JP2007255052A - 透光性防音板および防音壁 - Google Patents
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Abstract
【課題】既設の透光板ユニットを再利用し、これに吸音性を付与した透光性防音板およびそれを用いた防音壁を提供する。
【解決手段】本発明は、透光遮音板21と枠材3からなる透光板ユニット2を利用するものであり、この透光板ユニット2の透光遮音板21との間に空間42を隔てて、透光性の膜状材料と多孔材料を積層した透光性吸音材41を取り付けて吸音性を付加し、その透光性吸音材41を音源側に向けて配置(図1では、左方向が音源側なので、(B)では前後反転させて表している)するようにした透光性防音板4である。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明は、透光遮音板21と枠材3からなる透光板ユニット2を利用するものであり、この透光板ユニット2の透光遮音板21との間に空間42を隔てて、透光性の膜状材料と多孔材料を積層した透光性吸音材41を取り付けて吸音性を付加し、その透光性吸音材41を音源側に向けて配置(図1では、左方向が音源側なので、(B)では前後反転させて表している)するようにした透光性防音板4である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、透光性防音板および防音壁に関するものであって、特に、既設の透光板ユニットを利用して吸音性を付与する改良に関する。
従来、透光性のある防音壁として、透明樹脂板からなる遮音材を金属製の枠材でパネル化した透光板ユニットを所定の間隔で建て込まれたH形支柱の間に落とし込んで設置した防音壁があるが、この防音壁は透光性と遮音性はあるが吸音性がないため、道路や鉄道を走行する車両から発生する騒音が防音壁に反射して十分な騒音低減効果が得られない問題があり、この対策として、音源側(道路側、線路側)に透明の吸音材を取り付ける方法が提案されている。(特許文献1を参照のこと)
この特許文献1の方法は、図10(A)に示すように、既設の防音壁としてH形支柱(図示せず)に嵌合させて建て込まれている、透明樹脂などの透光遮音板11を上下枠材12、13、側辺枠材(図示せず)でパネル化した透光板ユニット1を対象として、その音源側に透光性吸音材14を取り付けるものである。そのためには、透光遮音板11の押縁材15を一度取り外してから、押縁材を兼ねる額縁部材16を透光遮音パネルの枠材11、12の内側に取り付け、次いで透光性吸音材14をその額縁部材16に固定する方法により行われる。(図10(B)参照)
しかし、既設の透光板ユニット1には、透光遮音板11がパネル枠の音源側(道路側)寄りに設置されたものがあり、前記手段では、透光性吸音材14と透光遮音板11との間に十分な厚さの空間を確保することが困難で、幅広い周波数にわたって高い吸音性能を得ることができない問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、既設の透光板ユニットを再利用し、これに吸音性を付与した透光性防音板およびそれを用いた防音壁を提供する。
上記の問題は、枠材と、音源側に配置するようにした透光遮音板とからなる透光板ユニットを利用して、その透光板ユニットの背面側に透光性の膜状材料と多孔材料を積層した透光性吸音材を前記透光板ユニットの透光遮音板との間に空間を隔てて取り付け、その透光性吸音材を音源側に向けて配置するようにしたことを特徴とする吸音性を付加した本発明の透光性防音板によって、解決することができる。さらに、前記透光板ユニットが既設の遮音壁から取り外した透光板ユニットであるのが好ましい。
上記の問題は、前記の透光性防音板を、透光性吸音材を取り付けた面を対象音源側に向け、所定の間隔で建て込まれたH形支柱の間に落とし込んで設置したことを特徴とする透光・吸音・遮音性を備えた本発明の防音壁によって解決される。また、透光性吸音材を取り付けた面を対象音源側に向けた前記の透光性防音板と、その透光性防音板とは構造を異にする枠材を有する防音板とを所定の間隔で建て込まれたH形支柱の間に、上下に配設し
