JP2015231021A - 半導体レーザー装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体レーザー装置およびその製造方法 Download PDF

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君男 鴫原
和重 川▲崎▼
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和重 川▲崎▼
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Abstract

【課題】コーティング膜の剥がれを抑制することのできる半導体レーザー装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】準備工程で準備すべき半導体レーザーバー本体1は、上面1a、下面1b、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面1c、1dを備えている。半導体レーザー装置110は、溝6を備えている。溝6は、半導体レーザーバー本体1の端面を凹ませることで形成されている。溝6は、基板面側(上面1a側)から結晶成長面側(下面1b側)にわたって連続的に伸びている。スクライブ跡4は、上面1a側に設けられる。溝6は幅が20μmであり、奥行きが10μmであり、幅Wの中心がスクライブ跡4の延長線上にくるように設ける。分割工程は、コーティング工程の後に、半導体レーザーバー10本体にスクライブを行い、複数の半導体レーザー装置110に分割するものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザー装置およびその製造方法に関する。
図10は、従来の半導体レーザーバー100を示す斜視図である。図10に示す半導体レーザーバー100は、半導体レーザーバー本体101と、前端面コーティング膜102と、後端面コーティング膜103と、を備えている。半導体レーザーバー100の一方の面にスクライブ跡104が形成され、その反対側の面にブレード105が配置されている。スクライブ跡104は、半導体レーザーバー本体101の基板面側に入れる場合が多い。ブレード105で力を加えることにより半導体レーザーバー100を分割することで、半導体レーザーチップ101aまたは半導体レーザーミニバーを形成することができる。
特開2012−64886号公報
上述した従来の半導体レーザー装置100は端面が一様に平坦であり、この端面にはコーティング膜が設けられる。通常は、コーティング膜を設けた後の半導体レーザーバーにスクライブを施して分割を行う。
分割は、図10に示すスクライブ跡104を入れた基板面の反対の結晶成長面に押し当て、半導体レーザーバー100を湾曲させるようにして行う。一般に、後端面コーティング膜103の膜厚は、前端面コーティング膜102の膜厚に比べて厚い。これは、前端面から多くの光を出射させるために、前端面反射率を低反射率、後端面反射率を高反射率とするからである。一般に前端面コーティング膜102及び後端面コーティング膜103の材料は酸化物であるため、半導体レーザー素子本体の半導体材料とは、剛性率、ヤング率、ポアッソン比等の材料物性値が異なる。このため、分割開始時の基板面においては、半導体レーザーバー本体101と後端面コーティング膜103が同時には割れずに、一方が先に割れることになる。
図11は、従来の半導体レーザーバー100における素子分割工程を示す図である。図11は、後端面コーティング膜103が先に割れる場合を示しているが、半導体レーザーバー本体101が先に割れる場合もある。いずれにしても同時には割れないため、スクライブ跡104が形成された半導体基板側の角では、常に後端面コーティング膜103と半導体レーザーバー本体101の接着が弱いか、或いは後端面コーティング膜103が剥がれていることになる。
分割した半導体レーザーチップ101aあるいは半導体レーザーミニバー等は、ハンダを用いてサブマウント106にダイボンドするのが一般的である。この際、ハンダの融点以上に加熱して、半導体レーザーチップ101aあるいは半導体レーザーミニバーと、サブマウント106とを接合させる。コーティング膜の材料と半導体レーザーの材料は、熱膨張係数等の材料物性値が異なるため、加熱時にコーティング膜に歪が生じ、その歪の値がある値を超えるとコーティング膜は容易に半導体レーザーチップの端面から剥離してしまう。この歪の値は、コーティング膜の膜厚が厚いほど大きくなる。
