JP2015513360A - 化合物jk12a及びその製造 - Google Patents

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Abstract

本発明は一般式Iの構造を有する、略称はJK12Aである化合物[4−(2−アミドゲン−10−メチル−4−オキシ−6,7,8,9−テトラヒ−4A,7−エピミノピリミド[4,5−B][1,4]ジアゼピン−5(4H)−イル)ベンゾイル]−グルタメートに関する。本発明はさらに化合物JK12Aの結晶形と塩、及びその製造方法と用途に関する。本発明の化合物JK12Aは薬物活性成分とする薬物或いは食品添加物の製造に用いることができる。【化1】【選択図】図11

Description

本発明は複素環式化合物分野(C07d)に属し、その中で、前記複素環式化合物は二つ以上の複素環を含み、かつ一つの環システムにおける窒素のみは複素環原子とし、その中少なくとも一つの6価の環は少なくとも一つの窒素原子を有する(471/00)。具体的には、本発明は化合物[4−(2−アミドゲン−10−メチル−4−オキシ−6,7,8,9−テトラヒ−4A,7−エピミノピリミド[4,5−B][1,4]ジアゼピン−5(4H)−イル)ベンゾイル]−グルタメート及びその結晶形、並びにその製造方法及び応用に関する。
トリアザビシクロ[3,2,1]オクタン構成を有する化合物は、その独特な分子構成により、化学者及び医療関係者の間で注目されている。
AplAminAlは初めて発見されたトリアザビシクロ[3,2,1]オクタン機構を有する化合物であり、当該化合物は、最初、2008年にTakeshi Kuroda と Hideo Kigoshiらによりアメフラシから分離・精製された(非特許文献1)。具体的な構造は以下のとおりである。
当該文献はAplAminAlの構造に対して行うNMR及び単結晶X−回折キャラクタリゼーションである。レポートによるとAplAminAlは抗HeLA S3細胞毒性(IC50= 0.51 μg/mL)を有し、その更なる臨床試験は未だ研究中である。
生物抽出でAplAminAlを製造するコストは非常に高い。また、収率は非常に低く、18kgアメフラシの中に2mgのAplAminAlしか抽出できないため、Amos B. Smith III と Zhuqing Liuらは、人工合成法を通じて、N−BoC−(d)−セリンを原料とし、水酸基保護、化学縮合、還元等9つの反応を通じてAplAminAlを収率は17%で得た(非特許文献2)。具体的な反応過程は以下のとおりである。
しかし、トリアザビシクロ[3,2,1]オクタン構造を有する化合物を人工合成することは同じく困難であり、上記AplAminAlを合成する方法は、反応ステップが冗長であり、水素化ジイソブチルアルミニウム(DIBAL−H)、パラジウム及びプラチナのような高価な試薬が必要であり、中間プロセスをコントロールしにくく、また、安全性が低く、収率が低く、工業化生産にも適しない。
現在、他のトリアザビシクロ式化合物のレポートも少なくない。特許文献1が開示する薬物組成物は5,7,14−トリニトルヘテロテトラシクロ[10.3.1.0(2,11).0(4,9)]−ヘキサデセン−2(11)3,5,7,9−ペンタエンである。特許文献2は11−(2−ピロリジン−1−イル−エトキシ)−14,19−ジオキサ−5,7,26−トリニトルヘテロテトラシクロ[19.3.1.1(2,6).1(8,12)]ヘプタコサン−1(25),2(26),3,5,8,10,12(27),16,21,23−デシンクエン酸塩を開示している。特許文献3は5,8,14−トリニトルヘテロテトラシクロ[10.3.1.02,11.04,9]−ヘクサデカ−2(11),3,5,7,9−ペンタエンのクエン酸塩を開示している。特許文献4は5,8,14−トリニトルヘテロテトラシクロ[10.3.1.02,11.04,9]−ヘクサデカ−2(11),3,5,7,9,−ペンタエンの酒石酸塩を開示している。特許文献5は5,8,14−トリニトルヘテロテトラシクロ[10.3.1.0.2,10.04,8)−ヘクサデカ−2(11),3,5,7,9−ペンタエンのコハク酸塩及びその薬用組成物を開示している。これら特許文献はすべてトリニトルヘテロテトラシクロの化学構造を開示している。
本発明者は鋭意研究を行い、意外にも、簡単であって、実現可能かつ経済的な方法を開発し、5−メチルテトラヒ葉酸を原料としてトリアザビシクロ[3,2,1]オクタン構造の新規化合物の製造に成功した。当該化合物はTリンパ細胞増殖に対して著しい抑制作用を有する。
中国特許出願公開第1864663号明細書 中国特許出願公開第102282148A号明細書 中国特許出願公開第1509288号明細書 中国特許出願公開第1509174号明細書 中国特許出願公開第1589148号明細書 中国特許出願公開第1122337A号明細書 中国特許出願第92100247.5号明細書 中国特許出願第200910134474.4号明細書 中国特許出願第200610041541.4号明細書 中国特許出願第00108884.X号明細書 ギリシャ国特許出願公開第3029552T3号明細書
Org. Lett., Vol. 10, No. 3, p489−491 ,2008 Org. Lett., Vol. 10, No. 19, p4363−4365 ,2008
