JP2016014372A - 内燃機関のオイル循環装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 内燃機関のオイル循環装置において、オイルパン内のオイルの偏りを抑制すると共に、製造を容易にする。【解決手段】 上方に向けて開口する凹部を形成する底壁11及び側壁12を有し、シリンダブロック2の下方に設けられるオイルパン3を備えた内燃機関1のオイル循環装置50であって、凹部を第1凹部25及び第2凹部26に区画するように、底壁から上方に向けて突設された隔壁22と、隔壁の突出端から下方に向けて凹設され、隔壁を厚み方向に貫通し、第1凹部及び第2凹部を連通する連通溝27とを有する。【選択図】 図6

Description

本発明は、内燃機関のオイル循環装置に関する。
内燃機関において、内燃機関本体の下端部にオイルを貯留するオイルパンを設け、オイルパン内のオイルをオイルポンプによって内燃機関の各摺動部(クランクシャフト、カムシャフト、ピストン)に輸送するオイル循環装置が広く用いられている。
このようなオイル循環装置では、車両の加減速時の慣性力や、旋回時の遠心力、路面の傾斜によってオイルパン内のオイルに偏りが生じるため、オイルポンプの吸入口を常にオイル内に配置するための工夫を要する。例えば特許文献1に係るオイル循環装置では、オイルパンの底部に互いに分離された2つの凹部を形成し、各凹部の底部同士を連通パイプによって互いに接続している。そして、2つの凹部の一方にオイルポンプの吸入口をなすストレーナを配置している。この構成によれば、慣性力等を受けてオイルが移動するときに、オイルパンの内部が2つの凹部に区画されているため、オイルの移動量(偏り)が抑制され、オイルポンプの吸入口がオイル内(油面より下)に維持され易くなる。また、連通パイプによって2つの凹部が底部で接続されているため、定常時においては2つの凹部の油面の高さが互いに等しくなる。
実開平5−57306号公報
しかしながら、特許文献1に係るオイル循環装置は、2つの凹部を接続する連通パイプを有するため、製造が困難である。具体的には、鋼板のプレス成形や樹脂の射出成形によって、オイルパン及び連通パイプを一体に形成することができない。また、オイルパンに連通パイプを溶接や接着、締結等によって結合する場合、結合するための工数が増加すると共に、結合不良によるオイル漏れを防止するために結合部の品質管理を要する。
本発明は、以上の背景に鑑み、内燃機関のオイル循環装置において、オイルパン内のオイルの偏りを抑制すると共に、製造を容易にすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、上方に向けて開口する凹部を形成する底壁(11)及び側壁(12)を有し、シリンダブロック(2)の下方に設けられるオイルパン(3)を備えた内燃機関(1)のオイル循環装置(50)であって、前記凹部を第1凹部(25)及び第2凹部(26)に区画するように、前記底壁から上方に向けて突設された隔壁(22)と、前記隔壁の突出端から下方に向けて凹設され、前記隔壁を厚み方向に貫通し、前記第1凹部及び前記第2凹部を連通する連通溝(27)とを有することを特徴とする。
この構成によれば、慣性力等を受けてオイルが移動するときに、オイルパン内の凹部が第1凹部及び第2凹部に区画されているため、オイルの移動量(偏り)が抑制される。また、第1凹部及び第2凹部は、連通溝によって連通しているため、オイルの行き来が可能であり、定常時においては第1凹部及び第2凹部の一方にオイルが偏在することが防止される。また、第1凹部及び第2凹部が隔壁によって区画され、隔壁に形成された連通溝によって第1凹部及び第2凹部が連通する構造であるため、隔壁及び連通溝を有するオイルパンを一体に形成することができる。また、第1凹部及び第2凹部を連通する連通溝が上方に向けて開口しているため、鋼板のプレス成形や樹脂の射出成形によって隔壁及び連通溝を有するオイルパンを形成することができ、製造が容易である。
また、上記の発明において、前記内燃機関の各部にオイルを圧送するオイルポンプ(40)を更に有し、前記底壁のうち、前記第1凹部に対応する第1底壁(19A)は、前記第2凹部に対応する第2底壁(19B)よりも下方に配置され、前記オイルポンプは、前記第1凹部に配置されるオイル吸入口(42A)を有し、前記連通溝の底部は、前記第2底壁と同じ高さ、又は前記第2底壁よりも下方に配置されているとよい。
