JP2015529687A5 - - Google Patents
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Description
上で要約され、下でさらに詳細に記載されている方法は、実践者が行った特定の行為に関して記載されているが、これらには、別の人による行為に関する指示も含まれ得ることが理解されるべきである。したがって、例えば、「微小血管組織を投与する」などの行為は、「微小血管組織の投与を指示する」ことも含む。
特定の実施形態では、例えば以下が提供される:
(項目1)
処理された微小血管組織を含む組成物であって、
前記処理された微小血管組織が、単離された多能性細胞、または多能性細胞もしくは前記微小血管組織から得たもしくはそれに由来する細胞膜を含み、
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有し、
前記組成物が滅菌されており、かつ/または前記組成物内のウイルスが不活化されている、
組成物。
(項目2)
前記細胞または組織が培養されていない、項目1に記載の組成物。
(項目3)
前記組成物中に存在する前記細胞の50%以下が生存可能である、項目1に記載の組成物。
(項目4)
前記組成物中に存在する前記細胞の10%以下が生存可能である、項目1に記載の組成物。
(項目5)
前記組成物中に存在する前記細胞の実質的に全てが生存不可能である、項目1に記載の組成物。
(項目6)
前記細胞の少なくとも1%がトリパンブルーを排除する、項目11に記載の組成物。
(項目7)
乾燥、凍結乾燥または凍結保存されている、項目1から6までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目8)
室温付近で少なくとも1カ月保管した場合に、測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持する、項目7に記載の組成物。
(項目9)
賦形剤を含む、項目1から8までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目10)
植え込み型足場またはマトリックスをさらに含む、項目1から9までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目11)
前記植え込み型足場またはマトリックスが、骨由来のインプラント、バイオ繊維足場、多孔質吸収性ポリマー、ヒドロゲル、組織製品を含むパテ、または縫合糸である、項目10に記載の組成物。
(項目12)
細胞、組織または細胞膜が、前記植え込み型足場またはマトリックスの骨、腱、または皮膚接面に存在する、項目10または項目11に記載の組成物。
(項目13)
静脈内投与用に製剤化されている、項目1から12までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目14)
前記細胞または組織が、哺乳動物ドナー、場合によってヒトから得たものである、項目1から13までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目15)
前記ドナーが、前記細胞または組織を得た時点で健康な哺乳動物であった、項目14に記載の組成物。
(項目16)
前記細胞が、幹細胞または前駆細胞を含む、項目1から15までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目17)
放射線照射に曝露することによって滅菌されている、項目1から16までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目18)
単離された多能性細胞を含み、血管新生活性または抗炎症活性を有する組成物を調製する方法であって、
a.ドナー哺乳動物から得た組織試料を解離させて、その中の複数の多能性細胞を放出させるステップと、
b.複数の前記放出された多能性細胞を1つまたは複数の他の組織成分から分離して、単離された多能性細胞を含む組成物を作製するステップと、
c.場合により、(b)または(d)に従って作製された前記組成物を乾燥、凍結乾燥、または凍結保存するステップと、
d.(b)もしくは(c)から生じた前記組成物を滅菌し、かつ/または(b)もしくは(c)から生じた組成物中に存在するウイルスを不活化するステップと
を含み、(d)から生じた前記組成物が測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持する方法。
(項目19)
前記細胞または組織を培養しない、項目18に記載の方法。
(項目20)
(c)の前に、前記放出された細胞または組成物を濾過するステップをさらに含む、項目18または項目19に記載の方法。
(項目21)
前記(a)の解離が、前記組織試料を1つまたは複数のプロテアーゼと接触させることを含む、項目18から20までのいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
前記1つまたは複数のプロテアーゼが、コラゲナーゼを含まない、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記1つまたは複数のプロテアーゼが、
1型コラゲナーゼ、およびディスパーゼもしくはサーモリシンのいずれか;または
MMP2、MMP14、およびディスパーゼもしくはサーモリシンのいずれか
