JP6486462B2 - 不揮発性分割ゲートメモリ装置及びその動作方法 - Google Patents

不揮発性分割ゲートメモリ装置及びその動作方法 Download PDF

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Description

本発明は、不揮発性メモリセル装置及びその動作方法に関する。より具体的には本発明は、負電圧が、制御ゲート及び/又はワード線に、読み出し、プログラム又は消去の動作中にメモリセルの他の端子と選択的に組み合わせて印加される、かかるメモリ装置に関する。
不揮発性メモリセルは、当該技術分野において周知である。1つの従来技術の不揮発性分割ゲートメモリセル10を図1に示す。メモリセル10は、P型などの第1の導電型の半導体基板12を備える。基板12は、その上にN型などの第2導電型の第1領域14(ソース線SLとしても知られる)が形成されている表面を有する。N型の第2の領域16(ドレイン線としても知られる)もまた、基板12の表面に形成される。第1の領域14と第2の領域16との間には、チャネル領域18が設けられている。ビット線BL 20は、第2領域16に接続される。ワード線WL 22は、チャネル領域18の第1部分の上方に位置付けられ、そこから絶縁される。ワード線22は、第2の領域16とほとんど又は全く重ならない。浮遊ゲートFG 24は、チャネル領域18の他の部分の上方にある。浮遊ゲート24は、そこから絶縁され、ワード線22に隣接する。浮遊ゲート24はまた、第1の領域14にも隣接する。結合ゲートCG(制御ゲートとしても知られる)26は、浮遊ゲート24の上方にあり、そこから絶縁される。SLポリ28は、第1領域14(ソース線SL)に接続される。
従来技術では、様々な組み合わせの正電圧又は0電圧がワード線22、結合ゲート26、及び浮遊ゲート24に印加されて、読み出し、プログラム、及び消去の動作を実行する。従来技術では、これらの動作のために負電圧は印加されなかった。
本発明の1つの目的は、読み出し、プログラム、及び/又は消去の動作中に負電圧をワード線22、結合ゲート26、及び/又は浮遊ゲート24に印加する不揮発性メモリセル装置を開示することである。
本発明は、第1導電型の半導体基板を有する不揮発性メモリ装置に関する。不揮発性メモリセルのアレイは、複数の行及び列に配置された半導体基板内にある。各メモリセルは、第2導電型の半導体基板の表面上の第1領域と、第2導電型の半導体基板の表面上の第2領域と、を備える。チャネル領域は、第1領域と第2領域との間にある。ワード線は、チャネル領域の第1部分上に重なり、そこから絶縁され、また第1領域に隣接して、第1領域とほとんど重ならない。ワード線は、浮遊ゲートの上部先端角部(図1の先端角部25)に面する下部弓状領域(図1の領域27)を有する。浮遊ゲートは、チャネル領域の第2部分上に重なり、第1部分に隣接し、そこから絶縁され、第2領域に隣接する。結合ゲートは浮遊ゲート上に重なる。ビット線は、第1領域に接続される。負チャージポンプ回路は、第1負電圧を発生させる。制御回路は、コマンド信号を受容して複数の制御信号を生成し、これに応答して第1負電圧を非選択メモリセルのワード線に印加する。
本発明はまた、前述の型の不揮発性メモリセル装置の動作方法に関する。
本発明の方法を適用することができる従来技術の不揮発性メモリセルの断面図である。 図1に示される従来技術の不揮発性メモリセルを使用した本発明の不揮発性メモリ装置のブロック図である。 本発明のメモリ装置用のプログラム/消去及び読み出し動作それぞれの波形図である。 本発明のメモリ装置用のプログラム/消去及び読み出し動作それぞれの波形図である。 本発明のメモリ装置用の負/正ワード線デコーダ回路及び負チャージポンプそれぞれの詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の負/正ワード線デコーダ回路及び負チャージポンプそれぞれの詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の第1の負/正高電圧デコーダ回路の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の第1の負/正高電圧デコーダ回路の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の第2の負/正高電圧デコーダ回路の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の第2の負/正高電圧デコーダ回路の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の第3の負/正高電圧デコーダ回路の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の第3の負/正高電圧デコーダ回路の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置と共に使用する負電圧チャージポンプ発生器の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の負高電圧調整回路の詳細な回路図である。 本発明のメモリ装置用の負/正パッド回路の詳細な回路図である。 従来技術のメモリ装置の製造に使用する従来技術のプロセスフローの一部を示す断面図である。 従来技術のメモリ装置の製造に使用する従来技術のプロセスフローの一部を示す断面図である。 本発明のメモリ装置を製造するプロセスフローの一部を示す断面図である。