た防音壁であって、その上下合わせ目に嵌合材を配置したことを特徴とする透光・吸音・遮音性を備えた本発明の防音壁によっても解決される。
た防音壁であって、その上下合わせ目に嵌合材を配置したことを特徴とする透光・吸音・遮音性を備えた本発明の防音壁によっても解決される。
(1)本発明は透光板からなる吸音性のない防音壁の改築や新設の防音壁にも利用できる。また、取り外した透光板に吸音性を付加し機能向上させながら再利用するものであるから、資材の有効利用と節約を図ることができる。
(2)本発明の透光性防音板を設置した防音壁は、透光・吸音・遮音機能を有するため、透光板のみで構成された防音壁に見られる走行車輌の騒音が防音壁面に反射して騒音値が上昇することを軽減できるので周辺環境の改善に大きく貢献できる。
よって本発明は、従来の問題点を解消した透光性防音板および防音壁として、実用的価値はきわめて大なるものがある。
よって本発明は、従来の問題点を解消した透光性防音板および防音壁として、実用的価値はきわめて大なるものがある。
次に、本発明の透光性防音板および防音壁に係る実施形態について、図1〜9を参照しながら説明する。
本発明の透光性防音板4は、図1(A)に示すような枠材3の音源側に配置してある透光遮音板21と枠材3とからなる透光板ユニット2を利用するものであり、この透光板ユニット2の背面側において透光遮音板21との間に空間42を隔てて、(図1(B)参照)、透光性の膜状材料と多孔材料を積層した透光性吸音材41を取り付けて吸音性を付加し、その透光性吸音材41を音源側に向けて配置(図1では、左方向が音源側なので、(B)では前後反転させて表している)するようにした透光性防音板4である。
本発明の透光性防音板4は、図1(A)に示すような枠材3の音源側に配置してある透光遮音板21と枠材3とからなる透光板ユニット2を利用するものであり、この透光板ユニット2の背面側において透光遮音板21との間に空間42を隔てて、(図1(B)参照)、透光性の膜状材料と多孔材料を積層した透光性吸音材41を取り付けて吸音性を付加し、その透光性吸音材41を音源側に向けて配置(図1では、左方向が音源側なので、(B)では前後反転させて表している)するようにした透光性防音板4である。
そして、この透光性防音板4は、次の手順で製作できる。
1)透光遮音板21と枠材3からなる透光板ユニット2を既設の防音壁のH形支柱から取り外す。必要に応じて、防音板製作工場などへ持ち帰る。
2)取り外した透光板ユニット2を清掃する。
3)透光板ユニット2の背面側において枠材3の内面に沿って、新たに四周枠材43を配置し固定する。
4)この四周枠材43の前面に透光性吸音材41を固定し、空間42を隔てて、透光遮音板21とは対抗配置する。なお、音源側には、透光性吸音材41が向くように用いられる。
1)透光遮音板21と枠材3からなる透光板ユニット2を既設の防音壁のH形支柱から取り外す。必要に応じて、防音板製作工場などへ持ち帰る。
2)取り外した透光板ユニット2を清掃する。
3)透光板ユニット2の背面側において枠材3の内面に沿って、新たに四周枠材43を配置し固定する。
4)この四周枠材43の前面に透光性吸音材41を固定し、空間42を隔てて、透光遮音板21とは対抗配置する。なお、音源側には、透光性吸音材41が向くように用いられる。
(利用する透光板ユニット)
本発明の利用される既設の透光板ユニット2としては、図1(A)、図2に示すように、透明樹脂製の透光遮音板21が金属製のパネル枠材3に組み込まれたもので、透光遮音板21にはアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂の透明板が使用されている。一般に厚さ5〜15mm、高さ1000mm、横幅2000〜4000mm程度の大型板が用いられる。