を含む、またはそれからなる、項目21または項目22に記載の方法。
(項目24)
前記(a)の解離または(b)の分離が、超音波撹拌、遠心分離、濾過、または密度勾配の使用を含む、項目18から23までのいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
前記組織が、脂肪由来組織、骨髄、骨、筋肉組織、臍帯組織、または羊水組織であり、前記超音波撹拌、濾過、遠心分離、または密度勾配の使用により、前記放出された多能性細胞が脂肪細胞またはもう1つの他の細胞もしくは組織成分から分離され、場合により、前記組織が脂肪由来組織であり、前記放出された多能性細胞が脂肪細胞から分離される、項目24に記載の方法。
(項目26)
処理された微小血管組織を含み、血管新生活性または抗炎症活性を有する組成物を調製する方法であって、
a.ドナー哺乳動物から得た微小血管組織試料を解離させて、解離した微小血管組織を含む組成物を作製するステップと、
b.(a)に従って作製された前記組成物から1つまたは複数の組織成分を除去するステップと、
c.場合により、(b)または(d)の後に前記組成物を乾燥、凍結乾燥、または凍結保存するステップと、
d.(b)もしくは(c)の後に前記組成物を滅菌し、かつ/または(b)もしくは(c)の後に前記組成物中に存在するウイルスを不活化するステップと
を含み、
(c)または(d)から生じた前記組成物が測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持する方法。
(項目27)
前記細胞または組織を培養しない、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記組成物を濾過するステップをさらに含む、項目26または項目27に記載の方法。
(項目29)
前記(a)の解離が、前記組織試料を1つまたは複数のプロテアーゼと接触させることを含む、項目26から28までのいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
前記1つまたは複数のプロテアーゼが、コラゲナーゼを含まない、項目29に記載の方法。
(項目31)
前記1つまたは複数のプロテアーゼが、
1型コラゲナーゼ、およびディスパーゼもしくはサーモリシンのいずれか;または
MMP2、MMP14、およびディスパーゼもしくはサーモリシンのいずれか
を含む、またはそれからなる、項目29または項目30に記載の方法。
(項目32)
前記(a)の解離または(b)の除去が、超音波撹拌、遠心分離、濾過、または密度勾配の使用を含む、項目26から31までのいずれか一項に記載の方法。
(項目33)
前記微小血管組織が脂肪由来組織であり、前記超音波撹拌、遠心分離、濾過または密度勾配の使用により、脂肪細胞が(a)に従って作製された前記組成物から除去される、項目32に記載の方法。
(項目34)
滅菌の乾燥した組成物を含む、水分不透過性の容器であって、前記組成物が、単離された多能性細胞、または処理された微小血管組織、または前記細胞もしくは組織から得たもしくはそれに由来する細胞膜を含み、前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有し、前記組成物が滅菌されており、かつ/または前記組成物内のウイルスが不活化されており、前記組成物が室温付近で少なくとも1カ月保管した場合に、測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持している容器。
(項目35)
前記細胞または組織が培養されていない、項目34に記載の水分不透過性の容器。
(項目36)
前記組成物中に存在する前記細胞の50%以下が生存可能である、項目34または項目35に記載の水分不透過性の容器。
(項目37)
前記組成物中に存在する前記細胞の10%以下が生存可能である、項目36に記載の水分不透過性の容器。
(項目38)
前記組成物中に存在する前記細胞の実質的に全てが生存不可能である、項目337に記載の水分不透過性の容器。
(項目39)
前記細胞の少なくとも1%がトリパンブルーを排除する、項目34から37までのい
ずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目40)
前記組成物が賦形剤を含む、項目34から38までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目41)
前記組成物が、植え込み型足場またはマトリックスをさらに含む、項目34から40までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目42)
前記植え込み型足場またはマトリックスが骨由来のインプラント、バイオ繊維足場、多孔質吸収性ポリマー、ヒドロゲル、組織製品を含むパテ、または縫合糸である、項目41に記載の水分不透過性の容器。
(項目43)
細胞、組織または細胞膜が、前記植え込み型足場またはマトリックスの骨、腱または皮膚接面に存在する、項目41または項目42に記載の水分不透過性の容器。
(項目44)
前記組成物が静脈内投与用に製剤化されている、項目34から43までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目45)