この構成によれば、第1凹部は第2凹部よりも深く形成される。また、第1凹部の油面が第2凹部の油面よりも低い場合は、第2凹部のオイルが連通溝を通って第1凹部に流れるため、第1凹部の方が第2凹部よりもオイルの深さは深くなる。このような第1凹部に吸入口が配置されるため、吸入口はオイル内に留まり易くなる。
また、上記の発明において、前記第2底壁は、前記連通溝側に進むほど下方に進むように傾斜した部分を有するとよい。
この構成によれば、第2底壁上のオイルは連通溝側に流れるため、第2凹部のオイルは連通溝を通って第1凹部に流れ易くなる。
また、上記の発明において、前記オイルポンプは、前記連通溝に受容される部分を有するとよい。
この構成によれば、オイルポンプによって連通溝のオイルが通過可能な横断面積が縮小される。これにより、一時的な慣性力や遠心力等によって第1凹部のオイルが移動するときに、第1凹部から連通溝を通過して第2凹部に流れるオイル量が減少し、第1凹部に留まるオイル量が増加する。そのため、オイル吸入口はオイル内に留まり易くなる。
また、上記の発明において、前記オイルポンプは、ポンプ本体(41)と、前記ポンプ本体から延びて先端に前記オイル吸入口を形成するオイル吸入管(42)とを有し、前記オイル吸入管が、前記連通溝の内部を通過する部分を有するとよい。
この構成によれば、管であるオイル吸入管は、連通溝を比較的通過し易く、連通溝のオイルが通過可能な横断面積を大きく縮小させることができる。
また、上記の発明において、前記オイル吸入管の内部には、濾過網(43)が設けられているとよい。
この構成によれば、オイル吸入管がストレーナを構成する。
また、上記の発明において、前記ポンプ本体は、前記第2凹部に配置されているとよい。
この構成によれば、第1凹部よりも上方に配置された第2凹部にポンプ本体が配置されるため、第1凹部に貯留可能なオイル量が多くなり、オイル吸入口はオイル内に留まり易くなる。
また、上記の発明において、前記ポンプ本体は、前記連通溝の内部に受容される部分を有するとよい。
この構成によれば、ポンプ本体によって連通溝のオイルが通過可能な横断面積が縮小される。
また、上記の発明において、前記隔壁は、上方に向けて凸となり、内側に下方に向けて開口する中空部を形成する隔壁外殻部によって形成され、前記連通溝は、下方に向けて凸となり、前記隔壁外殻部を横切る連通溝外殻部によって形成されているとよい。
この構成によれば、隔壁外殻部及び連通溝外殻部はオイルパンの底壁を屈曲させる構造となるため、オイルパンの剛性を高めることができる。連通溝外殻部は、隔壁外殻部の隔壁の厚み方向における変形を抑制する。
以上の構成によれば、内燃機関のオイル循環装置において、オイルパン内のオイルの偏りを抑制すると共に、製造を容易にすることができる。
実施形態に係るオイル循環装置の平面図 図1のII−II断面図 図1のIII−III断面図 図1のIV−IV断面図 図1のV−V断面図 実施形態に係るオイル循環装置のオイルパンの平面図 図6のVII−VII断面図 図6のVIII−VIII断面図 図6のIX−IX断面図
以下、図面を参照して、本発明を自動車の内燃機関のオイル循環装置に適用した実施形態について説明する。以下の説明では、内燃機関が搭載される自動車を基準として各方向を定める。本実施形態に係る内燃機関は、シリンダ列が左右方向(幅方向)に延在するように、自動車に対して横置きに配置されている。
図1〜図5は実施形態に係るオイル循環装置50を示し、図6〜図9はオイル循環装置50のオイルパン3のみを示す。図2〜図5に示すように、内燃機関1は、シリンダブロック2と、シリンダブロック2の下方に設けられたオイルパン3とを有する。シリンダブロック2は、シリンダブロック2の上部をなし、シリンダ(不図示)が形成されるアッパブロック(不図示)と、アッパブロックの下端に結合されるロアブロック2Aとを有する。図5に示すように、ロアブロック2Aは、ラダーフレーム構造をなし、アッパブロックとの間に、クランクシャフト(不図示)を回転可能に支持する軸受を形成する。シリンダブロック2の下部は、下方に向けて開口したクランク室2Bを形成する。