本発明の第一目的は、新規にトリアザビシクロ[3,2,1]オクタン構造の化合物を提供し、かつその構造に対して特徴づけ、その化学名称は[4−(2−アミドゲン−10−メチル−4−オキシ−6,7,8,9−テトラヒ−4A,7−エピミノピリミド[4,5−B][1,4]ジアゼピン−5(4H)−イル)ベンゾイル]−グルタメートであり、以下はJK12Aと略称する。
本発明の第二目的は上記化合物JK12Aの結晶形を提供する。
本発明の第三目的は上記化合物JK12Aの製造方法を提供する。
本発明の第四目的は上記化合物JK12Aの応用を提供する。
そのために、本発明は化合物JK12Aを提供し、下式の構造:
或いは前記化合物JK12Aの立体異性体を有する。
本発明は前記化合物JK12Aの結晶体を提供する。
本発明は、前記本発明提供の所述の化合物JK12Aの薬学的に許容可能な塩或いは当該塩の立体異性体である。前記の塩は結晶塩である。
本発明はさらに前記の化合物JK12AのI結晶形を提供し、Cu−Kα輻射を使用し、そのX線回折図は、度で示される2θ角が13.3±0.2、14.0±0.2、16.9±0.2、19.1±0.2、24.4±0.2、27.6±0.2である場所に回折ピークがある。
さらに、本発明は前記の化合物JK12AのI結晶形を提供し、Cu−Kα輻射を使用し、そのX線回折図は、度で示される2θ角が13.3、14.0、16.9、19.1、24.4、27.6である場所に一番多い回折ピークを有する。化合物JK12AのI結晶形の更なるX線回折図は、ほぼ図11に示すような図形である。
本発明はさらに前記の化合物JK12AのII結晶形を提供し、Cu−Kα輻射を使用し、そのX線回折図は、度で示される2θ角が6.8±0.2、12.2±0.2、13.7±0.2、15.9±0.2、18.4±0.2、23.0±0.2である場所に回折ピークがある。
さらに、本発明は化合物JK12AのII結晶形を提供し、Cu−Kα輻射を使用し、そのX線回折図は、度で示される2θ角が6.8、12.2、13.7、15.9、18.4、23.0である場所に一番多い回折ピークを有する。化合物JK12AのII結晶形の更なるX線回折図は、ほぼ図12の示すような図形である。
本発明は前記の化合物JK12Aの製造方法を提供し、当該方法は5−メチルテトラヒ葉酸に対して酸化するステップを含む。
本発明は前記の化合物JK12Aの結晶体のI結晶形の製造方法を提供し、以下のステップを含む:
a)前記5−メチルテトラヒ葉酸を極性媒体に添加するステップ;
b)塩基でpHを6〜8程度に調節するステップ;
c)酸化剤を添加し、攪拌するステップ;
d)酸でpHを3〜5程度に調節するステップ;
e)結晶体を析出させるステップ。
本発明はさらに化合物JK12Aの結晶体のII結晶形の製造方法を提供し、当該方法は前記化合物JK12Aを極性媒体における超音波でpH≧3状態に結晶させることを含む。前記極性媒体は水或いは水と混融できる有機溶剤の混合物である。
さらに、本発明は化合物JK12AのII結晶形の製造方法を提供し、以下のステップを含む:
a)前記化合物JK12Aを取り、極性媒体に添加するステップ;
b)塩基でpHを6〜10程度に固体が溶解するまでに調節するステップ;
c)超音波処理をし、かつ酸でpHを3〜6程度に調節し、結晶体を析出させるステップ。
上記方法を通じて製造される化合物JK12Aの結晶体のI結晶形とII結晶形の純度は98.0%以上に達することができる。
本発明はさらに化合物JK12Aを5−メチルテトラヒ葉酸に転換する転換方法を提供し、当該転換方法は化合物JK12Aを5−メチルテトラヒ葉酸に還元することである。
本発明はまた、化合物JK12Aを5−メチルテトラヒ葉酸に転換する転換方法を提供し、当該転換方法の一つの実施措置は、前記化合物JK12Aを水に塩基を加えて溶解させ、脱酸剤を添加して反応させ、最終的に5−メチルテトラヒ葉酸を得る。
本発明の化合物JK12Aは、薬物活性成分とする薬物或いは食品添加物を製造する面での用途である。
JK12Aの紫外スペクトルである。 JK12Aの赤外スペクトルである。 JK12Aの高分解能質量分析図である。 JK12Aの核磁気共鳴水素原子スペクトルである。 JK12Aの核磁気共鳴炭素スペクトルである。 JK12Aの核磁気共鳴DEPT135スペクトルである。 JK12Aの核磁気共鳴1H−1HCOSYスペクトルである。 JK12Aの核磁気共鳴1H−1HNOESYスペクトルである。 JK12Aの核磁気共鳴HSQCスペクトルである。 JK12Aの核磁気共鳴HMBCスペクトルである。 JK12AのI結晶形X線回折図である。 JK12AのII結晶形X線回折図である。
さらに本発明の技術方案を理解するために、以下、本発明の具体的な実施例を結合して本発明の技術方案をさらに説明をするが、本発明はこれらに限定されない。
本発明に関する前記化合物JK12Aは多種の方式でキャラクタリゼーションされることができる。
前記化合物JK12Aの特徴は、5−メチルテトラヒ葉酸に対して酸化することにより合成されることである。その中、5−メチルテトラヒ葉酸の化学名称はN−[4−[[(2−アミドゲン−1,4,5,6,7,8−ヘキサヒドロ−4−オキシ−5−メチル−6−プテリジル)メチル]アミドゲン]ベンゾイル]−L−グルタメートである。5−メチルテトラヒ葉酸に関する特徴は特許文献6〜11を参照することができ、そのために、前記特許文献が開示する技術内容は本発明の出願文献に引用され、本発明の技術開示の一部分とする。
本発明では、酸化剤で5−メチルテトラヒ葉酸に対して酸化する。以下で述べるとおり、使用される酸化剤は空気、酸素ガス、或いは過酸化水素である。
前記化合物JK12Aの特徴は、下記に記載する方法により製造されることである:
