JP2016003970A - 自動分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鋭利なノズルによって閉栓容器のゴム栓を貫通し内部の液体を吸引する分注機構では、ゴム栓に対してノズルを垂直に挿入できないとゴムの切り屑が詰まる課題があった。【解決手段】本発明の自動分析装置では、ノズルをゴム栓から引き抜くときに容器の浮き上がりを防止するための容器押さえ機構を備え、押さえ機構の容器押さえ部は任意の高さに上下移動できる構成で、さらに容器押さえ部にはノズルの先端を固定する固定部を有する。ノズルがゴム栓に向かって下降動作するときに、容器押さえ部がノズル先端を支持し、ノズルの下降動作と容器押さえ部を同期して下降させることで、ゴム栓に挿入するまでのノズル振動を抑制し、ゴム栓に対して垂直に挿入するようにガイドする。【選択図】図5

Description

本発明は、血清や尿などのサンプルと試薬を混ぜ合わせることで成分分析を行う自動分析装置に関する。
自動分析装置では、サンプルの劣化や液漏れを防止するためにゴムなどでできた栓(以下、蓋とも言う)で封入した状態のサンプル容器が使われる。従来の分析装置では、特許文献1のように閉栓されている容器に対して分注処理の前に開栓を行い、蓋の外されたサンプル容器に対して内部のサンプルを吸引し、吸引処理終了後に再度サンプル容器に蓋を取り付ける処理を行う。特許文献1のような自動分析装置では、サンプルを分注するたびに開栓と閉栓を行う機構が必要となる。
一方、特許文献2のように開栓を行わず閉栓したままの容器から直接液体を吸引する分注装置がある。閉栓容器から直接吸引を行う分注機構では、ゴムなどでできた栓を貫通するために先端が鋭利なノズルを備え、ノズルで栓を貫通させて容器内のサンプルを吸引する。前述のような閉栓容器から直接吸引する装置では、容器を開栓しないため容器内のサンプルの劣化や埃の混入が防げる。さらに、吸引動作後に行うノズルのゴム栓からの引き抜き動作によって、ノズル側面に付着した余分なサンプルはゴム栓通過時に削ぎ落とされるため、分注精度の高精度化につながる。
特開2012−159317号公報 特開2010−25804号公報
自動分析装置の分注機構は、様々な高さの採血管に対応するため長いノズルを備え、多数のサンプルを短時間に処理するため高速で動作する必要がある。ゴム栓に貫通するときのノズル下降動作を高速で行うと、ノズルが振動することでゴム栓に斜めに挿入されることがある。前述のようにノズルがゴム栓に斜めに挿入されるとゴム栓の切り屑が詰まる課題ある。
特許文献2のようにノズル側面に開口部を設けたノズルで粘性の高い血液などの液体を分注する場合、液を吐出する際にノズル開口部に液の一部が残留することや汚れが残りやすいなどの問題があり、高精度な分注には適さない。
以上のように閉栓容器から直接分注する自動分析装置では、ノズルの振動を抑制しゴム栓に対してノズルを垂直に挿入する方法が必要であった。そこで、本発明ではノズルがゴム栓に挿入するまでの下降動作の間、ノズル先端を固定することでノズル振動を抑制し、ゴム栓にノズルを垂直に挿入できる閉栓容器から直接分注を行う自動分析装置を提供することを目的とする。
本発明の自動分析装置では、ノズルがサンプル容器の栓を貫通し内部の液体を吸引したあとで、ノズルをサンプル容器から引き抜くための動作によって、サンプル容器が浮き上がらないように押さえる容器押さえ機構を備える。容器押さえ機構は、様々なサンプル容器に対応するため、ノズルの駆動手段とは別に容器押さえ部を任意の高さに移動でき駆動手段を備え、さらに容器押さえ機構にはノズル先端を固定できる構造を有する。
すなわち、代表的な発明は、蓋付きのサンプル容器から蓋を貫通しサンプルを吸引するノズルと、ノズルを有する分注機構と、サンプル容器の蓋を押さえるための押さえ部を任意の高さに移動可能な容器押さえ機構を備え、容器押さえ機構の押さえ部にノズルの先端部を固定する固定部を有する自動分析装置である。
さらに望ましくは、容器押さえ機構は、容器を貫通するために移動してきたノズルに対して、ノズル先端を固定するため容器押さえ部を上昇し、ノズルを固定した後でノズルが容器に下降する動作と同期して容器押さえ部をサンプル容器に接するまで下降する。ノズルがゴム栓に挿入されるまでの間、ノズル先端は容器押さえ部によって固定されるため、ノズル先端の振動は抑制され、ゴム栓に垂直に挿入可能となる。その後、容器押さえ部がサンプル容器と接触するとノズルの固定を解除し、以降はノズルと接触しないためサンプル容器内の液体吸引したノズルによって汚染されることはない。