図2を参照すると、本発明の不揮発性メモリ装置50のブロックレベルの図が示されている。図2に示される実施形態では、メモリ装置50は、半導体基板12内で複数の行及び列に配置された、図1に示される型の不揮発性メモリセル10の2つのアレイ52A及び52Bを備える。不揮発性メモリセル10の各アレイ52に隣接するのは、復号されて、選択及び非選択メモリセル10のワード線22に供給されるアドレス信号を受信するためのデコーダ(それぞれXデコーダ54A及び54B)である。各デコーダ54はまた、チャージポンプ56に含まれ負電圧を発生させるための関連する負チャージポンプを有する。アレイ52Aと52Bとの間に配置されるデコーダ(WSHDRHALFV、NCG)80は、図5〜7の実施形態に示されるように制御ゲート26及びソース線14に対する電圧レベルを提供する。
メモリ装置50の各メモリアレイ52はまた、アレイ52からメモリセル10からの信号を受信し、装置50からの出力信号を発生するためのそれに関連する複数のセンサー58を有する。メモリ装置50はまた、論理回路60を有する。論理回路60は、メモリ装置50の外にあって、メモリ装置50に様々なコマンドを実行させるホスト制御装置(図示なし)によるプログラム、消去、又は読み出し発行などのコマンドを受信する。受信したコマンドに応答して、論理回路50は、チャージポンプ回路56、デコード回路54、及び検知増幅回路58の動作及びタイミングを制御する制御信号を発生させる。アナログ回路70は、装置50に対してアナログバイアス電圧及び電流並びにタイミングを提供する。高電圧(正、負)制御回路90は、調整された時系列の正負レベルを提供する。パッド回路88は、入力バッファ、IOバッファ、電力パッド(Vdd、Vss)、テストパッド、及びESD保護を提供する。
読み出し、消去、又はプログラムコマンドに応答して、論理回路60は、選択メモリセル10及び非選択メモリセル10の両方の様々な部分に、適時にできるだけディスターブが少ない方法で様々な電圧を供給させる。
選択及び非選択メモリセル10に対し、印加される電圧及び電流は次のとおりである。以下に使用されるように、次の略語、つまり、ソース線又は第1領域14(SL)、ビット線20(BL)、ワード線22(WL)、結合ゲート26(CG)が使用される。
Figure 0006486462
Figure 0006486462
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不揮発性メモリセル10の消去及びプログラムのための動作は次のとおりである。セル10は、ワード線22に高電圧を印加し、他の端子が0ボルトと等しくなるか、負になることにより、ファウラーノルドハイムトンネリングメカニズムによって消去される。電子が浮遊ゲート24からワード線22にトンネリングして陽電荷を帯び、読み出し状態のセル10がオンになる。このトンネリングは、FG先端部25からWL 22の弓状ラップアラウンド領域27までである。その結果生じるセルの消去状態は、「1」状態として知られる。セル10は、結合ゲート26に高電圧を印加し、ソース線14に高電圧を印加し、ビット線20にプログラミング電流を印加することにより、ソース側ホットエレクトロンプログラミングメカニズムによってプログラミングされる。ワード線22と浮遊ゲート24との間の隙間を横切って流れる電子の一部は、十分なエネルギーを得て、浮遊ゲート24に注入され、その結果、浮遊ゲート24が陰電荷を帯び、読み出し状態のセル10がオフになる。その結果生じるセルのプログラミングされた状態は、「0」状態として知られる。読み出し動作は、ビット線20に正バイアスを、WL22に正バイアスを、ソース線14に0ボルトを、結合ゲート26に正又は0ボルトを印加することによって行われる。この読み出し状態では、状態「1」のメモリセルは導電し、状態「0」のメモリセルは、導電しないか、低電流レベルを伝導する。非選択WLでは、読み出し及びプログラム状態に対して0又は負電圧が印加される。
消去動作3では、WLは正のHV(例えば、9〜6V)であり、CGは負のHV(例えば、−(5〜9)V)である。非選択WLは0V又は負電圧、例えば、−(0.5〜5)Vであり得、非選択CGは0V又は負のHV(例えば、−(5〜9)V)であり得る(選択の負のCG HV電圧と同様)。
あるいは、プログラム動作は、0Vではなく、負の電圧(例えば、−6V)であるP基板Vsub 12で実行され得る。