a)極性媒体には5−メチルテトラヒ葉酸を塩基で溶解させるステップ;
b)酸化剤を添加し、反応して前記化合物JK12Aを生成するステップ;
c)酸を添加して前記化合物JK12Aを溶液から分離するステップ。
その中、ステップa)では、窒素或いは不活性ガスで保護し;好ましくは窒素を使用する。塩基で5−メチルテトラヒ葉酸溶液のpHを6〜8程度に固体が溶解するまでに調節する。ステップb)では、高表面活性物質を使用して触媒とし、および/または超音波で処理する。酸化剤は好ましくは空気、或いは酸素ガス、或いは過酸化水素を使用する。ステップc)では、好ましくは酸で前記反応溶液のpHを3〜5程度に調節する。固体が析出した後で濾過、洗浄および乾燥をする。前記製造過程は常温、常圧で行う。本分野技術者は各ステップの時間を原料(5−メチルテトラヒ葉酸)使用量、使用される塩基及び酸の種類等要素により判断する。
前記化合物JK12Aの特徴はさらに、その分子構造が以下である:
本発明はさらに前記化合物JK12Aの多種立体異性体に関し、[4−((4AS,7R)−2−アミドゲン−10−メチル−4−オキシ−6,7,8,9−テトラヒ−4A,7−エピミノピリミド[4,5−B][1,4]ジアゼピン−5(4H)−イル)ベンゾイル]−L−グルタメート、[4−((4AS,7S)−2−アミドゲン−10−メチル−4−オキシ−6,7,8,9−テトラヒ−4A,7−エピミノピリミド[4,5−B][1,4]ジアゼピン−5(4H)−イル)ベンゾイル]−L−グルタメート、[4−((4AS,7S)−2−アミドゲン−10−メチル−4−オキシ−6,7,8,9−テトラヒ−4A,7−エピミノピリミド[4,5−B][1,4]ジアゼピン−5(4H)−イル)ベンゾイル]−L−グルタメート、[4−((4AR,7R)−2−アミドゲン−10−メチル−4−オキシ−6,7,8,9−テトラヒ−4A,7−エピミノピリミド[4,5−B][1,4]ジアゼピン−5(4H)−イル)ベンゾイル]−L−グルタメート等である。
本発明のJK12Aは以下の一種或いは多種の方式でキャラクタリゼーションされる:
● 約203.0nm、252.5nmと295.5nmで最大吸収ピークの紫外スペクトルを有する;
● 約3383Cm−1、2885Cm−1、1608Cm−1、1558Cm−1、1508Cm−1、1421Cm−1と1321Cm−1でピークの赤外スペクトルを有する;
● 約1.89、2.04、2.31、3.43、3.49、3.86、3.90、3.94、4.21、6.48、7.62で水素化学シフトのHNMRスペクトルを有する;
● 約28.37、31.26、34.25、45.18、55.04、55.16、55.93、68.80、112.23、129.17、146.36、165.58、169.50、171.74、176.65、179.29、182.49で炭素化学シフトの13CNMRスペクトルを有する;
● 約m/z=456.16376([M−H]−)でピークのHR−MS(ESI−)スペクトルを有する;JK12Aの分子量は457であり、その元素構造はC20H23N7O6であることを説明する。
本発明はさらに前記化合物JK12Aの結晶体に関する。実験を通じて、本発明者は二種類の結晶形を発見した。
前記化合物JK12Aの結晶体のI結晶形の特徴は以下のとおりであり、その製造方法は以下のステップを含む:
a)前記5−メチルテトラヒ葉酸を極性媒体に添加するステップ;
b)塩基でpHを6〜8程度に調節するステップ;
c)酸化剤を添加し、攪拌するステップ;
d)酸でpHを3〜5程度に調節するステップ;
e)結晶体を析出させるステップ。
好ましくは、前記ステップa)では、前記極性媒体は水或いは水及び水と混融できる有機溶剤の混合物である。本方法は極性媒体の使用量に対して具体的な要求はなく、一般の反応或いは結晶媒質の使用量が適宜である。前記5−メチルテトラヒ葉酸は(6S)−5−メチルテトラヒ葉酸、(6R)−5−メチルテトラヒ葉酸、(6R,S)−5−メチルテトラヒ葉酸から選ばれ、最適は(6S)−5−メチルテトラヒ葉酸である。
前記ステップb)では、前記塩基は5−メチルテトラヒ葉酸と塩になる無機塩基或いは有機塩基であり、前記無機塩基はアルカリ金属或いはアルカリ土類金属の塩基、炭酸塩、炭酸水素塩から選ばれる。前記有機塩基はアンモニア水、アミン類、ピリジン類或いはピペラジン類から選ばれ、好ましくは以下のものから選ばれる:水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、酸性炭酸カリウム、重曹、アンモニア水、モノメチルアミン、4−二メチルピリジン或いはピペラジン。塩基は直接添加できるか、或いは溶液の形式(水溶液のような)で添加できる。塩基で溶液のpHを一般的に6.0〜8.0に中和して調節し、好ましくは溶液のpHを7.0〜7.5に調節する。
前記ステップc)では、前記酸化剤は空気、或いは酸素ガス、或いは過酸化水素である。
好ましくは、ステップc)の前にさらに高表面活性物質を添加するステップを含み、前記高表面活性物質は活性炭、活性シリカゲル、活性アルミナから選ばれ、最適は活性炭であり、その中前記高表面活性物質の使用量は5−メチルテトラヒ葉酸質量の0.05〜10倍であり、最適は0.5〜2倍であり、さらに最適は0.5〜1倍である。さらに好ましくは、ステップb)とステップc)の間では高表面活性物質を添加し、すなわち高表面活性物質を添加した後で、すぐに酸化剤を添加する。前記攪拌時間はHPLC検出原料5−メチルテトラヒ葉酸反応が終わるまでが適宜であり、一般的に10時間以上であり、最適は12〜24時間である。
