JP2016008301A - 産業機械部品部材に用いるポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 - Google Patents
産業機械部品部材に用いるポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016008301A JP2016008301A JP2014131699A JP2014131699A JP2016008301A JP 2016008301 A JP2016008301 A JP 2016008301A JP 2014131699 A JP2014131699 A JP 2014131699A JP 2014131699 A JP2014131699 A JP 2014131699A JP 2016008301 A JP2016008301 A JP 2016008301A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- polyurethane elastomer
- mechanical component
- industrial machine
- urethane prepolymer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
【解決手段】産業機械部品部材用熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物のイソシアネート基末端ウレタンプレポリマーに反応抑制剤として、少なくとも1つ以上のエチレンオキサイドを置換基骨格内に持つリン酸エステル化合物を含有することで、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーの性状を損ねることなく、成形サイクルが短く、成形物中に未反応異物の発生がない、機械強度が高く強靭な産業機械部品用の熱硬化性ポリウレタンエラストマーを得ることができる。
【選択図】なし
Description
(1)少なくともNCO基末端ウレタンプレポリマー(A)、OH基末端硬化剤(B)からなる産業機械部品用の熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物において、NC0基末端ウレタンプレポリマー(A)が、反応抑制剤(C)として、少なくとも1つ以上のエチレンオキサイドを置換基骨格内に持つリン酸エステル化合物を5〜600ppm含むことを特徴とする。
(2)前記(1)に記載のOH基末端硬化剤(B)が、触媒(D)として、少なくともポリウレタン用ヌレート化触媒(D1)、及び/又はポリウレタン用アロファネート化触媒(D2)を含むことを特徴とする。
(3)前記(1)または(2)のいずれか一つに記載のNCO基末端ウレタンプレポリマー(A)とOH基末端硬化剤(B)の混合比(官能基比)が、水酸基/イソシアネート基(以下「α値」と略記)=0.2〜0.8(モル比)であることを特徴とする。
(4)前記(1)から(3)のいずれか一つに記載の産業機械部品用熱硬化ポリウレタンエラストマー形成性組成物を熱硬化処理して得られる産業機械部品部材のJIS−A硬度が60〜95の範囲であることを特徴とする。
[一般式1]
[一般式2]
[一般式3]
一般式1〜3の具体例として、n、m、l=1〜100であり、R1、R2、R3は炭素数1〜60の直鎖、分岐、又は環状の飽和又は不飽和アルキルがよく、特に好ましくはn、m、l=1〜30であり、R1、R2、R3は炭素数6〜30の直鎖、分岐、又は環状の飽和又は不飽和アルキル(フェニル基を含む)である。n、m、lの数及びR1、R2、R3の構造は同一であっても、異なっていても良い。市販化されている具体例として、ジ(C12−15)パレス−2リン酸「NIKKOL DDP−2 日光ケミカルズ社製」、ジ(C12−15)−パレス4リン酸「NIKKOL DDP−4 日光ケミカルズ社製」、ジ(C12−15)−パレス6リン酸「NIKKOL DDP−6 日光ケミカルズ社製」、ジ(C12−15)−パレス8リン酸「NIKKOL DDP−8 日光ケミカルズ社製」、ジ(C12−15)−パレス10リン酸「NIKKOL DDP−10 日光ケミカルズ社製」、リン酸(モノ,ジ)ポリエチレングルコール(5EO)C10−12アルコール「Phospholan PS−236 Akzo Npbe社製」、リン酸(モノ,ジ)ポリエチレングルコール(3EO)C10−15アルコール「Phospholan PS−222 Akzo Npbe社製」、リン酸(モノ,ジ)C10−14アルコール−3−エトキシレート「Phospholan PS−220 Akzo Npbel社製」、リン酸(モノ,ジ)ポリエチレングルコール(6EO)+トリデカノール「Phospholan PS−131 Akzo Npbe社製」、ポリオキシエチレントリデシルエーテルリン酸エステル「プライサーフ A212C、プライサーフ A215C 第一工業製薬社製」、ポリオキシエチレンアルキル(C8)リン酸エステル「プライサーフ A208F、プライサーフ A215C 第一工業製薬社製」、ポリオキシエチレンアルキル(C12、13)リン酸エステル「プライサーフ A208M、プライサーフ A215C 第一工業製薬社製」、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸エステル「プライサーフ A208B、プライサーフ A219B 第一工業製薬社製」、ポリオキシエチレンアルキル(C10)エーテルリン酸エステル「プライサーフ A210D 第一工業製薬社製」、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテルリン酸エステル「プライサーフ AL、プライサーフ AL12H 第一工業製薬社製」、リン酸(モノ,ジ)ポリエチレングリコール(4E0)4−ノニフェニル「試薬 東京化成工業社製」、トリ(C12−15)パレス−2リン酸「NIKKOL TDP−2 日光ケミカルズ社製」、トリ(C12−15)パレス−4リン酸「NIKKOL TDP−4 日光ケミカルズ社製」、トリ(C12−15)パレス−6リン酸「NIKKOL TDP−6 日光ケミカルズ社製」、トリ(C12−15)パレス−8リン酸「NIKKOL TDP−8 日光ケミカルズ社製」、トリ(C12−15)パレス−10リン酸「NIKKOL TDP−10 日光ケミカルズ社製」、ホスフェートポリエーテルエステル「TRITON H−55、H−66、QS−44、XQS−20 ダウサーファクタンツ社製」等が挙げられる。
