JP2015515748A - 不揮発性メモリ装置及びその動作方法 - Google Patents

不揮発性メモリ装置及びその動作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015515748A
JP2015515748A JP2015500426A JP2015500426A JP2015515748A JP 2015515748 A JP2015515748 A JP 2015515748A JP 2015500426 A JP2015500426 A JP 2015500426A JP 2015500426 A JP2015500426 A JP 2015500426A JP 2015515748 A JP2015515748 A JP 2015515748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
voltage
negative
memory cell
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015500426A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5908645B2 (ja
Inventor
ヒュー ヴァン トラン
ヒュー ヴァン トラン
フン クオック グエン
フン クオック グエン
ニャン ドー
ニャン ドー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Silicon Storage Technology Inc
Original Assignee
Silicon Storage Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Silicon Storage Technology Inc filed Critical Silicon Storage Technology Inc
Publication of JP2015515748A publication Critical patent/JP2015515748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5908645B2 publication Critical patent/JP5908645B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0408Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors
    • G11C16/0425Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors comprising cells containing a merged floating gate and select transistor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/12Programming voltage switching circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/30Power supply circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
    • G11C16/3418Disturbance prevention or evaluation; Refreshing of disturbed memory data

Abstract

第1導電型の半導体基板を有する不揮発性メモリ装置。不揮発性メモリセルのアレイは、複数の行及び列に配置された半導体基板内にある。各メモリセルは、第2導電型の半導体基板の表面上の第1領域と、第2導電型の半導体基板の表面上の第2領域と、を備える。チャネル領域は、第1領域と第2領域との間にある。ワード線は、チャネル領域の第1部分上に重なり、そこから絶縁され、また第1領域に隣接して、第1領域とほとんど重ならない。