前記ステップd)では、前記酸は有機酸或いは無機酸である。好ましくは、前記無機酸は塩酸、硫酸、臭化水素酸から選ばれる。有機酸は蟻酸、酢酸、メチルベンゼンスルホン酸から選ばれる。酸で溶液のpHを調節する時に好ましくは4〜5に調節する。結晶体を析出した後で、濾過、洗浄、乾燥等のステップを行うことが理解される。
前記化合物JK12Aの結晶体のI結晶形の特徴はさらに以下のとおりである:X線回折図の主なピークは銅輻射CuKαで測定される2θとD−ピッチで以下のように示される(示される誤差範囲内である)。
前記化合物JK12Aの結晶体のII結晶形の特徴は以下のとおりである:前記化合物JK12Aは超音波処理により、極性媒体におけるpH≧3の状態で結晶化する。好ましくは、前記極性媒体は水或いは水及び水と混融できる有機溶剤の混合物である。さらに、前記化合物JK12Aの結晶体のII結晶形の特徴は、以下のようなステップで製造されることである:
a)前記化合物JK12Aを極性媒体に添加するステップ;
b)塩基でpHを6〜10程度に固体が溶解するまでに調節するステップ;
c)超音波処理をし、かつ酸でpHを3〜6程度に調節し、結晶体を析出させるステップ。
ステップa)では、前記化合物JK12Aの形態は無定形或いはI結晶形である。前記極性媒体は水或いは水及び水と混融できる有機溶剤の混合物である。前記ステップb)では、前記塩基は有機塩基或いは無機塩基である。好ましくは、前記無機塩基は水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、酸性炭酸カリウム、重曹から選ばれる。前記有機塩基はアンモニア水、モノメチルアミン、4−二メチルピリジン或いはピペラジンから選ばれる。塩基は直接添加できるか、或いは溶液の形式(水溶液のような)で添加できる。塩基で溶液のpHを好ましくは7.0〜8.0に中和して調節し、さらに好ましくは溶液のpHを7.0〜7.5に調節する。
前記ステップc)では、前記酸は有機酸或いは無機酸である。好ましくは、前記無機酸は塩酸、硫酸、臭化水素酸から選ばれる。有機酸は蟻酸、酢酸、メチルベンゼンスルホン酸から選ばれる。酸で溶液のpHを調節する時に好ましくは3〜4に調節する。超音波はステップb)で使用でき、前記化合物JK12Aが早く溶解することに有利である。ステップc)では超音波を使用することはII結晶形を形成することに有利であり、超音波を使用する時間の長さは本分野の技術者により判断され、十分足りる量の固体を析出した後に停止することができる。
前記化合物JK12AのII結晶形の特徴はさらに以下のとおりである:X線回折図の主要ピークは銅輻射CuKαで測定される2θとD−ピッチで以下のように示される(示される誤差範囲内である)。
本発明はさらに前記の化合物JK12Aが5−メチルテトラヒ葉酸に転換する転換方法に関し、その特徴は以下のとおりである:前記化合物JK12Aを5−メチルテトラヒ葉酸に還元する。当該方法は5−メチルテトラヒ葉酸の純化にも用いられることができる。粗品5−メチルテトラヒ葉酸をJK12Aに酸化し、結晶して析出した後で、再び5−メチルテトラヒ葉酸に還元し、得られる5−メチルテトラヒ葉酸の化学純度及び光学純度は著しく高まる。そのために、本発明の化合物JK12Aの用途の一つは5−メチルテトラヒ葉酸の製造と純化である。
本発明は5−メチルテトラヒ葉酸の製造方法に関し、その特徴は以下のとおりであり、前記化合物JK12Aを還元反応により5−メチルテトラヒ葉酸を生成する。
好ましくは、5−メチルテトラヒ葉酸の製造方法は以下のとおりである。まず前記化合物JK12Aを水に塩基を加えて溶解させ、その後脱酸剤を添加して反応し、分離処理により5−メチルテトラヒ葉酸を得る。その中、前記脱酸剤は好ましくは水素化硼素化合物、或いは還元性ガス、或いはスルフヒドリル化合物である。前記水素化硼素化合物は水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素カリウム、トリ−tert−ブチル水素化ホウ素カリウムから選ばれる。前記還元性ガスはH2、ボロン水素から選ばれる。前記スルフヒドリル化合物はメルカプトエタノール、システイン、メルカプトエタンスルホネートナトリウムから選ばれる。前記分離処理は5−メチルテトラヒ葉酸を溶液から分離することを指し、分離処理方法は既存技術であり、前文で引用される相関の対比文書を参照できる。
前記塩基は与5−メチルテトラヒ葉酸と塩になる無機塩基或いは有機塩基であり、前記無機塩基はアルカリ金属或いはアルカリ土類金属のアルカリ、炭酸塩、炭酸水素塩から選ばれる。前記有機塩基はアンモニア水、アミン類、ピリジン類或いはピペラジン類から選ばれ;最適は以下のものである:水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、酸性炭酸カリウム、重曹、アンモニア水、モノメチルアミン、4−二メチルピリジン或いはピペラジン。塩基は直接添加できるか、或いは溶液の形式(水溶液のような)で添加できる。
本発明はさらに化合物JK12Aが接受できる塩に関し、それはアルカリ金属塩或いはアルカリ土類金属塩から選ばれ、最適はカリウム塩、ナトリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、バリウム塩、ストロンチウム塩であり、さらに最適はカルシウム塩である。
本発明はさらに化合物JK12Aカルシウム塩の製造方法に関し、以下のステップを含む:
a)前記化合物JK12Aを極性媒体に添加するステップ;
b)塩基でpHを7〜8程度に固体が溶解するまでに調節するステップ;