図3Aを参照すると、本発明のメモリ装置50用の上述の正/負バイアスレベルのプログラム及び消去信号について信号タイミング波形の一実施例が示されている。メモリセル10の端子WL、BL、CG、SLにそれぞれ一致するように信号WL、BL、CG、SLは上述のとおりである。プログラムでは、信号WL 102が、(後述されるデコーダ回路80内の制御信号を設定するために)まず高くなり(例えば、〜Vdd)、その後(バイアス電圧Vpwlに)安定し始める。その後、信号BL 104及びCG 106が、例えば、それぞれ、〜Vinh=〜Vdd及び10〜11vのように高くなり、次にSL 110が高くなる(例えば、〜4.5v〜5v)。あるいは、CG 106は、(点線の波形で示されるように)SL 110の後に高くなる。信号WL 102は、例えば1vのような電圧Vpwlに安定し、信号BL 104は、CGが高くなるときに例えば、〜0.5vのような電圧Vdpに安定する。非選択WLは、選択WL 102が高くなる前か又はそれと同時に、0v又は負(例えば−0.5v)まで下がる。非選択CGは、例えば0〜2.6vのようなスタンバイ時の値にとどまる。非選択SLは、CG 106が高くなるとき、例えば0vのようなスタンバイ時の値にとどまるか、又は例えば1vのようなバイアス電圧に切り換わる(非選択SLが、BLを介し非選択セルを介した漏れ電流を防ぐためにバイアスレベルに切り換わる)。
信号BL 104は、様々な信号がプログラミング電圧までランピングする間安定しないままであることによる不慮のプログラムディスターブを防ぐために、まずVinh(禁止電圧)まで高くなる。時限シーケンスCG 106対SL 110は、例えばいずれかディスターブの発生が多い方の信号が最後に高くなるなど、ディスターブの影響を低減するために最適化される。プログラミングパルスのランプダウンは、ディスターブを最小化するために逆になる(即ち、最初に上がる信号は、ここで最後に下がる)。信号SL 110が下がり、次にCG 106が下がり、その後WL 102及びBL 104が下がる。例えば−1vなどの負になる基板Pを使用するプログラミングの実施形態では、この負の切り換えは、信号WLが低くなる又はCGが高くなるのと同時に起こる。
消去では、信号WL 102は、例えばVdd(図5〜7の実施形態として後述されるデコーダ回路80内の制御信号を設定するようなもの)のように高くなり、次に例えば0v(あるいは、−0.5vのように負)のように低くなる。WL 102が低くなったのとほぼ同時に、又はその後間もなく、信号CG 106は負(例えば、−6V〜−9V)になる。その後、選択WL 102は、高くなる(例えば、9V〜6V)。信号BL 104、SL 110は、スタンバイ時の値(例えば0V)にとどまる。非選択WLは、選択WL 102が高くなる前又はそれと同時に、0V又は負(例えば−0.5V)まで下がる。非選択CGは、スタンバイ時の値(例えば、0〜2.6V)にとどまる。非選択SLは、スタンバイ時の値(例えば0v)にとどまる。
消去の別の実施形態では、基板Pは負(例えば、−6V)になる。
消去パルスのランプダウンは、ほぼ順番が逆になる(即ち、最初に上がる信号はここで最後に下がる)。信号WL 102及びCG 106は、スタンバイ時の値(例えば、0V)になる。
図3Bを参照すると、本発明のメモリ装置50用の上述の正/負バイアスレベルの読み出し信号について信号タイミング波形の一実施例が示されている。この読み出し信号波形は、完全な不揮発性の消去/プログラム/読み出し動作のために図3Aのプログラム及び消去信号波形に付随する。正常読み出しの波形では、SL 110は、スタンバイ値(例えば、0V)である。CG 106は、スタンバイ値(例えば、0V又は2.6V)であるか、あるいは、読み出し時にバイアス値(例えば、2.6V)へ切り換わる(読み出し状態でFG電位と結合するCG電圧によるメモリセル電流の増加を助けるため)。スタンバイ値は、プログラム及び消去状態のスタンバイ値と同様である。WL 102及びBL 104は、読み出し用の選択メモリセルに対して読み出し時にバイアスレベル(例えば、それぞれ2.6V及び1.0V)へ切り換わる。
読み出しマージン0の動作は、弱いプログラミングセルを検出するため、アレイ全体のプログラミング後に実行される。プログラミング後、セル電流は、通常<ナノアンペア(nA)の非常に低い値であり、これは「0」デジタル値(セル電流が流れない)の読み出しに相当する。しかしながら、いくつかのセルは、2〜3マイクロアンペアでわずかにとどまることがあり(セル漏れ、弱いセルプログラミングの結合比、プロセスの幾何学的影響などによる弱いプログラミングのため)、これは、メモリ装置50の動作寿命中の「0」の読み出しの失敗の原因となり得る。読み出しマージン0は、それらの弱いセルを除外するために使用される。読み出しマージン0の波形では、SL 110は、例えば0vのようなスタンバイ値である。WL 102及びBL 104は、正常読み出し状態のように読み出し用の選択メモリセルそれぞれに対して、読み出し時に例えば2.6v及び1.0vなどのバイアスレベルに切り換わる。CG 106は、弱いプログラムされたセルを検出するために、読み出し時に例えば3vのようなマージン0値(プログラム又は読み出し状態に関して図6〜8に記載される同一の回路手順によって提供される)にバイアスされる。CG電圧は、弱いプログラミングの影響を増幅するためにFG電位と結合し、セル電流を実際的に増加させ、したがって弱いセルはここで「0」の代わりに「1」として読み出される(セル電流が流れない代わりに実際にセル電流が存在する)。