Description

本発明は、不揮発性メモリセル装置及びその動作方法に関する。より具体的には本発明は、負電圧が、ワード線、及び読み出し、プログラム又は消去の動作中に非選択メモリセルの他の端子との選択的な組み合わせに適用される、メモリ装置に関する。
不揮発性メモリセルは、当該技術分野において周知である。1つの従来技術の不揮発性メモリセル10を図1に示す。メモリセル10は、P型などの第1導電型の半導体基板12を備える。基板12は、その上にN型などの第2導電型の第1領域14(ソース線SLとしても知られる)が形成されている表面を有する。N型の第2領域16(ドレイン線としても知られる)もまた、基板12の表面に形成される。第1領域14と第2領域16との間は、チャネル領域18である。ビット線BL 20は、第2領域16に接続される。ワード線WL 22は、チャネル領域18の第1部分の上方に位置付けられ、そこから絶縁される。ワード線22は、第2領域16とほとんど重ならない。浮遊ゲートFG 24は、チャネル領域18の他の部分の上方にある。浮遊ゲート24は、そこから絶縁され、ワード線22に隣接する。浮遊ゲート24はまた、第1領域14にも隣接する。結合ゲートCG(制御ゲートとしても知られる)26は、浮遊ゲート24の上方にあり、そこから絶縁される。消去ゲートEG 28は、第1領域14の上方にあり、浮遊ゲート24及び結合ゲート26に隣接し、そこから絶縁される。消去ゲート28はまた、第1領域14から絶縁される。セル10は、その開示内容が全体的に本明細書に参考として組み込まれる、米国特許第7,868,375号に更に具体的に記述されている。
米国特許第7,868,375号は、消去動作中のメモリセル10の結合ゲート26への負電圧の印加を開示しているが、この参考文献は、読み出し及びプログラムなどの他の動作中の他のゲートへの負電圧の印加の効果を開示していない。
したがって、本発明の1つの目的は、他の動作中に負電圧を他のゲート又は端子に印加する不揮発性メモリセル装置の開示である。
本発明は、第1導電型の半導体基板を有する不揮発性メモリ装置に関する。不揮発性メモリセルのアレイは、複数の行及び列に配置された半導体基板内にある。各メモリセルは、第2導電型の半導体基板の表面上の第1領域と、第2導電型の半導体基板の表面上の第2領域と、を備える。チャネル領域は、第1領域と第2領域との間にある。ワード線は、チャネル領域の第1部分上に重なり、そこから絶縁され、また第1領域に隣接して、第1領域とほとんど重ならない。浮遊ゲートは、チャネル領域の第2部分上に重なり、第1部分に隣接し、またそこから絶縁され、第2領域に隣接する。結合ゲートは浮遊ゲート上に重なる。消去ゲートは、第2領域上に重なり、そこから絶縁される。ビット線は、第1領域に接続される。負チャージポンプ回路は、第1負電圧を発生させる。制御回路は、コマンド信号を受容して複数の制御信号を生成し、これに応答して第1負電圧を非選択メモリセルのワード線に印加する。
本発明はまた、前述の型の不揮発性メモリセル装置の動作方法に関する。
本発明の方法を適用することができる従来技術の不揮発性メモリセルの断面図である。 図1に示される従来技術の不揮発性メモリセルを使用した本発明の不揮発性メモリ装置のブロック図である。 本発明のメモリ装置用のプログラム/消去及び読み出し動作それぞれの波形図である。 本発明のメモリ装置用のプログラム/消去及び読み出し動作それぞれの波形図である。 本発明のメモリ装置用の負/正ワード線デコーダ回路及び負チャージポンプそれぞれの詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の負/正ワード線デコーダ回路及び負チャージポンプそれぞれの詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の第1の負/正高電圧デコーダ回路の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の第2の負/正高電圧デコーダ回路の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の第3の負/正高電圧デコーダ回路の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置と共に使用する負電圧チャージポンプ発生器の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の負の高電圧調整回路の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の負/正パッド回路の詳細な回路図である。 従来技術のメモリ装置の製造に使用する従来技術のプロセスフローの一部を示す断面図である。 従来技術のメモリ装置の製造に使用する従来技術のプロセスフローの一部を示す断面図である。 本発明のメモリ装置を製造するためのプロセスフローの一部を示す断面図である。
図2を参照すると、本発明の不揮発性メモリ装置50のブロックレベルの図が示されている。図2に示される実施形態では、メモリ装置50は、半導体基板12内で複数の行及び列に配置された、図1に示される型の不揮発性メモリセル10の2つのアレイ52A及び52Bを備える。不揮発性メモリセル10の各アレイ52に隣接するのは、復号されて、選択及び非選択メモリセル10のワード線22に供給されるアドレス信号を受信するためのデコーダ(それぞれXデコーダ54A及び54B)である。各デコーダ54はまた、チャージポンプ56に含まれ負電圧を発生させるための関連する負チャージポンプを有する。アレイ52Aと52Bとの間に配置されるデコーダ(WSHDRHALFV、NCG)80は、図5〜7の実施形態に示されるように制御ゲート26、ソース線14、及び消去ゲート28に対する電圧レベルを提供する。
メモリ装置50の各メモリアレイ52はまた、アレイ52からメモリセル10からの信号を受信し、装置50からの出力信号を発生するためのそれに関連する複数のセンサー58を有する。メモリ装置50はまた、論理回路60を有する。論理回路60は、メモリ装置50の外にあって、メモリ装置50に様々なコマンドを実行させるホスト制御装置(図示なし)によるプログラム、消去、又は読み出し発行などのコマンドを受信する。受信したコマンドに応答して、論理回路50は、チャージポンプ回路56、デコード回路54、及び検知増幅回路58の動作及びタイミングを制御する制御信号を発生させる。アナログ回路70は、装置50に対してアナログバイアス電圧及び電流並びにタイミングを提供する。高電圧(正、負)制御回路90は、調整された時系列の正負レベルを提供する。パッド回路88は、入力バッファ、IOバッファ、電力パッド(Vdd、Vss)、テストパッド、及びESD保護を提供する。
読み出し、消去、又はプログラムコマンドに応答して、論理回路60は、選択メモリセル10及び非選択メモリセル10の両方の様々な部分に、適時にできるだけディスターブが少ない方法で様々な電圧を供給させる。
選択及び非選択メモリセル10に対し、印加される電圧及び電流は次のとおりである。以下に使用されるように、次の略語、つまり、ソース線又は第1領域14(SL)、ビット線20(BL)、ワード線22(WL)、結合ゲート26(CG)、消去ゲート28(EG)が使用される。
読み出しコマンド
Figure 2015515748
消去コマンド
Figure 2015515748
あるいは、消去コマンドを次の電圧で実行することができる。
消去コマンド
Figure 2015515748
あるいは、例えば、Vsub=−6vなど0vの代わりに負になっているP基板12によって消去動作を実行することができる。この場合、ワード線WL 22上の電圧は、=<−4vである(WLの酸化膜破壊を防止するため)。
プログラムコマンド
Figure 2015515748
あるいは、プログラムコマンドを次の電圧及び電流で実行することができる。
プログラムコマンド
Figure 2015515748