図12は、ダイボンド後における従来の半導体レーザーチップのコーティング膜剥がれを示す図であり、340℃で60秒間の加熱を行って半導体レーザーチップ101aとサブマウント106を接合した半導体レーザー装置である。図12において、半導体レーザーチップ101aと、サブマウント106と、半導体レーザーチップ101aの結晶成長面側部分107aと、半導体レーザーチップ101aの基板面側部分107bとがそれぞれ図示されている。図12は、半導体レーザーチップ101aの基板面側部分107bの角において、後端面コーティング膜が剥がれている様子を図示している。
図13は、従来の半導体レーザーミニバー101bにおけるコーティング膜剥がれを示す図である。390℃で30秒間の加熱を行った半導体レーザーミニバー101bを示している。図13には、サブマウント106とは接合せずに、単に半導体レーザーミニバー101bを390℃、30秒加熱した例を示す。半導体レーザーチップ101a同様に、基板面側の角の後端面コーティング膜108bが剥がれている様子を図示している。
なお、前端面コーティング膜でも同様なことが起こり得るが、膜厚の厚い後端面コーティング膜の方が顕著な現象となるので、本背景技術では後端面コーティング膜を例に説明した。
上記の特許文献1では溝を有する半導体レーザー装置が記載されているが、上述したコーティング膜剥がれに関する記載は無い。
以上説明したように、従来の半導体レーザーバー100にスクライブを施して分割を行うと、チップとなった半導体レーザー装置の角に、コーティング膜と半導体レーザー素子本体との間の接着不良領域が生じてしまう。この接着不良領域に起因して、分割後にチップとなった半導体レーザー装置をサブマウント106等にハンダで接合すると、コーティング膜が剥がれるという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、コーティング膜の剥がれを抑制することのできる半導体レーザー装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
第1の発明にかかる半導体レーザー装置の製造方法は、上面、下面、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面を備え、半導体レーザー素子を形成した半導体レーザーバー本体を準備する工程と、前記端面にコーティング膜を形成するコーティング工程と、前記コーティング工程の後に、前記半導体レーザーバー本体にスクライブを行い、複数の半導体レーザー装置に分割する分割工程と、を備え、前記端面に、前記コーティング膜を部分的に設けず又は前記半導体レーザーバー本体の端面を凹ませることで、前記上面から前記下面まで伸びる溝を形成し、前記2つの側面が並ぶ向きを幅方向とした場合に、前記溝の幅は、前記スクライブの分割位置ばらつきの最大値以下であり、前記分割工程は、前記溝と交差するように前記上面または前記下面に前記スクライブを行う。
第2の発明にかかる半導体レーザー装置の製造方法は、上面、下面、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面を備え、半導体レーザー素子を形成した半導体レーザーバー本体を準備する工程と、前記端面にコーティング膜を形成するコーティング工程と、前記コーティング工程の後に、前記半導体レーザーバー本体にスクライブを行い、複数の半導体レーザー装置に分割する分割工程と、を備え、前記端面は、前記2つの側面の一方の側から他方の側まで段差なく平らであり、前記コーティング膜に、前記半導体レーザーバー本体の前記端面が部分的に露出する溝が前記上面から前記下面に渡って設けられ、前記分割工程は、前記溝と交差するように前記上面または前記下面に前記スクライブを行う。
第3の発明にかかる半導体レーザー装置の製造方法は、上面、下面、互いに反対向きである前端面および後端面、および互いに反対向きの2つの側面を備え、半導体レーザー素子を形成した半導体レーザーバー本体を準備する工程と、前記前端面に前端面コーティング膜を形成し、前記後端面に後端面コーティング膜を形成するコーティング工程と、前記コーティング工程の後に、前記半導体レーザーバー本体にスクライブを行い、複数の半導体レーザー装置に分割する分割工程と、を備え、前記後端面コーティング膜は、前記下面の側に第1部分を有し、前記上面の側に前記第1部分より薄い第2部分を有し、前記第2部分と交差するように前記上面に前記スクライブを行う。