前記細胞または組織が、哺乳動物ドナー、場合によってヒトから得たものである、項目34から44までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目46)
前記ドナーが、前記細胞または組織を得た時点で健康な哺乳動物であった、項目45に記載の水分不透過性の容器。
(項目47)
前記細胞が、幹細胞または前駆細胞を含む、項目34から45までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目48)
気密シールを含むバイアルである、項目34から47までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目49)
滅菌の内部を含む密封包装内に存在する、項目34から48までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目50)
哺乳動物において傷害もしくは疾患を処置もしくは予防する、または組織再生を促進する方法であって、前記哺乳動物に、項目1から16までのいずれか一項に記載の組成物または項目18から33までのいずれか一項に記載の方法によって調製された組成物を提供することを含む方法。
(項目51)
前記組成物を前記哺乳動物に外科的に植え込む、項目50に記載の方法。
(項目52)
前記組成物を、前記哺乳動物における傷害または疾患の部位内またはその近くに植え込む、項目51に記載の方法。
(項目53)
前記組成物が前記哺乳動物の静脈内に提供される、項目50に記載の方法。
(項目54)
前記傷害が軟部組織の傷害である、項目50から53までのいずれか一項に記載の方法。
(項目55)
前記傷害が腱、靭帯、皮膚、骨、軟骨、椎間板、または微小血管組織に存在する、項目50から53までのいずれか一項に記載の方法。
(項目56)
前記傷害または疾患が、虚血傷害、再灌流傷害、微小血管傷害、または炎症である、項目50から53までのいずれか一項に記載の方法。
(項目57)
前記疾患が関節炎である、項目56に記載の方法。
(項目58)
多能性細胞、および1つまたは複数の血管壁細胞外マトリックス成分を含む組成物。
(項目59)
多能性細胞を含む滅菌された組成物。
(項目60)
多能性細胞の2種以上の成分を含む滅菌された組成物。
(項目61)
多能性細胞の10種以上の成分を含む、項目59に記載の滅菌された組成物。
(項目62)
多能性細胞由来の細胞膜およびタンパク質を含む組成物。
(項目63)
生存細胞を全く含まない、項目62に記載の組成物。
(項目64)
インタクトな細胞を全く含まない、項目62に記載の組成物。
(項目65)
トリパンブルーを排除するが増殖はしない多能性細胞を含む組成物。
(項目66)
トリパンブルーを排除するが増殖はしない滅菌された多能性細胞を含む組成物。
(項目67)
前記組成物中に存在する前記細胞の少なくとも50%または少なくとも90%が、トリパンブルーを排除するが増殖はしない、項目65または項目66に記載の組成物。
(項目68)
前記多能性細胞が前記対象に対して自己細胞ではない、対象における傷害または疾患の処置または予防において使用するための項目58から67までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目69)
対象の腱の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目70)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目69に記載の使用。
(項目71)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目69から70までのいずれか一項に記載の使用。
(項目72)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目70から71までのいずれか一項に記載の使用。
(項目73)
対象の靭帯の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目74)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目73に記載の使用。
(項目75)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目73から74までのいずれか一項に記載の使用。
(項目76)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目74から75までのいずれか一項に記載の使用。
(項目77)
対象の皮膚の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目78)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目77に記載の使用。
(項目79)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目77から78までのいずれか一項に記載の使用。
(項目80)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目78から79までのいずれか一項に記載の使用。
(項目81)