あるいは、例えば、−1v〜−5vなど0vの代わりに負になっているP基板のVsub 12を使用してプログラム動作を実行することができる。この場合、選択ワード線WL 22上の電圧は、(VWL−Vsub)〜=<2v、即ち、Vwl〜=<1v〜−3vである(WLの酸化膜破壊を防止するため)。
図3Aを参照すると、本発明のメモリ装置50用の上述の正/負バイアスレベルのプログラム及び消去信号について信号タイミング波形の一実施例が示されている。メモリセル10の端子WL、BL、CG、EG、SLにそれぞれ一致するように信号WL、BL、CG、EG、SLは上述のとおりである。プログラムでは、信号WL 102が、(後述されるデコーダ回路80内の制御信号を設定するために)まず高くなり(例えば、〜Vdd)、その後(バイアス電圧Vpwlに)安定し始める。その後、信号BL 104及びCG 106が、例えば、それぞれ、〜Vinh=〜Vdd及び10〜11vのように高くなり、次にEG及びSL 110が高くなる(例えば、〜4.5v〜5v)。あるいは、CG 106は、(点線の波形で示されるように)EG 108及びSL 110の後に高くなる。信号WL 102は、例えば1vのような電圧Vpwlに安定し、信号BL 104は、CGが高くなるときに例えば、〜0.5vのような電圧Vdpに安定する。非選択WLは、選択WL 102が高くなる前か又はそれと同時に、例えば−0.5vのように負まで下がる。非選択CG、EGは、例えば0〜2.6vのようなスタンバイ時の値にとどまる。非選択SLは、CG 106が高くなるとき例えば0vのようなスタンバイ時の値にとどまるか、又は例えば1vのようなバイアス電圧に切り換わる(非選択SLが、BLを介し非選択セルを介した漏れ電流を防ぐためにバイアスレベルに切り換わる)。
信号BL 104は、様々な信号がプログラミング電圧までランピングする間安定しないままであることによる不慮のプログラムディスターブを防ぐために、まずVinh(禁止電圧)まで高くなる。時限シーケンスCG 106対EG 108及びSL 110は、例えばいずれかディスターブの発生が多い方の信号が最後に高くなるなど、ディスターブの影響を低減するために最適化される。プログラミングパルスのランプダウンは、ディスターブを最小化するために逆になる(即ち、最初に上がる信号は、ここで最後に下がる)。信号EG 108、SL 110が下がり、次にCG 106が下がり、その後WL 102及びBL 104が下がる。例えば−1vなどの負になる基板Pを使用するプログラミングの実施形態では、この負の切り換えは、信号WLが低くなる又はCG若しくはEGが高くなるのと同時に起こる。
消去では、信号WL 102は、例えばVdd(図5〜7の実施形態として後述されるデコーダ回路80内の制御信号を設定するようなもの)のように高くなり、次に例えば0v(あるいは、−0.5vのように負)のように低くなる。WL 102が低くなるのとほぼ同時に、信号CG 106は、例えば−6v〜−9vのように負になり、次に信号EG 108は、例えば8〜9vのように高くなる。信号BL 104、SL 110は、例えば0vのようなスタンバイ時の値にとどまる。あるいは、信号CG 106は、EG 108が高くなった後に負になる。非選択WLは、選択WL 102が高くなる前か又はそれと同時に、例えば−0.5vのように負まで下がる。非選択CG、EGは、例えば0〜2.6vのようなスタンバイ時の値にとどまる。非選択SLは、例えば0vのようなスタンバイ時の値にとどまる。
例えば−6vなどの負になる基板Pを使用する消去の実施形態では、この負の切り換えは、信号WLが低くなるのと同時に起こる。これは、ストレスを与えること又はWLゲート酸化物の破壊を防ぐためである。
消去パルスのランプダウンは、ほぼ順番が逆になる(即ち、最初に上がる信号はここで最後に下がる)。信号EG 108は、例えば0vのようなスタンバイ値になり、その後CG 106が、例えば0vのようなスタンバイ値になる。
図3Bを参照すると、本発明のメモリ装置50用の上述の正/負バイアスレベルの読み出し信号について信号タイミング波形の一実施例が示されている。この読み出し信号波形は、完全な不揮発性の消去/プログラム/読み出し動作のために図3Aのプログラム及び消去信号波形に付随する。正常読み出しの波形では、SL 110は、例えば0vのようなスタンバイ値である。CG 106は、例えば0v又は2.6vのようなスタンバイ値であるか、あるいは、読み出し時に例えば2.6vなどのバイアス値へ切り換わる(読み出し状態でFG電位と結合するCG電圧によるメモリセル電流の増加を助けるため)。EG 106は、例えば0v又は2.6vのようなスタンバイ値であるか、あるいは、読み出し時に例えば2.6vなどのバイアス値へ切り換わる(読み出し状態でFG電位と結合するEG電圧によるメモリセル電流の増加を助けるため)。スタンバイ値は、プログラム及び消去状態のスタンバイ値と同様である。WL 102及びBL 104は、読み出し用の選択メモリセルそれぞれに対して例えば2.6v及び1.0vなど、読み出し時にバイアスレベルへ切り換わる。
読み出しマージン0の動作は、弱いプログラミングセルを検出するため、アレイ全体のプログラミング後に実行される。プログラミング後、セル電流は、通常<ナノアンペア(nA)の非常に低い値であり、これは「0」デジタル値(セル電流が流れない)の読み出しに相当する。しかしながら、いくつかのセルは、2〜3マイクロアンペアでわずかにとどまることがあり(セル漏れ、弱いセルプログラミングの結合比、プロセスの幾何学的影響などによる弱いプログラミングのため)、これは、メモリ装置50の動作寿命中の「0」の読み出しの失敗の原因となり得る。読み出しマージン0は、それらの弱いセルを除外するために使用される。読み出しマージン0の波形では、SL 110は、例えば0vのようなスタンバイ値である。EG 106は、例えば0v又は2.6vのようなスタンバイ値であるか、あるいは、正常読み出し状態と同様に、読み出し時に例えば2.6vなどのバイアス値へ切り換わる。WL 102及びBL 104は、正常読み出し状態のように読み出し用の選択メモリセルそれぞれに対して、読み出し時に例えば2.6v及び1.0vなどのバイアスレベルに切り換わる。CG 106は、弱いプログラムされたセルを検出するために、読み出し時に例えば3vのようなマージン0値(プログラム又は読み出し状態に関して図6〜8に記載される同一の回路手順によって提供される)にバイアスされる。CG電圧は、弱いプログラミングの影響を増幅するためにFG電位と結合し、セル電流を実際的に増加させ、したがって弱いセルはここで「0」の代わりに「1」として読み出される(セル電流が流れない代わりに実際にセル電流が存在する)。
読み出しマージン1の動作は、弱い消去されたセルを検出するため、アレイ全体の消去後に実行される。負のCG(負電圧による消去に関して図6〜8に記載される同一の回路手順によって提供される)はここで、この状態を検出するために利用される。SL 110は、例えば0vのようなスタンバイ値である。EG 108は、例えば0v又は2.6vのようなスタンバイ値であるか、あるいは、正常読み出し状態と同様に、読み出し時に例えば2.6vなどのバイアス値へ切り換わる。WL 102及びBL 104は、正常読み出し状態のように読み出し用の選択メモリセルそれぞれに対して、読み出し時に例えば2.6v及び1.0vなどのバイアスレベルに切り換わる。CG 106は、弱い消去されたセルを検出するため、読み出し時に例えば−3vなどのマージン1値にバイアスされる。CG電圧は、弱い消去された影響を増幅するためにFG電位と負に結合し、セル電流を実際的に減少させ(FG電位より少なく)、したがって弱いセルはここで「1」の代わりに「0」として読み出される(セル電流の代わりに実際にセル電流が流れない)。