第4の発明にかかる半導体レーザー装置は、上面、下面、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面を備える半導体レーザー素子本体と、前記端面に設けられたコーティング膜と、を備え、前記半導体レーザー素子本体の隅に、前記コーティング膜を部分的に設けず又は前記半導体レーザー素子本体の端面の両端を凹ませることで、前記上面から前記下面まで伸びる溝が設けられ、前記2つの側面が並ぶ向きを幅方向とした場合に、前記溝の幅が、10μm以下である。
第5の発明にかかる半導体レーザー装置は、上面、下面、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面を備える半導体レーザー素子本体と、前記端面に設けられたコーティング膜と、を備え、前記端面は、前記2つの側面の一方の側から他方の側まで段差なく平らであり、前記コーティング膜に、前記半導体レーザー素子本体の隅において前記端面が部分的に露出する露出部が、前記上面から前記下面に渡って設けられたものである。
第6の発明にかかる半導体レーザー装置は、上面、下面、互いに反対向きである前端面および後端面と、および互いに反対向きの2つの側面を備え、前記前端面からレーザー光が出射する半導体レーザー素子本体と、前記後端面に設けられた後端面コーティング膜と、を備え、前記後端面コーティング膜は、前記下面の側に第1部分を有し、前記上面の側の少なくとも前記半導体レーザー素子本体の隅に前記第1部分より薄い第2部分を有する。
第1、4の発明によれば、コーティング膜の剥がれを生じうる部分に溝を設けたので、スクライブに起因するコーティング膜の剥がれを抑制することができる。
第2、5の発明によれば、コーティング膜の剥がれを生じうる部分に端面を露出させる部分を設けたので、スクライブに起因するコーティング膜の剥がれを抑制することができる。
第3、6の発明によれば、スクライブが行われる上面の側に薄い第2部分を設けたので、スクライブに起因するコーティング膜の剥がれを抑制することができる。
本発明の実施の形態1にかかる半導体レーザー装置の製造方法を示す図であり、スクライブ後の半導体レーザーバーの斜視図である。 本発明の実施の形態1にかかる半導体レーザー装置を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体レーザー装置の製造方法を示す図であり、スクライブ後の半導体レーザーバーの斜視図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体レーザー装置の製造方法を示す図である。 本発明の実施の形態2にかかる半導体レーザー装置を示す図である。 本発明の実施の形態3にかかる半導体レーザー装置の製造方法を示す図であり、スクライブ後の半導体レーザーバーの斜視図である。 本発明の実施の形態3にかかる半導体レーザー装置の製造方法を示す図である。 後端面コーティング膜の厚さとy軸方向距離との関係を示すグラフである。 本発明の実施の形態3にかかる半導体レーザー装置を示す図である。 本従来の半導体レーザーバーの図である。 従来の半導体レーザーバーにおける素子分割工程を示す図である。 ダイボンド後における従来の半導体レーザーチップのコーティング膜剥がれを示す図である。 従来の半導体レーザーバーにおけるコーティング膜剥がれを示す図である。
以下の図では適宜に図中にxyz座標軸を示し、x軸方向を「幅方向」とも称す。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる半導体レーザー装置110の製造方法を示す図であり、スクライブ後の半導体レーザーバー10の斜視図である。半導体レーザーバー10は、半導体レーザーバー本体1と、レーザー光が出射する側の前端面コーティング膜2と、後端面コーティング膜3とを備えている。後端面コーティング膜3の膜厚は、前端面コーティング膜2の膜厚に比べて厚い。これにより、前端面反射率を低反射率、後端面反射率を高反射率として、前端面から多くの光を出射させる。前端面コーティング膜2及び後端面コーティング膜3の材料は例えば酸化物であり、半導体レーザーバー本体1は半導体であり、両者は材料物性値が異なる。半導体レーザーバー本体1の上面1aにはスクライブ跡4が設けられているので、ブレード5を下面1bから押し当てることで半導体レーザーバー10を分割することができる。図2は、本発明の実施の形態1にかかる半導体レーザー装置110を示す図であり、実施の形態1にかかる半導体レーザーバー10を分割することで製造される。