以上のようにサンプル容器の押さえ機構にノズル先端を固定する構造を有することで、ノズル振動を抑制しノズルをゴム栓へ垂直に挿入可能とする。さらに、ノズル先端を固定する構造は、ノズルの下降動作と同期して下降させる。
本発明によれば、閉栓容器にノズルを貫通させて直接分注を行う自動分析装置で、ノズル振動を抑制しノズルをゴム栓に垂直に挿入できるため、ノズルが斜めに刺さることで発生するノズル詰まりを防止できる。
本発明の閉栓容器から直接分注する自動分析装置の上面図である。 本発明のサンプル分注機構とサンプル容器押さえ機構の配置の一例である。 本発明におけるサンプル容器押さえ機構の押さえ部の構造の一例である 本発明におけるサンプル容器押さえ機構の押さえ部の状態変化を示す図である。 本発明におけるサンプルノズルをサンプル容器に挿入する時の動作の流れを示す図である。 本発明におけるサンプルノズルをサンプル容器から引き抜く時の動作の流れを示す図である。 本発明のサンプル容器押さえ機構にノイズシールドを取り付けた一例である。 本発明におけるサンプルノズル支持方法の例である。
以下、図1から図8を参照し、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明の自動分析装置の構成を示す図である。自動分析装置10は、試薬容器11を複数搭載する試薬ディスク12と、試薬とサンプルを混ぜ合わせて反応を測定する反応ディスク13と、試薬の吸引や吐出を行う試薬用分注機構14と、サンプル(例えば血液の血清)の吸引や吐出を行うサンプル分注機構15と、サンプル容器押さえ機構16から構成される。試薬用分注機構14は試薬分注用の試薬用ノズル21を備え、サンプル分注機構15はサンプル分注用のサンプルノズル22を備える。装置に投入されたサンプルは、ゴム栓23で閉栓されたサンプル容器(試験管)24に封入された状態で、ラック25に搭載されて搬送される。ラック25には複数のサンプル容器24が搭載される。サンプル容器24は複数の種類があり、外径は前記ラック25に搭載するため同じサイズであるが高さは種類によって異なる。サンプル容器24にはバーコード26が貼られており、バーコードリーダ27でバーコード26を読み取ることでサンプル情報の特定とサンプル容器24の種類の特定が行える。サンプル分注機構15は、細長いサンプルノズル22をサンプル容器24から吸引を行う吸引位置と反応ディスク13の反応セル28に吐出を行う吐出位置を往復移動する。さらに、吸引位置と吐出位置ではサンプル容器24や反応セル28の高さに合わせて、サンプルノズルを下降させる。以上のような動作を行うため、サンプル分注機構22は上下左右にサンプルノズル22を移動できる構成である。
サンプル容器24への下降動作では、サンプルノズル22をサンプル容器24のゴム栓23に貫通させ、サンプル容器24内にあるサンプルをサンプルノズル22の先端から吸引する。前述の通りゴム栓23を取り外すことなく、サンプルノズル22でゴム栓23を貫通させて直接分注を行うため、サンプルノズル22の先端部は、ゴム栓23を貫くために先鋭である。サンプル容器24からサンプルノズル22を引き抜くときは、容器押さえ機構16の押さえ部29でサンプル容器24の上から押さえることでサンプル容器24は浮き上がらずにサンプルノズル22を引き抜くことができる。容器押さえ機構16は、サンプル容器24がラック25で搬送される間は容器押さえ部29をサンプル容器24の高さより上に移動し、サンプル容器24の搬送を阻害しない。サンプル容器24を搬送する搬送機構(例えば、ベルトコンベア)は、容器押さえ部29がサンプル容器24の高さより上に移動した後に、次に分析するサンプルを収容したサンプル容器を吸引位置に移動させる。
反応セル28でサンプルと試薬が混合された後、反応セル28を介して光源から反応セル28に照射した光が吸光光度計や散乱光度計などの光学的な計測器で測定される。この測定結果と検量線を用いて成分分析、すなわちサンプル内の所定成分濃度等が測定できる。
