JPH09502042A - フラッシュeprom構造負電圧発生器 - Google Patents

フラッシュeprom構造負電圧発生器

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JPH09502042A
JPH09502042A JP51873493A JP51873493A JPH09502042A JP H09502042 A JPH09502042 A JP H09502042A JP 51873493 A JP51873493 A JP 51873493A JP 51873493 A JP51873493 A JP 51873493A JP H09502042 A JPH09502042 A JP H09502042A
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リン、チェン−レア
チャオ、リァン
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マクロニクス インターナショナル カンパニイ リミテッド
日本鋼管株式会社
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Abstract

(57)【要約】 高い正電圧源VPPから集積回路に高い負電圧を供給する回路を提供する。この負電圧は複数のフラッシュEPROM(電気的に消去/プログラム(書込み)可能なリードオンリーメモリ)セルに印加される。この回路において電圧コンバータが発振器に接続されて周期信号を作っている。この周期信号は3つのP−チャネルトランジスタを有するチャージポンプに接続されて前記負電圧を発生する。チャージポンプの第1のトランジスタのソースとドレインは周期信号に接続される。第2のトランジスタのゲートとドレインはリファレンスグランド電位に、ソースは第1トランジスタのゲートに接続される。第3のトランジスタのドレインとゲートは第1トランジスタのゲートに接続され、第3トランジスタのソースは消去動作時に複数のフラッシュEPROMセルのフローティングゲートに負電圧を出力する。こうして作られた負電圧は比較的に正確なので調整制御が必要ない。

Description

【発明の詳細な説明】 フラッシュEPROM構造負電圧発生器 〔関連出願〕 本出願は米国特許出願No.07/823,882「不揮発性メモリセル及び アレイアーキテクチャー」(1992年1月22日出願、出願時及び現在も同一 出願人が所有)と関連している。 〔産業上の利用分野〕 本発明は正電圧電源に応答する負電圧発生器に関し、さらに詳しくは例えばフ ラッシュEPROMメモリ装置のような集積回路において高い負電圧を提供する 負電圧発生器に関する。 〔従来の技術〕 メモリセルを電気的に消去、プログラミング(書込み)あるい読出しするフラ ッシュEPROM(電気的にプログラム(書込み)可能なリードオンリーメモリ )集積回路の各種動作モードには異なるレベルの内部電圧が必要である。フラッ シュEPROMのメモリセルは、フローティングゲートを充電または放電するこ とによってデータを格納するいわゆるフローティングゲートトランジスタを用い て形成される。 フローティングゲートを充電する動作をフラッシュEPROMの場合プログラ ムモードと呼ばれている。これは普通、ゲートとソースの間に12Vもの高い正 電圧を、そしてドレインとソースの間に例えば7Vの正電圧を印加することによ りホットエレクトロン注入によって行なわれる。 フローティングゲートを放電する動作をフラッシュEPROMの場合消去モー ドと呼ぼれている。この消去機能は普通、メモリセルのドレインをフローティン グ状態にして、ソースとゲート間に高い正電圧を印加することによりファウラー ・ノードハイム・トンネル現象を発生させることによって実現される。この正電 圧は12Vもの高い値を使うことがある。 しかし、ソースに12Vを印加しゲートを接地すると非常に高い逆電圧がソー スと基板の間に発生し、ホットホールの発生が増え、さらにメモリセルは「ホッ トホールトラッピング」現象を示す。このホットホールトラップは装置の消去、 書込みを繰り返した場合の耐久性能を劣化させる。 消去動作時のホットホールトラッピング現象を軽減するために、メモリセルの ゲートに負電圧を印加することができる。ソースに12Vを印加しゲートを接地 する代わりに、例えば−7.5V以下の大きい負電圧をゲートに印加し、より小 さい正電圧、例えば7.0Vをソースに印加してもよい。従ってソースと基板の 間にははるかに低い電圧しか発生せずホットホールの発生も抑えられる。 しかし、フラッシュEPROMメモリには普通、負の電源ではなく2つの正の 外部電源が供給される。第1の正の電源VDDは装置立上げ時に供給され一般に読 出し動作に用いられる。VDDは普通5.0±0.5Vである。第2の正の電源VPP は一般にプログラムモード又は消去モード時に供給され、普通12.0±0.6 Vである。従ってEPROMセルに負電圧を供給するには、比較的大きな負電圧 を上記2つの正の電源のいずれかで発生させなければならない。 従って調整なしで比較的正確な高い負電圧をフラッシュEPROMメモリセル に供給できる回路を使用するか、あるいは正の電源からの正電圧の供給に依存す る他の環境を提供することが望まれる。 〔発明の概要〕 本発明は、集積回路内において正電圧源に応答して負電圧を発生する回路を提 供する。