読み出しマージン1の動作は、弱い消去されたセルを検出するため、アレイ全体の消去後に実行される。負のCG(負電圧による消去に関して図6〜8に記載される同一の回路手順によって提供される)はここで、この状態を検出するために利用される。SL 110は、例えば0vのようなスタンバイ値である。WL 102及びBL 104は、正常読み出し状態のように読み出し用の選択メモリセルそれぞれに対して、読み出し時に例えば2.6v及び1.0vなどのバイアスレベルに切り換わる。CG 106は、弱い消去されたセルを検出するため、読み出し時に例えば−3vなどのマージン1値にバイアスされる。CG電圧は、弱い消去された影響を増幅するためにFG電位と負に結合し、セル電流を実際的に減少させ(FG電位より少なく)、したがって弱いセルはここで「1」の代わりに「0」として読み出される(セル電流の代わりに実際にセル電流が流れない)。
図4Aを参照すると、本発明のメモリ装置50用のXデコーダ200の回路図の一実施例が示される。Xデコーダ回路200は、選択及び非選択メモリセル10のワード線22に供給される復号されたアドレス信号を提供する。Xデコーダ回路200は、次の方法で動作する。NANDゲート201及びINV 202は、ワード線(行)のプリデコード信号XPA〜XPC(メモリセクタ(アドレス)選択と呼ばれる)の復号化に使用される。回路280は、プリドライバ及び(ワード線)ドライバからなる。PMOSトランジスタ210及び211並びにNMOSトランジスタ212は、プリデコードXPZ<0:7>と結合されたワード線プリドライバである。プリデコード信号XPZ<0:7)は、8行から1行を(=「0」にすることによって)選択するために使用される。PMOSトランジスタ213及びNMOSトランジスタ214は、ワード線WLドライバであり、1行に通常2048又は4096セルを含むメモリ行を駆動するために使用され、したがってワード線RCの遅延には大きなサイズ、即ち、大きなW/L比、W=トランジスタ幅及びL=トランジスタ長のトランジスタを必要とする。回路280は、8回繰り返され、NAND 201及びINV 202は、メモリセクタサイズ毎に8行に1回繰り返される。通常、トランジスタ214のソースは、選択解除状態に備えて接地ノード(即ち、0v)に接続されるが、本明細書ではノードNWLLOW 240に接続される。トランジスタ213のソースは、ノードZVDD 220に接続され、これは読み出し動作でVwlrd(読み出しワード線電圧)と等しく、Vpwl(プログラミング動作でのプログラミングワード線電圧)と等しい。プログラミング状態では、選択ワード線に対し、例えば、WL=ZVDD=Vpwl=1.0vであり、非選択に対し、WLs=NWLLOWであり、これは−0.5vと等しい。消去状態では、一実施形態において、選択ワード線WL及び非選択WLS=NWLLOW=−0.5vである。読み出し状態では、選択ワード線に対し、例えば、WL=ZVDD=Vwlrd=2vであり、非選択ワード線に対し、WLS=NWLLOWであり、これは一実施形態において−0.5vと等しい。ワード線非選択線250は、プログラミング中に特定のワード線を非選択にするために使用できる。NMOSネイティブ高電圧(HV)トランジスタ290〜297は、低電圧トランジスタ213及び214上の電圧で消去高電圧を分離する、分離トランジスタとして機能する。これらはまた、読み出し及びプログラム動作でパスゲートとしても機能する。WLISO線299は、トランジスタ290〜267のバイアスを、消去中は低く(例えば、1v)、読み出し及びプログラム中は高く(例えば、3〜5v)になるように制御する。
図4Bを参照すると、ワード線22に供給される負電圧を発生させるための(負及び正電圧の両方を提供するチャージポンプ56の一部である)負チャージポンプ発生器260の回路図の一実施例が示されている。負チャージポンプ回路260は、次の方法で動作する。第1期間で、PMOSトランジスタ263及びNMOSトランジスタ266は、コンデンサ265の(+)268及び(−)端子269をそれぞれ正バイアス電圧NBIAS 267及びグランドレベル(即ち、0v)に充電するのに使用される。第1期間後の次の期間で、トランジスタ266はオフされ、NMOSトランジスタ264がオンされて、コンデンサ265の(+)端子268をバイアスレベル268からグランドレベルまで放電する。このとき、コンデンサ265の(−)端子269は、例えば−0.5vなどノードNWLLOW 240での容量性負荷に対するコンデンサ265の値に応じて負レベルに容量結合される。NBIAS 267のレベル及びコンデンサ265の値を調節することによって、負レベルが調整される。例えば単一のウェルCMOS(N型装置用のP基板及びP型装置用の単一のNウェル)などのメモリ装置50を形成するためにP基板=0v(接地)を使用する半導体プロセスの実施形態では、負レベルは、P/N+順方向接合順方向バイアス(〜−0.6v)にクランプされる。