c)塩化カルシウムを添加するステップ;
d)超音波処理をし、結晶体を析出させ、その後濾過し、洗浄し、乾燥するステップ。
ステップa)では、前記極性媒体は水或いは水及び水と混融できる有機溶剤の混合物であり、最適は水である。ステップb)では、前記塩基は有機塩基或いは無機塩基である。好ましくは、前記無機塩基は水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、酸性炭酸カリウム、重曹から選ばれる;前記有機塩基はアンモニア水、モノメチルアミン、4−二メチルピリジン或いはピペラジンから選ばれる。
前記の化合物JK12Aの薬物製造上の用途は薬物の活性成分とすることである。実施例16の免疫生物学的活性実験は、化合物JK12Aが薬物の製造に用いることができることを表す。前記の化合物JK12Aはさらに食品添加剤の製造にも用いる。
本発明の薬学製剤或いは組成物は上記化合物JK12Aを含み、本発明の方法で製造される化合物JK12A或いはその塩は薬学製剤に対して理想的である。活性成分以外に、本発明の薬学製剤は一種或いは多種の付形剤を含むことができ、付形剤を製剤に添加して各種の目的に用いる。上記製剤は本分野従来の方法により製造することができる。以下は本発明で製造されるJK12Aに対する分析をする。
1.紫外スペクトル(UV)分析:
器械モデル:北京普析通用、TU−1901
サンプル濃度:0.02366mg/ml
溶剤:メタノール
スキャン範囲:200.00ないし900.00 nm
スキャン間隔:0.50 nm
テスト結果:本品の紫外スペクトルは203.0nm、252.5nm及び295.5nmで最大吸収を有することを表し、帰属は−C=Oと六員環のK帯吸収であり、紫外吸收光スペクトルは図1に示すとおりである。
2. 紫外スペクトル(IR)分析:
器械モデル:Shimadzu、FTIR Presitage 21
テスト条件:KBr押しつぶし法
テスト結果:主要の吸収ピーク及び帰属は表1に示されており、紅外吸收光スペクトル図は図2に示すとおりである。
3.高分解能質量分析(HR−MS):
器械モデル:Bruker Daltonics、Inc.,APEXIII 7.0TESLAFTMS
テスト結果:本品は高分解能質量分析測定元素により組成される。マススペクトルエレクトロスプレーイオン化イオン源アニオンパターンで456.16376ピークを検出し得て、本品の元素組成はC20H23N7O6であることを証明する。データリストは表2に示すとおりであり、マススペクトル図は図3に示すとおりである。
4.核磁気共鳴スペクトル(NMR分析)
器械モデル:Bruker、 AVANCE III500MHz UltraShielD−PlusTMDigital NMR spectrometer
溶剤:D
テスト項目:
H−NMR、13C−NMR、DEPT135、H−HCOSY、H−HNOESY、HSQC、HMBC
テスト結果:NMRスペクトル図は図4−10に示すとおりである。帰属状況は表3と表4に示す。
(実施例1)
JK12AのI結晶形製造
窒素保護の状態で5グラムの5−メチルテトラヒ葉酸を取り、反応バルブに置き、50グラムの水を添加し、攪拌し、飽和炭酸ナトリウムで溶液pHを7.5に調節して、固体は完全に溶解して透明になった。2.5グラムの活性炭を添加し、酸素ガスボールシールド一晩を経て反応させる。HPLC検出原料反応完了後、濾過し、濾液を50%の酢酸でpHを4.8に調節し、結晶体を析出させ、濾過し、濾過ケーキを別々エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して3.0グラムの黄色固体を得た。化学純度は87.53%である。
(実施例2)
JK12AのI結晶形製造
窒素保護の状態で5グラムの5−メチルテトラヒ葉酸を取り、反応バルブに置き、40グラムの水を添加し、攪拌し、90%モノメチルアミンで溶液pHを7.0に調節し、固体は完全に溶解し透明になった。2.5グラムの活性炭を添加し、酸素ガスボールシールド一夜を経て反応させた。HPLC検出原料反応完了後、濾過し、10%塩酸で濾液のpHを3.0に調節し、結晶体を析出させ、濾過し、濾過ケーキを別々エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して2.5グラムの黄色固体を得た。化学純度は97.37%である。
(実施例3)
JK12AのI結晶形製造
窒素保護の状態で5グラムの5−メチルテトラヒ葉酸を取り、反応バルブに置き、40グラムの水を添加し、攪拌し、10%水酸化ナトリウムで溶液pHを7.5に調節し、固体は完全に溶解し透明になった。2.5グラムの活性炭を添加し、オープン状態で一晩を経て反応させた。HPLC検出原料反応完了後、濾過し、50%の酢酸で濾液のpHを4.2に調節し、結晶体を析出させ、濾過し、濾過ケーキを別々エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して2.3グラムの黄色固体を得た。化学純度は95.00%である。
(実施例4)
JK12AのI結晶形製造
窒素保護の状態で73.3グラムの5−メチルテトラヒ葉酸を取り、反応バルブに置き、580グラムの水を添加し、攪拌し、10%水酸化ナトリウムで溶液pHを7.2に調節し、固体は完全に溶解し透明になった。40グラムの活性炭を添加し、酸素ガスボールシールド一晩を経て反応する。HPLC検出原料反応完了後、濾過し、 50%の酢酸で濾液のpHを4.0に調節し、結晶体を析出させ、濾過し、濾過ケーキを別々エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して47.8グラムの黄色固体を得た。化学純度は96.20%である