特に本発明に係るフラッシュEPROM集積回路は高い正のプログラミ ング電位VPPに応答して負電圧を供給する負電圧発生器を提供する。 本発明の1つの特徴として、負電圧を供給する回路は実質的なグランド(接地 )と正電位との間を周期的に変動する信号によって駆動されるチャージポンプを 用いている。チャージポンプは、正の周期信号を受ける第1の端子手段を有する 第1キャパシターを含む。キャパシターの第2端子はグランド近くのリファレン ス電位にクランプ又は制御されて第2端子がリファレンス電位よりも高くならな いようにしてある。例えばダイオード接続されたトランジスタのようなスイッチ が第2端子と出力ノードとの間に接続されている。このスイッチは、第2端子の 電圧が出力ノードの電圧より低くなったときに第2端子を出力ノードに接続して 出力ノードを負電位にする。 周期信号は、高いプログラム電位VPPに接続された電圧コンバータで形成され る。この電圧コンバータはVDDレベルクロックを周期信号に変換する。 電圧コンバータは基本的に、電圧を調整するためのダイオード降下回路のよう な電圧降下回路と、VDDレベルクロック信号で駆動される高電圧インバータとか ら成る。電圧降下回路によって、設計者は周期信号の大きさを選択できる、すな わち設計上の必要に応じてチャージポンプが発生する負電圧の大きさを選択でき る。電圧コンバータと組み合わせて高いプログラミング電位VPPを使用すること により、入力電位VDDよりも大きい絶対値をもつ負電圧を含む非常に広範囲な負 電圧が得られる。従って消去モード時にプログラミング電位VPPが+12Vに引 き上げられ、チップの電源VDDが+5Vに保持される標準のフラッシュEPRO M集積回路において、−5Vよりも大きな負電圧を発生することが可能である。 これについては以下に説明する。 本発明のさらに別の特徴として、チャージポンプは、このチャージポンプの入 力キャパシターとして構成され、ソースとドレインを正の周期信号に接続された 第1のP−チャネルトランジスタを備えている。第2のP−チャネルトランジス タはゲートとドレインをグランドに、ソースを第1トランジスタのゲートに接続 しており、クランピングダイオードとして構成されている。第3のP−チャネル トランジスタはドレインとゲートを第1トランジスタのゲートに接続しており、 スイッチングダイオードとして構成されている。出力ノードは第3のトランジス タのソースとグランドとの間に接続される。 好ましい実施例において、入力キャパシターとして構成した第1のP−チャネ ルトランジスタは、周期信号を受け取るように接続されたN−ウェル内に形成さ れている。これによって負電圧発生時に第1トランジスタのゲートに高い電圧が 蓄積されるのを防止できる。 本発明のさらに別の特徴として、消去動作時に負電圧発生器を使うフラッシュ EPROMメモリ集積回路が設けられている。このメモリ回路はフローティング ゲート格納トランジスタのM個の列(columns)とN個の行(rows)から成るサ ブアレイをK個有する。サブアレイ内の格納トランジスタは夫々コントロールゲ ート、ソース及びドレインを有する。アドレス手段はK個のサブアレイに接続さ れており、アドレス信号を発生して選択されたフローティングゲート格納トラン ジスタにアクセスする。複数のワードラインが夫々対応する行の格納セルのコン トロールゲートに接続されている。 複数のグローバルビットライン(global bitlines)が夫々対応する列のセル に接続されている。複数のローカルビットライン(local bitlines)が各サブア レイ内の対応する縦列のN個の記憶セルのドレインに接続されている。アドレス 信号に応答して記憶セルのサブアレイ内のローカルビットラインを選択的に対応 するグローバルビットラインに接続する手段が設けてある。複数のローカル仮想 グランドライン(local virtual ground lines)が、各サブアレイ内の対応する 列のN個の記憶セルのソースに接続されている。記憶セルのサブアレイ内のロー カル仮想グランドラインを仮想グランド端子に接続する手段が設けられている。 グローバルビットラインとアドレス手段とに接続された列選択手段は、アドレス 信号に応答して記憶セルのN個の縦列を選択的にアクセス可能にする。 最後に、複数のワードラインと複数の仮想グランドラインに接続された手段は 、選択されたワードラインに負のゲート消去電位を、また仮想グランドラインに 正電圧を印加することによって、セクター消去モード時にアドレス信号に応じて 選択されたフローティングゲート記憶トランジスタのフローティングゲートから 電荷を取り除き、チップ消去モード時にチップ全体を消去する。 本発明の他の特徴や利点は以下に示す図や詳細な説明やクレームを読めば理解 されるであろう。 〔図面の簡単な説明〕 図1は正の電圧源から負電圧を供給するための、本発明による装置の概略図で ある。 図2A〜2Cは本発明による図1の回路をHSPICEシミュレートした結果 である。 図3A〜3Cは、トランジスタ41のn−ウェルがVPPに接続された場合に、 図1の回路をHSPICEシミュレートした結果である。 図4は本発明によるフラッシュEPROM回路の概略図である。 図5は本発明による、フラッシュEPROMセルから成る2つのサブアレイの 構成を示す概略図である。 図6は本発明によるフラッシュEPROM集積回路のブロック図である。 〔好適実施例の説明〕 図1は負電圧を発生する本発明に係る回路を示す概略図である。図1の回路は 一般に3つの部分、発振器1、電圧コンバータ2及びチャージポンプ3から構成 される。 