具体的には、本実施形態にかかる製造方法では、まず、半導体レーザーバー本体1を準備する準備工程を行う。半導体レーザーバー本体1は、上面1a、下面1b、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面1c、1dを備えている。半導体レーザーバー本体1には半導体レーザー素子が形成されている。2つの端面は前端面コーティング膜2および後端面コーティング膜3でそれぞれ覆われているので、図中には符号を付していない。半導体レーザー素子がファブリペロ型半導体レーザー素子である場合には、2つの端面は共振器面となる。図示しないが、半導体レーザーバー本体1は上面1a側に半導体基板を含み、この半導体基板上に下面1b側に向かって結晶成長した複数の半導体層が設けられている。この複数の半導体層は、例えば活性層、この活性層を挟むp型およびn型のガイド層、およびガイド層を挟むp型およびn型のクラッド層を含む。最終的には、上面1aと下面1bそれぞれに電極が形成される。
半導体レーザーバー10は、溝6を備えている。溝6は、半導体レーザーバー本体1の後端面を凹ませることで形成されている。溝6は、半導体レーザーバー本体1の基板面側(上面1a側)から結晶成長面側(下面1b側)にわたって連続的に伸びている。図1では省略しているが、複数の溝6が、半導体レーザーバー10の幅方向(つまりx軸方向)に、例えば等間隔で設けられている。後述するように、分割工程のスクライブにより、スクライブ跡4が上面1a側(つまり基板面側)に設けられる。一例として、溝6は幅が20μmであり、奥行きが10μmである。幅Wの中心がスクライブ跡4の延長線上にくるように、溝6の位置が設定される。溝6の幅Wは、スクライブの分割位置ばらつきの最大値以下である。スクライブの分割位置ばらつきの最大値は、20μmであることが好ましい。なお、幅方向(つまりx軸方向)は、2つの側面1c、1dが並ぶ向きである。
このように溝6の幅Wを20μmとしたのは、現在のスクライブ分割技術における分割位置ばらつきの最大値、つまり分割位置精度が、±10μm程度だからである。今後、スクライブ分割技術が進歩し、精度があがればそれに合わせて狭めてもよい。溝6の幅Wを20μmとした場合、この20μmという値は、幅10mmの半導体レーザーバー10では1/500の大きさであり、幅4mmの半導体レーザーミニバーに対しては1/200の大きさであり、図2に示す幅W=500μmの半導体レーザー装置110に対しては2/50(つまり4%)の大きさであり、非常に狭い幅である。
次に、コーティング工程を行う。コーティング工程は、端面に後端面コーティング膜3を形成するものである。実施の形態1では、溝6の底の部分にも部分的に後端面コーティング膜3が設けられている。実施の形態1では後端面にのみ溝6を設けているが、本発明はこれに限られず、前端面にのみ溝6を設けてもよく、あるいは前端面と後端面の両方に溝6を設けてもよい。一般にコーティング膜は電子ビーム蒸着法あるいはスパッタ法で作製されるので、後端面コーティング膜3は、溝6の底部、および溝6以外の端面に形成される。なお、前端面コーティング膜2も別途コーティングが行われれば良く、説明は省略する。
次に、分割工程を行う。分割工程は、コーティング工程の後に、半導体レーザーバー10本体にスクライブを行い、これを複数の半導体レーザー装置110に分割するものである。この分割工程は、溝6と交差するように上面1aにスクライブを行うことで、スクライブ跡4を上面1aに形成するものである。半導体レーザーバー10の分割は、ブレード5を下面1b(つまり結晶成長面)に当てて、上面1a側(つまり基板面側)に張力をかけ、下面1b側(つまり結晶成長面側)に圧力をかけることで行う。
以上説明した実施の形態1によれば、スクライブに起因する後端面コーティング膜3の剥がれを抑制できる。すなわち、スクライブ跡4の延長線近傍においては、半導体レーザーバー本体1と後端面コーティング膜3との接着が弱くなっている。図12で説明したように、ハンダを用いてサブマウント等とチップ化された半導体レーザー装置とをダイボンドすると、角の部分から剥がれが発生しうる。しかしながら、実施の形態1においては、後端面コーティング膜3と半導体レーザー素子本体11の間の接着不良領域を溝6内に留めることができる。これにより剥がれ発生箇所を溝6の内に留めることができるので、溝6以外に設けた後端面コーティング膜3の剥がれを抑制できる。