(実施例5)
JK12AのI結晶形製造
窒素保護の状態に10グラムの5−メチルテトラヒ葉酸を取り、反応バルブに置き、80グラムの水を添加し、攪拌し、10%水酸化ナトリウムで溶液pHを7.3に調節し、固体は完全に溶解し透明になった。5グラムの活性炭を添加し、オープンして攪拌下で一晩を経て反応させた。HPLC検出原料反応完了後、濾過し、50%の酢酸で濾液のpHを4.0に調節し、結晶体を析出させ、濾過し、濾過ケーキを別々エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して6.0グラムの黄色固体JK12Aを得た。化学純度は99.42%である。
(実施例6)
JK12AのI結晶形製造
窒素保護の状態で5グラムの5−メチルテトラヒ葉酸を取り反応バルブに置き、40グラムの水を添加し、攪拌し、10%水酸化ナトリウムで溶液pHを7.5に調節し、固体は完全に溶解し透明になった。5グラムの活性炭を添加し、酸素ガスボールシールド一晩を経て反応する。HPLC検出原料反応完了後、濾過し、濾液を50%の酢酸でpHを4.8に調節し、結晶体を析出させ、濾過し、濾過ケーキを別々エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して2.7グラムの黄色固体JK12Aを得た。化学純度は99.60%である。
(実施例7)
JK12AのI結晶形製造
窒素保護の状態で5グラムの5−メチルテトラヒ葉酸を取り、反応バルブに置き、50グラムの水を添加し、攪拌し、10%水酸化ナトリウムで溶液pHを7.2に調節し、固体は完全に溶解し透明になった。4グラムの活性シリカゲルを添加し、酸素ガスボールシールド一晩を経て反応させる。HPLC検出原料反応完了後、濾過し、50%の酢酸で濾液のpHを4.5に調節し、結晶体を析出させ、濾過し、濾過ケーキを別々エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して2.3グラムの黄色固体JK12Aを得た。化学純度は98.41%である。
(実施例8)
JK12AのII結晶形製造
2.0グラムのJK12Aを取り、22グラムの水を添加し、氷水鍋に置き、攪拌下で10%水酸化ナトリウムを滴下し、溶液pHを6.7に調節し、固体は完全に溶解し、反応液を高密度儀に転換し、滴加50%の酢酸を滴下し溶液pHを5.2に調節し、30min反応させた後に濾過し、濾過ケーキを別々水、エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して1.0グラムの黄色固体JK12Aを得た。化学純度は98.2%である。
(実施例9)
JK12AのII結晶形製造
5.0グラムのJK12Aを取り、50グラムの水を添加し、氷水鍋に置き、攪拌下で10%水酸化ナトリウムを滴下し、溶液pHを7.5に調節し、固体は完全に溶解し、反応液を高密度儀に転換し、溶液pHが4.0になるまで50%の酢酸を滴下し、30min反応させた後に濾過し、濾過ケーキを別々水、エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して2.2グラムの黄色固体JK12Aを得た。化学純度は98.5%である。
(実施例10)
JK12AのII結晶形製造
8.0グラムのJK12Aを取り、120グラムの水を添加し、氷水鍋に置き、攪拌下で10%水酸化ナトリウムを滴下し、溶液pHを8.0に調節し、固体は完全に溶解し反応液を高密度儀に転換し、溶液pHが5.0になるまで50%の酢酸を滴下し、30min反応させた後に濾過し、濾過ケーキを別々水、エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して5.2グラムの黄色固体JK12Aを得た。化学純度は98.7%である。
(実施例11)
JK12Aカルシウム塩の製造
4.0グラムのJK12Aを取り、20グラムの水を添加し、室温で攪拌し、10%水酸化ナトリウムを添加し、溶液pHを7.0に調節し、固体は完全に溶解し、反応液を10℃まで温度を下げ、4.0グラムの50%塩化カルシウム溶液を添加し、10分攪拌した後で25mlアルコールを添加し、30minで高密度反応をさせ、濾過し、濾過ケーキを別々エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して、JK12Aカルシウム塩3.5グラムを得た。化学純度は97.6%である。
(実施例12)
JK12Aの還元
3グラムのJK12A(純度96.64%)を取り、60グラムの水を添加し、攪拌下で10%水酸化ナトリウムでpHを7.0に調節し、固体は全部溶解し、その後2グラムのKBH4を緩やかに添加し、1h攪拌し続けた。その後、反応液を検査した。5−メチルテトラヒ葉酸含有量は71.26%である。
(実施例13)
JK12Aの還元
3グラムのJK12A(純度96.64%)を取り、60グラムの水を添加し、攪拌下で10%水酸化ナトリウムでpHを7.2に調節し、固体は全部溶解し、その後2グラムのNABH4を緩やかに添加し、1.5h攪拌し続けた。その後、反応液を検査した。5−メチルテトラヒ葉酸含有量は79.32%である。
(実施例14)
JK12Aの還元
10グラムのJK12A(純度96.64%)を取り、150グラムの水を添加し、攪拌下で10%水酸化ナトリウムでpHを7.0に調節し、固体は全部溶解し、その後1.0グラムのPD/Cを添加し、均一に攪拌し、H2を添加し、0.2MPAまで加圧し、2h攪拌した後で、反応液を検査し、5−メチルテトラヒ葉酸含有量は70.32%である。