図1〜図9に示すように、オイルパン3は、底壁11と、その縁部に沿って立設された前側壁12A、後側壁12B、左側壁12C及び右側壁12Dの側壁12とを有し、上方に向けて開口した凹部を形成する箱形を呈する。前側壁12A、後側壁12B、左側壁12C及び右側壁12Dの上端縁には、各壁に対して略直角にオイルパン3の外側へ延出したフランジ13が延設されている。フランジ13がロアブロック2Aの下端にボルト締結等によって接合され、オイルパン3はクランク室2Bを閉じるように設けられる。オイルパン3は、シリンダブロック2に接合され、内燃機関1の下端部を構成する。
図6に示すように、オイルパン3の底壁11は、前後方向よりも左右に長く形成されている。底壁11の前側部分である底壁前部15は、左右に延在し、前方に進むほど上方に進むように傾斜している。底壁11の後側部分である底壁後部16は、左右に延在し、後方に進むほど上方に進むように傾斜している。底壁11の左側部分である底壁左部17は、前後に延在し、左方に進むほど上方に進むように傾斜している。底壁11の右側部分である底壁右部18は、前後に延在し、右方に進むほど上方に進むように傾斜している。底壁前部15、底壁後部16、底壁左部17、及び底壁右部18に囲まれた底壁11の中央部を底壁下部19とする。底壁11は、底壁下部19が周縁部に対して下方に配置され、下方に向けて凹んだ凹形状をなす。
底壁左部17が底壁右部18よりも左右に長く延在しており、底壁下部19は底壁11の左右方向における中央に対して右側に偏倚した位置に配置されている。また、底壁前部15が底壁後部16よりも前後に長く延在しており、底壁下部19は底壁11の前後方向における中央に対して後側に偏倚した位置に配置されている。
図8及び図9に示すように、底壁下部19の左半部である下左底壁19Aは、底壁下部19の右半部である下右底壁19Bよりも下方に配置されている。図6及び図9に示すように、下左底壁19Aと下右底壁19Bとの境界上には上方に突出した隔壁22が設けられている。隔壁22は、前後に延び前端が底壁前部15に繋がり、後端が底壁後部16に繋がっている。隔壁22の上端(突出端)は、底壁前部15及び底壁後部16の上下方向における中間位置に位置する。すなわち、隔壁22の高さは底壁前部15及び底壁後部16の高さよりも低い。隔壁22は、左右方向に所定の幅を有している。
隔壁22によって、オイルパン3の底壁11には、底壁前部15の左部、底壁左部17、底壁後部16の左部、及び隔壁22によって囲まれ、下左底壁19Aを底とする第1凹部25と、底壁前部15の右部、底壁右部18、底壁後部16の右部、及び隔壁22によって囲まれ、下右底壁19Bを底とする第2凹部26とが形成される。下左底壁19Aの方が下右底壁19Bよりも下方に配置され、第1凹部25の方が第2凹部26よりも深く形成されている。
図6及び図7に示すように、隔壁22には、隔壁22を左右方向に貫通する連通溝27が形成されている。連通溝27は、隔壁22の上端面から下方に向けて凹設された溝であり、左右に延在し、第1凹部25と第2凹部26とを連通する。また、隔壁22は連通溝27によって、隔壁22の前方に配置された前側隔壁22Aと、隔壁22の後方に配置された後側隔壁22Bとに分割される。本実施形態では、連通溝27の横断面は、底側に進むほど幅が狭くなるように、逆三角形に形成されている。
図6〜図9に示すように、前側隔壁22A及び後側隔壁22Bのそれぞれは、上方に向けて凸となり、内側に下方に向けて開口する中空部22Dを形成する隔壁外殻部22Cによって形成される。隔壁外殻部22Cは前後に延びている。連通溝27は、隔壁外殻部22Cを下方に凹ますように、下方に向けて凸となり、隔壁外殻部22Cを厚み方向(左右)に横切って延びる連通溝外殻部27Aによって形成されている。
連通溝27の底部は、上下方向において、下右底壁19Bの連通溝27近傍の上面の位置と同じ位置(高さ)、又は下左底壁19Aの連通溝27近傍の上面の位置と同じ位置(高さ)、又は下右底壁19Bの連通溝27近傍の上面の位置と下左底壁19Aの連通溝27近傍の上面の位置との間に配置されている。すなわち、連通溝27を通過して下右底壁19Bから下左底壁19Aに、オイルが阻害されることなく流れるように、連通溝27の位置が設定されている。図8に示すように、本実施形態では、連通溝27の底部は、上下方向において、下右底壁19Bの連通溝27近傍の上面の位置と同じ位置に配置され、下右底壁19Bの連通溝27近傍の上面と面一に滑らかに接続している。一方、連通溝27の底面は、下左底壁19Aの連通溝27近傍の上面よりも上方に配置され、下左底壁19Aの連通溝27近傍の上面との間に段部を形成している。連通溝27の底部は、左右に水平に延在してもよく、下右底壁19B側から下左底壁19A側に進むにつれて下方に進むように、傾斜してもよい。
