JP2015223867A - ラゲージツールボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】工具を効率的に収容することが可能なラゲージツールボックスを提供する。
【解決手段】ラゲージツールボックス40は、工具収容空間S1を有する工具収容部41を備え、工具収容空間S1は、平面視円形状をなすとともに、上方に向かうにつれて面積が大きくなる形で上方に開口されており、ジャッキ81を収容することが可能な中央空間S2と、中央空間S2をその短辺方向の両側から挟む形で配される一対の側方空間S3,S4と、から少なくとも構成され、一方の側方空間S3を構成する底面52B1は、他方の側方空間S4を構成する底面53A1よりも上方に配され、中央空間S2を構成する底面51A1は、他方の側方空間S4を構成する底面53A1よりも下方に配されていることに特徴を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ラゲージツールボックスに関する。
従来、車両荷室に設けられた収容凹部を覆うフロアボードが知られている(下記特許文献1参照)。特許文献1においては、下方からスペアタイヤ、フロアボード、フロアマットの順に配されており、フロアボードに工具が収容される構成となっている。また、工具を収容するための部材としては、フロアボードとスペアタイヤの間に配されるラゲージツールボックスが知られている。
特開2001−206152号公報
上述したラゲージツールボックスは、収容凹部内において、スペアタイヤの上方に配される。一般的にスペアタイヤの内部空間は、略円筒状をなしている。このため、内部空間が上方を向くようにスペアタイヤを収容凹部内に設置した状態で、ラゲージツールボックスの一部を内部空間に収容することで、省スペース化を図ることができる。
しかしながら、このような構成では、ラゲージツールボックスにおいて、工具を収容するための工具収容空間の大きさが、スペアタイヤの内部空間の大きさに制限される。このような事情から、ラゲージツールボックスには、限られた工具収容空間内で、複数の工具を効率的に配置することが求められる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、工具を効率的に収容することが可能なラゲージツールボックスを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のラゲージツールボックスは、車両荷室の床下に設けられた収容凹部内においてスペアタイヤと共に収容されるラゲージツールボックスであって、前記スペアタイヤは、ホイール側凹部を有するホイールを備え、前記ホイール側凹部の開口方向が上方となるように前記収容凹部内に配されており、前記ラゲージツールボックスは、複数の工具を収容することが可能な工具収容空間を有する工具収容部を備え、前記工具収容部は、前記ホイール側凹部内に配され、前記工具収容空間は、上方に向かうにつれて開口面積が大きくなる形で上方に開口されており、さらに、前記工具収容空間は、前記工具収容空間の平面視における中心を含む長手状をなし、前記複数の工具のうち長手状をなす長手状工具を収容することが可能な中央空間と、前記中央空間をその短辺方向の両側から挟む形で配される一対の側方空間と、から少なくとも構成され、前記一対の側方空間のうち、一方の側方空間を構成する底面は、他方の側方空間を構成する底面よりも上方に配され、前記中央空間を構成する底面は、前記他方の側方空間を構成する底面よりも下方に配され、前記中央空間を構成する側壁部には、前記長手状工具を係止することが可能な係止部が形成され、前記一方の側方空間を構成する前記底面及び前記他方の側方空間を構成する前記底面は、前記係止部よりも高い位置に配されていることに特徴を有する。
本発明においては、工具収容空間が少なくとも3つの空間(中央空間及び一対の側方空間)から構成されている。3つの空間のうち、中央空間は、工具収容空間の平面視における中心を通る長手状をなしている。このため、工具収容空間の範囲内で長手方向の長さを設定することができ、一対の側方空間に比べて長さを確保し易く、より長い長手状工具を収容することができる。
さらに、一対の側方空間のうち、一方の側方空間を構成する底面は、他方の側方空間を構成する底面よりも上方に配されている。本発明では、ホイールのホイール側凹部に工具収容部が嵌合される。ここで、上方に向かうにつれて開口面積が大きくなる工具収容空間の形状を設計する際には、工具収容空間を構成する底面の位置を上方に設定する程、底面の面積を大きくし易い。このため、一方の側方空間を構成する底面が他方の側方空間を構成する底面と同じ高さに配されている構成と比べて、一方の側方空間を構成する底面の面積をより大きくすることができる。この結果、一方の側方空間により多く(又はより大型)の工具を収容することができる。以上のように、本発明では、工具収容空間を少なくとも3つの空間に分け、各空間を構成する底面の高さをそれぞれ異なるものとすることで、工具を効率的に収容することができる。