図2に示す半導体レーザー装置110は、上記の分割工程を経て提供される。半導体レーザー装置110は、半導体レーザー素子本体11、前端面コーティング膜2、および後端面コーティング膜3を備えており、幅Wを有する。半導体レーザー素子本体11は、上面11a、下面11b、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面11c、11dを備える。後端面コーティング膜3は、半導体レーザー素子本体11の端面に設けられている。半導体レーザー素子本体11の隅に、半導体レーザー素子本体11の端面の両端を凹ませることで、上面11aから下面11bまで伸びる溝61が設けられている。2つの側面11c、11dが並ぶ向きを幅方向とした場合に、溝6の幅Wが20μ以下なので、溝61の幅Wは10μm以下となる。溝61により、スクライブに起因する後端面コーティング膜3の剥がれを抑制することができる。
なお、前掲した特許文献1(特開2012−64886号公報)は、コーティング膜の成膜時の膜応力を低減するために、半導体レーザー装置の端面に凹部を設ける技術が記載されている。この特許文献1の例えば段落0018には、半導体レーザー装置の端面とコーティング膜との間の接触面積を少なくとも50%以上低減することが望ましいと記載されており、凹部はそのような寸法に形成されることが読み取れる。このような凹部と比較して、上述した実施の形態1における溝6の幅Wおよび溝61の幅Wは非常に狭い。つまり、特許文献1の半導体レーザー装置に設ける凹部と、実施の形態1における溝6および溝61は、その目的および構成に違いがある。
実施の形態2.
図3および4は、本発明の実施の形態2にかかる半導体レーザー装置120の製造方法を示す図である。図3は、具体的には、スクライブ後の半導体レーザーバー20の斜視図である。図5は、本発明の実施の形態2にかかる半導体レーザー装置120を示す図であり、実施の形態2にかかる半導体レーザーバー20を分割することで製造される。
まず、準備工程において、半導体レーザーバー本体1を準備する。半導体レーザーバー本体1は、上面1a、下面1b、互いに反対向きの前端面(図示せず)および後端面1e、および互いに反対向きの2つの側面1c、1dを備え、半導体レーザー素子を形成したものである。後端面1eは、2つの側面1c、1dの一方の側から他方の側まで段差なく平らである。
次に、コーティング工程を行う。図4は、コーティング工程を示す斜視図である。コーティング工程は、後端面1eに後端面コーティング膜3を形成するものである。後端面コーティング膜3に、溝16が上面1aから下面1bに渡って設けられている。この溝16から、半導体レーザーバー本体1の後端面1eが部分的に露出している。以下、後端面1eにおける溝16から露出した部分を、露出部16eとも称す。
図4では省略しているが、複数の溝16が、半導体レーザーバー20の幅方向(つまりx軸方向)に、例えば等間隔で設けられている。溝16の幅Wは、スクライブの分割位置ばらつきの最大値以下である。具体的には、溝16の幅Wは20μm程度とすることができる。
図4を用いて後端面1eの一部に後端面コーティング膜3を形成しない方法の一例を説明すると、実施の形態2では棒状の遮蔽物27を用いている。後端面コーティング膜3は電子ビーム蒸着法あるいはスパッタ法等でコーティング材料を飛翔させて端面に形成するので、後端面1eの手前に遮蔽物27を置くと、遮蔽物27で隠れた後端面1eの一部には後端面コーティング膜3が形成されない。遮蔽物27としては、直径が20μmの金線等が考えられる。遮蔽物27の幅を20μmとした理由は、実施の形態1で述べたスクライブ分割位置精度によるものである。分割位置精度があがれば更に幅の狭い遮蔽物27を適用すれば良い。
次に、分割工程を行う。分割工程は、コーティング工程の後に、半導体レーザーバー20本体にスクライブを行い、複数の半導体レーザー装置120に分割するものである。分割工程は、溝16から露出した露出部16eと交差するように上面1aにスクライブを行うものである。