図2は本発明のサンプル分注機構15と容器押さえ機構16とサンプル容器24の配置関係を示す図である。前述の通り、サンプル分注機構15は上下左右にサンプルノズル22を移動できる構成であり、サンプル容器24の上にサンプルノズル22を移動した後に、サンプルノズル22を下降することでサンプルノズル22をラック25上のサンプル容器24に挿入できる。容器押さえ機構16は容器押さえ部29を上下に移動できる構成であり、サンプル容器24を上から押さえられる位置にある。容器押さえ部29はサンプルノズル22が通過できるように中央に貫通孔を有する構造になっている。なお、容器押さえ部29はサンプルノズル22とは別の駆動手段を有しており、例えばボールねじとモータの組み合わせで駆動し、容器押さえ部29を上方に移動することで容器押さえ部29と固定板30(第4の固定板)は接することができ、同じく下方に移動することで容器押さえ部29とサンプル容器24は接することができる。容器押さえ部29は、サンプル容器24と接することで、サンプルノズルをサンプル容器24から引き抜くときの浮き上がりを防止するための押さえとして機能する。容器押さえ機構16の動作と容器押さえ部29の構成の詳細は後述する。
図3は容器押さえ機構16の容器押さえ部29の構成の詳細を示す図である。容器押さえ部29は、容器押さえ機構16の駆動部(例えばボールねじ)と連結部31で固定される。容器押さえ部29は、例えば、上部固定板32(第1の固定板)と、垂直方向の力で変形するように設置した板ばね33(第1の弾性部材)と、上部固定板32に回転ばねで固定され回転可能であるロック部34と、連結部31と固定される中央固定板35(第2の固定板)と、中央固定板35とばね37(第2の弾性部材)で接続される下部固定板36(第3の固定板)から構成される。上部固定板32と中央固定板35と下部固定板36の中央には、サンプルノズル22が通過できる大きさの通過孔があり、容器押さえ部29が上下どの位置にあってもサンプルノズル22を下降することができる。
図4は容器押さえ部29のばねの変形による状態の変化を示す図である。図4(a)は容器押さえ部29の初期状態を示す図である。
図4(a)の状態では、板ばね33やばね37に変形はなく、サンプルノズル22が容器押さえ部29を通過しても接触することはない。
図4(b)の状態は上部固定板32に上からの力が加わり、板ばね33が変形しサンプルノズル22が通過する部分が狭くなり、サンプルノズル22を通過させると板ばね33と接触する状態である。さらに、中央固定板35と上部固定板32は板ばね33で接続するため、上部固定板32に上から力が加わると板ばね33の変形によって中央固定板35と上部固定板32の距離が近づき、ロック部34は中央固定板35にある溝(ロック部受け部)に掛かる。つまり、ロック部34とロック部受け部とが嵌合する。
図4(c)はロック34が中央固定板35の溝に掛かったあと、つまり嵌合した後の状態である。ロック部34が中央固定板35の溝に掛かったあとは、上部固定板32に力が加わっていない状態でも板ばね33は変形が維持され、サンプルノズル22が通過する部分が狭くなっている。
図4(d)は下部固定板36に下から力が加わりばね37が変形した状態である。ばね37が変形することで、下部固定板36は中央固定板35との距離が近づき下部固定板36の端にある突起がロック34と接触する。下部固定板36と中央固定板35との距離が十分近づくとロック部34は中央固定板35の溝(ロック部受け部)から外れ、板ばね33の復元力によって上部固定板32と中央固定板35の距離は図4(a)の状態に戻り、サンプルノズル22が通過する部分が広がる。このようにしてノズルの固定を解除することができる。
サンプルノズル22を容器押さえ部29で固定するときは、図4(a)の状態でサンプルノズル22を容器押さえ部29の通過孔に通過させてから、容器押さえ部29を図4(b)の状態にすることで板ばね33がサンプルノズル22を固定できる。また、図4(c)から図4(d)の状態にすることでサンプルノズル22の固定を解除し、板ばね33とサンプルノズル22は接触しない位置になる。
