JP5834961B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダヘッドの上方に配設された被潤滑部材から流下したオイルを、シリンダブロックの下部に配設されたオイルパンへ流下させる内燃機関に関する。特に、車両等に搭載されるエンジンに関する。
従来、シリンダヘッドの上方に配設された被潤滑部材から流下したオイルを、シリンダブロックの下部に配設されたオイルパンへ流下させる内燃機関が知られている。また、シリンダブロックに形成されたウォータジャケットを用いて、流下するオイルを冷却する種々の装置等が提案されている。
例えば、オイル落し通路を各シリンダボア壁の接続部同士の中間に位置させて、ウォータジャケットの周方向に沿って形成されたシリンダブロック構造が開示されている(特許文献1参照)。このシリンダブロック構造によれば、オイル落し通路が各シリンダボア壁の接続部同士の中間に位置されてウォータジャケットの周方向に沿って形成されているので、コンパクトになる。
特開平11−200943号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のシリンダブロック構造では、ウォータジャケットの周方向に沿って形成されたオイル落し通路の中をオイルが流れ落ちる期間においてのみ、オイルが冷却されるため、オイルの冷却が充分ではない場合がある。すなわち、オイル落し通路の中をオイルが流れ落ちる期間において、オイルは、ウォータジャケットを流れる冷却水と熱交換することによって冷却されるが、例えば、オイルの粘度が低く、上記期間が短い場合には、オイルが充分に冷却されない虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、オイルを充分に冷却することが可能な内燃機関を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る内燃機関は、以下のように構成されている。
すなわち、本発明に係る内燃機関は、シリンダヘッドの上方に配設された被潤滑部材から流下したオイルを、シリンダブロックの下部に配設されたオイルパンへ流下させる内燃機関であって、前記シリンダヘッドが、前記シリンダヘッドの上方に配設された被潤滑部材から流下したオイルを、前記シリンダブロックの上端位置近傍まで流下させる上部オイル通路を備え、前記シリンダブロックが、複数のシリンダボアの列方向に冷却水が流通可能に構成されたウォータジャケットと、前記上部オイル通路から流下したオイルを、前記ウォータジャケットの下端位置近傍まで流下させる中部オイル通路と、前記中部オイル通路から流下したオイルを、前記オイルパンまで流下させる下部オイル通路と、を備え、前記中部オイル通路は、前記ウォータジャケットに沿うように前記複数のシリンダボアに亘ってその列方向に延設されており、当該シリンダボアの列方向に延びる中部オイル通路の下縁部がウォータジャケットの下端位置以上に位置するとともに、前記上部オイル通路及び前記中部オイル通路が、それぞれ、その流路面積を前記下部オイル通路の流路面積よりも大きくするべく形成されていることを特徴としている。
かかる構成を備える内燃機関によれば、前記シリンダヘッドの上方に配設された被潤滑部材から流下したオイルが、前記シリンダヘッドの上部オイル通路によって、前記シリンダブロックの上端位置近傍まで流下される。そして、前記シリンダブロックには、複数のシリンダボアの列方向に冷却水が流通可能に構成されたウォータジャケットが配設されており、前記シリンダブロックの中部オイル通路によって、前記上部オイル通路から流下したオイルが、前記ウォータジャケットの下端位置近傍まで流下され、前記シリンダブロックの下部オイル通路によって、前記中部オイル通路から流下したオイルが、前記オイルパンまで流下される。また、前記上部オイル通路及び前記中部オイル通路を、その流路面積が、それぞれ、前記下部オイル通路の流路面積よりも大きくするべく形成されているため、前記中部オイル通路内においてオイルを充分に冷却することができる。