本発明の利用される既設の透光板ユニット2としては、図1(A)、図2に示すように、透明樹脂製の透光遮音板21が金属製のパネル枠材3に組み込まれたもので、透光遮音板21にはアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂の透明板が使用されている。一般に厚さ5〜15mm、高さ1000mm、横幅2000〜4000mm程度の大型板が用いられる。
なお、本発明に用いられる透光板ユニット2は、その透光遮音板21と空間42を隔てて、透光性吸音材41を対抗配置するものであるから、枠材3の音源側に透光遮音板21が配置されていて、背面側に空間42を設けるための余裕空間がある構造が好ましい。
(透光性吸音材)
本発明で付加される透光性吸音材41には、透光性の膜状材料、例えば、ポリフッ化ビニルやポリフッ化エチレンなどのフッ素樹脂系フィルム、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂フィルムで、厚さが0.006〜2mm程度の透明膜材料と、多孔材料、例えば、金属ワイヤメッシュ、エキスパンドメタル、パンチングメタル
シートなどの金属製や樹脂製の網目板状材料、孔明き板状材料を積層して一体化した透光性の複合吸音材が用いられる。
本発明で付加される透光性吸音材41には、透光性の膜状材料、例えば、ポリフッ化ビニルやポリフッ化エチレンなどのフッ素樹脂系フィルム、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂フィルムで、厚さが0.006〜2mm程度の透明膜材料と、多孔材料、例えば、金属ワイヤメッシュ、エキスパンドメタル、パンチングメタル
シートなどの金属製や樹脂製の網目板状材料、孔明き板状材料を積層して一体化した透光性の複合吸音材が用いられる。
前記多孔材料の組み合わせや、多孔材料とフィルムの組み合わせ、あるいは積層枚数などは透光性吸音材41としての強度、透光性、吸音性を考慮して適宜に選択すればよい。例えば、金属メッシュ+フィルム+金属メッシュの例、金属メッシュ+フィルム+孔明き樹脂板の例、孔明き樹脂板+フィルム+孔明き樹脂板の例などあるが、特に限定されるものではない。
(透光性吸音材の取り付け)
透光性吸音材41は、図3、図4に例示するように、四周枠材43、中間枠材44からなる枠材に、適宜間隔のビス止め、リベット止めなどによって取り付けられる。この場合、中間枠材44は、四周枠材43の高さが50cm以上となる大型の場合に、補強のため四周枠材の適宜な中間に横架されるC形あるいは角筒形部材であるが、必ずしも必須の部材ではない。
透光性吸音材41は、図3、図4に例示するように、四周枠材43、中間枠材44からなる枠材に、適宜間隔のビス止め、リベット止めなどによって取り付けられる。この場合、中間枠材44は、四周枠材43の高さが50cm以上となる大型の場合に、補強のため四周枠材の適宜な中間に横架されるC形あるいは角筒形部材であるが、必ずしも必須の部材ではない。
(四周枠材)
この四周枠材43は、金属製または透明樹脂製のC形チャンネル材を四角形に枠組みしたものである。それは、強度面から鉄、アルミニウムなど金属製が好ましいが、透明合成樹脂製でも利用可能である。そして、これら四周枠材43(中間枠材44を含む)の略コ字状凹部に多孔質吸音材45a、45b、45cを装着すると、さらに吸音率を高め吸音性能を向上させることができるので好ましい。なお、この吸音材は縦横全部に装着してもよいし、部分的に装着してもよい。
この四周枠材43は、金属製または透明樹脂製のC形チャンネル材を四角形に枠組みしたものである。それは、強度面から鉄、アルミニウムなど金属製が好ましいが、透明合成樹脂製でも利用可能である。そして、これら四周枠材43(中間枠材44を含む)の略コ字状凹部に多孔質吸音材45a、45b、45cを装着すると、さらに吸音率を高め吸音性能を向上させることができるので好ましい。なお、この吸音材は縦横全部に装着してもよいし、部分的に装着してもよい。