ポリイソシアネート(A1)の具体例として、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、シクロヘキシルジイソシアネート、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、水素添加キシリレンジイソシアネート、水素添加トリメチルキシリレンジイソシアネート、2−メチルペンタン−1,5−ジイソシアネート、3−メチルペンタン−1,5−ジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサヘチレン−1,6−ジイソシアネート、2,4,4−トリメチルヘキサヘチレン−1,6−ジイソシアネート等の脂肪族及び脂環族ジイソシアネート。4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,2′−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルジメチルメタンジイソシアネート、4,4′−ジベンジルジイソシアネート、1,5−ナフチレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソシアネート、トリレン−2,4−ジイソシアネート、トリレン−2,6−ジイソシアネート等の芳香族ジイソシアネート。オルトキシリレンジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、パラキシリレンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート等の難黄変ジイソシアネート。また、いずれかのイソシアネートのウレタン変性体、ウレア変性体、カルボジイミド変性体、ウレトンイミン変性体、ウレトジオン変性体、イソシアヌレート変性体、アロファネート変性体等も使用できる。
ポリエステルポリオールの具体例としては、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、コハク酸、酒石酸、シュウ酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、グルタコン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,4−シクロヘキシルジカルボン酸、α−ハイドロムコン酸、β−ハイドロムコン酸、α−ブチル−α−エチルグルタル酸、α,β−ジエチルサクシン酸、マレイン酸、フマル酸等のジカルボン酸またはこれらの無水物等の1種類以上と、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、3,3−ジメチロールヘプタン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ダイマー酸ジオール、ビスフェノールAのエチレンオキサイドやプロピレンオキサイド付加物、ビス(β−ヒドロキシエチル)ベンゼン、キシリレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の分子量500以下の低分子ポリオール類の1種類以上との縮重合反応から得られるものを挙げることができる。また、低分子ポリオールの一部をヘキサメチレンジアミン、イソホロンジアミン、モノエタノールアミン等の低分子ポリアミンや低分子アミノアルコールに代えて得られるポリエステル−アミドポリオールを使用することもできる。
また、ポリエーテルポリオールの具体例としては、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、3,3−ジメチロールヘプタン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ダイマー酸ジオール、ビスフェノールA、ビス(β−ヒドロキシエチル)ベンゼン、キシリレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の低分子ポリオール類、またはエチレンジアミン、プロピレンジアミン、トルエンジアミン、メタフェニレンジアミン、ジフェニルメタンジアミン、キシリレンジアミン等の低分子ポリアミン類等のような活性水素基を2個以上、好ましくは2〜3個有する化合物を開始剤として、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド等のようなアルキレンオキサイド類を付加重合させることによって得られるポリエーテルポリオール、或いはメチルグリシジルエーテル等のアルキルグリシジルエーテル類、フェニルグリシジルエーテル等のアリールグリシジルエーテル類、テトラヒドロフラン等の環状エーテルモノマーを開環重合することで得られるポリエーテルポリオールを挙げることができる。