以上のように、実施の形態2では、後端面1eにおけるスクライブ跡4の延長線上に、幅20μm程度の溝16を設けている。半導体レーザーバー20が分割される領域には、後端面コーティング膜3が無いため、半導体レーザーバー本体1と後端面コーティング膜3との接着不良領域自体がない。このため、サブマウント106等とのダイボンド時に後端面コーティング膜3の剥がれが生じない。
図5に示す半導体レーザー装置120は、上記分割工程を経て提供される。半導体レーザー装置120は、半導体レーザー素子本体11、前端面コーティング膜2、および後端面コーティング膜3を備えており、幅Wを有する。半導体レーザー素子本体11は、上面11a、下面11b、互いに反対向きの前端面(図示せず)および後端面11e、および互いに反対向きの2つの側面11c、11dを備える。後端面11eは、2つの側面11c、11dの一方の側から他方の側まで段差なく平らである。後端面コーティング膜3は、後端面11eの中央に設けられている。半導体レーザー素子本体11の両方の隅に、後端面コーティング膜3を部分的に設けないことで、上面11aから下面11bまで伸びる露出部116eが設けられている。露出部116eは、後端面11eの一部が露出したものであり、幅Wを有している。幅Wは、実施の形態1における溝61と同じ寸法である。これにより、スクライブに起因する後端面コーティング膜3の剥がれを抑制することができる。
なお、実施の形態2では、後端面1eは、2つの側面1c、1dの一方の側から他方の側まで段差なく平らであった。しかしながら本発明はこれに限られない。後端面1eに段差が設けられていてもよく、この場合も同様に溝16を設ければよい。
なお、実施の形態2では、後端面コーティング膜3が前端面コーティング膜2よりも厚いので後端面コーティング膜3に溝16を設けたが、本発明はこれに限られず、前端面コーティング膜2に溝16を設けてもよい。
実施の形態3.
図6〜図8は、本発明の実施の形態3にかかる半導体レーザー装置130の製造方法を示す図である。図6は、具体的には、スクライブ後の半導体レーザーバー30の斜視図である。図9は、本発明の実施の形態3にかかる半導体レーザー装置130を示す図であり、実施の形態3にかかる半導体レーザーバー30を分割することで製造される。
まず、準備工程において、半導体レーザーバー本体1を準備する。半導体レーザーバー本体1は、上面1a、下面1b、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面1c、1dを備え、半導体レーザー素子を形成したものである。
次に、コーティング工程を行う。コーティング工程は、端面に後端面コーティング膜33を形成するものである。後端面コーティング膜33は、下面1b側に第1部分33aを有し、上面1a側に第1部分33aより薄い第2部分33bを有している。図7は、実施の形態3における後端面コーティング膜33の作製方法の一例を示す斜視図である。図7に示す製造方法の一例には、z軸方向の寸法Lである半導体レーザーバー31と、この半導体レーザーバー31を上下から挟み込むダミーバー8と、が図示されている。半導体レーザーバー31に設けた半導体レーザー素子がファブリペロ型半導体レーザー素子である場合には、この寸法Lが共振器長である。ダミーバー8のz軸方向の寸法はLbである。半導体レーザーバー31の後端面9が、2本のダミーバー8の隙間から露出している。z軸方向におけるダミーバー8の寸法Lbは、半導体レーザーバー30のz軸方向における寸法Lよりも長くする。
通常のコーティングでは、後端面9に対して垂直にコーティング材料が飛翔するようにする。これに対し、実施の形態3では、半導体レーザーバー30の後端面9の法線に対して角度θだけ傾けた方向から、コーティング材料が飛翔するようにする。このように角度を設定することで、後端面9の基板側に、長さCl=(Lb−L)tan(θ)の領域だけ、ダミーバー8の影を作り出すことができる。図8は、後端面コーティング膜33の厚さとy軸方向距離との関係を示すグラフである。ダミーバー8の影になる領域は理想的にはコーティングされないと考えられるが、実際はコーティング材料の回り込みがある。よって、図8に示すように基板面(つまり上面1a)に近づくほど後端面コーティング膜33が薄くなるように、第2部分33bの厚さが減少する。角度θの調節は、半導体レーザーバー30自体を傾ければ容易に行うことができる。
