および蓋状部材36)を第1箱状体2に連結することによって、第2背面板部33が第1背面板部23から背面側に離間した構造、いわゆる二重壁構造を構成することが可能である。これにより、遮音材を用いて1枚の背面板部の板厚を大きくした場合よりも高い遮音性を確保することが可能である。そして、このような遮音性を確保した構造は、あらかじめ2つの箱状体2、3を製造しておいてこれらを連結することによって容易に得られる。
(2)
本実施形態の防音パネル1のおよびその製造方法では、上記の第2周壁部は、第2背面板部33よりも前面側へ離間し、第1箱状体2の第1背面板部23に当接可能な形状を有する当接部(本実施形態では、下側対向部分34a、上側対向部分35a、および前側対向部32a)を有している。これら当接部と第1背面板部23とを当接した状態で互いにリベットなどの締結部材によって締結されることによって、第2周壁部が第1背面板部23に連結する。このように第2周壁部の当接部が第1箱状体2の第1背面板部23に当接することにより、第2箱状体3は、第1箱状体2に対して所定の位置に正確かつ安定して位置決めされる。その状態で、当接部と第1背面板部23とを締結部材によって互いに締結することによって、第2周壁部を第1背面板部23に容易かつ確実に連結することが可能である。
(3)
本実施形態の防音パネル1およびその製造方法では、締結部材として、リベットが採用されているので、当接部と第1背面板部23とを迅速かつ確実に締結することが可能である。なお、本発明では締結部材をリベットに限定するものではなく、他の締結部材、例えばボルトとナットの組合せなども本発明の締結部材として採用される
(4)
本実施形態の防音パネル1およびその製造方法では、第1背面板部23と第2周壁部との間に第1背面板部23を補強する補強板5を介在させた状態で、第2周壁部が、第1箱状体2の第1背面板部23に連結されている。このような補強板5の導入は、アルミニウム材料からなる第1背面板部23を有効に補強することを可能にする。また、補強板5を第1背面板部23と第2周壁部との間に介在させるので、補強板5を第1背面板部23と第2周壁部の連結によって固定できる。第1箱状体2または第2箱状体3の内部に取り付ける必要が無く、補強板5の取付けが容易である。
(変形例)
(A)
上記実施形態では、第1箱状体2と第2箱状体3とを連結するときに、これらの間に補強板5を介在させているが、本発明はこれに限定するものではなく、補強板5を省略して第1箱状体2と第2箱状体3とを直接連結してもよい。例えば、第2箱状体3の当接部(図8および図10〜11に示される下側対向部分34a、上側対向部分35a、および前側対向部32a)を第1箱状体2の第1背面板部23に当接させて当該第1背面板部23にリベットなどで締結することにより、第1箱状体2と第2箱状体3とを直接連結してもよい。
(B)
上記実施形態では、第2箱状体3の上記の当接部が第1箱状体2の第1背面板部23に締結されることによって、第1箱状体2と第2箱状体3とが連結されているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第2箱状体3の上板部35および下板部34などの第2周壁部を構成する部分を、第1箱状体2の上板部25および下板部24などの第1周壁部を構成する部分に対して、ブラケットなどを介して連結したり、溶接したりすることによって、第1箱状体2と第2箱状体3とを連結するようにしてもよい。
(C)
吸音材6は、第1箱状体2だけでなく、第2箱状体3にも収納してもよい。
1 吸音パネル
2 第1箱状体
3 第2箱状体
4 前面板
5 補強板
6 吸音材
23 第1背面板部
33 第2背面板部
51〜55、61〜63 リベット(締結部材)

Claims (5)

  1. 中空の本体部と、
    多数の貫通孔を有する前面板と、
    吸音性を有する吸音材と、
    を備えた防音パネルの製造方法であって、
    遮音性を有する第1背面板部、および当該第1背面板部の周縁から当該第1背面板部の前面側に延びる第1周壁部を有する第1箱状体をアルミニウム材料で製造する工程と、
    遮音性を有する第2背面板部、および当該第2背面板部の周縁から当該第2背面板部の前面側に延びる第2周壁部を有する第2箱状体をアルミニウム材料で製造する工程と、
    前記第2箱状体の前記第2周壁部を、前記第2背面板部が前記第1背面板部から背面側に離間するように、前記第1箱状体に連結することにより、前記本体部を形成する工程と、
    前記吸音材を前記第1箱状体に収納する工程と、
    前記前面板を前記第1箱状体の前記第1周壁部の前縁に取り付ける工程と
    を含むことを特徴とする防音パネルの製造方法。
  2. 前記第2周壁部は、前記第2背面板部よりも前面側へ離間し、前記第1箱状体の前記第1背面板部に当接可能な形状を有する当接部を有しており、
    前記当接部と前記第1背面板部とを当接した状態で互いに締結部材によって締結することによって、前記第2周壁部を前記第1背面板部に連結する、
    請求項1に記載の防音パネルの製造方法。
  3. 前記締結部材は、リベットである、
    請求項2に記載の防音パネルの製造方法。
  4. 前記第1背面板部と前記第2周壁部との間に前記第1背面板部を補強する補強材を介在させた状態で、前記第2周壁部を、前記第1箱状体の前記第1背面板部に連結する、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の防音パネルの製造方法。
  5. 中空の本体部と、
    多数の貫通孔を有する前面板と、
    吸音性を有する吸音材と
    を備えており、
    前記本体部は、
    アルミニウム材料で製造され、遮音性を有する第1背面板部、および当該第1背面板部の周縁から当該第1背面板部の前面側に延びる第1周壁部を有する第1箱状体と、
    アルミニウム材料で製造され、遮音性を有する第2背面板部、および当該第2背面板部の周縁から当該第2背面板部の前面側に延びる第2周壁部を有する第2箱状体と
    を有しており、
    前記本体部は、前記第2箱状体の前記第2周壁部は、前記第2背面板部が前記第1背面板部から背面側に離間するように、前記第1箱状体に連結されることにより、形成されており、
    前記前面板は、前記第1箱状体の前記第1周壁部の前縁に取り付けられ、
    前記吸音材は、前記第1箱状体に収納されている、
    防音パネル。
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