第2凹部26の底部、すなわち下右底壁19Bは、連通溝27との接続部が最も低くなるように、傾斜して形成されている。これにより、第2凹部26に存在するオイルは連通溝27側に流れ、連通溝27を通過して第1凹部25に流れる。
図6に示すように、オイルパン3の底壁11及び側壁12の適所には、補強用のリブ31が突設されている。特に、側壁前部、側壁後部、側壁左部、側壁右部、及び隔壁22の少なくとも1つにリブ31が形成されているとよい。本実施形態では側壁前部の内面に十字形のリブ31が突設され、隔壁22の上端面に長方形のリブ31が突設されている。
以上のように構成されるオイルパン3は、限定する意図ではないが、樹脂を材料とした射出成形、又は鋼板を材料としたプレス成形によって形成されているとよい。本実施形態では、オイルパン3は、樹脂を材料として射出成形によって形成されている。
オイルパン3内には、オイル(エンジンオイル)が貯留される。オイルは、例えば、クランクシャフト、カムシャフト、及びピストン等の摺接部の潤滑や、カム位相可変装置(VTC)や可変バルブタイミング・リフト機構(VTEC)等の作動に使用される。慣性力や遠心力等の外力が加わっていない定常状態では、オイルの油面は隔壁22の上端面よりも上方に配置されている。
図1〜図5に示すように、オイルパン3の内部には、オイルパン3内のオイルを内燃機関1の各部に圧送するオイルポンプ40が配置されている。オイルポンプ40は、公知のオイルポンプであり、本実施形態ではトロコイドポンプである。オイルポンプ40は、インナロータ及びアウタロータを内部に有するポンプ本体41と、ポンプ本体41から突出したオイル吸入管42とを有する。
オイル吸入管42は、両端が開口した管であり、内部に通路が形成されている。オイル吸入管42の先端はオイルパン3内のオイルを吸入するオイル吸入口42Aをなし、オイル吸入管42の基端はポンプ本体41に結合されてポンプ本体41の内部に形成されたオイル通路と連通している。
オイル吸入管42の長手方向における中間部には、通路内部の横断面積を拡大するように拡幅されたチャンバ部42Bが形成されている。チャンバ部42Bは所定の厚みを有する円盤状に形成されている。オイル吸入管42の基端部42Cは、チャンバ部42Bの一方の面の中央部からチャンバ部42Bの外面に沿うように延びている。オイル吸入管42の先端部42Dは、チャンバ部42Bの他方の面の中央部からチャンバ部42Bの外面に沿うように延びた後、チャンバ部42Bの外面と直交する方向に屈曲し、先端を形成している。これにより、オイル吸入管42は、チャンバ部42Bを有しながらも比較的幅が狭く形成されている。
図3〜図5に示すように、チャンバ部42Bの内部には、流路を横断するように濾過網43が設けられている。濾過網43は、例えばスチールメッシュであってよい。これにより、オイル吸入口42Aから吸入されたオイルは濾過網43を通過し、異物が除去された後にポンプ本体41部に流れる。このように、オイル吸入管42はオイルストレーナとしての機能を有する。オイル吸入管42は、互いに締結される2つの部材を含み、これらの2つの部材の間に濾過網43が挟持されることによって、濾過網43がオイル吸入管42の内部に設けられる。
ポンプ本体41の上面には、オイル吐出口45が形成されている。オイル吐出口45はシリンダブロック2に形成されたオイルギャラリ(不図示)の開口端に直接、又は接続管を介して間接的に接続されている。
図1に示すように、ポンプ本体41は、隔壁22よりも右側、すなわち第2凹部26に対応する部分に配置されている。本実施形態では、ポンプ本体41の下部の一部は、第2凹部26内に突入している。ポンプ本体41は、ボルト等によってロアブロック2Aに結合されている。オイルポンプ40は、スプロケット及びチェーンを含む駆動力伝達機構(不図示)を介してクランクシャフトと連結され、クランクシャフトの回転に応じてインナロータが回転駆動される。