すなわち、前記上部オイル通路及び前記中部オイル通路、その流路面積、それぞれ、前記下部オイル通路の流路面積よりも大きくするべく形成されているとともに、ウォータジャケットに沿うように複数のシリンダボアに亘ってその列方向に延設されている中部オイル通路は、その下縁部がウォータジャケットの下端位置以上に位置しているため、前記上部オイル通路及び前記中部オイル通路を順次流下したオイルを、前記中部オイル通路に滞留させて、前記中部オイル通路内において充分に冷却することができるのである。
また、本発明に係る内燃機関は、前記中部オイル通路が、幅方向と比較して上下方向が長い扁平な形状に形成されることが好ましい。
かかる構成を備える内燃機関によれば、前記中部オイル通路が、幅方向と比較して上下方向が長い扁平な形状に形成されているため、前記中部オイル通路のオイルを前記ウォータジャケット内の冷却水と効率的に熱交換させることができるので、前記中部オイル通路内においてオイルを更に充分に冷却することができる。
また、本発明に係る内燃機関は、前記中部オイル通路が、略水平に形成されていることが好ましい。
かかる構成を備える内燃機関によれば、前記中部オイル通路が、略水平に形成されているため、前記中部オイル通路内にオイルを更に長期間に亘って滞留させることができるので、前記中部オイル通路内においてオイルを更に充分に冷却することができる。
また、本発明に係る内燃機関は、前記シリンダヘッドが、前記複数のシリンダボアにそれぞれ接続され、排気ガスが排出される複数の排気ポートを更に備え、前記上部オイル通路が、前記複数の排気ポートのうち、前記複数のシリンダボアの列方向における一方端及び他方端の少なくとも一方の排気ポートの外側に形成されていることが好ましい。
かかる構成を備える内燃機関によれば、前記上部オイル通路が、前記複数の排気ポートのうち、前記複数のシリンダボアの列方向における一方端及び他方端の少なくとも一方の排気ポートの外側に形成されているため、前記上部オイル通路を流下するオイルが、前記複数の排気ポート内を流れる排気ガスから受ける熱量を低減することができる。
また、本発明に係る内燃機関は、前記シリンダヘッドが、前記複数のシリンダボアにそれぞれ接続され、排気ガスが排出される複数の排気ポートを更に備え、前記上部オイル通路が、前記複数の排気ポートの間に形成された第1上部オイル通路と、前記複数の排気ポートのうち、前記複数のシリンダボアの列方向における一方端又は他方端の排気ポートの外側に形成された第2上部オイル通路とを備え、前記第2上部オイル通路の流路面積が、前記第1上部オイル通路の流路面積よりも大きくするべく形成されていることが好ましい。
かかる構成を備える内燃機関によれば、前記複数の排気ポートのうち、前記複数のシリンダボアの列方向における一方端又は他方端の排気ポートの外側に形成された第2上部オイル通路の流路面積が、前記複数の排気ポートの間に形成された第1上部オイル通路の流路面積よりも大きくするべく形成されているため、前記上部オイル通路を流下するオイルが、前記複数の排気ポート内を流れる排気ガスから受ける熱量を低減することができる。
また、本発明に係る内燃機関は、前記シリンダヘッドが、前記第2上部オイル通路の上端に、当該第2上部オイル通路にオイルを誘導するオイル誘導部が更に形成されていることが好ましい。
かかる構成を備える内燃機関によれば、前記第2上部オイル通路の上端に形成された前記オイル誘導部によってオイルが前記第2上部オイル通路へ誘導されるため、前記上部オイル通路を流下するオイルが、前記複数の排気ポート内を流れる排気ガスから受ける熱量を更に低減することができる。
また、本発明に係る内燃機関は、前記オイル誘導部が、前記第2上部オイル通路の上端の周囲に形成された凹部であることが好ましい。
かかる構成を備える内燃機関によれば、前記オイル誘導部が、前記第2上部オイル通路の上端の周囲に形成された凹部であるため、簡素な構造で前記オイル誘導部を実現することができる。
また、本発明に係る内燃機関は、前記下部オイル通路が、その上端位置近傍において、流路面積を最小とするべく形成されていることが好ましい。
かかる構成を備える内燃機関によれば、前記下部オイル通路が、その上端位置近傍において、流路面積を最小とするべく形成されているため、前記上部オイル通路及び前記中部オイル通路を順次流下したオイルを、更に確実に前記中部オイル通路に滞留させることができる。