発振器1はNANDゲート12とインバータ13、14から成る。電源電圧VD D のレベルにされるERASE信号は、消去モード時にライン11でNANDゲ ート12に印加される。VDD(普通5.0±0.5V)は電源オン動作時にフラ ッシュEPROMメモリに供給される電圧である。発振器信号CLKはライン1 0でNANDゲート12に印加され、この信号によってNANDゲート12は実 質的にグランドとVDDとの間を変動する周期信号をインバータ13、14を介し てライン15に出力する。 電圧コンバータは発振器のライン15の出力を取り込み、それを周期信号CL KPに変換してライン40に出力する。この周期信号は本実施例において選択さ れた高い正電圧(例えば10.5V、これはトランジスタ21のVPP−VTN電圧) とグランドとの間を振動する。電圧コンバータは高いプログラム電位VPPにより 駆動され、主にダイオード構成のトランジスタ21から成る電圧降下回路を有す る。このトランジスタ21はノード22に選択された電圧を発生する。ノード2 2の電圧の値は本技術分野で公知の如く、VPPとノード22の間に複数のダイオ ードを接続するか、あるいはその他の方法によって制御することができる。ノー ド22の電圧の値はライン40の周期信号CLKPの高電圧の値としての役割を 持つ。 トランジスタ23〜30及びインバータ31は、ライン15の周期信号で駆動 される高電圧インバータを構成する。従って、ライン40上の高い正電圧の周期 信号は電圧コンバータ2の出力に供給される。チャージポンプ3は周期信号を取 り込み、ノード45上に負電圧NVPPを出力する。このチャージポンプには入 力キャパシターが設けられ、入力キャパシターは好適な実施例においてライン4 0に接続するソース及びドレインとゲートを出力ノード42として機能するゲー トを備えるP−チャネルトランジスタから成る。出力ノード42はダイオード接 続されたトランジスタ43を介してグランドに、またダイオード接続されたトラ ンジスタ44を介して出力ノード45に接続されている。固有の(inherent)出 力ノードキャパシタンス46がノード45とグランドとの間に接続して示してあ る。ノード42はもともと要素47で示した寄生キャパシタンスを含んでいる。 入力キャパシター41はライン40の信号をノード42に接続する。ダイオー ド接続されたトランジスタ43はノード42をグランドより実質的に1つのP− チャネルしきい値|VTP|分だけ高いリファレンス電圧に制御又は固定乃至はク ランプ(clamp)する。従ってライン40の信号CLKPの立ち上がり区間では トランジスタ43はノード42を約1.3Vにクランプする。 ノード42の電圧がノード45に対するしきい値電圧の約1.3Vよりも低く ならない限り、ダイオード接続されたトランジスタ44は導通しない。従ってラ イン40の信号CLKPの立ち下がり区間(falling edge)ではノード42は負 電位に結合されず、ノード42がノード45よりも約1.3Vだけ低くなるとト ランジスタ44は導通する。ノード42がノード45よりも低くなると、トラン ジスタ44がオンして電荷を出力ノードキャパシタンス46に注入しVPPの電圧 を負にする。 信号NVPPの最終電圧の式は以下の通り。 NVPP=−[(VPP−Vtn)*CR−2*|VTP|] ここで VPP = 入力電圧、 Vtn =「ボディ効果」(body effect)を有するN−チャネル21のしきい値電 圧(約1.5V), Vtp =「ボディ効果」を有するP−チャネルトランジスタ43又は44のしき い値電圧(約−1.3V) CR =C41÷(C41+C47)、 ここで C41 =トランジスタ41のキャパシタンス C47 =ライン又は寄生のキャパシタンス 従って上記の式に基づいて、また下記の説明からも理解されるように、約−7 .5±0.45Vが信号NVPPとしてノード45から出力される。NVPPの 大きさはノード22の上段のダイオード列(n*|VTN|)の中のダイオードの 数nを変えることによって調整できる。さらにこの負電圧は複雑な電圧調整回路 なしに比較的正確な値をとる。 電圧コンバータ2の機能を以下にさらに詳しく述べる。特にVPPはライン20 に印加され、プログラムモードまたは消去モードにおいて普通12.0±0.6 Vである。ライン20はN−チャネル21のドレインに接続される。ライン20 はまたトランジスタ21のゲートにも接続される。トランジスタ21のソースは ライン22に接続される。 ライン22はP−チャネルトランジスタ23、24、27、28に接続される 。詳しくは、ライン22はトランジスタ23、27のソースに接続される。さら にライン22はトランジスタ23、24、27、28のn−ウェルに接続されて 「ボディ効果」による電圧降下を防止している。トランジスタ23のドレインは トランジスタ24のソースに接続されている。同様にトランジスタ27のドレイ ンはトランジスタ28のソースに接続されている。 トランジスタ24、28は遷移状態においてトランジスタ23、27の電圧ス トレスを軽減させるための設けている。以下に述べるように、もしトランジスタ 24、28が本回路に設けられていないとすると、ソースとドレイン間の電圧降 下10.5Vが遷移時にトランジスタ23、27に交互に発生してしまうだろう 。この大きな電圧降下によってトランジスタ23、27の「ソフトブレークダウ ン」(soft break-down)が生じる。すなわちトランジスタが「飽和」領域を越 えて動作し、その結果トランジスタのソース/ドレイン間の電圧降下は一定の電 流を発生させなくなる。