また、前記長手状工具は、ジャッキとされ、前記中央空間は、車両前後方向に長い長手状をなしているものとすることができる。
ジャッキは、ラゲージツールボックス内に収容される工具の中で比較的長い工具であり、中央空間に収容する工具として好適である。また、中央空間を、車両前後方向に長い長手状とすれば、ジャッキを車両前後方向に沿う形で中央空間に収容することができ、車両後方から視た際の意匠性をより高くすることができる。
本発明によれば、工具を効率的に収容することが可能なラゲージツールボックスを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るラゲージツールボックスを示す斜視図 工具が収容された状態のラゲージツールボックスを示す平面図 工具が収容されていない状態のラゲージツールボックスを示す平面図 ラゲージツールボックスを示す断面図(図3のIV−IV線で切断した図に対応) ラゲージツールボックスを示す断面図(図3のV−V線で切断した図に対応)
本発明の一実施形態を図1ないし図5によって説明する。図1は、本実施形態のラゲージツールボックス40を示す斜視図である。ラゲージツールボックス40は、図4に示すように、車両荷室10における床面を構成するフロアボード11の下方に配される。
フロアボード11の下方(車両荷室の床下)には、フロアパネル12(フロアパン)によって、上方に開口された収容凹部13が構成されている。収容凹部13には、スペアタイヤ20(テンパータイヤ又はグランドタイヤ)が収容されている。ラゲージツールボックス40は、収容凹部13内においてスペアタイヤ20の上方に配されている。
スペアタイヤ20は、図4に示すように、ホイール21と、円環状をなすタイヤ本体部22と、を備えている。ホイール21は、ホイール側凹部23を有する略円筒状をなしている。スペアタイヤ20は、ホイール側凹部23の開口方向が上方となるように収容凹部13内に配されている。また、ホイール21のホイール側凹部23は、上方に向かうにつれて径が大きくなる円錐台状をなしている。つまり、ホイール側凹部23は、上方に向かうにつれて開口面積が大きくなる形状をなしている。
ラゲージツールボックス40は、例えば、合成樹脂製とされ、射出成形によって成形される。なお、ラゲージツールボックス40の材質及び製法は、これに限定されない。
ラゲージツールボックス40は、複数の工具を収容することが可能な工具収容部41と、工具収容部41の上端から水平方向に延びるボックス周端部42と、を備えている。工具収容部41は、下方に凹む形状をなしており、ホイール21のホイール側凹部23に対して上方から嵌合する構成となっている。言い換えると、工具収容部41は、タイヤ本体部22及びホイール21によって囲まれた空間に収容されている。
ボックス周端部42は、板状をなし、平面視略方形状とされる。ボックス周端部42は、図3に示すように、工具収容部41の全周に亘って設けられており、収容凹部13の開口端によって支持される構成となっている。また、ボックス周端部42の車両前端部(図2の左側の端部)には、ジャッキハンドル88を収容することが可能な溝部42Aが形成されている。
また、ボックス周端部42の車幅方向における側端部の車両後端には、図1に示すように、切欠部67が形成されている。これにより、ラゲージツールボックス40を取り外す際には、作業者が切欠部67を通じてボックス周端部42の下側に手を差し入れることができる(図4参照)。
工具収容部41は、上方が開口された略箱状とされ、平面視においては、ホイール21のホイール側凹部23の形状に倣う円形状をなしている。工具収容部41の内部空間には、複数の工具が収容される。図2に示すように、工具収容部41の内部空間(工具が収容される工具収容空間S1)は、平面視円形状をなしている。また、工具収容部41の底壁部51Aは、図4に示すように、スペアタイヤ20と共に、締結部材15(ボルト部材)によって、収容凹部13の底部14に共締めされている。
具体的には、締結部材15は、底壁部51Aに貫通形成されたボックス側貫通孔43Aと、ホイール21に貫通形成されたホイール側貫通孔24Aの双方に挿通された後、その下端部において、底部14に設けられた台座部14Aに締結されている。なお、ホイール側貫通孔24Aは、車両のハブが挿通されるハブ孔とされる。
また、図3に示すように、底壁部51Aにおいて、ボックス側貫通孔43Aの外側となる箇所には、長孔部43B,43Bが貫通形成されている。長孔部43B,43Bは、それぞれボックス側貫通孔43Aの孔縁部45に沿って延びる円弧状をなしている。
