JP5880393B2 - 内燃機関 - Google Patents
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Description
図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本発明に係る直列4気筒エンジンにおけるオイルの循環系統について説明する。図1に示すように、エンジン1は、ピストン11、クランクシャフト12、カムシャフト13等の種々の被潤滑機構が配設されるエンジンブロック2と、当該種々の被潤滑機構を潤滑するオイルをエンジン1内で循環させる潤滑系統3とを備えている。なお、エンジン1は、本発明の「内燃機関」の一例である。
次に、シリンダヘッド21の構造について説明する。シリンダヘッド21は、図1に示すように、その上部にカムシャフト13等の種々の被潤滑部材が配設されると共に、図2及び図3に示すように、その側面に4個の排気ポート211が配設されている。
次に、シリンダブロック22の構造について説明する。シリンダブロック22は、図2及び図3に示すように、ウォータジャケット221、中部オイル通路222、及び、シリンダボア223を備えている。なお、中部オイル通路222は、本発明の「オイル戻し空間」の一例である。
まず、オイル通路の全体構成について説明する。図1及び図3に示すように、シリンダヘッド21の上部オイル通路212は、シリンダヘッド21の上方に配設されたカムシャフト13等の被潤滑部材から滴下したオイルを、シリンダブロック22の上端位置近傍まで滴下させる通路である。中部オイル通路222は、シリンダヘッド21の上部オイル通路212から滴下するオイルが流れ込むように構成されているとともに、上部オイル通路212から滴下したオイルを、オイルパン30まで滴下させる通路である。
次に、上部オイル通路212(212a〜212d)の構成について説明する。図3に示すように、シリンダヘッド21の4つの上部オイル通路212a〜212dは、4つのシリンダボア223の列方向(X方向)に沿って配置されている。また、上部オイル通路212a〜212dは、それぞれ、シリンダボア223の軸方向(Z方向)に沿って延びるように形成された略真円の柱状孔である。
次に、中部オイル通路222の構成について説明する。図3に示すように、中部オイル通路222は、シリンダヘッド21の上部オイル通路212a〜212dから滴下したオイルを、シリンダブロック22の下方に配設されたオイルパン30(図1参照)まで滴下させる通路である。
次に、図6を参照して、第1オイル室222a及び第2オイル室222bと、下部オイル通路224との接続部の構造について説明する。図6(a)は、第1オイル室222a及び第2オイル室222bと、下部オイル通路224との接続部近傍の上面図であり、図6(b)は、第1オイル室222a及び第2オイル室222bと、下部オイル通路224との接続部近傍の側面図である。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
21 シリンダヘッド
212a、212b、212c、212d 上部オイル通路(オイル戻し通路)
22 シリンダブロック
221 ウォータジャケット
222 中部オイル通路(オイル戻し空間)
222a 第1オイル室(オイル戻し空間)
222b 第2オイル室(オイル戻し空間)
223 シリンダボア
224 下部オイル通路(オイル排出通路)
225 孔
226 合流部
227 孔
23 ガスケット
23a ビード部
24 隔壁部
24a 上面
24b 下面
25 壁面
25a、25b、25c 凸部
26 底面
26a 急斜面部
26b 緩斜面部
27 壁面
27a 凸部
28 底面
28a 急斜面部
28b 緩斜面部
30 オイルパン
Claims (4)
- 複数のシリンダボアの列方向に沿って複数のオイル戻し通路が設けられたシリンダヘッドと、前記シリンダヘッドの下方にビード部を有するガスケットを介して配置されたシリンダブロックとを備える内燃機関において、
前記シリンダブロックは、前記シリンダヘッドの複数のオイル戻し通路が合流するオイル戻し空間と、前記オイル戻し空間の下方に設けられたオイルの合流部と、前記合流部の上方に中心がずれるように配置されるとともに前記オイル戻し空間を前記複数のシリンダボアの列方向に沿って区切る隔壁部と、前記合流部において合流したオイルをオイルパンへ排出するように前記シリンダボアの軸方向に沿って延びるオイル排出通路と、前記オイル戻し空間に隣接するウォータジャケットと、を含んでおり、
前記オイル戻し空間の底面は、オイル流れ方向の上流側の急斜面部と、前記急斜面部の下流側に位置するとともに前記上流側の急斜面部よりも傾斜角度が小さい下流側の緩斜面部とを含み、
前記オイル戻し空間の側壁面には、少なくとも前記下流側の緩斜面部に対応する部位において前記オイル戻し空間内に向かって突出する凸部が、上下方向に延びるように設けられていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項1に記載の内燃機関において、
前記隔壁部は、前記合流部に対して前記シリンダヘッドの複数のオイル戻し通路から前記シリンダブロックのオイル戻し空間に滴下するオイル量の少ない方向にずれるように配置されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項1又は2に記載の内燃機関において、
前記凸部は、前記シリンダヘッドのオイル戻し通路から滴下するオイルの滴下位置近傍の下流側の部分に配置されていることを特徴とする内燃機関。 - 請求項3に記載の内燃機関において、
前記凸部は、前記オイル戻し空間の壁部に一体的に形成されていることを特徴とする内燃機関。
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