周知のように、メモリ装置50は、2つのウェル(Pウェル及びNウェル)が基板12に構成されるツインウェルP−sub CMOSプロセスで作製され得る。基板12はP型導電性であるため、その中の第1Pウェルは、N型装置(NMOS)用となり、第2N型ウェルは、P型装置(PMOS)用となる。負電圧チャージポンプ発生器260及びワード線デコーダ200を、基板12内のトリプルウェル内にすることができる。これは、前述のツインウェルP−sub CMOSプロセスの代わりにトリプルウェルCMOSプロセスによって行われる。その場合には、負ポンプ発生器260及びワード線デコーダ200を、第3P型ウェル(第2N型ウェルで作製され基板12内部にある)及び第2N型ウェルにする。この第3P型ウェルに、ここで特定の動作条件で有利である負電圧を印加することができる。トリプルウェルを有するメモリ装置50を構成することは、よりプロセス集約的であるが、ポンプ発生器260及びワード線デコーダ200をトリプルウェル内に有する利点は、ワード線22に印加される負電圧を、例えば消去実施形態に使用される−6.0vのようにより負側にすることができることである(即ち、P/N+接合順方向バイアス〜−0.6vによってクランプされない)。この場合、第3P型ウェル電圧状態は、P/N+接合順方向バイアスを回避するために、例えば−6.0v又は−8.0v又は−5.6vなど負になり得る。ある実施形態で、メモリセル10は、第3P型ウェル内に形成され得る。
図5を参照すると、本発明のPsub CMOSプロセスのメモリ装置50用の正/負レベル信号の高電圧デコード回路300の第1の実施形態が示されている。hv(高電圧、例えば12v)PMOSトランジスタ321及び322並びにhv NMOSトランジスタ323並びにlv(低電圧、例えば3v)トランジスタ324及び325からなる回路320は、消去/プログラム/読み出し動作のWL信号の復号に使用される。トランジスタ322 WL電流リミッタは、消去及び/又はプログラムで電流を制限するため(HVチャージポンプからの電流シンクを制限するため)に使用される。回路310は、選択されたセクタ(8行毎に1セクタ)のhv制御を有効にするために使用されるhvラッチ回路であり、図3Aに示されるように消去又はプログラミングシーケンスの初期にWL信号がアサートされると(〜Vdd)選択される。ネイティブhv NMOSトランジスタ351、インバータ352、NAND 353、lvラッチ(インバータ354及び355、並びにlv NMOSトランジスタ356、359、358のセット、並びにlv NMOSトランジスタ357のリセットからなる)からなる回路350は、セクタが(使用されない)不良セクタである場合にhv信号を無効にするために使用される。lv PMOSトランジスタ331及び332並びにhv PMOSトランジスタ333からなる回路330は、スタンバイ時及び読み出し時にCGバイアスレベルを提供するために使用される。トランジスタ331(ゲートがバイアスレベルである)は、CG端子に対する電流リミッタとして動作してスタンバイ状態などの不良CG端子からの電流を制限する。hv PMOSトランジスタ341及び342からなる回路340は、消去/プログラム時にCGバイアスレベルを提供するために使用される。トランジスタ341は、消去/プログラム時にCG端子に対する電流リミッタとして動作して、HVチャージポンプから供給される電流を制限することができる。hv PMOSトランジスタ361、hvネイティブNMOSトランジスタ362、lv NMOSトランジスタ363及び364からなる回路360は、CGを無効にするために使用される。hv PMOSトランジスタ371、hv NMOSトランジスタ373、及びlv NMOSトランジスタ372からなる回路370は、消去/プログラム/読み出し状態のSL信号を有効にするために使用される。lv NMOSトランジスタ372は、読み出し及び消去時にSLをグランドまで、プログラム時に例えば<2vなどバイアスレベルまでプルダウンするために使用される。回路380は、CG信号用の負のデコード回路である。回路360は、PMOSトランジスタ361を分離トランジスタとして使用して、Psub CMOSプロセスのNMOSトランジスタ362から(メモリセルのCG端子内に進む回路380によって提供される)負レベルを分離する。回路380は、クロックされた負のブートストラップ高電圧回路スキームを使用する。回路380は、PMOSトランジスタ381、382、385〜391、NOR 384、及びインバータ384からなる。NOR 384及びインバータ384は、トランジスタ387の負のポンプゲートに対するコンデンサとして動作するPMOSトランジスタ386及び388へのクロッキング信号を有効にするために使用される。トランジスタ385は、PMOSトランジスタ387並びにPMOSコンデンサ386及び388のブートストラップトランジスタとして動作する。トランジスタ381/390及び382/391は、トランジスタ387のドレイン及びトランジスタ385のドレインをそれぞれVddレベルにクランプする働きをする。トランジスタ389は、CG内の負レベルのバッファとして機能する。トランジスタ385及び387のソースは、負電源VCGNEG 399に接続する。