このような長孔部43B,43Bを形成することで、孔縁部45の剛性が低くなり、孔縁部45は、上下方向(板厚方向)に撓み変形が可能となっている。つまり、長孔部43B,43Bは、孔縁部45の高さを変位可能とする高さ可変部を構成するものとされる。
これにより、例えば、スペアタイヤ20の種類が変わるなどして、ホイール21の高さが変化した場合において、孔縁部45の高さを変位させることができ、孔縁部45をホイール21の上面に当接させることができる。この結果、孔縁部45とホイール21の間に隙間が生じることがなく、締結部材15によって、ラゲージツールボックス40とスペアタイヤ20とを収容凹部13の底部14に対してより確実に共締めすることができる。
本実施形態では、工具として、例えば、ジャッキ81、ハブナットレンチ82、車両牽引用のフック83、ドライバ84、小型スパナ85、大型スパナ86、プライヤ87が工具収容空間S1に収容されている。具体的には、工具収容部41を構成する壁部には、各工具の形状に倣う凹部(工具嵌合凹部)がそれぞれ形成されており、各工具は、対応する工具嵌合凹部にそれぞれ嵌合されている(詳しくは後述)。
次に、工具収容部41の構成について詳しく説明する。工具収容部41は、図4に示すように、車幅方向における中央に配される中央部51と、中央部51を車幅方向(図4の左右方向)の両側から挟む形で配される一対の側端部52,53と、を備えている。
中央部51は、図4に示すように、上方に開口された略U字状をなしている。中央部51の内部空間は、車両前後方向に延びる長手状をなし、ジャッキ81が収容される中央空間S2とされる。中央空間S2は、工具収容空間S1の平面視における中心C1(図3参照)を含む空間とされる。
また、中央部51の底壁部51A(中央空間S2を構成する底壁部)は、図5に示すように、車両前側(図5の左側)に向かうにつれて低くなる段差状をなしている。このため、ジャッキ81(長手状工具)は、中央空間S2内において、車両前後方向に沿うとともに、その車両後端部が車両前端部に比べて高くなるように傾斜した状態で収容されている。なお、ジャッキ81は、工具収容部41内に収容される工具のうち、最も長さが大きい工具である。
また、図1及び図4に示すように、中央部51を構成する側壁部51Bには、ジャッキ81を係止可能な係止孔47Aが貫通形成され、中央部51を構成する側壁部51Cには、ジャッキ81を係止可能な係止孔47Bが貫通形成されている。ジャッキ81は、工具収容部41内に収容された状態では、車幅方向(図4の左右方向)の長さを調節可能となっている。
このため、図4に示すように、車幅方向(図4の左右方向)の長さを小さくした状態でジャッキ81を工具収容部41内に収容した後、車幅方向の長さが大きくなるようにジャッキ81を変形させることで、ジャッキ81の車幅方向の各端部を係止孔47A,47Bに対して、それぞれ係止させることができる。
これにより、専用の固定部材を設けることなく、ジャッキ81を工具収容部41内で確実に固定することができる。また、ジャッキ81を係止孔47A,47Bに係止させることで、工具収容部41の剛性をより高くすることができる。なお、本実施形態では、図5に示すように、フロアボード11においてジャッキ81の車両後端部に対応した部分がより高い位置に配されている。
工具収容部41の側端部52は、図2に示すように、車両進行方向を基準として中央部51の右側に配されている。側端部52には、上方に開口された複数の工具嵌合凹部52A,52B,52C,52Dが形成されている。工具嵌合凹部52A,52B,52C,52Dは、それぞれ一方の側方空間S3を構成するものとされる。
本実施形態では、工具嵌合凹部52Aにはドライバ84が嵌合され、工具嵌合凹部52Bには、小型スパナ85が嵌合されている。また、工具嵌合凹部52Cには大型スパナ86が嵌合され、工具嵌合凹部52Dには、プライヤ87が嵌合されている。
工具収容部41の側端部53は、車両進行方向を基準として中央部51の左側に配されている。側端部53には、上方に開口された複数の工具嵌合凹部53A,53Bが形成されている。工具嵌合凹部53A,53Bは、それぞれ他方の側方空間S4を構成するものとされる。本実施形態では、工具嵌合凹部53Aにはハブナットレンチ82が嵌合され、工具嵌合凹部53Bには、フック83が嵌合されている。
なお、各工具嵌合凹部の内面には、一対の突起部が形成されている。一対の突起部によって工具が挟持されることで、工具が工具嵌合凹部内で固定される構成となっている。一対の突起部として、図1では、工具嵌合凹部53Aの内面に形成された一対の突起部53A2,53A2を例示してある。
工具嵌合凹部53Aにハブナットレンチ82を嵌合させる際には、一対の突起部53A2,53A2が互いに遠ざかるように弾性的に撓み変位し、一対の突起部53A2,53A2の対向間隔が大きくなることで、一対の突起部53A2,53A2の間にハブナットレンチ82を配することができる。