ポリカーボネートポリオールの具体例としては、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、3,3−ジメチロールヘプタン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、シクロヘキサン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ダイマー酸ジオール、ビスフェノールAのエチレンオキサイドやプロピレンオキサイド付加物、ビス(β−ヒドロキシエチル)ベンゼン、キシリレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の低分子ポリオールの一種類以上と、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート等のジアルキルカーボネート類、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等のアルキレンカーボネート類、ジフェニルカーボネート、ジナフチルカーボネート、ジアントリルカーボネート、ジフェナントリルカーボネート、ジインダニルカーボネート、テトラヒドロナフチルカーボネート等のジアリールカーボネート類との脱アルコール反応や脱フェノール反応から得られるものを挙げることができる。
モノマーポリオールの具体例として、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、3,3−ジメチロールヘプタン、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ダイマー酸ジオール、ビスフェノールA、ビス(β−ヒドロキシエチル)ベンゼン、キシリレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等が挙げられる。
ポリオレフィンポリオールの具体例としては、水酸基を2個以上有するポリブタジエン、水素添加ポリブタジエン、ポリイソプレン、水素添加ポリイソプレン等を挙げることができる。
アクリルポリオールとしては、アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステル〔以下(メタ)アクリル酸エステルという〕と、反応点となりうる少なくとも分子内に1個以上の水酸基を有するアクリル酸ヒドロキシ化合物及び/又はメタクリル酸ヒドロキシ化合物〔以下(メタ)アクリル酸ヒドロキシ化合物という〕と、重合開始剤とを熱エネルギーや紫外線または電子線などの光エネルギー等を使用し、アクリルモノマーを共重合したものを挙げることができる。
(メタ)アクリル酸エステルの具体例としては、炭素数1〜20のアルキルエステルものを挙げることができる。このような(メタ)アクリル酸エステルの具体例としては、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシルのような(メタ)アクリル酸アルキルエステル、シクロヘキシル(メタ)アクリレートのような(メタ)アクリル酸の脂環属アルコールとのエステル、(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸ベンジルのような(メタ)アクリル酸アリルエステルを挙げることができる。このような(メタ)アクリル酸エステルは、単独、又は2種類以上組み合わせたものを挙げることができる。
(メタ)アクリル酸ヒドロキシ化合物の具体例としては、ポリイソシアネート組成物との反応点となりうる少なくとも分子内に1個以上の水酸基を有しており、具体的には、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピルアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレートなどのアクリル酸ヒドロキシ化合物が挙げられる。また、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、3−ヒドロキシ−2,2−ジメチルプロピルメタクリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリレートなどのメタクリル酸ヒドロキシ化合物が挙げられる。これらアクリル酸ヒドロキシ化合物及び/又はメタクリル酸ヒドロキシ化合物は、単独、又は2種以上を組み合わせたものを挙げることができる。
重合開始剤は、熱重合開始剤、光重合開始剤を挙げることができ、重合方法によって適宜選択される。
熱重合開始剤の具体例としては、ジ−2−エチルヘキシルペルオキシジカーボネート等のペルオキシジカーボネート類、t−ブチルペルオキシベンゾエート、t−ブチルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチルペルオキシイソプロピルカーボネート、t−ヘキシルペルオキシイソプロピルカーボネート等のペルオキシエステル類、ジ(t−ブチルペルオキシ)−2−メチルシクロヘキサン、ジ(t−ブチルペルオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサンおよびジ(t−ブチルペルオキシ)シクロヘキサン等のペルオキシケタール類等が挙げることができる。
また、光重合開始剤の具体例としては、アセトフェノン、メトキシアセトフェノン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、α−ヒドロキシ−α,α′−ジメチルアセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−シクロヘキシルアセトフェノン、2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モンフォリノプロパノン−1等のアセトフェノン類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルブチルエーテル等のベンゾインエーテル類、ベンゾフェノン、2−クロロベンゾフェノン、p,p′−ジクロロベンゾフェノン、N,N′−テトラメチル−4,4′−ジアミノベンゾフェノン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン等のケトン類、チオキサンソン、2−クロロチオキサンソン、2−メチルチオキサンソン等のチオキサンソン類、ビスアシルホスフィンオキサイド、ベンゾイルホスフィンオキサイド等のホスフィン酸化物、ベンジルジメチルケタール等のケタール類、カンファン−2,3−ジオン、フェナントレンキノン等のキノン類などを挙げることができる。