図4Aを参照すると、本発明のメモリ装置50用のXデコーダ200の回路図の一実施例が示される。Xデコーダ回路200は、選択及び非選択メモリセル10のワード線22に供給される復号されたアドレス信号を提供する。Xデコーダ回路200は、次の方法で動作する。NANDゲート201及びINV 202は、ワード線(行)のプリデコード信号XPA〜XPC(メモリセクタ(アドレス)選択と呼ばれる)の復号化に使用される。回路280は、プリドライバ及びドライバからなる。PMOSトランジスタ210及び211並びにNMOSトランジスタ212は、プリデコードXPZ<0:7>と結合されたワード線プリドライバである。プリデコード信号XPZ<0:7)は、8行から1行を(=「0」にすることによって)選択するために使用される。PMOSトランジスタ213及びNMOSトランジスタ214は、ワード線WLドライバであり、1行に通常2048又は4096セルを含むメモリ行を駆動するために使用され、したがってワード線RCの遅延には大きなサイズ、即ち、大きなW/L比、W=トランジスタ幅及びL=トランジスタ長のトランジスタを必要とする。回路280は、8回繰り返され、NAND 201及びINV 202は、メモリセクタサイズ毎に8行に1回繰り返される。通常、トランジスタ214のソースは、選択解除状態に備えて接地ノード(即ち、0v)に接続されるが、本明細書ではノードNWLLOW 240に接続される。トランジスタ213のソースは、ノードZVDD 220に接続され、これは読み出し動作でVwlrd(読み出しワード線電圧)と等しく、Vpwl(プログラミング動作でのプログラミングワード線電圧)と等しい。プログラミング状態では、選択ワード線に対し、例えば、WL=ZVDD=Vpwl=1.0vであり、非選択に対し、WLs=NWLLOWであり、これは−0.5vと等しい。消去状態では、一実施形態において、選択ワード線WL及び非選択WLS=NWLLOW=−0.5vである。読み出し状態では、選択ワード線に対し、例えば、WL=ZVDD=Vwlrd=2vであり、非選択ワード線に対し、WLS=NWLLOWであり、これは一実施形態において−0.5vと等しい。
図4Bを参照すると、ワード線22に供給される負電圧を発生させるための(負及び正電圧の両方を提供するチャージポンプ56の一部である)負チャージポンプ発生器260の回路図の一実施例が示されている。負チャージポンプ回路260は、次の方法で動作する。第1期間で、PMOSトランジスタ263及びNMOSトランジスタ266は、コンデンサ265の(+)268及び(−)端子269をそれぞれ正バイアス電圧NBIAS 267及びグランドレベル(即ち、0v)に充電するのに使用される。第1期間後の次の期間で、トランジスタ266はオフされ、NMOSトランジスタ264がオンされて、コンデンサ265の(+)端子268をバイアスレベル268からグランドレベルまで放電する。このとき、コンデンサ265の(−)端子269は、例えば−0.5vなどノードNWLLOW 240での容量性負荷に対するコンデンサ265の値に応じて負レベルに容量結合される。NBIAS 267のレベル及びコンデンサ265の値を調節することによって、負レベルが調整される。例えば単一のウェルCMOS(N型装置用のP基板及びP型装置用の単一のNウェル)などのメモリ装置50を形成するためにP基板=0v(接地)を使用する半導体プロセスの実施形態では、負レベルは、P/N+順方向接合順方向バイアス(〜−0.6v)にクランプされる。周知のように、メモリ装置50は、2つのウェル(Pウェル及びNウェル)が基板12に構成されるツインウェルP−sub CMOSプロセスで作製され得る。基板12はP型導電性であるため、その中の第1Pウェルは、N型装置(NMOS)用となり、第2N型ウェルは、P型装置(PMOS)用となる。負電圧チャージポンプ発生器260及びワード線デコーダ200を、基板12内のトリプルウェル内にすることができる。これは、前述のツインウェルP−sub CMOSプロセスの代わりにトリプルウェルCMOSプロセスによって行われる。その場合には、負ポンプ発生器260及びワード線デコーダ200を、第3P型ウェル(第2N型ウェルで作製され基板12内部にある)及び第2N型ウェルにする。この第3P型ウェルに、ここで特定の動作条件で有利である負電圧を印加することができる。トリプルウェルを有するメモリ装置50を構成することは、よりプロセス集約的であるが、ポンプ発生器260及びワード線デコーダ200をトリプルウェル内に有する利点は、ワード線22に印加される負電圧を、例えば消去実施形態に使用される−6.0vのようにより負側にすることができることである(即ち、P/N+接合順方向バイアス〜−0.6vによってクランプされない)。この場合、第3P型ウェル電圧状態は、P/N+接合順方向バイアスを回避するために、例えば−6.0v又は−8.0v又は−5.6vなど負になり得る。ある実施形態で、メモリセル10は、第3P型ウェル内に形成され得る。
図5を参照すると、本発明のPsub CMOSプロセスのメモリ装置50用の正/負レベル信号の高電圧デコード回路300の第1の実施形態が示されている。hv(高電圧、例えば12v)PMOSトランジスタ321及び322並びにhv NMOSトランジスタ323並びにlv(低電圧、例えば3v)トランジスタ324及び325からなる回路320は、消去/プログラム/読み出し動作のEG信号の復号に使用される。トランジスタ322(EG電流リミッタ)は、消去及び/又はプログラムで電流を制限するため(HVチャージポンプからの電流シンクを制限するため)に使用される。回路310は、選択されたセクタ(8行毎に1セクタ)のhv制御を有効にするために使用されるhvラッチ回路であり、図3Aに示されるように消去又はプログラミングシーケンスの初期にWL信号がアサートされると(〜Vdd)選択される。ネイティブhv NMOSトランジスタ351、インバータ352、NAND 353、lvラッチ(インバータ354及び355、並びにlv NMOSトランジスタ356、359、358のセット、並びにlv NMOSトランジスタ357のリセットからなる)からなる回路350は、セクタが(使用されない)不良セクタである場合にhv信号を無効にするために使用される。lv PMOSトランジスタ331及び332並びにhv PMOSトランジスタ333からなる回路330は、スタンバイ時及び読み出し時にCGバイアスレベルを提供するために使用される。トランジスタ331(ゲートがバイアスレベルである)は、CG端子に対する電流リミッタとして動作してスタンバイ状態などの不良CG端子からの電流を制限する。hv PMOSトランジスタ341及び342からなる回路340は、消去/プログラム時にCGバイアスレベルを提供するために使用される。トランジスタ341は、消去/プログラム時にCG端子に対する電流リミッタとして動作して、HVチャージポンプから供給される電流を制限することができる。hv PMOSトランジスタ361、hvネイティブNMOSトランジスタ362、lv NMOSトランジスタ363及び364からなる回路360は、CGを無効にするために使用される。hv PMOSトランジスタ371、hv NMOSトランジスタ373、及びlv NMOSトランジスタ372からなる回路370は、消去/プログラム/読み出し状態のSL信号を有効にするために使用される。lv NMOSトランジスタ372は、読み出し及び消去時にSLをグランドまで、プログラム時に例えば<2vなどバイアスレベルまでプルダウンするために使用される。回路380は、CG信号用の負のデコード回路である。回路360は、PMOSトランジスタ361を分離トランジスタとして使用して、Psub CMOSプロセスのNMOSトランジスタ362から(メモリセルのCG端子内に進む回路380によって提供される)負レベルを分離する。回路380は、クロックされた負のブートストラップ高電圧回路スキームを使用する。回路380は、PMOSトランジスタ381、382、385〜391、NOR 384、及びインバータ384からなる。NOR 384及びインバータ384は、トランジスタ387の負のポンプゲートに対するコンデンサとして動作するPMOSトランジスタ386及び388へのクロッキング信号を有効にするために使用される。トランジスタ385は、PMOSトランジスタ387並びにPMOSコンデンサ386及び388のブートストラップトランジスタとして動作する。トランジスタ381/390及び382/391は、トランジスタ387のドレイン及びトランジスタ385のドレインをそれぞれVddレベルにクランプする働きをする。トランジスタ389は、CG内の負レベルのバッファとして機能する。トランジスタ385及び387のソースは、負電源VCGNEG 399に接続する。