この四周枠材43には、枠材3に固定するための固定用金具板43a(上枠用)、43b(下枠用)、43c(側枠用)を適宜個数、予め取り付けておくのがよい(図3、図4参照)。また、この固定用金具板43a(上枠用)、43b(下枠用)、43c(側枠用)は、四周枠材43の外周面に取り付けられ、枠材3に固定されるL字状に伸びた部分を設けておけばよい
(透光遮音板と透光性吸音材との間の空間)
透光遮音板と透光性吸音材との空間(空気層)42は、厚さ50〜100mm程度が好ましいが、要求性能に応じて適宜に調整すればよい。空気層を大きくすると低周波域の吸音率が高くなり、空気層を小さくすると低周波の吸音率は低くなる。なお、空気層厚さの調整は、四周枠材43の厚さを変えることや、固定用金具板43a、43b、43cの大きさや位置を調整することなどにより行うことができる。また、透光性防音板4にはH形支柱に固定した落下防止ワイヤーロープを取り付けるのもよい。
なお、本発明の透光性防音板の内部空間が外部と連通するの通気性開口を設けたり、各部材には光触媒による汚損防止処理を施しても良い。
透光遮音板と透光性吸音材との空間(空気層)42は、厚さ50〜100mm程度が好ましいが、要求性能に応じて適宜に調整すればよい。空気層を大きくすると低周波域の吸音率が高くなり、空気層を小さくすると低周波の吸音率は低くなる。なお、空気層厚さの調整は、四周枠材43の厚さを変えることや、固定用金具板43a、43b、43cの大きさや位置を調整することなどにより行うことができる。また、透光性防音板4にはH形支柱に固定した落下防止ワイヤーロープを取り付けるのもよい。
なお、本発明の透光性防音板の内部空間が外部と連通するの通気性開口を設けたり、各部材には光触媒による汚損防止処理を施しても良い。
(上下パネルの収まりと嵌合材)
同一構造の既設の透光板ユニット2を利用して構成される本発明の透光性防音板4をH支柱51間に落とし込んで、上下に組み合わせて防音壁5を構築する場合は(図5、図8を参照)、下側の透光性防音板4bの上部枠材3a上面と、上側の透光性防音板4aの下部枠材3b下面とが密着して接触するので、この上下合わせ目には格別の手当ては不必要である。
同一構造の既設の透光板ユニット2を利用して構成される本発明の透光性防音板4をH支柱51間に落とし込んで、上下に組み合わせて防音壁5を構築する場合は(図5、図8を参照)、下側の透光性防音板4bの上部枠材3a上面と、上側の透光性防音板4aの下部枠材3b下面とが密着して接触するので、この上下合わせ目には格別の手当ては不必要である。
ところが、本発明の透光性防音板と、それとは構造を異にする枠材を有する防音板、例えば、図6、図9に示すように、本発明の透光性防音板4bと、別構造の枠下面3Dbを持った防音板4Dとを組み合わせる場合がある。
このような異種の防音板4Dとしては、既設透光板ユニット2を再利用せずに新規製作した透光性防音板やグラスウールを金属枠にパネル化した金属製遮音板などがある。
このような異種の防音板4Dとしては、既設透光板ユニット2を再利用せずに新規製作した透光性防音板やグラスウールを金属枠にパネル化した金属製遮音板などがある。
これらの防音板4Dは、一般に上下の納まり部(枠材上面3Da、下面3Db)が防音板の前面側(道路側、音源側)に向かって上り勾配に形成した傾斜構造になっている。
一方、本発明の透光性防音板4a、4bは、前後反転させて使用するため(既設透光板ユニットの背面側に吸音材41を取り付け、この面を音源側に向けるため反転させる)、上下の納まり部(枠材3a上面、枠材3b下面)が道路側に対して下り勾配の傾斜構造となる。従って、本発明の透光性防音板4a、4bと異種の防音板4Dを組合せ併設する場合、そのままでは上下の合わせ目に隙間が生ずるのを避けることができない。
本発明では、その隙間を生じないよう、その上下合わせ目に嵌合材5a、5bを配置するものである。