シリコーンポリオールの具体例としては、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシランなどを重合したビニル基含有シリコーン化合物、及び分子中に少なくとも1個の末端水酸基を有する、α,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン、α,ω−ジヒドロキシポリジフェニルシロキサン等のポリシロキサンを挙げることができる。
ヒマシ油系ポリオールの具体例としては、ヒマシ油脂肪酸とポリオールとの反応により得られる線状または分岐状ポリエステルポリオールが挙げられる。また、脱水ヒマシ油、一部分を脱水した部分脱水ヒマシ油、水素を付加させた水添ヒマシ油も使用することができる。
フッ素系ポリオールの具体例としては、含フッ素モノマーとヒドロキシ基を有するモノマーとを必須成分として共重合反応により得られる線状、又は分岐状のポリオールである。ここで、含フッ素モノマーとしては、フルオロオレフィンであることが好ましく、例えば、テトラフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、トリクロロフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、フッ化ビニリデン、フッ化ビニル、トリフルオロメチルトリフルオロエチレンが挙げられる。また、ヒドロキシル基を有するモノマーとしては、例えば、ヒドロキシエチルビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、シクロヘキサンジオールモノビニルエーテル等のヒドロキシアルキルビニルエーテル、2−ヒドロキシエチルアリルエーテル等のヒドロキシアルキルアリルエーテル、ヒドロキシアルキルクロトン酸ビニル等のヒドロキシル基含有カルボン酸ビニル、又はアリルエステル等のヒドロキシル基を有するモノマーが挙げられる。
ヌレート化反応で使用されるポリウレタン用ヌレート化触媒(D1)としては、公知の触媒から適宜選択して用いることができ、具体例としては、トリエチルアミン、N−エチルピペリジン、N,N′−ジメチルピペラジン、N−エチルモルフォリン、フェノール化合物のマンニッヒ塩基等の第三級アミン、テトラメチルアンモニウム炭酸水素塩、メチルトリエチルアンモニウム炭酸水素塩、エチルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、プロピルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、ブチルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、ペンチルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、ヘキシルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、ヘプチルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、オクチルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、ノニルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、デシルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、ウンデシルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、ドデシルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、トリデシルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、テトラデシルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、ヘプタデシルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、ヘプタデシルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、オクタデシルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、(2−ヒドロキシプロピル)トリメチルアンモニウム炭酸水素塩、ヒドロキシエチルトリメチルアンモニウム炭酸水素塩、1−メチル−1−アザニア−4−アザビシクロ[2,2,2]オクタニウム炭酸水素塩、又は1,1−ジメチル−4−メチルピペリジニウム炭酸水素塩等の第四級アンモニウム炭酸水素塩、テトラメチルアンモニウム炭酸塩、メチルトリエチルアンモニウム炭酸塩、エチルトリメチルアンモニウム炭酸塩、プロピルトリメチルアンモニウム炭酸塩、ブチルトリメチルアンモニウム炭酸塩、ペンチルトリメチルアンモニウム炭酸塩、ヘキシルトリメチルアンモニウム炭酸塩、ヘプチルトリメチルアンモニウム炭酸塩、オクチルトリメチルアンモニウム炭酸塩、ノニルトリメチルアンモニウム炭酸塩、デシルトリメチルアンモニウム炭酸塩、ウンデシルトリメチルアンモニウム炭酸塩、ドデシルトリメチルアンモニウム炭酸塩、トリデシルトリメチルアンモニウム炭酸塩、テトラデシルトリメチルアンモニウム炭酸塩、ヘプタデシルトリメチルアンモニウム炭酸塩、ヘキサデシルトリメチルアンモニウム炭酸塩、ヘプタデシルトリメチルアンモニウム炭酸塩、オクタデシルトリメチルアンモニウム炭酸塩、(2−ヒドロキシプロピル)トリメチルアンモニウム炭酸塩、ヒドロキシエチルトリメチルアンモニウム炭酸塩、1−メチル−1−アザニア−4−アザビシクロ[2,2,2]オクタニウム炭酸塩、又は1,1−ジメチル−4−メチルピペリジニウム炭酸塩等の第四級アンモニウム炭酸塩、トリメチルヒドロキシプロピルアンモニウム、トリメチルヒドロキシプロピルアンモニウム、トリエチルヒドロキシエチルアンモニウム等のヒドロキシアルキルアンモニウムのハイドロオキサイドや有機弱酸塩、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、カプリン酸、吉草酸、オクチル酸、ミリスチン酸、ナフテン酸等のカルボン酸のアルカリ金属塩等が挙げられる。