図6を参照すると、本発明のトリプルウェルCMOSプロセスのメモリ装置50用の正/負レベル信号の高電圧デコード回路400の第2の実施例が示されている。回路310〜350、370は、図5のそれらと同一又は同様である。hv NMOSトランジスタ410及びlv NMOSトランジスタ412〜414からなる回路410は、例えば0vなどの低レベルへのCGを選択解除するために使用される。hvトランジスタ410は、分離トランジスタとして機能して、CGに負レベルを分離し、したがって負レベルでもバルクVCGNEGとなる。回路420は、負レベルシフタとして機能し、CGに負レベルを提供するために使用される。回路420は、許可エンティティとしてNAND 421、インバータ422、並びに交差結合された負ラッチとしてhv PMOSトランジスタ423及び424、並びにhv NMOSトランジスタ425及び426、並びにバッファとしてhv NMOSトランジスタ427からなる。NMOSトランジスタ425、426、427のソースは、負電源VCGNEGに接続する。
図7を参照すると、本発明のPsub CMOSプロセスのメモリ装置50用の正/負レベル信号の高電圧デコード回路420の第3の実施形態が示されている。ここでは、負電圧用のダイオードデコードスキームを使用した。回路310〜370は、図5のそれらと同一又は同様である。hv PMOSトランジスタ512からなる回路510は、CG内に負レベルを提供するために使用される。トランジスタ512は、ダイオード接続され、これはゲートドレインが共に接続されることを意味し、そのゲートドレインは負電源VCGNEGに接続される。そのソースはCGに接続される。したがって負電源VCGNEGが負になるので、トランジスタのソースは、量=VCG NEG−|Vtp|だけ負になる。
図8を参照すると、消去動作中に結合ゲート26に印加される負電圧を発生させる負チャージポンプ600が示されている。回路610は、PMOSトランジスタ612及び613並びにコンデンサ611及び614からなり、ポンプ段を構成する。トランジスタ613は、転送トランジスタ(電荷を1つの段から次の段へ転送する)である。トランジスタ612及びコンデンサ611は、転送トランジスタ613用のVtキャンセル機能として働く。コンデンサ614は、ポンプコンデンサ(ポンピング電荷の提供を意味する)である。ダイオード接続PMOSトランジスタ620は、第1ポンプ段への電源に接続する。ダイオード接続PMOSトランジスタ640は、最後のポンプ段から出力チャージポンプノードに接続する働きをする。PMOSトランジスタ650及び652は、内部のポンプされたノードをクランプ又は初期化する働きをする。様々なクロック発生、位相ドライバ、及びバイアスは図示されない。
図9を参照すると、本発明のメモリ装置50用の負の高電圧調整回路700の実施形態が示されている。コンデンサ702及び704は、負電源VCGNEG 399からの負電圧を、例えば1vなど基準電圧VREF 708と比較される電圧に分割するために使用される。VREF 708は、コンパレータ710の端子に連結される。トランジスタ714は、ノード706を、例えば2vなどのバイアス電圧に初期化するために使用される。ノード706は、コンパレータ710の他の端子に連結される。負電源VCGNEG 399は、グランドなどのレベルから次第に負にポンプされるので、ノード706は、正2vなどバイアスレベルから負方向に(コンデンサ702及び704の値によって決定される比によって)比例的に次第に低く進行する。ノード706がVREF 708と等しい値に到達すると、コンパレータ710は極性を切り換える。出力REGOUT 718は、次に負電源VCGNMEG 399が消去状態時にCGに使用される−9vなどの望ましいレベルに到達したことを知らせるために使用される。
図10を参照すると、本発明のPsub CMOSプロセスのメモリ装置50用の負のテストパッド回路800の実施形態が示されている。PMOSトランジスタ810は、NMOSトランジスタ812を内部から外部パッドへ転送される負レベルに分離する働きをするか、逆もまた同様である。トランジスタ810は、分離の目的でドレインに接続されたバルクを有する。トランジスタ812は、ESDクランピングとして機能する。
図11A及び11Bを参照すると、従来技術の正高電圧動作を有するメモリセルを製造するためのプロセスフロー断面図900及び901の従来技術の実施形態が示されている。メモリセルは、層902(酸化物、SIN)、904(CGポリ)、905(ONO)、906(FGポリ)、908(EGポリ)、912(SL拡散層)、910(EGとSLとの間の酸化物)、914(FGゲート酸化物)、916(側面窒化物層)、955(WLポリ)を含む。プロセスフロー断面図900で、周辺HV装置は、982(ゲートポリ)、988(ゲートポリ下のチャネル領域)、LDD 980(LDD注入)を含む。この場合、周辺HVゲートポリ982は、LDD注入980がチャネル領域988に進入するのを防ぐことができる厚みがある。先進的なより小さい幾何学的技術ノードに適用できるプロセスフロー断面図901では、メモリセルは、薄いWLポリ965(図11Aに示されるWL 955の厚さと比較して薄い)を含み、周辺HV装置は、984(ゲートポリ)、988(基板)、LDD 980(LDD注入)を含む。ゲートポリ984は、ゲートポリ982よりも著しく薄い。この場合、LDD注入980は、ゲートポリ984に浸透してチャネル988を電気で調整するチャネル領域988まで達する。この効果は望ましくない。この場合、LDD注入がチャネルに浸透するのを防ぐために付加マスキング及び/又はプロセス層工程が必要とされることがある。
図11Cを参照すると、本発明のメモリ装置用の負電圧動作を有するメモリセル10の製造のためのプロセスフローの実施形態が示されている。この場合のLDD注入981は、負電圧動作の11vに対して例えば9vなどより低い高電圧要求によって、エネルギーが著しく低い。したがってこの場合では、薄いゲートポリ982の厚さを有する、より小さい幾何学的技術ノードでも、LDD注入はチャネル988まで浸透しない。このプロセスフローはしたがって、負電圧動作と共に使用するためのメモリセルの製造に好適である。
負電圧を読み出し、消去、及びプログラムの動作中に非選択又は選択メモリセル10のワード線22に印加する利点は、メモリセルをより効果的に小型化できることである。消去の間、選択メモリセルのワード線上の負電圧は、消去電圧全体を低くすることができ、したがってセルの寸法をより小さくすることを可能にする(水平又は垂直の間隔、分離、幅、長さなど様々なセル間又は層間の寸法にわたって少ない電圧を維持する)。プログラムの間、非選択メモリセルのワード線上の負電圧は、非選択メモリセルに対する漏れを低減し、より少ないディスターブ(同一のセクタ内の非選択セルに対する)、より正確なプログラミング電流(選択セルに対してより少ない漏洩障害)、及びより少ない消費電力をもたらす。読み出しでは、非選択メモリセルのワード線上の負電圧は、漏れによる障害がより少ないことによる、より正確な検知をもたらす。消去/プログラム電圧及び電流の低減、より効果的な消去及びプログラミング、より少ないセルディスターブ、及びより少ないセルの漏れをもたらす、メモリアレイ動作用に負ワード線、負結合ゲート、及び負P基板を結合することは、有利でもある。