工具収容部41は、水平方向に沿って切断した断面の面積が、下方に向かうにつれて小さくなる形状をなしている。これにより、工具収容部41を成形型で成形する際の型抜きを容易にすることができる。また、このような形状とすることで、ホイール21のホイール側凹部23(工具収容部41が嵌合される嵌合凹部)に対して工具収容部41を脱着させる作業を容易に行うことができる。
このような工具収容部41の形状に起因して、工具収容空間S1は、図4に示すように、上方に向かうにつれて開口面積が大きくなる形で上方に開口されている。また、工具収容空間S1は、図2及び図4に示すように、上述した中央空間S2と、一対の側方空間S3,S4と、から構成されている。一対の側方空間S3,S4は、中央空間S2をその短辺方向(車幅方向、図2の上下方向)の両側から挟む形で配されている。
本実施形態では、工具嵌合凹部52A,52B,52C,52Dを構成する底面52A1,52B1,52C1,52D1(一方の側方空間S3を構成する底面)は、工具嵌合凹部53A,53Bを構成する底面53A1,53B1(他方の側方空間S4を構成する底面)に比して上方に配されている(図3及び図4参照)。
なお、図4には、工具嵌合凹部53Aを構成する底面53A1と、工具嵌合凹部53Bを構成する底面53B1、及び工具嵌合凹部52Bを構成する底面52B1を図示してある。
また、中央空間S2を構成する底面51A1は、底面53A1及び底面53B1よりも下方に配されている。つまり、底面51A1は、工具収容空間S1を構成する底面において最も低い位置に配されている。
また、工具嵌合凹部52A,52B,52C,52Dを構成する底面52A1,52B1,52C1,52D1は、係止孔47A,47Bよりも高い位置に配されており、工具嵌合凹部53A,53Bを構成する底面53A1,53B1は、係止孔47A,47Bよりも高い位置に配されている。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態においては、工具収容空間S1が3つの空間を有している。3つの空間のうち、中央空間S2は、平面視円形状をなす工具収容空間S1の平面視における中心を通る長手状をなしている。このため、工具収容空間S1の直径の範囲内で長手方向の長さを設定することができ、他の空間S2,S3に比べて長さを確保し易く、工具収容空間S1に収容される工具の中のうち、より長い長手状工具(ジャッキ81)を収容することができる。
さらに、一対の側方空間S3,S4のうち、一方の側方空間S3を構成する底面52A1,52B1,52C1,52D1は、他方の側方空間S4を構成する底面53A1,53B1よりも上方に配されている。
本実施形態では、ホイール21のホイール側凹部23に工具収容部41が嵌合される。ここで、ホイール側凹部23は円錐台形状、つまり、上方に向かうにつれて開口面積が大きくなる形状をなしている。このため、ホイール側凹部23に収まるように上方に向かうにつれて開口面積が大きくなる工具収容空間S1の形状を設計する際には、工具収容空間S1を構成する底面の位置を上方に設定する程、底面の面積を大きくし易い。
このため、一方の側方空間S3を構成する底面52A1,52B1,52C1,52D1が他方の側方空間S4を構成する底面53A1,53B1と同じ高さに配されている構成と比べて、一方の側方空間S3の底面52A1,52B1,52C1,52D1の面積をより大きくすることができる。これにより、一方の側方空間S3により多く(又はより大型)の工具を収容することができる。
なお、仮に、底面53A1,53B1を底面52A1,52B1,52C1,52D1と同じ高さにすれば、底面53A1,53B1の面積を本実施形態の構成よりも大きくすることができる。しかしながら、底面53A1,53B1の位置を高くすると、その分だけフロアボード11と底面53A1,53B1との間の距離、ひいては工具嵌合凹部53A,53Bの上方の空間が小さくなり、車両荷室の収容空間として利用できる空間が小さくなってしまう。
このため、本実施形態では、底面53A1,53B1を底面52A1,52B1,52C1,52D1よりも低い位置に設定している。これにより、フロアボード11と工具嵌合凹部53A,53Bの間の空間S6(図4参照)、ひいてはVDA方式によって測定される車両荷室の容量が小さくなる事態を抑制することができる。以上のように、本実施形態では、工具収容空間S1を少なくとも3つの空間S2,S3,S4に分け、各空間を構成する底面の高さをそれぞれ異なるものとすることで、各工具を効率的に収容することができる。
また、長手状工具は、ジャッキ81とされ、ジャッキ81が収容される中央空間S2は、車両前後方向に長い長手状をなしている。