この例では、サンプルノズル22の先端部を固定する固定部として、弾性部材自身、すなわち板ばね33を採用したが、板ばねではなく、その他のゴムなどの弾性部材であってもよい。また、弾性部材自身を固定部として説明したが、弾性部材に非弾性部材を取り付け、この非弾性部材をノズルと接触させて固定させる形態でもよい。
また、この例では、ロック部受け部として、中央固定板35の側面に設けた溝を採用したが、溝を設けずに中央固定板35の下面の両端にロック部34の爪を引っ掛けて、嵌合させてもよい。また、サンプルノズル22の先端部を挟むことで先端部を固定したが、他の固定方法でもよい。つまり、サンプルノズル22の先端部を固定する固定部が、容易に外れずに固定し続けられる形態であれば、固定方法は様々な固定方法が考えられる。
また、この例では、下部固定板36の両端に上方に突出した部材を設け、この部材をノズルの固定を解除する解除機構として作用させたが、本発明ではこの形態に限定されるものではなく、容器押さえ部29をサンプル容器24の蓋に押し付けることで弾性部材(例えば板ばね33)を変形させ、サンプルノズル22の先端部と固定部との距離を離すことで、サンプルノズル22の固定を解除できる形態であればよい。固定部の固定のさせ方などにより様々な解除機構の形態が考えられる。
図5は本発明におけるサンプルノズル22をサンプル容器24に挿入する時の動作の流れを示す図である。
図5(a)の状態は、サンプルノズル22をサンプル吸引するためにサンプル容器24の上空に移動したときの状態である。容器押さえ機構16は容器押さえ部29を上昇した状態であるが、容器押さえ部29の上部固定板32と固定板30は接触していない状態(容器押さえ部29は図4(a)の状態)である。
図5(b)の状態は、サンプルノズル22が容器押さえ部29の通過孔を通り、サンプルノズル22の先端が容器押さえ部29より下まで下降させた後で、容器押さえ機構16の容器押さえ部29を上昇させ(容器押さえ部は図4(c)の状態)、サンプルノズル22の先端部を固定した状態である。
図5(c)の状態は、サンプルノズル22の先端を容器押さえ部29が固定した状態(図4(c))で、サンプルノズル22と容器押さえ部29が同期して下降している状態である。これらを同期して下降させることで、固定部によりノズルの固定をした状態を維持しつつノズルをゴム栓まで駆動させることができる。図5(c)の状態では、サンプルノズル22の先端が容器押さえ部29によって固定されることで、サンプルノズル22の先端は振動が抑制される。また、サンプルノズル22は板ばね33で固定しているので、サンプルノズル22と容器押さえ部29の動作が多少ずれた場合でも、板ばね33の変形によってサンプルノズル22の損傷を回避できる。
図5(d)の状態は、はサンプルノズル22の先端がサンプル容器24のゴム栓に挿入し、容器押さえ部29の下部固定板36はサンプル容器24と接触している状態である。容器押さえ部29をサンプル容器に押し付けることで、サンプル容器24の蓋が下部押さえ板36を押し上げてロック34を中央固定板の溝から外しサンプルノズル22の固定を解除(図4(d)の状態)する。図5(c)から図5(d)となる間では、サンプルノズル22の振動が抑制された状態でゴム栓に挿入できサンプルノズル22はゴム栓に対して垂直に挿入され、サンプルノズル22がゴム栓に挿入したタイミングでサンプルノズル22の固定が解除される。なお、サンプルノズル22がゴム栓に挿入した距離とサンプルノズル22の固定解除のタイミングは、図5(b)で容器押さえ部29の板ばね33でサンプルノズル22を固定する位置で調整できる。図5(e)では、サンプルノズル22と容器押さえ部29とは接触しておらず、容器押さえ部29はサンプル容器24を上から押している状態である。サンプルノズル22はサンプル容器24の内部の液体を吸引するため任意の高さまで下降する。
以上のように容器押さえ機構16とサンプルノズル22を動作することで、サンプルノズル22をサンプル容器24のゴム栓に垂直に挿入でき、サンプルノズル22が斜めにゴム栓に挿入されることで発生するゴム栓の切り屑の詰まりを防止することができる。
図6は本発明におけるサンプルノズル22をサンプル容器24から引き抜く時の動作の流れを示す図である。