Claims (27)

  1. 第1導電型の半導体基板と、
    複数の行及び列に配置された前記半導体基板内の不揮発性メモリセルのアレイであって、各メモリセルが
    第2導電型の前記半導体基板の表面上の第1領域と、
    前記第2導電型の半導体基板の表面上の第2領域と、を備える、不揮発性メモリセルのアレイと、
    前記第1領域と前記第2領域との間にあるチャネル領域と、
    該チャネル領域の第1部分上に重なり、そこから絶縁され、また前記第1領域に隣接して、前記第1領域とほとんど重ならないワード線と、
    前記チャネル領域の第2部分上に重なり、前記第1部分に隣接し、またそこから絶縁され、前記第2領域に隣接する浮遊ゲートと、
    該浮遊ゲート上に重なる結合ゲートと、
    前記第2領域上に重なり、そこから絶縁される消去ゲートと、
    前記第1領域に接続されるビット線と、
    第1負電圧を発生させるための負チャージポンプ回路と、
    コマンド信号を受容して複数の制御信号を生成し、これに応答して非選択メモリセルのワード線に対する前記第1負電圧の印加を制御する制御回路と、を備える、不揮発性メモリ装置。
  2. 消去コマンドに応答して前記複数の制御信号が生成される、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  3. 前記負チャージポンプが第2負電圧を発生させ、前記制御回路が前記第2負電圧を前記選択メモリセルの前記結合ゲートに印加する、請求項2に記載の不揮発性メモリ装置。
  4. 読み出しコマンドに応答して前記複数の制御信号が生成される、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  5. プログラムコマンドに応答して前記複数の制御信号が生成される、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  6. 前記負チャージポンプが、前記半導体基板内のトリプルウェル内にある、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  7. 前記メモリセル、負チャージポンプ、制御回路が、ツインウェルP−sub CMOSプロセス内で提供される半導体P基板内に形成される、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  8. 前記制御回路が、負電圧ダイオードデコード回路を備える、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  9. 前記制御回路が、負レベルシフタ回路と、クロックされた負ブートストラップ回路と、を備える、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  10. 高電圧PMOSトランジスタと、高電圧NMOSトランジスタと、を含む、負テストパッド回路を更に備える、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  11. コンデンサ分割器ベースのコンパレータを有する負調整回路を更に含む、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  12. 前記制御回路が、正又は負の高電圧を前記メモリセルに供給するため高電圧デコーダ内に電流リミッタを含む、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  13. 第1導電型の半導体基板と、複数の行及び列に配置された前記半導体基板内の不揮発性メモリセルのアレイであって、各メモリセルが第2導電型の該半導体基板の表面上の第1領域と、前記第2導電型の前記半導体基板の表面上の第2領域と、を有する、不揮発性メモリセルのアレイと、前記第1領域と前記第2領域との間にあるチャネル領域と、該チャネル領域の第1部分上に重なり、そこから絶縁され、また前記第1領域に隣接して、前記第1領域とほとんど重ならないワード線と、前記チャネル領域の第2部分上に重なり、前記第1部分に隣接し、またそこから絶縁され、前記第2領域に隣接する浮遊ゲートと、該浮遊ゲート上に重なる結合ゲートと、前記第2領域上に重なり、そこから絶縁される消去ゲートと、前記第1領域に接続されるビット線と、を有する前記型の不揮発性メモリセル装置の動作方法であって、該方法が、
    第1負電圧を前記非選択メモリセルの前記ワード線に印加する工程と、
    非負電圧を前記選択メモリセルの前記ワード線、ビット線、結合ゲート、消去ゲート、及び第2領域に印加する工程と、を含む、方法。
  14. 前記方法が前記選択メモリセルの消去用である、請求項13に記載の方法。
  15. ゼロ電圧が前記選択メモリセルの前記ワード線、ビット線、結合ゲート、及び第2領域に印加され、正電圧が前記選択メモリセルの前記消去ゲートに印加される、請求項14に記載の方法。
  16. 他の電圧が前記選択メモリセルの前記消去ゲート及び第2領域に印加される前に、負電圧が前記ワード線に印加される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記選択メモリセルの前記結合ゲートに印加される前記電圧が負である、請求項13に記載の方法。
  18. 前記方法が前記選択メモリセルの読み出し用である、請求項13に記載の方法。
  19. 前記方法が前記選択メモリセルのプログラミング用である、請求項13に記載の方法。
  20. 前記選択メモリセルの前記ワード線、ビット線、結合ゲート、消去ゲート及び第2領域に非負電圧を印加する前記方法が、読み出し及びプログラムの動作用のみである、請求項13に記載の方法。
  21. 前記方法が、
    消去動作中に前記選択メモリセルの結合ゲートに第2負電圧を印加する工程を更に含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記方法が、
    プログラミング動作中に前記選択メモリセルの第2領域に第2負電圧を印加する工程を更に含む、請求項19に記載の方法。
  23. 前記第2負電圧が、前記第1負電圧と異なる、請求項21に記載の方法。
  24. 前記プログラミング中に、前記電圧が前記選択メモリセルの前記消去ゲート及び第2領域に印加された後で、前記電圧が前記結合ゲートに印加される、請求項20に記載の方法。
  25. 前記消去中に、前記電圧が前記選択メモリセルの前記消去ゲートに印加される前に、前記電圧が前記結合ゲートに印加される、請求項14に記載の方法。
  26. 前記読み出し中に、前記電圧が前記選択メモリセルの前記ワード線及びビット線に印加される前に、前記結合ゲートに印加された前記電圧が印加される、請求項14に記載の方法。
  27. 前記読み出し中に、前記電圧が前記消去ゲートに印加される前に、前記電圧が前記結合ゲートに印加される、請求項14に記載の方法。
JP2015500426A 2012-03-13 2013-02-07 不揮発性メモリ装置及びその動作方法 Active JP5908645B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/419,269 2012-03-13
US13/419,269 US8811093B2 (en) 2012-03-13 2012-03-13 Non-volatile memory device and a method of operating same
PCT/US2013/025139 WO2013137995A1 (en) 2012-03-13 2013-02-07 A non-volatile memory device and a method of operating same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015515748A true JP2015515748A (ja) 2015-05-28
JP5908645B2 JP5908645B2 (ja) 2016-04-26

