JP2012513266A5

JP2012513266A5 -

Info

Publication number: JP2012513266A5
Application number: JP2011542784A
Authority: JP
Filing date: 2009-12-18
Publication date: 2013-01-31
Anticipated expiration: 2029-12-18

Description

停止位置Ｂにおいて用量を投与するために、使用者は投与エレメント３４を注射デバイス１の遠位端１１の方向に押す。それにより、係合機構３１は、終端位置Ｃに到達するまで、用量投与セクション４２の経路に従う。この動きにより、ピストンロッド５は、また、長手方向軸方向に向かって動き、そしてそれにより、薬剤はカートリッジ６から押し出される。この実施態様において、用量投与セクション４２は、長手方向軸１に対して純粋に平行でない方向に動く。用量投与セクション４２の末端において、逆止め機構４５が位置する。係合機構３１は、停止位置Ｂから終端位置Ｃの方向へ動くとき、戻り止め機構４４を通過することができる。しかしながら、係合機構４１は、反対方向に動くとき、逆止め機構４５を通過することができない。

Claims

薬物の固定用量を投与するための注射デバイスであって：
駆動部材（３）を含む駆動機構が少なくとも部分的に囲まれるハウジング（２）、
駆動部材（３）に対して恒久的に固定される投与エレメント（３４）
を含み、
ここで用量は、ハウジング（２）に対して投与エレメント（３４）を用量設定方向（ｓ）に回転させることにより設定することができ、そして用量はハウジング（２）の方向に対して投与エレメント（３４）を押すことにより投与することができる、上記注射デバイス。
駆動部材（３）とねじ係合するピストンロッド（５）を含む請求項１に記載の注射デバイス。
用量を設定するために、投与エレメント（３４）を停止位置（Ｂ）に達するまで回転さ
せ、ここで投与エレメント（３４）は更に用量設定方向（ｓ）に回転させることはできない、請求項１又は２に記載の注射デバイス。
設定された用量は、投与エレメント（３４）を用量設定方向（ｓ）と反対方向に回転させることにより取り消すことができる請求項１〜３のいずれかに記載の注射デバイス。
ハウジング（２）が、駆動部材（３）の係合機構（３１）に係合する内部ねじ山（４）を有する請求項１〜４のいずれかに記載の注射デバイス。
ハウジング（２）が長手方向軸（ｌ）を有し、そしてハウジング（２）の内部ねじ山（４）が、長手方向軸（ｌ）の２つの閉じ込め位置（４ａ、４ｂ）の間で振動する請求項５に記載の注射デバイス。
用量設定方向（ｓ）に沿って、ハウジング（２）の内部ねじ山（４）が、数個の連続した同一のセグメント（４０）を含む請求項６に記載の注射デバイス。
内部ねじ山（４）の各セグメント（４０）は、長手方向軸（ｌ）に対して傾いている用量設定セクション（４１）、及び用量設定セクション（４１）より長手方向軸（ｌ）に対してより少なく傾いている用量投与セクション（４２）を含む請求項６又は７に記載の注射デバイス。
駆動部材（３）の係合機構（３１）の移動を用量設定セクション（４１）に沿って行うことを可能にし、そして用量投与セクション（４２）に沿って後退移動することを阻止する逆止め機構（４５）を含む請求項８に記載の注射デバイス。
内部ねじ山（４）がそれ自身で閉じる請求項５〜９のいずれか１項に記載の注射デバイス。
駆動部材（３）が、少なくとも部分的にピストンロッド（５）を囲み、そしてピストンロッド（５）の係合機構（５１）と係合する内部ねじ山（３２）を有する駆動スリーブである請求項１〜１０のいずれか１項に記載の注射デバイス。
ピストンロッド（５）がハウジングとねじ係合する請求項１１に記載の注射デバイス。
ピストンロッド（５）が二条親ねじである請求項１２に記載の注射デバイス。
駆動スリーブの内部ねじ山（３２）が、最終利用可能用量の投与後、用量の完全設定を阻止する停止面（３３）を含む請求項１１〜１３のいずれか１項に記載の注射デバイス。
ピストンロッド（５）が備えられ、ピストンロッド（５）が、薬物が含まれているカートリッジ（６）内に配列されたピストン（６１）に作動し、そして用量を投与中、ピストンロッド（５）の側方運動が、駆動部材（３）の側方運動とは異なる請求項１〜１４のいずれか１項に記載の注射デバイス。
固定用量の薬物を投与するための注射デバイスの操作方法であって：
Ａ）注射デバイスのハウジング（２）に対して投与エレメント（３４）を用量設定方向（ｓ）に回転させることにより用量を設定する工程であって、それにより、工程Ａ）の途中、又は終了時に用量を取消すことができ；
Ｃ）投与エレメント（３４）を用量設定方向（ｓ）と反対方向に回転させる工程；
を含む、上記注射デバイスの操作方法。
投与エレメント（３４）をハウジング（２）の方向に押す工程を含む請求項１６に記載の方法。
ピストンロッド（５）が、駆動部材（３）とねじ係合する請求項１６又は１７に記載の方法。
用量を設定するために、投与エレメント（３４）を停止位置（Ｂ）に達するまで回転させ、ここで投与エレメント（３４）は更に用量設定方向（ｓ）に回転させることはできない、請求項１６〜１８のいずれかに記載の方法。