JP5834961B2 - 内燃機関 - Google Patents
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Description
まず、図1を参照して、本発明に係るエンジンにおけるオイルの循環系統について説明する。図1は、本発明に係るエンジン1におけるオイルの循環系統の一例を示す構成図である。エンジン1は、ピストン11、クランクシャフト12、カムシャフト13等の種々の被潤滑機構が配設されるエンジンブロック2と、当該種々の被潤滑機構を潤滑するオイルをエンジン1内で循環させる潤滑系統3と、を備えている。ここで、エンジン1は、特許請求の範囲に記載の「内燃機関」に相当する。
次に、図1及び図2を参照して、エンジンブロック2の構造について説明する。図2は、図1に示すエンジンのエンジンブロック2の一例を示す斜視図である。図2に示すように、エンジンブロック2は、シリンダヘッド21と、シリンダブロック22とを備えている。
次に、図2及び図5を参照して、シリンダブロック22の構造について説明する。図5は、図2に示すシリンダブロック22の一例を示す平面図である。シリンダブロック22は、ウォータジャケット221、第2オイル通路222、及び、シリンダボア223を備えている。
図3は、図2に示すエンジンブロック2に形成されたオイル通路の一例を示す透視斜視図である。図3に示すように、エンジンブロック2には、シリンダヘッド21に第1オイル通路211が形成され、シリンダブロック22に第2オイル通路222が形成されている。なお、以下の説明において、第1オイル通路211を、便宜上、上部オイル通路211ということもある。
次に、図3及び図4を参照して、第1オイル通路211の構成について説明する。図4は、図3に示すシリンダヘッド21の■−■断面等の一例を示す断面図である。図4(a
)は、図3に示すシリンダヘッド21の■−■断面の一例を示す断面図であり、図4(b
)は、図4(a)に示すシリンダヘッド21の■−■断面の一例を示す断面図である。こ
こで、■−■断面とは、2本の第1オイル通路211(211a、211b)の中心線を
含む平面(X−Z平面と平行な平面)で切断した断面である。
次に、図3、図5、図6及び図7を参照して、第2オイル通路222の構成について説明する。図5は、図2に示すシリンダブロック22の一例を示す平面図である。図6は、図5に示すシリンダブロック22のA−A断面の一例を示す断面図である。図7は、図5に示すシリンダブロック22のB−B断面の一例を示す断面図である。まず、図3を参照して、シリンダブロック22に形成されたオイル通路について説明する。
次に、図8を参照して、中部オイル通路222a、222bと、下部オイル通路222cとの接続部の構造について説明する。図8は、図5に示すシリンダブロック22におけるオイル通路の接続状態の一例を示す部分拡大図である。図8(a)は、中部オイル通路222a、222bと、下部オイル通路222cとの接続部近傍の上面図であり、図8(b)は、中部オイル通路222a、222bと、下部オイル通路222cとの接続部近傍の側面図である。
11 ピストン
12 クランクシャフト
13 カムシャフト
2 エンジンブロック
21 シリンダヘッド
211(211a、211b) 第1オイル通路(上部オイル通路)
212 オイル誘導部
214 排気ポート
22 シリンダブロック
221 ウォータジャケット
222 第2オイル通路(中部オイル通路、下部オイル通路)
222a、222b 中部オイル通路
222c 下部オイル通路
223(223a〜223d) シリンダボア
224 孔
225 接続通路(下部オイル通路の一部)
226 孔
30 オイルパン
Claims (8)
- シリンダヘッドの上方に配設された被潤滑部材から流下したオイルを、シリンダブロックの下部に配設されたオイルパンへ流下させる内燃機関であって、
前記シリンダヘッドは、
前記シリンダヘッドの上方に配設された被潤滑部材から流下したオイルを、前記シリンダブロックの上端位置近傍まで流下させる上部オイル通路を備え、
前記シリンダブロックは、
複数のシリンダボアの列方向に冷却水が流通可能に構成されたウォータジャケットと、
前記上部オイル通路から流下したオイルを、前記ウォータジャケットの下端位置近傍まで流下させる中部オイル通路と、
前記中部オイル通路から流下したオイルを、前記オイルパンまで流下させる下部オイル通路と、を備え、
前記中部オイル通路は、前記ウォータジャケットに沿うように前記複数のシリンダボアに亘ってその列方向に延設されており、当該シリンダボアの列方向に延びる中部オイル通路の下縁部がウォータジャケットの下端位置以上に位置するとともに、
前記上部オイル通路及び前記中部オイル通路は、それぞれ、その流路面積を前記下部オイル通路の流路面積よりも大きくするべく形成されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項1に記載の内燃機関において、
前記中部オイル通路は、幅方向と比較して上下方向が長い扁平な形状に形成されることを特徴とする内燃機関。 - 請求項1又は請求項2に記載の内燃機関において、
前記中部オイル通路は、略水平に形成されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関において、
前記シリンダヘッドは、前記複数のシリンダボアにそれぞれ接続され、排気ガスが排出される複数の排気ポートを更に備え、
前記上部オイル通路は、前記複数の排気ポートのうち、前記複数のシリンダボアの列方向における一方端及び他方端の少なくとも一方の排気ポートの外側に形成されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の内燃機関において、
前記シリンダヘッドは、前記複数のシリンダボアにそれぞれ接続され、排気ガスが排出される複数の排気ポートを更に備え、
前記上部オイル通路は、前記複数の排気ポートの間に形成された第1上部オイル通路と、前記複数の排気ポートのうち、前記複数のシリンダボアの列方向における一方端又は他方端の排気ポートの外側に形成された第2上部オイル通路とを備え、
前記第2上部オイル通路は、その流路面積が前記第1上部オイル通路の流路面積よりも大きくするべく形成されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項5に記載の内燃機関において、
前記シリンダヘッドは、前記第2上部オイル通路の上端に、当該第2上部オイル通路にオイルを誘導するオイル誘導部が更に形成されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項6に記載の内燃機関において、
前記オイル誘導部は、前記第2上部オイル通路の上端の周囲に形成された凹部であることを特徴とする内燃機関。 - 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載の内燃機関において、
前記下部オイル通路は、その上端位置近傍において、流路面積を最小とするべく形成されていることを特徴とする内燃機関。
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