図6(a)は図5(e)と同じ状態で、容器押さえ部29とサンプルノズル22は接していない。そのため、図6(b)のようにサンプルノズル22のみを上昇し、容器押さえ部29はサンプル容器24を押さえたままの状態とすることができる。サンプルノズル22をサンプル容器24から引き抜くときに、容器押さえ部29がサンプル容器24を押さることで、サンプル容器29の浮き上がりは発生しない。このようにして、サンプルノズル22をサンプル容器24から引き抜く前に、固定部によるノズルの固定を解除することができる。
さらに、容器押さえ29部はサンプル容器24内の液体に触れて汚れているサンプルノズル22に接しないため、容器押さえ部29の汚染を防ぐことができる。また、容器押さえ機構16は、容器押さえ部29を任意の高さに移動可能であるため、様々な高さのサンプル容器24に対応できる。
図6(c)はサンプルノズル22がサンプル容器29から引き抜かれた後、容器押さえ部29を上昇させた状態である。容器押さえ部29がサンプル容器24から離れることで、次のサンプル容器24が吸引位置へ搬送される。サンプル容器24の高さによっては、容器押さえ部29と接触することがあるため、サンプル容器24の搬送開始タイミングは、容器押さえ部29が十分上昇してからとする。図6(d)は容器押さえ部29が図5(a)と同じ位置まで上昇し、サンプルノズル22が吸引した液体を吐出位置までハンドリングするため移動するときの状態を示す図である。
以上のように容器押さえ機構16とサンプルノズル22を動作することで、サンプルノズル22の引き抜きによるサンプル容器24の浮き上がりを防止し、サンプル容器24の高さによらず容器押さえ部29とサンプル容器24と接触することなくサンプル容器24を搬送できる。
このように、容器押さえ機構16が、サンプルノズル22の下降開始前に固定部によってサンプルノズル22の先端部を固定するように容器押さえ部29を制御し、サンプルノズル22が上昇動作を始める前までにサンプルノズル22の固定を解除するよう容器押さえ部29を制御することが望ましい。
また、サンプルノズル22でサンプル容器24のサンプルを吸引した後、サンプルノズル22は容器押さえ部29より先に上昇動作を行い、容器押さえ機構16はサンプルノズル22の先端が容器押さえ部29より上まで移動してから容器押さえ部29の上昇動作を行い、サンプル容器の搬送を行う搬送機構は容器押さえ部29が次にサンプル吸引するサンプル容器24の高さより上に移動してから次のサンプル容器24の搬送を行うことが望ましい。
図7は本発明の容器押さえ部29にノイズシールド38を備えた一例を示す図である。自動分析装置ではサンプルノズル22に静電容量センサ(図示せず)を備え、サンプル容器24内の液面にサンプルノズル22の先端を近づけると静電容量センサからの出力電圧が変化し、閾値以上に電圧が変化したことを確認することで液面を検知している。静電容量センサは外部からの電磁ノイズの影響を受けやすいため、ノズルを囲むようにノイズシールド38を設置することが望ましい。本発明では、容器押さえ部29を上下動作させてもノイズシールドが物理的に干渉しないようにするため、図7(a)に示すように円筒金属部材を連結部31に固定し、容器押さえ部29とノイズシールド38を一体構造とする。さらに、図7(b)に示すようにサンプルノズル22の下降動作と容器押さえ部29の下降動作を同期するため、サンプルノズル22が下降中はノイズシールド38で常に覆われた状態にできる。このように、容器押さえ部29にノイズシールド38を設け、容器押さえ部29の上下動作によってノイズシールド38を移動させることが望ましい。以上の構成によって、静電容量センサを備え液面検知を行うサンプルノズル22においても本発明の容器押さえ機構は、液面検知の性能を損なうことなく機能することができる。
実施例では、サンプルノズル22を固定するために板ばね33を用いたが、板ばね以外のゴムなどの弾性変形性能を持った部品を使っても良い。また、実施例では複数の板ばねでサンプルノズル22を挟み込む例を用いたが、1つの板ばねでもサンプルノズル22と接し支持することでサンプルノズル22先端の振動の低減には効果がある。
図8は容器押さえ部29における図3とは別の方式のサンプルノズル22支持方法である。図8(1)は押さえ板41にローラ42を先端に備えた板ばね43を取り付けた例である。図8(1)aのようにローラ42が下側からの力が加わらない状態では、板ばね43はサンプルノズル22を押さえるように作用するが、ローラ43がサンプル容器の蓋と接して下からの力が加わることで板ばね43は変形し、サンプルノズル22から離れる。図8(1)の方式では板ばね43は常に内側に変形するようになっているため、固定板30と接触させて板ばね43の変形を固定する必要はない。