(実施例15)
5−メチルテトラヒ葉酸の純化
10グラムの5−メチルテトラヒ葉酸(化学純度82%、光学純度90%)を取り、100グラムの水に添加し、攪拌下で10%水酸化ナトリウムで溶液のpHを7.0に調節し、固体は全部溶解し、5グラムの活性炭を添加し、酸素ガスボールシールド反応し、HPLC検出原料反応完了後、濾過し、10%塩酸で濾液のpHを3.0に調節し、結晶体を析出させ、濾過し、濾過ケーキを別々エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して5.2グラムの黄色固体JK12Aを得た。化学純度は97.8%である。この固体を80グラムの水に添加し、攪拌下で10%水酸化ナトリウムで溶液のpHを7.0に調節し、12グラムの水素化ホウ素ナトリウムを緩やかで添加し、4時間反応させた後で、10%塩酸でpHを3.0に調節し、結晶体を析出させ、濾過し、濾過ケーキを別々エタノール、アセトンで洗浄し、真空乾燥して、2.9グラムの5−メチルテトラヒ葉酸を得た。化学純度98.1%であり、光学純度96%である。
(実施例16)
免疫生物学的活性
実験方法:
マウス脾臓リンパ細胞の製造
マウスの脊髄を引き出して屠殺し、無菌状態でその脾臓製造単一細胞サスペンションを取り、赤血球ライセートで赤血球を除去し、細胞濃度を調節する。
CCK−8方法による、化合物のマウス脾臓リンパ細胞活性に対する影響の測定
マウス脾臓リンパ細胞サスペンションを5×10細胞/ウェルで96ウェルプレートに接種し、同時に異なる濃度の化合物を添加し、また相応の溶媒参照及び培養液背景参照を設ける。総体積は200μlである。37℃、5%CO培養器で48時間ほど培養する。培養が完了する前8−10時間にCCK−8溶液を添加する。培養が完了したあとで、マイクロプレートリーダ450nM(参考650nM)のところでOD値を測定する。
3H−TDR取り込み法による、化合物のマウス脾臓Tリンパ細胞増殖功能に対する影響の測定
マウス脾臓リンパ細胞サスペンションを5×10細胞/ウェルで96ウェルプレートに接種し、ConA(終了濃度5 μg/ml)、異なる濃度の化合物を添加し、かつ相応の無ConA参照ウェル及び無薬物参照ウェルを設ける。37℃、5%CO培養器で48時間ほど培養する。培養が完了する前8時間に、各ウェルに25μl 3H−チミジル酸(10μCi/ml)を添加する。実験が完了するまでに培養し続ける。細胞収集器械で細胞をグラス繊維膜に収集し、シンチレーションソルチョンを添加した後でBetAカウンター(MiCroBetA Trilux、PerkinElmer)で細胞DNAに取り込まれた3H−TDRの量を読み込む。Cpm値で細胞増殖の状況を表す。
初歩選別結果は、前記化合物JK12Aが(1.024と0.41 μM)マウスTリンパ細胞増殖に対して著しい抑制作用を有することを表す。
(実施例17)
JK12AのI結晶形のX線回折図条件及びデータ
器械モデル:Bruker D8 Advance XRD
回折線:銅輻射CuKα((40 kV、 40 mA)
スキャン速度率:8°/min (2θ値)
スキャン範囲:5° 〜 45 (2θ値)
Peak Search Report (41 Peaks、 Max P/N = 25.4)
PEAK: 27−pts/ParaBolic Filter、 Threshold=3.0、 Cutoff=0.1%、 BG=3/1.0、 Peak−Top=Summit
(実施例18)
JK12AのII結晶形のX線回折図条件及びデータ
器械モデル:Bruker D8 Advance XRD
回折線:銅輻射 CuKα((40 kV、 40 mA)
スキャン速度率:8°/min (2θ値)
スキャン範囲:5° 〜 45 (2θ値)
Peak Search Report (45 Peaks、 Max P/N = 32.8)
PEAK: 21−pts/ParaBolic Filter、 Threshold=3.0、 Cutoff=0.1%、 BG=3/1.0、 Peak−Top=Summit

Claims (29)

  1. JK12Aと略称とされる、下記一般式Iで表される構造を有する化合物[4−(2−アミドゲン−10−メチル−4−オキシ−6,7,8,9−テトラヒ−4A,7−エピミノピリミド[4,5−B][1,4]ジアゼピン−5(4H)−イル)ベンゾイル]−グルタメート、或いは前記化合物JK12Aの立体異性体。
  2. 請求項1に記載の化合物JK12Aの結晶体。
  3. 請求項1に記載の化合物JK12Aの薬学的に許容可能な塩或いは当該塩の立体異性体。
  4. 前記の塩は結晶塩であることを特徴とする、請求項3に記載の塩。
  5. 前記の塩はカルシウム塩であることを特徴とする、請求項3または4に記載の塩。
  6. 前記化合物JK12Aの結晶体はI結晶形或いはII結晶形であって、その中に、
    I結晶形X線回折図は2θ角が13.3±0.2、14.0±0.2、16.9±0.2、19.1±0.2、24.4±0.2、27.6±0.2である場所に回折ピークを有する;或いは
    II結晶形X線回折図は2θ角が6.8±0.2、12.2±0.2、13.7±0.2、15.9±0.2、18.4±0.2、23.0±0.2である場所に回折ピークを有することを特徴とする、請求項2に記載の化合物JK12Aの結晶体。