図1〜図5に示すように、オイル吸入管42は、第2凹部26内のポンプ本体41に連結された基端から連通溝27の上方を通過して、第1凹部25内に延びている。図2及び図5に示すように、オイル吸入管42の先端に設けられたオイル吸入口42Aは、第1凹部25の底部をなす下左底壁19Aの上面と対向し、かつ所定の隙間をおいて近接するように配置されている。平面視において、オイル吸入管42のチャンバ部42Bは、連通溝27及び第1凹部25に対応する部分に配置されている。図3に示すように、オイル吸入管42のチャンバ部42Bの下部の一部は、連通溝27に受容される(連通溝27内に突入している)。換言すると、チャンバ部42Bの下部の一部が、隔壁22の上端面よりも下方に配置され、連通溝27内を通過している。これにより、連通溝27によって形成されるオイルの流路の横断面積がオイル吸入管42のチャンバ部42Bによって縮小されている(絞られている)。
以上のように構成されたオイルパン3及びオイルポンプ40を含んでオイル循環装置50が構成される。
以上のように構成したオイル循環装置50の作用効果について説明する。本実施形態に係るオイル循環装置50では、オイルパン3の内部が隔壁22によって第1凹部25及び第2凹部26に区画されているため、慣性力等を受けてオイルがオイルパン内を水平方向に移動するときの、オイルの移動量(偏り)が抑制される。また、第1凹部25及び第2凹部26は、連通溝27によって連通しているため、オイルの行き来が可能であり、定常時においては第2凹部26にオイルが偏在することが防止される。第1凹部25の底部は第2凹部26の底部よりも低い位置に配置され、第1凹部25及び第2凹部26が連通溝27によって互いに連通しているため、定常状態においては第1凹部25の方がオイルの深さが大きくなる。以上のように形成されたオイルパン3の第1凹部25にオイルポンプ40のオイル吸入口42Aが配置されるため、慣性力等によってオイルが各凹部25、26内で偏るときにもオイル吸入口42Aがオイル内に留まり易くなり、エアの吸い込みが防止される。
第1凹部25及び第2凹部26が隔壁22によって区画され、隔壁22に形成された連通溝27によって第1凹部25及び第2凹部26が連通する構造であるため、隔壁22及び連通溝27を有するオイルパン3を一体に形成することができる。
また、第1凹部25及び第2凹部26を連通する連通溝27が上方に向けて開口しているため、鋼板のプレス成形や樹脂の射出成形によって隔壁22及び連通溝27を有するオイルパン3を形成することができ、製造が容易である。
また、第1凹部25及び第2凹部26の周囲に配置された底壁前部15、底壁左部17、底壁右部18、及び底壁後部16が傾斜しているため、オイルパン3内に落下したオイルは、第1凹部25の底部である下左底壁19A及び第2凹部26の底部である下右底壁19Bに流れる。そして、第2凹部26の底部である下右底壁19Bは、連通溝27側が下方に位置するように傾斜しているため、第2凹部26に存在するオイルは連通溝27側に導かれる。連通溝27の底部は、下右底壁19Bの上面と同じ高さに配置されているため、連通溝27を通って第2凹部26から第1凹部25へのオイルの流れは阻害されることなく円滑に流れる。以上の構成により、オイルパン3に流下したオイルは第1凹部25側に流れるため、定常状態においては第1凹部25におけるオイルの深さがオイルパン3の内部で最も深くなる。そのため、第1凹部25に配置されたオイル吸入口42Aは、オイル内に留まり易くなる。
また、オイルポンプ40が連通溝27の内部を通過する部分を有するため、オイルポンプ40によって連通溝27のオイルが通過可能な横断面積が縮小される。これにより、一時的な慣性力や遠心力等に第1凹部25のオイルが移動するときに、第1凹部25から連通溝27を通過して第2凹部26に流れるオイル量が減少し、第1凹部25に留まるオイル量が増加する。そのため、オイル吸入口42Aはオイル内に留まり易くなる。
また、隔壁22は、オイルパン3の剛性を高める効果を奏する。隔壁外殻部22C及び連通溝外殻部27Aはオイルパン3の底壁11を屈曲させる構造となるため、オイルパン3の剛性を高めることができる。連通溝外殻部27Aは、隔壁外殻部22Cの隔壁22の厚み方向(左右方向)における変形を抑制する。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。上記の実施形態では、隔壁22が前後に延在する構成としたが、他の実施形態では隔壁22の延在方向は左右方向等の他の任意の方向であってよい。また、上記の実施形態では、前側隔壁22A及び後側隔壁22Bを含む1つの隔壁22が配置されているが、他の実施形態では複数の隔壁22を配置してもよい。この場合、複数の隔壁22は互いに交差する部分を有してもよい。例えば、前後に延在する隔壁22と左右に延在する隔壁22とを設けた場合、隔壁22同士が互いに交差し、平面視において十字形に配置されていてもよい。