「飽和」領域を越えると、電流は一定でなく指数関数的 に増大する。 VDDはトランジスタ24、28のゲートに接続され、トランジスタ27のゲー トはライン32に、トランジスタ23のゲートはライン40に接続される。この ラッチ類似の構成によってトランジスタ23と27のゲートには交互に10.5 Vが印加されるのでDC電流が解消する。 N−チャネル25と29もライン32と40に夫々接続される。ライン32は トランジスタ25のドレインに接続され、そのソースはN−チャネル26のドレ インに接続される。VDDはトランジスタ25とトランジスタ29のゲートに接続 される。ライン40はトランジスタ29のドレインに接続され、そのソースはN −チャネル30のドレインに接続されている。最後にトランジスタ30と26の ソースはリファレンス電位(グランド)に接続されている。トランジスタ26の ゲートはライン15に接続されている。トランジスタ30のゲートはインバータ 31の出力側のライン16で駆動される。インバータ31の入力はライン15で ある。 トランジスタ25、29はトランジスタ24、28と同様に「ソフトブレーク ダウン」を防止するために設けてある。トランジスタ25、29は電圧降下回路 として機能し、ライン32または40上の全電圧10.5Vが遷移時にトランジ スタ26、30に印加されることがないようにしている。もしライン32または 40上の電圧10.5Vが直接トランジスタ26と30に印加されたなら、トラ ンジスタは「ソフトブレークダウン」を起こしてしまうだろう。 トランジスタ26と30が交互に導通するので、信号CLKP(本実施例の場 合約10.5Vの周期信号)がライン40上に出力される。トランジスタ21の 電圧降下VTの1.5Vを差し引いた約10.5Vがライン22に印加される。こ の10.5Vはトランジスタ26が導通しているときにライン40に周期的に印 加される。トランジスタ26が導通状態にあるときトランジスタ30は非導通状 態にあり、ライン22上の10.5Vはトランジスタ27、28を通ってライン 40に出力される。逆にトランジスタ30が導通状態でトランジスタ26が非導 通状態の時、CLKPはトランジスタ29、30を介してグランドに接続される 。従って+10.5Vとグランドとの間を振動する信号CLKPがライン40を 介してチャージポンプ3に出力される。チャージポンプ3はノード45に信号N VPP(本実施例の場合約−7.5V)を出力する。NVPPの値を変えるには CLKPの振幅を調整すればよい。 P−チャネルトランジスタ41のn−ウェル、ソース及びドレインをライン4 0に接続することによりキャパシターを形成する。トランジスタ41のn−ウェ ルを信号CLKPに接続したのは、普通250Åの厚さのトランジスタ酸化膜に かかる電圧ストレスを低減させるためである。信号CLKPをトランジスタ41 のn−ウェルに接続することでトランジスタ41にかかる電圧が図2Cに示され るように10Vよりも低くなる。もしトランジスタ41のn−ウェルが信号CL KPに接続されずVPPに接続された場合、トランジスタ41にかかる電圧はトラ ンジスタ41のブレークダウン(破壊)電圧を越えてしまうだろう。トランジス タ41の電圧ストレスは図3Cに示す如く−10V〜−21Vの範囲を変動する 。この電圧は250Åゲート酸化膜トランジスタのブレークダウン電圧を越えて いる。 図1のチャージポンプ3のタイミング図を図2A〜2Cに示す。図2Aはノー ド45の出力すなわち信号NVPPを示す。図2Bはノード42の電圧を太線で 、信号CLKPを破線で示す。図2Cはノード42とライン40の電圧差、すな わちトランジスタ41にかかる電圧ストレスを示す。 図1のチャージポンプ3の動作を図2A〜2Cのタイミング図を参照して説明 する。電圧コンバータ2から信号CLKPは周期信号であり、約10.5Vと約 0Vのリファレンス電圧レベルの振幅を有する。時間T0において信号CLKP は0V、ノード42は約1.3V、NVPPは図示されていない他の回路へ接続 されているため約2Vである。ノード42の約1.3Vはトランジスタ43のし きい値電圧の絶対値に等しい。時間T1において、信号CLKPは0Vから10 .5Vに移り、10.5Vがトランジスタ41に印加される。トランジスタ41 はキャパシターとして構成されている(本例では10ピコファラド)。トランジ スタ41に関するキャパシタンスだけでなく、要素47で示す固有の寄生キャパ シタンスが存在する。本例では出力ノードはおよそ20ピコファラドである。キ ャパシター要素47は普通0.5ピコファラド以下のオーダーである。トランジ スタ41とキャパシター要素47は10.5Vの電源とグランドとの間に直列に 接続された2つのキャパシターとして機能する。これらのキャパシタンスの値に 基づくと、トランジスタ41とキャパシター要素47によりノード42で約95 %の結合比となる。95%という値は上記した式C41/(C41+C47)から導かれ る。従って10.5Vの95%すなわち約10Vがノード42に供給される。ノ ード42の正電圧は直ちに降下して、グランドにダイオード接続されたトランジ スタ43の1.3Vしきい値にクランプされる。時間T2において、信号CLK Pの10.5Vは0Vに変わる。従ってノード42は図2Bに示すように−10 Vへ下がる。ノード42の電圧が信号CLKPの立下り波形に追従して下がると 、ノード42には負電圧が設定される。ノード42に負電圧が設定されるとトラ ンジスタ44はオンし、ノード42の負電圧で出力ノードを充電させる。