対象の骨の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目82)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目81に記載の使用。
(項目83)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目81から82までのいずれか一項に記載の使用。
(項目84)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目82から83までのいずれか一項に記載の使用。
(項目85)
対象の軟骨の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目86)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目85に記載の使用。
(項目87)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目85から86までのいずれか一項に記載の使用。
(項目88)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目86から87までのいずれか一項に記載の使用。
(項目89)
対象の椎間板の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目90)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目89に記載の使用。
(項目91)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目89から90までのいずれか一項に記載の使用。
(項目92)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目90から91までのいずれか一項に記載の使用。
特定の実施形態では、例えば以下が提供される:
(項目1)
処理された微小血管組織を含む組成物であって、
前記処理された微小血管組織が、単離された多能性細胞、または多能性細胞もしくは前記微小血管組織から得たもしくはそれに由来する細胞膜を含み、
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有し、
前記組成物が滅菌されており、かつ/または前記組成物内のウイルスが不活化されている、
組成物。
(項目2)
前記細胞または組織が培養されていない、項目1に記載の組成物。
(項目3)
前記組成物中に存在する前記細胞の50%以下が生存可能である、項目1に記載の組成物。
(項目4)
前記組成物中に存在する前記細胞の10%以下が生存可能である、項目1に記載の組成物。
(項目5)
前記組成物中に存在する前記細胞の実質的に全てが生存不可能である、項目1に記載の組成物。
(項目6)
前記細胞の少なくとも1%がトリパンブルーを排除する、項目11に記載の組成物。
(項目7)
乾燥、凍結乾燥または凍結保存されている、項目1から6までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目8)
室温付近で少なくとも1カ月保管した場合に、測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持する、項目7に記載の組成物。
(項目9)
賦形剤を含む、項目1から8までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目10)
植え込み型足場またはマトリックスをさらに含む、項目1から9までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目11)
前記植え込み型足場またはマトリックスが、骨由来のインプラント、バイオ繊維足場、多孔質吸収性ポリマー、ヒドロゲル、組織製品を含むパテ、または縫合糸である、項目10に記載の組成物。
(項目12)
細胞、組織または細胞膜が、前記植え込み型足場またはマトリックスの骨、腱、または皮膚接面に存在する、項目10または項目11に記載の組成物。
(項目13)
静脈内投与用に製剤化されている、項目1から12までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目14)
前記細胞または組織が、哺乳動物ドナー、場合によってヒトから得たものである、項目1から13までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目15)
前記ドナーが、前記細胞または組織を得た時点で健康な哺乳動物であった、項目14に記載の組成物。
(項目16)
前記細胞が、幹細胞または前駆細胞を含む、項目1から15までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目17)
放射線照射に曝露することによって滅菌されている、項目1から16までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目18)
単離された多能性細胞を含み、血管新生活性または抗炎症活性を有する組成物を調製する方法であって、
a.ドナー哺乳動物から得た組織試料を解離させて、その中の複数の多能性細胞を放出させるステップと、
b.複数の前記放出された多能性細胞を1つまたは複数の他の組織成分から分離して、単離された多能性細胞を含む組成物を作製するステップと、