また、これらのポリウレタン用イソシアヌレート化触媒(D1)は、単独、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。尚、イソシアヌレート化触媒(D1)の使用量は、NCO基末端ウレタンプレポリマー(A)とOH基末端硬化剤(B)の総和重量に対して、0.001〜0.5質量%の範囲で用いられるのが好ましく、中でも、反応制御の容易さという観点から、0.005〜0.10質量%の範囲で用いられるのがより好ましい。
アロファネート化反応で使用されるポリウレタン用アロファネート化触媒(D2)としては、公知の触媒から適宜選択して用いることができ、例えば、カルボン酸の金属塩を用いることができる。
カルボン酸の具体例としては、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、オクチル酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、2−エチルヘキサン酸等の飽和脂肪族カルボン酸、シクロヘキサンカルボン酸、シクロペンタンカルボン酸等の飽和単環カルボン酸、ビシクロ(4.4.0)デカン−2−カルボン酸等の飽和複環カルボン酸、ナフテン酸等の上述したカルボン酸の混合物、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、大豆油脂肪酸、トール油脂肪酸等の不飽和脂肪族カルボン酸、ジフェニル酢酸等の芳香脂肪族カルボン酸、安息香酸、トルイル酸等の芳香族カルボン酸等のモノカルボン酸類;フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、コハク酸、酒石酸、シュウ酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、クルタコン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,4−シクロヘキシルジカルボン酸、α−ハイドロムコン酸、β−ハイドロムコン酸、α−ブチル−α−エチルグルタル酸、α,β−ジエチルサクシン酸、マレイン酸、フマル酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等のポリカルボン酸類が挙げられる。
工程(1):
NCO基末端プレポリマー(A)と水酸基末端硬化剤(B)、ただし、予め水酸基末端硬化剤(B)に触媒(D)を含ませていない場合は、触媒(D)を別途添加し、均一に混合して形成性組成物を調製する。なお、空気を巻き込み気泡が見られる場合は、真空脱泡等で気泡を取り除く。これらの工程は、専用のポリウレタン注型機を用いることが好ましい。
工程(2):
プレヒートした成形型に該形成性組成物を混合後直ちに成形型内に注入し(注型)、該形成性組成物を成形型内で硬化処理する(具体的には、加熱して硬化反応させる)。この場合、成形型の温度はウレタン化反応、及びヌレート化、アロファネート化反応を容易に且つ確実に進行させる条件であるという観点から、80〜170℃の範囲であることが好ましい。
工程(3):
形成性組成物が硬化した後、硬化物(即ち、熱硬化ポリウレタンエラストマー成形物)を成形型内から取り出す(脱型)。なお、本発明に於いては、前記の注型から脱型までに要する時間は、特に限定するものではないが、本発明の意図する熱硬化性ポリウレタンエラストマーの生産性という観点から触媒量や成形型のプレヒート温度を調整し、30〜600秒の範囲であることが好ましい。
工程(4):
熱硬化性ポリウレタンエラストマー成形物(産業機械部品)を脱型した後、室温で一週間エージング処理を行う。
表1に示す配合比率で、窒素を満たした5Lの攪拌容器内に各種ポリイソシアネート(A1)と各種反応抑制剤(C)と酸化防止剤を投入攪拌した。その後、攪拌容器内の温度を40〜70℃に保ちながら各種ポリオール(A2)を投入攪拌した。続いて、消泡剤を投入し攪拌容器内の温度を70〜90℃に保ちながら、2〜5時間程度ウレタン化反応を進めることで、各種NCO基末端ウレタンプレポリマー(A)を得た。
[イソシアネート]
・ MDI;ミリオネートMT(日本ポリウレタン工業社製)、4,4’−MDI、NCO含有量=33.5%
・ TDI;コロネートT−100(日本ポリウレタン工業社製)、2,4−TDI、NCO含有量=48.2%
[ポリオール]
・ PBA−2500;ニッポラン3027(日本ポリウレタン工業社製)、ポリブチレンアジペート、水酸基価=44.9 KOHmg/g
・ PBA−1000;ニッポラン4009(日本ポリウレタン工業社製)、ポリブチレンエチレンアジペート、水酸基価=112.0 KOHmg/g
・ PEA−2000;ニッポラン4040(日本ポリウレタン工業社製)、ポリエチレンアジペート、水酸基価=56.1 KOHmg/g
・ PTMG−1000;PTMG−1000(三菱化学社製)、ポリテトラメチレングリコール、水酸基価=112.0 KOHmg/g
・ 1.4−BG;1,4−ブタンジオール(三菱化学社製)、水酸基価=1,245 KOHmg/g
・ TMP;トリメチロールプロパン(三菱瓦斯化学社製)、水酸基価=1,254 KOHmg/g
[反応抑制剤]
・ DDP−2;NIKKOL DDP−2(日光ケミカルズ社製)、ジ(C12−15)パレス−2リン酸