Family

ID=49157475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015500426A Active JP5908645B2 (ja) 2012-03-13 2013-02-07 不揮発性メモリ装置及びその動作方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8811093B2 (ja)
EP (1) EP2826036B1 (ja)
JP (1) JP5908645B2 (ja)
KR (1) KR101538284B1 (ja)
CN (1) CN104285257B (ja)
TW (1) TWI514386B (ja)
WO (1) WO2013137995A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016504701A (ja) * 2012-11-19 2016-02-12 シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッドSilicon Storage Technology, Inc. 三次元フラッシュメモリシステム
JP2018526762A (ja) * 2015-09-11 2018-09-13 シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッドSilicon Storage Technology, Inc. ソース線プルダウン回路としてダミーメモリセルを使用するフラッシュメモリシステム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI511140B (zh) * 2014-02-20 2015-12-01 Winbond Electronics Corp 非揮發性記憶體寫入裝置以及方法
US20160005749A1 (en) * 2014-07-01 2016-01-07 Qualcomm Incorporated Series ferroelectric negative capacitor for multiple time programmable (mtp) devices
US9431407B2 (en) * 2014-09-19 2016-08-30 Silicon Storage Technology, Inc. Method of making embedded memory device with silicon-on-insulator substrate
US9922715B2 (en) * 2014-10-03 2018-03-20 Silicon Storage Technology, Inc. Non-volatile split gate memory device and a method of operating same
US9361995B1 (en) * 2015-01-21 2016-06-07 Silicon Storage Technology, Inc. Flash memory system using complementary voltage supplies
US9620216B2 (en) * 2015-02-17 2017-04-11 Silicon Storage Technology, Inc. Flash memory device configurable to provide read only memory functionality
US9972395B2 (en) * 2015-10-05 2018-05-15 Silicon Storage Technology, Inc. Row and column decoders comprising fully depleted silicon-on-insulator transistors for use in flash memory systems
CN107171548B (zh) * 2017-05-27 2019-06-11 上海华虹宏力半导体制造有限公司 非易失性存储器的电荷泵电路
US10847227B2 (en) 2018-10-16 2020-11-24 Silicon Storage Technology, Inc. Charge pump for use in non-volatile flash memory devices
CN114582406B (zh) * 2020-11-30 2023-05-23 无锡华润上华科技有限公司 半导体存储器

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06244386A (ja) * 1992-04-07 1994-09-02 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置
JPH06327237A (ja) * 1993-03-16 1994-11-25 Hitachi Ltd 半導体装置
JPH09502042A (ja) * 1993-05-28 1997-02-25 マクロニクス インターナショナル カンパニイ リミテッド フラッシュeprom構造負電圧発生器
JP2000269428A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Oki Micro Design Co Ltd 半導体集積回路
JP2001085540A (ja) * 1999-09-09 2001-03-30 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP2001184877A (ja) * 1999-12-16 2001-07-06 Micronics Internatl Co Ltd ソース電流プルダウン速度を制御することにより不揮発性メモリをプログラミングするための方法及び装置
JP2002289711A (ja) * 2000-12-05 2002-10-04 Halo Lsi Design & Device Technol Inc ツインmonosセルのプログラミング時および消去時におけるワード電圧による制御方法
JP2003272392A (ja) * 2002-03-15 2003-09-26 Seiko Epson Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2005101174A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Hitachi Ltd 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
JP2009044164A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Silicon Storage Technology Inc 浮遊ゲート、制御ゲート、選択ゲート、及び浮遊ゲートの上にオーバーハングをもつ消去ゲートを有する、改善されたスプリット・ゲート型不揮発性フラッシュメモリ・セル、アレイ、及び製造方法
JP2009094927A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Seiko Epson Corp バッファ、レベルシフト回路及び表示装置
WO2012006160A1 (en) * 2010-07-09 2012-01-12 Sandisk Technologies Inc. Detection of word-line leakage in memory arrays: current based approach

