JP2020125624A - 防音パネル及び防音壁 - Google Patents
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Abstract
Description
風雨で防音パネルが損傷するおそれも少なく耐久性が向上する。
図5は、防音パネル1を示す鉛直断面図であり、図6は、防音パネル1のパネル本体2単体を示す斜視図、図7は、パネル本体2を示す右側面図である。図5〜図7に示すように、本実施形態に係るパネル本体2は、防音パネル1の背面部(背面板)を構成する成形材からなり、騒音側となる正面が開放された正面視矩形箱状の筐体である。
吸音材3は、樹脂繊維や発泡樹脂からなる吸音材であり、本実施形態に係る吸音材3は、ポリエステル樹脂の繊維材が採用されている。勿論、本発明に係る吸音材は、他の合成樹脂からなる繊維材でもよいし、発泡樹脂などの多孔質材などであってもよい。要するに、本発明に係る吸音材は、吸音材内において、音のエネルギーを熱エネルギーに変換して騒音を減衰して吸音できるものであれば適用可能である。
本実施形態に係る面材4は、ポリエステル繊維などの樹脂繊維からなる繊維材の不織布である。面材4を繊維材とするのは、繊維材の繊維の隙間から騒音をある程度透過して騒音源から遠い背面側にある前述の吸音材3で吸音するためである。
押えプレート5は、図5、図9に示すように、上端部が折れ曲がった部材であり、短冊帯板状の板材からなる押えプレート本体50と、上端に設けられた段部51など、から構成されている。この段部51は、上段の防音パネル1の嵌合部である下面パネル22内に収まるように階段状に成形されたものである。また、これらの押えプレート本体50及び段部51には、前述の側面パネル23,24の正面部23a,24aに、ビスでねじ止めするためのビス孔5aが複数穿設されている。図9は、防音パネル1の押えプレート5を示す斜視図である。
次に、図10を用いて、防音パネルの面材の目付量と吸音率の関係について説明する。図10は、防音パネル1の垂直入射吸音率測定試験の結果を示すグラフである。この垂直入射吸音率測定試験は、JIS A 1405規格に基づき、音響管を用いて、前述の防音パネル1の面材4の不織布の目付量と厚さを種々変更して、面材4及び吸音材3(24K50mm厚)に対して音が垂直に入射するときの吸音率を1/3オクターブ毎の各周波数において測定したものである。
従来、紫外線や風雨を避けるため、吸音材を金属製のパネル筐体や、特許文献2で示した金属製の支持枠や中桟で被覆隠蔽していた。しかし、以上説明した防音パネル1及び防音壁によれば、クッション性を有する繊維材の不織布からなる面材4で吸音材3を被覆しているので、幼児や子供など人が接触したり衝突したりした場合であっても、指や身体の一部が挟まれるなど怪我するおそれが極めて少ない。また、騒音を面材4で反射せずに透過させて吸音材3で確実に吸音することができる。
2:パネル本体
20:背面パネル
21:上面パネル
22:下面パネル
21a,22a:折返し部
23,24:側面パネル
23a,24a:正面部
(23b)24b:背面部
3:吸音材
30:主吸音材
31:上吸音材
32:下吸音材
4:面材
4a:折り目
4b:折返し部
5:押えプレート
50:押えプレート本体
51:段部
H1:支柱
V1:ビス
Claims (8)
- 騒音源からの騒音を吸収して騒音の拡散を抑える防音パネルであって、
騒音源側となる正面が開放された成形材からなるパネル本体と、前記パネル本体に収容されて騒音を吸収する吸音材と、を備え、
前記パネル本体の正面は、繊維材からなりクッション性を有する面材により前記吸音材を収容した状態で被覆されていること
を特徴とする防音パネル。 - 前記面材は、左右の端部である支柱で隠蔽される位置において、短冊状の押えプレートを介して前記パネル本体に固定されていること
を特徴とする請求項1に記載の防音パネル。 - 前記面材は、前記パネル本体の上下の嵌合形状に応じて折り目が形成されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の防音パネル。 - 前記面材の目付量は、210g/m2以上720g/m2以下となっていること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の防音パネル。 - 前記面材の厚さは、3mm以上8mm以下であること
を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の防音パネル。 - 前記パネル本体の背面には、曲げ剛性を向上させるための溝が形成され、前記溝の周囲にも前記吸音材が挿置されていること
を特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の防音パネル。 - 複数の支柱と、前記複数の支柱間に、騒音源からの騒音を吸収して騒音の拡散を抑える防音パネルが複数段に亘って挿置された防音壁であって、
前記防音パネルは、騒音源側となる正面が開放された成形材からなるパネル本体と、前記パネル本体に収容されて騒音を吸収する吸音材と、を備え、
前記パネル本体の正面は、繊維材からなりクッション性を有する面材により前記吸音材を収容した状態で被覆されていること
を特徴とする防音壁。 - 前記面材の左右の両端部分は、短冊状の押えプレートを介して前記パネル本体にねじ止め固定され、前記押えプレートは、前記支柱で隠蔽されていること
を特徴とする請求項7に記載の防音壁。
Priority Applications (1)
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JP2019018159A JP2020125624A (ja) | 2019-02-04 | 2019-02-04 | 防音パネル及び防音壁 |
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2019
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