(10)DDP−4;NIKKOL DDP−4(日光ケミカルズ社製)、ジ(C12−15)パレス−4リン酸
(11)DDP−10;NIKKOL DDP−10(日光ケミカルズ社製)、ジ(C12−15)パレス−10
リン酸
(12)PS−236;Phospholan PS−236(Akzo Nobel社製)、モノ・ジ(C10−12)パレス
−5リン酸
(13)A212C;プライサーフA212C(第一工業製薬社製)、ポリオキシエチレントリデシルエーテルリン酸エステル
(14)PEGNPP;リン酸ジポリエチレングリコール−4−ノニルフェニル(東京化成社製)
(15)TDP−6;NIKKOL TDP−6(日光ケミカルズ社製)、トリ(C12−15)パレス−6リン酸
(16)リン酸モノ・ジメチル;リン酸メチル(東京化成社製)
(17)リン酸ジブチル;リン酸ジブチル(東京化成社製)
(18)JP−512;(城北化学社製)、アルキル(C12,C14,C16,C18)アシッドホスフェート
(19)JP−524;(城北化学社製)、テトラコシルアシッドホスフェート
[触媒]
(20)POLYCAT−46;(エアプロダクツ社製)、酢酸カリウムとエチレングリコールの混合物
(21)DABCO TMR;(エアプロダクツ社製)、四級アンモニウム塩触媒とエチレングリコールの混合物
(22)TOYOCAT RX−5;(東ソー社製)、トリメチルアミノエチルエタノールアミン
(23)TOYOCAT TEDA−L33E;(東ソー社製)、トリエチレンジアミンとエチレングリコールの混合物
[その他添加剤]
(24)I−1010;イルガノックス1010;(BASFジャパン社製)ペンタエリスリトールテトラキス[3-(3',5'-ジ-t-ブチル-4'-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]酸化防止剤
(25)BYK−052;(ビックケミー・ジャパン社製)非シリコーン系消泡剤
(1)JIS−A硬度;JIS K7312に準じ、A型硬度計を用い測定。
(2)引張強度、伸長率;JIS K7312に準じ測定。
(3)カット面異物数;成形シートを脱型した直後にシートを幅50mm程度の短冊に切り出し、中央部の端に1mm程度の切れ目を入れ、横に引っ張り破断させ、この破断した面をカット面と見なした。幅20mm×厚さ2mmのカット面を5枚作製し、それぞれ40倍の倍率の顕微鏡を用いてカット面の観察を行い、凹凸の数を計数し、5枚のシートの凹凸の数の合計値をカット面異物数とした。
成形時間が長く、得られた成形物は未反応異物数が多く適さないものであった。
Claims (4)
- 少なくともイソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(A)、水酸基末端硬化剤(B)からなる産業機械部品部材用熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物において、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(A)が、反応抑制剤(C)として、少なくとも1つ以上のエチレンオキサイドを置換基骨格内に持つリン酸エステル化合物を5〜600ppm含むことを特徴とする産業機械部品部材用熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物。
- 請求項1に記載の産業機械部品部材用熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物において、水酸基末端硬化剤(B)が、触媒(D)として、少なくともポリウレタン用ヌレート化触媒(D1)、及び/又はポリウレタン用アロファネート化触媒(D2)を含むことを特徴とする産業機械部品部材用熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物。
- 請求項1または2のいずれか1項に記載の産業機械部品部材用熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物において、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(A)と水酸基末端硬化剤(B)の混合比(官能基比)が、水酸基/イソシアネート基=0.2〜0.8(モル比)であることを特徴とする産業機械部品部材用熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の産業機械部品部材用熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物を熱硬化処理して得られる産業機械部品部材のJIS−A硬度が60〜95の範囲であることを特徴とする産業機械部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014131699A JP6427990B2 (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 産業機械部品部材に用いるポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014131699A JP6427990B2 (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 産業機械部品部材に用いるポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018162413A Division JP6645544B2 (ja) | 2018-08-31 | 2018-08-31 | 産業機械部品部材に用いるポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016008301A true JP2016008301A (ja) | 2016-01-18 |