同様に 、10.5Vの各パルスの立下り波形(falling edge)がノード42に加えられ る度にトランジスタ44両端の電圧差は次第に減少してゆき最後にはノード45 の電圧は約−7.5Vに達する。 図3A〜3Cはトランジスタ41のn−ウェルをVPPに接続した場合の図1の タイミング図である。図3A、3Bは図2A、2Bと実質的に同じである。トラ ンジスタ41のn−ウェルをVPPに接続することにより、信号NVPPとノード 42の電圧は図2A、2Bの場合と実質的に同じである。しかしトランジスタ4 1にかかる電圧ストレスは、図2Cのタイミングと図3Cのタイミング図とでは 相当異なっている。図3Cに示す電圧ストレスは−10〜−21Vの範囲を変動 するが、図2Cに示す電圧は−10Vを越えることはない。図3Cの電圧範囲は トランジスタ41のブレークダウン電圧を越えている。従ってトランジスタ41 のn−ウェルを信号CLKPに接続することでトランジスタ41にかかる電圧ス トレスが低減されトランジスタ41のブレークダウンが防止できる。 図4は本実施例におけるフラッシュEPROM回路のドレイン・ソース・ドレ イン構成を示す。このメモリ構成の詳細は前記米国特許出願No.07/823 ,882に述べられている。この回路には第1のローカルビットライン80と第 2のローカルビットライン81が設けてある。第1と第2のローカルビットライ ン80、81は以下に述べるように埋込み拡散導体によって実現される。ローカ ル仮想グランドライン82も埋込み拡散によって得られる。ゲート、ドレイン及 びソースを有する複数のフローティングゲートトランジスタがローカルビットラ イン80、81とローカル仮想グランドライン82に接続されている。これら複 数のトランジスタのソースはローカル仮想グランドライン82に接続される。第 1の列のトランジスタ83のドレインは第1ローカルビットライン80に、第2 の列のトランジスタ84のドレインは第2ローカルビットライン81に接続され ている。フローティングゲートトランジスタのゲートはワードラインWL0〜W LNに接続されている。すなわち各々のワードライン(例えばWL1)は第1ロー カルビットライン80に接続されたトランジスタ(例えばトランジスタ85)の ゲート、及び第2ローカルビットライン81に接続されたトランジスタ(例えば トランジスタ86)のゲートに接続されている。従ってトランジスタ85と86 はソース拡散を共有する2個のトランジスタから成るセルと考えることができる 。 フローティングゲートを充電する手順はフラッシュEPROMセルの場合、プ ログラムステップと呼ばれる。このプログラムステップは、ゲートとソースの間 に例えば12Vもの高い正電圧を、またドレインとソースの間に例えば7Vの正 電圧を夫々設定することによるホットエレクトロン注入を通じて実現される。 フローティングゲートを放電する手順はフラッシュEPROMセルの場合、消 去ステップと呼ばれる。この消去ステップは、フローティングゲートとソースの 間(ソース消去)またはフローティングゲートと基板の間(チャネル消去)に生 じるF−Nトンネルメカニズムを通して行なう。ソース消去はソースに例えば7 Vの正バイアスを印加しゲートに例えば−7.5Vの負バイアスを印加して実行 する。チャネル消去はゲートに負バイアスを、且つ/又は基板に正バイアスを印 加する。 従って図1の信号NVPPがワードラインWL0〜WLNを介してフローティン グゲートに印加され、約5.5〜8.0Vの正電圧がライン82に印加されてフ ラッシュEPROMセルの消去が行なわれる。例えば−7.5VのNVPP信号 のように比較的大きな負のワードライン電圧を使用するので、「ホットホールト ラッピング」(hot hole trapping)が軽減されアレイのVSS電圧レベルが低下す る。 図4に示すように第1のグローバルビットライン87と第2のグローバルビッ トライン88が各々のドレイン・ソース・ドレインブロックと関連付けられてい る。第1グローバルビットライン87はメタル−拡散コンタクト(metal-to-dif fusion-contact)90を介して上部ブロック選択トランジスタ89のソースに接 続されている。同様に第2グローバルビットライン88は、メタル−拡散コンタ クト92を介して上部ブロック選択トランジスタ91のソースに接続されている 。上部ブロック選択トランジスタ89、91のドレインは夫々第1及び第2ロー カルビットライン80、81に接続される。上部ブロック選択トランジスタ 89、91のゲートはライン93の上部ブロック選択信号TBSELで制御され る。 ローカル仮想グランドライン82は導体94と下部ブロック選択トランジスタ 95を介して仮想グランド端子に接続される。下部ブロック選択トランジスタ9 5のドレインはローカル仮想グランドライン82に接続されている。下部ブロッ ク選択トランジスタ95のソースは導体94に接続されている。下部ブロック選 択トランジスタ95のゲートはライン96の下部ブロック選択信号BBSELに よって制御される。消去動作において、導体94は7Vであり、ビットラインが 選択されると、対応するBBSEL信号が12Vとなって導体の7Vをローカル ソースライン82に印加する。好ましいシステムにおいて、導体94はアレイ内 を水平方向にずらした位置にあるメタル−拡散コンタクトまで延びる埋込み拡散 導体である。このメタル−拡散コンタクトを介して前記導体は縦方向のメタル仮 想グランドバスに接続する。 