図6を参照すると、本発明のトリプルウェルCMOSプロセスのメモリ装置50用の正/負レベル信号の高電圧デコード回路400の第2の実施例が示されている。回路310〜350、370は、図5のそれらと同一又は同様である。hv NMOSトランジスタ410及びlv NMOSトランジスタ412〜414からなる回路410は、例えば0vなどの低レベルへのCGを選択解除するために使用される。hvトランジスタ410は、分離トランジスタとして機能して、CGに負レベルを分離し、したがって負レベルでもバルクVCGNEGとなる。回路420は、負レベルシフタとして機能し、CGに負レベルを提供するために使用される。回路420は、許可エンティティとしてNAND 421、インバータ422、並びに交差結合された負ラッチとしてhv PMOSトランジスタ423及び424、並びにhv NMOSトランジスタ425及び426、並びにバッファとしてhv NMOSトランジスタ427からなる。NMOSトランジスタ425、426、427のソースは、負電源VCGNEGに接続する。
図7を参照すると、本発明のPsub CMOSプロセスのメモリ装置50用の正/負レベル信号の高電圧デコード回路420の第3の実施形態が示されている。ここでは、負電圧用のダイオードデコードスキームを使用した。回路310〜370は、図5のそれらと同一又は同様である。hv PMOSトランジスタ512からなる回路510は、CG内に負レベルを提供するために使用される。トランジスタ512は、ダイオード接続され、これはゲートドレインが共に接続されることを意味し、そのゲートドレインは負電源VCGNEGに接続される。そのソースはCGに接続される。したがって負電源VCGNEGが負になるので、トランジスタのソースは、量=VCG NEG−|Vtp|だけ負になる。
図8を参照すると、消去動作中に結合ゲート26に印加される負電圧を発生させる負チャージポンプ600が示されている。回路610は、PMOSトランジスタ612及び613並びにコンデンサ611及び614からなり、ポンプ段を構成する。トランジスタ613は、転送トランジスタ(電荷を1つの段から次の段へ転送する)である。トランジスタ612及びコンデンサ611は、転送トランジスタ613用のVtキャンセル機能として働く。コンデンサ614は、ポンプコンデンサ(ポンピング電荷の提供を意味する)である。ダイオード接続PMOSトランジスタ620は、第1ポンプ段への電源に接続する。ダイオード接続PMOSトランジスタ640は、最後のポンプ段から出力チャージポンプノードに接続する働きをする。PMOSトランジスタ650及び652は、内部のポンプされたノードをクランプ又は初期化する働きをする。様々なクロック発生、位相ドライバ、及びバイアスは図示されない。
図9を参照すると、本発明のメモリ装置50用の負の高電圧調整回路700の実施形態が示されている。コンデンサ702及び704は、負電源VCGNEG 399からの負電圧を、例えば1vなど基準電圧VREF 708と比較される電圧に分割するために使用される。VREF 708は、コンパレータ710の端子に連結される。トランジスタ714は、ノード706を、例えば2vなどのバイアス電圧に初期化するために使用される。ノード706は、コンパレータ710の他の端子に連結される。負電源VCGNEG 399は、グランドなどのレベルから次第に負にポンプされるので、ノード706は、正2vなどバイアスレベルから負方向に(コンデンサ702及び704の値によって決定される比によって)比例的に次第に低く進行する。ノード706がVREF 708と等しい値に到達すると、コンパレータ710は極性を切り換える。出力REGOUT 718は、次に負電源VCGNMEG 399が消去状態時にCGに使用される−9vなどの望ましいレベルに到達したことを知らせるために使用される。
図10を参照すると、本発明のPsub CMOSプロセスのメモリ装置50用の負のテストパッド回路800の実施形態が示されている。PMOSトランジスタ810は、NMOSトランジスタ812を内部から外部パッドへ転送される負レベルに分離する働きをするか、逆もまた同様である。トランジスタ810は、分離の目的でドレインに接続されたバルクを有する。トランジスタ812は、ESDクランピングとして機能する。
図11A及び11Bを参照すると、従来技術の正高電圧動作を有するメモリセルを製造するためのプロセスフロー断面図900及び901の従来技術の実施形態が示されている。メモリセルは、層904(CGポリ)、905(ONO)、906(FGポリ)、908(SLポリ)、912(SL拡散層)、914(FGゲート酸化物)、955(WLポリ)を含む。プロセスフロー断面図900で、周辺HV装置は、982(ゲートポリ)、988(ゲートポリ下のチャネル領域)、LDD 980(LDD注入)を含む。この場合、周辺HVゲートポリ982は、LDD注入980がチャネル領域988に進入するのを防ぐことができる厚みがある。先進的なより小さい幾何学的技術ノードに適用できるプロセスフロー断面図901では、メモリセルは、WLポリ965を含み、周辺HV装置は、984(ゲートポリ)、988(基板)、LDD 980(LDD注入)を含む。ゲートポリ984は、ゲートポリ982よりも著しく薄い。この場合、LDD注入980は、ゲートポリ984に浸透してチャネル988を電気で調整するチャネル領域988まで達する。この効果は望ましくない。この場合、LDD注入がチャネルに浸透するのを防ぐために付加マスキング及び/又はプロセス層工程が必要とされることがある。