JP6427990B2 JP6427990B2 (ja) | 2018-11-28 |
Family
ID=55226095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014131699A Active JP6427990B2 (ja) | 2014-06-26 | 2014-06-26 | 産業機械部品部材に用いるポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6427990B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018076439A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 東ソー株式会社 | 熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物 |
JP7053936B1 (ja) * | 2021-05-17 | 2022-04-12 | 第一工業製薬株式会社 | イソシアネート含有組成物および2液反応型ポリウレタン樹脂組成物 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020153507A1 (en) * | 2001-02-20 | 2002-10-24 | Savino Thomas G. | Use of phosphate esters to extend the pot-life of isocyanates, isocyanate pre-polymers and blends |
WO2004067633A1 (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-12 | Asahi Glass Company, Limited | ポリエーテルポリオール組成物およびその用途 |
JP2005314502A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | 熱硬化ポリウレタンエラストマー形成性組成物及び該組成物を用いた熱硬化ポリウレタンエラストマー成型物の製造方法 |
JP2006274146A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | 熱硬化ポリウレタンエラストマー形成性組成物及び該組成物を用いた熱硬化ポリウレタンエラストマー成型物の製造方法 |
WO2008023690A1 (fr) * | 2006-08-22 | 2008-02-28 | Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. | Formule de diphénylméthane-isocyanate modifiée par uréthane |
JP2011080016A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Mitsubishi Chemicals Corp | ポリウレタン及びその製造方法 |
-
2014
- 2014-06-26 JP JP2014131699A patent/JP6427990B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020153507A1 (en) * | 2001-02-20 | 2002-10-24 | Savino Thomas G. | Use of phosphate esters to extend the pot-life of isocyanates, isocyanate pre-polymers and blends |
WO2004067633A1 (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-12 | Asahi Glass Company, Limited | ポリエーテルポリオール組成物およびその用途 |
JP2005314502A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | 熱硬化ポリウレタンエラストマー形成性組成物及び該組成物を用いた熱硬化ポリウレタンエラストマー成型物の製造方法 |
JP2006274146A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Nippon Polyurethane Ind Co Ltd | 熱硬化ポリウレタンエラストマー形成性組成物及び該組成物を用いた熱硬化ポリウレタンエラストマー成型物の製造方法 |
WO2008023690A1 (fr) * | 2006-08-22 | 2008-02-28 | Nippon Polyurethane Industry Co., Ltd. | Formule de diphénylméthane-isocyanate modifiée par uréthane |
JP2011080016A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Mitsubishi Chemicals Corp | ポリウレタン及びその製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018076439A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 東ソー株式会社 | 熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物 |
JP7053936B1 (ja) * | 2021-05-17 | 2022-04-12 | 第一工業製薬株式会社 | イソシアネート含有組成物および2液反応型ポリウレタン樹脂組成物 |