グローバルビットラインはアレイ内を縦方向に延びて、対応する列選択トラン ジスタ97、98に接続される。これら列選択トランジスタを介して選択された グローバルビットラインが検出増幅器とプログラムデータ入力回路(図示せず) に接続される。すなわち、列選択トランジスタ97のソースはグローバルビット ライン87に、ゲートは列デコード信号Y1に、またドレインは導体99に接続 される。 図4に示すフラッシュEPROMセルのブロックは図5に示す複数のサブアレ イを構成する。図5はより大きな集積回路内の2つのサブアレイを示す。サブア レイは一般に点線50で分割されており、点線50の上側のサブアレイ51Aと 下側のサブアレイ51Bから成る。第1のブロック52はビットライン対(例え ばビットライン70、71)に沿って、第2ブロック53に対してミラーイメー ジ状に配置されている。ビットライン対に沿って上方へ進むと、メモリサブアレ イは反転されて仮想グランド導体54A,54B(埋め込み拡散)及びメタル− 拡散コンタクト55、56、57、58を共有できるようになっている。仮想グ ランド導体54A,54Bはアレイを水平方向に通過し、メタル−拡散コンタク ト60A、60Bを介して縦方向の仮想グランドメタルライン59に接続される 。サブアレイはメタル仮想グランドライン59の反対側にも繰り返して配置され ており、隣り合うサブアレイがメタル仮想グランドライン59を共有している。 メタル仮想グランドライン59は、アレイグランド及び消去高電圧回路に接続さ れている。従ってサブアレイ構成では、グローバルビットラインに関する2個の トランジスタセルの縦列毎に2つのメタルコンタクトピッチを必要とし、またメ タル仮想グランドライン59に関するサブアレイ毎に1つのメタルコンタクトピ ッチを必要とする。 さらに上部及び下部ブロック選択信号TBSELA、TBSELB、BBSE LA、BBSELBによりデコード動作が追加されたため、図5に示した2つの サブアレイでワードライン信号を共有させても良い。 好ましいシステムにおいて、各サブアレイは8ブロックから成り32の二重ト ランジスタセル及びワードライン深さを有し、全体で16グローバルビットライ ン、32ワードライン、512セルで構成される。 以上説明したように、本発明のアーキテクチャーは分割されたフラッシュEP ROMアレイを提供する。この構成の利点は、読出し、プログラムあるいは消去 サイクルにおいて、選択されていないサブアレイ内のトランジスタのソースとド レインが、ビットラインや仮想グランドラインの電流や電圧から絶縁されること である。従って読出し動作において、選択されていないサブアレイからの漏れ電 流がビットライン上の電流に加わることがないから、検出性能が改善される。プ ログラム動作及び消去動作において、仮想グランドライン及びビットラインの高 電圧は選択されていないブロックから絶縁される。これによって消去動作が分割 して行なえるようになる。 下部ブロック選択トランジスタ(例えば65A、65B)は構成によっては省 略してもよいことは理解されるであろう。またこれらのブロック選択トランジス タは、図5を参照して以下に説明するように下部ブロック選択信号を隣接のサブ アレイと共有してもよい。あるいは、下部ブロック選択トランジスタ(例えば6 5A、65B)を仮想グランド端子60A,60Bに隣接する単一の絶縁トラン ジスタで取り替えてもよい。 図6は本発明に係るフラッシュEPROM集積回路の概略ブロック図である。 フラッシュEPROMには図5に示すように構成されたメモリアレイ100が含 まれる。好ましいシステムには複数の冗長セル101が設けられており、これに よってメモリアレイ内のメモリが故障しても冗長セル101で取り替えられるよ うにしてある。さらに本回路には、複数のリファレンスセル102と、検出増幅 器、プログラムデータ入力回路及び高負電圧発生器を含むモジュール103と、 ワードライン及びブロック選択デコーダを含むモジュール104と、列デコーダ と仮想グランドデコーダを含むモジュール105とが設けられている。 メモリアレイ100を消去するための負電圧を与える図1の回路はモジュール 103内の高負電圧発生器に設けられる。VDDとVPPは高負電圧発生器に供給され て、図1の回路で与えられる負電圧がワードラインを介してメモリアレイ100 内の個々のメモリセルに印加される。 リファレンスセル102はまたプログラム電圧及び読出し電圧を発生するのに 用いることもできる。この冗長セルアーキテクチャーは上述のフラッシュEPR OMアレイの分割構成によって可能となる。 ワードライン及びブロック選択デコーダ104と列及び仮想グランドデコーダ 105はテストの後にプログラムすることが可能なので、メモリアレイ100内 の動作しないセルを冗長セルで取り替えることができる。 る。この回路106は消去動作、プログラム動作及び読出し動作を制御し、さら に各種動作時に使われる仮想グランド電圧、ドレイン電圧及びワードライン電圧 を制御する。この回路はたとえば Kreifelその他による米国特許No. 5,053,990の如く実現することができる。 以上をまとめれば、本発明によればワードライン又は複数のフラッシュEPR OMセルのフローティングゲートに負電圧を供給する回路を提供される。この回 路は、VPP電圧を用いてCLKP信号を形成する発振器及び電圧コンバータから 成る。CLKP信号は周期信号で、チャージポンプに接続されている。このチャ ージポンプは3つのトランジスタから成り、CLKP信号に応答して負電圧を発 生する。