c.場合により、(b)または(d)に従って作製された前記組成物を乾燥、凍結乾燥、または凍結保存するステップと、
d.(b)もしくは(c)から生じた前記組成物を滅菌し、かつ/または(b)もしくは(c)から生じた組成物中に存在するウイルスを不活化するステップと
を含み、(d)から生じた前記組成物が測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持する方法。
(項目19)
前記細胞または組織を培養しない、項目18に記載の方法。
(項目20)
(c)の前に、前記放出された細胞または組成物を濾過するステップをさらに含む、項目18または項目19に記載の方法。
(項目21)
前記(a)の解離が、前記組織試料を1つまたは複数のプロテアーゼと接触させることを含む、項目18から20までのいずれか一項に記載の方法。
(項目22)
前記1つまたは複数のプロテアーゼが、コラゲナーゼを含まない、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記1つまたは複数のプロテアーゼが、
1型コラゲナーゼ、およびディスパーゼもしくはサーモリシンのいずれか;または
MMP2、MMP14、およびディスパーゼもしくはサーモリシンのいずれか
を含む、またはそれからなる、項目21または項目22に記載の方法。
(項目24)
前記(a)の解離または(b)の分離が、超音波撹拌、遠心分離、濾過、または密度勾配の使用を含む、項目18から23までのいずれか一項に記載の方法。
(項目25)
前記組織が、脂肪由来組織、骨髄、骨、筋肉組織、臍帯組織、または羊水組織であり、前記超音波撹拌、濾過、遠心分離、または密度勾配の使用により、前記放出された多能性細胞が脂肪細胞またはもう1つの他の細胞もしくは組織成分から分離され、場合により、前記組織が脂肪由来組織であり、前記放出された多能性細胞が脂肪細胞から分離される、項目24に記載の方法。
(項目26)
処理された微小血管組織を含み、血管新生活性または抗炎症活性を有する組成物を調製する方法であって、
a.ドナー哺乳動物から得た微小血管組織試料を解離させて、解離した微小血管組織を含む組成物を作製するステップと、
b.(a)に従って作製された前記組成物から1つまたは複数の組織成分を除去するステップと、
c.場合により、(b)または(d)の後に前記組成物を乾燥、凍結乾燥、または凍結保存するステップと、
d.(b)もしくは(c)の後に前記組成物を滅菌し、かつ/または(b)もしくは(c)の後に前記組成物中に存在するウイルスを不活化するステップと
を含み、
(c)または(d)から生じた前記組成物が測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持する方法。
(項目27)
前記細胞または組織を培養しない、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記組成物を濾過するステップをさらに含む、項目26または項目27に記載の方法。
(項目29)
前記(a)の解離が、前記組織試料を1つまたは複数のプロテアーゼと接触させることを含む、項目26から28までのいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
前記1つまたは複数のプロテアーゼが、コラゲナーゼを含まない、項目29に記載の方法。
(項目31)
前記1つまたは複数のプロテアーゼが、
1型コラゲナーゼ、およびディスパーゼもしくはサーモリシンのいずれか;または
MMP2、MMP14、およびディスパーゼもしくはサーモリシンのいずれか
を含む、またはそれからなる、項目29または項目30に記載の方法。
(項目32)
前記(a)の解離または(b)の除去が、超音波撹拌、遠心分離、濾過、または密度勾配の使用を含む、項目26から31までのいずれか一項に記載の方法。
(項目33)
前記微小血管組織が脂肪由来組織であり、前記超音波撹拌、遠心分離、濾過または密度勾配の使用により、脂肪細胞が(a)に従って作製された前記組成物から除去される、項目32に記載の方法。
(項目34)
滅菌の乾燥した組成物を含む、水分不透過性の容器であって、前記組成物が、単離された多能性細胞、または処理された微小血管組織、または前記細胞もしくは組織から得たもしくはそれに由来する細胞膜を含み、前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有し、前記組成物が滅菌されており、かつ/または前記組成物内のウイルスが不活化されており、前記組成物が室温付近で少なくとも1カ月保管した場合に、測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持している容器。
(項目35)
前記細胞または組織が培養されていない、項目34に記載の水分不透過性の容器。
(項目36)
前記組成物中に存在する前記細胞の50%以下が生存可能である、項目34または項目35に記載の水分不透過性の容器。
(項目37)
前記組成物中に存在する前記細胞の10%以下が生存可能である、項目36に記載の水分不透過性の容器。
(項目38)
前記組成物中に存在する前記細胞の実質的に全てが生存不可能である、項目337に記載の水分不透過性の容器。
(項目39)
前記細胞の少なくとも1%がトリパンブルーを排除する、項目34から37までのい
ずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目40)
前記組成物が賦形剤を含む、項目34から38までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目41)
前記組成物が、植え込み型足場またはマトリックスをさらに含む、項目34から40までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目42)
前記植え込み型足場またはマトリックスが骨由来のインプラント、バイオ繊維足場、多孔質吸収性ポリマー、ヒドロゲル、組織製品を含むパテ、または縫合糸である、項目41に記載の水分不透過性の容器。
(項目43)
細胞、組織または細胞膜が、前記植え込み型足場またはマトリックスの骨、腱または皮膚接面に存在する、項目41または項目42に記載の水分不透過性の容器。
(項目44)
前記組成物が静脈内投与用に製剤化されている、項目34から43までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目45)
前記細胞または組織が、哺乳動物ドナー、場合によってヒトから得たものである、項目34から44までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目46)
前記ドナーが、前記細胞または組織を得た時点で健康な哺乳動物であった、項目45に記載の水分不透過性の容器。
(項目47)
前記細胞が、幹細胞または前駆細胞を含む、項目34から45までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目48)
気密シールを含むバイアルである、項目34から47までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目49)
滅菌の内部を含む密封包装内に存在する、項目34から48までのいずれか一項に記載の水分不透過性の容器。
(項目50)
哺乳動物において傷害もしくは疾患を処置もしくは予防する、または組織再生を促進する方法であって、前記哺乳動物に、項目1から16までのいずれか一項に記載の組成物または項目18から33までのいずれか一項に記載の方法によって調製された組成物を提供することを含む方法。
(項目51)
前記組成物を前記哺乳動物に外科的に植え込む、項目50に記載の方法。
(項目52)
前記組成物を、前記哺乳動物における傷害または疾患の部位内またはその近くに植え込む、項目51に記載の方法。
(項目53)
前記組成物が前記哺乳動物の静脈内に提供される、項目50に記載の方法。
(項目54)
前記傷害が軟部組織の傷害である、項目50から53までのいずれか一項に記載の方法。
(項目55)
前記傷害が腱、靭帯、皮膚、骨、軟骨、椎間板、または微小血管組織に存在する、項目50から53までのいずれか一項に記載の方法。
(項目56)
前記傷害または疾患が、虚血傷害、再灌流傷害、微小血管傷害、または炎症である、項目50から53までのいずれか一項に記載の方法。
(項目57)
前記疾患が関節炎である、項目56に記載の方法。
(項目58)
多能性細胞、および1つまたは複数の血管壁細胞外マトリックス成分を含む組成物。
(項目59)
多能性細胞を含む滅菌された組成物。
(項目60)
多能性細胞の2種以上の成分を含む滅菌された組成物。
(項目61)
多能性細胞の10種以上の成分を含む、項目59に記載の滅菌された組成物。
(項目62)
多能性細胞由来の細胞膜およびタンパク質を含む組成物。
(項目63)
生存細胞を全く含まない、項目62に記載の組成物。
(項目64)
インタクトな細胞を全く含まない、項目62に記載の組成物。
(項目65)
トリパンブルーを排除するが増殖はしない多能性細胞を含む組成物。
(項目66)
トリパンブルーを排除するが増殖はしない滅菌された多能性細胞を含む組成物。
(項目67)
前記組成物中に存在する前記細胞の少なくとも50%または少なくとも90%が、トリパンブルーを排除するが増殖はしない、項目65または項目66に記載の組成物。
(項目68)
前記多能性細胞が前記対象に対して自己細胞ではない、対象における傷害または疾患の処置または予防において使用するための項目58から67までのいずれか一項に記載の組成物。
(項目69)
対象の腱の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目70)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目69に記載の使用。
(項目71)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目69から70までのいずれか一項に記載の使用。
(項目72)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目70から71までのいずれか一項に記載の使用。
(項目73)
対象の靭帯の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目74)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目73に記載の使用。
(項目75)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目73から74までのいずれか一項に記載の使用。