ジャッキ81は、ラゲージツールボックス40内に収容される工具の中で比較的長い工具であり、長さを確保し易い中央空間S2に収容する工具として好適である。また、中央空間S2を、車両前後方向に長い長手状とすれば、ジャッキ81を車両前後方向に沿う形で中央空間S2に収容することができ、車両後方から見た際に意匠性をより高くすることができる。
本実施形態では、図5に示すように、ジャッキ81を傾斜させることで、車両前後方向の長さを小さくしつつ、工具収容空間S1に収容してある。ここで、ジャッキ81の長さが大きくなると、ジャッキ81の上端が収容凹部13からはみ出る場合がある。このような構成の場合、フロアボード11に段差部11A(図5参照)を設け、ジャッキ81の上端との干渉を避ける必要がある。この場合、ジャッキ81の上端に対応する部分のみを段差部にすると意匠性が低下することから、段差部11Aは車幅方向に延設される。
仮に、ジャッキ81を車幅方向に沿う形で収容し、その上端が収容凹部13からはみ出る場合、段差部は、車両前後方向に延設されることになる。この結果、乗員が車両荷室10を車両後方から視た際に、段差部の形状が目立ちやすくなり、意匠性が低下してしまう。本実施形態のように、ジャッキ81を車両前後方向に沿う形で収容すれば、段差部11Aを車幅方向に延設すればよいから、車両荷室10を車両後方から視た際に、段差部の形状が目立ち難く、意匠性が低下する事態を抑制することができる。
また、中央空間S2を構成する底面51A1は、他方の側方空間S4を構成する底面53A1,53B1よりも下方に配されている。これにより、中央空間S2の深さをより大きくすることができ、ジャッキ81のような比較的大型の工具を収容する際に好適である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)ラゲージツールボックス40の形状は、上記実施形態で例示したものに限定されず適宜変更可能である。また、工具収容部41に収容される工具は、上記実施形態で例示したものに限定されず、工具収容部41の形状も収容される工具の形状に応じて適宜変更可能である。
(2)工具収容部41に収容される各工具の配置は、上記実施形態で例示したものに限定されず適宜変更可能である。例えば、工具収容空間S1のうち、中央空間S2にハブナットレンチ82を収容する構成としてもよい。また、ジャッキ81を係止する係止部は、係止孔47A,47Bに限定されず、凹部などとしてもよい。
10…車両荷室、13…収容凹部、20…スペアタイヤ、21…ホイール、23…ホイール側凹部、40…ラゲージツールボックス、41…工具収容部、47A,47B…係止孔(係止部)、51A1…中央空間を構成する底面、51B,51C…中央空間を構成する側壁部、52A1,52B1,52C1,52D1…一方の側方空間を構成する底面、53A1,53B1…他方の側方空間を構成する底面、81…ジャッキ(長手状工具)、82…ハブナットレンチ(工具)、83…フック(工具)、84…ドライバ(工具)、85…小型スパナ(工具)、86…大型スパナ(工具)、87…プライヤ(工具)、C1…工具収容空間の平面視における中心、S1…工具収容空間、S2…中央空間、S3…一方の側方空間、S4…他方の側方空間

Claims (2)

  1. 車両荷室の床下に設けられた収容凹部内においてスペアタイヤと共に収容されるラゲージツールボックスであって、
    前記スペアタイヤは、ホイール側凹部を有するホイールを備え、前記ホイール側凹部の開口方向が上方となるように前記収容凹部内に配されており、
    前記ラゲージツールボックスは、
    複数の工具を収容することが可能な工具収容空間を有する工具収容部を備え、
    前記工具収容部は、前記ホイール側凹部内に配され、
    前記工具収容空間は、上方に向かうにつれて開口面積が大きくなる形で上方に開口されており、
    さらに、前記工具収容空間は、
    前記工具収容空間の平面視における中心を含む長手状をなし、前記複数の工具のうち長手状をなす長手状工具を収容することが可能な中央空間と、
    前記中央空間をその短辺方向の両側から挟む形で配される一対の側方空間と、から少なくとも構成され、
    前記一対の側方空間のうち、一方の側方空間を構成する底面は、他方の側方空間を構成する底面よりも上方に配され、
    前記中央空間を構成する底面は、前記他方の側方空間を構成する底面よりも下方に配され、
    前記中央空間を構成する側壁部には、前記長手状工具を係止することが可能な係止部が形成され、
    前記一方の側方空間を構成する前記底面及び前記他方の側方空間を構成する前記底面は、前記係止部よりも高い位置に配されているラゲージツールボックス。
  2. 前記長手状工具は、ジャッキとされ、
    前記中央空間は、車両前後方向に長い長手状をなしている請求項1に記載のラゲージツールボックス。
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