WO2022244650A1 (ja) * | 2021-05-17 | 2022-11-24 | 第一工業製薬株式会社 | イソシアネート含有組成物および2液反応型ポリウレタン樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6427990B2 (ja) | 2018-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6428208B2 (ja) | 塗料組成物、該組成物を用いた自己修復型形成塗膜 | |
JP2017048319A (ja) | ポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 | |
JP6427990B2 (ja) | 産業機械部品部材に用いるポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 | |
JP6617479B2 (ja) | 樹脂成型に用いられる離型剤組成物、及びこの離型剤を用いて成型されるポリウレタン樹脂成型物 | |
JP2023123719A (ja) | 熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物、熱硬化性ポリウレタンエラストマー、産業機械部品および産業機械部品の製造方法 | |
JP6558159B2 (ja) | 産業機械部品部材に用いるポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれをもちいた産業機械部品 | |
WO2016035865A1 (ja) | ポリウレタンエラストマー形成性組成物、及びそれを用いた産業機械部品、並びに樹脂成型に用いられる離型剤組成物、及びそれを用いて成型されるポリウレタン樹脂成型物 | |
JP6905135B1 (ja) | ポリウレタン樹脂組成物 | |
JP6565501B2 (ja) | ポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれをもちいた産業機械部品 | |
JP7286958B2 (ja) | 熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物、熱硬化性ポリウレタンエラストマー、産業機械部品および産業機械部品の製造方法 | |
JP6801425B2 (ja) | ポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 | |
JP6645544B2 (ja) | 産業機械部品部材に用いるポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 | |
JP2008133343A (ja) | 主成分として2,4’−mdiを用いて得られるウレタンプレポリマーからなるウレタンエラストマー形成性組成物 | |
JP6387763B2 (ja) | 産業機械部品部材に用いるポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 | |
JP6509476B1 (ja) | ポリウレタンエラストマー組成物、クリーニングブレードの製造方法及びクリーニングブレード | |
JP7404618B2 (ja) | 熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 | |
JP6891477B2 (ja) | ポリウレタンエラストマー形成性組成物、およびそれを用いた産業機械部品 | |
JP6903895B2 (ja) | 熱硬化性ポリウレタンエラストマー形成性組成物 | |
JP5585175B2 (ja) | ポリウレタン樹脂の製造方法 | |
JP6413244B2 (ja) | ロール弾性部材用ポリウレタンエラストマー形成性組成物、及び該組成物を用いたロール弾性部材 | |
JP4088960B2 (ja) | ウレタンエラストマー形成性組成物および注型ウレタンエラストマーの製造方法 | |
JP2021186993A (ja) | 金属/樹脂複合体の製造方法、および、金属/樹脂複合体 | |
JP2008037887A (ja) | 難黄変性軟質ポリウレタン発泡体 | |
JP2012131839A (ja) | ポリウレタン樹脂の製造法 | |
JP2012017356A (ja) | 熱硬化性ポリウレタン樹脂組成物及びそれを用いてなるポリウレタン成形物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180309 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180320 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180517 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180605 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180831 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20180912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20181002 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20181015 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6427990 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |