JP2015500095A5

JP2015500095A5 -

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Publication number: JP2015500095A5
Application number: JP2014546069A
Authority: JP
Filing date: 2012-12-06
Publication date: 2016-01-28
Anticipated expiration: 2032-12-06

Claims

使い捨て注射器用投与制御機構であって、プランジャ（１４）と、ハウジング（２０）と、ネジ（３０）とを備え、前記プランジャ（１４）は、その外部表面に並目ピッチネジ（１４Ｂ）を有し、前記ハウジングは、対応する並目ピッチガイド（２０Ｃ）を前記ハウジング（２０）の内部表面に沿って有し、前記ネジは、アダプタ（１８）の細目ピッチナット（１８Ｂ）と連結する細目ピッチネジ（３０Ｂ）を有し、前記アダプタ（１８）は、前記ハウジング（２０）に関して近位又は遠位方向において前記プランジャ（１４）の移動中に、それらの間の相対運動を防止するように前記ハウジング（２０）とともに固定され、
前記プランジャ（１４）は、内部環状空間（１４Ｃ）を有し、その中に、ネジ（３０）が少なくとも部分的に存在し、前記並目ピッチネジ（１４Ｂ）を有する前記プランジャ（１４）は、前記対応する並目ピッチガイド（２０C)に沿って回転可能であり、
前記プランジャ（１４）の少なくとも一部分は、前記プランジャ（１４）および前記ネジ（３０）間の軸方向の滑りを可能にする構成において回転して締められ、回転して締められる前記ネジ（３０）の対応する部分と連結し、前記遠位方向に前記ネジ（３０）を移動させる第１方向における前記プランジャ（１４）の軸方向の回転、前記近位方向に前記ネジ（３０）を移動させる第１方向とは逆の方向における前記プランジャ（１４）の軸方向の回転、前記並目ピッチネジ（１４Ｂ）の前記ピッチと前記細目ピッチネジ（３０Ｂ）の前記ピッチとの比が前記遠位方向における前記ネジ（３０）の平行移動を規定する、投与制御機構（１０）。
前記並目ピッチネジ（１４Ｂ）及び前記細目ピッチネジ（３０Ｂ）間のピッチ比が、ほぼ１：１からほぼ２０：１である、請求項１に記載の投与制御機構（１０）。
前記並目ピッチネジ（１４Ｂ）及び前記細目ピッチネジ（３０Ｂ）間のピッチ比が、ほぼ４：１、ほぼ３：１，ほぼ２：１から成る群から選択される、請求項１−２のいずれか一項に記載の投与制御機構（１０）。
前記ネジ（３０）は、ネジ連結部（３０Ａ）特徴部と、任意で、リング３２とを有する、請求項１−３のいずれか一項に記載の投与制御機構（１０）。
前記ハウジング（２０）は、その近位端でハウジング用カバー（１６）を有し、使用者がハウジング（２０）内で前記プランジャ（１４）の場所を見ることを可能にする為にウィンドウ（２０Ａ）を有する、請求項１−４のいずれか一項に記載の投与制御機構（１０）。
前記プランジャ（１４）は、前記プランジャ（１４）の前記外部表面に一つ以上の投与マーキング（１４Ａ）を有し、前記ハウジング（２０）は、一つ以上のガイドマーキング（２０Ｂ）を有し、これらを用いて、プランジャ用投与マーキング（１４Ａ）を整列させて投与を設定する、請求項１−５のいずれか一項に記載の投与制御機構（１０）。
使用者による使用の際、プランジャ（１４）は軸方向に第１距離（Ｄ１）だけ平行移動し、ネジ（３０）を軸方向に第２距離（Ｄ２）だけ平行移動させ、第１距離（Ｄ１）は第２距離（Ｄ２）より大きい、請求項１−６のいずれか一項に記載の投与制御機構（１０）。
バレル（１４０）と、プランジャ用シール（１３６）と、バレル先端（１５２）、ニードル（１５４）、請求項１−７のいずれか一項に記載の投与制御機構を有するバレルアダプタアセンブリ（１５０）とを備える、正確な投与薬物送達用注射器（１００）であって、
前記ネジ（３０）の平行移動が、前記注射器（１００）から前記ニードル（１５４）を通る薬物送達の為に前記プランジャ用シール（１３６）の平行移動を生じさせる、注射器（１００）。
一端でネジ（３０）に、他端でプランジャ用シール（１３４）に連結されたプランジャ用ロッド（１３４）を更に備える、請求項８に記載の注射器（１００）。
前記注射器は、使用時充填型注射器（１００）、事前充填型注射器（２００）、安全型注射器（３００）、あるいは、これらの組み合わせである、請求項８−９のいずれか一項に記載の注射器（１００）。
前記ハウジング（２０）は、その近位端でハウジング用カバー（１６）を有し、使用者がハウジング（２０）内で前記プランジャ（１４）の場所を見ることを可能にする為にウィンドウ（２０Ａ）を有し、前記プランジャ（１４）は、前記プランジャ（１４）の前記外部表面に一つ以上の投与マーキング（１４Ａ）を有し、前記ハウジング（２０）は、プランジャ用投与マーキング（１４Ａ）を整列させる一つ以上のガイドマーキング（２０Ｂ）を前記ウィンドウ（２０Ａ）に有する、請求項８−１０のいずれか一項に記載の注射器（１００）。
制御機構（１０）を備える注射器（４００）を製造する方法であって、
（ｉ）注射器用バレル（４４０）の遠位端にバレルアダプタアセンブリ（４５０）を装着するステップと、
（ｉｉ）前記注射器用バレル（４４０）の近位端を通してプランジャ用シール（４３６）を装着するステップと、
（ｉｉｉ）前記注射器用バレル（４４０）の前記近位端に制御機構（１０）を装着するステップであって、前記制御機構（１０）は、前記プランジャ用シール（４３６）に接触したままである、前記ステップと、
を備える、注射器（４００）を製造する方法。
前記注射器用バレル（４４０）の近位端を通してプランジャ用シール（４３６）を装着するステップの前に、流体物質で少なくとも部分的に前記バレル（４４０）を充填するステップを更に備える、請求項１２に記載の注射器（４００）を製造する方法。
前記アダプタ（１８）は、近位アダプタ部分（４１８Ｐ）及び遠位アダプタ部分（４１８Ｄ）を有する二構成要素アダプタである、請求項１２−１３のいずれか一項に記載の注射器（４００）を製造する方法。
前記近位アダプタ部分（４１８Ｐ）は、一つ以上の連結プロング（４１８Ｅ）を有し、前記遠位アダプタ部分（４１８Ｄ）は、対応する連結部を有し、ともに押しつけられると、連結プロング（４１８Ｅ）は、前記アダプタの２つの部分（４１８Ｐ、４１８Ｄ）を結合させるように、統合、噛み合い、あるいは、別の方法で連結させる、請求項１４に記載の注射器（４００）を製造する方法。