上記の実施形態では、オイルポンプ40のオイル吸入管42の一部であるチャンバ部42Bが連通溝27の内部(横断面)を通過する部分を有する構成としたが、他の実施形態では、ポンプ本体41が連通溝27の内部(横断面)を通過する部分を有する構成としてもよい。また、オイルポンプ40以外の、オイルパン3内に配置される他の部品及び装置が連通溝27の内部(横断面)を通過する部分を有する構成としてもよい。すなわち、オイルパン3に対して別部品として構成される構造体が連通溝27の内部に入り込み、連通溝27が形成する流路を絞る構成であればよい。
1...内燃機関、2...ロアブロック、3...オイルパン、11...底壁、12...側壁、15...底壁前部、16...底壁後部、17...底壁左部、18...底壁右部、19...底壁下部、19A...下左底壁(第1底壁)、19B...下右底壁(第2底壁)、22...隔壁、22A...前側隔壁、22B...後側隔壁、25...第1凹部、26...第2凹部、27...連通溝、31...リブ、40...オイルポンプ、41...ポンプ本体、42...オイル吸入管、42A...オイル吸入口、42B...チャンバ部、42C...基端部、42D...先端部、43...濾過網、45...オイル吐出口、50...オイル循環装置

Claims (9)

  1. 上方に向けて開口する凹部を形成する底壁及び側壁を有し、シリンダブロックの下方に設けられるオイルパンを備えた内燃機関のオイル循環装置であって、
    前記凹部を第1凹部及び第2凹部に区画するように、前記底壁から上方に向けて突設された隔壁と、
    前記隔壁の突出端から下方に向けて凹設され、前記隔壁を厚み方向に貫通し、前記第1凹部及び前記第2凹部を連通する連通溝とを有することを特徴とするオイル循環装置。
  2. 前記内燃機関の各部にオイルを圧送するオイルポンプを更に有し、
    前記底壁のうち、前記第1凹部に対応する第1底壁は、前記第2凹部に対応する第2底壁よりも下方に配置され、
    前記オイルポンプは、前記第1凹部に配置されるオイル吸入口を有し、
    前記連通溝の底部は、前記第2底壁と同じ高さ、又は前記第2底壁よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のオイル循環装置。
  3. 前記第2底壁は、前記連通溝側に進むほど下方に進むように傾斜した部分を有することを特徴とする請求項2に記載のオイル循環装置。
  4. 前記オイルポンプは、前記連通溝に受容される部分を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のオイル循環装置。
  5. 前記オイルポンプは、ポンプ本体と、前記ポンプ本体から延びて先端に前記オイル吸入口を形成するオイル吸入管とを有し、
    前記オイル吸入管が、前記連通溝の内部を通過する部分を有することを特徴とする請求項4に記載のオイル循環装置。
  6. 前記オイル吸入管の内部には、濾過網が設けられていることを特徴とする請求項5に記載のオイル循環装置。
  7. 前記ポンプ本体は、前記第2凹部に配置されていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のオイル循環装置。
  8. 前記ポンプ本体は、前記連通溝の内部に受容される部分を有することを特徴とする請求項7に記載のオイル循環装置。
  9. 前記隔壁は、上方に向けて凸となり、内側に下方に向けて開口する中空部を形成する隔壁外殻部によって形成され、
    前記連通溝は、下方に向けて凸となり、前記隔壁外殻部を横切る連通溝外殻部によって形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1つの項に記載のオイル循環装置。
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