図6および図9では、第1部分33aと第2部分33bとを厚さが不連続となるように階段状に図示しているが、本発明は第1部分33aと第2部分33bが階段状になるものに限られず、図8に示すように第2部分33bが徐々に薄くなる斜面を有するものであってもよい。なお、図8に示すように、第2部分33bの最小厚さ部分は0となるようにすることが好ましい。
次に、分割工程を行う。分割工程は、コーティング工程の後に、半導体レーザーバー30本体にスクライブを行い、複数の半導体レーザー装置130に分割するものである。このとき、上面1aにスクライブを行うことでスクライブ跡4を設けるとともに、下面1bにはブレード5を当てる。
実施の形態3によれば、後端面コーティング膜33に、第1部分33aおよび第2部分33bを設けてある。スクライブ跡4を設けた上面1a側(言い換えると基板面側)には、第2部分33bが設けられている。第2部分33bは、半導体レーザーバー30を分割する際に張力をかける側であり、第1部分33aは、圧力をかける側である。
第2部分33bが薄く形成されているので、ブレード5により圧力をかけて分割するときに半導体レーザーバー本体1と後端面コーティング膜33との接着不良が起こりにくくなる。このため、チップに分割された半導体レーザー装置130をサブマウント等にハンダを用いてダイボンドする際、後端面コーティング膜33の剥がれが発生し難くなる。また、光が出射される活性層は結晶成長面側にあり、結晶性面側つまり下面1b側は厚めの第1部分33aを設けているので、通常通りの厚さで後端面コーティング膜33を形成することができる。従って出射光は通常の反射率を感じ、レーザー発振特性は通常と変わらないという利点がある。
図9に示す半導体レーザー装置130は、分割工程を経て提供される。半導体レーザー装置130は、半導体レーザー素子本体11、前端面コーティング膜2、および後端面コーティング膜33を備えており、幅Wを有する。半導体レーザー素子本体11は、上面11a、下面11b、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面11c、11dを備える。後端面コーティング膜33は、後端面に設けられている。後端面コーティング膜33は、下面11b側に第1部分33aを有し、上面11a側の少なくとも半導体レーザー素子本体11の隅に第1部分33aより薄い第2部分33bを有する。これにより、スクライブに起因する後端面コーティング膜33の剥がれを抑制することができる。
なお、実施の形態3では、後端面コーティング膜33について述べたが、本発明はこれに限られるものではない。前端面コーティング膜2のみに、同様に第1部分33aおよび第2部分33bを設けてもよい。あるいは前端面コーティング膜2および後端面コーティング膜33の両方に、同様に第1部分33aおよび第2部分33bを設けてもよい。また、実施の形態3では、第2部分33bを、半導体レーザーバー30の幅方向(つまりx軸方向)に、連続的に設けている。しかしながら本発明はこれに限られない。後端面コーティング膜33におけるスクライブ跡4の延長線上の一部を、薄く形成してもよい。
1、101 半導体レーザーバー本体、1a、11a 上面、1b、11b 下面、1c、11c 側面、1e、9、11e 後端面、2、102 前端面コーティング膜、3、33、103 後端面コーティング膜、10、20、30、31、100、301a 半導体レーザーバー、4、104 スクライブ跡、5、105 ブレード、6、16、61 溝、8 ダミーバー、11 半導体レーザー素子本体、16e、116e 露出部、27 遮蔽物、33a 第1部分、33b 第2部分、101a 半導体レーザーチップ、101b 半導体レーザーミニバー、106 サブマウント、107a 結晶成長面側部分、107b 基板面側部分、108b 後端面コーティング膜、110、120、130 半導体レーザー装置

Claims (12)

  1. 上面、下面、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面を備え、半導体レーザー素子を形成した半導体レーザーバー本体を準備する工程と、
    前記端面にコーティング膜を形成するコーティング工程と、
    前記コーティング工程の後に、前記半導体レーザーバー本体にスクライブを行い、複数の半導体レーザー装置に分割する分割工程と、
    を備え、
    前記端面に、前記コーティング膜を部分的に設けず又は前記半導体レーザーバー本体の端面を凹ませることで、前記上面から前記下面まで伸びる溝を形成し、