この嵌合材としては、金属板(アルミニウム、ステンレス、亜鉛鉄板など)を図7のように、断面テーパ状に加工した折り曲げ材が利用できる。もちろん、テーパ面は、上下に当る枠材の勾配に合わせた勾配を設けることとする。
合わせ目に配置するには、予め防音板側にリベットやタッピンネジなどで固定しておくか、あるいは別部材として設置現場に搬入し、防音板の組み合わせ工事に際して下側の防音板の枠材上面に取り付ける。
この嵌合材としては、金属板(アルミニウム、ステンレス、亜鉛鉄板など)を図7のように、断面テーパ状に加工した折り曲げ材が利用できる。もちろん、テーパ面は、上下に当る枠材の勾配に合わせた勾配を設けることとする。
合わせ目に配置するには、予め防音板側にリベットやタッピンネジなどで固定しておくか、あるいは別部材として設置現場に搬入し、防音板の組み合わせ工事に際して下側の防音板の枠材上面に取り付ける。
(防音壁の構成)
本発明の透光性防音板4のみから防音壁6を設置する場合には、透光性防音板4をクレーンなどで吊り上げ、所定の間隔(2m、4mなど)で設置されたH形支柱61間に落とし込み、背面側に固定金具62を打ち込んで固定する。さらに、2段以上も同様の方法で透光性防音板4を積み上げて設置する(図5、8参照)。
本発明の透光性防音板4のみから防音壁6を設置する場合には、透光性防音板4をクレーンなどで吊り上げ、所定の間隔(2m、4mなど)で設置されたH形支柱61間に落とし込み、背面側に固定金具62を打ち込んで固定する。さらに、2段以上も同様の方法で透光性防音板4を積み上げて設置する(図5、8参照)。
本発明の透光性防音板4と上記の異種構造の防音板4Dとを併用設置する場合には、前記設置方法と同様であるが、必要に応じて上下防音板の合わせ目には予め準備した前記嵌合材5a、5bを嵌装することで、隙間のない防音壁が構成される(図6、9参照)。
かくして、本発明の透光性防音板4は、既設の防音壁から取り外した透光板に吸音性を付加し機能向上させるよう再利用するものであるから、機能向上と併せて資材の有効利用と節約を図ることができる。
また、本発明の透光性防音板4を組み合わせた防音壁の場合および本発明の透光性防音板と上記の異種構造の防音板とを組み合わせた防音壁の場合でも、既設の透光板からなる吸音性のない防音壁の材料を利用して、透光・吸音・遮音機能を有する防音壁が構築され、道路などの騒音値を軽減できるので周辺環境の改善に大きく貢献する。
2:透光板ユニット、21:透光遮音板
3:枠材
4:透光性防音板、41:透光性吸音材、42:空間、43:四周枠材
3:枠材
4:透光性防音板、41:透光性吸音材、42:空間、43:四周枠材
Claims (4)
- 枠材と、音源側に配置するようにした透光遮音板とからなる透光板ユニットを利用して、その透光板ユニットの背面側に透光性の膜状材料と多孔材料を積層した透光性吸音材を前記透光板ユニットの透光遮音板との間に空間を隔てて取り付け、その透光性吸音材を音源側に向けて配置するようにしたことを特徴とする吸音性を付加した透光性防音板。
- 前記透光板ユニットが既設の遮音壁から取り外した透光板ユニットである請求項1に記載の透光性防音板。
- 請求項1または2に記載の透光性防音板を、透光性吸音材を取り付けた面を対象音源側に向け、所定の間隔で建て込まれたH形支柱の間に落とし込んで設置したことを特徴とする透光・吸音・遮音性を備えた防音壁。
- 透光性吸音材を取り付けた面を対象音源側に向けた請求項1または2に記載の透光性防音板と、その透光性防音板とは構造を異にする枠材を有する防音板とを所定の間隔で建て込まれたH形支柱の間に、上下に配設した防音壁であって、その上下合わせ目に嵌合材を配置したことを特徴とする透光・吸音・遮音性を備えた防音壁。
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-
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