本発明に係る内燃機関によれば、前記シリンダヘッドの上方に配設された被潤滑部材から流下したオイルが、前記シリンダヘッドの上部オイル通路によって、前記シリンダブロックの上端位置近傍まで流下される。そして、前記シリンダブロックには、複数のシリンダボアの列方向に冷却水が流通可能に構成されたウォータジャケットが配設されており、前記シリンダブロックの中部オイル通路によって、前記上部オイル通路から流下したオイルが、前記ウォータジャケットの下端位置近傍まで流下され、前記シリンダブロックの下部オイル通路によって、前記中部オイル通路から流下したオイルが、前記オイルパンまで流下される。また、前記上部オイル通路及び前記中部オイル通路の流路面積が、それぞれ、前記下部オイル通路の流路面積よりも大きくするべく形成されているため、前記中部オイル通路内においてオイルを充分に冷却することができる。
本発明に係るエンジンにおけるオイルの循環系統の一例を示す構成図である。 図1に示すエンジンのエンジンブロックの一例を示す斜視図である。 図2に示すエンジンブロックに形成されたオイル通路の一例を示す透視斜視図である。 図3に示すシリンダヘッドのI−I断面等の一例を示す断面図である。 図2に示すシリンダブロックの一例を示す平面図である。 図5に示すシリンダブロックのA−A断面の一例を示す断面図である。 図5に示すシリンダブロックのB−B断面の一例を示す断面図である。 図5に示すシリンダブロックにおけるオイル通路の接続状態の一例を示す部分拡大図である。
以下、本発明に係る内燃機関の実施形態について、図面を参照して説明する。
−オイル循環系統−
まず、図1を参照して、本発明に係るエンジンにおけるオイルの循環系統について説明する。図1は、本発明に係るエンジン1におけるオイルの循環系統の一例を示す構成図である。エンジン1は、ピストン11、クランクシャフト12、カムシャフト13等の種々の被潤滑機構が配設されるエンジンブロック2と、当該種々の被潤滑機構を潤滑するオイルをエンジン1内で循環させる潤滑系統3と、を備えている。ここで、エンジン1は、特許請求の範囲に記載の「内燃機関」に相当する。
エンジンブロック2は、シリンダヘッド21及びシリンダブロック22(図2参照)を備え、ピストン11、クランクシャフト12、カムシャフト13等の種々の被潤滑部材が配設されている。エンジンブロック2の下端部には、これらの被潤滑部材に対して供給されるべきオイルを貯留する部材であるオイルパン30が配設されている。
潤滑系統3は、オイルパン30の内側に貯留されているオイルを上記の種々の被潤滑部材へ供給可能とするべく、以下の通り構成されている。
オイルパン30の内側には、オイルストレーナ31が配設されている。オイルストレーナ31は、オイル内の異物等を除去するものであって、オイルパン30に貯留されているオイルを吸い込むための吸込口31aを有し、ストレーナ流路33を介して、エンジンブロック2に設けられたオイルポンプ32に接続されている。
オイルポンプ32は、オイルパン30に収納されたオイルを吸い上げて、オイルフィルタ34を介して、被潤滑部材に対して、潤滑油として供給するポンプであって、例えば、ロータリーポンプ等から構成されている。また、オイルポンプ32のロータは、クランクシャフト12の回転に伴って回転するべく、クランクシャフト12に係合されている。更に、オイルポンプ32は、エンジンブロック2の外部に設けられたオイルフィルタ34のオイル入口と、オイル輸送管35を介して接続されている。オイルフィルタ34のオイル出口は、上記の種々の被潤滑部材に向かうオイル流路として設けられたオイル供給管36と接続されている。
エンジン1の運転が開始されると、クランクシャフト12の回転に伴ってオイルポンプ32が駆動される。そして、図1に矢印Vで示すように、オイルポンプ32は、オイルパン30に貯留されているオイルをオイルストレーナ31の吸込口31aから吸入し、吸入されたオイルを、オイル輸送管35、オイルフィルタ34、オイル供給管36を順次経由して、エンジンブロック2内の潤滑対象である被潤滑部材に供給する。このようにして被潤滑部材に供給されたオイルは、被潤滑部材にて潤滑油として機能すると共に、被潤滑部材の動作時に生じる摩擦熱等の熱を吸収した後、重力によって流下してオイルパン30に回収される。
−シリンダヘッド−
次に、図1及び図2を参照して、エンジンブロック2の構造について説明する。図2は、図1に示すエンジンのエンジンブロック2の一例を示す斜視図である。図2に示すように、エンジンブロック2は、シリンダヘッド21と、シリンダブロック22とを備えている。