  7. 結晶形X線回折図は2θ角が13.3、14.0、16.9、19.1、24.4、27.6である場所に回折ピークを有する;或いは
    II結晶形X線回折図は2θ角が6.8、12.2、13.7、15.9、18.4、23.0である場所に回折ピークを有することを特徴とする、請求項6に記載の化合物JK12Aの結晶体。
  8. I結晶形X線回折図は、ほぼ図11のような図形であり;
    II結晶形X線回折図は、ほぼ図12のような図形であることを特徴とする、請求項2に記載の化合物JK12Aの結晶体。
  9. 5−メチルテトラヒ葉酸に対して酸化することを特徴とする、請求項1に記載の化合物JK12Aの製造方法。
  10. a)前記5−メチルテトラヒ葉酸を極性媒体に添加するステップ;
    b)塩基でpHを6〜8程度に調節するステップ;
    c)酸化剤を添加し、攪拌するステップ;
    d)酸でpHを3〜5程度に調節するステップ;
    e)結晶体を析出させるステップ
    含むことを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載の化合物JK12Aの結晶体のI結晶形の製造に用いる請求項9に記載の製造方法。
  11. 前記ステップa)では、前記極性媒体は水或いは水と混融できる有機溶剤の混合物であることを特徴とする、請求項10に記載の製造方法。
  12. 前記ステップb)では、前記塩基は有機塩基或いは無機塩基であることを特徴とする、請求項10に記載の製造方法。
  13. 前記ステップc)では、前記酸化剤は空気、或いは酸素ガス、或いは過酸化水素であることを特徴とする、請求項10に記載の製造方法。
  14. 前記無機塩基は水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、酸性炭酸カリウム、重曹から選ばれ;
    前記有機塩基はアンモニア水、モノメチルアミン、4−二メチルピリジン或いはピペラジンから選ばれることを特徴とする請求項12に記載の製造方法。
  15. 前記ステップd)では、前記酸は有機酸或いは無機酸であることを特徴とする、請求項10に記載の製造方法。
  16. 前記無機酸は塩酸、硫酸、臭化水素酸から選ばれ;
    前記有機酸は蟻酸、酢酸、メチルベンゼンスルホン酸から選ばれることを特徴とする、請求項15に記載の製造方法。
  17. ステップc)の前に高表面活性物質を添加するステップをさらに含み、
    前記高表面活性物質は活性炭、活性シリカゲル、活性アルミナから選ばれ、その中前記高表面活性物質の使用量は5−メチルテトラヒ葉酸質量の0.05〜10倍であり、好ましくは0.5〜2倍であり、更に好ましくは0.5〜1倍であることを特徴とする、請求項10〜16のいずれか一項に記載の製造方法。
  18. 前記化合物JK12Aは超音波処理により、極性媒体におけるpH≧3の状態で結晶することを特徴とする、請求項6〜8のいずれか一項に記載のJK12Aの結晶体のII結晶形製造方法。
  19. 前記極性媒体は水或いは水と混融できる有機溶剤の混合物であることを特徴とする、請求項18に記載の製造方法。
  20. a)前記化合物JK12Aを極性媒体に添加するステップ;
    b)塩基でpHを6〜10程度に固体が溶解するまでに調節するステップ;
    c)超音波処理をし、かつ酸でpHを3〜6程度に調節し、結晶体を析出させるステップ
    を含むことを特徴とする、請求項18または19に記載の製造方法。
  21. 前記ステップb)では、前記塩基は有機塩基或いは無機塩基であることを特徴とする、請求項20に記載の製造方法。
  22. 前記無機塩基は水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、酸性炭酸カリウム、重曹から選ばれ;
    前記有機塩基はアンモニア水、モノメチルアミン、4−二メチルピリジン或いはピペラジンから選ばれることを特徴とする、請求項21に記載の製造方法。
  23. 前記ステップc)では、前記酸は有機酸或いは無機酸であることを特徴とする、請求項20に記載の製造方法。
  24. 前記無機酸は塩酸、硫酸、臭化水素酸から選ばれ;
    前記有機酸は蟻酸、酢酸、メチルベンゼンスルホン酸から選ばれることを特徴とする、請求項23に記載の製造方法。
  25. 前記化合物JK12Aを5−メチルテトラヒ葉酸に還元することを特徴とする、請求項1に記載の化合物JK12Aを5−メチルテトラヒ葉酸に転換する転換方法。
  26. まず、前記化合物JK12Aを水に塩基を加えて溶解させ、その後脱酸剤を加えて反応させ、分離処理により5−メチルテトラヒ葉酸を得ることを特徴とする、請求項25に記載の転換方法。
  27. 前記脱酸剤は水素化硼素化合物、或いは還元性ガス、或いはスルフヒドリル化合物であることを特徴とする、請求項26に記載の転換方法。
  28. 前記水素化硼素化合物は水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素カリウム、トリ−tert−ブチル水素化ホウ素カリウムから選ばれ;
    前記還元性ガスはH2、ボロン水素から選ばれる;前記スルフヒドリル化合物はメルカプトエタノール、システイン、メルカプトエタンスルホネートナトリウムから選ばれることを特徴とする、請求項27に記載の転換方法。
  29. 請求項1に記載の化合物JK12Aを薬物の活性成分或いは食品添加剤とする方面の用途。
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