    前記2つの側面が並ぶ向きを幅方向とした場合に、前記溝の幅は、前記スクライブの分割位置ばらつきの最大値以下であり、
    前記分割工程は、前記溝と交差するように前記上面または前記下面に前記スクライブを行う半導体レーザー装置の製造方法。
  2. 上面、下面、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面を備え、半導体レーザー素子を形成した半導体レーザーバー本体を準備する工程と、
    前記端面にコーティング膜を形成するコーティング工程と、
    前記コーティング工程の後に、前記半導体レーザーバー本体にスクライブを行い、複数の半導体レーザー装置に分割する分割工程と、
    を備え、
    前記端面は、前記2つの側面の一方の側から他方の側まで段差なく平らであり、
    前記コーティング膜に、前記半導体レーザーバー本体の前記端面が部分的に露出する溝が前記上面から前記下面に渡って設けられ、
    前記分割工程は、前記溝と交差するように前記上面または前記下面に前記スクライブを行う半導体レーザー装置の製造方法。
  3. 前記2つの側面が並ぶ向きを幅方向とした場合に、前記溝の幅は、前記スクライブの分割位置ばらつきの最大値以下である請求項2に記載の半導体レーザー装置の製造方法。
  4. 前記スクライブの分割位置ばらつきの最大値は、20μmである請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体レーザー装置の製造方法。
  5. 上面、下面、互いに反対向きである前端面および後端面、および互いに反対向きの2つの側面を備え、半導体レーザー素子を形成した半導体レーザーバー本体を準備する工程と、
    前記前端面に前端面コーティング膜を形成し、前記後端面に後端面コーティング膜を形成するコーティング工程と、
    前記コーティング工程の後に、前記半導体レーザーバー本体にスクライブを行い、複数の半導体レーザー装置に分割する分割工程と、
    を備え、
    前記後端面コーティング膜は、前記下面の側に第1部分を有し、前記上面の側に前記第1部分より薄い第2部分を有し、
    前記第2部分と交差するように前記上面に前記スクライブを行う半導体レーザー装置の製造方法。
  6. 前記第1部分と前記第2部分の厚さが不連続である請求項5に記載の半導体レーザー装置の製造方法。
  7. 前記第2部分における前記上面の側の端は、厚さが零である請求項5に記載の半導体レーザー装置の製造方法。
  8. 上面、下面、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面を備える半導体レーザー素子本体と、
    前記端面に設けられたコーティング膜と、
    を備え、
    前記半導体レーザー素子本体の隅に、前記コーティング膜を部分的に設けず又は前記半導体レーザー素子本体の端面の両端を凹ませることで、前記上面から前記下面まで伸びる溝が設けられ、
    前記2つの側面が並ぶ向きを幅方向とした場合に、前記溝の幅が、10μm以下である半導体レーザー装置。
  9. 上面、下面、互いに反対向きの2つの端面、および互いに反対向きの2つの側面を備える半導体レーザー素子本体と、
    前記端面に設けられたコーティング膜と、
    を備え、
    前記端面は、前記2つの側面の一方の側から他方の側まで段差なく平らであり、
    前記コーティング膜に、前記半導体レーザー素子本体の隅において前記端面が部分的に露出する露出部が、前記上面から前記下面に渡って設けられた半導体レーザー装置。
  10. 上面、下面、互いに反対向きである前端面および後端面と、および互いに反対向きの2つの側面を備え、前記前端面からレーザー光が出射する半導体レーザー素子本体と、
    前記後端面に設けられた後端面コーティング膜と、
    を備え、
    前記後端面コーティング膜は、前記下面の側に第1部分を有し、前記上面の側の少なくとも前記半導体レーザー素子本体の隅に前記第1部分より薄い第2部分を有する半導体レーザー装置。
  11. 前記第1部分と前記第2部分の厚さが不連続である請求項10に記載の半導体レーザー装置。
  12. 前記第2部分における前記上面の側の端は、厚さが零である請求項10に記載の半導体レーザー装置。
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