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4599706A (en) 1985-05-14 1986-07-08 Xicor, Inc. Nonvolatile electrically alterable memory
US5268319A (en) * 1988-06-08 1993-12-07 Eliyahou Harari Highly compact EPROM and flash EEPROM devices
US5844842A (en) * 1989-02-06 1998-12-01 Hitachi, Ltd. Nonvolatile semiconductor memory device
JPH04123471A (ja) 1990-09-14 1992-04-23 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体記憶装置のデータ書込みおよび消去方法
US7071060B1 (en) * 1996-02-28 2006-07-04 Sandisk Corporation EEPROM with split gate source side infection with sidewall spacers
US5780341A (en) * 1996-12-06 1998-07-14 Halo Lsi Design & Device Technology, Inc. Low voltage EEPROM/NVRAM transistors and making method
US5986931A (en) * 1997-01-02 1999-11-16 Caywood; John M. Low voltage single CMOS electrically erasable read-only memory
US6134144A (en) 1997-09-19 2000-10-17 Integrated Memory Technologies, Inc. Flash memory array
US6058060A (en) * 1998-12-31 2000-05-02 Invox Technology Multi-bit-per-cell and analog/multi-level non-volatile memories with improved resolution and signal-to noise ratio
US6901006B1 (en) * 1999-07-14 2005-05-31 Hitachi, Ltd. Semiconductor integrated circuit device including first, second and third gates
JP4138173B2 (ja) * 1999-08-26 2008-08-20 株式会社ルネサステクノロジ 不揮発性半導体記憶装置およびその消去方法
EP1176603A1 (en) 2000-07-26 2002-01-30 STMicroelectronics S.r.l. A non-volatile memory with a charge pump with regulated voltage
JP2003318287A (ja) * 2002-04-19 2003-11-07 Hitachi Ltd 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
US6747310B2 (en) * 2002-10-07 2004-06-08 Actrans System Inc. Flash memory cells with separated self-aligned select and erase gates, and process of fabrication
US7164608B2 (en) * 2004-07-28 2007-01-16 Aplus Flash Technology, Inc. NVRAM memory cell architecture that integrates conventional SRAM and flash cells
KR100621553B1 (ko) * 2004-09-22 2006-09-19 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 소자 및 그 제조방법
JP4709525B2 (ja) * 2004-10-14 2011-06-22 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
KR100645063B1 (ko) * 2005-03-14 2006-11-10 삼성전자주식회사 비휘발성 기억장치 및 그 제조방법
US7551492B2 (en) 2006-03-29 2009-06-23 Mosaid Technologies, Inc. Non-volatile semiconductor memory with page erase
US7598561B2 (en) * 2006-05-05 2009-10-06 Silicon Storage Technolgy, Inc. NOR flash memory
EP2137735B1 (en) * 2007-04-05 2016-03-09 Nxp B.V. A memory cell, a memory array and a method of programming a memory cell
US7800159B2 (en) * 2007-10-24 2010-09-21 Silicon Storage Technology, Inc. Array of contactless non-volatile memory cells
US7672175B2 (en) * 2008-01-11 2010-03-02 Qualcomm Incorporated System and method of selectively applying negative voltage to wordlines during memory device read operation
US8008702B2 (en) * 2008-02-20 2011-08-30 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Multi-transistor non-volatile memory element
JP2010009733A (ja) 2008-06-30 2010-01-14 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
US7701767B2 (en) * 2008-07-09 2010-04-20 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Strap-contact scheme for compact array of memory cells
US8279681B2 (en) * 2010-06-24 2012-10-02 Semiconductor Components Industries, Llc Method of using a nonvolatile memory cell

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06244386A (ja) * 1992-04-07 1994-09-02 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置
JPH06327237A (ja) * 1993-03-16 1994-11-25 Hitachi Ltd 半導体装置
JPH09502042A (ja) * 1993-05-28 1997-02-25 マクロニクス インターナショナル カンパニイ リミテッド フラッシュeprom構造負電圧発生器
JP2000269428A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Oki Micro Design Co Ltd 半導体集積回路
JP2001085540A (ja) * 1999-09-09 2001-03-30 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
JP2001184877A (ja) * 1999-12-16 2001-07-06 Micronics Internatl Co Ltd ソース電流プルダウン速度を制御することにより不揮発性メモリをプログラミングするための方法及び装置
JP2002289711A (ja) * 2000-12-05 2002-10-04 Halo Lsi Design & Device Technol Inc ツインmonosセルのプログラミング時および消去時におけるワード電圧による制御方法
JP2003272392A (ja) * 2002-03-15 2003-09-26 Seiko Epson Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2005101174A (ja) * 2003-09-24 2005-04-14 Hitachi Ltd 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法
JP2009044164A (ja) * 2007-08-06 2009-02-26 Silicon Storage Technology Inc 浮遊ゲート、制御ゲート、選択ゲート、及び浮遊ゲートの上にオーバーハングをもつ消去ゲートを有する、改善されたスプリット・ゲート型不揮発性フラッシュメモリ・セル、アレイ、及び製造方法
JP2009094927A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Seiko Epson Corp バッファ、レベルシフト回路及び表示装置
WO2012006160A1 (en) * 2010-07-09 2012-01-12 Sandisk Technologies Inc. Detection of word-line leakage in memory arrays: current based approach

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016504701A (ja) * 2012-11-19 2016-02-12 シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッドSilicon Storage Technology, Inc. 三次元フラッシュメモリシステム
US9472284B2 (en) 2012-11-19 2016-10-18 Silicon Storage Technology, Inc. Three-dimensional flash memory system
US9767923B2 (en) 2012-11-19 2017-09-19 Silicon Storage Technology, Inc. Three-dimensional flash memory system
JP2018526762A (ja) * 2015-09-11 2018-09-13 シリコン ストーリッジ テクノロージー インコーポレイテッドSilicon Storage Technology, Inc. ソース線プルダウン回路としてダミーメモリセルを使用するフラッシュメモリシステム

Also Published As

Publication number Publication date
EP2826036A1 (en) 2015-01-21
EP2826036B1 (en) 2016-12-21
CN104285257A (zh) 2015-01-14
KR20140131595A (ko) 2014-11-13
KR101538284B1 (ko) 2015-07-20
US8811093B2 (en) 2014-08-19
JP5908645B2 (ja) 2016-04-26
TWI514386B (zh) 2015-12-21
CN104285257B (zh) 2016-09-28
US20130242672A1 (en) 2013-09-19
WO2013137995A1 (en) 2013-09-19
EP2826036A4 (en) 2015-11-25
TW201349239A (zh) 2013-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5908645B2 (ja) 不揮発性メモリ装置及びその動作方法
JP6486462B2 (ja) 不揮発性分割ゲートメモリ装置及びその動作方法
JP6911075B2 (ja) 相補的電圧源を使用した分割ゲートフラッシュメモリシステム
TWI715871B (zh) 改良式快閃記憶體單元與相關解碼器
US10216242B2 (en) Power sequencing for embedded flash memory devices
US7738298B2 (en) Flash memory device
JP2011171582A (ja) 不揮発性半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151016

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5908645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250