(項目76)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目74から75までのいずれか一項に記載の使用。
(項目77)
対象の皮膚の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目78)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目77に記載の使用。
(項目79)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目77から78までのいずれか一項に記載の使用。
(項目80)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目78から79までのいずれか一項に記載の使用。
(項目81)
対象の骨の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目82)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目81に記載の使用。
(項目83)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目81から82までのいずれか一項に記載の使用。
(項目84)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目82から83までのいずれか一項に記載の使用。
(項目85)
対象の軟骨の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目86)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目85に記載の使用。
(項目87)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目85から86までのいずれか一項に記載の使用。
(項目88)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目86から87までのいずれか一項に記載の使用。
(項目89)
対象の椎間板の傷害を修復するための、乾燥および滅菌された微小血管組織の使用。
(項目90)
前記乾燥および滅菌された微小血管組織が多能性細胞を含む、項目89に記載の使用。
(項目91)
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有する、項目89から90までのいずれか一項に記載の使用。
(項目92)
多能性細胞が前記対象に対して同種異系である、項目90から91までのいずれか一項に記載の使用。
Claims (20)
- 処理された微小血管組織を含む組成物であって、
前記処理された微小血管組織が、単離された多能性細胞、または多能性細胞もしくは前記微小血管組織から得たもしくはそれに由来する細胞膜を含み、
前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有し、
前記組成物が滅菌されており、かつ/または前記組成物内のウイルスが不活化されている、
組成物。 - (a)前記細胞または組織が培養されていない;
(b)前記組成物中に存在する前記細胞の50%以下が生存可能である;あるいは
(c)室温付近で少なくとも1カ月保管した場合に、測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持する、請求項1に記載の組成物。 - (a)前記組成物中に存在する前記細胞の10%以下が生存可能である;
(b)前記組成物中に存在する前記細胞の実質的に全てが生存不可能である;あるいは
(c)前記細胞の少なくとも1%がトリパンブルーを排除する、請求項1に記載の組成物。 - (a)乾燥、凍結乾燥または凍結保存されている;
(b)1つまたは複数の血管壁細胞外マトリックス成分を含む;あるいは
(c)放射線照射に曝露することによって滅菌されている、請求項1から3までのいずれか一項に記載の組成物。 - (a)賦形剤を含む;
(b)植え込み型足場またはマトリックスをさらに含む;
(c)静脈内投与用に製剤化されている;
(d)前記細胞または組織が、哺乳動物ドナー、場合によってヒトから得たものである;あるいは
(e)前記細胞が、幹細胞または前駆細胞を含む、請求項1から3までのいずれか一項に記載の組成物。 - 単離された多能性細胞を含む滅菌された組成物。
- 生存可能な細胞を全く含まない、請求項6に記載の滅菌された組成物。
- (a)多能性細胞の10種以上の成分を含む;
(b)インタクトな細胞を全く含まない;
(c)トリパンブルーを排除するが増殖はしない多能性細胞を含む;
(d)1または複数の血管壁細胞外マトリックス成分を含む;あるいは
(e)前記組成物中に存在する多能性細胞のうちの少なくとも50%または少なくとも90%がトリパンブルーを排除するが増殖はしない;
請求項6に記載の滅菌された組成物。 - 滅菌の乾燥した組成物を含む、水分不透過性の容器であって、前記組成物が、単離された多能性細胞、または処理された微小血管組織、または前記細胞もしくは組織から得たもしくはそれに由来する細胞膜を含み、前記組成物が血管新生活性または抗炎症活性を有し、前記組成物が滅菌されており、かつ/または前記組成物内のウイルスが不活化されており、前記組成物が室温付近で少なくとも1カ月保管した場合に、測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持している容器。