第1のトランジスタはキャパシターとして働き、第2と第3のトランジ スタはダイオードスイッチとして動作し出力ノードに負電圧を供給する。 以上、本発明の好ましい実施例をいくつか説明してきたが、これらは単に例と して述べたもので、発明の全てを網羅するものではなく、また記述した形態にの み発明を制約するものでもない。本技術に精通した者にとって、上記例に各種の 変更が可能なことは明らかであろう。上記実施例は、本発明の原理と実際的な適 用について説明し、それによって本技術に精通した者が考えている、特定の構成 に合った各種の変更や修正を加えることができるように意図したものである。 本発明の範囲はクレーム及びそれに均等なものによって定義される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)第1の正電圧に対応する振幅を有するクロック信号を供給するクロックド ライバーと、 第2の正電圧を取り込む正電圧入力と、 前記正電圧入力と前記クロックドライバーに接続され、前記クロック信号 を前記第1正電圧とは異なる特定振幅の正の周期信号に変換する電圧コンバータ と、 前記電圧コンバータに接続され、前記正の周期信号に応答して出力ノード に負電圧を発生する手段と、から成ることを特徴とする出力ノードに負電圧を供 給する回路。 (2)負電圧を発生する前記手段はチャージポンプから成ることを特徴とする請 求項1記載の回路。 (3)前記出力ノードはキャパシタンスを有し、前記チャージポンプは、 第1端子と第2端子を有し、前記第1端子を電圧コンバータに接続して前 記正の周期信号を取り込む第1のキャパシターと、 前記第1キャパシターの第2端子に接続され、該第2端子を最大電位にク ランプするクランプ回路と、 前記第1キャパシターの第2端子と前記出力ノードとの間に接続され、前 記第1キャパシターの第2端子の電圧が前記出力ノードの電圧よりも低くなった ときに導通状態となるスイッチと、を含むことを特徴とする請求項2記載の回路 。 (4)前記第1キャパシターは、 ソースとドレインを前記第1キャパシターの第1端子に接続し、ゲートを 前記第1キャパシターの第2端子に接続した、キャパシター構成のトランジスタ から成ることを特徴とする請求項3記載の回路。 (5)前記キャパシター構成のトランジスタは、P−チャネルMOSトランジス タから成り、前記第1キャパシターの第1端子に接続されたn−ウェルを含むこ とを特徴とする請求項4記載の回路。 (6)前記クランプ回路は、 前記第1キャパシターの第2端子とグランドとの間に接続されたダイオー ド構成のトランジスタから成ることを特徴とする請求項3記載の回路。 (7)前記スイッチは、 前記第1キャパシターの第2端子と前記出力ノードとの間に接続されたダ イオード構成のトランジスタから成ることを特徴とする請求項3記載の回路。 (8)前記チャージポンプは、 ソースとドレインを第1の端子に、ゲートを第2の端子に接続したキャパ シター構成のトランジスタと、 前記キャパシター構成のトランジスタの前記第2端子とグランドとの間に 接続された第1のダイオード構成のトランジスタと、 前記キャパシター構成のトランジスタの前記第2端子と前記出力ノードと の間に接続された第2のダイオード構成のトランジスタと、を含むことを特徴と する請求項2記載の回路。 (9)前記キャパシター構成のトランジスタと、前記第1のダイオード構成のト ランジスタと、前記第2のダイオード構成のトランジスタはP−チャネルトラン ジスタから成ることを特徴とする請求項8記載の回路。 (10)前記キャパシター構成のトランジスタは前記正の周期信号を取り込むよ うに接続されたn−ウェルを含むことを特徴とする請求項9記載の回路。 (11)前記電圧コンバータは、 前記第2の正電圧を特定の電圧に下げる電圧降下回路と、 前記クロックドライバーに接続され、前記クロック信号と前記特定電圧に 応答して前記正の周期信号を供給するドライバーと、から成ることを特徴とする 請求項1記載の回路。 (12)前記第1の正電圧は前記正の周期信号の前記特定振幅よりも低いことを 特徴とする請求項11記載の回路。 (13)前記第1の正電圧は前記第2の正電圧よりも低い動作電圧に対応してい ることを特徴とする請求項12記載の回路。 (14)正電圧を取り込む手段と、 前記入力手段に接続され、前記正電圧に応答して周期信号を発生する手段 と、 前記周期信号を発生する手段に接続され、前記周期信号に応答して出力ノ ードに負電圧を供給するチャージポンプとから成り、 前記チャージポンプは、 第1端子と第2端子を有し、前記第1端子を前記周期信号を発生する手段 に接続した第1キャパシターと、 前記第2端子に接続され、前記第2端子をリファレンス電位にクランプす る手段と、 前記第2端子と前記出力ノードとの間に接続され、前記第2端子の電圧が 前記出力ノードの電圧よりも低いとき前記第2端子を前記出力ノードに接続する ダイオードスイッチを含む、ことを特徴とする回路。 (15)動作電源電圧とプログラミング電源電圧を受けるメモリ回路であって、 ゲートとソースを有する不揮発性メモリセルと、 前記プログラミング電源電圧に接続され、出力ノードに負電圧を発生する 負電圧発生器と、 前記不揮発性メモリセルのゲートを前記負電圧発生器の出力ノードに接続 して前記不揮発性メモリセルを消去する手段と、から成ることを特徴とするメモ リセル。 (16)前記負電圧発生器は、 前記動作電源電圧に対応する第1の振幅を有するクロック信号を供給する クロックドライバーと、 前記プログラミング電圧を取り込む正電圧入力と、 前記正電圧入力と前記クロックドライバーに接続され、前記クロック信号 を前記第1振幅とは異なる第2の振幅を有する正の周期信号に変換する電圧コン バータと、 前記電圧コンバータに接続され、前記正の周期信号に応答して負電圧を前 記出力ノードに発生するチャージポンプと、から成ることを特徴とする請求項1 5記載の回路。 (17)前記チャージポンプは、 第1端子と第2端子を有し、前記第1端子を前記電圧コンバータに接続し て前記正の周期信号を取り込む第1のキャパシターと、 前記第1キャパシターの第2端子に接続され、該第2端子を最大電位にク ランプするクランプ回路と、 前記第1キャパシターの第2端子と前記出力ノードとの間に接続され、前 記第1キャパシターの第2端子の電圧が前記出力ノードの電圧よりも低くなった とき導通状態となるスイッチと、を含むことを特徴とする請求項16記載の回路 。 (18)前記第1キャパシターは、 ソースとドレインを前記第1キャパシターの第1端子に接続し、ゲートを 前記第1キャパシターの第2端子に接続した、キャパシター構成のトランジスタ から成ることを特徴とする請求項17記載の回路。 (19)前記キャパシター構成のトランジスタは、P−チャネルMOSトランジ スタから成り、前記第1キャパシターの第1端子に接続されたn−ウェルを含む ことを特徴とする請求項18記載の回路。 (20)前記クランプ回路は、 前記第1キャパシターの第2端子とグランドとの間に接続されたダイオー ド構成のトランジスタから成ることを特徴とする請求項17記載の回路。 (21)前記スイッチは、 前記第1キャパシターの第2端子と前記出力ノードとの間に接続されたダ イオード構成のトランジスタから成ることを特徴とする請求項17記載の回路。 (22)前記不揮発性メモリセルはフラッシュEPROMメモリセルで構成され ることを特徴とする請求項15記載の回路。 (23)前記プログラミング電源電圧は約12Vであることを特徴とする請求項 22記載の回路。 (24)前記動作電源電圧は約5Vであることを特徴とする請求項22記載の回 路。 (25)前記負電圧は前記動作電源電圧よりも大きな絶対値を有することを特徴 とする請求項22記載の回路。 (26)読出し動作用の電源電圧VCCとプログラミング動作用のプログラム電位VPP を取り込むフラッシュEPROMメモリ集積回路であって、 フローティングゲート、ソース及びドレインを夫々有するフラッシュEP ROM記憶トランジスタのアレイと、 前記アレイに接続され、選択された記憶トランジスタをアクセスするため のアドレス信号を発生するアドレス手段と、 各行の前記記憶セルのフローティングゲートに接続された複数のワードラ インと、 各行の前記記憶セルのドレインに接続された複数のビットラインと、 各列の前記記憶セルのソースに各々が接続された複数のローカル仮想グラ ンドラインと、 前記記憶セルのアレイに設けた前記ローカル仮想グランドラインを仮想グ ランド端子に接続する手段と、 前記複数のワードラインと前記複数の仮想グランドラインに接続され、負 のゲート消去電位を前記ワードラインに、また正の電圧を前記仮想グランドライ ンに供給して、選択された記憶トランジスタのフローティングゲートの 荷電を除去する手段と、から成るフラッシュEPROMメモリ集積回路。 (27)前記負のゲート消去電位を供給する手段は、 前記プログラミング電位VPPに応答して出力ノードに前記負のゲート消去 電圧を発生する負電圧発生器を含むことを特徴とする請求項26記載の回路。 (28)前記負電圧発生器は、 前記VCCに対応する振幅を有するクロック信号を供給するクロックドライ バーと、 前記VPPを取り込む正電圧入力と、 前記正電圧入力と前記クロックドライバーに接続され、前記クロック信号 を前記VCCとは異なる特定振幅の正の周期信号に変換する電圧コンバータと、前 記電圧コンバータに接続され、前記周期信号に応答して負電圧を前記出力ノード に発生するチャージポンプと、を含むことを特徴とする請求項27記載の回路。 (29)前記チャージポンプは、 第1端子と第2端子を有し、前記第1端子を前記電圧コンバータに接続し て前記正の周期信号を取り込む第1のキャパシターと、 前記第1キャパシターの第2端子に接続され、該第2端子を最大電位以下 にクランプするクランプ回路と、 前記第1キャパシターの第2端子と前記出力ノードとの間に接続され、前 記第1キャパシターの第2端子の電圧が前記出力ノードの電圧よりも低くなった とき導通状態となるスイッチと、を含むことを特徴とする請求項28記載の回路 。 (30)前記第1キャパシターは、 ソースとドレインを前記第1キャパシターの第1端子に接続し、ゲートを 前記第1キャパシターの第2端子に接続した、キャパシター構成のトランジスタ から成ることを特徴とする請求項29記載の回路。 (31)前記キャパシター構成のトランジスタは、P−チャネルMOSトランジ スタから成り、前記第1キャパシターの第1端子に接続されたn−ウェルを含む ことを特徴とする請求項30記載の回路。 (32)前記クランプ回路は、 前記第1キャパシターの第2端子とグランドとの間に接続されたダイオー ド構成のトランジスタから成ることを特徴とする請求項29記載の回路。 (33)前記スイッチは、 前記第1キャパシターの第2端子と前記出力ノードとの間に接続されたダ イオード構成のトランジスタから成ることを特徴とする請求項29記載の回路。
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