図11Cを参照すると、本発明のメモリ装置用の負電圧動作を有するメモリセル10の製造のためのプロセスフローの実施形態が示されている。この場合のLDD注入981は、負電圧動作の11vに対して例えば9vなどより低い高電圧要求によって、エネルギーが著しく低い。したがってこの場合では、薄いゲートポリ984の厚さを有する、より小さい幾何学的技術ノードでも、LDD注入はチャネル988まで浸透しない。このプロセスフローはしたがって、負電圧動作と共に使用するためのメモリセルの製造に好適である。
負電圧を読み出し、消去、及びプログラムの動作中に非選択又は選択メモリセル10のワード線22に印加する利点は、メモリセルをより効果的に小型化できることである。消去の間、選択メモリセルのワード線上の負電圧は、消去電圧全体を低くすることができ、したがってセルの寸法をより小さくすることを可能にする(水平又は垂直の間隔、分離、幅、長さなど様々なセル間又は層間の寸法にわたって少ない電圧を維持する)。プログラムの間、非選択メモリセルのワード線上の負電圧は、非選択メモリセルに対する漏れを低減し、より少ないディスターブ(同一のセクタ内の非選択セルに対する)、より正確なプログラミング電流(選択セルに対してより少ない漏洩障害)、及びより少ない消費電力をもたらす。読み出しでは、非選択メモリセルのワード線上の負電圧は、漏れによる障害がより少ないことによる、より正確な検知をもたらす。消去/プログラム電圧及び電流の低減、より効果的な消去及びプログラミング、より少ないセルディスターブ、及びより少ないセルの漏れをもたらす、メモリアレイ動作用に負ワード線、負結合ゲート、及び負P基板を結合することは、有利でもある。

Claims (21)

  1. 不揮発性メモリ装置であって、
    第1導電型の半導体基板と、
    複数の行及び列に配置された前記半導体基板内にある不揮発性メモリセルのアレイと、を含み、各行が個々のワード線に接続され、各列が個々のビット線に接続される、不揮発性メモリ装置であって、各メモリセルが、
    第2導電型の半導体基板の表面上の第1領域と、
    前記第2導電型の半導体基板の表面上の第2領域と、
    前記第1領域と前記第2領域との間にあるチャネル領域と、
    前記不揮発性メモリ装置にアクセスするための端子であって、
    前記チャネル領域の第1部分上に重なり、そこから絶縁され、また前記第1領域に隣接して、前記第1領域とほとんど重ならない、又は全く重ならないワード線端子であって、前記メモリセルを含む前記行に接続される前記ワード線に接続されるワード線端子と、
    浮遊ゲート上に重なる結合ゲート端子と、
    前記第1領域に接続され、前記メモリセルを含む前記列に接続される前記ビット線に接続されるビット線端子と、
    前記第2領域に接続されるソース線端子と、を含む端子と、を含み、
    不揮発性メモリ装置は、さらに、−5V〜−9Vの第1負電圧を発生させるための負チャージポンプ回路と、
    コマンド信号を受容して、前記コマンド信号に応じて複数の制御信号を生成する制御回路と、を含み、
    選択メモリセルの消去動作のためのコマンド信号に応じて、前記制御回路は、前記選択メモリセルを消去するために、前記選択メモリセルの前記結合ゲート端子に前記第1負電圧を印加し、前記選択メモリセルの前記ビット線端子に0Vの電圧を印加し、前記選択メモリセルの前記ワード線端子に6V〜9Vの電圧を印加し、前記制御回路は、非選択メモリセルの消去を防止するために、前記非選択メモリセルの前記結合ゲート端子に第2負電圧を印加するように構成されている、不揮発性メモリ装置。
  2. 前記負チャージポンプ回路が、前記半導体基板内のトリプルウェル内にある、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  3. 前記メモリセル、前記負チャージポンプ回路、及び前記制御回路が、ツインウェルP−sub CMOSプロセス内で提供される半導体P基板内に形成される、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  4. 前記制御回路が、負電圧ダイオードデコード回路を備える、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  5. 前記制御回路が、負レベルシフタ回路と、クロックされた負ブートストラップ回路と、を備える、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  6. 