- (a)前記細胞または組織が培養されていない;あるいは
(b)前記組成物中に存在する前記細胞の50%以下が生存可能である、請求項9に記載の水分不透過性の容器。 - (a)前記組成物中に存在する前記細胞の10%以下が生存可能である;
(b)前記組成物中に存在する前記細胞の実質的に全てが生存不可能である;
(c)前記細胞の少なくとも1%がトリパンブルーを排除する;
(d)前記組成物が賦形剤を含む;
(e)前記組成物が、植え込み型足場またはマトリックスをさらに含む;
(f)前記組成物が静脈内投与用に製剤化されている;
(g)前記細胞または組織が、哺乳動物ドナー、場合によってヒトから得たものである;
(h)前記細胞が、幹細胞または前駆細胞を含む;
(i)前記容器が、気密シールを含むバイアルである;または
(j)前記容器が、滅菌の内部を含む密封包装内に存在する、請求項9に記載の水分不透過性の容器。 - 単離された多能性細胞を含み、血管新生活性または抗炎症活性を有する組成物を調製する方法であって、
(a)ドナー哺乳動物から得た組織試料を解離させて、その中の複数の多能性細胞を放出させるステップと、
(b)複数の前記放出された多能性細胞を1つまたは複数の他の組織成分から分離して、単離された多能性細胞を含む組成物を作製するステップと、
(c)場合により、(b)または(d)に従って作製された前記組成物を乾燥、凍結乾燥、または凍結保存するステップと、
(d)(b)もしくは(c)から生じた前記組成物を滅菌し、かつ/または(b)もしくは(c)から生じた組成物中に存在するウイルスを不活化するステップと
を含み、(d)から生じた前記組成物が測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持する方法。 - (i)前記細胞または組織を培養しない;
(ii)前記方法が、(c)の前に、前記放出された細胞または組成物を濾過するステップをさらに含む;または
(iii)前記(a)の解離が、前記組織試料を1つまたは複数のプロテアーゼと接触させることを含み、場合によって、1つまたは複数のプロテアーゼが、コラゲナーゼを含まない、請求項12に記載の方法。 - 前記組織が、脂肪由来組織、骨髄、骨、筋肉組織、臍帯組織、または羊水組織であり、超音波撹拌、濾過、遠心分離、または密度勾配の使用により、前記放出された多能性細胞が脂肪細胞またはもう1つの他の細胞もしくは組織成分から分離され、場合により、前記組織が脂肪由来組織であり、前記放出された多能性細胞が脂肪細胞から分離される、請求項13に記載の方法。
- 処理された微小血管組織を含み、血管新生活性または抗炎症活性を有する組成物を調製する方法であって、
(a)ドナー哺乳動物から得た微小血管組織試料を解離させて、解離した微小血管組織を含む組成物を作製するステップと、
(b)(a)に従って作製された前記組成物から1つまたは複数の組織成分を除去するステップと、
(c)場合により、(b)または(d)の後に前記組成物を乾燥、凍結乾燥、または凍結保存するステップと、
(d)(b)もしくは(c)の後に前記組成物を滅菌し、かつ/または(b)もしくは(c)の後に前記組成物中に存在するウイルスを不活化するステップと
を含み、
(c)または(d)から生じた前記組成物が測定可能な血管新生活性または抗炎症活性を保持する方法。 - (i)前記細胞または組織を培養しない;
(ii)前記方法が、前記組成物を濾過するステップをさらに含む;
(iii)前記(a)の解離が、前記組織試料を1つまたは複数のプロテアーゼと接触させることを含む;または
(iv)前記(a)の解離または(b)の除去が、超音波撹拌、遠心分離、濾過、または密度勾配の使用を含む、請求項15に記載の方法。 - − 前記1つまたは複数のプロテアーゼが、コラゲナーゼを含まない;
− 前記1つまたは複数のプロテアーゼが、
1型コラゲナーゼ、およびディスパーゼもしくはサーモリシンのいずれか;または
MMP2、MMP14、およびディスパーゼもしくはサーモリシンのいずれか
を含む、またはそれからなる;あるいは
− 前記微小血管組織が脂肪由来組織であり、前記超音波撹拌、遠心分離、濾過または密度勾配の使用により、脂肪細胞が(a)に従って作製された前記組成物から除去される、請求項16に記載の方法。 - 哺乳動物において傷害もしくは疾患を処置もしくは予防する、または組織再生を促進することにおいて使用するための、請求項1から8までのいずれか一項に記載の組成物。
- (a)前記組成物が前記哺乳動物に外科的に植え込むのに適している;
(b)前記組成物が前記哺乳動物への静脈内投与に適している;
(c)前記組成物が局所投与に適している;
(d)前記傷害が腱、靭帯、皮膚、骨、軟骨、椎間板、または微小血管組織に存在する;または
(e)前記疾患が関節炎である、請求項18に記載の組成物。 - (a)前記組成物が、前記哺乳動物における傷害または疾患の部位内またはその近くで、前記哺乳動物に外科的に植え込むのに適している;
(b)前記傷害が軟部組織の傷害である;または
(c)前記傷害または疾患が、虚血傷害、再灌流傷害、微小血管傷害、または炎症である、請求項18に記載の組成物。
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