図8(2)は2つの押さえ板51を回転ばね52で取り付けた例である。押さえ板51にはサンプルノズル22を通すための楕円形の貫通孔があり、図8(2)aのように回転ばね52が開いた状態では、押さえ板51はサンプルノズル22に対して鈍角であり貫通孔の端とサンプルノズル22が接することで、サンプルノズル22を固定する。図8(2)bのようにサンプル容器の蓋と接して下からの力が加わることで、回転ばね52の変形によって押さえ板51はサンプルノズル22に対して鋭角となり、サンプルノズル22と押さえ板51は接しない状態となる。
図8(3)は板ばね61にサンプルノズル22を支えるための支持材62を取り付け、支持材62に2本の棒材63を取り付けた例である。図8(3)aの状態では、サンプルノズル22を凹部にて支えるが、図8(3)bのように棒材63が採血管などの面と接して下からの力が加わると、板ばね61が変形し支持材62はサンプルノズル22から離れる。
図8の(1)から(3)のような構成においては、固定部の固定に関しては、板ばね43、押さえ板51、支持材62を採用した。固定に関してはこれらの固定部にサンプルノズル22を接触させながら下降させて固定する方式である。接触させながら下降させることによって、サンプルノズル22と固定部間に一定の摩擦力が生じるが、このような固定方法であってもよい。上記のようにこれらの形態でも、サンプルノズル22の固定と固定解除を行うことが可能である。
以上、実施例について説明した。上記以外にも様々な実施形態が考えられるが、図4で説明した様に、固定部は、サンプルノズル22の先端部を挟み込むことで当該先端部を固定し、さらに、容器押さえ部29は、第1の固定板と、第2の固定板と、第1の固定板と前記第2の固定板とを連結する第1の弾性部材と、第1の固定板に接続されたロック部と、第2の固定板に設けられた、ロック部と嵌合するロック部受け部と、を備え、第1の固定板と第2の固定板との距離が短くなることで第1の弾性部材は変形し、当該第1の弾性部材が変形した状態でロック部とロック受け部とが嵌合し、当該嵌合により固定部はサンプルノズル22の先端部を挟み込むことで当該先端部を固定することが望ましい。
また、固定部は板ばね33であることが望ましい。
また、第1の固定板と接触する第4の固定板を備え、第1の固定板が第4の固定板に押しつけられることで、第1の固定板と第2の固定板との距離が短くなることが望ましい。
また、容器押さえ部29は、第3の固定板と第3の固定板に設けられたサンプルノズル22の固定を解除する解除機構を含み、第3の固定板が蓋に押し付けられることで第3の固定板と第2の固定板との距離が短くなり、解除機構はロック部とロック部受け部との嵌合を解除することで、サンプルノズル22の固定を解除することが望ましい。
また、第2の固定板と第3の固定板とを連結する第2の弾性部材を備え、第3の固定板が蓋から離れたときに第2の弾性部材により第3の固定板と第2の固定板との距離が離れることが望ましい。
10 自動分析装置
11 試薬容器
12 試薬ディスク
13 反応ディスク
14 試薬分注機構
15 サンプル分注機構
16 容器押さえ機構
21 試薬用ノズル
22 サンプルノズル
23 ゴム栓
24 サンプル容器
25 サンプルラック
26 バーコード
27 バーコードリーダ
28 反応セル
29 容器押さえ部
30 固定板
31 連結部
32 上部固定板
33 板ばね
34 ロック
35 中央固定板
36 下部固定板
37 ばね
38 ノイズシールド
41 押さえ板
42 ローラ
43 板ばね
51 押さえ板
52 回転ばね
61 板ばね
62 支持材
63 棒材

Claims (12)

  1. 蓋付きのサンプル容器から前記蓋を貫通しサンプルを吸引するノズルと、前記ノズルを有する分注機構と、前記サンプル容器の前記蓋を押さえるための押さえ部を任意の高さに移動可能な容器押さえ機構を備え、
    前記容器押さえ機構の押さえ部に前記ノズルの先端部を固定する固定部を有することを特徴とする自動分析装置。