シリンダヘッド21は、図1に示すように、その上部にカムシャフト13等の種々の被潤滑部材が配設されると共に、図2に示すように、その側面に複数の(ここでは、4個の)排気ポート214が配設されている。各排気ポート214は、それぞれ、シリンダボア223(図2参照)に接続され、図略のエキゾーストマニホールドに対して排気ガスを排出するものである。
−シリンダブロック−
次に、図2及び図5を参照して、シリンダブロック22の構造について説明する。図5は、図2に示すシリンダブロック22の一例を示す平面図である。シリンダブロック22は、ウォータジャケット221、第2オイル通路222、及び、シリンダボア223を備えている。
シリンダボア223は、略円筒状に形成され、ピストン11(図1参照)が摺動自在に収納されて、上端部に燃焼室が形成されるものである。なお、燃焼室は、ピストン11の頂面、シリンダボア223の内周面、及び、シリンダヘッド21の下側表面の一部によって構成される。
ウォータジャケット221は、冷却水によってシリンダボア223の壁面を冷却するものであって、図5に示すように、シリンダボア223(223a〜223d)の外周に沿って形成されている。また、ウォータジャケット221には、図略の流入口及び流出口が形成されている。
ウォータジャケットの流入口は、図略のウォータポンプから冷却水が供給可能に構成されている。流入口から流入した冷却水は、シリンダボア223a、223b、223c、223dのそれぞれの外周に沿って順次矢印VWの向きに流れ、シリンダボア223dの外周に形成された流出口から排出される。流出口から排出された冷却水は、図略のラジエータに送出可能に構成され、当該ラジエータにおいて、冷却水によって回収された熱が大気に放出される。
−オイル通路の全体構成−
図3は、図2に示すエンジンブロック2に形成されたオイル通路の一例を示す透視斜視図である。図3に示すように、エンジンブロック2には、シリンダヘッド21に第1オイル通路211が形成され、シリンダブロック22に第2オイル通路222が形成されている。なお、以下の説明において、第1オイル通路211を、便宜上、上部オイル通路211ということもある。
第1オイル通路211は、シリンダヘッド21の上方に配設されたカムシャフト13(図1参照)等の被潤滑部材から流下したオイルを、シリンダブロック22の上端位置近傍まで流下させる通路である。
第2オイル通路222は、第1オイル通路211から流下したオイルを、オイルパン30(図1参照)まで流下させる通路である。また、第2オイル通路222は、特許請求の範囲に記載の「中部オイル通路」及び「下部オイル通路」に相当する。
すなわち、シリンダヘッド21の上方に配設されたカムシャフト13(図1参照)等の被潤滑部材から流下したオイルは、シリンダヘッド21に形成された第1オイル通路211、及び、シリンダブロック22に形成された第2オイル通路222を、順次経由して、オイルパン30(図1参照)まで流下する。
−第1オイル通路の構成−
次に、図3及び図4を参照して、第1オイル通路211の構成について説明する。図4は、図3に示すシリンダヘッド21の■−■断面等の一例を示す断面図である。図4(a
)は、図3に示すシリンダヘッド21の■−■断面の一例を示す断面図であり、図4(b
)は、図4(a)に示すシリンダヘッド21の■−■断面の一例を示す断面図である。こ
こで、■−■断面とは、2本の第1オイル通路211(211a、211b)の中心線を
含む平面(X−Z平面と平行な平面)で切断した断面である。
第1オイル通路211として、複数(ここでは、4個:図2参照)の排気ポート214のうち、複数の(ここでは、4個の)シリンダボア223の列方向(X軸方向)における一方端及び他方端(両端)の排気ポート214の外側に、それぞれ1本のオイル通路(第1オイル通路211a、及び、第1オイル通路211b)が形成されている。また、第1オイル通路211a、及び、第1オイル通路211bは、それぞれ、上下方向(Z軸方向)に形成された略長円(又は、楕円)柱状の孔である。なお、以下の説明において、第1オイル通路211a、及び、第1オイル通路211bを、それぞれ、上部オイル通路211a、及び、上部オイル通路211bということもある。
また、図4(a)に示すように、シリンダヘッド21には、第1オイル通路211の上端に、当該第1オイル通路211にオイルを誘導するオイル誘導部212が形成されている。ここで、図4(a)及び図4(b)に示すように、オイル誘導部212は、第1オイル通路211の上端の周囲に形成された略長円(又は、楕円)柱状の凹部である。すなわち、図4(b)に示すように、オイル誘導部212は、シリンダヘッド21の上側面213を基準として、陥没して形成されている。また、図4(b)に示すように、上側面213とオイル誘導部212とは、緩やかな斜面で接続されている。
上述のように、4個の排気ポート214のうち、複数の(ここでは、4個の)シリンダボア223の列方向(X軸方向)における両端の排気ポート214の外側に、それぞれ1本のオイル通路(第1オイル通路211a、及び、第1オイル通路211b)が形成されているため、第1オイル通路211を流下するオイルが、排気ポート214内を流れる排気ガスから受ける熱量を低減することができる。
すなわち、排気ポート214の間にオイル通路(図4(a)に示すオイル通路211c、211d、211e)を配設する場合には、オイル通路の両側の排気ポート214内を流れる排気ガスから受熱するのに対して、複数の(ここでは、4個の)シリンダボア223の列方向(X軸方向)における両端の排気ポート214の外側にオイル通路(第1オイル通路211a、及び、第1オイル通路211b)が形成されている場合には、一方側の排気ポート214内を流れる排気ガスから受熱するに止まるため、第1オイル通路211を流下するオイルが排気ポート214内を流れる排気ガスから受ける熱量を低減することができるのである。
本実施形態では、複数の(ここでは、4個の)シリンダボア223の列方向(X軸方向)における両端の排気ポート214の外側に、それぞれ1本のオイル通路(第1オイル通路211a、及び、第1オイル通路211b)が形成されている場合について説明するが、複数の(ここでは、4個の)シリンダボア223の列方向における一方端又は他方端の排気ポート214の外側に、オイル通路(第1オイル通路211a、又は、第1オイル通路211b)が形成されている形態でもよい。この場合には、第1オイル通路211の構成を簡略化することができる。
本実施形態では、複数の(ここでは、4個の)シリンダボア223の列方向(X軸方向)における両端の排気ポート214の外側に、それぞれ1本のオイル通路(第1オイル通路211a、及び、第1オイル通路211b)が形成されている場合について説明するが、複数の(ここでは、4個の)シリンダボア223の列方向における両端の排気ポート214の外側に加えて、排気ポート214の間にもオイル通路(図4(a)に示すオイル通路211c、211d、211e)が形成されている形態でもよい。この場合には、第1オイル通路211の流路面積S1を大きくすることができるので、第1オイル通路211を流下する際に、オイルが排気ポート214内を流れる排気ガスから受ける熱量を低減することができる。
また、この場合には、第1オイル通路211a、及び、第1オイル通路211bの流路面積S11が、排気ポート214の間に形成された第1オイル通路211c、211d、211eの流路面積S12よりも大きくするべく形成されていることが好ましい。この場合には、流路面積S11が流路面積S12よりも大きい程、第1オイル通路211を流下するオイルが、排気ポート214内を流れる排気ガスから受ける熱量を低減することができる。なお、第1オイル通路211a、及び、第1オイル通路211bは、特許請求の範囲に記載の「第2上部オイル通路」に相当し、第1オイル通路211c、211d、211eは、特許請求の範囲に記載の「第1上部オイル通路」に相当する。
また、上述のように、第1オイル通路211の上端に形成されたオイル誘導部212によってオイルが第1オイル通路211へ誘導されるため、カムシャフト13(図1参照)等の被潤滑部材からシリンダヘッド21の上側面213へ流下したオイルを速やかに第1オイル通路211へ誘導することができる。したがって、第1オイル通路211を流下するオイルが、排気ポート214内を流れる排気ガスから受ける熱量を更に低減することができる。
更に、オイル誘導部212が、第1オイル通路211の上端の周囲に形成された略円柱状の凹部であるため、簡素な構造でオイル誘導部212を実現することができる。
本実施形態では、オイル誘導部212が、略円柱状の凹部である場合について説明するが、オイル誘導部212が、シリンダヘッド21の上側面213へ流下したオイルを第1オイル通路211の上端位置まで誘導する形態であればよい。例えば、シリンダヘッド21の上側面213全体が、第1オイル通路211の上端に向けて下側に傾斜して形成されている形態でもよい。
−第2オイル通路の構成−
次に、図3、図5、図6及び図7を参照して、第2オイル通路222の構成について説明する。図5は、図2に示すシリンダブロック22の一例を示す平面図である。図6は、図5に示すシリンダブロック22のA−A断面の一例を示す断面図である。図7は、図5に示すシリンダブロック22のB−B断面の一例を示す断面図である。まず、図3を参照して、シリンダブロック22に形成されたオイル通路について説明する。
図3に示すように、シリンダブロック22には、第2オイル通路222が形成されている。第2オイル通路222は、シリンダヘッド21の第1オイル通路211から流下したオイルを、シリンダブロック22の下端部に配設されたオイルパン30(図1参照)まで流下させる通路であって、中部オイル通路222a、222b、及び、下部オイル通路222cを備えている。
中部オイル通路222a、222bは、それぞれ、上部オイル通路211a、及び、上部オイル通路211bから流下したオイルを、ウォータジャケット221の下端位置近傍まで流下させるオイル通路であって、図3、図5に示すように、それぞれ、ウォータジャケット221に沿って複数の(ここでは、4個の)シリンダボア223(223a〜223d)の列方向(X軸方向、図5では左右方向)に延設されている。
また、中部オイル通路222a、222bは、それぞれ、図7に示すように、幅方向(Y軸方向:図5では上下方向)と比較して上下方向(Z軸方向:図6では上下方向)が長い扁平な形状に形成されている。更に、中部オイル通路222a、222bは、それぞれ、図3、図5に示すように、略水平に(X軸方向に沿って)形成されている。すなわち、中部オイル通路222a、222bは、概ねX軸方向と平行に形成されている。
第1オイル通路211aから中部オイル通路222aへ流下したオイルは、中部オイル通路222a内を、ウォータジャケット221内を流れる冷却水で冷却されつつ、X軸の負方向(図3の左下方向、図6の左側方向)に流れ、下部オイル通路222cへ流入する。一方、第1オイル通路211bから中部オイル通路222bへ流下したオイルは、中部オイル通路222b内を、ウォータジャケット221内を流れる冷却水で冷却されつつ、X軸の正方向(図3の右上方向、図6の右側方向)に流れ、下部オイル通路222cの上端位置で、中部オイル通路222a内を流れてきたオイルと合流して、下部オイル通路222cへ流入する。
下部オイル通路222cは、中部オイル通路222a、222bから流下したオイルを、オイルパン30まで流下させる通路である。また、下部オイル通路222cは、ウォータジャケット221の下端位置近傍で、中部オイル通路222a、222b内を流れてきたオイルを合流させて、その後、略垂直にオイルパン30まで流下させるべく形成されている(図3、図7参照)。
上述のように、中部オイル通路222a、222bが、幅方向(Y軸方向:図5では上下方向)と比較して上下方向(Z軸方向:図6では上下方向)が長い扁平な形状に形成されているため、中部オイル通路222a、222bのオイルをウォータジャケット221内の冷却水と効率的に熱交換させることができるので、中部オイル通路222a、222b内においてオイルを充分に冷却することができる。
また、中部オイル通路222a、222bが、ウォータジャケット221に沿って複数の(ここでは、4個の)シリンダボア223(223a〜223d)の列方向(X軸方向、図5では左右方向)に延設されているため、中部オイル通路222a、222b内のオイルをウォータジャケット221内の冷却水と更に効率的に熱交換させることができるので、中部オイル通路222a、222b内においてオイルを更に充分に冷却することができる。
更に、中部オイル通路222a、222bが、略水平に(X軸方向に沿って)形成されているため、中部オイル通路222a、222b内にオイルを長期間に亘って滞留させることができるので、中部オイル通路222a、222b内においてオイルを更に充分に冷却することができる。
加えて、下部オイル通路222cが略垂直にオイルパン30まで流下させるべく形成されているため、ウォータジャケット221の下端位置を通過したオイルを速やかにオイルパン30まで流下させることができるので、下部オイル通路222c内を通過する際のオイルの受熱を抑制することができる。
本実施形態では、2個の中部オイル通路222a、222bを備える場合について説明するが、中部オイル通路が1個である形態でもよい。中部オイル通路の個数が多い方が、中部オイル通路の間に隔壁を形成することが可能となるため、中部オイル通路を形成するシリンダブロック22の壁面の強度を向上することができる。中部オイル通路の個数が少ない方が、オイルがウォータジャケット221に沿って流れる距離を増大することができるため、中部オイル通路内においてオイルを更に充分に冷却することができる。
−中部オイル通路と下部オイル通路との接続部の構造−
次に、図8を参照して、中部オイル通路222a、222bと、下部オイル通路222cとの接続部の構造について説明する。図8は、図5に示すシリンダブロック22におけるオイル通路の接続状態の一例を示す部分拡大図である。図8(a)は、中部オイル通路222a、222bと、下部オイル通路222cとの接続部近傍の上面図であり、図8(b)は、中部オイル通路222a、222bと、下部オイル通路222cとの接続部近傍の側面図である。
中部オイル通路222a、222bの下端部と、下部オイル通路222cの上端部との間には、接続通路225が形成されている。なお、ここでは、便宜上、接続通路225は、下部オイル通路222cの一部であるものとして説明する。接続通路225は、Y軸方向に略円柱状に形成されている。
また、接続通路225の上側面におけるY軸の負方向の端部には、2つの略方形状の孔224が形成されている。孔224は、中部オイル通路222a、222bから接続通路225へ、オイルが流下可能にするものである。すなわち、中部オイル通路222a、222bを流下したオイルは、それぞれ、孔224を通過して、接続通路225へ流入する。そして、孔224を通過して接続通路225へ流入したオイルは、接続通路225をY軸の正方向に流れる。
更に、接続通路225の下側面におけるY軸の正方向の端部には、略方形状の孔226が形成されている。孔226は、接続通路225から下部オイル通路222cの垂直通路へ、オイルが流下可能にするものである。すなわち、接続通路225をY軸の正方向に流れたオイルは、孔226を通過して、下部オイル通路222cの垂直通路へ流入する。
ここでは、2つの孔224の流路面積の和S4は、孔226の流路面積S6よりも小さく設定されているものとする。また、2つの孔224の流路面積の和S4を、2つの上部オイル通路211a、211bの流路面積の和S1、及び、2つの中部オイル通路222a、222bの流路面積の和S2よりも小さくするべく、2つの孔224が形成されている。
このように、エンジンブロック2に形成された上部オイル通路211a、211bの流路面積の和S1、中部オイル通路222a、222bの流路面積の和S2、及び、下部オイル通路222cの流路面積のうち、下部オイル通路222cに形成された2つの孔224の流路面積の和S4が最も小さいため、上部オイル通路211a、211b及び中部オイル通路222a、222bを順次流下したオイルを、中部オイル通路222a、222bに滞留させることができるので、中部オイル通路222a、222b内においてオイルを充分に冷却することができる。
また、下部オイル通路222cが、その上端位置(2つの孔224)において、流路面積が最小となるべく形成されているため、上部オイル通路211a、211b及び中部オイル通路222a、222bを順次流下したオイルを、更に確実に中部オイル通路222a、222bに滞留させることができる。
本実施形態では、下部オイル通路222cが、その上端位置(2つの孔224)において、流路面積が最小となるべく形成されている場合について説明するが、下部オイル通路222cが、その上端位置近傍において流路面積が最小となるべく形成されている形態であればよい。
本発明は、シリンダヘッドの上方に配設された被潤滑部材から流下したオイルを、シリンダブロックの下部に配設されたオイルパンへ流下させる内燃機関に利用することができる。特に、車両等に搭載されるエンジンに好適に利用することができる。
1 エンジン(内燃機関)
11 ピストン
12 クランクシャフト
13 カムシャフト
2 エンジンブロック
21 シリンダヘッド
211(211a、211b) 第1オイル通路(上部オイル通路)
212 オイル誘導部
214 排気ポート
22 シリンダブロック
221 ウォータジャケット
222 第2オイル通路(中部オイル通路、下部オイル通路)
222a、222b 中部オイル通路
222c 下部オイル通路
223(223a〜223d) シリンダボア
224 孔
225 接続通路(下部オイル通路の一部)
226 孔
30 オイルパン

Claims (8)

  1. シリンダヘッドの上方に配設された被潤滑部材から流下したオイルを、シリンダブロックの下部に配設されたオイルパンへ流下させる内燃機関であって、
    前記シリンダヘッドは、
    前記シリンダヘッドの上方に配設された被潤滑部材から流下したオイルを、前記シリンダブロックの上端位置近傍まで流下させる上部オイル通路を備え、
    前記シリンダブロックは、
    複数のシリンダボアの列方向に冷却水が流通可能に構成されたウォータジャケットと、
    前記上部オイル通路から流下したオイルを、前記ウォータジャケットの下端位置近傍まで流下させる中部オイル通路と、
    前記中部オイル通路から流下したオイルを、前記オイルパンまで流下させる下部オイル通路と、を備え、
    前記中部オイル通路は、前記ウォータジャケットに沿うように前記複数のシリンダボアに亘ってその列方向に延設されており、当該シリンダボアの列方向に延びる中部オイル通路の下縁部がウォータジャケットの下端位置以上に位置するとともに、
    前記上部オイル通路及び前記中部オイル通路は、それぞれ、その流路面積を前記下部オイル通路の流路面積よりも大きくするべく形成されていることを特徴とする内燃機関。
  2. 請求項1に記載の内燃機関において、
    前記中部オイル通路は、幅方向と比較して上下方向が長い扁平な形状に形成されることを特徴とする内燃機関。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の内燃機関において、
    前記中部オイル通路は、略水平に形成されていることを特徴とする内燃機関。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関において、
    前記シリンダヘッドは、前記複数のシリンダボアにそれぞれ接続され、排気ガスが排出される複数の排気ポートを更に備え、
    前記上部オイル通路は、前記複数の排気ポートのうち、前記複数のシリンダボアの列方向における一方端及び他方端の少なくとも一方の排気ポートの外側に形成されていることを特徴とする内燃機関。
  5. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載の内燃機関において、
    前記シリンダヘッドは、前記複数のシリンダボアにそれぞれ接続され、排気ガスが排出される複数の排気ポートを更に備え、
    前記上部オイル通路は、前記複数の排気ポートの間に形成された第1上部オイル通路と、前記複数の排気ポートのうち、前記複数のシリンダボアの列方向における一方端又は他方端の排気ポートの外側に形成された第2上部オイル通路とを備え、
    前記第2上部オイル通路は、その流路面積が前記第1上部オイル通路の流路面積よりも大きくするべく形成されていることを特徴とする内燃機関。
  6. 請求項に記載の内燃機関において、
    前記シリンダヘッドは、前記第2上部オイル通路の上端に、当該第2上部オイル通路にオイルを誘導するオイル誘導部が更に形成されていることを特徴とする内燃機関。
  7. 請求項6に記載の内燃機関において、
    前記オイル誘導部は、前記第2上部オイル通路の上端の周囲に形成された凹部であることを特徴とする内燃機関。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の内燃機関において、
    前記下部オイル通路は、その上端位置近傍において、流路面積を最小とするべく形成されていることを特徴とする内燃機関
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