高電圧PMOSトランジスタと、高電圧NMOSトランジスタと、を含む、負テストパッド回路を更に備える、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  7. コンデンサ分割器ベースのコンパレータを有する負調整回路を更に含む、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  8. 前記制御回路が、正又は負の高電圧を前記メモリセルに供給するため高電圧デコーダ内に電流リミッタを含む、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  9. 前記制御回路が、前記ワード線上の消去電圧を前記メモリセルに供給するため高電圧デコーダ内に電流リミッタを含む、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  10. 前記制御回路が、前記メモリセルの前記結合ゲート上の電圧を供給するため高電圧デコーダ内に電流リミッタを含む、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  11. 前記制御回路が、プログラム又は消去動作中に前記メモリセルの前記結合ゲート上の電圧を供給するため高電圧デコーダ内に電流リミッタを含む、請求項10に記載の不揮発性メモリ装置。
  12. 前記制御回路が、プログラム又は消去又は読み出し動作中に前記メモリセルに電圧を供給するため高電圧デコーダ内に高電圧ラッチを含む、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  13. 前記制御回路が、プログラム又は消去又は読み出し動作中に前記メモリセルに電圧を供給するため高電圧デコーダ内に高電圧レベルシフタを含む、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  14. 前記制御回路が、プログラム又は消去又は読み出し動作中に前記メモリセルに電圧を供給するため高電圧デコーダ内に低電圧ラッチを含む、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  15. プログラム又は消去又は読み出し動作中に前記メモリセルに電圧を供給するため低電圧デコーダを更に含む、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  16. 前記低電圧デコーダが、プログラム、消去又は読み出し動作中に前記メモリセルに電圧を供給するためワード線ドライバ内に分離トランジスタを含む、請求項15に記載の不揮発性メモリ装置。
  17. 各メモリセルが分割ゲートフラッシュメモリセルである、請求項1に記載の不揮発性メモリ装置。
  18. 各メモリセルが、先端消去部を備える分割ゲートフラッシュメモリセルである、請求項16に記載の不揮発性メモリ装置。
  19. 各メモリセルが、前記ワード線から前記浮遊ゲートまで先端消去部を備える分割ゲートフラッシュメモリセルである、請求項16に記載の不揮発性メモリ装置。
  20. 第1導電型の半導体基板内に不揮発性メモリセルのアレイを備える不揮発性メモリ装置の動作方法であって、
    各行が個々のワード線に接続され、各列が個々のビット線に接続され、
    各メモリセルが、第2導電型の半導体基板の表面上の第1領域と、前記第2導電型の半導体基板の表面上の第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間にあるチャネル領域と、前記不揮発性メモリ装置にアクセスするための端子と、を有し、前記端子が、
    前記チャネル領域の第1部分上に重なり、そこから絶縁され、また前記第1領域に隣接して、前記第1領域とほとんど重ならない、又は全く重ならないワード線端子であって、前記メモリセルを含む前記行に接続される前記ワード線に接続されるワード線端子と、前記チャネル領域の第2部分上に重なり、前記第1部分に隣接し、またそこから絶縁され、前記第2領域に隣接する浮遊ゲートと、前記浮遊ゲート上に重なる結合ゲート端子と、前記第1領域に接続され、前記メモリセルを含む前記列に接続される前記ビット線に接続されるビット線端子と、前記第2領域に接続されるソース線端子と、を有し、前記方法が、
    選択メモリセルの前記結合ゲート端子に−5V〜−9Vの第1負電圧を印加し、前記選択メモリセルの前記ビット線端子に0Vの電圧を印加し、前記選択メモリセルの前記ワード線端子に6V〜9Vの電圧を印加することにより、前記アレイ内の前記選択メモリセルを消去すること、を含み、
    前記選択メモリセルの消去中に、非選択メモリセルの消去を防止するために、前記非選択メモリセルの前記結合ゲート端子に第2負電圧を印加することを含む、方法。
  21. 前記第2負電圧が、前記第1負電圧と異なる、請求項2に記載の方法。
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