  2. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記押さえ部は、前記ノズルを前記サンプル容器から引き抜く前に、前記固定部による前記ノズルの固定を解除する解除機構を有することを特徴とする自動分析装置。
  3. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記押さえ部は、前記固定部により前記ノズルの固定をした状態で、前記前記ノズルの下降動作と同期して下降動作が行われることを特徴とする自動分析装置。
  4. 請求項1又は2記載の自動分析装置において、
    前記容器押さえ機構は、
    前記ノズルの下降開始前に前記固定部によって前記ノズルの先端部を固定するように前記押さえ部を制御し、前記ノズルが上昇動作を始める前までに前記ノズルの固定を解除するよう、
    前記押さえ部を制御することを特徴とする自動分析装置。
  5. 請求項2記載の自動分析装置において、
    前記解除機構は弾性部材を有し、
    前記押さえ部を前記サンプル容器の蓋に押し付けることで弾性部材を変形させ、前記ノズルの先端部と前記固定部との距離を離すことで、前記ノズルの固定を解除することを特徴とする自動分析装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の自動分析装置において、
    前記押さえ部にノイズシールドを有し、前記押さえ部の上下動作によって前記ノイズシールドを移動することを特徴とする自動分析装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の自動分析装置において、
    前記サンプル容器の搬送を行う搬送機構を備え、
    前記ノズルで前記サンプル容器のサンプルを吸引した後、前記ノズルは前記押さえ部より先に上昇動作を行い、
    前記容器押さえ機構は、前記ノズルの先端が前記押さえ部より上まで移動してから、前記押さえ部の上昇動作を行い、
    前記搬送機構は、前記押さえ部が次にサンプル吸引するサンプル容器の高さより上に移動してから、次のサンプル容器の搬送を行うことを特徴とする自動分析装置。
  8. 請求項1記載の自動分析装置において、
    前記固定部は、前記ノズルの先端部を挟み込むことで当該先端部を固定し、
    さらに、前記押さえ部は、第1の固定板と、第2の固定板と、前記第1の固定板と前記第2の固定板とを連結する第1の弾性部材と、前記第1の固定板に接続されたロック部と、前記第2の固定板に設けられた、前記ロック部と嵌合するロック部受け部と、を備え、
    前記第1の固定板と前記第2の固定板との距離が短くなることで前記第1の弾性部材は変形し、当該第1の弾性部材が変形した状態で前記ロック部と前記ロック受け部とが嵌合し、当該嵌合により前記固定部は前記ノズルの先端部を挟み込むことで当該先端部を固定することを特徴とする自動分析装置。
  9. 請求項8記載の自動分析装置において、
    前記固定部は板ばねであることを特徴とする自動分析装置。
  10. さらに、前記第1の固定板と接触する第4の固定板を備え、
    前記第1の固定板が前記第4の固定板に押しつけられることで、前記第1の固定板と前記第2の固定板との距離が短くなることを特徴とする自動分析装置。
  11. 請求項8記載の自動分析装置において、
    前記押さえ部は、第3の固定板と前記第3の固定板に設けられた前記ノズルの固定を解除する解除機構を含み、
    前記第3の固定板が前記蓋に押し付けられることで前記第3の固定板と前記第2の固定板との距離が短くなり、前記解除機構は前記ロック部と前記ロック部受け部との嵌合を解除することで、前記ノズルの固定を解除することを特徴とする自動分析装置。
  12. 請求項11記載の自動分析装置において、
    さらに、前記第2の固定板と前記第3の固定板とを連結する第2の弾性部材を備え、
    前記第3の固定板が前記蓋から離れたときに前記第2の弾性部材により前記第3の固定板と前記第2の固定板との距離が離れることを特徴とする自動分析装置。
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